あなたの大きなからだでぎゅっと。 ソマティックワーク入門 第三回 アレクサンダー・テクニーク 石井ゆりこさん(前編)

「これって恋? 」好きな人の定義ってなに?

あなたの大きなからだでぎゅっと

月曜は、大きなゴーヤを見ながら、 ブラッのクラスへ。 先週もやったように、 こし・背骨の方にからだを寄せて、上へ上へのびる。 のクラスでYさんから教わったイメージは、 からだの中を自由に泳いでいるメダカをぎゅっと からだの中心に集めるように。 なるほど。 (メダカの写真、ないです) きのうは、先週もみえたのクラスの Yさんと。 大きく手足をのばして、右うでを上にぐっと のばすと左足が引っ張られて短くなります。。 月曜のクラスでもしました。 大きく手足をのばすと、そのあと、せなか・ 肩甲骨・くび・かたあたりが ほぐれて、らくになっているのに気がつきます。 Yさんのやり方で、いっしょに、からだの中の メダカを中心に集めて、上に伸びます。 とヨガが、しぜんにつながるこのごろ。 クラスでさいごに、座ってゆっくりと 4カウントで吸って、4カウントではいて。。 と 5分くらい繰り返していると、Yさんのおなかの 中のあかちゃんも参加しているようで、 おわったあと、とても強くげんきに満ちた感じに なりました。 考えてみたら、まだおなかの中にいるだけで、 9か月の赤ちゃんは、もうちゃんと いっしょに同じ場所にいるのですね。 道をあるいていてみつけたカエル! やっぱり、カエルくんは小さくてきれいな緑色 じゃないと困ります。 ー yogablackbird.

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親にとって「イヤイヤ期」がつらい、本当の理由。

あなたの大きなからだでぎゅっと

ぼくが目をさましたのは、さきちゃんという女の子が ぼくを包んでいた包装紙を開けたときだった。 ぼくは、洗面台の鏡の前にちょこんと大事そうに置か れた。 さきちゃんは、ぼくをぐるぐると回し、しげしげと見つ めると、にこっと笑ってどこかへ行ってしまった。 ぼくのからだがどんな形をしているのか、すぐにわかっ た。 鏡にぼくの姿が映っていたからだ。 でも、ペンギンと いうせっけんだというのがわかったのは、しばらくしてか らだった。 ある時、さきちゃんよりずっと大きい男の人が、ぼくを 乱暴につかんで、水につけた。 そして両手でぼくをごしご しとこすりはじめた。 ぼくのからだは、少しとかされて、 あわになってしまった。 さきちゃんがどたどたどた、とか けて来たのは、ぼくが洗面台の小さな箱に入れられた、す ぐそのあとだった。 さきちゃんは、その男の人に何度か大きな声で文句を言 うと、ぼくをじっと見つめて、あきらめたようにどこかへ 行ってしまった。 「よう、新入りだね。 」 箱のすみで小さな四角いものが言った。 「その形からすると、きみはペンギンかぁ。 そのくちばし は、じゃまそうだねぇ。 」 「あなたはだれ?」 「ぼくは君と同じせっけんさぁ。 」 「それじゃあ、ペンギンなの。 」 「いやいや、ただのせっけんさぁ。 」 ぼくには、ただのせっけんという言葉が、わからなかっ た。 「そのうち君も、ぼくのようになるんさぁ。 といっても、 ぼくはもともとこんな形のままなんさ。 もちろん若いと きは、もっとがっちりしたからだをもっていたけどねぇ。 」 と言って、四角い小さなからだをつるりとすべらせた。 ただのせっけんは、とっても物知りだった。 大きな男の 人は 『パパ』、女の人が 『ママ』、ぼくを開けてくれた のが『さきちゃん』 と呼ばれているらしい。 そして、も うひとり『たま』 という、変な生き物がいることを教え てくれた。 ただのせっけんは、その他にもいろいろなことを教えて くれた。 中でも、ぼくがおもしろそうだなと思ったのは 『ソト』という、広い広い世界が、あの 『ドア』 の向こ うにあるということだった。 いつか行けたら いいなあと、ぼくは思った。 それからぼくは、何度も水を浴び、みんなの手でこすら れた。 からだはすりへって、特に口ばしなどは、もうほとんど なくなってしまいそうだった。 でもぼくは、なんだかとっ ても幸せだった。 からだの一部があわになっていくのが、 とてもおもしろかった。 ある日、ママさんが、小さくなったただのせっけんを、 ぼくのおしりに、ぎゅっとはりつけた。 「何でこんなところへ、くっつけられなきゃならないん だ。 」 ただのせっけんは、とても不満そうに文句を言ってい たけれど、ほんとうは、ぼくの方がとってもはずかしか った。 しばらく ぼくのおしりにくっついていた、ただのせっ けんは、「もうおわかれだ、元気でなぁ。 」と言って,ポ ロリと、水の流れといっしょに 排水溝へ、流れていって しまった。 ぼくのからだは、前よりももっと小さくなっていた。 ある時、さきちゃんが ぼくのからだをごしごししてい るとき、「きゃっ。 」 という大きな声といっしょに、ぼ くのからだが いきおいよく空を飛んだ。 しばらく、ぼくは何がおきたかわからなかったけれど、 次の瞬間、ぼくは廊下をすべっていた。 そして、そのあ とを 『たま』 という変な生き物が、すごいキバをむき出 して追いかけてくるのがわかった。 『たま』 は、するど いつめと毛むくじゃらな手でおそってきた。 パパさんが 『ドア』 をひらいたのは、『たま』が三度 目の攻撃をしかけてきた時だった。 ぼくは、するりと『た ま』 のつめをかわして、『ドア』 から『ソト』へ飛び出 した。 遠くから 「たまー!」 という、さきちゃんの声が 聞こえたとき、『ドア』 は閉められた。 『たま』 は もう追ってはこなかった。 『ソト』 は、聞いていたこととは 少し違っていた。 まるで とてつもなく大きな洗面台みたいに、『ソラ』 からは、たくさんの水が落ちてきていた。 「すごい、これが 『ソト』 なんだ。 」 ぼくは,風の力をかりて前に進んだ。 小さな水の流れに 入ると、ぼくのからだはどんどん流されていった。 どの くらい流されていたのか、気がつくと水は だれかに止め られてしまい、そのかわりに 『ソラ』 が現れた。 『ソラ』 は聞いていたとおりの 『ソラ』 だった。 「うわぁ、なんてきれいなんだ。 」 『ソラ』 には、たくさんの色のまじった大きな橋が か かっていた。 『あそこへ行きたい。 』 ぼくはそう思った。 ぼくのからだは、水に流されたおかげで ずいぶん小さ くなっていた。 「よし。 」 ぼくは流れの速いところで、小枝にひっかかった。 ぼく のからだは どんどんとかされた。 とかされたからだは、 流れのうずに巻かれ、あわになった。 ぼくは飛び上がった。 風の助けをかりて、たかくたか く飛び上がった。 「すごい、ぼくは 『ソラ』 にいる。 」 ぼくのからだは、いつのまにかあの橋のように、たく さんの色でかがやいていた。 「わーきれい。 虹がでてるわ。 」 さきちゃんとたまが、『ソラ』 を見上げていた。 まもなく、あわは はじけて消えた。 ーおわりー.

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自然でないものから合成された栄養素・・・ちょっとイメージしにくいかもしれませんね。 自然(ナチュラル)が基本(ベース)となっている、ということですね。 つまり、一般的な話としてはどちらも、同じ物質であるというわけです。 あくまで、一般的な話としてですが・・・。 「じゃあ、一般的な話でない場合は?」 というと、ちょっと事情が変わってくるんです。 分子という小さいレベルでは同じモノなのに、どうして期待される効果に違いがでるのでしょうか? その疑問について、栄養学の権威ワシントン大学のマイケル・マレー博士は、自説でこう言っています。 「ナチュラルでなければ、栄養素は体内で役に立たない。 それは、細胞にある受容体が、合成された栄養素の吸収をさまたげるからだ。 これは人間が持っている、自己防衛本能である。 」 つまり、人間はずーっと太古の昔から、21世紀の今日にいたるまで、自然の食物を口にすることで進化し、繁栄してきたわけです。 化学が発達して、食品をいろんなかたちに加工したり、薬として新しく生み出したとしても、 私たちのからだは一朝一夕にはそれに対応できないということです。 人間が持つ、受容体と呼ばれるセンサーは、からだに取り込まれたものが、私たちにとって役に立つのか、立たないのか、を瞬時に判断し、必要なら取り込むし、必要でなければ体外に出そうとする能力を持っているわけです。 その結果、柑橘系フルーツやアセロラなど、自然なものから栄養素を抽出し、成分をぎゅっと凝縮して作られたナチュラルベースの天然サプリメントは、トウモロコシの糖分から化学的に合成されたサプリメントと比べて、 期待できる効果に大きな差が出てくる! というわけなんです。 ナチュラルベースの天然サプリメントの特徴とは? 期待できる効果に差が出るのは、人間の自己防衛本能が働いた結果だけではありません。 他にも理由があるんです。 化学的に合成して作られたサプリメントは、純粋なビタミンC(アスコルビン酸)であり、それ以外に何も含まれていません。 しかし、自然のものから栄養素を抽出し固めた、ナチュラルベースの天然サプリメントには、ビタミンC(アスコルビン酸)以外に、この フラボノイドが一緒に含まれているんです。 ビタミンCとフラボノイドは、例えるなら夫婦みたいなもの。 自然界ではいつも一緒にいて、離れられない存在。 一心同体ってことですね。 このフラボノイド。 もともとは、ビタミンCと一緒に存在することが多く、ビタミンCを含む果物などを食べたとき、フラボノイドも一緒に、私たちのからだに取り入れられ、働いてくれるのです。 栄養素は、それ自体が単一で働くのではなく、他の栄養素といっしょに働いてくれることで、私たちのからだに、よい影響を与えてくれているのです。 化学的に合成されたサプリメントは、ビタミンCのフラボノイドの例のように、普段から一緒にいてくれるはずの栄養素を、いっさい含んでいないので、 栄養素同士が、力を合わせて働くことができないんです。 だから、 期待できる効果に大きな差が出るのです。 ビタミンCで言えば、 フラボノイドを一緒に含む、ナチュラルベースの、天然サプリメントを摂るべきなんです。 天然と合成を見分ける方法は? 「ナチュラルベースの天然サプリメントが、なんとなく良いらしい・・・ってことはわかったけど、じゃあ、どうやってそれを見分ければいいの?」 と思ったあなた! その時は、あなたの「目」「鼻」「手」をフル活用してみて下さい。 注目するのは、たったの3つ。 この複雑な色こそ、天然サプリメントである証なんです。 合成サプリメントは、化学合成された単一のビタミンで作られていることが多いため、このような複雑な色にはならないんですね。 天然と合成の違いとは、• 合成サプリメントは一般的に白っぽいが、天然サプリメントは、さまざまな栄養素が含まれているため、複雑な色をしている。 合成サプリメントは、純度の高い単一の栄養素から作られているため、ほとんど匂いがない。 天然サプリメントは原料となった素材のにおいがする。 天然サプリメントは、一般的に1粒1粒が大きいのに対し、合成サプリメントは小さく、複雑なかたちに加工されていることがある。 いかがですか? まったく関係のないモノから、他の物質を作ってしまう、合成という技術。 化学のちからって、ほんとすごいですよね。 この技術力があったからこそ、安い原材料から大量に別のモノを作ることができるんですからね。 驚くほど安い価格のサプリメントが売られるようになったのにも納得です。 サプリメントに対し、安い価格や、一定レベルの効果でじゅうぶんだと考える人たちにとっては、合成サプリメントでこと足りるかもしれません。 あなたがサプリメントを摂る目的って何でしたか? あなた自身の免疫力や自然治癒力をアップさせて、健康増進に役立てるためですよね? だったら、単に価格の安いモノ(合成サプリメント)を選ぶというのでは、 あまりにも、自分のからだに対して無責任すぎる・・・ とは思いませんか? 質の低いサプリメントを摂り続けたばかりに、逆に健康を害してしまう・・・そんなことでいいのでしょうか? もちろん良くはありませんよね。 大切な自分のからだは、自分で守る! これからの時代は間違いなく、これが常識となることでしょう。 極端に値段が安いモノには裏がある!なるべく自然に近いもの、ナチュラルベースの天然サプリメントを買おう! サプリメント選びで失敗しないための9つのチェックポイント.

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