WiMAXを3年で乗り換えるべき理由 月額料金が安くなる WiMAXの料金設定には「定額料金タイプ」と「段階的に吊り上がっていくタイプ」の2種類のタイプがあり、もっとも多いのは段階的に値上がりしていくプロバイダです。 月額料金が安くても、3年目には月額料金が高くなるケースが多いため、3年目のタイミングで契約しているプロバイダを見直したほうがいいでしょう。 プロバイダ 1ヶ月目 25ヶ月目以降 3年間の平均料金 カシモ WiMAX 1,380円 4,079円 3,724円 GMO WiMAX(月額割引) 2,590円 4,263円 3,680円 Broad WiMAX 2,726円 4,011円 3,649円 So-net WiMAX 3,380円 4,379円 4,046円 GMO WiMAX(キャッシュバック) 3,609円 4,263円 4,327円 nifty WiMAX 3,670円 4,350円 4,312円 UQ WiMAX 3,880円 3,880円 3,988円 BIGLOBE WiMAX 3,980円 3,980円 3,980円 契約中のプロバイダで3年目の月額料金より、他社のほうが安ければ乗り換えたほうがお得といえます。 プロバイダによって料金設定がバラバラなので比較しづらいですが、キャッシュバックや月額割引などの特典をふまえ、トータルにかかる費用や月額料金の平均で比べると比較しやすいです。 月額料金の全体の平均がおよそ4,000円ですので、毎月4,000円以上支払っている方は、3,000円台のプロバイダに乗り換えるだけで、毎月の出費を確実に安くすることができるでしょう。 実際にどれだけ安くなるのか? 「UQ WiMAX」契約中の方が、「GMOとくとくBB」の月額割引キャンペーンを利用してWiMAXを乗り換えた場合、どれほどお得になるのか、以下の比較を参考にしてください。 プロバイダ 月額料金の平均 3年間にかかる費用 GMO WiMAX(月額割引) 3,680円 132,494円 UQ WiMAX 3,988円 143,560円 月額料金の平均の差だけ見れば、 300円ほどの違いしかありませんが、3年間に換算するとおよそ12,000円もの金額差になり、3カ月分の利用料金に相当することが分かります。 わずかな月額料金の差しかなくとも、3年間の契約期間で考えると、乗り換えるメリットはかなり大きいといえるでしょう。 WiMAXの乗り換え手順 WiMAXを乗り換える時、どういった手順で手続きをおこなえばよいでしょうか。 以下では、WiMAXの乗り換えで失敗しないための手順を詳しくお伝えします。 乗り換えで失敗しないためには、以下2つのポイントを意識して手続きをおこなうとよいでしょう。 ・ネットが使えない期間がないようにする ・利用料金を二重に払わないよう気をつける プロバイダによって、申し込み後の料金発生のタイミングや、解約期限のタイミングそれぞれ違うので、解約と申し込みをどちらを先にすべきかしっかり判断することが重要です。 以下では、もっとも失敗が少ない申し込みから解約の流れをご紹介します。 乗り換え先のWiMAXを申し込む プロバイダを新たに申し込む場合、申し込みのタイミングが重要になります。 利用開始後に、日割り計算によってすぐ料金が発生する場合、前プロバイダの解約月の料金と二重に支払うことになるため、利用開始のタイミングを前プロバイダの解約日に合わせるとよいでしょう。 初月無料の特典を用意しているプロバイダであれば、いつ申し込んでも二重払いのリスクはないので、好きなタイミングに申し込んで大丈夫です。 初期費用は、事務手数料3,000と端末代(15,000円~20,000円)が目安となります。 初期費用を抑えたい方は、端末が無料で貰えるプロバイダを選ぶとよいでしょう。 利用中のWiMAXを解約する WiMAXの解約は、利用中のプロバイダに連絡をいれ、解約の申し出をするだけで簡単に手続きできます。 「違約金」や「解約期限」についてオペレータに直接確認できる電話連絡がおすすめですが、24時間いつでもネットで解約できるプロバイダもありますので、忙しい方はネットの解約窓口を利用するとよいでしょう。 解約期限を確認 WiMAXを解約する前に、利用中のプロバイダの解約期限を必ず確認しておきましょう。 WiMAXはプロバイダごとの解約期限が決められており、期限を過ぎて手続きをした場合、翌月末まで解約できなくなってしまうので注意が必要です。 解約期限が20日に設定されている場合、21日以降に手続きをおこなうと当月に解約が受け付けられず、翌月末まで解約できなくなるため、ムダに1ヶ月分の利用料金がかかります。 乗り換え先のプロバイダと2重の料金を支払わないためにも、余裕をもって解約手続きをおこないましょう。 WiMAXの乗り換え時の注意点 解約違約金がかかる WiMAXは更新月以外に解約すると高額な違約金が請求されてしまうため、更新月に解約を心がけましょう。 「更新月」とは、定期契約が終わった後に、契約を継続するか解約するか決めれる期間のことで、2年プランを契約している方は25ヵ月目、3年プランだと37ヵ月目が更新月にあたります。 もし更新月以外に解約した場合、以下の違約金が請求されます。 解約時の選択肢のひとつとして、違約金を全額負担してくれるWiMAXに乗り換えるという手段もありますので、あわせて検討してみてはいかがでしょうか。 詳しくは記事の最後にある「おすすめプロバイダ」をご覧ください。 乗り換えても速度は変わらない WiMAXは他社プロバイダに乗り換えたとしても、サービス提供元である「UQ WiMAX」は変わらないため、対応エリアの違いや、速度の違いはありません。 そのため、WiMAXの速度に不満を持っている方は、WiMAXではなく光回線への乗り換えを検討した方がよいでしょう。 光回線には、高速インターネットができる「IPv6」という機能があるので、WiMAXよりも速く、ネット回線が混雑する時間帯でも速度が遅くなりにくい特徴があります。 WiMAXの乗り換えでおすすめのプロバイダ WiMAXの乗り換えで、もっとも重要なのはプロバイダ選びです。 WiMAXは、プロバイダごとにサービスの違いはないので、月額料金の安さやキャンペーンが充実しているプロバイダを選ぶとよいでしょう。 以下では、20社以上のプロバイダのなかから、WiMAXの乗り換えでとくにおすすめしたいプロバイダをご紹介します。 キャンペーン実施中のプロバイダ 2つのキャンペーンが選べるGMOとくとくBB 「GMOとくとくBB」のWiMAXは、契約特典としてキャンペーンが2つ用意されており、キャッシュバックか月額料金割引かのどちらかを選ぶことができます。 月額割引は、月額料金が毎月およそ1,000円割引され、3年間で30,000円近く節約できる特典です。 こちらもプロバイダの中で最高額の割引額となります。 ただ注意点として、キャッシュバックは受け取り手続きが1年後で、期間内に手続きをしなければ貰い損ねる可能性があるので、受け取りが心配な方は月額割引を選ぶことをおすすめします。 対象はWiMAXのプロバイダだけでなく、光回線やケーブルテレビ、モバイルWiFiなどで、あまり知られていないネット回線にも対応してくれるのが嬉しいポイントです。 キャッシュバックの手続きで提出する書類は、解約金がわかる明細をスマホで撮影したもの、もしくは会員ページのスクリーンショットでも可能とのことなので、手続きはカンタンにできます。 残念ながら工事費や端末の未払い料金には対応してないですが、違約金でお悩みの方なら乗り換える価値は十分あるといえるでしょう。 Broad WiMAXの他の特典について詳しく知りたい方は「」をご覧ください。
次のネットが使えない期間がない、スムーズな移行をめざしたい プロバイダを変更するきっかけは、引っ越しやキャンペーンなどさまざまでしょう。 ただ、以下の場合はプロバイダを変更せずとも、届け出ることで対応が可能であることに留意しましょう。 都市部なら、回線を敷設するタイプのプロバイダではなく、UQ WiMAXや携帯電話各社のデータ通信端末を使ったワイヤレスサービスを使うという選択肢もあり得ます。 自宅周辺がサービスエリア内であればよく、工事などの手間がかからないのも利点です。 乗り換えるかどうかは、「」などを参考に、現行のプロバイダの料金やサービスに満足しているかどうかを、最大の基準にしましょう。 入会と解約の注意点と賢い乗り換え方 プロバイダの乗り換えには、新しいプロバイダへの入会と、旧プロバイダの解約が必要です。 以下の点に注意して手続きしましょう。 とくにワイヤレスサービスでは、パソコンやタブレット端末が「0円」「100円」などとうたっていることがあります。 パソコン購入時の初期費用が安くなるのはありがたいのですが、数年間は解約不可だったり、一定期間後は料金が割高となる場合もあります。 そのプロバイダにふつうの方法で入会した場合とどちらがお得か、考えてから利用しましょう。 特に都市部から地方へ移る場合は要注意で、希望通りの回線を選べず、コースが限られることがあります。 ワイヤレスサービスの場合、地方では提供されていなかったり、都市部よりも速度が遅い場合がありますので、事前の確認が必要です。 知人に新しいアドレスを周知するためにも、1カ月程度は新旧のプロバイダを併用するのがベターです。 ただし、費用がかかり、同じ回線同士 ADSLからADSLなど での乗り換えの際にはできません。 回線事業者 NTTなど が変わらないなら、撤去日と開設日を同じ日に指定することは可能です。 もちろん、回線事業者の都合もありますので、工事日の調整の際に相談しましょう。 これは実質上、併用することができませんので、周囲とのトラブルにならないよう注意しましょう。 このため、工事日が希望通りにならないことがあります。 引っ越しなどやむを得ない場合以外は、この時期を避けたほうが賢明です。 乗り換えにはリスクの勘案を プロバイダの乗り換えにはさまざまなリスクがともないます。 インターネットが使えない日常は考えられませんから、乗り換えの際には、回線工事日をはじめ入念な準備が必要です。 入会や解約、工事日などを1カ月程度の工程表に落とし込んで、スムーズな移行をめざしてください。
次のプロバイダ乗り換えの基本 プロバイダを乗り換えるときに知っておくべき、基本的なポイントは以下の3点です。 ・乗り換えに工事は不要 ・光回線乗り換えのタイミングは2年毎がベスト? ・乗り換え先のプロバイダはキャンペーンをやっているかチェック これらを1つずつ、確認していきましょう。 乗り換えに工事は不要 プロバイダのみ乗り換える場合には、工事は必要ありません。 ただし、 回線とプロバイダの両方を変える場合は工事が必要です。 光回線乗り換えのタイミングは2年毎がベスト? プロバイダの乗り換え時には、乗り換えるタイミングを考えるようにしましょう。 多くのプロバイダでは、決められた期間以外での解約に違約金の費用がかかります。 プロバイダの契約は2年ごとに自動更新されるケースがほとんどです。 そのため契約状況をまめにチェックし、 違約金が発生しないタイミングを選んで、プロバイダの乗り換えを行い、金銭的な負担を減らしましょう。 違約金が発生しないタイミングは、大きく分けて2つです。 ・自動更新が行われる月とその次の月を合わせた合計2ヶ月間 ・一定期間(多くの場合、2年)以上利用すれば以後は違約金がかからない 契約しているプロバイダによって詳細は異なりますので、プロバイダ乗り換えの際は必ずチェックするようにしてください。 乗り換え先プロバイダでのキャンペーンの有無をチェック プロバイダの乗り換えを検討している場合は、乗り換え先のプロバイダが キャンペーンを行っているか?それはどんな内容なのか?をチェックするようにしてください。 同じプロバイダでも、特定のページや量販店から契約した場合にのみ特典が適用されるということもあります。 プロバイダを乗り換えるメリット・デメリットは? プロバイダを乗り換えることのメリットとデメリットも確認していきましょう。 プロバイダを乗り換えるメリットは? プロバイダを乗り換えるメリットは、以下の2つです。 ・回線とあわせて乗り換えることで、回線速度が速くなることがある ・月々の利用料金が変わる それぞれを、確認していきましょう。 回線とあわせて乗り換えることで、回線速度が速くなることがある プロバイダと回線の両方を乗り換えることで、回線速度が速くなることがあります。 毎月支払っているプロバイダ料金だけでなく、インターネット回線の通信速度にも満足できていない場合には、思い切って プロバイダと回線の両方の乗り換えを検討することも1つの方法です。 月々の利用料金が変わる 月額利用料が安いプロバイダを選んだり、割引特典が適用されるプロバイダを選んだりすることで、料金が変わる場合があります。 プロバイダを乗り換える場合は、いくつかの候補を比較するだけでなく、同じプロバイダでも どこで契約をすれば一番お得なのかといった点もチェックしましょう。 プロバイダを乗り換えるときのデメリットは? プロバイダ乗り換えのデメリットは以下の3点です。 ・手続きが面倒 ・プロバイダ提供のメールアドレスが利用できなくなる ・解約金がかかる場合がある これらのデメリットについても解説していきます。 手続きが面倒 解約の際には、解約手続きをしなければいけません。 その際に考えなければいけないことは、以下の2点です。 ・解約のタイミング ・新しいプロバイダの利用をいつから開始するか 解約時には、自身で上記2点の時期の調整を行う必要があります。 このタイミングがずれてしまうと、解約後にインターネットを利用できない期間ができてしまうので、ご注意ください。 失敗しないためには、以下の手順で準備をするようにしましょう。 ただし、プロバイダによって解約月の月額利用料が「日割り」になる場合と「月ごとの支払い」になる場合がありますので、そちらも必ずチェックするようにしてください。 プロバイダ提供のメールアドレスが利用できなくなる プロバイダの乗り換えを行うと、今まで利用していたプロバイダ提供のメールアドレスが使用できなくなってしまいます。 また、プロバイダ発行のIP電話番号(050)も使用できなくなります。 しかし、旧プロバイダのメールアドレスだけを利用できるプランを改めて契約することで、今までのメールアドレスを引き続き使用することができる場合もあります(プロバイダによっては、メールアドレスのみのプランがないこともありますので、ご注意ください)。 解約金がかかる場合がある プロバイダを乗り換える際に、解約金が発生するケースがあります。 解約金を支払わずにプロバイダの解約ができるタイミングを選ぶことで、金銭的な負担を抑えることができますので、 解約前には必ず更新月のチェックをするようにしてください。 プロバイダの乗り換え手順は3ステップ プロバイダの乗り換え手順は、大きく3つのステップに分けられます。 乗り換えが完了したあとは、パソコンの設定を行う これだけで、乗り換えは完了します。 ちなみに、パソコンの設定とは、使用するパソコンに新しい「 プロバイダID」と「 パスワード」を入力するだけですので、簡単に行うことができます。 次の項目で、具体的な方法の解説をします。 最後に、今まで使用していたプロバイダをパソコン内で削除すればOKです。 その方法も、以下で解説します。 今まで使用していたプロバイダの削除方法 「 設定」から「 ダイヤルアップ」の項目を開き、「 接続中プロバイダ」のアイコンをクリックします。 「 削除」を選択します。 これで、旧プロバイダの削除が完了します。 プロバイダ削除の際は、ルーターの設定も必要な場合がありますので、そちらもあわせてチェックしてください。 設定方法は、手持ちのルーターによって異なりますので、ルーターの説明書を参考にして作業を行います。 回線も一緒の乗り換えなら、NURO 光がおすすめ! プロバイダと回線を同時に乗り換えるのでしたら、 NURO 光 がおすすめです。 その理由は、以下の4点です。 ・回線速度が速い ・回線とプロバイダが一緒なので月額料金が安い ・ルーターに無線LAN機能がついている ・開通までの期間にポケットWi-Fiの貸し出しを行っている 通常、回線ごと乗り換えた場合には、新しい回線を利用するための工事が必要となるため、インターネットが利用できなくなる期間ができてしまいます。 しかし、 NURO 光の場合、開通までの期間に ポケットWi-Fiの貸し出し(日割りで請求)を行っているため、どのタイミングで乗り換えた場合も、インターネット利用ができない期間をつくらずにスムーズに乗り換えることができます。 NURO 光の詳細については、こちらの記事で詳しくご紹介しています。 まとめ プロバイダの乗り換えのタイミングを、メリット・デメリットと一緒にご紹介しました。 回線ごと乗り換えることによって、月額利用料金を安くするだけでなく、回線速度の改善など快適なインターネット環境を手に入れることができます。 プロバイダ乗り換えを検討しているなら、回線も一緒に見直してはいかがでしょうか。
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