豊肥本線 時刻表。 駅別時刻表

豊肥本線一部区間(肥後大津駅~宮地駅)バス輸送時刻表

豊肥本線 時刻表

豊肥本線の運賃・路線図・時刻表 豊肥本線とは 豊肥本線とは、JR九州が運行している、大分駅から熊本駅までを結んで走っている路線のことです。 この区間の営業キロ数は148. 0キロメートルほどとなっています。 JR九州は、九州地方を中心に鉄道路線を持つJRグループの会社で、本社は福岡県福岡市にあります。 JRグループ内でのコーポレートカラーは赤色となっています。 目次 豊肥本線の運賃 JR九州各線の 大人(原則として12歳以上)の普通運賃は次の表のとおりで、距離に応じて金額が決まっています。 小児の場合は大人の料金の半額(5円の端数は切り捨て)になります。 ただし、JR各社は同じグループとはいっても運賃体系がそれぞれ異なっています。 2つ以上の旅客鉄道会社にまたがって利用する場合は通しで計算し、この場合は「基準額」のほかに「加算額」が発生することがあります。 幹線を利用する場合、地方交通線のみを利用する場合、福岡近郊区間のみを利用する場合、特定の都区市内駅(福岡市内・北九州市内の駅)を発着する場合などを比較しても、それぞれ運賃体系が異なります。 注意 以下の運賃表は 令和元年 2019年 10月からの消費税率引上げにともなう改正後の運賃を表示しています。 JR九州内の普通運賃表 営業キロ 片道運賃 1から3キロ 170円 4から6キロ 210円 7から10キロ 230円 11から15キロ 280円 16から20キロ 380円 21から25キロ 480円 26から30キロ 570円 31から35キロ 660円 36から40キロ 760円 41から45キロ 860円 46から50キロ 950円 51から60キロ 1,130円 61から70キロ 1,310円 71から80キロ 1,500円 81から90キロ 1,680円 91から100キロ 1,850円 豊肥本線の路線図と時刻表 豊肥本線の路線図や時刻表は、ダイヤ改定に合わせて定期的に出版されている「JTB時刻表」などの市販の時刻表から調べることができます。 その他、 JR九州の公式ホームページにパソコン・スマートフォン・タブレット端末からアクセスして、時刻表や路線図を調べることもできます。 公式ホームページへのリンクは次のとおりです。 青春18きっぷ北海道新幹線オプション券 「青春18きっぷ北海道新幹線オプション券」は、「青春18きっぷ」を利用の際、北海道新幹線の奥津軽いまべつ駅から木古内駅までの区間および道南いさりび鉄道線の木古内駅から五稜郭駅までの区間を1枚につき一人片道1回だけ利用できるオプション券です。 有効な「青春18きっぷ」を携行している人のみ利用できます。 1枚の「青春18きっぷ」を複数名で利用している場合は、同行人数分のオプション券が必要となります。 このオプション券は発売期間と利用期間が決まっています。 新幹線往復割引きっぷ 新幹線往復割引きっぷは、山陽新幹線と九州新幹線の普通車自由席が利用できる、便利で割安なきっぷです。 利用期間や発売期間は通年にわたっていますので、他の特殊なきっぶのように限定されたものではありません。 熊本・水前寺及び鹿児島中央発着のものに関しては、山陽新幹線、九州新幹線の普通車自由席に限り乗車できます。 この区間の在来線には乗車できません。 ただし、北九州市内及び熊本から水前寺間においては、在来線普通列車の普通車自由席に乗車できます。 佐賀、長崎、佐世保、別府・大分及び宮崎・都城発着のものに関しては、博多から小倉間は新幹線のぞみ号、みずほ号、ひかり号、さくら号、こだま号の普通車自由席に限り乗車できます。 この区間の在来線には乗車できません。 他は在来線特急列車の普通車指定席及び自由席に乗車できますが、北九州市内から佐賀間については、普通車自由席に限り乗車できます。 JR九州のモバイル専用アプリ JR九州では、JR九州管内のインターネット列車予約をメインにした スマホ用のアプリ「JR九州アプリ」を無料でダウンロードできるサービスを行っています。 このアプリは公式ホームページのなかにあるリンクを通じて「App Store」または「Google Play」のどちらかからダウンロードすることが可能です。 アプリが持っている便利な機能としては、機能などがあります。

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豊肥本線一部区間(肥後大津駅~宮地駅)バス輸送時刻表

豊肥本線 時刻表

9 51. 2 53. 4 坂ノ上トンネル 2283m 64. 1 69. 0 / 75. 2 84. 9 88. 0 93. 9 100. 3 緒方川 105. 4 111. 9 117. 3 125. 2 130. 8 136. 3 138. 8 140. 2 142. 9 大分車両センター 145. 8 大分市駅 148. 0 大分駅前 : 日豊本線 豊肥本線(ほうひほんせん)は、のからのに至る(JR九州)の()である。 「 阿蘇高原線」(あそこうげんせん)というが付けられている。 監修『』では、大分駅を起点としているが、JR線路名称公告では熊本駅が起点で、列車運行上も熊本から大分行きの方向が下りになっている。 ここでは、経路図、沿線概況、駅一覧などを除き『鉄道要覧』に合わせ大分駅起点として記述する。 2016年4月ので甚大な損害を受け、肥後大津駅 - 阿蘇駅間で不通となっており 、2020年8月8日に全線で運転再開する見通しである。 概要 [ ] 世界有数の規模を持つの中を横切って中部を横断し、大分市と熊本市を結ぶ路線である。 特急列車も多く運行され、や城下町・を通る観光路線であるとともに、大分市・熊本市への通勤・通学路線でもある。 JR化後は、大分、熊本都市圏近郊において増発、新駅設置など、輸送力は大きく改善された。 時代は1時間に1本程度であったが、現在では20-30分間隔で運行されており、また観光路線ということもあり、幾分黒字に近づいた。 ただし、大分県内を走るJRの(当路線、及び)の中ではは最も高い(2016年度時点)。 2012年12月1日より、 - 間および、 - 間で、「」が利用可能である。 なお、中判田駅 - 肥後大津駅間では、SUGOCAでの入出場はできないが、SUGOCAでの乗車で通過することはできる。 2016年12月22日より、一般向けリアルタイム列車位置情報システム「どれどれ」が運用開始された。 スマートフォンアプリ「JR九州アプリ」を利用することで、リアルタイムの列車位置情報が全線で利用できる。 路線データ [ ]• 管轄(事業種別):九州旅客鉄道()• 路線距離():148. 0km• :1067mm• 駅数:37(起終点駅含む)• 豊肥本線所属駅に限定した場合、起終点駅(大分駅は日豊本線、熊本駅は鹿児島本線の所属 )が除外され、35駅となる。 複線区間:なし(全線単線)• 電化区間(交流20,000V・60Hz):• 大分駅 - 下郡信号場間…の回送線を兼ねているため電化されている• 肥後大津駅 - 熊本駅間• 熊本駅 - 下郡信号場間:特殊自動閉塞式(軌道回路検知式)• 下郡信号場 - 大分駅間:自動閉塞式(単線)• 保安装置:• 形:全線• 形:大分駅 - 下郡信号場間、肥後大津駅 - 熊本駅間• 沿線概況 [ ] 説明の都合上この章では熊本起点で説明する。 からまでは電化区間で、であるをはじめとするの通勤通学路線となっていて 、沿線には学校やを始めとした、新興住宅地が多くあるため、鹿児島本線熊本口よりも豊肥本線熊本口の方が運行本数も利用者も多くなっている。 朝の通勤時間帯は10分間隔で運行され、4両編成で運転される列車もある。 夕方も高校生や通勤客で利用が多いが、朝のように4両編成で運転される列車はなく、いずれの時間帯も - 間は特に混雑が激しい。 熊本駅は2015年3月に一部高架化され、高架化が完成した2018年3月より、豊肥本線の列車の発着も高架ホームに移動した。 と分かれたあとを越えると、住宅地が広がる。 また、熊本駅よりも市街地により近く、東部地区へ近いことから同じと連絡する駅であっても新水前寺駅を利用する人が多くいる(利用者数は4,200人程度で県内第2位)こともあり、熊本駅の利用者はあまり多くない。 再び白川を越えた後、付近からはが整備した杉並木の街道と併走する。 をすぎるとやがてに到着する。 この駅からは、への無料乗合連絡タクシーが出ている。 肥後大津から先は非電化となり、阿蘇に向かってゆく。 右下に阿蘇からに流れ下る白川を見下ろすようになると。 ここは外輪山が1か所だけ途切れて低くなった場所で、阿蘇の内とをつなぐ白川も道路も鉄道もここを通らねばならない。 ここで鉄道は有名なで標高を稼いでカルデラ内に入る。 熊本から立野に到着した特急「」およびの運転士は、ホームの上を歩いて反対側の運転席に行き逆向きに発車、しばらく坂を登って停止すると、今度は車内を歩いて元の運転台に戻り、再び初めと同じ進行方向で発車する。 この間、白川の渓流はどんどん遠くなってゆき、やがて列車は阿蘇カルデラ内の平原(阿蘇谷)に入る。 阿蘇谷を走る間、右には阿蘇の火山群、左には広い田圃の向こうに長大な崖のようにそびえ立つ北側外輪山を見ることができる。 近くには肥後国のがあるが、このあたりが火山群が最も良く見える。 宮地駅を出ると列車は左右に大きくカーブしながら東側外輪山を登ってゆく。 いくつかの長めのトンネルを抜けて、一瞬左手に広大な阿蘇谷を見渡せるがすぐに豊肥本線の最高点である(延長2,886m)に入る。 ここまでひたすら登りつづけてきた豊肥本線は分水嶺を越え、ここから下り始める。 緩やかに波打つ高原を左右に細かくカーブしながら下ってゆくが、この周辺は9万年前にが大噴火した時にに覆い尽くされた一帯(火砕流台地)である。 (2006年9月4日) との間に横たわる大分県との県境付近から、豊肥本線は水系上流の幾筋もの川を、ある時は渡り、ある時は川筋に沿って走ってゆく。 これらの支流が稲葉川と大野川の2本の川に集約されて盆地に流れ込み、その底になったところが。 四方を山に囲まれたは「れんこん町」と呼ばれるほどが多く 、豊肥本線も何本ものトンネルを通り抜けて豊後竹田駅に着く。 の『』で有名なは駅近くにあるが、盆地の底にある駅や市街からは見上げるような高さの台地上に石垣を組んでいる。 竹田市を出ると、豊肥本線はおおまかに大野川に沿って、谷筋を通ってだんだん平地へ降りてゆく。 竹田市やその東隣のはと呼ばれる地域で、沿線には大野川水系の豊かな水資源による湧水や滝等が数多い。 豊肥本線は豊後大野市のうちの緒方町、三重町、犬飼町などの長閑な風景の中、川幅を広げながら流れる大野川およびその支流を何度か渡る。 中判田からは一転して大分市の郊外住宅地に入り乗客・運行本数共に多くなる。 に並行して東九州の中核都市であるの市街地を縦断。 からはと並走しながら橋梁を渡ったところで高架区間に入り、その後が合流。 駅南側の再開発工事が進むで終点となる。 大分駅ホームは2012年3月17日に完全高架化された。 肥後大津 - 豊後竹田間の値を除いた実績。 肥後大津 - 宮地間の値を除いた実績。 運行形態 [ ] 地域輸送 [ ] 普通列車は熊本地震による一部運休後はおおむね豊後竹田駅・阿蘇駅・肥後大津駅で運転系統が分かれている(運休以前は豊後竹田駅・宮地駅・肥後大津駅で分かれていた)。 大分駅 - 三重町駅間・肥後大津駅 - 熊本駅間で運転されているワンマン運転の普通列車(2両編成)は、3月17日までは無人駅および有人駅での営業時間外の停車時は前の車両のドアのみ開き(中扉は開かず・後ろ乗り前降り)、乗車時には整理券を取って下車時に運賃を整理券とともに運転士に渡す必要があったが、翌のダイヤ改正後より、すべての駅で列車のホーム側のすべてのドアから乗り降りできるようになった。 さらに熊本側はのダイヤ改正よりすべての列車によるすべてのドアからの乗り降りできる区間が立野駅 - 熊本駅間に拡大された。 大分駅 - 豊後竹田駅間 [ ] 気動車を中心に運行され、大分駅 - 中判田駅・犬飼駅・三重町駅間の区間運転列車も設定されている。 1時間あたり大分駅 - 豊後竹田駅間の直通が1本(ただし、日中は2時間前後開く場合あり)、大分駅 - 中判田駅間は区間運転が入って2 - 3本になる。 朝晩には犬飼駅・三重町駅発着の設定があり、当該時間帯は毎時2本程度となる。 2008年3月14日までは、夕方に豊後竹田発とその折り返し中判田行き1往復がのまで乗り入れていた。 2014年3月15日のダイヤ改正で最終列車の三重町終着時刻が、2019年3月16日には同駅に加え豊後竹田終着時刻が0時台となり日付を跨ぐようになった。 2015年3月14日のダイヤ改正で中判田・三重町発で日豊本線行きが復活したが 、2018年3月17日のダイヤ改正で再び廃止された。 豊後竹田駅 - 阿蘇駅間 [ ] 山あいの過疎地を走るために駅間距離が他より長く利用者が少ない。 運転本数もこの区間の通し列車が1日4往復、豊後竹田駅 - 宮地駅の列車が1往復、発豊後竹田行きの区間列車下り1本のみで、3 - 5時間ほど運転間隔が開く時間帯がある。 この区間は対応の・気動車などによる運転が行われている。 阿蘇駅 - 肥後大津駅間 [ ] 熊本地震により被災し運休中である。 のない不通扱いとされており、JR九州のウェブサイトでも当区間については代行バスの案内はなされていない が、実際は熊本県との共同運行により代行バスが運行されており、JR九州のウェブサイトでも時刻表が公表されている。 但し、あくまで代行バスではなく「一部区間バス輸送」という扱いであるため、JR九州ウェブサイトの駅別時刻表や時刻・運賃検索では時刻は表示されないものの、同区間を有効に含む普通乗車券・定期券・回数券で代行バスが利用可能である。 また、立野駅と瀬田駅は通過扱いとしているほか、内牧駅と赤水駅については駅前には立ち寄らず駅近くの店舗前または駐車場に停車する。 但し、この代行バスは地元の学生の通学支援のための運行であるため、一般客の利用も可能ではあるが、JR九州としては「学生の優先利用をお願い致します」としている。 なお、同区間には代行バスのほかに(・共同運行)が運行されている。 被災前には宮地駅 - 肥後大津駅間にキハ200系・キハ40系気動車による2両編成列車が、1時間あたり1本程度運転されていた。 一部の列車を除き、日中は肥後大津駅で熊本駅発着の電車に接続するダイヤを取っていたが、早朝・夕方以降は熊本駅直通列車も設定されていた。 また、最終列車の宮地終着時刻は日付を跨いで設定されていた。 当区間では、2017年4月より復旧工事が行われており 、2020年8月8日に復旧する見通しである。 肥後大津駅 - 熊本駅間 [ ] この区間は、1999年にに合わせて電化された。 2両編成の・電車により昼間は1時間あたり3本程度の普通列車が運転されている。 また、早朝と朝の通勤時間帯および深夜には熊本駅 - 光の森駅間の区間運転列車も設定されている。 平日の朝ラッシュ時は約10分間隔で運転されるが、それでも混雑するため815系・817系では4両編成での運転も行われる。 このほか、鹿児島本線との直通列車も少数ながら設定されており、・・・ - 光の森駅・肥後大津駅間で運行されている(鹿児島本線上り玉名・大牟田方面への直通列車の設定は休日の2本のみ)。 九州新幹線との接続を考慮して、始発は5時台、終電は0時台になっている。 0時台の終電は新幹線全線開業後に新設された。 熊本都市圏の人口の多い区間のため、終日に渡って利用が多い。 2011年3月12日に全面開通後、後述の特急「」の豊肥本線内での運行が廃止されるのに伴い新たに「豊肥ライナー」が熊本駅 - 肥後大津駅間に設定された。 停車駅は特急「有明」と同じく新水前寺駅・水前寺駅・武蔵塚駅・光の森駅となっていた。 肥後大津発3本・光の森発3本、肥後大津行き3本・光の森行き4本の計13本が10時台から16時台にかけて運行されていた。 しかし、2013年3月16日のダイヤ改正をもって豊肥ライナーの愛称は廃止され、各駅停車の普通列車となった。 「」も参照 沿線に阿蘇を有する豊肥本線は古くから観光路線として位置付けられ、1958年からは「」が運行され、からはとなる準急「ひまわり」が設定された。 その後の変遷を経て、豊肥本線内を運転する優等列車は「火の山」に統合され、その一部はやへ向かう観光客の利便を考慮してまで直通運転が行われた。 に「火の山」が特急に昇格して「あそ」と改称し、車両も気動車に置き換えられた。 3月13日には「あそ」と肥薩線の特急「」の一部の列車を統合し、運転区間を別府駅 - 大分駅 - 熊本駅 - 人吉駅間に変更したうえで「九州横断特急」と改称した。 から途中の中断を経て九州新幹線(鹿児島ルート)全線開業時まで、鹿児島本線発着の特急「」が豊肥本線内の熊本都市圏部に乗り入れていた。 熊本駅は熊本市中心部から離れており、熊本市の中心市街地や住宅地が豊肥本線沿線にあることから、熊本都市圏からの利便性向上を図り運行され、経由でと熊本市を結ぶのとの競合を意識していた。 当初は非電化であったためディーゼル機関車が電車を牽引して豊肥本線をまで走行していたが、に一旦廃止された後、1999年の熊本駅 - 肥後大津駅間の電化開業に伴い再開され、運転区間も熊本駅 - 水前寺駅・武蔵塚駅・光の森駅・肥後大津駅間となった。 九州新幹線(鹿児島ルート)全面開業に伴い、2011年3月11日限りで「有明」の豊肥本線内での運行を終了した。 「九州横断特急」も一部が熊本駅発着に変更されている。 2016年3月26日のダイヤ改正で「九州横断特急」は熊本駅 - 人吉駅間の運転が取り止められ、すべて熊本駅発着となった。 熊本地震前の観光列車運行状況 [ ] 熊本地震前は各地から阿蘇への観光客集客を目的として、毎年概ね3月から11月までの土日祝日および小・中・高等学校の長期休暇期間中などには熊本 - 宮地間に専用車両を使用した臨時列車が運行されていた。 1988年3月から・を改造した「」を使用した臨時急行列車「サルーンエクスプレス阿蘇観光号」が運転されたが、同年からはがアメリカ風に改造された客車を牽引する「」が運転された。 以後「SLあそBOY」は毎年3月から11月に運転されていたが、機関車の老朽化により8月に「SLあそBOY」は運行休止となり、同年内に運転される予定であった「SLあそBOY」はディーゼル機関車が牽引する「ディーゼルあそBOY」として運転されたが、同年限りで終了した。 からは内装や外観を昭和30年代のイメージに改造したキハ58系2両を使用する臨時快速列車「」が運行を開始、車内では昔のCM放映や阿蘇の特産品および駄菓子販売を行った。 「あそ1962」は2010年12月26日をもって運行を終了した。 よりを改造した観光特急「」が運行開始された。 また、これに先立ち2011年3月12日より5月29日までは臨時特急「阿蘇ゆるっと博」が運行されていた。 「あそぼーい! 」は熊本地震後に他地域で運行されたこともあったが、2017年7月より豊肥本線での運行を再開している。 「あそぼーい! 」 (2011年-) 使用車両 [ ]• 電車 - 電化区間の普通列車に使用される。 電化区間は、終日利用者が多く混雑しがちであるため、日中は基本的にロングシート車の815系のみが運用され、クロスシート車の817系は朝ラッシュ時のみ運用に就く(代走などの場合はこの限りではない)。 気動車 - 電化区間を含む全線にわたって使用される。 電化区間内のみを走行する気動車列車もある。 熊本地震後は、電化区間内のみを運転する気動車列車は下り3本・上り4本の設定となり、キハ125形とキハ185系、キハ183系は阿蘇以東でのみ使用されるようになった。 - 特急「九州横断特急」に使用• - 特急「あそぼーい! 」に使用 過去の使用車両 [ ]• - 平日朝ラッシュ時の八代発光の森行きと光の森発熊本行きの1往復に使用された。 高架化工事で鹿児島本線と豊肥本線の相互乗り入れが縮小したため、運用終了。 - 一部電化前の特急「有明」に使用された。 - 電化前・電化後の特急「有明」に使用された。 - 電化後の特急「有明」に使用された。 ただし豊肥本線内のホームが6両分しかない関係上、7両の「リレーつばめ」編成は充当されなかった。 気動車• ・ - 急行「火の山」や普通列車で使用された。 機関車• 1973年(昭和48年)3月27日限りで蒸気機関車運転は終了した• - 485系・783系「有明」や「ディーゼルあそBOY」の牽引、「SLあそBOY」の補機 歴史 [ ] 豊肥本線の優等列車沿革については「」を参照 大分 - 玉来間は国鉄の 犬飼軽便線(いぬかいけいべんせん。 後に 犬飼線と改称)として、宮地 - 熊本間は 宮地軽便線(みやじけいべんせん。 後に 宮地線と改称)として、両線とも1914年に開業した。 なお現在、南阿蘇鉄道となっている立野 - 高森間も宮地線の支線として開業している。 最後の区間である玉来 - 宮地間が開業して大分 - 熊本間が全通したのは1928年で、宮地線・犬飼線を合わせて 豊肥本線となった。 その際、立野 - 高森間の宮地線の支線はとなった。 阿蘇・竹田などの多雨な山間部を通っているため、集中豪雨や土砂災害などの災害が発生しやすく、そのたびに数か月から災害の規模によっては1年以上も不通となることもある。 1990年7月2日の集中豪雨では緒方 - 宮地間が不通となり、復旧に1年3か月を要した。 1993年9月2日のでは三重町 - 豊後清川間が不通になり、全線復旧まで8か月を要した。 2004年9月に三重町 - 豊後清川間の百枝トンネルが土砂崩壊により不通となり、12月の復旧までバスによるを行った。 2012年7月12日のでは緒方 - 肥後大津間の各所で土砂流入・築堤崩壊・橋梁流出などの災害が発生した。 緒方 - 豊後竹田間および宮地 - 肥後大津間は同年9月3日までに順次復旧し、被害の大きかった豊後竹田 - 宮地間は、同年8月20日より代行輸送(同日から9月2日まではによる代行輸送、9月3日より七城観光バス・・(湯布院営業所)等によるバス代行輸送)を行っていたが、翌2013年8月4日に復旧し運転を再開した。 復旧にあたって、被害を受けた区間では路盤やトンネルが強化や土石流対策が施され、九州北部豪雨と同程度の雨が降っても耐えられる物となった。 2016年4月にはが発生。 立野 - 赤水間で大規模な土砂崩れが起きて並走するもろとも線路が流出し、赤水駅付近では列車が脱線するなどの被害が出た。 この影響で肥後大津 - 阿蘇間は長期間にわたり不通となっているが、国土交通省と熊本県は2020年4月10日に、同区間を2020年8月に復旧させる見通しを示した。 年表 [ ] 犬飼線(大分 - 玉来) [ ]• (大正3年): 犬飼として大分 - 中判田間を開業、下郡連絡所(との分岐点に設置。 豊州本線所属)・滝尾駅・中判田駅を新設。 (大正5年):中判田 - 竹中間を延伸開業、竹中駅を新設。 (大正6年):竹中 - 犬飼間を延伸開業、犬飼駅を新設。 (大正10年):犬飼 - 三重町間を延伸開業、菅尾・三重町の各駅を新設。 (大正11年)• 4月1日:下郡連絡所を下郡信号場に改称。 9月2日: 犬飼線に改称。 :三重町 - 緒方間を延伸開業、牧口・緒方の各駅を新設。 (大正12年):緒方 - 朝地間を延伸開業、朝地駅を新設。 (大正13年):朝地 - 豊後竹田間を延伸開業、豊後竹田駅を新設。 (大正14年):豊後竹田 - 玉来間を延伸開業、玉来駅を新設。 宮地線(熊本 - 宮地) [ ]• (大正3年):熊本 - 肥後大津間を 宮地軽便線として開業、春竹・水前寺・竜田口・三里木・肥後大津の各駅を新設。 (大正5年):肥後大津 - 立野間を延伸開業、瀬田・立野の各駅を新設。 (大正7年):立野 - 宮地間を延伸開業、赤水・内牧・坊中・宮地の各駅を新設。 (大正9年):原水駅を新設。 (大正11年): 宮地線と改称。 (昭和3年):立野 - 高森間の支線を開業、長陽・阿蘇下田・中松・阿蘇白川・高森の各駅を新設。 豊肥本線(全通後) [ ] 全通当時の坂ノ上隧道宮地口付近の様子• 1928年(昭和3年):玉来 - 宮地間を延伸開業し豊肥本線が全通、波野・滝水・豊後荻の各駅を開業、宮地線と犬飼線をあわせて 豊肥本線と改称し、同時に宮地線支線(立野 - 高森間)を高森線に分離。 (昭和15年):春竹駅を南熊本駅に改称。 (昭和16年):竹中 - 中判田駅間を機関車と客車2両が転落し、44名が死亡するが発生。 (昭和18年):8時20分ごろ、滝水 - 豊後荻間で熊本駅発大分行き列車(機関車1両、客車3両)が30m下の谷底に転落し、2名が死亡する事故が発生。 折からの豪雨で築堤が流出していたため。 (昭和35年):市ノ川駅を新設。 (昭和36年):坊中駅を阿蘇駅に改称。 (昭和38年)3月20日:下郡信号場を廃止。 (昭和42年):下郡信号場(2代)を新設(初代と同所。 大分電車区への分岐点)。 (昭和48年)• 3月27日:蒸気機関車運転終了• :基本計画決定。 (昭和56年)10月1日:武蔵塚駅を新設。 (昭和58年):大分 - 熊本間CTC使用開始 、制御所は立野と大分に設置• (昭和61年)• :高森線が南阿蘇鉄道へ分離。 の「豊肥線の部」で唯一の支線が消滅する。 :東海学園前駅を新設。 (昭和62年)• :敷戸駅を新設。 4月1日:大分 - 竜田口間の貨物営業を廃止 -139. 1km 、国鉄分割民営化にともない九州旅客鉄道(第1種)・日本貨物鉄道(熊本 - 竜田口間・第2種)が承継。 (昭和63年):新水前寺駅を新設。 (平成元年):いこいの村駅を新設。 (平成2年)• :日本貨物鉄道が竜田口 - 熊本間の第二種鉄道事業を休止 -8. 9km。 :緒方 - 阿蘇間が集中豪雨のため不通。 :宮地 - 阿蘇間が復旧。 11月1日:牧口駅を豊後清川駅に改称。 (平成3年)• :緒方 - 豊後竹田間が復旧。 :豊後竹田 - 宮地間が運転再開し、全線復旧。 (平成4年):平成駅を新設。 (平成5年)• :三重町 - 緒方間が台風による土砂災害で不通。 :三重町 - 豊後清川間が復旧。 :日本貨物鉄道が竜田口 - 熊本間の第二種鉄道事業を廃止 -8. 9km。 (平成6年)5月1日:全線復旧。 (平成11年)10月1日:肥後大津 - 熊本間を電化。 (平成14年):大分大学前駅を新設。 (平成16年)• :三重町 - 豊後清川間が土砂崩れのため不通。 :全線復旧。 (平成18年):光の森駅を新設。 (平成24年)• :緒方 - 肥後大津間がにより橋梁の一部と路盤が流失するなどの被害を受け不通。 :立野 - 肥後大津間が復旧。 :緒方 - 豊後竹田間が復旧。 同日13時から豊後荻 - 宮地間でジャンボタクシーによる代行輸送を開始。 :宮地 - 立野間が復旧。 豊後竹田 - 宮地間でバス代行輸送。 12月1日:大分 - 中判田間および肥後大津 - 熊本間にSUGOCAを導入。 (平成25年)8月4日:豊後竹田 - 宮地間が復旧し、全線で運転再開する。 (平成28年)• 4月14日:の前震の影響により宮地 - 熊本間で運転を見合わせる。 4月15日:竹中 - 犬飼間で落石が発見され、一時運転を見合わせる。 4月16日:未明に発生した熊本地震の本震の影響により赤水 - 立野間で土砂崩れが発生し線路が流出、赤水駅構内では回送列車が脱線し、始発から全線で運転を見合わせる。 4月17日:豊後竹田 - 大分間で運転を再開。 4月19日:熊本 - 肥後大津間で運転を再開。 本数を減らして運行。 4月28日:豊後荻 - 豊後竹田間で運転を再開。 6月30日:国土交通省令により、「平成28年6月末までに整備されるべき箇所」へのATS-DK設置(大分 - 下郡(信)間、肥後大津 - 熊本間)が完了する。 7月9日:阿蘇 - 豊後荻間で運転を再開。 特急「九州横断特急」も阿蘇 - 別府間で運転再開。 阿蘇 - 宮地間は「九州横断特急」のみを快速として(いこいの村を通過)運転。 12月22日:スマートフォンアプリ「JR九州アプリ」内のリアルタイム列車位置情報システム「どれどれ」運用開始により、全線のリアルタイム列車位置情報が配信開始。 (平成29年)• 3月4日:阿蘇 - 宮地間で普通列車の運転再開(これにより、「」の同区間の種別がから特急に戻される)。 9月17日:の影響により三重町 - 菅尾間で土砂流入、菅尾 - 犬飼間で路盤流出などの被害が発生し、阿蘇 - 中判田間が不通。 9月19日:始発より阿蘇 - 中判田間にてバス代行・タクシー代行輸送を実施。 9月22日:阿蘇 - 三重町間で運転再開、代行輸送区間は三重町 - 中判田間となる。 10月2日:三重町 - 中判田間で運転再開。 代行輸送は前日で終了。 (平成30年)• 3月17日:熊本駅周辺の約1kmが高架化。 滝尾駅に「ANSWER」を導入。 9月30日:の影響により大分大学前 - 中判田間にて築堤崩壊・路盤流出、中判田 - 犬飼間で土砂流入が発生し、大分大学前 - 阿蘇間が不通。 10月3日:大分大学前 - 阿蘇間が運転再開。 12月1日:大分大学前駅と敷戸駅に駅遠隔案内システム「ANSWER」を導入。 (令和2年)• 8月8日:阿蘇駅 - 肥後大津駅間が運転再開予定。 熊本空港アクセス鉄道構想 [ ] にほど近い位置に立地する(阿蘇くまもと空港)について、豊肥本線から分岐して空港までの路線()を敷設する構想がある。 元々は2004年に検討が始まったが、総事業費が286億円と試算され、採算が見込めないとの予測がなされたこともあり、一旦は構想を凍結した上で、熊本県とが運航費を拠出する無料シャトルタクシー(空港ライナー)を肥後大津駅との間で運行することとなった。 その後、熊本空港の利用者増やリムジンバスの定時性の問題からアクセス鉄道構想を再検討、「豊肥本線からの分岐」「の新設」「の延伸」の3案が比較検討され、2018年12月5日に行われた熊本県議会一般質問において、熊本県知事のが『豊肥本線から熊本空港に至る路線の新設』を検討することを明らかにした。 具体的には、三里木駅から付近を経由して熊本空港に至る約10kmのルートが想定されており、県が中心となって設ける第三セクターが鉄道施設を整備する。 JR九州社長のも、2019年1月25日の定例記者会見で、熊本県と協議を進めていることを認めており、その場合は豊肥本線の複線化も検討する必要があるとの認識を示している。 しかしながら総費用は当初予想されていた380億円を大幅に上回る437〜561億円に上ることが判明、県議会からは「需要が不確定な中で、今までの計画をそのまま進めるのは非常に厳しい」との意見が出ており、蒲島知事は「事業化ありきではなくいったん立ち止まり検討する」として再検討が行われる見込みである。 蒲島知事は「費用が膨らんだことは残念に思う。 工法や構造を精査し、可能な限りコスト縮減を追求する」とも述べており、2020年6月12日の議会後の報道陣の取材では中断や凍結は否定している。 駅一覧 [ ] 下り方向(熊本から大分方向)に記述する。 停車駅• 普通列車は全駅に停車。 特急列車の停車駅については「」参照。 電化/非電化 駅名 駅間営業キロ 累計営業キロ 接続路線 線路 所在地 電化 - 0. 7 2. 9 3. 6 5. 2 熊本市交通局:幹線 () | 0. 6 5. 0 7. 8 | 1. 1 8. 0 12. 9 14. 0 15. 1 18. 7 22. 6 27. 1 32. 9 40. 4 42. 6 | 3. 8 46. 5 49. 3 51. 2 | 2. 2 53. 7 64. 9 69. 0 | 6. 2 75. 7 84. 9 | 3. 1 88. 9 93. 9 | 6. 4 100. 1 105. 5 111. 4 117. 9 125. 6 130. 5 136. 5 138. 8 | 1. 4 140. 2 | 2. 7 142. 8 | 5. 1 148. 日本国有鉄道電気局『鉄道電報略号』、1959年9月17日、24頁。 , 2020年5月27日閲覧。 , 2020年4月10日閲覧。 , 2020年5月27日閲覧。 熊本日日新聞. 2020年5月27日. の2020年5月27日時点におけるアーカイブ。 2020年5月27日閲覧。 東洋経済オンライン. 2017年11月9日. - 九州旅客鉄道ニュースリリース 2012年9月19日• - SUGOCA公式サイト内• 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTB 1998年• 特定非営利活動法人 竹田市観光ツーリズム協会. 2020年3月9日閲覧。 九州旅客鉄道. 2018年9月17日閲覧。 JTBパブリッシング『JTB時刻表』2018年3月号、p. 441• 2019年11月24日閲覧。 2019年2月28日. 2019年12月7日閲覧。 [ ] - 2010年12月18日閲覧• - JR九州公式サイト 2012年12月20日• 『JTB時刻表』2016年4月号、JTBパブリッシング、p. - 鉄道ホビダス、編集長敬白、2011年06月16日• 西日本新聞. 2012年8月2日. 2012年8月2日閲覧。 - JR九州お知らせ 2013年8月4日閲覧• 交通新聞社 : p. 2013年8月14日• - JR九州公式サイト 2013年6月19日• - レスポンス、2016年4月17日• (国立国会図書館デジタルコレクション)• 1914年6月20日付大阪毎日新聞(神戸大学附属図書館新聞記事文庫)• (国立国会図書館デジタルコレクション)• (朝刊) 大分合同新聞社 : p. 1943年9月21日• (朝刊) 大分合同新聞社 : p. 1943年9月22日• 『世界の鉄道』1974年版、195頁• (朝刊) 大分合同新聞社 : p. 1987年2月23日• (朝刊) 大分合同新聞社 : p. 1990年11月2日• 交通新聞社 : p. 2001年4月2日• 、の2012年7月25日のアーカイブ- 熊本日日新聞 2012年7月23日• - JR九州、2012年8月20日• - JR九州、2012年9月3日• - レスポンス、2016年4月14日• - 大分県災害警戒本部、2016年4月15日9時30分現在• 、の2016年4月19日のアーカイブ - OBS大分放送ニュース• - 国土交通省• - 日本経済新聞、2016年4月19日• - 国土交通省• - 読売新聞、2016年04月29日• - 国土交通省• - 九州旅客鉄道(2017年8月25日)• マイナビニュース マイナビ. 2016年6月16日. 2016年6月28日閲覧。 - 国土交通省災害情報(平成29年9月19日6時30分現在)(2017年9月19日、同日閲覧)• - 九州旅客鉄道(2017年9月19日発表、同日閲覧)• -九州旅客鉄道(2017年9月19日、同日閲覧)• - 九州旅客鉄道(2017年9月21日発表、2017年9月22日閲覧)• 九州旅客鉄道 2017年9月29日. 2017年9月30日時点のよりアーカイブ。 2017年10月1日閲覧。 熊本県 2018年1月5日. 2018年1月5日閲覧。 大分合同新聞. 2018年2月15日. 2018年3月6日閲覧。 九州旅客鉄道. 2018年9月30日時点のよりアーカイブ。 2018年9月30日閲覧。 国土交通省. 2018年10月1日時点のよりアーカイブ。 2018年10月1日閲覧。 TOSニュース. 2018年10月4日閲覧。 日本語 PDF プレスリリース , 九州旅客鉄道, 2018年10月31日 , 2018年12月26日閲覧。 乗りものニュース メディア・ヴァーグ. 2018年8月3日. 2019年1月26日閲覧。 毎日新聞地域面. 2018年12月7日. 2019年1月26日閲覧。 西日本新聞. 2018年12月13日. 2019年1月26日閲覧。 熊本日日新聞. 2019年1月26日. 2019年1月26日閲覧。 - RKK熊本放送、2020年6月12日• 熊本日日新聞 熊本日日新聞社. 2020年6月12日. 2020年6月13日閲覧. "議会後の取材では中断や凍結は否定した。 NHK NEWS WEB 日本放送協会. 2020年6月12日. 2020年6月13日閲覧. "「中断や凍結ではない。 いったん立ち止まってみんなで考えようということだ」。 - 大分合同新聞、2019年11月26日• - 大分合同新聞、2019年11月5日 参考文献 [ ]• 今尾恵介(監修)『 - 全線・全駅・全廃線』12 九州沖縄、、2009年。。 編著『四国・九州ライン - 全線・全駅・全配線』6 熊本・大分エリア、、2013年。。 (監修)『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』27号・豊肥本線/久大本線、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集)、〈週刊朝日百科〉、2010年1月24日、5-15頁。 荘田啓介『豊肥線物語』、1987年2月。 関連項目 [ ] ウィキメディア・コモンズには、 に関連するメディアがあります。

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豊肥本線の運賃・路線図・時刻表

豊肥本線 時刻表

9 51. 2 53. 4 坂ノ上トンネル 2283m 64. 1 69. 0 / 75. 2 84. 9 88. 0 93. 9 100. 3 緒方川 105. 4 111. 9 117. 3 125. 2 130. 8 136. 3 138. 8 140. 2 142. 9 大分車両センター 145. 8 大分市駅 148. 0 大分駅前 : 日豊本線 豊肥本線(ほうひほんせん)は、のからのに至る(JR九州)の()である。 「 阿蘇高原線」(あそこうげんせん)というが付けられている。 監修『』では、大分駅を起点としているが、JR線路名称公告では熊本駅が起点で、列車運行上も熊本から大分行きの方向が下りになっている。 ここでは、経路図、沿線概況、駅一覧などを除き『鉄道要覧』に合わせ大分駅起点として記述する。 2016年4月ので甚大な損害を受け、肥後大津駅 - 阿蘇駅間で不通となっており 、2020年8月8日に全線で運転再開する見通しである。 概要 [ ] 世界有数の規模を持つの中を横切って中部を横断し、大分市と熊本市を結ぶ路線である。 特急列車も多く運行され、や城下町・を通る観光路線であるとともに、大分市・熊本市への通勤・通学路線でもある。 JR化後は、大分、熊本都市圏近郊において増発、新駅設置など、輸送力は大きく改善された。 時代は1時間に1本程度であったが、現在では20-30分間隔で運行されており、また観光路線ということもあり、幾分黒字に近づいた。 ただし、大分県内を走るJRの(当路線、及び)の中ではは最も高い(2016年度時点)。 2012年12月1日より、 - 間および、 - 間で、「」が利用可能である。 なお、中判田駅 - 肥後大津駅間では、SUGOCAでの入出場はできないが、SUGOCAでの乗車で通過することはできる。 2016年12月22日より、一般向けリアルタイム列車位置情報システム「どれどれ」が運用開始された。 スマートフォンアプリ「JR九州アプリ」を利用することで、リアルタイムの列車位置情報が全線で利用できる。 路線データ [ ]• 管轄(事業種別):九州旅客鉄道()• 路線距離():148. 0km• :1067mm• 駅数:37(起終点駅含む)• 豊肥本線所属駅に限定した場合、起終点駅(大分駅は日豊本線、熊本駅は鹿児島本線の所属 )が除外され、35駅となる。 複線区間:なし(全線単線)• 電化区間(交流20,000V・60Hz):• 大分駅 - 下郡信号場間…の回送線を兼ねているため電化されている• 肥後大津駅 - 熊本駅間• 熊本駅 - 下郡信号場間:特殊自動閉塞式(軌道回路検知式)• 下郡信号場 - 大分駅間:自動閉塞式(単線)• 保安装置:• 形:全線• 形:大分駅 - 下郡信号場間、肥後大津駅 - 熊本駅間• 沿線概況 [ ] 説明の都合上この章では熊本起点で説明する。 からまでは電化区間で、であるをはじめとするの通勤通学路線となっていて 、沿線には学校やを始めとした、新興住宅地が多くあるため、鹿児島本線熊本口よりも豊肥本線熊本口の方が運行本数も利用者も多くなっている。 朝の通勤時間帯は10分間隔で運行され、4両編成で運転される列車もある。 夕方も高校生や通勤客で利用が多いが、朝のように4両編成で運転される列車はなく、いずれの時間帯も - 間は特に混雑が激しい。 熊本駅は2015年3月に一部高架化され、高架化が完成した2018年3月より、豊肥本線の列車の発着も高架ホームに移動した。 と分かれたあとを越えると、住宅地が広がる。 また、熊本駅よりも市街地により近く、東部地区へ近いことから同じと連絡する駅であっても新水前寺駅を利用する人が多くいる(利用者数は4,200人程度で県内第2位)こともあり、熊本駅の利用者はあまり多くない。 再び白川を越えた後、付近からはが整備した杉並木の街道と併走する。 をすぎるとやがてに到着する。 この駅からは、への無料乗合連絡タクシーが出ている。 肥後大津から先は非電化となり、阿蘇に向かってゆく。 右下に阿蘇からに流れ下る白川を見下ろすようになると。 ここは外輪山が1か所だけ途切れて低くなった場所で、阿蘇の内とをつなぐ白川も道路も鉄道もここを通らねばならない。 ここで鉄道は有名なで標高を稼いでカルデラ内に入る。 熊本から立野に到着した特急「」およびの運転士は、ホームの上を歩いて反対側の運転席に行き逆向きに発車、しばらく坂を登って停止すると、今度は車内を歩いて元の運転台に戻り、再び初めと同じ進行方向で発車する。 この間、白川の渓流はどんどん遠くなってゆき、やがて列車は阿蘇カルデラ内の平原(阿蘇谷)に入る。 阿蘇谷を走る間、右には阿蘇の火山群、左には広い田圃の向こうに長大な崖のようにそびえ立つ北側外輪山を見ることができる。 近くには肥後国のがあるが、このあたりが火山群が最も良く見える。 宮地駅を出ると列車は左右に大きくカーブしながら東側外輪山を登ってゆく。 いくつかの長めのトンネルを抜けて、一瞬左手に広大な阿蘇谷を見渡せるがすぐに豊肥本線の最高点である(延長2,886m)に入る。 ここまでひたすら登りつづけてきた豊肥本線は分水嶺を越え、ここから下り始める。 緩やかに波打つ高原を左右に細かくカーブしながら下ってゆくが、この周辺は9万年前にが大噴火した時にに覆い尽くされた一帯(火砕流台地)である。 (2006年9月4日) との間に横たわる大分県との県境付近から、豊肥本線は水系上流の幾筋もの川を、ある時は渡り、ある時は川筋に沿って走ってゆく。 これらの支流が稲葉川と大野川の2本の川に集約されて盆地に流れ込み、その底になったところが。 四方を山に囲まれたは「れんこん町」と呼ばれるほどが多く 、豊肥本線も何本ものトンネルを通り抜けて豊後竹田駅に着く。 の『』で有名なは駅近くにあるが、盆地の底にある駅や市街からは見上げるような高さの台地上に石垣を組んでいる。 竹田市を出ると、豊肥本線はおおまかに大野川に沿って、谷筋を通ってだんだん平地へ降りてゆく。 竹田市やその東隣のはと呼ばれる地域で、沿線には大野川水系の豊かな水資源による湧水や滝等が数多い。 豊肥本線は豊後大野市のうちの緒方町、三重町、犬飼町などの長閑な風景の中、川幅を広げながら流れる大野川およびその支流を何度か渡る。 中判田からは一転して大分市の郊外住宅地に入り乗客・運行本数共に多くなる。 に並行して東九州の中核都市であるの市街地を縦断。 からはと並走しながら橋梁を渡ったところで高架区間に入り、その後が合流。 駅南側の再開発工事が進むで終点となる。 大分駅ホームは2012年3月17日に完全高架化された。 肥後大津 - 豊後竹田間の値を除いた実績。 肥後大津 - 宮地間の値を除いた実績。 運行形態 [ ] 地域輸送 [ ] 普通列車は熊本地震による一部運休後はおおむね豊後竹田駅・阿蘇駅・肥後大津駅で運転系統が分かれている(運休以前は豊後竹田駅・宮地駅・肥後大津駅で分かれていた)。 大分駅 - 三重町駅間・肥後大津駅 - 熊本駅間で運転されているワンマン運転の普通列車(2両編成)は、3月17日までは無人駅および有人駅での営業時間外の停車時は前の車両のドアのみ開き(中扉は開かず・後ろ乗り前降り)、乗車時には整理券を取って下車時に運賃を整理券とともに運転士に渡す必要があったが、翌のダイヤ改正後より、すべての駅で列車のホーム側のすべてのドアから乗り降りできるようになった。 さらに熊本側はのダイヤ改正よりすべての列車によるすべてのドアからの乗り降りできる区間が立野駅 - 熊本駅間に拡大された。 大分駅 - 豊後竹田駅間 [ ] 気動車を中心に運行され、大分駅 - 中判田駅・犬飼駅・三重町駅間の区間運転列車も設定されている。 1時間あたり大分駅 - 豊後竹田駅間の直通が1本(ただし、日中は2時間前後開く場合あり)、大分駅 - 中判田駅間は区間運転が入って2 - 3本になる。 朝晩には犬飼駅・三重町駅発着の設定があり、当該時間帯は毎時2本程度となる。 2008年3月14日までは、夕方に豊後竹田発とその折り返し中判田行き1往復がのまで乗り入れていた。 2014年3月15日のダイヤ改正で最終列車の三重町終着時刻が、2019年3月16日には同駅に加え豊後竹田終着時刻が0時台となり日付を跨ぐようになった。 2015年3月14日のダイヤ改正で中判田・三重町発で日豊本線行きが復活したが 、2018年3月17日のダイヤ改正で再び廃止された。 豊後竹田駅 - 阿蘇駅間 [ ] 山あいの過疎地を走るために駅間距離が他より長く利用者が少ない。 運転本数もこの区間の通し列車が1日4往復、豊後竹田駅 - 宮地駅の列車が1往復、発豊後竹田行きの区間列車下り1本のみで、3 - 5時間ほど運転間隔が開く時間帯がある。 この区間は対応の・気動車などによる運転が行われている。 阿蘇駅 - 肥後大津駅間 [ ] 熊本地震により被災し運休中である。 のない不通扱いとされており、JR九州のウェブサイトでも当区間については代行バスの案内はなされていない が、実際は熊本県との共同運行により代行バスが運行されており、JR九州のウェブサイトでも時刻表が公表されている。 但し、あくまで代行バスではなく「一部区間バス輸送」という扱いであるため、JR九州ウェブサイトの駅別時刻表や時刻・運賃検索では時刻は表示されないものの、同区間を有効に含む普通乗車券・定期券・回数券で代行バスが利用可能である。 また、立野駅と瀬田駅は通過扱いとしているほか、内牧駅と赤水駅については駅前には立ち寄らず駅近くの店舗前または駐車場に停車する。 但し、この代行バスは地元の学生の通学支援のための運行であるため、一般客の利用も可能ではあるが、JR九州としては「学生の優先利用をお願い致します」としている。 なお、同区間には代行バスのほかに(・共同運行)が運行されている。 被災前には宮地駅 - 肥後大津駅間にキハ200系・キハ40系気動車による2両編成列車が、1時間あたり1本程度運転されていた。 一部の列車を除き、日中は肥後大津駅で熊本駅発着の電車に接続するダイヤを取っていたが、早朝・夕方以降は熊本駅直通列車も設定されていた。 また、最終列車の宮地終着時刻は日付を跨いで設定されていた。 当区間では、2017年4月より復旧工事が行われており 、2020年8月8日に復旧する見通しである。 肥後大津駅 - 熊本駅間 [ ] この区間は、1999年にに合わせて電化された。 2両編成の・電車により昼間は1時間あたり3本程度の普通列車が運転されている。 また、早朝と朝の通勤時間帯および深夜には熊本駅 - 光の森駅間の区間運転列車も設定されている。 平日の朝ラッシュ時は約10分間隔で運転されるが、それでも混雑するため815系・817系では4両編成での運転も行われる。 このほか、鹿児島本線との直通列車も少数ながら設定されており、・・・ - 光の森駅・肥後大津駅間で運行されている(鹿児島本線上り玉名・大牟田方面への直通列車の設定は休日の2本のみ)。 九州新幹線との接続を考慮して、始発は5時台、終電は0時台になっている。 0時台の終電は新幹線全線開業後に新設された。 熊本都市圏の人口の多い区間のため、終日に渡って利用が多い。 2011年3月12日に全面開通後、後述の特急「」の豊肥本線内での運行が廃止されるのに伴い新たに「豊肥ライナー」が熊本駅 - 肥後大津駅間に設定された。 停車駅は特急「有明」と同じく新水前寺駅・水前寺駅・武蔵塚駅・光の森駅となっていた。 肥後大津発3本・光の森発3本、肥後大津行き3本・光の森行き4本の計13本が10時台から16時台にかけて運行されていた。 しかし、2013年3月16日のダイヤ改正をもって豊肥ライナーの愛称は廃止され、各駅停車の普通列車となった。 「」も参照 沿線に阿蘇を有する豊肥本線は古くから観光路線として位置付けられ、1958年からは「」が運行され、からはとなる準急「ひまわり」が設定された。 その後の変遷を経て、豊肥本線内を運転する優等列車は「火の山」に統合され、その一部はやへ向かう観光客の利便を考慮してまで直通運転が行われた。 に「火の山」が特急に昇格して「あそ」と改称し、車両も気動車に置き換えられた。 3月13日には「あそ」と肥薩線の特急「」の一部の列車を統合し、運転区間を別府駅 - 大分駅 - 熊本駅 - 人吉駅間に変更したうえで「九州横断特急」と改称した。 から途中の中断を経て九州新幹線(鹿児島ルート)全線開業時まで、鹿児島本線発着の特急「」が豊肥本線内の熊本都市圏部に乗り入れていた。 熊本駅は熊本市中心部から離れており、熊本市の中心市街地や住宅地が豊肥本線沿線にあることから、熊本都市圏からの利便性向上を図り運行され、経由でと熊本市を結ぶのとの競合を意識していた。 当初は非電化であったためディーゼル機関車が電車を牽引して豊肥本線をまで走行していたが、に一旦廃止された後、1999年の熊本駅 - 肥後大津駅間の電化開業に伴い再開され、運転区間も熊本駅 - 水前寺駅・武蔵塚駅・光の森駅・肥後大津駅間となった。 九州新幹線(鹿児島ルート)全面開業に伴い、2011年3月11日限りで「有明」の豊肥本線内での運行を終了した。 「九州横断特急」も一部が熊本駅発着に変更されている。 2016年3月26日のダイヤ改正で「九州横断特急」は熊本駅 - 人吉駅間の運転が取り止められ、すべて熊本駅発着となった。 熊本地震前の観光列車運行状況 [ ] 熊本地震前は各地から阿蘇への観光客集客を目的として、毎年概ね3月から11月までの土日祝日および小・中・高等学校の長期休暇期間中などには熊本 - 宮地間に専用車両を使用した臨時列車が運行されていた。 1988年3月から・を改造した「」を使用した臨時急行列車「サルーンエクスプレス阿蘇観光号」が運転されたが、同年からはがアメリカ風に改造された客車を牽引する「」が運転された。 以後「SLあそBOY」は毎年3月から11月に運転されていたが、機関車の老朽化により8月に「SLあそBOY」は運行休止となり、同年内に運転される予定であった「SLあそBOY」はディーゼル機関車が牽引する「ディーゼルあそBOY」として運転されたが、同年限りで終了した。 からは内装や外観を昭和30年代のイメージに改造したキハ58系2両を使用する臨時快速列車「」が運行を開始、車内では昔のCM放映や阿蘇の特産品および駄菓子販売を行った。 「あそ1962」は2010年12月26日をもって運行を終了した。 よりを改造した観光特急「」が運行開始された。 また、これに先立ち2011年3月12日より5月29日までは臨時特急「阿蘇ゆるっと博」が運行されていた。 「あそぼーい! 」は熊本地震後に他地域で運行されたこともあったが、2017年7月より豊肥本線での運行を再開している。 「あそぼーい! 」 (2011年-) 使用車両 [ ]• 電車 - 電化区間の普通列車に使用される。 電化区間は、終日利用者が多く混雑しがちであるため、日中は基本的にロングシート車の815系のみが運用され、クロスシート車の817系は朝ラッシュ時のみ運用に就く(代走などの場合はこの限りではない)。 気動車 - 電化区間を含む全線にわたって使用される。 電化区間内のみを走行する気動車列車もある。 熊本地震後は、電化区間内のみを運転する気動車列車は下り3本・上り4本の設定となり、キハ125形とキハ185系、キハ183系は阿蘇以東でのみ使用されるようになった。 - 特急「九州横断特急」に使用• - 特急「あそぼーい! 」に使用 過去の使用車両 [ ]• - 平日朝ラッシュ時の八代発光の森行きと光の森発熊本行きの1往復に使用された。 高架化工事で鹿児島本線と豊肥本線の相互乗り入れが縮小したため、運用終了。 - 一部電化前の特急「有明」に使用された。 - 電化前・電化後の特急「有明」に使用された。 - 電化後の特急「有明」に使用された。 ただし豊肥本線内のホームが6両分しかない関係上、7両の「リレーつばめ」編成は充当されなかった。 気動車• ・ - 急行「火の山」や普通列車で使用された。 機関車• 1973年(昭和48年)3月27日限りで蒸気機関車運転は終了した• - 485系・783系「有明」や「ディーゼルあそBOY」の牽引、「SLあそBOY」の補機 歴史 [ ] 豊肥本線の優等列車沿革については「」を参照 大分 - 玉来間は国鉄の 犬飼軽便線(いぬかいけいべんせん。 後に 犬飼線と改称)として、宮地 - 熊本間は 宮地軽便線(みやじけいべんせん。 後に 宮地線と改称)として、両線とも1914年に開業した。 なお現在、南阿蘇鉄道となっている立野 - 高森間も宮地線の支線として開業している。 最後の区間である玉来 - 宮地間が開業して大分 - 熊本間が全通したのは1928年で、宮地線・犬飼線を合わせて 豊肥本線となった。 その際、立野 - 高森間の宮地線の支線はとなった。 阿蘇・竹田などの多雨な山間部を通っているため、集中豪雨や土砂災害などの災害が発生しやすく、そのたびに数か月から災害の規模によっては1年以上も不通となることもある。 1990年7月2日の集中豪雨では緒方 - 宮地間が不通となり、復旧に1年3か月を要した。 1993年9月2日のでは三重町 - 豊後清川間が不通になり、全線復旧まで8か月を要した。 2004年9月に三重町 - 豊後清川間の百枝トンネルが土砂崩壊により不通となり、12月の復旧までバスによるを行った。 2012年7月12日のでは緒方 - 肥後大津間の各所で土砂流入・築堤崩壊・橋梁流出などの災害が発生した。 緒方 - 豊後竹田間および宮地 - 肥後大津間は同年9月3日までに順次復旧し、被害の大きかった豊後竹田 - 宮地間は、同年8月20日より代行輸送(同日から9月2日まではによる代行輸送、9月3日より七城観光バス・・(湯布院営業所)等によるバス代行輸送)を行っていたが、翌2013年8月4日に復旧し運転を再開した。 復旧にあたって、被害を受けた区間では路盤やトンネルが強化や土石流対策が施され、九州北部豪雨と同程度の雨が降っても耐えられる物となった。 2016年4月にはが発生。 立野 - 赤水間で大規模な土砂崩れが起きて並走するもろとも線路が流出し、赤水駅付近では列車が脱線するなどの被害が出た。 この影響で肥後大津 - 阿蘇間は長期間にわたり不通となっているが、国土交通省と熊本県は2020年4月10日に、同区間を2020年8月に復旧させる見通しを示した。 年表 [ ] 犬飼線(大分 - 玉来) [ ]• (大正3年): 犬飼として大分 - 中判田間を開業、下郡連絡所(との分岐点に設置。 豊州本線所属)・滝尾駅・中判田駅を新設。 (大正5年):中判田 - 竹中間を延伸開業、竹中駅を新設。 (大正6年):竹中 - 犬飼間を延伸開業、犬飼駅を新設。 (大正10年):犬飼 - 三重町間を延伸開業、菅尾・三重町の各駅を新設。 (大正11年)• 4月1日:下郡連絡所を下郡信号場に改称。 9月2日: 犬飼線に改称。 :三重町 - 緒方間を延伸開業、牧口・緒方の各駅を新設。 (大正12年):緒方 - 朝地間を延伸開業、朝地駅を新設。 (大正13年):朝地 - 豊後竹田間を延伸開業、豊後竹田駅を新設。 (大正14年):豊後竹田 - 玉来間を延伸開業、玉来駅を新設。 宮地線(熊本 - 宮地) [ ]• (大正3年):熊本 - 肥後大津間を 宮地軽便線として開業、春竹・水前寺・竜田口・三里木・肥後大津の各駅を新設。 (大正5年):肥後大津 - 立野間を延伸開業、瀬田・立野の各駅を新設。 (大正7年):立野 - 宮地間を延伸開業、赤水・内牧・坊中・宮地の各駅を新設。 (大正9年):原水駅を新設。 (大正11年): 宮地線と改称。 (昭和3年):立野 - 高森間の支線を開業、長陽・阿蘇下田・中松・阿蘇白川・高森の各駅を新設。 豊肥本線(全通後) [ ] 全通当時の坂ノ上隧道宮地口付近の様子• 1928年(昭和3年):玉来 - 宮地間を延伸開業し豊肥本線が全通、波野・滝水・豊後荻の各駅を開業、宮地線と犬飼線をあわせて 豊肥本線と改称し、同時に宮地線支線(立野 - 高森間)を高森線に分離。 (昭和15年):春竹駅を南熊本駅に改称。 (昭和16年):竹中 - 中判田駅間を機関車と客車2両が転落し、44名が死亡するが発生。 (昭和18年):8時20分ごろ、滝水 - 豊後荻間で熊本駅発大分行き列車(機関車1両、客車3両)が30m下の谷底に転落し、2名が死亡する事故が発生。 折からの豪雨で築堤が流出していたため。 (昭和35年):市ノ川駅を新設。 (昭和36年):坊中駅を阿蘇駅に改称。 (昭和38年)3月20日:下郡信号場を廃止。 (昭和42年):下郡信号場(2代)を新設(初代と同所。 大分電車区への分岐点)。 (昭和48年)• 3月27日:蒸気機関車運転終了• :基本計画決定。 (昭和56年)10月1日:武蔵塚駅を新設。 (昭和58年):大分 - 熊本間CTC使用開始 、制御所は立野と大分に設置• (昭和61年)• :高森線が南阿蘇鉄道へ分離。 の「豊肥線の部」で唯一の支線が消滅する。 :東海学園前駅を新設。 (昭和62年)• :敷戸駅を新設。 4月1日:大分 - 竜田口間の貨物営業を廃止 -139. 1km 、国鉄分割民営化にともない九州旅客鉄道(第1種)・日本貨物鉄道(熊本 - 竜田口間・第2種)が承継。 (昭和63年):新水前寺駅を新設。 (平成元年):いこいの村駅を新設。 (平成2年)• :日本貨物鉄道が竜田口 - 熊本間の第二種鉄道事業を休止 -8. 9km。 :緒方 - 阿蘇間が集中豪雨のため不通。 :宮地 - 阿蘇間が復旧。 11月1日:牧口駅を豊後清川駅に改称。 (平成3年)• :緒方 - 豊後竹田間が復旧。 :豊後竹田 - 宮地間が運転再開し、全線復旧。 (平成4年):平成駅を新設。 (平成5年)• :三重町 - 緒方間が台風による土砂災害で不通。 :三重町 - 豊後清川間が復旧。 :日本貨物鉄道が竜田口 - 熊本間の第二種鉄道事業を廃止 -8. 9km。 (平成6年)5月1日:全線復旧。 (平成11年)10月1日:肥後大津 - 熊本間を電化。 (平成14年):大分大学前駅を新設。 (平成16年)• :三重町 - 豊後清川間が土砂崩れのため不通。 :全線復旧。 (平成18年):光の森駅を新設。 (平成24年)• :緒方 - 肥後大津間がにより橋梁の一部と路盤が流失するなどの被害を受け不通。 :立野 - 肥後大津間が復旧。 :緒方 - 豊後竹田間が復旧。 同日13時から豊後荻 - 宮地間でジャンボタクシーによる代行輸送を開始。 :宮地 - 立野間が復旧。 豊後竹田 - 宮地間でバス代行輸送。 12月1日:大分 - 中判田間および肥後大津 - 熊本間にSUGOCAを導入。 (平成25年)8月4日:豊後竹田 - 宮地間が復旧し、全線で運転再開する。 (平成28年)• 4月14日:の前震の影響により宮地 - 熊本間で運転を見合わせる。 4月15日:竹中 - 犬飼間で落石が発見され、一時運転を見合わせる。 4月16日:未明に発生した熊本地震の本震の影響により赤水 - 立野間で土砂崩れが発生し線路が流出、赤水駅構内では回送列車が脱線し、始発から全線で運転を見合わせる。 4月17日:豊後竹田 - 大分間で運転を再開。 4月19日:熊本 - 肥後大津間で運転を再開。 本数を減らして運行。 4月28日:豊後荻 - 豊後竹田間で運転を再開。 6月30日:国土交通省令により、「平成28年6月末までに整備されるべき箇所」へのATS-DK設置(大分 - 下郡(信)間、肥後大津 - 熊本間)が完了する。 7月9日:阿蘇 - 豊後荻間で運転を再開。 特急「九州横断特急」も阿蘇 - 別府間で運転再開。 阿蘇 - 宮地間は「九州横断特急」のみを快速として(いこいの村を通過)運転。 12月22日:スマートフォンアプリ「JR九州アプリ」内のリアルタイム列車位置情報システム「どれどれ」運用開始により、全線のリアルタイム列車位置情報が配信開始。 (平成29年)• 3月4日:阿蘇 - 宮地間で普通列車の運転再開(これにより、「」の同区間の種別がから特急に戻される)。 9月17日:の影響により三重町 - 菅尾間で土砂流入、菅尾 - 犬飼間で路盤流出などの被害が発生し、阿蘇 - 中判田間が不通。 9月19日:始発より阿蘇 - 中判田間にてバス代行・タクシー代行輸送を実施。 9月22日:阿蘇 - 三重町間で運転再開、代行輸送区間は三重町 - 中判田間となる。 10月2日:三重町 - 中判田間で運転再開。 代行輸送は前日で終了。 (平成30年)• 3月17日:熊本駅周辺の約1kmが高架化。 滝尾駅に「ANSWER」を導入。 9月30日:の影響により大分大学前 - 中判田間にて築堤崩壊・路盤流出、中判田 - 犬飼間で土砂流入が発生し、大分大学前 - 阿蘇間が不通。 10月3日:大分大学前 - 阿蘇間が運転再開。 12月1日:大分大学前駅と敷戸駅に駅遠隔案内システム「ANSWER」を導入。 (令和2年)• 8月8日:阿蘇駅 - 肥後大津駅間が運転再開予定。 熊本空港アクセス鉄道構想 [ ] にほど近い位置に立地する(阿蘇くまもと空港)について、豊肥本線から分岐して空港までの路線()を敷設する構想がある。 元々は2004年に検討が始まったが、総事業費が286億円と試算され、採算が見込めないとの予測がなされたこともあり、一旦は構想を凍結した上で、熊本県とが運航費を拠出する無料シャトルタクシー(空港ライナー)を肥後大津駅との間で運行することとなった。 その後、熊本空港の利用者増やリムジンバスの定時性の問題からアクセス鉄道構想を再検討、「豊肥本線からの分岐」「の新設」「の延伸」の3案が比較検討され、2018年12月5日に行われた熊本県議会一般質問において、熊本県知事のが『豊肥本線から熊本空港に至る路線の新設』を検討することを明らかにした。 具体的には、三里木駅から付近を経由して熊本空港に至る約10kmのルートが想定されており、県が中心となって設ける第三セクターが鉄道施設を整備する。 JR九州社長のも、2019年1月25日の定例記者会見で、熊本県と協議を進めていることを認めており、その場合は豊肥本線の複線化も検討する必要があるとの認識を示している。 しかしながら総費用は当初予想されていた380億円を大幅に上回る437〜561億円に上ることが判明、県議会からは「需要が不確定な中で、今までの計画をそのまま進めるのは非常に厳しい」との意見が出ており、蒲島知事は「事業化ありきではなくいったん立ち止まり検討する」として再検討が行われる見込みである。 蒲島知事は「費用が膨らんだことは残念に思う。 工法や構造を精査し、可能な限りコスト縮減を追求する」とも述べており、2020年6月12日の議会後の報道陣の取材では中断や凍結は否定している。 駅一覧 [ ] 下り方向(熊本から大分方向)に記述する。 停車駅• 普通列車は全駅に停車。 特急列車の停車駅については「」参照。 電化/非電化 駅名 駅間営業キロ 累計営業キロ 接続路線 線路 所在地 電化 - 0. 7 2. 9 3. 6 5. 2 熊本市交通局:幹線 () | 0. 6 5. 0 7. 8 | 1. 1 8. 0 12. 9 14. 0 15. 1 18. 7 22. 6 27. 1 32. 9 40. 4 42. 6 | 3. 8 46. 5 49. 3 51. 2 | 2. 2 53. 7 64. 9 69. 0 | 6. 2 75. 7 84. 9 | 3. 1 88. 9 93. 9 | 6. 4 100. 1 105. 5 111. 4 117. 9 125. 6 130. 5 136. 5 138. 8 | 1. 4 140. 2 | 2. 7 142. 8 | 5. 1 148. 日本国有鉄道電気局『鉄道電報略号』、1959年9月17日、24頁。 , 2020年5月27日閲覧。 , 2020年4月10日閲覧。 , 2020年5月27日閲覧。 熊本日日新聞. 2020年5月27日. の2020年5月27日時点におけるアーカイブ。 2020年5月27日閲覧。 東洋経済オンライン. 2017年11月9日. - 九州旅客鉄道ニュースリリース 2012年9月19日• - SUGOCA公式サイト内• 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTB 1998年• 特定非営利活動法人 竹田市観光ツーリズム協会. 2020年3月9日閲覧。 九州旅客鉄道. 2018年9月17日閲覧。 JTBパブリッシング『JTB時刻表』2018年3月号、p. 441• 2019年11月24日閲覧。 2019年2月28日. 2019年12月7日閲覧。 [ ] - 2010年12月18日閲覧• - JR九州公式サイト 2012年12月20日• 『JTB時刻表』2016年4月号、JTBパブリッシング、p. - 鉄道ホビダス、編集長敬白、2011年06月16日• 西日本新聞. 2012年8月2日. 2012年8月2日閲覧。 - JR九州お知らせ 2013年8月4日閲覧• 交通新聞社 : p. 2013年8月14日• - JR九州公式サイト 2013年6月19日• - レスポンス、2016年4月17日• (国立国会図書館デジタルコレクション)• 1914年6月20日付大阪毎日新聞(神戸大学附属図書館新聞記事文庫)• (国立国会図書館デジタルコレクション)• (朝刊) 大分合同新聞社 : p. 1943年9月21日• (朝刊) 大分合同新聞社 : p. 1943年9月22日• 『世界の鉄道』1974年版、195頁• (朝刊) 大分合同新聞社 : p. 1987年2月23日• (朝刊) 大分合同新聞社 : p. 1990年11月2日• 交通新聞社 : p. 2001年4月2日• 、の2012年7月25日のアーカイブ- 熊本日日新聞 2012年7月23日• - 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"議会後の取材では中断や凍結は否定した。 NHK NEWS WEB 日本放送協会. 2020年6月12日. 2020年6月13日閲覧. "「中断や凍結ではない。 いったん立ち止まってみんなで考えようということだ」。 - 大分合同新聞、2019年11月26日• - 大分合同新聞、2019年11月5日 参考文献 [ ]• 今尾恵介(監修)『 - 全線・全駅・全廃線』12 九州沖縄、、2009年。。 編著『四国・九州ライン - 全線・全駅・全配線』6 熊本・大分エリア、、2013年。。 (監修)『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』27号・豊肥本線/久大本線、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集)、〈週刊朝日百科〉、2010年1月24日、5-15頁。 荘田啓介『豊肥線物語』、1987年2月。 関連項目 [ ] ウィキメディア・コモンズには、 に関連するメディアがあります。

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