少々小ぶりのポインターかと思っていました所、体高・色柄からして薩摩ビーグルでした。 保護当時は、白い毛は尿色に染まり、足先は薄茶のソックスでも履いているかのようでした。 所々、軽く座りダコが出来ていて白が多いその姿は少々薄汚れて見えました。 犬舎から出した際は、少々怖気づいているらしく何をされるのかと、オドオドしておりました。 が、その瞳は危なげのない感じで、予想通り何をしてもされるがままでした。 当然尻尾は股間の下に巻き収めてはおりましたが・・・。 そんな状態にもかかわらず、バリケンに入れるにしてもてこずる事もなく、道中も居ないかのように静かでした。 おまけに、この犬種の良さである大人しい・穏やか・静かという点は当然パッチリでした! 対犬・猫にも問題はなく、非常に扱い易い子です。 預かりさんにも「いるかいないか、分からない位大人しいです」と言わしめた程の静かさです。 未経験の階段の上り下りも難なくクリアし、してもらった事のないはずのお散歩は、何だかトタンに元気になり、尻尾フリフリとても楽しそうです。 初日などは、チラッとこちらを確認しつつ、引きもなく歩く様に痛く感心した次第です。 最初から多頭散歩が出来る子なんてなかなかおらず、その上、しっかり歩く練習からする必要がないのは珍しいかもしれません。 が、やはり少々小心者なのか、経験不足なのか、こんな笑える話がありました。 突然の出来事ではありましたが、それにしても驚き方が半端じゃなかったのは可哀想でしたが・・・。 それは散歩の最中の出来事でした。 手に持っていたお散歩バッグが、リードに沿ってスルスルと、この子の所に落ちてしまったことがありました。 突然自分の所に移動して来たお散歩バッグにビックリ仰天、逃げまどった次第です。 猟犬に当然ながら見られる傾向ですが、ケージでは長時間のお留守番中の粗相もなく、痩せている為飢えていたはずですが食べ方も優しく、「きっと室内で穏やかに生活できる子だと思います」とお墨付きを頂きました。 早々良き家庭犬になれる子でしょう!.
次の被毛カラー• トライカラー• レッド&ホワイト• レモンカラー ビーグルの被毛は、艶のあるオーバーコートと短くてフワフワしたアンダーコートからなるダブルコートです。 主な被毛カラーは「トライカラー」「レッド&ホワイト」「レモンカラー」ですが、レバー以外であれば許容されていますよ。 胸とお腹・四肢が白で、頭部や背中に色が入りますが、しっぽの先は白くなければなりません。 スヌーピーのモデルになった犬種ですが、スヌーピーのように耳と背中にだけ黒い斑が入るパターンは珍しいといえます。 ビーグルの歴史は? ビーグルの起源は、15世紀頃のイギリスにおいてウサギ狩りに従事していたハウンド種だと考えられています。 1800年代中頃にパーソン・ハニーウッドがウサギ狩りに使用されていたノースカントリー・ビーグルを改良したことで現代のビーグルの基礎ができあがりました。 イギリスの小説「カンタベリー物語」では、著者チョーサーによりビーグルとされる犬が記述されていますが、物語の中では「小さなハウンド犬」と書かれています。 ビーグルという名前になったのは16世紀頃のこととされていますよ。 アメリカにおけるビーグルの歴史 南北戦争が始まる前の時代から、アメリカ南部地域にビーグルらしき犬がいたという記述が残っています。 ただ、この頃のビーグルは現代のビーグルと比べて大柄であり、バセットハウンドやダックスフントのような外見をしていたといわれています。 戦争後に多くの純血種がイギリスから輸入されたことで、現在のアメリカにおけるビーグル犬の基礎ができあがりました。 1800年代にはショードッグや猟犬としても活躍の場を広げ、1885年にAKCに公認されています。 1860年頃になるとアメリカへ輸出されるようになり、すぐに人気が急騰したのです。 それ以来、アメリカンケンネルクラブでの登録数ランキングでビーグルのベスト10入りが続いていますよ。 日本におけるビーグルの歴史 日本にも、英系ビーグルを基にして発展した薩摩ビーグルと呼ばれる犬種がいます。 明治後半に政府の要人が外国から連れ帰った英系ビーグルやハリア、フォックスハウンドなどと薩摩犬を100年近い期間をかけて交雑することで誕生しました。 優れた猟犬として知られていますが、高齢化によるハンターやブリーダーの減少によって純粋種が激減、絶滅が危惧されています。 ハリアについて、で紹介していますよ。 ビーグルの性格は? 性格• やんちゃで活発• 寂しがり屋で甘えたがり• 社交的で人見知りしない• コンパニオンドッグにも向く やんちゃで活発 ビーグルはかわいらしい顔立ちですが性格はスヌーピーのようにやんちゃで元気です。 元々狩猟犬だった影響からか、じっとしているのが苦手でかまって欲しいとアピールをしたり、飼い主さんをどこまでも追ってみたりととにかく活発な性格です。 寂しがり屋で甘えたがり 寂しがり屋で甘えたがりな一面も持っているので、飼い主さんのとなりにいたい欲求が常に絶えません。 たくさんペットと触れ合いたい方にはオススメの犬種です。 ただし、無駄吠えの多い犬種でもあるので、注意が必要です。 社交的で人見知りしない ビーグルは集団生活に慣れている犬種なので、飼い主さん以外の人間や他のペットに対して、とても社交的に接してくれます。 散歩中に他の犬にあっても仲良く出来る性格で、知らないこどもが寄ってきても愛嬌よく振る舞ってくれますよ。 コンパニオンドッグにも向く とても愛情深く、協調性が高い性格です。 攻撃性も少なく、穏やかで素直な性格の持ち主なので、コンパニオンドッグとしても人気があります。 ビーグルの飼い方は? 室内環境 室内で飼育する場合は、しつけをきちんと行い、安心して過ごせるようにサークルを用意してパーソナルスペースを作ってあげましょう。 また、フローリングで走ったり、ジャンプしたりすると、関節に負荷がかかり、ケガをしてしまう恐れがあります。 カーペットやマットを敷いておくと良いでしょう。 散歩 ビーグルの散歩は目安として、1日30分程度を目安にすると良いでしょう。 活動的で、動き回ることが好きなので、散歩だけではなくドッグランやおもちゃを使って思い切り走ったり、遊ばせてあげると喜びますよ。 テリトリー ビーグルは性格として、平和主義者で、飼い主にも家族にも大変愛情深いのですが、休息の場である室内で子供にしつこくされることは苦手ですよ。 そのため、子供のいる家庭では、ケージやクレートなどのテリトリーを用意するのがおすすめです。 におい対策 ビーグルは皮脂が多い犬種なので、体臭がキツイといわれることも多いです。 垂れ耳で雑菌が繁殖しやすいことや腸内環境の悪化なども影響しているので、「シャンプーの回数を増やす」「無添加ドッグフードへの変更」をおすすめします。 ニオイ対策に「カンファペット」 ビーグルと暮らしていると、ふとした時に体臭や耳のニオイが気になってしまうこともありますよね。 カンファペットはニオイの原因を元から分解・消臭するタイプの消臭剤です。 耳のケアだけでなく、目やお尻周りの除菌などにも使うことができますよ。 使われている成分は「次亜塩素酸ナトリウム」「酸性剤」「純水」だけなので、万が一ペットの目や口に入っても安全です。 ビーグルのお手入れは? ブラッシング 日頃からブラッシングを心がけて清潔を保ちましょう。 ビーグルはダブルコートで換毛期には特に抜け毛が多いので、注意が必要ですよ。 爪切り 爪の伸びすぎにも注意しましょう。 目安としては月に一度はチェックすると良いです。 散歩などで外を歩いている場合は爪が削れていると思いますが、定期的に見てあげることが大切ですよ。 肛門腺絞り こちらは月に一度程度の頻度で行うと良いでしょう。 普段体に触れていると、あまり嫌がられずに肛門腺絞りできると思いますよ。 耳掃除 ビーグルはたれ耳のため、耳の病気にかかりやすい犬種でもあります。 普段から意識して、耳掃除を行うようにしましょう。 大体週一回の頻度で行うと良いでしょう。 目の手入れ ビーグルは遺伝的に眼病にかかりやすい犬種と言われています。 目ヤニが出ている場合は丁寧にふき取ってあげましょう。 また、目の濁り等の異変を感じたら、なるべく早く動物病院で診察をうけることをおすすめします。 歯磨き 食欲旺盛なビーグルは、歯磨きのケアを怠ると歯周病になる可能性があります。 なるべく1日1回は行ってあげると良いでしょう。 歳をとっても、おいしくエサを食べてもらうために、歯磨きを習慣化してあげましょう。 ビーグルの子犬の注意点 子犬の時期にどれだけしつけをしっかり行えるかが大切です。 また、動き回ることが好きなので散歩やボール遊びなどをしてあげましょう。 運動不足はストレスの原因になりますよ。 栄養と運動、そして睡眠のバランスが成長には欠かせません。 ビーグルの老犬の注意点 歳をとってくると、活発さも衰え始めます。 また関節や筋力が弱ってきて、ケガをしやすくなるので注意が必要です。 激しい運動は避けながら、適度に気分転換がてら散歩で外を歩き回らせてあげるとよいでしょう。 ビーグルの季節ごとの注意点 春 春は過ごしやすい季節ですが、朝晩の冷え込み、日中は気温が上がるため体への負荷も大きくなる時期です。 室内で飼う場合も温度変化を意識して調節してあげると良いでしょう。 夏 夏の高気温は熱中症を引き起こす可能性があります。 室内外に問わず温度をしっかりと確認してあげるようにしましょう。 また気温が上がると、ビーグルはダブルコートで換毛期に入るため、抜け毛が多く出ます。 普段よりブラッシングの頻度を上げて清潔に保つようにしましょう。 秋 秋は涼しくなり、過ごしやすい季節ですが、夏の間に溜まった疲れが出てくるタイミングでもあります。 しっかりと睡眠をとらせて、疲れが残らないようにしてあげましょう。 また、食欲旺盛になる時期でもあるため、エサの与えすぎに注意してあげてください。 冬 ダブルコートで寒さを凌ぐための毛が生えてきますが、寒さに追いついていない場合もあります。 体の冷やしすぎは、体調を崩してしまう原因になってしまうのでしっかりとケアしてあげましょう。 ビーグルの吠え癖、理由は? 吠える理由• 運動不足• コミュニケーション不足• 元狩猟犬の名残 犬が吠えた時には大声を出して叱っていませんか。 無駄吠えのしつけにはなりますが、ビーグルの場合「無駄吠え」はほとんどしない犬種です。 ビーグルが吠えるのには必ず理由があり、その多くはストレスからきています。 運動不足 ビーグルは運動が大好きな犬種なので、他の中型犬よりも多くの運動量が必要ですよ。 何日も雨が続いて散歩に行けていないときなどに吠え出す傾向があります。 「椎間板ヘルニア」に気をつけながら、少し長めに散歩の時間を取って運動量を確保してあげてくださいね。 部屋の中でも運動できる環境を整えてあげるのもおすすめです。 コミュニケーション不足 ビーグルは他の犬種に比べても、楽しい時間を飼い主さんと共有したい欲求が強いです。 留守番で独りで静かに待っている時間が長いと、コミュニケーション不足によりストレスが溜まってしまうのです。 長時間の留守番だと寂しさを募らせてしまい、自分の寂しさに気づいてもらいたくて吠えてしまうのです。 ビーグルの特徴に沿った生活をさせてあげられていないことが、吠え癖につながっているといえますね。 元狩猟犬の名残 ビーグルは、「開いた喉」という意味の古代フランス語が由来です。 ビーグルの声はよく通り、吠え癖がつきやすい犬種でもあります。 元々ウサギ狩りをする狩猟犬だったビーグルは、猟師に獲物の場所を吠えて知らせる必要があったのです。 ビーグルの吠え声がうるさいといわれる理由は、狩猟犬として活躍していた頃からの名残でもあります。 ビーグルの吠え癖、落ち着きある性格にしつけられる? しつけのポイント• リーダーを決める• 運動量を増やす• 社会性をみがく 落ち着きのある性格にしつける際は、「リーダーを決める」「運動量を増やす」「社会性をみがく」の3つのポイントに気をつけてください。 ただ大声で叱っても根本的な解決にはなりませんよ。 リーダーを決める 狩猟犬として集団の中で生活して飼い主さんの命令を聞いていたビーグルにとって、リーダーの存在は必要不可欠といえます。 落ち着きのある性格にするためには、群れ 家族 の中で絶対的な権力を持つリーダーは「飼い主さん」であるとはっきりわからせてあげることが必要ですよ。 運動量を増やす 1日2回それぞれ30分以上を心がけ、運動欲求を満足させてあげてください。 そのうちの1回は長めの時間 1時間程度 行うか、自転車を使った並走運動をして運動量を確保するようにします。 室内で遊ばせる時は、「滑らないようにマットを引く」「腰に負担がかかる階段の上り下りは避ける」ことが大切です。 ヘルニアの心配を減らせますよ。 社会性をみがく コミュニケーションが不足すると吠え癖に繋がるので、常に家の中に誰かがいるような環境での飼育が最適です。 寂しがり屋な一面もあり、玄関に来客が来ただけでも疎外感を感じ寂しくなって吠えてしまうことがあるほどです。 散歩の時は公園の散歩道を通るなど、様々な人や犬と出会う機会を設けてあげます。 子犬の頃から色んな人と出会うことで社会性が磨かれます。 ビーグルのしつけのポイントは「主従関係」 ビーグルのしつけで大切なことは 「飼い主さんとの主従関係をはっきりさせること」です。 散歩中にリードを引っ張ることや、無駄吠えもやめさせることができますよ。 そしてしつけのポイントは 「大声で叱らないこと」です。 根気よく怒らずに、ダメなことはダメだと教えると理解してくれやすいですよ。 なかなかしつけがスムーズにいかないと焦ってしまいがちですが、落ち着いて粘り強くしつけてあげてください。 言うことを聞かない時には「無視をする」こともビーグルのしつけには有効です。 ビーグルの叱り方 叱り方を間違えると、さらに反抗的になったり、恐怖心から近づいてこなくなったりすることもあります。 ビーグルが噛んできたら、「痛い!」と大きな声で言ってから無視をします。 無視される原因が自分にあることを認識させる必要があるので、ビーグルだけを置き去りにしてその場から離れる方法もおすすめします。 また、子犬のビーグルを叱るときには、大きな音を出して驚かす「天罰法」がおすすめです。 悪さをしたら嫌なことが起こると犬が学ぶので、しだいに問題行動を起こさなくなりますよ。 寿命 15年 病気 椎間板ヘルニア、白内障、網膜萎縮 ビーグルの寿命は15年ほどです。 ビーグルは他の犬に比べ病気に強く丈夫で、発病率が低いです。 また、ビーグルは人気の犬種で、診てくれる動物病院が多いことも長生きできる理由の1つですね。 丈夫なビーグルですが、当然病気になることはあります。 ビーグルは「椎間板ヘルニア」などの怪我や「白内障」「網膜萎縮」などの目の病気になりやすい犬種です。 普段のコミュニケーションで違和感を持ったらすぐに病院へ連れて行ってあげてください。 病気ではありませんが、ビーグルは食欲旺盛な犬種のため、飼い主さんが食事のバランスをとってあげないと肥満になりやすく、肥満から糖尿病になることもあるので気をつけてあげてください。 ビーグルの子犬の販売価格は?.
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