一番有名なギャグと言えば、 筋肉ルーレットでしょうか。 これはなかやまきんに君だからこそ出来る芸風と言えます。 なかやまきんに君の大胸筋を左右動かしてルーレットのように見立てるというものですが、雑なルーレットよりはかなり面白いかもしれません。 ちなみになかやまきんに君の大胸筋を使った筋肉ルーレットですが、誰にでも出来るものではないです。 実は筋肉の中でも一番鍛えるのが困難とされているのが、大胸筋になります。 同じボディービルダーで筋肉芸人でもあるオードリー春日俊彰さんは、大胸筋が足らないので筋肉ルーレットをやるのは困難でしょう。 しょうもない芸ではありますが、筆者個人的には結構好きです。 マグマとは なかやまきんに君が音楽に合わせてボディービルのポーズを取り、ミートソースに思いっきりチーズをぶちまけるというものです。 面白いのは面白いのですが、何故かなかやまきんに君はこれをする時 「マグマ式」という風にいいます。 はっきり言って視聴者的には意味不明であり、何がマグマなのかはよく分かりませんが、少なくともインパクトはあります。 ちなみに粉チーズをぶちまけたスパゲッティの処理はされていないので、終わった後処分されているかもしれません。 この辺は視聴者から食べ物を無駄にするなと言うクレームがあり、実際食べて処理しようにもチーズの味が相当濃いため食べても苦しいだけです。 筋肉を学ぶために筋肉留学していたなかやまきんに君でしたが、 帰国後10kgも減量してしまい筋肉が衰えてしまいました。 実際なかやまきんに君的にはとても大変で精神的に苦痛だったそうですが、あまりの本末転倒ぶりに視聴者は大爆笑したのです。 「アメリカは怖い所」という名言を残しているように、もう1つエピソードがあります。 なかやまきんに君が ホームステイ先の老人から性的に迫られたという話です。 わざわざ赤いTバッグをはいてなかやまきんに君を挑発するようにしていたそうですが、誘いを断った際家賃が3倍も値上がりしたという話はめちゃくちゃすぎて受けました。 なかやまきんに君がアメリカが怖い所であるというのもよく理解が出来ますが、かなり強烈なエピソードだったと言えましょう。 そもそも老人が赤いTバッグを履いて誘惑するという時点でおかしい気がします。 カナダ人女性は日本語が片言ながら話せるらしいのですが、結構積極的だったようで家に来ませんか?という誘い方が突飛的すぎていました。 熱があるので家に来てください、おじいちゃん死んだので家に来てくださいという感じです。 実際はもっとどストレートな誘い方をされていました。 極めつけは女性がなかやまきんに君に怒り、ぼこぼこにしていたけど股間を見てある発言をされます。 「TOOBIG!」 TOOBIGとは日本語に直すと大きすぎるという意味です。 普段女性の噂がないなかやまきんに君だからこそ大笑い出来たとも言えます。 むしろ普通の新喜劇よりも悪化しており、それほど目立った活躍はされていません。 その結果 なかやまきんに君はHGさんに対抗意識を持ってしまいます。 演技力はある方ですが、ただネタがそれほど面白くないのと当時はHGさんの方が圧倒的人気だったのがきつかったのかもしれません。 腹筋崩壊太郎という名前の怪人ではあるものの本来は穏和な性格で、作中でもお笑い芸人として活躍していました。 腹筋崩壊太郎は怪人ではあるものの、 変身の仕方がまんま歴代ライダーと同じなのでマジか!?と驚いた方も多かったことでしょう。 完全にネタ的な要因に思われるかもしれませんが、最後は涙を誘う場面もあり、なかやまきんに君の演技が上手だったので放送後腹筋崩壊太郎ロスという言葉が飛び交いました。 本来の出演はその時だけでしたが、後にまたスピンオフとして登場されています。 まとめ 現在なかやまきんに君はテレビ露出はそれほど激しい訳ではないですが、yYouTubeの方が人気出ているため支持する方が多くなりました。 それまで特に注目されていなかったなかやまきんに君でしたが、元々好感度は高い芸人だったので今後どのように面白くなっていくかはなかやまきんに君次第でしょう。 ネタは筋肉芸人の中でもかなりパンチがある方なので、どんなネタをやっているか?と聞かれたら普通に答えられる方も多いのではないでしょうか。 腹筋崩壊太郎のように他でも面白い部分が見つかるかもしれません。
次のなかやまきんに君 プロフィール 氏名:なかやまきんに君 生年月日:1978年9月17日 出身地:福岡県福岡市東区 所属事務所:吉本興業 デビュー:2000年 同期:キングコング、山里亮太、ミサイルマン など 持ちネタ:おい!俺の筋肉、筋肉ルーレット、UA!(いえ!)など なかやまきんに君 どんな芸人? 学生時代はボディビルではなくバスケットボールに夢中でしたが、お笑いも好きで「探偵ナイトスクープ」の依頼「世界一指を早く回せる男」に出演したこともあります。 高校卒業後、NSCに入学、2001年から吉本新喜劇に入り、筋肉を使った芸を披露し始めます。 その後、第24回ABCお笑い新人グランプリで審査員特別賞、R-1ぐらんぷり挑戦、芸能人スポーツ王決定戦など活躍の場を広げていきます。 全国区でもよく目にするようになってきた2006年、芸能活動を一時休止しアメリカに筋肉留学をします。 のち再度留学をするも、今は日本の芸能界に復帰し今に至ります。 なかやまきんに君という名前は、本名の苗字である「なやかま」と、FUJIWARAの原西孝之さんが名付けた「きんに君」を合わせたもの。 ブレイクのきっかけ 筋肉芸人第一世代と言われているように、これまで筋肉を使った芸をする芸人はいなかったこともあり、なかやまきんに君は、2000年でデビュー後すぐに話題となり、大阪を中心にブレイクしていきます。 なんでもデビュー直後の月収は、600万円までいき、スポーツ番組の賞金で1000万円や高級車数台ももらっていたバブル状態だったとか。 「おい!俺の筋肉」ギャグ評価は? 良い評価 中二病だけどきんに君好きな人「おい俺の筋肉、おい俺の筋肉!俺に感情はあるのかい?ないのかい?どっちなんっだいっ!なーーーーーい!!!」 「おい、俺の筋肉、やるの?やらないの?どっちなんだい! やーる!」byきんに君 悪い評価 きんに君の欠点1位:何も考えていない2位:へまが多い3位:雑談が飽きる4位:つまらないことばかり言う5位:趣味を話し出すと止まらない きんに君は存在自体が面白いのであって彼のギャグそのものはつまらない ライバルが増えた筋肉芸人 2000年頃、なかやまきんに君が登場してきた時には、他に筋肉芸人という存在がいなく、筋肉芸人第一世代なだけですが、その後筋肉芸人が増殖。 自分の筋肉に対してしゃべりかける。 大胸筋に鈴をつけ、こう言って三三七拍子のリズムで鈴を鳴らす。 おわりに 今回は、なかやまきんに君の「おい!俺の筋肉」ギャグについてお送りました。 ギャグの面白さは置いておいて(!?)、あの鍛え上げた筋肉は本当にすごいですよね!ただ、オードリー春日さんのようにスポーツ万能ってわけではなさそうなので、そこは残念なところですね。
次の全国的な緊急事態宣言の解除以降で関西初となる新作映画公開イベントが大阪市内で22日におこなわれ、お笑い芸人なかやまきんに君が登場。 シルベスター・スタローン主役の映画『ランボー ラスト・ブラッド』をアピールした。 新型コロナ拡散を防ぐため、無観客、さらに報道陣との距離も離れているという芸人にとってあまりに厳しいシチュエーションにも関わらず、変わらぬテンションと以前より仕上がった体でランボーにちなんだ筋トレを披露。 フェイスシールドを着用した姿で「これでカメラを持つ手もブレません!」と8メートル先の報道陣にレクチャーした。 『超ソーシャルディスタンス』でおこなわれた質疑応答で「芸人としてブランクは?」の質問に、「元々本業がボディビルダーで芸人はアルバイト感覚なので。 みなさんも薄々気づいてると思いますが、普段からパワーとか、ヤーとか、朝ご飯とか、そんなことしか言ってませんから、数カ月ぶりの人前ですけどブランク全く感じてません」と力強くコメント。 今後、自粛明けでステージに上がる芸人仲間には、「お客さんの顔がマスクで隠れてるから笑ってるか分からないけど気にしない。 あとは朝ごはんをいっぱい食べること」とアドバイスした。 約40年前に公開された映画『ランボー』最終章となる、6月26日公開の『ランボー ラスト・ブラッド』。 家族への愛から、戦いへの場へと再度踏み込む。 武器、格闘技、サバイバル術を駆使するだけでなく、頭脳で闘っていく。 取材・文・写真/上地智.
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