スポンサーリンク ぶり大根の栄養価 ぶりは、良質なたんぱく質をはじめ、脂質、ビタミン類をたくさん含む魚です。 また、大根には食物繊維やビタミンCが多く含まれ、この2つを合わせた ぶり大根は、互いに栄養を補いバランスのとれた一皿なんです。 そんな「すぐにでも食べたくなる」ぶり大根のやばすぎる栄養価とその効果についてまとめてみました。 体内に吸収されたコラーゲンは、大根のビタミンCとともに新しいコラーゲンを作り出し、 肌の弾力性を高める効果があります。 またDHA(ドコサヘキサエン酸)は、情報伝達に欠かせない栄養素であり、 記憶力の向上や生活習慣病の予防、肌のくすみ改善などさまざまな効果があります。 これらの栄養素は、子供からお年寄りまでどの年代でも積極的にとっていきたい栄養素です。 ナイアシンはビタミンB3とも言われ、 調理によるロスがない水溶性ビタミンです。 この二つの栄養素は、脂質や糖質からエネルギーを効率よく作るための重要な役割があり、 ダイエットの味方ともいえます。 ぶり大根の栄養素をたっぷり摂取するポイント ぶり大根の場合、 煮汁に多くの栄養素が溶け出しています。 ぶりだけを食べるのでは、せっかくの栄養を逃がしてしまいます。 スポンサーリンク そこで、ぶりの煮汁を含んだ 大根を積極的にとることで、ぶりの高栄養素をあますことなく摂取することができます。 だからこそ、「ぶり」単体ではなく、「ぶり大根」で食べることに意味があるんですね。 実はその臭みは、下処理にポイントがありました。 まず、ぶりに 塩をふり、20分ほどおきます。 出てきた水分が、臭みのもとですのでキッチンペーパーでしっかりとります。 次にぶりに お湯をかけて汚れやぬめりをとります。 あらを使う場合や大量に調理する場合は、鍋の中にぶりをいれ、そこに熱湯を入れ混ぜます。 切り身の場合は、ざるの上に切り身をおいて熱湯を回しかけると簡単です。 最後は、 流水でさらにぬめりや汚れを洗い流し、水気をきります。 この3ステップを丁寧にすることにより、臭みがないぶり大根ができます。 さらに、お酒を多めにいれれば、臭みをとりつつ味に深みが出ておススメです。 ぶりの切り身を使えば、ぬめりや汚れをとるの作業がもっと簡単ですね。 後は、いつもの味付けをして、おいしいぶり大根の完成です。 ぶり大根は冷凍保存できます 多めに作ったほうがおいしくなる煮物。 とはいっても、食べ飽きたなんてことはないでしょうか?そんな時は、 冷凍保存をしましょう。 冷凍保存のポイントは、1回分ずつをフリーザーバッグに、煮汁と一緒に入れ、しっかり空気を抜いて冷凍することです。 保存期間の目安は、2~3週間。 保存期間が長くなると冷凍やけして味が落ちてしまいます。 また冷凍ブリを調理する場合は、完全に解凍をしてから調理しましょう。 冷凍や半解凍のまま調理すると臭みのもとが取り切れず、臭くて食べられない。 といった原因になってしまいます。 また冷凍ブリを調理したものは、再冷凍によりうまみが逃げてしまうので、なるべく1回で食べきるほうがよいですね。 さいごに いかがだったでしょうか。 おいしくいただきながら、栄養をばっちり摂取しちゃいましょう。
次のぶり大根のぶりアラの下ごしらえ 魚臭くないぶり大根を作るには、ぶりのアラの下処理がいちばん大切。 はじめにあらをバットなどに並べ、 全体に塩(750gのアラで塩小さじ1強ほど)をふって、15分おきます。 アラをボウルに移して熱湯をまわしかけ、箸でひと混ぜしたらすぐに水を流し入れて冷まします。 霜降りしたアラは流水にあてながら、 皮のぬめりや残ったウロコ、血合いの汚れなどを洗い落します。 大根は皮を厚くむいて、2〜3cm幅の半月切り(細ければ輪切りでもOK)にします。 そこにまず 酒200mlを入れ、続けて水600mlほどを加えて、具材の8割ほどの高さまで水分を加えます。 また、完全に具材が浸るまで水分を加えると煮詰める時間が長くかかりすぎるのでNGです。 8割ほどの高さでも落し蓋をすれば十分火は通ります。 鍋を強火にかけ、煮汁が沸いてくるとアクが出てくるので取り除きます(アクが取りづらければ鍋を傾けてアクを取るなどするとよいです)。 アクをしっかり取り除いてから、 落し蓋をして煮汁がぐつぐつ煮立つ火加減を保って20分炊きます(火加減は中火~中火を少しだけ弱くしたくらい)。 まずはじめに加えるのは砂糖大さじ4です。 砂糖を全体にまんべんなくふり入れ、鍋を動かして煮汁をいきわたらせて砂糖を溶かします。 再び落し蓋をして 火加減はそのままでさらに5分煮ます。 次に醤油大さじ5を加えます。 醤油を加えたら、砂糖の時と同じように鍋を動かして煮汁と混ぜ合わせ、再び落し蓋をして 火加減そのままでさらに5分煮ます。 5分経ったら落し蓋をはずして煮汁をさらに煮詰めます。 目安としては5~8分ほど。 火を止めたときに鍋底いちめんに汁気がうっすら残るくらいまで煮詰めます。 汁気がなくなるまで煮詰めすぎないように注意しながら煮てください。 もし黄柚子があれば、柚子の皮の千切りを好みで添えても美味しいです。
次の作り方 下準備1: 出汁は、あらかじめ用意して冷ましておく。 (お吸い物用の出汁の場合は、火を止めたら直ぐに濾します。 )*濾す際は、絞らないでね。 大根は 3~5㎝ 幅の輪切りにし、皮をむき、丁寧に作る場合は面取りをし、隠し包丁を十文字に入れる。 (大根が大きい場合は2つ割りにしたりと、お好みのサイズにしてください。 大根をお鍋に入れて、かぶるくらいのお米の研ぎ汁(またはお水)を加えて強火にかけ、煮立ったら中火にして10~15分ほど下茹でをする。 (この間に鰤アラの下処理をすると効率的です。 処理中も後もお水に浸けっ放しにしないでね。 旨味が逃げてしまいます。 鰤アラ大根作りでは、湯通し前に塩を振っておくことをわが家は省いていますが、魚の生臭さが気になったことは一度もありません。 下茹でをした大根をザルにあげ、大根やお鍋に残っているお米の研ぎ汁やアクを流水でさっと洗う。 (完全に大根に火が通って柔かくなっていても、完全でなくても大丈夫ですよ。 大根をお鍋に底面に並べ入れ、その上に下処理をした鰤アラを入れ、醤油以外の調味料(出汁、お水、砂糖、みりん、酒)を加えて強火にかけ、煮立ったらアクを取り除き、やや強めの中火にして 5~10分ほど 蓋または落し蓋やオーブンシートをして煮る。 醤油を加え、さらに 15~20分ほど 蓋を少しずらした状態で(または落し蓋やオーブンシートをして)煮る。 アクが出れば取り除く。 味を見て必要により調え、煮汁をお好みの濃さまで煮詰め、蓋をして火を止め、自然に冷めるのをゆっくりと待つ。 わが家では、鰤アラ大根作りでは、魚に湯通し前の塩を振ることを省いていますが、魚の生臭さが気になったことは一度もありません。
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