疫学 [ ] 周産期医療の発達した2009年現在も24週未満の早産は予後不良な場合が多い。 流産では12週未満に起こった場合は染色体異常が原因のことが多く早期流産という。 また12週以降ではが原因であることが多い。 そのため3回以上流産をする確率は0. これは子宮内の胎児がである頻度が高くなるためであり、羊水の性状とは関係はないと考えられている。 精子も約1割染色体異常があるが、精子は約80日で新しく作られて億単位で射精される。 そのため、億単位の競争に勝ち抜けて卵子に一番乗りする精子は最も元気なものなので、精子の染色体異常の原因の流産はほぼ無いと結論づけられている。 卵子の染色体異常が、胎芽・胎児の染色体異常に直結するが、健康な若い女性でも排卵された卵子の25%に染色体異常がある。 しかし、加齢につれて卵子も老化するため、年齢と共に胎児の染色体異常率は上がるため高齢妊娠では不妊や流産の確率が高い。 流産の原因には母体側の病気が原因で起きる 「不育症」と、胎児側の染色体異常による 「自然淘汰」の2つがある。 流産の原因の8割は胎児の染色体異常による自然淘汰である。 少量の性器出血、軽度の下腹部痛を呈し、内子宮口が未開大である場合は切迫流産の可能性が高い。 性器出血に加え、陣痛様の下腹部痛を呈し、内診にて子宮口の開大が認められる場合は進行流産を疑う。 切迫流産の場合は妊娠の継続が可能な場合もあるので安静、臥床とし16週以降で子宮の収縮が認められる場合は子宮収縮抑制薬を使用する。 これらの治療は医療機関で行われるのが通常である。 進行流産の場合は妊娠の継続は不可能と考えられており、子宮内容除去の適応となる。 それ以外に無症状だが経腟超音波検査にて枯死卵を認める場合を稽留流産といい、これも子宮内容除去の適応となる。 40歳以上で染色体異常が起こりやすい理由はによって解明されている。 女性の生殖細胞は、胎生期の原始生殖細胞が卵祖細胞そして卵母細胞に分化することで生じる。 胎生期には有糸分裂を繰り返し、最大で700万個まで増殖する。 全ての卵母細胞は第一次の前期である複糸期にを固定される。 このメカニズムは卵巣上皮より分化した卵胞細胞によって説明されている。 卵胞細胞は卵子成熟抑制物質を分泌し、即ちGnRHの周期的な分泌が開始されるまで卵母細胞が第一次減数分裂を終了しないようにしている。 排卵される卵母細胞は、排卵前に第一次減数分裂を終了し、すぐに第二次減数分裂を開始する。 しかし紡錘体形成以後はしない限り進行しないとされている。 加齢を重ねると、それだけ卵母細胞が減数分裂の途中である複糸期で固定されている時間が長くなる。 この間に物理的、化学的刺激によって染色体、遺伝子に異常が生じるため流産が起こりやすくなると考えられている。 実際には加齢によって卵母細胞に異常が生じていると、受精、着床が不可能な場合も出てくる。 この場合、妊娠自体しないことで不妊の状態となり、流産とカウントされない。 よって一般に加齢を重ねるともしにくく、流産もしやすく、胎児に影響も出やすいといえる。 24歳以下の流産率は16. 流産の確率は35歳以上になると急激に上昇し、40-44の妊娠では51%が流産する。 原因 [ ] 母体 [ ]• 母体の高齢化• の異常(子宮頸管無力症、子宮奇形、など)• 胎児 [ ]• 遺伝子病 夫婦間因子 [ ]• (免疫応答の異常など)• 血液型不適合 種類 [ ] 切迫流産 Threatened abortion [ ]• 概念:流産が生じようとしている状態。 流産になる場合と持ちこたえる場合とがある。 子宮出血はあるが頸管は開大していない。 症状:軽度の下腹部の痛みと少量の性器出血• 治療:安静を第一とし、塩酸リトドリン(収縮抑制剤)、の投与。 目安として妊娠16週以降なら塩酸リドトリンを用い、それ以前なら安静臥床が第一である。 原因:絨毛膜下血腫、絨毛羊膜炎など 進行流産 Inevitable abortion [ ]• 概念:流産が生じ進行している状態。 下腹部痛や出血が強く、頸管は開大しており保存的な治療は不可能なものである。 症状:下腹部の痛み、性器出血、の開大• 治療:完全流産か不全流産かで異なる。 完全流産 Complete abortion [ ]• 概念:流産が生じ、子宮内容物が完全に娩出された状態。 症状:下腹部痛と性器出血の消失• 治療:経過観察のみで済む場合が多い。 不全流産 Incomplete abortion [ ]• 概念:流産が生じたが、子宮内に残存物が残っている状態。 症状:下腹部の痛み、性器出血の持続• 治療:子宮内容除去術、残存物が少ない場合は子宮収縮剤および抗生物質の投与 稽留流産 Missed abortion [ ]• 概念:子宮内で胎児が死亡している状態であるが、妊婦に症状が無いもの。 症状:自覚症状は無い。 妊婦検診等でによって発見される• 治療:確定診断がついた段階で、子宮内容除去術を行うことが多い。 化学的流産 Chemical abortion [ ]• 概念:生化学的に妊娠の成立をみた(hCGが検出された。 症状:月経様の出血(人によっては激痛と血の塊が出てくることがある)• 治療:経過観察 臨床像 [ ]• ():連続3回以上流産を経験した場合。 偶発的でない場合はといい何らかの原因があると考えられる。 特に絨毛膜下血腫が原因である場合は SLE やを疑うべきである。 化学的流産は、妊娠を意識して早い時期に尿検査などを試していなければ、同様の状態が本人も普通の月経としか認識していないうちに日常で起こっている場合もしばしばあり、通常は流産の回数に含めない。 転用 [ ] 一度妊娠したものがに至らずに終わる、ということから転じて、物事や企画が中止になることを流産と呼ぶ用法が生まれたが、近年では余り用いられない。 戦前の日本では、一度しながら諸般の事情でできなかった場合に流産内閣と呼ぶ用法があった(の「」など)。 注 [ ]• 一般的に流産というと自然妊娠中絶のことを指す場合が多いが、では「妊娠22週未満の」を「流産」と定義している(妊娠22週以降の場合の妊娠中絶は「」と定義)。 日本産科婦人科学会の定義ではさらに、妊娠12週未満の「流産」を「早期流産」、妊娠12週以降22週未満の「流産」を「後期流産」という。 「後期流産」については法令上、死産の場合と同様のが必要となる。 日経DUAL. 2019年6月12日閲覧。 Yahoo! ニュース. 2019年6月12日閲覧。 www. mochida. 2019年6月12日閲覧。 関連項目 [ ]• 外部リンク [ ]• この項目は、に関連した です。 などしてくださる(/)。
次のこの記事の目次• 手術か自然排出か…医師と良く話し合い納得のいく方法で 妊娠4週~6週くらいまでの稽留流産では、自然に排出されるのを待つように指示される病院が多いですが、7週以降になると手術を勧められることが多くなります。 手術を勧める病院が多いが必ず手術が必要なわけではない エコー検査でいきなり流産が告げられ、ママ自身が妊娠を終わらせることを受け入れることが出来ないまま、手術という流れになる場合もあります。 本当に赤ちゃんは亡くなっていたの?• もう少しお腹の中に居させてあげたかった 手術を受けた後に心に傷を残してしまい、自分を責めてしまう方もいます。 言われるがままに手術となった人の方が、後に悔いを残すことが多いです。 子宮内の状態、妊娠週数によっては自然排出も可能です。 手術が必要だと言われた場合は医師の説明を受けて、納得してから手術に望むことも必要です。 海外の先進国では待機的管理を選択される場合が多く、その後は薬で、それでもだめなら最終的に手術という方法が選択されています。 病院によっては精神的な負担を配慮し、ママの気持ちが落ち着くまで、手術を施さない場合もあります。 緊急を要する状態でない場合は、医師と相談して自分の納得いく形で赤ちゃんとお別れをすることをお勧めします。 待機的管理をしたい場合に考慮すべきポイント 待機的管理(自然に排出されるのを待つ場合)は、子宮内の状態が良好かどうかを確認しながら完全流産になるのを待ちます。 待機的管理の考慮ポイント• 手術に比べると金銭的・身体的な負担が少ない• いつ出血があるか分からず日常生活に支障がでやすい• 流産の原因が分かりにくい• 経過観察する期間が長くなる 待機的管理の最大のリスクは、いつ進行流産に移行して出血するか分からないという点です。 仕事をしていく方は特に、この点も考量した方が良さそうです。 完全流産に至るまでどのくらい時間が掛かるのか分かず、不安を抱えて過ごす方が多いようです。 少量の出血から徐々に出血量が増えてきて、重い生理痛のような痛みを感じた後に完全流産になる方もいます。 成功率は60%くらいと言われており、残り40%は経過を待った後に結局手術をするという選択になってしまいます。 待機的管理では子宮外妊娠や胞状奇胎などの異常妊娠を、見逃しやすくなる可能性も指摘されています。 関連記事 子宮内容除去術の手術のリスクがどのくらいなのか 病院によっては待機的管理を選択する場合もありますが、日本では子宮内容除去術を勧める病院が圧倒的に多いです。 仕事を持っている方などは、スケジュール管理がしやすいので、手術を選択して良かったと感じている方もいます。 手術を予定していても進行流産になった場合で、子宮内に内容物が残されていない場合は、手術は不要になります。 手術をした場合の主なリスク• 手術前の処置の痛み…子宮頚部を拡張する処置の時に痛みがある• 感染症…流産してから長期間経過していると稀に感染症の症状が出る場合もある• 頸管裂傷…頸管拡張する時に損傷することがある• 子宮穿孔…子宮内を措置しているときに穴をあけてしまう場合がある 手術前の処置の痛みに対しては痛み止めの処方、感染症に対しては抗生剤の投与などの措置が取られます。 頸管裂傷についてはラミナリア桿等を使用して、ゆっくりと子宮頚部を拡張することで裂傷を防ぐことができます。 手術を選択する場合、不安なことは事前に医師に確認しておくことが大切です。 自分で納得して選んだ方が手術の場合も自然排出の場合も、後悔する人が少ないというデータもあります。 緊急性がある場合は、医師の指示に従いましょう。 妊娠12週までの稽留流産手術は子宮内容除去術 妊娠12週までの稽留流産の手術は、主に子宮内容除去術が施されます。 手術を決める前の検査と説明 手術を選択した場合、赤ちゃんの心拍がないかなど慎重に診察した上で、手術の内容、手術のリスクなどについて説明がされます。 流産手術前に確認すること• 最終月経日• 赤ちゃんの心拍(超音波検査で何度か確認)• hcgの値• 子宮の位置や形態• 感染症の有無 子宮の位置や形態、感染症の有無を事前に確認することで、手術でのリスクを減らすことが出来ます。 手術前に準備しておくこと 医師から手術や麻酔の危険性、合併症などの説明を受けた後に、手術依頼書(同意書)に自分と夫のサインをして、用意をしておく必要があります。 用意する物• ナプキン(5枚くらい)• 生理用ショーツ(2枚くらい)• 手術依頼書(同意書) また、手術前は麻酔による誤嚥事故を防ぐため、緊急手術でない場合は手術の6時間前から絶飲食になります。 手術の事前準備では子宮頚部を拡張する 分娩を経験していない人や帝王切開での分娩だった人は、子宮頸管が全く開いていない状態なので、子宮頸管を開く為の措置が取られる場合があります。 手術をする前日か、手術をする数時間前に処置が施されます。 経産婦の場合は、事前準備なしで手術を受けることもあります。 子宮頚部を開くために、ラミナリア(ラミセル)と言われる棒状のものを、子宮頚部に挿入します。 時間が経つと水分を吸って膨らみ、子宮頸部を開いてくれます。 子宮頚部に挿入する時と、膨らんできた時に痛みを感じます。 人によって感じ方は違いますが、子宮頚部に挿入するのは、一瞬ですがつねられるような強い痛み、膨らんできたときは生理痛のような痛みを感じる場合があります。 全く痛みを感じなかったという人もいますが、痛む場合は痛み止めも処方されます。 挿入するときは力を抜いて、リラックスしておいた方が痛みを感じにくいようです。 極力痛みを押さえて子宮頚部を広げ、その後の子宮の中の胎児や胎盤を無理なく取り出すために必要な手術前の準備です。 子宮内容除去手術ではどんなことをするのか 子宮内容物を手術によって取り除く方法は、掻爬法(そうはほう)と吸引法の2種類があります。 掻爬法(そうはほう) 専用の器具(胎盤鋏子と呼ばれる特殊な器具や、 スプーン状の細長い器具)を子宮頚部から挿入し、子宮内容物(胎児や胎盤)を取り出します。 メリット…感染症などのトラブルが起きにくい• デメリット…子宮筋腫などのトラブルがあると、手術に時間が掛かる。 子宮穿孔・頸管損傷などのリスクがある。 通常5~10分程度の手術です。 静脈麻酔によって痛みを軽減して手術が行われます。 吸引法 筒状になった金属の棒(手動または電動)を挿入し、子宮内容物を吸い出します。 胞状奇胎などの特殊な病態の時に、使用されることが多いです。 メリット…手術にかかる時間が少なく、母体への負担も軽い• デメリット…妊娠週数が多くなると吸引しづらくなる。 機器の消毒管理が難しく一日に手術できる件数が限られてくる。 全身麻酔の一種で点滴から入れる静脈麻酔か、局部麻酔かは病院やクリニックによって異なります。 世界保健機構(WHO)が定める「安全な中絶ガイドライン第2版2012年」では吸引法が推奨されており、吸引法を使用する病院も増えてきています。 掻爬法(そうはほう)により、子宮内膜が薄くなる可能性も指摘されています。 これも、医師によっては、子宮内膜を保護するように術を施す場合もあり、一概には言えません。 日帰りか1泊かは自分で選ぶというより、病院によって違うようです。 手術をしてもらう病院に確認をしてみてくださいね。 妊娠12週以降の手術は主に陣痛を起こして赤ちゃんを出産 妊娠12週以降の流産は早期早産とも呼ばれていて、12週までの流産とは扱いが違い、死産届(手術後7日以内)も必要になり、火葬が義務付けられています。 12週以前に死亡が確認され、12週以降に手術が行われた場合は死亡届は必要ありません。 妊娠12週以降、後期流産手術についてお話しします。 後期流産手術の内容 妊娠12週以降は赤ちゃんも絨毛・胎盤も大きく育っています。 手術で取り出すことが困難なため、分娩と同じ方法をとることになります。 12週未満と同様に子宮頚部を開くための処置がとられます。 子宮頚部が開いてきたら陣痛促進剤を膣内に入れます。 状態を見ながら陣痛促進剤が追加されます。 通常のお産と同じように陣痛がおきたあとに子宮口が開きます。 赤ちゃんや胎盤などが取り出されます。 胎児の死亡した時期、胎児の大きさによっては12週未満と同様に手術で取り出す場合もあります。 入院期間と後期流産手術後の処置について 陣痛促進剤を使って陣痛を起こして分娩を促すため、費用も入院も出産と同じくらいかかります。 入院期間は通常、手術後3日~4日くらいです。 手術前の処置も必要になりますので、4日~1週間くらいを考えておけばよいでしょう。 退院後も2週間は安静にしておく必要があります。 20週近くになると、乳腺が発達していて、分娩手術後に母乳が出てくる場合もあります。 そのため、母乳を抑えるための薬が処方される場合もあります。 また、妊娠週数が進んでいると子宮が元の状態に戻るのが遅くなります。 後期流産の場合は死産扱いとなり、8週間(6週以降は本人の申し出で就労可)は就労禁止期間になっています。 流産したばかりで辛い時期の手続きになりますが、12週1日以降の流産は死産扱いになり、出産一時金も支給されますので加入している保険に申請しましょう。 関連記事 流産手術後は安静が第一…子宮回復と体力回復が大切 流産手術後は産後の過ごし方と変わりません。 基本的に3日~1週間は安静に過ごすことが大事です。 流産した妊娠週数によっては、次回の妊娠のために長めに安静を言い渡される場合もあるので、その場合は医師の指示に従いましょう。 流産手術後から1週間・分娩誘発後の場合は2週間は安静に 無理をすると子宮内の回復が遅れてしまったり、炎症を起こし、それが原因となり癒着を起こすことも考えられます。 また、湯船につかると感染症になる可能性もあるので、術後は湯船に浸からず、シャワーのみで過ごすようにし、入浴に関しては医師の許可が出てからにしましょう。 湯船に浸かりたいなぁと思ったら、足湯がお勧めです。 子宮の回復を助けるローズ、クラリセージなどの精油を1~2滴洗面器に垂らしてみるのも良いですよ。 術後1日目は絶対安静です。 家事もせずにゴロゴロとして過ごしましょう。 2日目以降も動けるからと無理は禁物です。 人によって回復の仕方は違いますが、無理をせず安静に過ごすようにしましょう。 手術後の子宮内外の傷、体調を回復させるために手術の場合は1週間・分娩誘発の場合は2週間は無理せず安静に過ごすことが大切です。 流産手術後の体調の変化…つわりや出血・腹痛は? 流産手術後も出血やつわりが続くことがあります。 hcgの値が手術後すぐに下がらないため、妊娠初期の症状が治まらないということも考えられます。 手術後すぐに出血が治まる場合もありますが、一般的に1週間から10日以内におさまってくる場合が多いです。 長く続く場合は診察を受けるようにしてくださいね。 手術後に子宮を元に戻すために処方される子宮収縮剤によって、腹痛が起こる場合もあります。 子宮が元の大きさに戻ると数日間で痛みが治まります。 流産手術後は無理をせず安静に過ごすことが大切です。 冷たい食べ物を避け、体を冷やさないようにし、十分な睡眠・休息を取るようにしてくださいね。 手術後の生理はどのくらいでくる?次の妊娠はいつから望めるのか 流産手術後の生理は4~6週間が目安になります。 2ケ月以上生理が来ない場合は受診し、子宮内の回復具合をチェックしてもらいましょう。 流産後の最初の生理は無排卵月経の場合が多く、経血がだらだら続いてしまうこともあります。 その場合は黄体ホルモンの入った薬が処方され、飲用により出血が治まります。 卵巣機能が回復すると安定した生理がくるようになり、hcg値が0になれば、次の妊娠にトライすることができます。 hcg値がなかなか下がらない場合は、子宮外妊娠や絨毛組織が残っていることも考えられるので、医師の指示に従って処置することが大切です。 生理が来たということは、子宮が回復してきている証拠ではあるのですが、流産手術をした場合は、子宮内膜がしっかりと回復してから次の妊娠を考えた方が良さそうです。 今日手術したばかりです。 受付や病室へ案内されるまでの間。 たくさんの妊婦さんの中で待たされました。 とても辛くて泣いてしまいました。 なんで、どうしてなのと、どうしてこんなことにと悲しくて。 処置前、エコーを最後に見せてもらい、私の子供として宿ってくれてありがとう、感謝してるよと心で話しかけ泣きながら処置に入り麻酔のため、そのまま記憶がなくなり気付いたらお別れしていました。 今は現実を受け止めるために必死です。 未来、この子に必ずまた会えることを信じて。 これまで二度出産の経験があり、当たり前に妊娠し出産していたこと。 本当に本当に命が宿りこの手に抱けることは奇跡なんだと痛感しました。 上の子2人の存在がとても尊いです。 この手には抱けなかったけど、顔を見ることは出来なかったけど。 この子も立派な私の子で、一生愛しているよと空に伝えています。 初めての妊娠、8週目で稽留流産。 割と前向きに受け入れられたのですが 子宮が下向きの為、前処置のラミナリアで 先生が手こずっていて想像以上の激痛でした。 次の日の手術当日、気管支喘息があるため 麻酔を使えないとのことで頭がボーっと する程度の点滴だから痛みがあると言われました。 ラミナリアの比じゃない痛みで痙攣を起こし 地獄のような痛みを10分~15分程あじわいました。 点滴の効果を感じぬままハッキリ意識のある中での 手術は、とんでもなく拷問でした。 あまりの辛さに心が折れてトラウマです。 ただ赤ちゃんには感謝しています。 短い時間だけど確かに言えるのは、凄い幸せだったこと。 最高の日々でした。 3cmでした。 心臓の動きが確認できませんでした。 1週間後の手術までは、心の準備ができたのかなと思います。 流産がわかったその日から、泣きつづけて、まぶたが腫れて、仕事に2日行けず、、8才の長女も旦那もだいぶなぐさめてくれました。 手術当日の8:45に、器具を挿入し、一旦帰宅し、15:30に再び病院へ。 点滴を入れられて、意識がとんでいる間に処置は終わり、あっという間のお別れでした。 術後の翌日もホルモンバランスの崩れか、仕事へは行けませんでした。 でも、最初のエコーで心拍が確認できた時から、確実に私の中にいた赤ちゃん。 胸が大きくなり、つわりもあり、妊娠の幸せを感じさせてくれて、ありがとう。 私たちの元に短い期間でも、来てくれてありがとう。 いつかまた、あなたに会いたいです。 今日手術して、入院中です。 顕微授精を何年もし続けましたが、受精卵ができませんでした。 これで最後と決めた今回、初めて凍結できた唯一の初期胚で妊娠、9週で繋留流産となりました。 泣くことさえできませんでした。 静脈麻酔のみで、この世の地獄というくらいの痛い手術でした。 流れた大量の血液の感覚も掻き出された赤ちゃんが出ていくのもわかりました。 流産手術が怖くて、もう二度と妊娠したくないと思いました。 本当につらかったです。 少しの間でも、私たちのもとに来てくれたことに本当に感謝してます。 ずっと見守っててほしいですし、もしまた妊娠することがあれば、今度こそ会いたいです。 流産したから、母になれていたんだと実感できたのかもしれません。 この経験を大切にしていきたいです。 6年経ってやっと出来た2人目の妊娠!人工授精もし頑張った甲斐があったなと思い旦那と喜んでいました。 唯一聞こえたのが手術という言葉、えっ!?と思いました、まだ現実を受け入れてな状態で手術はいつする?と言われても答えることは出来ず、そのまま手術で必要な採血と出血時間の検査を個室でされましました。 検査終了後に看護師さんに「落ち着いてから帰ればいいから、ゆっくりしていいよ」と言われ看護師さんが部屋を出た瞬間ひたすら泣きました。 車に乗り旦那に報告を入れ、仕事を早く切り上げて帰って来てくれて2人で泣きました。 近々手術予定ですがまだ胸の張りもあり、出血も一切ないので信じたくない自分がいますが、次の妊娠に向けて行くしかないと思っています。
次の稽留流産から自然流産になるまでの日数、どのくらいでしょうか。 29歳、妊娠8w0dで心拍確認できず、稽留流産となりました。 不妊治療2年、原因不明のまま初めての体外受精で授かった赤ちゃんでした。 まさか自分が不妊治療したり流産したりなんて、考えてもいませんでした。 今週中に自然流産を待つか手術をするか決めなくてはならないのですが、フルタイムで事務の仕事をしており、どちらにするか非常に悩みます。 今は、おなかが痛いくらいで、出血はありません。 今日の仕事は休みました。 辛い経験を思い出させてしまい申し訳ありませんが、教えてくださる方がいれば参考にさせてください。 まさか自分が、、、とは思いましたが、妊娠まで辿り着いた質問者さんなら、また同じ赤ちゃんが戻ってきてくれますよ!私は一人娘がいますが、天使になった胎児がまた私達の所に戻ってきてくれると信じています。 ショックな気持ちは当然ですが、前向きに生きていきましょうね! 私の場合、7月1日に7週で心拍が確認された後、8週に当たる12日に出血し、病院へ行きました。 17日に手術の予約をしましたが、それを待たずに14日から出血と腹痛が増え、15日にはかなりの内容物が出てしまい、病院へ行きすぐ手術をしました。 半分自然流産みたいな感じでしたが、まだ子宮に残っている物があるということでの手術でした。 少しでも子宮をキレイにしておいた方が体のためにも良さそうですが、自然流産の方がその時の体の負担は少なそうなので、何とも言えませんね。 いずれにしても、お気持ちはよく察します。 私も仕事は5日間休みました。 無理せずに前向きでいれば、きっといいことありますよ! 頑張ってください。 私は選ぶこともなく、手術しました。 4ヶ月目だったからなのかもしれませんが、自然に出るのを待つ方法は知りませんでした。 ただ、中に胎盤などが少しでも残っているとそれが腐ってしまってよくないとのことは聞いたことあります。 あと、手術まで2日空きましたが、その間にもしでてしまったら、ティッシュなどにくるんで持ってきてくださいといわれました。 理由はよく判りませんが、医療産廃になるので捨ててはいけないとかいう話を聞きました。 だから、手術してキレイにした方がいいのかな、と思います。 手術は午前中ですべて終わりましたが、麻酔をするため(あと、ショックで危険なこと(自殺など)をする恐れがあるからかな?)1人で帰ることは許されず、誰か付き添いがいないと帰せないといわれていたので、旦那に半日年休を取ってもらいました。 もし時間とお金があれば手術したほうがいいように思いますが、決めるのは本人ですのであくまで参考に・・・。
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