重いエクセルを軽くする簡単な方法 表を「値貼り付け」する エクセルの表に、多くの数式が含まれていないでしょうか。 数式が含まれていると何かの操作がきっかけで、多くのセルの再計算をエクセルが行うことがあります。 そんなときは、その 表の全体を「値貼り付け」し、数式をなくします。 手順は以下の通りです。 表全体を選択する• コピーする• 値貼り付けする 順に説明していきます。 表全体を選択する 数式が含まれている 表全体を選択します。 表の一番左上から、右下まで、選択した状態にします。 やり方はいくつかありますが、主に以下の方法があります。 表の 一番左上のセルに移動後、「Shift」キーを押しながら、表の一番右下まで移動する• 表中のどこか一つのセルを選択し、 「Ctrl」キーを押しながら「A」を押す コピーする 表全体が選択できたら、次はそれを コピーします。 コピーの方法は、以下のどちらかが簡単です。 表全体が選択された状態で、「Ctrl」キーを押しながら「C」を押す• 表全体が選択された状態で、選択された範囲上のどこかで 右クリックし、「コピー」を選択する 値貼り付けする コピーできたら、最後に 値貼り付けします。 値貼り付けの方法は、以下の通りです。 選択された範囲上のどこかで 右クリックし、「形式を選択して貼り付け」を選択し、「 値貼り付け」を選択する• 表全体が選択された状態のまま、 「Alt」「H」「V」「S」の順でキーを押し、「 値貼り付け」を選択する 数式を残したい場合は、表の2行目以降を値貼り付けする 数式の内容を残しておきたい場合は、表の一番上の行はそのままにし、 2行目以降を値貼り付けします。 上の手順で、 表を選択するときに、2行目から下を選択するようにすればOKです。 計算方法を手動にする 値貼り付けではなく、 計算方法を手動にする、という方法もあります。 通常、計算方法は「自動」になっており、数式を変更したりすると自動で再計算されます。 計算方法を「手動」にすると、操作の度に自動で再計算されることを回避できます。 数式の変更やフィルタの適用など、 やりたい操作が終わった後に、一度だけ再計算すればよくなります。 計算方法を手動にするには以下の手順を踏みます。 エクセル画面上部のメニューから「 数式」をクリック• 「 計算方法の設定」をクリック• 「 手動」をクリック これで、計算方法が手動になります。 手動で再計算する方法 数式の変更やフィルタの適用など、必要な操作を終えたら、 手動で再計算します。 再計算は以下の手順で行います。 エクセル画面上部のメニューから「 数式」をクリック• 「 再計算を実行」をクリック 以上で、再計算が実行されます。 なお、数式タブの中にある、「 シート再計算を実行」をクリックすると、 そのシートだけ再計算されます。 シートを多く作成したファイルの場合は、「再計算を実行」でなく「 シート再計算を実行」の方がよいでしょう。 再計算にかかる時間が短くなります。 まとめ 再計算で重くなっているエクセルを軽くする方法を見てきました。 計算式を多く含んだエクセル作業が大きく効率化されます。 ぜひ試してみてください。 関連する記事• エクセルで、ある特定の条件に一致するデータの個数をカウントしたい時があります。 そんな時に使えるのがCOUNTIF関数です。 […]• エクセルのデータから、特定の文字だけを消去したい時があります。 例えば、以下のような商品の価格表があったとします。 この表[…]• エクセルで円グラフを作成すると、0のデータラベルも表示されます。 例えば、以下のデータで円グラフを作成します。 すると、以下のような円グ[…].
次の今回のブログの見出しはコチラです!• [自動]をクリックします。 いかがでしたか? 意外と簡単に解決できます。 計算方法の設定が変わってしまう2つの原因 原因1 計算方法の設定はファイルごとに保存されます。 Book1. xlsxは「自動」に設定して保存し、 Book2. xlsxは「手動」に設定して保存してあるとします。 この場合 Book2. xlsxを先に開いた状態で、このファイルを閉じずに、 Book1. xlsxを開くと、なぜかBook1. xlsxの計算方法の設定が「手動」に変わってしまいます! 原因2 複数シートに一括で同じ操作ができる「作業グループ」機能。 作業グループ機能を使うためには複数シートを選択しますが、複数シートを選択したままの状態で「閉じる」ボタンでファイルを閉じる際に、保存しますか?と聞いてきますが、そこで「保存」を選択すると、計算方法の設定が「手動」に変わってしまいます! ふむー、なぜこんな仕様になっているのでしょうか、、、 何はともあれ、直すのは簡単です! 勝手に計算方法の設定が「手動」に変わってしまったときは、サクっと直してしまいましょう!.
次の追記 Microsoft Excel 2010が起動しない不具合、以下のURLをクリックして解決方法を参考してください。 現在の最新Office 2019で新しい機能が追加されています。 特に、Excel 2019では新しい関数が追加されました。 こちらはの新機能については紹介しています。 参考にしてください。 Excelが動作しなくなる現象 仕事でExcel(エクセル)2016を毎日使っていましたが、ある日から、Excel が応答しない、停止する、フリーズする、動作しなくなります。 Excel フリーズ が発生する原因 一般的に Excel の動きが重い・遅い・ フリーズする・固まるなどの場合の原因は以下の5つの問題の可能性があります。 Excel ファイルのデータが大きい• パソコンのスペックが足りない• 設定やアドインでトラブルが起きている• Excelのプログラムが不具合、バージョンが古い• ウイルス対策ソフトウェアが Excel と競合している ここに記載した解決方法に、記載の順序で従ってください。 Excelが応答しない時の解決方法 1. Excelファイルが重くなっていることはファイルのサイズが大きくなることが原因です。 重い場合は、やはり「一見見えないデータ」が入っていることが想定されます。 Excelを右クリックします。 プロパティをクリックします。 Excelデータのファイルサイズを見ながら、できるだけ1つのファイルに、できるだけ1つのシートに、データをまとめるのが効率化の第一歩です。 ・データの部分を新しいシートに貼り付けてみる• ・データのない空白の行や列を削除してみる を試してみましょう。 パソコンのスペックを確認する パソコンのスペックは Excel の動作速度に影響を与えます。 自分のパソコンのOS、CPU、メモリー、ハードディスク(全体容量、空き容量)は最低限把握しておきましょう。 マイコンピュータを右クリックします。 プロパティをクリックします。 デスクトップ上にマイコンピュータがない場合、左下スタートメニューのなかにあります。 Office 2016の必要スペックは2 GBですが、セキュリティソフトやゲームソフトなどをあわせて使うで、4 GB以上が必要です。 スペック不足な場合の対処方法はパソコンの買い替えを検討するとよいだろう。 Excelの設定でトラブルが起きている Excelファイルサイズも小さいのに、Excelが動作しなくなる場合、グラフィックを軽量化します。 Excel を開きます。 ファイルをクリックします。 オプションをクリックします。 詳細設定をクリックします。 表示の下にあるハードウェアグラフィック アクセレーターを無効にするに[レ]を入れて[ Excel OK]。 このハードウェア グラフィック アクセラレータを無効にしておいてもいいものか、ですが• ・ノートPCの場合• ・デスクトップPCだけどグラフィックボードなるものを追加した覚えは無い• ・そもそもエクセルに高性能なグラフィックなんて求めてない という方は、「ハードウェア グラフィック アクセラレータを無効にする」にチェックを入れておいて良いと思います。 Office プログラムを修復する Office プログラムを修復すると、Office ファイル内のエラーが自動的に修復されるため、Excel が応答しない、停止する、フリーズする問題を解決できることがあります。 この手順については、「」を参照してください。 ウイルス対策ソフトウェアが最新であり、Excel と競合していないことを確認する ウイルス対策ソフトウェアが最新でない場合、Excel が適切に動作しないことがあります。 ウイルス対策ソフトウェアが最新であることをご確認ください。 使用しているウイルス対策ソフトウェアを一時的に停止して、Excel を使用してみます。 Excel の状況が直るとウイルス対策ソフトが原因になっている可能性が高いです。 使用しているウイルス対策ソフトウェアを一時的に停止して、Excel を使用してみます。 Excel の状況が直るとウイルス対策ソフトが原因になっている可能性が高いです。 その場合、ウイルス対策ソフトを軽くする方法を考えます。 重要: ウイルス対策ソフトウェアの設定を変更すると、使用している PC がウイルス、詐欺、または悪意のある攻撃の危険にさらされる可能性があります。 Microsoft では、ウイルス対策ソフトウェアの設定を変更しないことをお勧めします。 この方法は、ご自身の責任において実施してください。 最後に エクセルの処理が遅い場合の対処法について、紹介してきました。 この記事で紹介した内容を活用すれば、作業の進みが改善できるでしょう。 人気記事• 9923 2020-02-19• 9610 2020-02-17• 9577 2018-05-17• 9429 2019-04-19• 9167 2020-02-06• 9052 2020-02-17• 8901 2018-05-18• 8884 2018-07-30• 88526 2020-07-20• 8749 2020-02-20• 8663 2020-02-13• 8616 2020-02-22• 8538 2017-10-05• 8183 2017-09-04• 8069 2020-02-12• 80272 2020-02-20• 78893 2019-04-11• 7580 2018-01-22• 7438 2018-05-19• 72886 2020-02-10 Tags•
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