それは売れない芸人マイティ丸山が、手のひらで残留思念を読み取る特殊能力を持つ仙石和彦と組んでいたお笑いコンビ。 が、その能力のせいで極度の人間不信に陥った仙石は、すでに芸能界を離れ引きこもり状態だ。 一旦は依頼を断った仙石だったが、雪絵の遺留品に触れ、美しい彼女の映像を読み取ってしまう。 「スキャナー 記憶のカケラをよむ男」の解説 人間は醜い。 物や場所に残った人間の記憶や感情を読み取る能力を持つ男・仙石和彦の持論である。 善良そうに見せていてもお腹の中は真っ黒な人間がいる事を、幼い頃から身をもって知っているのだ。 ゆえに誰とも関わりたくない。 そんな人間嫌いの変人を演じるのは、狂言師・野村萬斎。 『陰陽師』『のぼうの城』など、これまでの映画作品はすべて時代劇だったが、今回は初の現代劇で異色の探偵を熱演。 相棒・丸山役の宮迫博之とも息の合った掛け合いを見せる。 脚本は『探偵はBARにいる』やTV「リーガル・ハイ」の人気脚本家・古沢良太のオリジナル。
次の解説 狂言師の野村萬斎が初めて現代劇に挑戦した主演作。 「ALWAYS 三丁目の夕日」「探偵はBARにいる」などで知られる人気脚本家・古沢良太によるオリジナル作品で、物や場所に残った人間の記憶や感情=「残留思念」を読み取ることができる特殊能力をもった元お笑い芸人の主人公・仙石和彦が、元相方とともに事件に挑む姿を描く。 残留思念を読み取る能力を使ったネタで世間を沸かせたものの、その結果として神経をすり減らした仙石は芸能界を引退し、静かな生活を送っていた。 そんな折、女子高生ピアニストの亜美から、行方不明になった音楽教師の雪絵を「マイティーズ」に探してほしいという依頼が舞い込む。 当初は渋った仙石だったが、元相方のマイティ丸山とともに事件の謎を追い始める。 2016年製作/109分/G/日本 配給:東映 スタッフ・キャスト ネタバレ! クリックして本文を読む なかなかの面白さ。 思念というSFな設定だが、「人の記憶や思いであり、ちゃんと読み取れない、主観なので全ては見えない」というあたりの設定が事件を導いたり、展開させていくので見応えはある。 思念が犯人とか言い出したときはどうしようかと思ったが、ちゃんと犯人が出てきて良かった。 まあまあ意外性のある感じだし。 〔まあ、動機は無茶苦茶なんだけど、安田頑張ってなぁ〕木村文乃の生徒を守るための英断は出来すぎている気もするが感動的とも言える。 主人公の個性が印象から消えている…。 色々とツッコミどころはあるだろうがそこそこ楽しめたし良かったと思う。 犯人が分かっていながらもう一回観てみてもいいかも 評価は低めだけど 以下、人のレビューをみて 感情移入は確かに出来ないかなとは思う。 〔そこを楽しむかどうかは別として〕あと、ドラマの案。 確かに高い金額払って観に来るのかといわれると難しい人もいるので考えものである。 「WAVES ウェイブス」 C 2019 A24 Distribution, LLC. All rights reserved. 「レイニーデイ・イン・ニューヨーク」 C 2019 Gravier Productions, Inc. 「デスカムトゥルー」 C IZANAGIGAMES, Inc. All rights reserved. 「ドクター・ドリトル」 C 2019 Universal Pictures. All Rights Reserved.
次の<ストーリー> 残留思念<物や場所に残った人間の記憶や感情>を読みとることができる特殊能力を持つ仙石和彦(野村萬斎)と、 相棒・丸山竜司(宮迫博之)に舞い込んだ依頼。 それはある女子高生からの、行方不明になったピアノ教師を捜してほしいという内容だった。 人捜しはやがて、予想だにしない事件へと発展していく…! 狂言師、野村萬斎 --- 伝統の継承者としてはもちろん、映画でも伝説の陰陽師、 庶民に愛されるうつけ者の殿様など強烈なキャラクターを演じ、幅広い世代に支持を受ける唯一無二の存在である。 彼が初めての現代劇で挑むのは、残留思念 物や場所に残った人間の記憶や感情 を読み取ることが出来る超能力者! その能力を持ってしまったばかりに過酷な人生を歩むことになった男・仙石和彦。 その生態は、人間嫌いの超ネガティブ男。 そんな仙石を静かな隠遁生活から引きずり出すのが、マイティーズの元相方・丸山竜司。 異色のコンビが挑むのは、何やらきな臭い人捜し。 果ては予想だにしない連続殺人事件を捜査するという大舞台へ突入してゆく…。 このコンビを支えるキャスト陣も、実力派が揃った。 仙石と丸山に時にいいように利用されつつも、真実に辿り着こうと静かに闘志を燃やすエリート刑事・佐々部悟に安田章大。 マイティーズに人捜しを依頼する女子高生・秋山亜美には、話題作への出演が続々と決定している旬な若手女優・杉咲花。 突然謎の失踪を遂げる亜美のピアノ教師・沢村雪絵には、映画、ドラマと引っ張りだこの木村文乃。 他にも、ちすん、梶原善、風間杜夫、高畑淳子といったベテラン勢が、幾重にも重なる骨太な人間ドラマをしっかりと支える。 脚本は今や稀代のヒットメーカーとなった、古沢良太。 映画『ALWAYS三丁目の夕日』シリーズに始まり『キサラギ』『探偵はBARにいる』シリーズ、 ドラマ「相棒」「リーガルハイ」「デート〜恋とはどんなものかしら〜」などヒット作は枚挙にいとまがない。 そんな古沢がかねてより大ファンだと公言している野村萬斎を仙石にアテガキして書き下ろした、渾身のオリジナル脚本にも注目したい。 <キャスト> 野村萬斎 宮迫博之 安田章大 杉咲 花・木村文乃・ちすん 梶原 善 福本愛菜 岩田さゆり 北島美香 峯村リエ 嶋田久作 風間杜夫 高畑淳子 <スタッフ> 脚本:古沢良太 音楽:池 頼広 監督:金子修介 c 2016「スキャナー」製作委員会.
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