お酒の中でも飲みやすく多くの人に愛されているサングリア。 フルーツを漬け込んであるので、お酒が苦手な人にも飲みやすいのが特徴です。 氷で割って冷たくして飲んでも、温めてホットで飲んでもおいしいので、季節を問わず大人気のカクテル。 自宅でまったりと飲むのはもちろん、友人を招いたときなどにウェルカムドリンクとして出すのにもぴったりです。 しかしサングリアと言っても、使用されるワインやフルーツによって味わいが違ってくるもの。 そもそも、飲みやすくなっているけど、度数ってどれくらいあるのかわからなかったりしますよね。 そこで、今回は、サングリアに関して、度数や由来、簡単な作り方からおすすめのサングリアもご紹介します。 Contents• サングリアとは スペインやポルトガルといった地方で飲まれることが多いサングリア。 ワインにパイナップルやリンゴなどの カットしたフルーツ、シナモンなどのスパイスを加えて作られたカクテルがサングリアです。 赤ワイン、白ワインといったワインの種類、加えるフルーツによって違った味わいを楽しむことができるのもサングリアの魅力となります。 サングリアの度数や名前の由来は? それでは、人気のサングリアについて詳しくご紹介します。 2-1. サングリアの度数 ワインの12~15%のアルコール度数に果物を加えて作られているので、ワインより低めのアルコール度数になります。 サングリアとして 市販されている商品は 6 ~7 %のアルコール度数であることが多いです。 2-2. サングリアの名前の由来 サングリアは赤ワインで作られるのが一般的でした。 そのため、血のように赤い色をイメージして、 スペイン語で血の意味を持つ Sangre (サングレ)がサングリアの由来となっています。 しかし、今では、赤ワインだけでなく、白ワインやロゼワインでもサングリアは広く作られるようになっていますよね。 2-3. サングリアのカロリー サングリアのカロリーは低くはなく、 1 杯あたり160 キロカロリー前後。 市販の物の中には、砂糖やシロップで加糖されているものもあり、また、自家製で行う場合には、フルーツの果汁などが染み出してきますので、普通のワインよりはカロリーは高くなります。 ですので、飲みやすいからとあまり飲みすぎてしまうと、カロリー過多になってしまうことも。。。 サングリアの作り方 家庭でもアレンジして楽しめるサングリア、その作り方もご紹介します。 3-1. 赤ワインのサングリアの作り方• 赤ワインにりんご、オレンジ、バナナなどのフルーツと砂糖を加える• シナモンなどスパイスを加える 赤ワインの渋みが果物を加えることによりフルーティーになり飲みやすくなります。 ワインの世界の独自のレシピの「」がおすすめです。 ワインの香りに合うベリー系を加えるのもおすすめ。 3-2. 白ワインのサングリアの作り方• 白ワインにパイン、キウィ、グレープフルーツを加える• パインの缶詰のシロップを加える 酸味のある白ワインには、 柑橘系や甘みのあるフルーツを加えるのがおすすめです。 ワインの世界の独自のレシピの「」がおすすめです。 3-3. ロゼワインのサングリアの作り方• ロゼワインにチェリーやグレープフルーツなどのフルーツと砂糖を加える• ミントなどを添える ロゼワイン特有の色合いがかわいらしいサングリアが完成します。 どちらかというと、白ワインに寄せてフルーツを選択した方が美味しいサングリアができますね。 サングリアの飲み方 サングリアなら様々な飲み方も楽しめるので、季節を問わず楽しめます。 ここからはサングリアのおすすめの飲み方をご紹介いたします。 4-1. ストレートで サングリアの基本の飲み方はストレート。 ワインの濃さとフルーツの酸味がしっかりと楽しめます。 氷を入れないので、 飲む直前までサングリアをしっかり冷やしておくとさらにおいしく飲めますよ。 4-2. ロックで 氷を入れてサングリアを楽しむロック。 氷でワインの アルコールが薄まるので、より飲みやすくなります。 キンキンに冷えたサングリアは、暑い夏にぴったりな1杯になります。 4-3. 炭酸割り 炭酸で割ることで、アルコール度数が低くなり飲みやすくなります。 シュワシュワと口当たりも良く、フルーツとの相性も抜群です。 4-4. ホット サングリアはホットでもおいしく楽しむことができます。 シナモンをきかせたホットサングリアは、身体が温まるのでおすすめですよ。 手軽に電子レンジでも温められますが、 酸味が出やすいので 温めすぎには注意しましょう。 おすすめの市販のサングリア9選 それではここからは、ご家庭で手軽に楽しめるおすすめサングリアをご紹介します。 アルコール度数も調べたので、お自分の好みに合わせたサングリアを選びましょう。 ペナソル サングリア スペイン• たっぷりフルーツが漬け込んである甘口の赤ワインなので、女性でも飲みやすい口当たりが特徴です。 アルコール度数は、 7%です。 たっぷり1L入っているので、いつでも好きなときに飲めて、お客様のドリンクとしても活躍します。 屋久島サングリア パッション 赤&白ワイン 2 本セット• 屋久島の特産品でもあるパッションフルーツを使用したサングリアで、トロピカルな南国気分を味わえます。 アルコール度数は、 10%です。 赤白のどちらのワインも楽しめて、 色が変わるグラス付きなのでギフトとしてもおすすめ。 ヴィーニャ マカテラ サングリア ワイン BIO 750ml 赤 白 6 本セット• 有機栽培で育てられたブドウやその他の果物を使用したサングリア。 アルコール度数は、 8%です。 砂糖無添加で果物の甘みを感じられて、まるで絞りたてのようなフルーティーさを楽しめます。 赤白それぞれ3ずつ、計6本もセットになった欲張りなセットです。 コンパイ サングリア BIB 3L• 赤ワインをベースにオレンジやレモンなどのフルーツを加えた 甘口のサングリア。 アルコール度数は、 7%です。 果物やシナモンの風味がおいしく、そのままでもフルーツをさらに足して飲んでも楽しめます。 たっぷり3Lの容量なのも魅力。 ラ・サングリア NV ボデガス・アルスピーデ• ワインメーカー・オブ・ザ・イヤーを史上最年少で受賞したワイナリーから販売されているサングリア。 アルコール度数は、 7%です。 有機栽培のブドウを使用したオーガニック商品で、シナモンがエキゾチックに香ります。 ボトルのデザインもおしゃれでかわいいですよね。 ソル・デ・ベラーノ サングリア(赤) 750ml• 赤ワインをベースにベリー系の果物とカラメル が漬け込んであり、フルーティーで程よい甘さが特徴のサングリア。 アルコール度数は、他よりも少し高めの 11%です。 冷やして飲んだり、ソーダや氷で割って飲むのがおすすめです。 リアル・サングリア・ホワイト サングリア・ブランカ• 白ワインをベースにオレンジやレモンなどの柑橘系のフルーツを加えたサングリアで、赤ワインベースのサングリアよりもフルーティーですっきりとした味わいが特徴。 アルコール度数は、 15%です。 度数が高めなので、ソーダ割りやロックにしてもしっかりと柑橘系の爽やかな風味やアルコールの風味も楽しめてぴったりです。 かわいらしい水玉ボトルが目を引くロレアのサングリアは、テーブルを華やかに彩ること間違いありません。 アルコール度数は、 7%です。 炭酸入りのサングリアなので、防腐剤を使用せず長持ちさせることに成功。 赤ワインと白ワインのどちらの味わいも楽しめるセットです。 ボデガス・アルスピーデ・ラ・サングリア・オーガニック• ワインに自社畑で栽培され手摘みされたオーガニックのブドウ、オレンジ、レモンが漬けこんであるサングリアで、 フルーティーな香りが特徴です。 アルコール度数は、 7%です。 スパイシーなシナモンの香りも加わり、女性でも飲みやすい味わいに。 やや甘口で、口当たりも良いです。 まとめ いかがでしたか。 今回はサングリアについてご紹介しました。 赤ワインから白ワイン、フルーツによってさまざまな味や香りが楽しめるサングリアの中で、あなたが気になる商品は見つかりましたか? 今回の記事を参考にしながら、とっておきのサングリアを見つけてくださいね。
次のお酒の中でも飲みやすく多くの人に愛されているサングリア。 フルーツを漬け込んであるので、お酒が苦手な人にも飲みやすいのが特徴です。 氷で割って冷たくして飲んでも、温めてホットで飲んでもおいしいので、季節を問わず大人気のカクテル。 自宅でまったりと飲むのはもちろん、友人を招いたときなどにウェルカムドリンクとして出すのにもぴったりです。 しかしサングリアと言っても、使用されるワインやフルーツによって味わいが違ってくるもの。 そもそも、飲みやすくなっているけど、度数ってどれくらいあるのかわからなかったりしますよね。 そこで、今回は、サングリアに関して、度数や由来、簡単な作り方からおすすめのサングリアもご紹介します。 Contents• サングリアとは スペインやポルトガルといった地方で飲まれることが多いサングリア。 ワインにパイナップルやリンゴなどの カットしたフルーツ、シナモンなどのスパイスを加えて作られたカクテルがサングリアです。 赤ワイン、白ワインといったワインの種類、加えるフルーツによって違った味わいを楽しむことができるのもサングリアの魅力となります。 サングリアの度数や名前の由来は? それでは、人気のサングリアについて詳しくご紹介します。 2-1. サングリアの度数 ワインの12~15%のアルコール度数に果物を加えて作られているので、ワインより低めのアルコール度数になります。 サングリアとして 市販されている商品は 6 ~7 %のアルコール度数であることが多いです。 2-2. サングリアの名前の由来 サングリアは赤ワインで作られるのが一般的でした。 そのため、血のように赤い色をイメージして、 スペイン語で血の意味を持つ Sangre (サングレ)がサングリアの由来となっています。 しかし、今では、赤ワインだけでなく、白ワインやロゼワインでもサングリアは広く作られるようになっていますよね。 2-3. サングリアのカロリー サングリアのカロリーは低くはなく、 1 杯あたり160 キロカロリー前後。 市販の物の中には、砂糖やシロップで加糖されているものもあり、また、自家製で行う場合には、フルーツの果汁などが染み出してきますので、普通のワインよりはカロリーは高くなります。 ですので、飲みやすいからとあまり飲みすぎてしまうと、カロリー過多になってしまうことも。。。 サングリアの作り方 家庭でもアレンジして楽しめるサングリア、その作り方もご紹介します。 3-1. 赤ワインのサングリアの作り方• 赤ワインにりんご、オレンジ、バナナなどのフルーツと砂糖を加える• シナモンなどスパイスを加える 赤ワインの渋みが果物を加えることによりフルーティーになり飲みやすくなります。 ワインの世界の独自のレシピの「」がおすすめです。 ワインの香りに合うベリー系を加えるのもおすすめ。 3-2. 白ワインのサングリアの作り方• 白ワインにパイン、キウィ、グレープフルーツを加える• パインの缶詰のシロップを加える 酸味のある白ワインには、 柑橘系や甘みのあるフルーツを加えるのがおすすめです。 ワインの世界の独自のレシピの「」がおすすめです。 3-3. ロゼワインのサングリアの作り方• ロゼワインにチェリーやグレープフルーツなどのフルーツと砂糖を加える• ミントなどを添える ロゼワイン特有の色合いがかわいらしいサングリアが完成します。 どちらかというと、白ワインに寄せてフルーツを選択した方が美味しいサングリアができますね。 サングリアの飲み方 サングリアなら様々な飲み方も楽しめるので、季節を問わず楽しめます。 ここからはサングリアのおすすめの飲み方をご紹介いたします。 4-1. ストレートで サングリアの基本の飲み方はストレート。 ワインの濃さとフルーツの酸味がしっかりと楽しめます。 氷を入れないので、 飲む直前までサングリアをしっかり冷やしておくとさらにおいしく飲めますよ。 4-2. ロックで 氷を入れてサングリアを楽しむロック。 氷でワインの アルコールが薄まるので、より飲みやすくなります。 キンキンに冷えたサングリアは、暑い夏にぴったりな1杯になります。 4-3. 炭酸割り 炭酸で割ることで、アルコール度数が低くなり飲みやすくなります。 シュワシュワと口当たりも良く、フルーツとの相性も抜群です。 4-4. ホット サングリアはホットでもおいしく楽しむことができます。 シナモンをきかせたホットサングリアは、身体が温まるのでおすすめですよ。 手軽に電子レンジでも温められますが、 酸味が出やすいので 温めすぎには注意しましょう。 おすすめの市販のサングリア9選 それではここからは、ご家庭で手軽に楽しめるおすすめサングリアをご紹介します。 アルコール度数も調べたので、お自分の好みに合わせたサングリアを選びましょう。 ペナソル サングリア スペイン• たっぷりフルーツが漬け込んである甘口の赤ワインなので、女性でも飲みやすい口当たりが特徴です。 アルコール度数は、 7%です。 たっぷり1L入っているので、いつでも好きなときに飲めて、お客様のドリンクとしても活躍します。 屋久島サングリア パッション 赤&白ワイン 2 本セット• 屋久島の特産品でもあるパッションフルーツを使用したサングリアで、トロピカルな南国気分を味わえます。 アルコール度数は、 10%です。 赤白のどちらのワインも楽しめて、 色が変わるグラス付きなのでギフトとしてもおすすめ。 ヴィーニャ マカテラ サングリア ワイン BIO 750ml 赤 白 6 本セット• 有機栽培で育てられたブドウやその他の果物を使用したサングリア。 アルコール度数は、 8%です。 砂糖無添加で果物の甘みを感じられて、まるで絞りたてのようなフルーティーさを楽しめます。 赤白それぞれ3ずつ、計6本もセットになった欲張りなセットです。 コンパイ サングリア BIB 3L• 赤ワインをベースにオレンジやレモンなどのフルーツを加えた 甘口のサングリア。 アルコール度数は、 7%です。 果物やシナモンの風味がおいしく、そのままでもフルーツをさらに足して飲んでも楽しめます。 たっぷり3Lの容量なのも魅力。 ラ・サングリア NV ボデガス・アルスピーデ• ワインメーカー・オブ・ザ・イヤーを史上最年少で受賞したワイナリーから販売されているサングリア。 アルコール度数は、 7%です。 有機栽培のブドウを使用したオーガニック商品で、シナモンがエキゾチックに香ります。 ボトルのデザインもおしゃれでかわいいですよね。 ソル・デ・ベラーノ サングリア(赤) 750ml• 赤ワインをベースにベリー系の果物とカラメル が漬け込んであり、フルーティーで程よい甘さが特徴のサングリア。 アルコール度数は、他よりも少し高めの 11%です。 冷やして飲んだり、ソーダや氷で割って飲むのがおすすめです。 リアル・サングリア・ホワイト サングリア・ブランカ• 白ワインをベースにオレンジやレモンなどの柑橘系のフルーツを加えたサングリアで、赤ワインベースのサングリアよりもフルーティーですっきりとした味わいが特徴。 アルコール度数は、 15%です。 度数が高めなので、ソーダ割りやロックにしてもしっかりと柑橘系の爽やかな風味やアルコールの風味も楽しめてぴったりです。 かわいらしい水玉ボトルが目を引くロレアのサングリアは、テーブルを華やかに彩ること間違いありません。 アルコール度数は、 7%です。 炭酸入りのサングリアなので、防腐剤を使用せず長持ちさせることに成功。 赤ワインと白ワインのどちらの味わいも楽しめるセットです。 ボデガス・アルスピーデ・ラ・サングリア・オーガニック• ワインに自社畑で栽培され手摘みされたオーガニックのブドウ、オレンジ、レモンが漬けこんであるサングリアで、 フルーティーな香りが特徴です。 アルコール度数は、 7%です。 スパイシーなシナモンの香りも加わり、女性でも飲みやすい味わいに。 やや甘口で、口当たりも良いです。 まとめ いかがでしたか。 今回はサングリアについてご紹介しました。 赤ワインから白ワイン、フルーツによってさまざまな味や香りが楽しめるサングリアの中で、あなたが気になる商品は見つかりましたか? 今回の記事を参考にしながら、とっておきのサングリアを見つけてくださいね。
次のcom 「サングリア」は、スペインを発祥とする、ワインにさまざまなフルーツを漬け込んだお酒のこと。 近年、日本でも女性を中心にスペイン料理の人気が高まっており、スペイン風の居酒屋「バル」は女子会の定番となりつつあります。 サングリアも、アヒージョやパエリアなどの料理と同様、スペインバルで提供されるメニューとして知られるようになり、今ではさまざまな飲料メーカーからサングリアが商品化されています。 もともとのサングリアのレシピは、赤ワインをベースに、レモンやオレンジなど柑橘系の果汁を混ぜて、ブランデーやスパイスなどで風味をつけるというもの。 しかし現在では、サングリアのバリエーションは非常に広がり、ワインも赤ワインだけでなく、白ワインやスパークリング・ワインも用いられます。 ちなみに、白ワインをベースとしたサングリアは、スペイン語で「白」を意味する「ブランカ」をつけて「サングリア・ブランカ」と呼ばれています。 また、スパークリング・ワインをベースとしたサングリアは、正式名称というわけではありませんが、ネット上では「スパークリング・サングリア」などと呼ばれているようです。 ワインだけでなく、合わせる果物のバリエーションも多様化していて、柑橘系以外にも、イチゴやリンゴ、パイナップル、キウイ、桃、ブルーベリーなど、多種多様な果物をブレンドして使うのが最近の人気。 甘味や香りをつけるためにハチミツやシナモンを加えるなど、一人ひとりが独自の工夫を凝らせるのも人気の理由です。 スペインの人々は、冷たく冷やしてストレートで飲んだり、オン・ザ・ロックで飲んだり、ソーダやジンジャーエールで割ったりと、さまざまな飲み方でたのしんでいるのだとか。 一般的に、もともとのワインよりもアルコール度数が低くなるため、女性でも飲みやすく、食前から食後まで飲む機会を選びません。 とくにパーティーでは必須の飲み物です。 これだけスペインで親しまれているわけですから、当然ながら「サングリア」という呼び名もスペイン語。 「血」を意味する「Sangre(サングレ)」が語源で、赤ワインをベースとした真っ赤な色が血を連想させることから、この名がつけられたといわれています。 ちなみに、よく似た名前のホラー映画に「サンゲリア」(1979年伊・米合作/ルチオ・フルチ監督)がありますが、これは日本公開の際につけられた邦題で、この映画のキーワードである「惨劇」とヒット映画の「サスペリア」をくっつけてできた造語だとか。 映画の内容はおどろおどろしいゾンビ映画なので、血を意味する「サングレ」とはピッタリですが、それは偶然の一致のようです。 com 「サングリア」は、ワインをベースとした飲み物ですが、分類としては、ワインに薬草や果実、甘味料を加えたり、漬け込んだりすることで独特の風味を添えた「フレーヴァード・ワイン」の一種とされることが多いようです。 とはいえ、法律上の明確な定義があるわけではなく、日本では「ワインベースのカクテル」と紹介されることもあれば、「フルーツワイン」と呼ばれるケースもあります。 ただし、フルーツワインの本来の定義からすると、サングリアは当てはまりせん。 フルーツワインと呼ばれるお酒には、大きく2種類があります。 ひとつは、リンゴやオレンジ、桃、マンゴーなど果汁100%のジュースにワインをブレンドした飲み物。 ブドウ由来のワインの味わいと、ブレンドする果物の味わいの融合がたのしめます。 もうひとつは、本来の原料であるブドウの代わりに、リンゴやサクランボ、ブルーベリー、桃やキウイなどの果実を原料にして、ワインと同様の製法で造られる醸造酒のこと。 ワインに果実を漬け込んだサングリアは、このどちらにも当てはまらないので、やはり分類するなら「フレーヴァード・ワイン」ということになるでしょう。 とはいえ、サングリアもフルーツワインも、どちらもフルーツとワインの両方の魅力が味わえる飲み物ということに変わりはありません。 あまり難しく考えずに、それぞれのおいしさを存分にたのしむことをおすすめします。 com サングリアは、もともと開封して日が経ったり、保存状態がよくなかったりなど、ベストの状態でないワインを、おいしく飲めるように創意工夫したのが始まりだといわれています。 近年、日本で自家製サングリアがちょっとしたブームになっているのも、飲み切れなかったワインや、お手頃価格のワインを使ってリーズナブルに作れることが、ひとつの理由ではないでしょうか。 開封して数日経ってしまったワインは風味が落ちてしまいがちですが、そんなワインもサングリアとして再利用すれば、おいしくいただけます。 また、買ってはみたものの口に合わなかったワインでも、好みのフルーツと合わせてサングリアにすれば、自分好みの味わいに。 このように、ワインを無駄にすることがないサングリアは、お財布にも、地球環境にもやさしい飲み方といえるかもしれません。 先述したように、サングリアには厳密なルールやレシピがなく、自分や家族、来客などの嗜好に合わせて自由に作れるのが魅力。 旬のフルーツを使うもよし、たまたま冷蔵庫にあったフルーツやフルーツ缶詰めを使うもよし、その日の気分で気軽にサングリアをたのしむ家庭が増えているようです。 また、ワインに好みのフルーツを合わせるだけでなく、炭酸で割ったり、氷を入れたりと、さまざまに工夫を凝らすのもたのしいもの。 アルコール度数もお好みで調整できるので、お酒が苦手な人でも気軽にたのしめます。 com サングリアを自宅で作るのが人気となっていて、ネット上ではさまざまなサングリアのレシピや、インスタ画像が公開されています。 ただし、あまり知られていませんが、サングリアを家庭で作る際に気をつけたいことがあります。 それは「酒税法」という法律です。 日本の酒税法では、「お酒を造るには免許が必要」と定められています。 これにはお酒と他の飲み物や材料を混ぜることも含まれますので、家庭でサングリアを作ることも、厳密にいえば「お酒を造る」ことになります。 もちろん、この法律には例外があって、飲む直前に混ぜること、つまり、注文に応じてカクテルを作ったりすることは問題になりません。 サングリアのレシピは、ワインに果実などを漬け込んで寝かせるのが基本ですが、こうした作り置きの場合にも例外があって、アルコール度数が20度以上あるお酒をベースにして、販売目的でなく作るのであれば問題なしとされます。 つまり、焼酎などアルコール度数が20度以上のお酒に梅を漬け込んで、家庭で飲むための梅酒を作るのであれば、問題なしとなります。 サングリアの場合、ワインの一般的なアルコール度数は高くても15度ほどなので、この条件には当てはまりません。 家庭で自家製のサングリアをたのしむ際には、漬け置きではなく、飲む直前にワインとフルーツを混ぜ合わせるようにすれば問題ありません。 実際に試してもらえばわかりますが、漬け置きでなくとも、ワインと果実の味わいが融合して、おいしいサングリアがたのしめますよ。 なお、酒税法が気になるという人は、国税庁のホームページを参考にしてください。 サングリアはスペインバルなどで注文するだけでなく、自宅での手作りでもたのしめる飲み物。 ワインに親しむために、まずサングリアでワインの風味に馴染んでみるのもよいかもしれません。 ぜひ、一度お試しください。 おすすめ情報• 関連情報.
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