リリカ 新薬。 タリージェとリリカの違いは?

リリカの効果と副作用は?神経障害性疼痛やしびれに対する効果について

リリカ 新薬

リリカは国内での販売額トップの薬剤だ(筆者撮影) プレガバリンは現在、国内で販売されている全ての薬剤の中で、だ。 2017年は937億円に達し、中外製薬の抗がん剤「アバスチン」や、小野薬品工業の免疫チェックポイント阻害薬「オプジーボ」を上回った。 しかし、この隆盛の背景にあるのは、従来のルールを逸脱した前代未聞の不公正な動きである。 効能がはっきりしない疾患に対する乱用が、医療現場で続いているのだ。 海外の医学専門誌が警告 プレガバリンの適応症は「神経障害性疼痛」となっているが、その効能が治験で実証されている具体的な傷病は「線維筋痛症」「帯状疱疹後神経痛」「脊髄損傷後疼痛」「糖尿病性神経障害に伴う疼痛」だけである。 にもかかわらず、臨床の現場では腰痛症や坐骨神経痛、関節痛といった治験が全くなされていない多くの整形外科疾患に対して、長年にわたって処方されつづけている。 こうした適応外疾患に対する効能は、学術性の高い臨床試験においてすべて否定されている。 医学界でもっとも権威ある総合医学専門誌のひとつ「New England Journal of Medicine」は、で、プレガバリンの販売額が急増している現状に対して、次のように強い懸念を表明した。 プレガバリンは2004年に糖尿病性神経障害と帯状疱疹後神経痛の治療薬として、また2007年に線維筋痛症の治療薬として承認された。 だが製薬会社の広告は、もっと一般的な用途を持った鎮痛薬として宣伝されている。 一部の臨床医は、線維筋痛と似た曖昧な疼痛ばかりか、腰痛や変形性関節症といった明確に異なる症状に対してもプレガバリンを使用して、適応外処方を正当化している。 ここで重要なのは、適応外処方された患者の被害に対する責任の所在である。 日本においては、学術的根拠を逸脱した適応拡大を認めた医薬品医療機器総合機構(PMDA)と、それを巧妙に利用して不公正なプロモーションを続けたファイザーの両者が問われねばならない。 米国の審査当局であるFDAも、また欧州のEMAでも、プレガバリンの適応症は「帯状疱疹後神経痛、脊髄損傷後疼痛、糖尿病性神経痛、線維筋痛症」と具体的な疾患を特定している。 これに対して日本では、臨床試験もないまま言葉だけをすり替えて、あいまいな「神経障害性疼痛」という実体のない疾患名へと適応拡大され、臨床現場や保険審査員に対する情報操作がされてきた。 内服後にふらつき、救急車で搬送 プレガバリンの副作用は非常に強い。 臨床でしばしば経験するのは、めまい、傾眠、意識消失などだ。 私の周囲にも、プレガバリンを内服後にめまいで転倒して骨折した人、意識がなくなって救急入院した人が複数いる。 愛知県内で循環器系のクリニックを経営する男性院長は、ご自身が頸椎症性神経根症の痛みとしびれに対してプレガバリンを処方された。 内服したところ診察時に呂律が回らなくなり、めまい・ふらつきで歩行が困難になって救急車で基幹病院に搬送されたという。 院長は、自分のこの経験を広く公表しても構わないという意向を持っておられる。 証拠として自分が歩行困難になった状態を動画で記録している。 いまもこうした被害が、各地で続いているに違いない。 国内の整形外科疾患の多くの患者さんが、効能の実証されていない薬を飲まされ続けている。 リリカには強い副作用がある(筆者撮影) 私は2017年の秋、製造販売元のファイザージャパンはもちろんのこと、審査機関であるPMDAと、学術組織である日本整形外科学会および日本臨床整形外科学会に対して、プレガバリンの適応症の公正化・具体化を望む要望書を出した。 だが、残念ながら昨年3月の再審査期限までに適応症の再検討はなされなかった。 結果、長年にわたって年間何百億円もの国民医療費(税金)がプレガバリンを通じて海外流出し続けている。 「産・官・学」そろっての怠慢である。 ちなみに通常、整形外科領域で痛みに処方されるプレガバリンの費用は、75mg(111. 5円)X 2錠で1日あたり223円になる。 これに対して、代表的な鎮痛剤であるロキソニンなら、60mg(14. 5円)X 3錠 = 43. 5円であるし、そのジェネリックなら 60mg(7. 3円)X 3錠 = 21. 9円で済む。 プレガバリンは非常に高価な薬剤だ。 ・・・ (残り:約1285文字/本文:約3163文字).

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タリージェ錠とリリカの比較

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平成31年1月8日付で13製品22品目の新薬が承認されています。 今回の記事ではそのうちの一つ、タリージェ錠(成分名:ミロガバリンベシル酸塩)についてまとめたいと思います。 なお、この記事は薬局で勤務する薬剤師の視点で医療従事者を対象としてまとめた記事になりますのでご了承ください。 タリージェ(ミロガバリン)はリリカ(プレガバリン)と同様の作用機序を持つ薬剤です。 同様の作用機序を持ち、神経障害性疼痛に対する適応を持つのはリリカに続いて2剤目となります。 神経障害性疼痛とは?によると、神経障害性疼痛とは「体性感覚神経系の病変や疾患によって引き起こされる疼痛」と定義されており、以下のような様々な原因、疾患により起こります。 栄養代謝性:アルコール性多発ニューロパチー、脚気,ペラグラなど• 外傷性:脳卒中後遺症、幻肢痛、脊髄損傷後遺症など• 遺伝性:圧脆弱性遺伝子ポリニューロパチー、遺伝性感覚性自律神経性ニューロパチーなど• 虚血性:アレルギー性肉芽腫性血管炎、結節性多発動脈炎、クリオグロブリン血症など• 中毒性:ヒ素中毒、水銀中毒、中毒性神経筋障害など• 感染性:帯状疱疹後神経痛、神経梅毒、ハンセン病ニューロパチーなど• 免疫性:ギランバレー症候群、シェーグレン症候群、自己免疫性神経障害など• 腫瘍性:悪性腫瘍、神経サルコイドーシスなど• 変性疾患他:アミロイド性自律神経ニューロパチー、パーキンソン病など また、以下のように障害を受ける神経が中枢に存在するか末梢に存在するかによって分類されることもあります。 中枢性神経障害性疼痛の原因:脳卒中後疼痛、脊柱管狭窄症など• 末梢性神経障害性疼痛の原因:帯状疱疹後神経痛(PHN)、糖尿病性末梢神経障害性疼痛(DPNP)、三叉神経痛、手術後疼痛、腫瘍による神経圧迫など 今回紹介するタリージェ錠は「末梢性神経障害性疼痛」に対する適応を有しています。 神経障害性疼痛の薬物療法では、神経障害性疼痛の薬物療法として、• 第一選択薬(複数の病態に対して有効性が確認されている薬物)• プレガバリン(リリカ)• ガバペンチン(ガバペン)• セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬(SNRI)• デュロキセチン(サインバルタ)• 三環系抗うつ薬(TCA)• アミトリプチリン(トリプタノール)• ノルトリプチリン(ノリトレン)• 第二選択薬(1つの病態に対して有効性が 確認されている薬物)• ワクシニアウィルス接種家兎炎症皮膚抽出液(ノイロトロピン)• 第三選択薬• オピオイド鎮痛薬• フェンタニル• モルヒネ• オキシコドン• 神経障害性疼痛はサブスタンスPやグルタミン酸などの興奮性神経伝達物質が過剰に放出されることで起きることがわかっています。 医薬品としてのタリージェの特性ここからは医薬品として承認されたタリージェの特性についてまとめていきたいと思います。 医薬品名:• タリージェ錠2. 5mg• タリージェ錠5mg• タリージェ錠10mg• タリージェ錠15mg• 有効成分:ミロガバリンベシル酸塩• 申請者:第一三共• 効能・効果:末梢性神経障害性疼痛• 用法・用量:通常、成人には、ミロガバリンとして初期用量1回5mgを1日2回経口投与し、その後1回用量として5mgずつ1週間以上の間隔をあけて漸増し、1回15mgを1日2回経口投与する。 なお、年齢、症状により1回10mgから15mgの範囲で適宜増減し、1日2回投与する。 適応症は「末梢性」神経障害性疼痛タリージェの適応は「末梢性神経障害性疼痛」です。 それに対してリリカは「神経障害性疼痛」。 リリカは末梢性・中枢性の区別なく、神経障害性疼痛全般に使用することが可能ですが、タリージェは「末梢性」のものに限って使用可能ということになります。 末梢性神経障害性疼痛末梢性神経障害性疼痛には、• 帯状疱疹後神経痛(PHN)• 糖尿病性末梢神経障害性疼痛(DPNP)• 三叉神経痛• 手根管症候群• 手術後疼痛• 腫瘍による神経圧迫 などが挙げられます。 腎機能が低下している場合は用法・用量の調整が必要ミロガバリンはほとんどが腎排泄されます。 薬物動態 5. 50~18. このときの未変化体の尿中排泄率は63. 2~71. 4~12. (外国人データ) 引用元: そのため、腎機能低下時には用法・用量の調節が必要です。 用法及び用量に関連する使用上の注意 腎機能が低下している患者では、血漿中濃度が高くなり副作用が発現しやすくなるおそれがあるため、患者の状態を十分に観察し、慎重に投与すること。 腎機能障害患者に投与する場合は、次の表に示すクレアチニンクリアランス値を参考として投与量及び投与間隔を調節すること。 低用量から開始し、忍容性が確認され、効果不十分な場合は増量すること(「薬物動態」及び「臨床成績」の項参照)。 引用元: 腎機能障害時の用法・用量用法及び用量に関連する使用上の注意には腎機能障害時の用法・用量が記載されています。 初期用量:1回2. 5mg 1日2回• 有効用量(最低):1回5mg 1日2回• 有効用量(最高):1回7. 初期用量:1回2. 5mg 1日1回• 有効用量(最低):1回5mg 1日1回• 有効用量(最高):1回7. 5mg 1日1回 2. 5mg錠は腎機能障害時用ですね。 患者ごとの注意点慎重投与と重要な基本的注意の記載内容をまとめます。 慎重投与はリリカより少ないリリカ(プレガバリン)の慎重投与は以下の4種類でした。 リリカの慎重投与• 腎機能障害のある患者• 重度のうっ血性心不全の患者• 高齢者• 血管浮腫の既往がある患者 引用元: ですが、タリージェ(ミロガバリン)では「重度のうっ血性心不全」と「血管浮腫の既往」の記載がなく、2種類のみになっています。 タリージェの慎重投与• 腎機能障害のある患者• 高齢者 引用元: 重要な基本的注意はリリカと同じ重要な基本的注意はリリカと同じ5項目。 リリカの場合、実臨床での使用データが入っているので文章のニュアンスが異なりますが、内容としては同じです。 重要な基本的注意• めまい、傾眠、意識消失等が起こることがあるので、本剤投与中の患者には自動車の運転等危険を伴う機械の操作に従事させないよう注意すること。 特に高齢者ではこれらの症状により転倒し骨折等を起こすおそれがあるため、十分に注意すること。 本剤の投与により体重増加を来すことがあるので、肥満に注意し、肥満の徴候があらわれた場合は、食事療法、運動療法等の適切な処置を行うこと。 特に、投与量の増加又は長期投与に伴い体重増加が認められることがあるため、定期的に体重計測を実施すること。 本剤による神経障害性疼痛の治療は原因療法ではなく対症療法であることから、疼痛の原因となる疾患の診断及び治療を併せて行い、本剤を漫然と投与しないこと。 本剤の急激な投与中止により、不眠症、悪心、下痢、食欲減退等の離脱症状があらわれることがあるので、投与を中止する場合には、徐々に減量するなど慎重に行うこと。 本剤の投与により、弱視、視覚異常、霧視、複視等の眼障害があらわれることがあるので、診察時に、眼障害について問診を行うなど注意し、異常が認められた場合には適切な処置を行うこと。 引用元: 代謝と相互作用リリカとは微妙に異なります。 代謝・排泄経路ミロガバリンはUGTによる代謝を受け、OAT1・OAT3・MATE1・MATE2-Kの働きにより腎臓から排泄されます。 相互作用 ミロガバリンは主として腎からの糸球体ろ過及び尿細管分泌により排泄される。 また、UDPグルクロン酸転移酵素 UGT による代謝も受ける。 引用元: そのため、相互作用にはこれらの機構を妨げるものが多くなります。 併用禁忌はなく併用注意も少ない 併用注意(併用に注意すること)• 薬剤名等:プロベネシド• 臨床症状・措置方法:併用により本剤の血中濃度が上昇し、作用が増強するおそれがある。 機序・危険因子:プロベネシドのOAT1、OAT3及びUGTの阻害作用によると考えられる。 薬剤名等:シメチジン• 臨床症状・措置方法:併用により本剤の血中濃度が上昇し、作用が増強するおそれがある。 機序・危険因子:シメチジンのMATE1及びMATE2-Kの阻害作用によると考えられる。 薬剤名等:ロラゼパム 、アルコール(飲酒)• 臨床症状・措置方法:注意力、平衡機能の低下を増強するおそれがある。 機序・危険因子:相互に中枢神経抑制作用を増強すると考えられる。 引用元: プロベネシドとの相互作用はリリカには記載がないものです。 また、リリカでは記載があったオピオイド系鎮痛剤との相互作用がありません。 オピオイドと併用しやすいのはメリットかもしれませんね。 また、リリカに記載されている血管浮腫を引き起こす薬剤と末梢性浮腫を引き起こす薬剤についてもタリージェには記載されていません。 これは、慎重投与の記載からもわかりますね。 リリカと比較して副作用が少ないタリージェとリリカを比較すると重大な副作用についてはタリージェが圧倒的に少ないことがわかります。 リリカの場合、• めまい、傾眠、意識消失• 心不全、肺水腫• 横紋筋融解症• 腎不全• 血管浮腫• 低血糖• 間質性肺炎• ショック、アナフィラキシー• 皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、多形紅斑• 劇症肝炎、肝機能障害 と10項目が挙げらています。 ですが、タリージェの場合は、• めまい、傾眠、意識消失• 肝機能障害 この2つだけです。 傾眠、めまい、霧視、浮腫、体重増加など発現頻度が高い副作用が多いことには変わりありませんが、重大な副作用が少ないというのは使いやすさにつながると思います。 リリカと比較してどうなの?どうしても、同じ作用機序であるリリカとの違いが気になります。 5及び22. 1及び2. 4時間と推定された。 5 0. 0627 11. 1 プレガバリン 62. 5 0. 5051 1. 7 0. 2837 2. 4 プレガバリン 125. 0 0. 5103 1. その他の比較試験その他ではラットに対する試験についてに記載があります。 また、米国フェーズ2で糖尿病性末梢神経障害性疼痛に対する比較試験が行われています。 () ですがどちらもデータとしては不十分ですね。 まとめタリージェとリリカを比較する際に、一番大きいのは適応の部分でしょう。 タリージェ: 末梢性神経障害性疼痛• リリカ:神経障害性疼痛( 中枢性・末梢性) タリージェはこの部分において、リリカより使いにくい薬剤になっています。 ただし、慎重投与や相互作用、重大な副作用の数において、タリージェはリリカよりも安全に使いやすい薬剤なのではないかと思います。 このあたりの評価については販売開始後、しばらく経過しないとわかりませんが、海外での使用実績がないというのは痛いですね・・・。 あとは、発売開始後にならないと評価しにくいですね。 おそらく、将来的には何らかの比較試験も報告されるのではないかと思います。 ぺんぎん薬剤師の勉強に対する考え方 知識の身に付け方は2種類あると考えています。 1つは業務の中で必要とされ、すぐに活用できる知識です。 身に付けたらすぐに活用することができるので仕事に活かすことができますし、一度身に付けたら忘れることもありません。 これは現場で働く薬剤師にとっての武器になります。 これについては仕事の中で自然と身についていくはずです。 もう1つはすぐに活用することのない知識です。 身に付けてもすぐに使う知識ではないのないので、だんだんと記憶から薄れてしまいます。 一度覚えたものでも時間の経過とともに薄れていき、何かの機会に再度学ぶことで思い出すこともあると思います。 この知識は薬剤師としての基礎的な力にもなります。 基礎的な力が身についていれば、上に書いた業務の中で必要とされる知識を身につけるスピードも上がります。 皆さんが身につけたいのは後者の力なのではないでしょうか? 基礎的な力をどうやって身につける? 普段の業務で使用しない知識を身に付けるのは大変です。 使わない知識を留めておくには記憶力を必要としますし、日々の勉強のモチベーションを維持するのも大変です。 そのため、生活の一部のなかに新しい知識に触れることを取り入れ、習慣化することが大切になります。 濃い知識を一気に取り入れるのではなく、薄い知識を毎日継続して取り入れるのです。 それを積み重ねていくことで、自然と少しずつ自分の力として身についていきます。 そのための方法の一つとして をオススメしています。 上のバナーをクリックしてリンク先を見てもらえればわかりますが、医療に関する様々な情報が毎日更新され、メルマガでもその情報が配信されているので、日々のメールのタイトルを見るだけでも勉強になります。 また、スマホ専用アプリもあるので仕事の合間でも勉強しやすくなっています。 内容をしっかり理解するだけの時間が取れない時でも、メルマガや記事を見て、そこに出てくる単語や言葉を目にするだけでも知識の引き出しは少しずつでも確実に増えていきます。 皆さん、暇つぶしにスマホでyahoo! ニュースとかスマートニュースとかを見てる時間がありますよね? 同じように 暇つぶしにm3. comのアプリで医療ニュースを見るようになってください。 多くのサイトに登録したり、書籍を読もうとして続かなくなるより、まずは1つを継続することから初めてみることをおすすめします。 薬剤師用の掲示板もあるので様々な薬剤師の方々に質問、相談をしたり、情報共有を行うことも可能です。 さらには、eラーニングを受講(有料)して研修認定薬剤師の登録や更新に必要な単位を取得することまで可能です。 毎日サイトにログインしたり動画を閲覧することでポイントをためてプレゼントをもらうこともできるので勉強にやる気を持つことができますし、確実に無理なく勉強を習慣づけるのに最適です。 登録となると不安に感じる方もいるかもしれませんが、医療関係者であれば誰しも耳にしたことがある!というくらいの有名なサイトで、薬剤師以外にも医師や看護師も多く登録しているサイトなので安心して利用できますね。 すでに登録している人も多いと思いますが、登録したまま利用していない方はまずはログインしてメルマガの閲覧を習慣化すること。 これを知識を身につける第一歩にしてみてください。 は知ってるし、もっといろんなサイトに登録したり閲覧したりしているよ!って人も多いんじゃないかと思いますが、まずは一つのサイトをしっかり活用してみてくださいね。 もしこの記事気に入ってもらえたら、下の各種SNSボタンを押してシェアしてもらえれば嬉しいです。

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タリージェ(ミロガバリン)とリリカ(プレガバリン)の違いを解説

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なお、年齢、症状により1回10mgから15mgの範囲で適宜増減し、1日2回投与する。 5mg : 1錠 78. 60円 2019年5月現在 出典元: 末梢性神経障害とは? 末梢神経 体の端の方の神経 には、全身の筋肉を動かす運動神経、痛みや触れた感触などの皮膚の感覚や関節の位置などを感じる感覚神経、血圧・体温の調節や心臓・腸など内臓の働きを調整する自律神経があります。 末梢神経障害は、これらの神経の働きが悪い、傷ついているために起こる障害のことです。 運動障害:「手や足の力が入らない」「足先が垂れてつまずきやすい」「立ち上がりがうまくできない」「物をよく落とす」など• 感覚障害:「手足がジンジンと痛む」「手足の感覚がなくなる」「手足がピリピリとしびれる」など• これはリリカも同じです。 インタビューフォームにも、透析によるタリージェ錠 ミロガバリン の除去率は15. 3%と記載されています。 透析後に服用する変則的な飲み方をしないでいいので、コンプライアンスは向上しますが、誤った投与量や腎機能が悪化した場合は血中濃度低下まで待つしかないようです。 注意していきましょう。 ちなみに、 リリカは除去率が58%であり、透析でかなり抜けます。 副作用【タリージェの方が少し眠気が少ない】 副作用等発現状況の概要 〈糖尿病性末梢神経障害性疼痛〉 日本を含むアジアで実施した糖尿病性末梢神経障害性疼痛患者を対象とした臨床試験において、854例中267例 31. 主な副作用は、 傾眠107例 12. 〔承認時〕 〈帯状疱疹後神経痛〉 日本を含むアジアで実施した帯状疱疹後神経痛患者を対象とした臨床試験において、553例中241例 43. 主な副作用は、 傾眠110例 19. 〔承認時〕 重大な副作用 1. めまい 頻度不明 、傾眠 頻度不明 、意識消失 0. 肝機能障害 頻度不明 AST GOT 、ALT GPT 上昇等の肝機能障害があらわれることがあるので、観察を十分に行い、全身倦怠感や食欲不振等の初期症状を含む異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。 出典元: リリカと同様に、傾眠 眠気 、浮動性めまいの副作用が高いです。 どちらが副作用が出やすいのか、気になりますよね。 リリカと比較してみましょう。 9%)に副作用が認められた。 主な副作用は、 傾眠74例(24. 5%)、 浮動性めまい68例(22. 5%)及び浮腫52例(17. 2%)であった。 5%)に副作用が認められた。 主な副作用は、 浮動性めまい393例(23. 4%)、 傾眠267例(15. 9%)及び 浮腫179例(10. 7%)であった。 (承認時までの調査の集計) 出典元: パーセントだけでみると、適応症によって結論が違っています。 タリージェ錠の方が少しだけ眠気が少ないのか? っというぐらいしか言えませんね。 また研究してみたいですね。 相互作用 ミロガバリンは主として 腎からの糸球体ろ過及び尿細管分泌により排泄される。 また、UDPグルクロン酸転移酵素 UGT による代謝も受ける。 併用注意 (併用に注意すること) 1. 薬剤名等 プロベネシド 臨床症状・措置方法 併用により本剤の血中濃度が上昇し、作用が増強するおそれがある。 機序・危険因子 プロベネシドのOAT1、OAT3及びUGTの阻害作用によると考えられる。 薬剤名等 シメチジン 臨床症状・措置方法 併用により本剤の血中濃度が上昇し、作用が増強するおそれがある。 機序・危険因子 シメチジンのMATE1及びMATE2-Kの阻害作用によると考えられる。 薬剤名等 ロラゼパム アルコール 飲酒 臨床症状・措置方法 注意力、平衡機能の低下を増強するおそれがある。 機序・危険因子 相互に中枢神経抑制作用を増強すると考えられる。 出典元: 代謝経路による阻害作用が見て取れますね。 気になるリリカを見てみましょう。 併用注意 1. 薬剤名等 中枢神経抑制剤 オピオイド系鎮痛剤 臨床症状・措置方法 呼吸不全、昏睡がみられたとの報告がある。 機序・危険因子 機序不明 2. 薬剤名等 オキシコドン ロラゼパム アルコール(飲酒) 臨床症状・措置方法 認知機能障害及び粗大運動機能障害に対して本剤が相加的に作用するおそれがある。 機序・危険因子 相加的な作用による 3. 薬剤名等 血管浮腫を引き起こす薬剤(アンジオテンシン変換酵素阻害薬等) 臨床症状・措置方法 血管浮腫との関連性が示されている薬剤を服用している患者では、血管浮腫(顔面、口、頸部の腫脹など)を発症するリスクが高まるおそれがある。 機序・危険因子 機序不明 4. 薬剤名等 末梢性浮腫を引き起こす薬剤(チアゾリジン系薬剤等) 臨床症状・措置方法 チアゾリジン系薬剤と本剤の併用により末梢性浮腫を発症するリスクが高まるおそれがある。 また、チアゾリジン系薬剤は体重増加又は体液貯留を引き起こし、心不全が発症又は悪化することがあるため、本剤と併用する場合には慎重に投与すること。 機序・危険因子 機序不明 出典元: こちらは代謝経路というより、眠気による副作用が併用薬によって上乗せされて中枢性や認知機能に影響を与えているようですね。 タリージェ錠の方が使用により新たな副作用等増えてくる可能性もありますね。 リリカからタリージェへの切り替えについて【MRより確認済み】 「リリカの眠気の副作用が強いからタリージェに切り替えようか」 「リリカとタリージェは同時に投与していいのだろうか?」 上の切り替えについての回答ですが、 リリカとタリージェ錠は力価換算はできないため、いきなりのスイッチは副作用の増加を招きます! 具体的な切り替え方法は、 リリカを飲んでいる場合は離脱症状に注意しながら減量し、OFFとなったところで、タリージェを初期投与量から開始し増量していくこととなります。 しかし、リリカが減量されている時に疼痛が強くなってしまうので、患者さんの不利益が生じてしまいます。 切り替えを早まると副作用の発現率が高くなるため、ここは我慢していただくことになります。 また、現時点で、タリージェとリリカの換算表はありません。 タリージェ錠は現在適応が末梢神経障害のみであり、中枢性にも適応があるリリカの方に使用範囲では、軍配が上がります。 データがある程度溜まってきたら更新します。 リリカで眠気が強く出る場合は、タリージェ錠に切り替えも良いかもしれません。 また併用薬の相互作用によっても差別化できます。 ただ、リリカとタリージェ錠は力価換算はできないため、いきなりのスイッチは副作用の増加を招きます! そのため、 リリカを飲んでいる場合は離脱症状に注意しながら減量し、OFFとなったところで、タリージェを初期投与量から開始し増量していくこととなります。 結果として、リリカが減量されている時に疼痛が強くなってしまうので、患者さんの不利益が生じてしまいます。 また、現時点で、タリージェとリリカの換算表はありません。

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