さつまいも離乳食。 カミカミ期にぴったり!さつまいも離乳食後期レシピ3選

【管理栄養士がアドバイス】離乳食でのさつまいもの進め方&レシピ

さつまいも離乳食

さつまいもは、栄養が豊富で、調理や保存が便利で、離乳食の食材として人気です。 初期から後期まで、いつも使える食材です。 さつまいもは、煮たりレンジで加熱して、マッシュやうらごしをした状態で、冷凍しておくことができます。 離乳食に使うには、とても便利で、なおかつ、適度な甘みもあるから赤ちゃんも喜んで食べてくれることが多いです。 10倍粥の次にあげる離乳食スタート食材として、さつまいもを使ったというママさんも多いと思います。 また、後期から完了期の「手づかみ離乳食」として、マッシュしたサツマイモを牛乳やミルクと混ぜた、さつまいもお団子が、赤ちゃんにも人気ですね。 さつまいもお団子は、茹でても焼いてもオッケーです。 その他にも、さつまいもは、他の野菜や、白身魚・ささみなどのタンパク質と合わせて、煮物やスープなどにして、中期〜後期の離乳食で気軽に便利に使えます。 さつまいもは、でんぷん(=炭水化物)をたっぷりと含んでいますが、同時に、緑黄色野菜であり、カロチン、ビタミン類、ミネラル(とくにカリウム)、ポリフェノールなどを多く含んでいます。 とくにビタミンCは100gあたり23mg含まれていて、離乳食で定番の食材であるバナナ(16mg)やリンゴ(4mg)にくらべると、ダントツに多くなっています。 さつまいもは加熱してもビタミンCが破壊されにくいため、離乳食のビタミンC源としても欠かせませんね。 とくに離乳食初期は、まずは、赤ちゃんに母乳以外の食材に興味をもってもらうことが第一なので、栄養素の分類は、あまり気にせずにすすめていくのが良いようですね。 赤ちゃんの便秘は、ある意味、腸の活動がいろいろな植物に慣れていくための過程ですが、できるだけ、避けたいですね。 さつまいもは、赤ちゃんにとっても、便秘予防の効果があります。 さつまいもは食物繊維が豊富で、ヤラピンという整腸作用がある成分も含まれているからです。 しかし、さつまいもの食物繊維は不溶性で、お腹に溜まっていくタイプの食物繊維です。 なので、さつまいもの食物繊維を活かすには、ある程度の水分が必要になってきます。 さつまいも離乳食レシピでは、裏ごしやマッシュしたサツマイモを、お湯やお出汁でのばしすのが基本です。 水分が少ないと、パサパサして赤ちゃんも食べてくれません。 さつまいも離乳食では、とくに、初期〜中期では水分に気をつけることで、便秘予防に効果的なメニューになります。 一方、下痢をしている場合はどうでしょうか? 食物繊維が豊富なことと、ヤラピンが含まれているので、下痢をしている場合はさつまいもは避け、じゃがいもを使うようにしましょう。 さつまいもの便秘解消効果は、赤ちゃんの場合は、あくまで予防的に考えた方が良いと思います。 すでに、激しい便秘をしている状態であれば、それを治す効果をさつまいもに期待するのはちょっと厳しいでしょう。 赤ちゃんが激しい便秘をしている場合は、オリゴ糖を与えて、腸内善玉機を増やしてあげる措置が必要です。 オリゴ糖についてはこちらのサイトも参照してみてください。 離乳食で気をつけなければならないのがアレルギー。 スポンサーリンク そもそも、離乳食そのものが、アレルギーを作るリスクになっています。 母乳から離乳食への移行時期は5カ月〜6カ月とされていますが、この離乳食開始の時期が早過ぎるから、アレルギーになる赤ん坊が多い、という説もあるくらいです。 その点、さつまいもは、アレルギー源となることがきわてめ少ない食材ですので、離乳初期から安心して使えます。 さつまいもはアレルギー体質の子供向けの、メインの食材になっているくらいですので、基本的には、アレルギーの心配をする必要は無いですね。 ただし、どんなものでも行き過ぎはよくありません。 毎日連続してさつまいもをあげる、など偏ったあげかたは問題となるので、バランスに気を遣いましょう。 さつまいを料理する場合、皮を使うかどうか? ちょっと悩むところですよね。 皮はもったいないので、子供〜大人であれば、できるだけ食べた方が良いですが、さすがに、離乳初期〜中期の赤ちゃんには、食べにくいものです。 なので、離乳食のレシピでは、「皮は厚めにむく」のが基本になっています。 サツマイモの栄養のメインである、でんぷんや食物繊維、そしてビタミンCは、お芋の中心部にもふんだん含まれていますので、皮はむいてしまっても栄養は残ります。 ただし、皮にはポリフェノールの一種アントシアニンが豊富に含まれているので、アントシアニンが、もったいないことは確かです。 そこで、離乳初期〜中期は、厚めに乱切りにして、皮付きの部分は、大人の食材にまわすようにしましょう。 中心の皮付きでないところを、離乳食用に使います。 離乳後期になって、手づかみで食べるスイートポテトなどを作るときは、皮も一緒にマッシュしても大丈夫です。 アントシアニンなどポリフェノールは、乳児期から積極的に与えても良い栄養ですし、いろいろな食材に慣れさせる食育のめんからも、皮付きマッシュはおすすめですね。 中身が紫のさつまいもも最近では多く市場に出回るようになりましたね。 沖縄のベニイモや京都の京甘藷(きょうかんしょ)など、身が紫色のさつまいもは、古くから地方の伝統野菜として受け継がれています。 最近では、「パープルスイートロード」という、紫さつまいもが全国で栽培されていることもあり、手に入りやすくなっています。 なので、この紫サツマイモを、離乳食に積極的に取り入れるのもおすすめです。 さつまいもの紫色は、ブルーベリーやブドウの紫と同じ成分で、アントシアニンと呼ばれるポリフェノールの一種です。 ふつうのサツマイモでも皮の部分にはアントシアニンが含まれますが、離乳食では皮は使いにくいので、中身までアントシアニンたっぷりの紫サツマイモを使ってしまおう!という作戦です。 ポリフェノールはアンチエイジングなどでは効果のある栄養素として注目されていますが、実は、乳幼児期にも積極的に取り入れたい栄養です。 たとえば、イタリアの離乳食では、オリーブオイルをベースに使っていくのが基本とされていますが、オリーブオイルには豊富なポリフェノールが含まれています。 離乳食へのポリフェノールを意識する意味でも、紫サツマイモの活用は良いと思います。 とくに自然派・ナチュラル派なら、離乳食の食材の残留農薬の影響は、気になるところだと思います。 でも必要以上に心配することはないと思います。 なにしろ、さつまいもは、野菜のなかでも、残留農薬の可能性がとても低い種類になるので、まず、農薬のことは気にする必要はないと思います。 そもそも、日本の残留農薬の基準は先進国のなかでも特に厳しく、農薬そのものも厳しい基準をクリアしないと製品化できません。 日本国内で、農薬が使われてたとしても、たとえ野菜に残留していたとしても、害がまったく無いといえるごく微量のレベルです。 ただし、残留農薬の基準は成人の場合がベースになっていますので、同じ残留量でも、成人よりも、乳幼児への影響の方が大きくなることは確かです。 また、さついまいも栽培では、コガネムシやハリガネムシなどの土中に棲む害虫を防除するために「粒剤」と呼ばれる農薬が使われることが少なくありません。 「粒剤」は畑の土壌に混和されて、根から吸われるタイプの農薬です。 つまり、植物の表面にかかるのではなく、植物の中に農薬成分が取り込まれてしまう可能性があり、「洗っても落ちない農薬」になるわけです。 もちろん、収穫前には農薬が分解されるように使用タイミングや量が厳密に定められていますので、粒剤を使っていも「安心安全」であることは間違いありません。 たとえ農薬が残留していても、影響はありません。 それでも、どうしても気になる人は、「JAS有機栽培のサツマイモ」を購入することをおすすめします。 JAS有機栽培では粒剤をはじめ化学農薬をいっさい使わないので安心です。 少し値段が高くなりますが、離乳食の時期だけでも「JAS有機栽培」のものを使えば、安心ですね。 以上、さつまいもを離乳食に使う場合に知っておきたい7つのポイントについて説明しました。 それからもちろん、離乳食にも、できるだけ美味しいさつまいもを使いたいですね。 さつまいもを選ぶ時はの記事も参照してください 栄養価が高く便利で赤ちゃんにも大好評のサツマイモ。 ポイントをおさえて、赤ちゃんの健やかな成長にさつまいもを活かして行きましょう!.

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離乳食のさつまいもレシピ!加熱はレンジより炊飯器が良い?

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スーパーへ買い物に行くと、様々な種類のさつまいもを目にするかと思います。 さつまいもを洗い、ホイルに包みます。 さつまいもを水で洗い、ラップでふんわり包んだら電子レンジで火が通るまで温めます。 食パンをそれぞれの時期に合わせた大きさにちぎり、鍋に入れます。 さつまいもとひじきご飯。 お米を研ぎ、水に浸しておきます。 さつまいもをサイコロ状に切り、 10分ほど水にさらします。 生ひじきの臭みをとるため、水で洗った後、お湯にさらします。 炊飯器にお米、白だし、水を入れて混ぜます。 お米の上にさつまいもを並べ、その上にひじきをちらします。 豚肉、人参、さつまいも、小松菜を食べやすい大きさに切ります。 鍋に少量の油をひき、豚肉を炒めます。 豚肉に焼き色がついたら、さつまいも、人参、小松菜を加えて炒めます。 小松菜がしんなりするまで炒めたら、だし汁を加えて弱火で 5分煮ます。 薄口醤油と砂糖を加え、弱火で 2分煮ます。

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赤ちゃんとのお月見に!おすすめ月見団子の離乳食レシピご紹介!!

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1-2 スタートの目安になる特徴 赤ちゃんが食べることに興味をもってきたらスタートしましょう。 食事をしていると ・じーっと見つめて口をもぐもぐ動かす ・よだれが出る ・赤ちゃんの口に指を添えても 舌で押し出さない このような様子が見られたらスタートの目安です。 1-3 食べさせ方 食材は なめらかにすりつぶして1日1種類、1さじから食べさせます。 離乳初期は「 ゴックン期」とも言われます。 赤ちゃんがかまずにゴックンと飲みこめるような ポタージュ状、ヨーグルト状にします。 おかゆをなめらかにすりつぶしたものから始めましょう。 アレルギーを発症したときにすぐにかかりつけの病院へ行けるようにするため 離乳食を与えるのは午前中が適しています。 初めての食品は、 平日の午前中に、病院の診療時間終了まで余裕のある時に、1日1さじから試してみましょう。 煮崩れるくらいやわらかくしておくとなめらかなペーストになります。 さつまいもペーストは、チャックつきビニール袋に入れて薄くのばして冷凍しておくと、使いたいときにパキパキ折って電子レンジで解凍して使えるから便利です。 離乳食初期はアレルギーが気になりますので、牛乳を使用せず豆乳や調乳したミルクを使います。 1回分ずつをラップで包み、チャックビニール袋に入れて冷凍保存をしておくとすぐに使えて便利です。

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