骨粗鬆症 学会 2020。 第22回日本骨粗鬆症学会 / 第38回日本骨代謝学会学術集会【 神戸国際会議場・神戸国際展示場 】

2020年2月24日開催!第16回骨粗鬆症マネージャーレクチャーコース

骨粗鬆症 学会 2020

生活習慣病 骨粗鬆症 どんな病気? 骨粗鬆症は、骨がもろくて骨折しやすい状態になる病気です。 骨の丈夫さを表す指標である「骨量(骨塩量)」は20歳頃に最大骨量に達します。 その後比較的安定に推移した後、加齢に伴い減少します。 そのため高齢になるほど骨粗鬆症になりやすく、とくに女性に多い病気です。 女性に多い理由の一つは、ピーク時の骨量が男性よりも少ないことです。 若いころに過剰なダイエットをしていると、ピーク時の骨量がより少なくなるので、歳をとってから骨粗鬆症になりやすくなると考えられます。 もう一つは、女性の場合は閉経に伴い、骨吸収を抑制したり、骨形成を進める作用のある女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が激減するため、骨量が著しく減少します。 骨粗鬆症の患者さんの骨折は、若い人のスポーツなどによる骨折と異なり、治るのに長い時間がかかります。 とくに足の付け根の部分を骨折が問題で、これが起きると治るまで歩行できないために、足の筋肉が弱くなって、そのまま寝たきりになってしまう患者さんが少なくありません。 詳しい検査 骨代謝マーカー(血液・尿検査) 骨代謝マーカーという検査により、骨の新陳代謝の速さを知ることができます。 検診の場合は、女性では40歳以降、男性は60歳以降に勧められます。 一部の自治体、人間ドックで、骨粗鬆症検診を行っています。 また、かかりつけの整形外科医で行うことができます。 数字で見る骨粗鬆症• 骨粗鬆症の国内の患者数は、 女性 980万人、男性 300万人 1• 介護必要度区分のうち「要支援」になる原因の 第1位は 関節疾患(17. 2%) 第3位は 骨折・転倒(15. 2%) 2• 3%、女性 20. 3% 1 「骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン2015年版」(一般社団法人骨粗鬆症学会) 2 「平成28年 2016 国民生活基礎調査の概況」(厚生労働省) 骨粗鬆症の予防と治療 骨粗鬆症と、ロコモティブシンドローム、サルコペニア、フレイルは、互いに重なり合い部分が多く、いずれも日常生活での運動量を減少させ、そのことがさらに病状を悪化させます。 それらの予防・治療法にも重なり合うことが多くあります。 具体的には、なるべくからだを動かして筋肉の量や筋力を増やすことと、必要な栄養素をしっかりとるということです。 また、適度な運動は、筋肉の量や筋力を増やすだけでなく、骨の新陳代謝を活性化し骨量を維持するのに役立ちます。 ただ、既に骨粗鬆症やロコモティブシンドローム、サルコペニアに該当する場合、不用意な運動が転倒や骨折につながりかねないので、医師に相談のうえ実践してください。 また、カルシウムの吸収を助けたり、骨の形成を促すビタミンDも多くとりましょう。 ビタミンDは日光に当たることで皮膚で作られるので、家屋の中での生活時間が長い人は、散歩をしたり窓際で陽に当たるようにしましょう。 また、骨粗鬆症を治療する最大の目的は骨折を防ぐことなのですが、その骨折の多くは転倒したときに起こります。 ですから転倒をしない工夫、例えば、家の中の段差をなくす、照明のスイッチは部屋の入口に付ける、階段などに手すりを設置する、などの対策もしておきたいところです。 さらに、骨粗鬆症を生活習慣病という視点でとらえ場合、若い女性の過剰なダイエットも改めるべき生活習慣と言えます。

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ガイドライン

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この度、公益財団法人骨粗鬆症財団は下記 「COVID-19に対する骨粗鬆症患者向けのステートメント」(日本骨粗鬆症学会・日本理学療法士協会監訳)に賛同しました。 その日本語版を掲載いたします。 前文 国際骨粗鬆症財団(IOF:INTERNATIONAL OSTEOPOROSIS FOUNDATION)は骨粗鬆症患者さんのために以下の声明を発表しました。 一般社団法人日本骨粗鬆症学会もこの声明に賛同し、日本語に翻訳しました。 なお翻訳は日本骨粗鬆症学会、日本理学療法士学会ウィメンズヘルス・メンズヘルス理学療法部門の共同翻訳(日本の実情に合わせて一部改変)で、日本骨代謝学会、骨粗鬆症財団にも賛同いただいています。 IOFリンク先: 新型コロナウイルス(COVID-19)と骨粗鬆症について 安全に配慮して過ごして下さい、そして十分な情報を入手してください。 高齢者の方及び骨粗鬆症患者さんにとって安全で快適に過ごすためのいくつかの有益な情報を提供します。 新型コロナウイルスが広がり続ける中、国際骨粗鬆財団 IOF は皆さんとそのご家族が安全で健やかに過ごせることを願っています。 高齢の方、糖尿病、肺、心臓、腎臓の病気などの慢性疾患を抱えておられる患者さんは新型コロナウイルス感染によって、重篤な合併症を起こす危険が高いことを十分に心に留めておく必要があります。 我々は皆さんが安全に過ごしていただけるように、皆さんのそれぞれの国の保健当局が推奨する新型コロナウイルス感染予防対策をとりながら生活することをお勧めします。 世界保健機構(WHO)はあなた自身を新型コロナウイルスから守る方法、また旅行に関しての注意点やその他の指針について重要な情報をウエブサイトで提供しています。 骨粗鬆症患者さんや骨粗鬆症治療薬を服用中の方は、骨粗鬆症自体が新型コロナウイルスの感染やそれによる重篤な合併症の危険性を高めるものではないことについて改めて申し上げたいと思います。 しかしながら、現在の状況では、骨粗鬆症の患者さんは今まで以上に、骨折を起こさないようにすることが重要となります。 新型コロナウイルス患者への対応のため、医療体制は逼迫しており、一般的に余程のことが無い限り病院へ行くことを避けるように推奨されているからです。 ・ 転倒を予防することが重要です:自宅に転倒につながるような障害物がないことを確認しましょう。 医師から処方された骨粗鬆症治療薬の服用を中止しないようにしましょう(カルシウムやビタミンDのサプリメントなどを含む)。 もし気になることがあれば、すぐにかかりつけ医に相談しましょう。 もし、かかりつけの医療機関や行政の指導で、自宅で過ごすように指導されている場合や、外出し病院へ行くことが心配な場合、または処方薬の補充が必要な場合は、電話診察を受けることも考えましょう。 電話再診の方法と内容は医療機関毎に異なりますので、かかりつけの医療機関のホームページを確認するか、直接問い合わせて下さい。 電話やメールを利用して、家族や友人と連絡を取り続けましょう。 (物理的に隔離されていても社会的に隔離されているわけではありません。 買い物や処方薬の補充、その他の用事が必要であれば、気兼ねなく協力をお願いしましょう。 骨粗鬆症治療薬のための注射や点滴薬の投与がキャンセルになる、あるいは体調がとても悪く、骨粗鬆症治療薬を服薬できない場合でも、一時的な治療薬の服用の遅れが、長期的な骨の健康への影響を与えることはありません。 骨粗鬆症治療の効果が維持できるようにできるだけ早く、主治医に相談し、注射治療のスケジュールを変更するようにしましょう。 もし体調が悪く、錠剤を飲めなかった時は、体調が回復したらすぐに、通常の服用量で再開することを忘れないようにしましょう。 全ての高齢者の方及び、新型コロナウイルスによる影響をより受けやすい方々を守るための重要な指針に従いましょう。 そして、骨折を起こさないように安全に配慮して生活していきましょう。

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骨粗鬆症治療薬は今、これが最新動向だ|連載・特集|Medical Tribune

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生活習慣病 骨粗鬆症 どんな病気? 骨粗鬆症は、骨がもろくて骨折しやすい状態になる病気です。 骨の丈夫さを表す指標である「骨量(骨塩量)」は20歳頃に最大骨量に達します。 その後比較的安定に推移した後、加齢に伴い減少します。 そのため高齢になるほど骨粗鬆症になりやすく、とくに女性に多い病気です。 女性に多い理由の一つは、ピーク時の骨量が男性よりも少ないことです。 若いころに過剰なダイエットをしていると、ピーク時の骨量がより少なくなるので、歳をとってから骨粗鬆症になりやすくなると考えられます。 もう一つは、女性の場合は閉経に伴い、骨吸収を抑制したり、骨形成を進める作用のある女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が激減するため、骨量が著しく減少します。 骨粗鬆症の患者さんの骨折は、若い人のスポーツなどによる骨折と異なり、治るのに長い時間がかかります。 とくに足の付け根の部分を骨折が問題で、これが起きると治るまで歩行できないために、足の筋肉が弱くなって、そのまま寝たきりになってしまう患者さんが少なくありません。 詳しい検査 骨代謝マーカー(血液・尿検査) 骨代謝マーカーという検査により、骨の新陳代謝の速さを知ることができます。 検診の場合は、女性では40歳以降、男性は60歳以降に勧められます。 一部の自治体、人間ドックで、骨粗鬆症検診を行っています。 また、かかりつけの整形外科医で行うことができます。 数字で見る骨粗鬆症• 骨粗鬆症の国内の患者数は、 女性 980万人、男性 300万人 1• 介護必要度区分のうち「要支援」になる原因の 第1位は 関節疾患(17. 2%) 第3位は 骨折・転倒(15. 2%) 2• 3%、女性 20. 3% 1 「骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン2015年版」(一般社団法人骨粗鬆症学会) 2 「平成28年 2016 国民生活基礎調査の概況」(厚生労働省) 骨粗鬆症の予防と治療 骨粗鬆症と、ロコモティブシンドローム、サルコペニア、フレイルは、互いに重なり合い部分が多く、いずれも日常生活での運動量を減少させ、そのことがさらに病状を悪化させます。 それらの予防・治療法にも重なり合うことが多くあります。 具体的には、なるべくからだを動かして筋肉の量や筋力を増やすことと、必要な栄養素をしっかりとるということです。 また、適度な運動は、筋肉の量や筋力を増やすだけでなく、骨の新陳代謝を活性化し骨量を維持するのに役立ちます。 ただ、既に骨粗鬆症やロコモティブシンドローム、サルコペニアに該当する場合、不用意な運動が転倒や骨折につながりかねないので、医師に相談のうえ実践してください。 また、カルシウムの吸収を助けたり、骨の形成を促すビタミンDも多くとりましょう。 ビタミンDは日光に当たることで皮膚で作られるので、家屋の中での生活時間が長い人は、散歩をしたり窓際で陽に当たるようにしましょう。 また、骨粗鬆症を治療する最大の目的は骨折を防ぐことなのですが、その骨折の多くは転倒したときに起こります。 ですから転倒をしない工夫、例えば、家の中の段差をなくす、照明のスイッチは部屋の入口に付ける、階段などに手すりを設置する、などの対策もしておきたいところです。 さらに、骨粗鬆症を生活習慣病という視点でとらえ場合、若い女性の過剰なダイエットも改めるべき生活習慣と言えます。

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