【もくじ】 ・ ・ ・ ・ 法事・法要の案内状に記載する内容 1. 誰の何回忌なのか 案内状には、誰の法事で、何回忌なのかを明記します。 供物や供花などを送る際に故人の名前等が必要になるためです。 このときに間違えやすいのは、回忌の数です。 一番初めの法事は初七日ですが、初七日から百か日までは亡くなった日を含めた日数で表します。 しかし、三回忌以降は亡くなってからの年数から1年を引いた年に行います。 例えば、三回忌は亡くなってから満2年目に行われます。 2年目であっても、二回忌と書かないようにしましょう。 日時・場所 いつどこで行うのかを明記します。 菩提寺など代々法事を行っている場所であれば詳しく書かなくても問題ありませんが、そうでない場合や初めて参加する方がいるのであれば、住所まで詳しく記すことが大切です。 また、何かあった時のために、会場の電話番号も記載するといいでしょう。 法要後の会食の有無 ご僧侶や参加者へ会食を用意する場合は、その案内を記載します。 」は使わないようにしましょう。 往復ハガキで出欠確認を 正式な案内状の場合は、出欠確認ができるように返信用のはがきを同封します。 略式の往復はがきを使うこともできます。 出欠確認を電話で行うこともあるようですが、形式に則るならばはがきでの返信が好ましいです。 返信用のはがきは、予めフォーマットをこちらで決めておきましょう。 また、に関しては法事当日の申込みも受け付けられますが、前もって知っていればスムーズに準備できるため、返信用はがきで申込みの確認をする場合もあります。 案内状は法事・法要の1か月前を目安に送る 案内状を送るタイミングは、法事の1ヵ月前が一般的です。 そのために法事・法要の案内状は、1ヵ月半ほど前から作り始めます。 案内状の枚数にもよりますが、印刷を依頼する必要があるためです。 最近では、ネットで注文をしてすぐに印刷をしてもらうこともできますが、なるべく余裕をもって作成しましょう。 また、参加者を増やす場合に備えて、10部ほど多めに作っておくことをおすすめします。 また、出欠の確認を2週間前までに終わらせておくと、法要後の会食の準備(お店の予約など)をスムーズに行うことができます。 葬儀に関するお問い合わせは「小さなお葬式」へ 葬儀に関するご準備は事前に行うことが大切です。 いざという時困らないように、葬儀全般に関する疑問は、「小さなお葬式」へお問い合わせください。 24時間365日専門スタッフがお客様のサポートをさせていただきます。
次の命日に花を贈る場合の配送日は? 命日に花を贈る場合、いつ先方へ届くように送れば良いのでしょうか? 命日にはお客様の対応で忙しかったり、お墓参りやお寺での法要などで留守にすることもあります。 また 周忌法要は命日に行うとは決まっていません。 命日が平日の場合などは土日に法要を行うことも多いです。 事前に先方へ法要の日程を伺い、お花を送る旨を伝えておくのがベストです。 先方の都合が把握できない場合は、当日より前日までに届くよう手配します。 命日に花を贈る場合のマナーは? 花束かアレンジか お花を贈る場合、花束でもアレンジでも大丈夫ですが、 花束の場合は先方へ花瓶の有無を確認してから贈ることをおすすめします。 確認ができない場合は、 そのまま飾ることができるアレンジをお贈りするのが無難です。 ギフト券やブリザードフラワーもOK 宗派や地域によってお供えするお花が異なるので、分からない場合は、花ではなく 「」を贈るのもおすすめです。 命日や法要ではたくさんのお花が贈られるので、置く場所や対応に追われる方も。 そんな方には必要な時に必要な分だけお花と交換できるギフト券が喜ばれます。 ギフト券の場合も前日までに届くよう手配しましょう。 ひとこと 「故人のお好きだったお花をお供えしてください」とメッセージを添えておくと良いですね。 また最近枯れないブリザードフラワーのアレンジを贈る方も多いです。 水やりの手間もなく、季節を問わず長くお供えしてもらうことができますので、お忙しくお花のお世話ができない方などにはブリザードフラワーも喜ばれます。 お花のカラーは? お花のカラーは、 一周忌までは白、それ以降は優しい色合いも入ったお花を選んでも問題ありません。 また仏教では「鉢植えの中の肥料は不浄なもの」と考えるため、 弔事関連に鉢植えは避けるべきです。 胡蝶蘭をお供えしたい場合は、アレンジやブーケにして贈りましょう。 命日にお花を贈るまとめ まとめると、 ・先方へ日時の確認をしてから贈る ・確認ができない場合は、命日前日に届ける ・花束よりアレンジが無難 ・ギフト券や造花・ブリザードフラワーもOK ・1周忌以降はカラーのお花もOK ・鉢植えは厳禁 故人を悼む大切な日なので、失礼がないようにしたいですね。 最後までお読みいただき、ありがとうございました。
次の三回忌はいつ執り行うのか? まず、年忌法要の数え方をおさらいしておきましょう。 一周忌、三回忌とあるのに、なぜ二回忌を行わないのかと思われるかもしれません。 法要の数え方は、 亡くなった年を1年目と数えます。 一回忌とは、亡くなった方の葬儀のことをいうのです。 これでいくと亡くなってから翌年に行う法要は、二回忌となるわけです。 しかし、二回忌とは言わず一周忌といいます。 これは昔からの習わしといえるでしょう。 つまり、 三回忌とは、亡くなってから 2年後(翌々年)に行われる法要ということになります。 法要の名称 四十九日 一周忌 三回忌 時期 亡くなってから49日後 亡くなってから1年後の命日 亡くなってから2年後の命日 三回忌法要は、亡くなった人のための追善法要ですから、 祥月命日に行うのが基本です。 しかし、祥月命日がどんな日に当たるのかによって、法要を行うことが難しい場合もあります。 命日が平日の場合、その前の休日などを設定するのが一般的です。 亡くなってから二年目ですので、直前になって慌てないように、早い段階からスケジュールを組んでおくことをお勧めします。 三回忌は家族だけでもいいの? 三回忌をどの程度の規模で行うかという点も、考えておくべきポイントです。 家族だけで行うか、また親類縁者も呼ぶか、あるいは故人の知り合いも呼ぶかは、それぞれの判断に任されるところです。 三回忌を家族だけで行いたいと考えるならば、家族だけで行っても差支えはありません。 ただし、故人を知る人から、三回忌はどうなるのかと聞かれた場合、三回忌は家族だけで行うということや、その理由についてきちんと答えられるようにしておくことです。 案内状を出す必要まではありませんが、親類縁者を呼ばず、家族のみで行う場合、 事前に連絡を取っておいたほうがベストです。 あとで「こちらには何の連絡もなかった」といわれたり、トラブルがないようにしたいものです。 一周忌と三回忌を一緒にやってもいいの? 家族で複数名が近い日にちで亡くなったケースについては、三周忌までは故人それぞれに行うのが一般的ですが、祥月命日が近くて、一周忌と三周忌が重なってしまうという場合もあります。 できるだけ別々に行えればそれに越したことはありませんが、親類縁者を呼んで行う場合、あまりに日程が近すぎる場合は、集まってもらう方にも時間や金銭面でも負担をかけてしまいます。 結論からいえば、 一周忌と三回忌の法要を一緒に行うことは可能です。 この場合「 併修(へいしゅう)」や「 合斎(がっさい)」という呼び名で法要を執り行います。 ただし、併修や合斎が行えるのは、同じ寺で法要をお願いしている場合に限ります。 併修・合斎は、早い方の命日に合わせて日程を組むのが普通です。 なお、法要の順番は、 年忌法要の早い順となり、一周忌、三回忌の順に法要を行います。 浄土真宗の三回忌は? 浄土真宗は檀家という家ではなく、門徒という個人単位で入門する制度を取っています。 浄土真宗でも一周忌、三回忌までは他の宗派と同じように法要は行います。 ただし、浄土真宗では亡くなった人はただちに往生されるので、法要で故人を供養するという考え方ではありません。 故人の生前に思いを馳せて、信心を深める日となっています。 場合によっては、法事のあとのお斎(食事)も普通に行われます。 まとめ ・三回忌は、故人が亡くなってから2年目の祥月命日に行うのが基本。 ・命日または命日の前に行うのがベスト。 命日後でもいいができるだけ早めに行おう。 ・三回忌は、家族だけでもOK。 一周忌と重なるときは一緒に行うこと(併修・合斎)も可能。
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