シンジ くん かわいそう。 「シンジ君よけてっ!!」 ←無理 : かるかんタイムズ

エヴァンゲリオンQで皆がシンジ君に冷たく当たっていたのは何故...

シンジ くん かわいそう

女優・のんが12日、千葉市内で行われた新ゲームプロジェクト「エヴァンゲリオン バトルフィールズ」制作発表会に出席し、アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』の魅力を語った。 「エヴァンゲリオン バトルフィールズ」制作発表会に出席したのん 同作は、ネットワーク型のスマホ向け対戦アクションゲーム。 新劇場版の世界を再現し、ICチップを搭載したフィギュアとゲームを融合する仕掛けが施されている。 「東京ゲームショウ2019」 9月12日~15日 にてプロモーション映像とゲームの内容が公開される。 NERVをイメージした衣装で登場したのんは、「遅ればせながらなんですけど、今回とは別のタイミングで観させていただくことがあって」「今年初めて観たんですけど、大感動させていただきました」とアニメ視聴を報告。 「なんでこんなすごい大傑作アニメを観てなかったんだ……と後悔しました」と率直な感想を述べた。 さらに、「アクションかっこいいし、演出もすごい。 自分の目には驚きがたくさんあって。 心理描写がすごいからつらくなったりとか、『よかった……』とホッとしたりとか。 観ていてすごく心をかき乱されました」と感動を伝え、中でも感情移入したのが主人公の碇シンジで、「シンジくんが悩んでいると、一緒に『かわいそう……』となったり。 本当に胸が締め付けられて、すごい作品だなと思いました」とその魅力を熱弁した。 また、イベント前にゲームをプレイしたことも明かし、「乗るキャラクターとエヴァを選べる。 映画とは違う組み合わせができたりするから、それも1つの楽しみ」とアピール。 「戦闘するのがめちゃめちゃ楽しかったんですけど、間にシンジくんが悩んでいたりとか、叫んでいるところが見れたらうれしい」と今後の開発にも期待を寄せていた。

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碇シンジ

シンジ くん かわいそう

プロフィール [ ] アニメ・漫画版 共通 [ ] 主人公。 父は碇ゲンドウ、母は碇ユイ(新劇場版での旧姓は綾波)。 上司兼保護者はNERV戦術作戦部作戦局第一課 課長の葛城ミサト。 同居人は家主の葛城ミサト、EVA弐号機パイロットの惣流(新劇場版は式波)アスカ・ラングレー、ミサトのペットでペンギンのペンペン。 エヴァンゲリオン(EVA)とのシンクロには天才的な才能を見せる。 を担当したによると、デザインは『』のと基本的に同じである。 生年月日:• 血液型:A型• 年齢:14歳• 身長:157cm• 特技:演奏、 旧世紀版 [ ] 本作品の主人公。 父・母の息子として生まれる。 初号機のパイロット(3人目の適格者=サードチルドレン)。 一人称は僕。 経歴 [ ] 2004年に行われた初号機の起動実験において目の前で母を失い、その後まもなく父により「先生」と呼ばれる人物の元に預けられる。 そして作中舞台となる2015年、突如、父により、NERV本部があるに呼ばれて初号機の専属パイロットに命じられる。 上司であると同居生活することになり、EVAのパイロットとして殲滅の任務に就くかたわら、同市内の市立第壱中学校に通うことになる。 度重なる使徒との戦い、父との確執、ミサトをはじめ、同パイロットであるや、そして友人となるやとの出会い・交流の中で、シンジは苦悩・葛藤し、傷つきながらも少しずつ成長していき、自分の存在意義を求めていく。 しかし、次第に状況は過酷なものとなり、度重なる悲劇からシンジは精神的に疲弊していく。 そんな中、を自らの手で殺したことで心を完全に閉ざし、ゼーレによりその不安定な精神を人類補完計画発動のとされてしまう。 リリスと融合したレイの意思により全ての決定権を委ねられ、一度は他者の存在しない裏切りや傷つきのない世界を望むが、最終的には「もう一度皆に会いたい」という想いから、補完計画を破綻させた。 また、TV版では自己の存在を肯定することで補完を破綻させる。 担当声優の緒方恵美曰く、「色々越えて経験してからの拒否で、言ってしまえば大人の迷い。 絶望感の果てにもう一度人と関わろうとしたことが彼の成長」とのこと [ ]。 性格 [ ] 幼少時に母親を亡くし、父親に捨てられたことから家族の絆や愛情というものを知らず、それがになっている。 そのことから強烈に愛情に飢えており、自分の存在価値に疑問を抱き、ややで内向的な性格をしている。 自分の居場所を周囲に求めながらも、痛みを恐れるあまり互いの傷つかない距離を保とうとし、その結果、表面的な付き合いをする傾向にある。 父親を苦手とし反発する一方で、内心では分かり合いたい、愛されたいという屈折した感情を抱いており、EVAに乗る理由も「父親に認められたいから」というもの。 「逃げちゃダメだ」と自分に言い聞かせるセリフは、強迫観念を表すだけでなく、監督の自身の制作当時の心境を映したものでもある。 他人との深いが苦手とされているが、ゲンドウ以外の人物に対しては極端に苦手という描写はなく、誰とでもそつなく会話をこなし、表面上は社交性がある。 大人と対等に口をきく一方、ごく普通の中学生らしい様子を見せ、次第に感情を表に出すようになる。 また切羽詰った状況下では考えるよりも行動するタイプで、対使徒戦では勇敢な姿勢や表情をみせることもある。 また、控えめな性格で、優柔不断で状況に流されやすい性格と捉えられることが多いが、庵野の考えでは「自分が決めたら、梃子でも動かないような、頑なで他人を気にしない性格」だという。 交流(旧世紀版) [ ] 葛城ミサト 同居人であり保護者かつ上司。 家ではミサトがほとんど家事をしないため、代わりに家事を担当し、そのずぼらな性格に呆れながらも、家族を知らないシンジにとっては大きな存在となり、叱咤激励を受けながら次第に心を開いていく。 しかし初搭乗時の際の「だめよ、逃げちゃ。 お父さんから、何よりも自分から」という言葉は後押しになった反面、強迫観念のようにシンジの心を抑えつけることになる。 劇場版では互いにむき出しの感情をぶつけ合い、口づけと共にクロスのペンダントを渡され、シンジはそれを最後まで握り締めつつ補完計画に身を投じる。 綾波レイ 同僚でありクラスメイト。 自分よりも父に近い存在だったことで興味を抱き、彼女の空虚ながらも毅然とした態度はシンジの心に強い衝撃を与える。 ヤシマ作戦を境に彼女との間には絆のようなものが生まれ、互いに徐々に距離が近づいていく。 彼女を意識しつつも時に母性を感じることもあり、また気持ちを表に出すことを苦手とする両者が関わることにより、互いの人間的な成長が促されていく。 しかし終盤、彼女の死と真相を知ったことで、シンジは困惑してしまう。 劇場版では補完計画の最中、シンジは彼女との会話の中で「もう一度みんなに会いたい」という他者が存在する世界を選択する。 惣流・アスカ・ラングレー 同僚であり同居人かつクラスメイト。 シンジと正反対ともいえる彼女の性格は、シンジの心を外に向けさせる効果になり、互いに口論をする場面なども見られる。 時に異性として意識することもあったが、対抗心や愛憎に近い感情を向けられ、シンジを戸惑わせる存在となる。 劇場版では薬で眠っているアスカに助けを求め、偶然晒け出された彼女の半裸に欲情してを行い激しく自己嫌悪する。 そして精神世界で強い愛憎を向けられるが、シンジの感情は非常に曖昧なものであり、楽な居場所として彼女の存在を求めたことで拒絶される。 その後、自らが望んだ他人のいる世界で、彼女は最初の他人となる。 碇ゲンドウ 実父であり上司。 自分を捨てたゲンドウに対し、シンジは反発し憎みながらも愛情を求め、屈折した感情を向ける。 NERV入所時から冷たい態度を向けられるが、第10使徒戦(新劇場版では第8使徒戦)で「よくやったな、シンジ」と褒められたことで、自分がEVAに乗る理由が「父に褒められたいから」と自覚するようになる。 最終的に和解には至らなかったものの、父に与えられたEVAにより、シンジは自分の居場所や、自分を必要としてくれる存在を見出すことになる。 鈴原トウジ・相田ケンスケ クラスメイト。 紆余曲折を経て友人になった彼らの存在は思いのほか大きく、彼らといる時のシンジは年頃の少年らしい表情を見せ、内向的な性格の改善にも繋がっていく。 渚カヲル 初めて自分のことを「好き」と言ってくれた存在であり、自分を肯定してくれる彼は、親しい人達を失い疲弊していたシンジにとって非常に大きな存在となった。 それだけに、彼が使徒だと知った時の心の傷は深く、また自らの手で殺したことにより、シンジの心に追い討ちをかけるものとなる。 漫画版 [ ] 漫画版では、アニメ版の特徴的台詞だった「逃げちゃダメだ」を口にしなかったり、嫌悪するゲンドウと自らの意思で向き合おうとする場面や初めてエヴァに乗った際にも心の中で「ふん、おもしろいじゃないか、やってやる! 」と言ったり、初めて会ったミサトに対しこちらも心の中とはいえ「ヘンな女」と辛辣な表現で言い放つなど性格に差異が見受けられる。 アニメ版においてのシンジはナイーブであることがストレートに伝わる反面、漫画版においては「ごく普通の少年」もしくは「冷めた子供」というキャラクターで成り立っている。 これらの差異は、漫画版を担当している貞本によると、「小・中学校で委員長だった庵野監督とそうじゃなかった自分との違いが、シンジの性格に表れている」とのこと。 実際、漫画版はアニメ版と比較して学術用語の膨大な引用と複雑なロジックは影を潜め、例えば第2巻のミサトとシンジの葛藤も、家族という概念をめぐるよりストレートなものに整理されている。 これは作者が漫画版の対象年齢を14、5歳に下げたかった思惑がある。 母・ユイの死後、第3新東京市に来るまで、父・ゲンドウにより伯父(ユイの兄)の家族に預けられていた。 表面上は平凡な生活を送っていたが、ユイの死による噂や世間体、伯父一家との関係を気にしていたため、複雑な環境で育つ。 これが原因でシンジ自身に「良い子でいなければいけない」という生き方を強要させ、人格に影響を及ぼしていた。 また、本来は器量の良い性格だが、周囲には冷淡で協調性がない内向的な優等生としてふるまっていた。 物語後半で心理的に追い詰められていく物語の進行そのものにほぼ変化はないが、レイとはより親交関係を深める描写が多くあり、レイをよく気にかけ、互いに手を繋いて心を通わせたり、彼女の死の際には「君を失いたくない」と涙するほどで彼女に対する想いの強さが伺える。 フィフスチルドレンである使徒タブリス(渚カヲル)はアニメ版に比べ早くから登場するが、距離感の取り方が分からず遠慮無く接してくるカヲルに対して強気な態度で接することも多く、アニメ版のような依存・傾倒はしなかった。 この心境は「(失って傷つくくらいなら)友達なんか最初からいない方がマシ」という意識から来ていたが、初号機で扼殺した後、好きになってはいけないと思っていたのにいつの間にか彼に惹かれていたことをミサトに吐露している。 アスカに対してはアニメ版同様に振り回されたり困惑する場面も多いが、異性として意識することもあり、キスでは棒立ちだったアニメ版と異なり、アスカの両肩を抱いて未遂となると惜しむ描写や、またアスカが精神崩壊すると毎日のように病室に通って気づかう描写がなされている。 貞本によるとレイはシンジにとって母性の象徴である一方、アスカはシンジのあこがれの異性の象徴として位置付けられている。 また、イスラフェル戦後にアスカの希望で同居している。 戦略自衛隊のNERV本部襲撃の際は、ベークライトで硬化封印されたEVA初号機を見て、諦めて何もしなかった劇場版とは異なり、「動いてよ、母さん!! 」と初号機に呼びかけ、ミサトとの約束を果たそうとする意欲を見せる。 そして、初号機に搭乗して本部地上に出た後、量産機に追い詰められたアスカの弐号機を間一髪で救出し善戦するも、再起動した量産機に追い詰められると、シンクロ率は250%に達し、初号機は劇場版同様に4枚の羽を広げ、宇宙からロンギヌスの槍を呼び寄せる。 そして、劇場版同様に人類補完計画の依り代とされ、レイ=リリスの問いかけと共に、幼い頃の欠落していた記憶まで含めた過去のが起き、全てが徒労に終わり絶望したこともあり、自分の殻にこもり、「誰も苦しまないように」するため、世界の終わりと、誰もいない悲しみや傷つきのない世界を願う。 その後、恐らく本編から長い時間をかけて復元された世界において、明城学院を受験するために上京しており 、電車から降りる際にアスカ、ケンスケの生まれ変わりらしき人物と出会う。 最後は、物語冒頭とリンクしつつも、ミサトのペンダントを傍らに、「未来は無限に広がっている。 自分の歩く道は自分の足で捜す」というシンジ自身の前向きな独白で物語の幕は閉じられる。 パラレル作品 [ ] 『』(漫画:)では、鈍感であるものの、心優しい健全な少年として描かれている。 『』(漫画:)では、ハーレム系作品の主人公らしく描かれている。 『』(漫画:)では漫画版に近い性格である他、「加持とは親交がある」等の設定が追加されている。 新劇場版 [ ] 主人公。 一人称は「僕」。 父は碇ゲンドウ、母は碇ユイ(旧姓 綾波)。 新劇場版では、シンジはレイをはじめ周囲の人々とより能動的に関わり、守ろうとする姿勢が描かれるようになっていく。 これはシンジの性格設定が変更されたわけではなく、鶴巻からも「序のシンジは旧世紀版第壱話〜第六話と同じ」とコメントされている。 違いが見られるのは、旧世紀版に比べ、ミサトがシンジと向き合うようになったことをはじめ、周囲の人間の対応が変わったことによりシンジの反応も変化したためである。 しかし、3作目である『Q』になってからは、14年前(『破』)にサードインパクトの元凶に意図せずになってしまったことから、人間関係は一気に悪化。 一時の友情を育んだカヲルも自身を守るために命を落としてしまったことから、原作の終盤と同じく、深く心が傷付くことになる。 新劇場版:序 [ ] 旧世紀版と同じくエヴァンゲリオンの3番目のパイロット(第3の子供または第3の少年)に選ばれる。 序盤から中盤にかけてはほぼ同じであるが、第6の使徒の攻撃を受けて瀕死の状態に至り、エヴァンゲリオンへの搭乗を拒絶した際、ミサトによってL-EEE(レベルトリプルE:扉にセントラルドグマとの表記)へと連れて行かれ、第2の使徒リリスの存在を知る。 そこでミサトから、使徒がリリスと接触すると人類は滅亡すること、NERV本部の面々も死ぬ覚悟で使徒と戦っていることを説かれる。 さらに鈴原トウジ、相田ケンスケといった理解者を得たことで、それがEVAに乗る明確な理由となり、再度第6の使徒と交戦した際には、恐怖を感じながらも果敢な姿勢を見せ、使徒を殲滅する。 旧世紀版では学校用の鞄は手提げ鞄だったが、新劇場版ではリュックになっている。 新劇場版:破 [ ] 冒頭にてゲンドウと共にユイの墓参をする。 ミサトに促されての事だが、断絶状態の父と会話出来たことを素直に喜ぶ。 他者との交流に食事・料理・弁当などが用いられ、能動的に他者と関わっていく姿が描かれていく。 TV版同様にユーロから転任したアスカとの同居生活が始まる。 クラスメイト達と海洋研究施設を訪れたり、特にレイに対しては物語序盤より気にかけるようになり、アスカに強要されたついでとはいえ、自身を含めて4人分の手作り弁当を作り、アスカ、ミサト、レイにふるまうなど明らかな変化が見られる。 また加持に誘われて農作業の手伝いをすることになり、ミサトが何故NERVに入ったかを教えられ、彼女を守ってくれと頼み込まれる。 シンジの優しさはアスカ、レイに影響を与え、孤高を気取っていたアスカはシンジに心を開いて好意を抱くようになる。 恋愛に無自覚なレイもシンジに好意を抱くようになり、シンジとゲンドウを完全に和解させるため「食事会」を計画する。 TV版と同じく「父に認めてもらうためにEVAに乗る」という動機は明確に描かれ、アスカにもそのことを打ち明ける。 愛用しているS-DATは昔の父の持ち物であり、それを使うことで父が嫌な世界から自分を守ってくれると信じていたというものになった。 エヴァパイロットとしても突出して優秀で第8の使徒戦で三体のエヴァが擱座した後もシンジのシンクロ率は60%台と尚も高い数値を維持していた。 だが、第9の使徒戦で全てが暗転する。 当初はレイが乗る予定だった3号機に「食事会」の日程を気に掛けたアスカが乗ったことで第9の使徒に取り込まれる。 プラグ内にアスカがいることで攻撃を躊躇して追い込まれるシンジの初号機に見切りをつけたゲンドウがダミーシステムを使用。 シンジの手を離れた初号機は第9の使徒を蹂躙した挙げ句にアスカを乗せたままのエントリープラグを破壊する。 この一件への怒りから初号機に篭城するところまでは旧世紀版と同様だが、『破』ではただの恫喝に留まらず実際にNERV本部の破壊行動に及んで外部からのプラグ強制コントロールで断念させられた。 またゲンドウに対する拒絶からS-DATを捨てる。 エヴァに乗ることを断固として拒否してネルフを退去。 第10の使徒が襲来する中、避難指示の出ているシェルターに留まるという自殺行為に及ぶ。 偶然にも大破したマリが乗る2号機がシェルターに突っ込み、脱出を促されたことで外の惨状を目の当たりにする。 「碇君が、もう、エヴァに乗らなくても、いいようにする!だからっ!!」と言って、完全修復のままならない零号機による特攻を敢行したレイが第10の使徒に取り込まれたことで、「せめて綾波だけは…」という思いから本部に戻り、ゲンドウに「僕はエヴァンゲリオン初号機のパイロット、碇シンジです」と強弁して初号機に搭乗。 第10の使徒がネルフ本部への直接攻撃に及び、ミサトをはじめネルフスタッフが死を覚悟する状況に颯爽と登場し、使徒の攻撃から盾となって彼女たちを救う。 第10の使徒により片腕を落とされる激痛を堪えて奮闘するもエネルギー切れに陥る。 だが、自分や世界がどうなろうともレイだけは助け出すという強靭な意志により初号機を再起動。 初号機を擬似シン化第1覚醒形態へと覚醒させ、リツコの「ヒトに戻れなくなる」との言葉を無視し、「綾波シリーズ」の存在を示唆されレイ自身から助けを拒まれても尚、右手や顔面の皮膚が剥がれるのも厭わず、使徒のコアから強引にレイを救出する。 この時のプラグ深度は180を超え、目の色は赤く変色している。 初めて自分の意志でエヴァに乗り、自分の意志でレイを助けようというシンジをミサトは「行きなさい」と後押しした。 初号機と第10の使徒の融合により覚醒状態に陥り、神に近い存在となった初号機によるサードインパクトが始まろうとしたとき、突如上方からカシウスの槍が初号機を貫き、サードインパクトの発生は一端は阻止され、渚カヲルが搭乗するエヴァ6号機 Mark. 06 が飛来する。 これは次作の『Q』では「ニアサードインパクト」と呼称される。 新劇場版:Q [ ] 前作から14年後、第10の使徒戦での自らの行動が原因で、想像を遥かに超えた深い絶望に苛まれることになる。 第10の使徒戦後、初号機に取り込まれたまま初号機ごと大気圏外に封印された状態にあったが、ゲンドウと冬月を除く元NERVのスタッフによって結成された反NERV武装組織である「WILLE(ヴィレ)」に回収され、初号機から「検体BM-03」として発見、ミサトらとの再会を果たすが、レイを助けようとした自身の行動がニアサードインパクトを引き起こしてしまったのが原因で、北上ミドリなどヴィレの一般人出身メンバー達からは恨みを買うことになり、肝心の真相は伝えられる間もなく、ミサトからは首に爆弾付きの首輪である「DSSチョーカー」を付けられ、エヴァに乗ることはおろか「何もするな」とまで言われ困惑、更にヱヴァとのシンクロ率は0%となっていて、記憶の最後から14年の歳月が過ぎていること、アスカの無事を知り再会を喜ぶも激しい怒りをぶつけられて罵られ、シンジの知る綾波レイはもういないことなどを告げられただただ愕然とする中、そこへアヤナミレイ(仮称)の駆るエヴァMark. 09がヴンダーを急襲、綾波と変わらぬ声を聞いたことで綾波は生きていると確信し、真相を知るミサト達と激しい口論の末、彼女たちへの不信感と怒りに任せMark. 09と共にNERV本部へと向かった。 廃墟同然と化したNERV本部で、再会したゲンドウには時が来たらエヴァに乗れとだけ言われ、アヤナミレイ(仮称)からも素っ気ない態度を取られた結果、完全に孤立状態となってしまうもに出会い、彼に半ば依存する形で心を癒していく中、自動支給されていた着替えのワイシャツに「鈴原トウジ」の名前を見て怖い考えがあふれ出し、不安に駆られてカヲルに事の真相を問い、カヲルに世界の惨状を見せられながら、サードインパクトにより人類が壊滅的打撃を受けたこと、その元凶が「綾波レイを助ける」というシンジの「我が儘」で起こされたニアサードインパクトであること、多くの人々の命さえも奪ったことを告げられ、絶望の淵へと追いやられてしまう、また冬月により、母である碇ユイがシンジの眼前でエヴァ初号機のコアへのエントリー実験の結果帰らず「その記憶さえ消去されていた」ことや、アヤナミレイ(仮称)を始めとする綾波シリーズの真相、そして何より助けたと思っていた綾波を助けられていなかったことを告げられた結果、意識が混濁し、エヴァや人々、全てを拒絶し心を閉ざしてしまった。 唯一の支えであるカヲルにさえシンジは不信感から拒絶するが、カヲルはシンジにつけられた「DSSチョーカー」を外して自らの首に付け、『ロンギヌスの槍』と『カシウスの槍』、そして第13号機を使えば世界を修復することができるとシンジに告げ、その言葉を信じ、彼と共に第13号機でセントラルドグマへと向かい、二本の槍をリリスから引き抜くため再びエヴァに乗ることを決意。 しかし人類補完計画を目論むゲンドウらの罠により、槍は二本とも『ロンギヌスの槍』となっており、ドグマ最深部にてネルフの目論見を阻止しようとするアスカの改2号機と交戦、苦戦しつつも退け、直前に真実に気付いたカヲルに制止されるも、「槍を手に入れて世界を元に戻したい」という藁にもすがる思いから、制止を聞かずに13号機を独断で操作し、強引に槍を引き抜いてしまった結果、エヴァMark. 06の中から復活した第12の使徒の侵食を受け、カヲルが第1使徒から第13の使徒に堕とされると共に、彼をトリガーとして第13号機が第12の使徒を吸収して覚醒。 フォースインパクトが発動してしまった。 シンジ本人は自らの意志と信じて行動したが、結果的にゲンドウの思惑通りに駒として動いたに過ぎず、再び自らの過ちにより惨状を引き起こしたことで、自責の念と罪の意識に苛まれる中、追い討ちをかけるようにカヲルの「DSSチョーカー」が作動しカヲルは絶命、既にシンジのコントロールを離れた13号機はガフの扉を開き、マリが駆る8号機によりエントリープラグを緊急排出されたことでフォースインパクトは収束しガフの扉が閉じたことで事態は収束したが、シンジは精神的に完全に疲弊し虚脱状態に陥り、そこへ同じく生還したアスカとアヤナミレイ(仮称)が現れ、アスカに促されて共に赤い大地へと歩き出した。 交流(新劇場版) [ ] 上司兼保護者。 当初、シンジは一人暮らしの予定だったが、シンジへの同情から、ミサトが引き取るという形で同居する。 クラスメイトで同じEVAパイロット。 レイの怪我の状況を見てEVAに乗ることを決意する。 『破』では肉が嫌いなレイに味噌汁を渡し、学校の弁当もシンジが作るようになる。 クラスメイトで同じEVAパイロット。 アスカは『破』から登場し、シンジと共にミサトの家に同居する。 当初は苗字の「式波」と呼んでいたが第8の使徒戦でとっさに「アスカ」と呼ぶ。 第8の使徒戦後にはシンジに対し「七光り」と呼んでいたが「バカシンジ」と呼ぶ事とし、代わりに「アスカ」と呼ぶことを許す。 碇ゲンドウ NERV最高司令でシンジの父。 長らく別居していたが、ゲンドウがシンジをEVAに乗せるために第3新東京市へ呼び出す。 パイロットになってからも別居が続いていたが、『破』では2人でシンジの母、碇ユイの墓参りに行ったり、頑張ったシンジを褒める。 第9の使徒戦ではゲンドウが使徒に取り込まれたアスカもろとも倒そうと指示を出したため親子関係は最悪となる。 鈴原トウジ、相田ケンスケ クラスメイトでシンジの友人。 トウジの妹(鈴原サクラ )が第の4使徒戦で戦闘に巻き込まれ怪我をし、それを理由にトウジはシンジを殴る。 その後、トウジ、ケンスケの2人は第5の使徒戦でシェルターから戦闘を見るために抜け出し、シンジの乗る初号機に助けられ、戦闘で苦しむシンジに同情し、シンジとトウジは和解する。 以後登校、下校含め学校での行動を共にし、海洋研究所への見学もトウジ、ケンスケは同行する。 ゲーム版 [ ] 『新世紀エヴァンゲリオン 鋼鉄のガールフレンド 特別編』の追加エンディングにおいては、やけ酒ならぬやけコーヒーを披露しており、14杯以上もコーヒーを飲み続けゴミ捨て場で酔いつぶれるというシーンがある。 『新世紀エヴァンゲリオン2』では、条件次第では最後まで和解できなかった原作とは異なりゲンドウと和解し、二人で並んで釣りをするエンディングを見ることが出来る。 『名探偵エヴァンゲリオン』では内向的な性格はさほど変わってはいないが、全世界共通の模擬試験で1位となるほどの天才的な頭脳を持ち、NERVの特命捜査官に任命される。 なお、シンジの回答によって3794件の未解決事件が解決したという。 「」では、内向的な性格を反映して弱気な性格であることがほとんどである。 初参戦となった『』では、あるシナリオにおいて出撃を拒否し、街を彷徨っていた所をに発見され、「他のロボットがいるなら使徒は倒せるし自分がエヴァに乗って戦う必要なんてない」と身勝手な言動をした挙げ句ブライトに殴られて「父さんにも殴られた事が無いのに」と、かつて一年戦争時に出撃拒否をして同じくブライトに殴られたと同じ台詞を言い 、「今の貴様は逃げているだけ」、「始めは無理矢理だったとしても、自分で決めたことなら最後までやり通してみせろ!! 」と檄を飛ばされパイロットを続ける決意をする。 また彼は「昔のアムロと似ている」と称されている。 『』では家出して街を彷徨っていた時にロンド・ベル隊のパイロットに遭遇し、彼等の会話から再びエヴァに乗り込むことを決断する。 『』では新劇場版の設定で登場。 招集され第3新東京市に転校するまではに住んでおり、の後輩として設定されている。 『』においても同様で、新劇場版設定で登場。 『天獄篇』では『Q』の設定から、第13号機に搭乗しそちらがメインとなる。 『』ではシンジは「エヴァ搭乗前からトウジ、ケンスケと友人」という設定。 暴走した初号機をマジンガーZがほぼ単独で止め、結果的に初陣で自身とトウジ、ケンスケが甲児一人に助けられ、恩義と親愛を感じる。 また、未熟者トリオ(シンジ、バナージ、ハサウェイ)として竜馬とゲッターチームの猛特訓を受けて強く逞しく成長する。 その後は「第6の使徒を仲間たちのフォローで撃破」「疑似シン化で第10の使徒を倒して綾波を救出し、第9の使徒から竜馬がアスカを助けたことで二人とも生き残り、ニアサードインパクトも発生しない」「暴走したマジンガーZEROを止める」と成長ぶりを存分に発揮し、心身共に逞しいシンジとして最終話を迎える。 他作品への登場 [ ] 庵野秀明やGAINAX・カラーが直接手がけた事例ではないが、2018年の連続テレビアニメーション『』(以下『シンカリオン』)において、劇中に登場するロボット「シンカリオン500 TYPE EVA」の運転士という設定で登場。 声は原典同様、緒方恵美が担当。 現実世界で展開された新幹線と『エヴァンゲリオン』のコラボレーション企画『』から発展する形で登場する事になった経緯を受け、「『シンカリオン』の世界に存在する碇シンジ」という設定になっている。 同コラボ回には、 、、も登場している。 また、音声のみながら葛城ミサトも登場している。 ひつじのしつじくん [ ] に発売されたの(製、 ベース)にプリインストールされている「」はシンジのプラグスーツを着用している。 同年には期間限定でとしても配信された。 名前の由来 [ ] 苗字の由来は船のと、の大学時代の友人で、広告デザイナーの碇義彦から。 名前のシンジは庵野秀明の友人である映画監督のから。 脚注 [ ]• 毎日新聞. 2019年7月6日. 2019年8月6日閲覧。 エヴァ制作開始インタビュー 月刊Newtype95年4月号• 2019年8月6日閲覧。 2010年7月16日. 2019年8月6日閲覧。 2019年6月17日. 2019年8月6日閲覧。 漫画第2巻あとがきより。 貞本によれば、おだやかな顔のナディアを描いてまつげを取り髪型を変えるとシンジになる。 ただし劇場版(第25話)で一度だけ「俺」と言っている。 漫画第1巻より。 『新劇場版:破』パンフレットより• 漫画第13巻より。 アニメを初めとした他の作品ではカヲルの事を「カヲル君」と呼ぶが、この作品においてはほぼ一貫して「君(きみ)」と呼んでいるのもそれを端的に表している(セントラルドグマでの戦闘では「渚」と呼んでいる。 NEWTYPE97年12月号直撃&独占インタビュー!! シンジの呼びかけに応えた初号機はエントリープラグ無しで起動して封印を破り、シンジの危機を救う。 また、シンジの意思とシンクロした状態で戦闘を行っている。 東京に向かう際、かつての世界にはいなかった中学の友人が地元駅に見送りに来ている。 「破」で退院した直後の姿が一瞬だけ描かれ、「Q」で本格的に登場する。 このシーンは『エヴァンゲリオン』原作者であり監督の庵野秀明が自ら考案したものである。 NHK北九州地区で1997年8月14日放送の『エヴァンゲリオンは問いかける ~アニメ作家・庵野秀明の世界~』より•

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【衝撃内容】このシーンの意味とは?シンジ君は精神崩壊寸前だった! EVANGELION

シンジ くん かわいそう

ヒーローとヒロインの関係が必ずしも男女なら、同性愛の物語は成り立たない。 よって、必ずしもレイやアスカがヒロインである必要はない• 次に、カヲルくんが女性でないことを証明していない。 確かに姿かたちは男だが、使徒である。 形を変えることもできるのはないか?• カヲルくんの性別がわからない以上、ヒロインの定義が必ずしも女子でなくてよい。 ヒロインは主人公が選んだ相手と定義するのが、今回の場合は妥当である 妙に納得。。。 ヒロインの定義が必ず女性でなければいけない、が立証できない限り、相手の側の主張を受け入れざるを得ないわけです。 個人的には、そういう考えもありかと思って、今回は納得。 結論:ヒロインの定義:主人公が選んだ相手 1.【そもそも論】シンジはカヲルくんを選んだのか? では、本題の「 シンジはカヲルを選んだのか?」について一緒に考えていきましょう。 エヴァファンならご存知の通り、シンジくんは、カヲルくんのことが大好きです。 映画の「まごころを君に」では、最後にアスカを選んでもいたのですが、それは人類補完計画後に生存者がシンジとアスカだけになったから。 もしかしたらカヲルくんが最後まで生きていれば、話の展開は違ったかもしれませんね。 では、改めて本題に入りましょう。 根拠1.シンジくんは、女性恐怖症になってしまった かつてはハーレム状態の碇シンジくんでしたが、物語が後半に進むにつれて、女性の悩みが絶えない日々になりました。 レイが人造人間だと知る• アスカは放心状態で抜け殻状態• ミサトさんから欲求不満の対象にされる• リツ子さんとお父さんができていた エヴァ23話の「涙」でのシンジはもう悲惨。 同期のパイロット綾波レイが自分を守るために自爆をする。 抜け殻になっているところをミサトさんからは迫られる。 リツ子さんからお父さんとの過去を暴露される。 綾波レイが母のクローンだと知る。 これだけでももう混乱状態。 挙句の果て、リツ子さんは、シンジの目の前で綾波レイのクローンを破壊する。。。。。 よくまともな精神を保っていられたな、と思うのは私だけではないでしょうか? そんなシンジくんは、26話の「最後のシ者」では、湖の前で夕陽を見ながら、「ミサトさんも、綾波も、アスカも怖いんだ。 僕はどうしたらいい?」と感傷に浸っていました。 そんなときに現れたのが、カヲルくんでした。 根拠2 何となくカヲルくんの笑顔で癒された 一緒に湖を見ながら、優雅にカノンを歌っていたカヲル君でした。 歌はいいね。 心を潤してくれる。 リリンの生み出した究極の文化の営みだよ。 何を言いたいのかがサッパリ解りません! でも、そんなカオルくんの自信満々なキャラに圧倒されて、二人は仲良くなる。 「カヲルでいいよ。 」とにこやかに言われて、 「僕も、シンジでいいよ」と顔を真っ赤に・・・ シンジくんの中で孤独は一瞬でなくなりました。 このテクニックは恋愛でも使えそうですね。 ディベートよりも何倍も使えます。 笑 話は飛びまくって、映画「air・まごころを君に」です。 根拠3 そこにいたんだね。 カヲルくんが決定打 「まごころを君に」の最初のシーンです。 第25話では勢いアスカを助けるためにエヴァ初号機にのり、量産型と戦うのですが、あっさりと磔の刑に・・・一方で、綾波レイは、リリスと同化して進撃の巨人化。 シンジくんはどうしたらいいかわかりません。 この時点では、レイが巨大化して目の前に現れるんだからもう発狂。 ところが、そんな巨大化レイの姿がカヲルくんに変わった瞬間に・・・ 「そこにいたんだね、カヲルくん」 と涙目で安らかな笑顔に返信。 え・・・なんで? 普通は、幽霊を見たらビックリするものです。 たとえ、肉親であってもです。 ところが、シンジくんはカヲルくんと気づいた瞬間に安心をするのです。 このことから、シンジくんにとってかけがえのない存在はカヲル君であると判断できるわけですよ。 2.シンジくんにとってカヲルくんの存在が大きいわけ ここからが大事ですね。 なぜシンジくんが、こうもカヲルくんに惹かれたのか?いったいカヲルくんがシンジに何をしたのか?シンジくんがカヲルくんとコンタクトを取ったのはたったの5回です。 湖で出会う• ネルフでトレーニングをする• 一緒にお風呂に入る• カヲルくんの部屋に泊めてもらう• 裏切ったな!僕の気持ちを裏切ったんだ!父さんと一緒で裏切ったんだ! のシーンです。 シンジくんにとって、カヲルくんはカウンセラー的な存在だったと考えてみました。 2-1 否定され続けたシンジくん 元々、シンジは、エヴァに乗りたくありませんでした。 ところが、ミサトも、レイも、アスカも、そんなシンジの気持ちはわかってくれません。 エヴァのパイロット=碇シンジとして接します。 そうしないと、人類が消滅しますからね。 若手社員が、中間層の人たちから、「キミは若いんだ。 この国の将来を背負ってしっかり働けよ!」と毎日言われるようなものです。 少しでも「働きたくない」とぼやくと、「若いのに何を言っているんだ!若いのがそんなんだと日本の将来がダメになるだろ!」とおじさんたちからいつもプレッシャーをかけられている若手のような存在です。 正直、やってらんない気分だと思います。 ここら辺のネタは、常見先生の「エヴァンゲリオン化する社会」が参考になるかと思います。 一方で、レイやアスカはエヴァのパイロットであることに疑問を持っていません。 レイ:エヴァに乗ることが当たり前だと思っている• アスカ:エヴァのパイロット=自分の価値 ところが、シンジは「エヴァのパイロット=自分の存在価値」ラベルを張られているだけです。 誰も本当の自分なんか見てくれない!と思い、殻に閉じこもっていました。 例えば、女性が男性に「私ってどんな人に見える」と質問をしたら、こんな答えが返ってきたときと同じです。 「美人で服のセンスがいい子。 」 ・・・・外見かよ! と、表面や社会的ラベルだけを張られて、内面は全力で無視されている状態です。 2-2 カヲルくんは、全てを受け入れた ガラスのように繊細なんだね。 君の心は。 好意に値するよ。 この一言がやっぱり大きかった。 (弱いところも含めて)ありのままのキミが好きだよ! というメッセージに聞こえたのかもしれません。 それを「好意に値する」と独自の解釈をしました。 相手のことをありのまま受け入れる カウンセリングの世界では、ありのままの相手を受け入れる態度-受容的態度/共感的態度-といいます。 カヲルくんは、シンジくんに対して、この接し方を徹底的にしていました。 youtube. ここで。 来る前は先生の所にいたんだ。 穏やかで何もない日々だった。 ただ、そこにいるだけだ。 でもそれでもよかったんだ。 僕には何もすることがなかったから。 カヲル 人間が嫌いなのかい? シンジ 別にどうでもよかったんだと思う。 ただ、父さんは嫌いだった。 (どうしてカヲル君にこんなことを話すんだ) カヲル 僕は君に会うために生まれてきたのかもしれない ・・・ このシーンの感想。 カヲルくんの人たらっしぷりがすごい・・・ 君は何を話したいんだい? 僕に聞いてほしいことがあるんだろう? と、シンジの考えを先読みする質問。 人から誘われる・・・てことはやっぱり何らかの理由があるからです。 特に年齢を重ねてくると、これは顕著ですね。 さて、シンジくんの答え 色々あったんだ。 ここで。 来る前は先生の所にいたんだ。 穏やかで何もない日々だった。 ただ、そこにいるだけだ。 でもそれでもよかったんだ。 僕には何もすることがなかったから。 何気ない答えですね。 シンジの返答を受けても、普通に聴いていれば、「ふーん、そうなんだ。 (無関心)」「で、何なの?何が言いたいの?(結論を求める)」と思うはずです。 ですが、名カウンセラーカヲルくん。 こんな質問をします。 カヲル 人間が嫌いなのかい? 別にシンジは、「人間が嫌い」とは一言も言っていないんです。 当時10代半ばの私は、「え・・・なんでその質問が出てくるの?」と頭の中が???でした。 でも、こんな質問に即答するシンジくんです。 シンジ 別にどうでもよかったんだと思う。 ただ、 父さんは嫌いだった。 このやり取りのロジックが全然見えていませんでした。 未だによくわかりませんが、おそらく相手の思考をひとつ上のレベルに持って行って、そこから下に降ろさせる技術なのかなーと思います。 どういう意味だよ?と逆に突っ込みたくなります。 ですが、この状態のシンジくんは、カヲルくんを受け入れているから、素直にこの質問に答えます。 別にどうでもよかったんだと 思う。 この質問に対しては、誰がされても、そう答えるでしょう。 ですが、そのあとに本音がぽろっと出てしまいます。 ただ、 父さんは嫌いだった。 ここは断定的です。 そして、シンジくん自身も、 (どうしてカヲル君にこんなことを話すんだ) と我に返ってしまうんです。 どうしてこんなことを話すか?• 話しているうちに、本当の気持ちに触れることができた• その明確になった話を聴いてもらいたかった だけかと思います。 これはカウンセリングではよくあるシーンです。 自分の話をしている状態は心が物凄くオープンになっています。 同時に、その状態をもっと明確にしていきたい気持ちになります。 ちょっとしたカタルシス効果ですね。 その証拠にシンジくんは、 (どうしてカヲル君にこんなことを話すんだ) と自問自答するのです。 カヲル君と話していて、カタルシスに触れたからでしょう。 はい、トドメの一言 カヲル 僕は君に会うために生まれてきたのかもしれない ここまでくると、もうわかりません。 おそらく、「承認」という技術でしょう。 承認とは、私はあなたのことを受け入れてますよ!というサインを示すことです。 カウンセラーやコーチは安易にクライアントを褒めたりしますが、疑り深い性格のシンジくんのようなタイプにはこれは逆効果。 ダイレクトな本音のほうが響くわけです。 こう考えると、 僕は君に会うために生まれてきたのかもしれない はシンジ君にとって、ビッグフレーズだったのかもしれません。 カヲル君は傾聴、質問、承認が上手なのかもしれません。 カウンセラーに向いていますね。 3.最後に残酷なカヲルくん ところが、カヲルくんは使徒でした。 その事実を知ったとき、シンジ君は、その事実を受け入れられませんでした。 嘘だ嘘だ!カヲル君が使途なんて、そんなの嘘だ と現実を受け入れられませんでした。 もちろん、誰もこうなると思います。 自分のすべてを受け入れてくれたと思った人が、ただ単に自分を利用するだけの目的で近づいてきたとわかればさぞかしショックでしょう。 そして、シンジくんは、カヲル君に対して、 「裏切ったな。 僕の気持を裏切ったんだ。 父さんと同じように裏切ったんだ」 と非難しました。 「カヲルくんもみんなと同じだ。 父さんやミサトさんのように、 僕がエヴァのパイロットだから優しくしていただけなんだ!」 と思っていたことでしょう。 受容的態度は強力 シンジくんがカヲルくんを選んだ理由は、カヲルくんの受容的態度でした。 カヲルくんは、シンジくんに共感をしていたわけではありませんが、「僕は君のすべてを受け入れる」といわんばかりのあり得ないくらいの受容的な態度を示していました。 自分の要求はいっさいなく、あくまでシンジくんの全てを受け止めるかのように接していました。 ミサト、レイ、アスカができなかったこと ミサトさんは、どこかで仕事としてシンジくんを監視していました。 もちろん、シンジに対しては親のように接している部分もありましたが、自身の父の復習や恋人の仇などの目的を達成することに意識が向いていました。 アスカは自分の価値観や考えをシンジにぶつけているだけでした。 シンジはアスカを受け入れていましたが、逆の展開はほぼありません。 「まごころをキミに」最後のシーンでシンジの本当の弱さを知ったときにアスカはシンジを受け止めるわけですが、時は遅し。 そして、気持ち悪い・・・ レイは、シンジに心を寄せていたものの、やっぱりゲンドウの利益を優先していました。 それ以前に、クローンだと知って、シンジはレイを恐れるようになりました。 誰一人シンジに対して、受容的な態度をもって接することができる人はいませんでした。 唯一できたのがカヲルくんでした。 ここまでくると、受容的態度が正解なのか?と思うかもしれませんが、一概にこれは言い入れません。 なぜなら、逆効果になるからです。 受容的態度や共感的な接し方のワナ 確かに受容的態度は強力なコミュニケーションツールなのかもしれませんが、一度でも「この人は私のことをなんでも受け入れてくれる」と思われたら、ずっと受容キャラを演じなければなりません。 そこに双方のコミュニケーションは成立していないわけですね。 カヲルくんの接し方からもわかるように、カヲルくんはシンジくんといるときは、シンジくんにとっての最高の聞き役であり続けなければならないということです。 これは結構ツライです。 さて、あなたはカヲルくんのようになりきれるでしょうか?.

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