地震 tec値。 地震予測 TEC値(全電子数)マップが当たるらしい

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地震 tec値

14:50 JST 14:55 JST 15:00 JST 15:05 JST 15:15 JST 15:25 JST 15:55 JST 16:25 JST 図1 GEONETを利用して算出された電離圏全電子数(TEC)の変動。 同心円の補助線は電離圏震央を中心としています。 図1は、国土地理院のGPS受信機網(GEONET)データを利用して算出された電離圏全電子数(TEC)の変動です。 TECは単位面積を持つ鉛直の仮想的な柱状領域内の電子の総数です。 ここでは、10分以下の短周期変動のみを示しています。 2 TECU、黒は-0. 4 TECUです(この時刻の背景TECは20-30 TECU)。 地震発生(14:46 JST)の数分後から、電離圏震央を中心とした波が同心円状に拡がっていたことがわかりました。 この電離圏震央は、震央から約170km南東にずれていました。 同心円状の波は、時間と共に伝搬速度が遅いものが現れており、西日本では18:00 JST 近くまで観測されていました。 (a)東京(国分寺局)における地震直後(左図)と前日同時刻(右図)のイオノグラム。 (b)鹿児島(山川局)における地震直後(左図)と前日同時刻(右図)のイオノグラム。 図2 イオノゾンデ定常観測による国分寺(a)と山川(b)のイオノグラム。 横軸は周波数 (1~15MHz)、縦軸は高さ(0~600km)を示しています。 図2は、イオノゾンデ定常観測による国分寺(a)と山川(b)のイオノグラムです。 イオノグラムの横軸は周波数 (1~15MHz)、縦軸は高さ(0~600km)で、電離圏に打ち上げた電波の反射(エコー)の様子を示しています。 通常の電離圏エコー(右列)と異なり、見かけの高度200-300km (実高度で150-250kmと推定されます)付近において、電離圏エコーの乱れが見られました(赤丸部分)。 これは地震に伴って励起された波動による電離圏高度の変調が原因と考えられます。

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最近の解説とハイライト|北海道大学・理学研究院・自然史科学部門 宇宙測地学研究室

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14:50 JST 14:55 JST 15:00 JST 15:05 JST 15:15 JST 15:25 JST 15:55 JST 16:25 JST 図1 GEONETを利用して算出された電離圏全電子数(TEC)の変動。 同心円の補助線は電離圏震央を中心としています。 図1は、国土地理院のGPS受信機網(GEONET)データを利用して算出された電離圏全電子数(TEC)の変動です。 TECは単位面積を持つ鉛直の仮想的な柱状領域内の電子の総数です。 ここでは、10分以下の短周期変動のみを示しています。 2 TECU、黒は-0. 4 TECUです(この時刻の背景TECは20-30 TECU)。 地震発生(14:46 JST)の数分後から、電離圏震央を中心とした波が同心円状に拡がっていたことがわかりました。 この電離圏震央は、震央から約170km南東にずれていました。 同心円状の波は、時間と共に伝搬速度が遅いものが現れており、西日本では18:00 JST 近くまで観測されていました。 (a)東京(国分寺局)における地震直後(左図)と前日同時刻(右図)のイオノグラム。 (b)鹿児島(山川局)における地震直後(左図)と前日同時刻(右図)のイオノグラム。 図2 イオノゾンデ定常観測による国分寺(a)と山川(b)のイオノグラム。 横軸は周波数 (1~15MHz)、縦軸は高さ(0~600km)を示しています。 図2は、イオノゾンデ定常観測による国分寺(a)と山川(b)のイオノグラムです。 イオノグラムの横軸は周波数 (1~15MHz)、縦軸は高さ(0~600km)で、電離圏に打ち上げた電波の反射(エコー)の様子を示しています。 通常の電離圏エコー(右列)と異なり、見かけの高度200-300km (実高度で150-250kmと推定されます)付近において、電離圏エコーの乱れが見られました(赤丸部分)。 これは地震に伴って励起された波動による電離圏高度の変調が原因と考えられます。

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【地震予知】「TECのグラフ」による地震発生予測~再び異常が出現「前回はM5.5の強い地震が発生」~(2020年7月14日更新)

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常に最新記事なら[] をアクセスし、ブックマーク! 記事のアップは毎週、火曜・木曜・土曜の午前零時半頃になります。 月曜日は、短い解説記事をアップ致します。 = 最新情報 5月15日(M3. 9、深さ10km、。 5、深さ30km、震度3。 2、深さ10km、震度2。 4、深さ10km、。 今日の 解説: 発生時における電離層全電子数データTEC値とは? * 最近、ブロガーの「 さま」から電離層の状況に関しまして何回かコメントを頂戴し、3. 11の時の電離層全電子数異常を思い出しました。 それは [] にある記述で: 教授の日置幸介による(の連続観測網)の公開データを用いた調査では、地上局と局を結ぶ経路がちょうど域上空の電離層における最大電子密度高度約300 kmと交差する局において電離層全電子数 TEC の変化を推定した結果、 電子密度の増大が発生の約40分前から発生しており、これを地図面に投影すると20分前から地域の特定ができることが分かり、1994年北海道東方沖や2010年でも確認されたことから「巨大の直前予知には有望な手法」だとしている。 というものです。 * ここで電離層とは何か?というと、電磁波研究所さんのページ [] より、まず、 電離の生成があり: 地球の大気は上にあがるにつれて薄くなります。 そこへ太陽の紫外線 (エネルギーの高い極端紫外線)が射すと、原子から電子が飛び出してイオンになります。 この作用を電離とよび、電子とイオンから成る気体は電離ガス(プラズマ)とよばれています、 はプラズマ状態の大気が濃くなった領域です。 そして のたかさとして: 電離ガスのつくられる割合は、電離されるガスの濃度と電離を引き起こす極端紫外線強度の掛け算になります。 高度があまりたかいと、太陽からの極端紫外線の強さは充分強いのですが、電離される気体の密度が薄くなります。 そのため電離ガスはあまり作られません。 逆に、高度が下がりすぎると、電離される気体の密度は高くなりますが、 極端紫外線は途中で吸収されてしまい、やはり電離ガスはつくられません。 その結果、地上から約200kmの高さに 電離生成のピークができます。 電離ガスは拡散して、 最終的に300km付近にの最も濃くなる領域が出現します。 とあります、なるほど、、、宇宙の徒然を楽しく語る・りおさん、またプラズマです! * ここで、 教授の日置幸介先生の論文を参照しますとpdf で、[] : 右の図の赤丸で示す点から15番衛星(高度300 kmのを青丸で示す)を見たときの、TECの前後の時系列。 なめらかな曲線は鉛直TECを時間の二次関数で近似したモデル。 の約40分前からTECが正の異常を示し、その大きさはがに近いほど大きい。 とあります。 私にはの意味が今ひとつ分かりませんのと、「なめらかな曲線」というのが正常解に相当すると思うのですが、それは近似解である、というのが多少気になりますが、3. 11発生の40分前から正の異常カーブとなっている、としています。 main shockは3. 11発生時刻、UTは国際標準時(日本時間マイナス9時間)、縦軸はTEC値相当でしょう。 電磁波研究所さんのページ [] の右側にある 「緯度別全電子数(5地区、最新6日間)」[] に飛ぶと: 日本上空における最新6日間のTEC値が表示されます。 ここで、5月10日8時48分発生の M6. 3北緯31. TECはのデータに基いて計算されています。 水色の破線が今回の・発生時刻です。 この観測値赤線に着目しますと、とりたてて発生時刻に正の異常があったとは思えません。 毎日午前9時辺りは上昇カーブとなっており、これは太陽による日常的な一日の変化であるように思えます。 * 色々と考えれば: ・ の論文では、異常が検出された時間幅は1時間程度で正の異常値幅は2〜3TECU程度、さんのグラフ表示では少々荒すぎる、やはり正常値を出して比較しないと異常は認識できないか ・ 発生前40分に異常を検出した、というタイムスケールは、リアルタイム応答にて求められる正常解(近似解)が大きな問題となるだろう、40分前というと疑似リアルではダメで本当のリアルタイムが要求される ・ 3. 11はM9. 1、5月10日はM6. 3、と数万倍のエネルギー差があり、巨大でないと異常が検出されない可能性がある ・ 3. 11では2日前に前震があったが、巨大で前震は期待できない事(前震の事例がない)を考えると、本事象は追う必要がある 等となり、後追いになりますが、目視による相関をチェックする程度であれば可能ですので、今後M6. X以上のが発生した際には、 日本上空における最新6日間のTEC値グラフのアップを検討しようか、と考えております。 最後にも書きましたように、 では前震が期待できない、が大きいです、たとえ本ブログの主旨にはそぐわなくとも( 事後なので予測にはならない)ですが。 * 世界レベルでのTECマップ [] なるものも見つけまして、 5月10日08:48 前後の世界TECマップを見ると: 2019-5-10 08:41 2019-05-10 09:41 まぁ、取り立てて高いTEC値の雲に日本が覆われている感じはしません。 変化率となるとまた別かもしれませんが。 この世界TECマップも合わせて載せる事も検討致します。 お付き合い頂きまして、誠にありがとう御座いました。 そして被災地は今... [ ] ・豪雨・台風と、被災地の現状をレポートするhappy-ok3 さんの考えさせられるブログです、 関心を持ち続けて欲しい と。 = 以下、2019-05-14 迄データ1年分による本日のの予測マップ = 赤マークは 東進圧力、 青マークは 西進圧力を示す圧力方向の 解析表示です。 救急マークは海底プレート地殻内M5. 0以上M5. 5程度までの、 救急マークが通常のM5. 0以上を 予測する注意ポイントで、6kmマップにあります。 []、[] を参照しています。 = の予測マップ・ピッチ36kmマップです = 東進 西進 圧力表示・ピッチ36km予測マップです。 4、1946海M8. 4、1707宝永M8. 6、1944昭和東南海M8. 2、1854東海M8. 南西諸島・伊豆諸島・におかれましては、上図圧力表示にてマークが出ている所にご注意下さい。 0以上の発生可能性がある注意ヶ所となります。 = の予測マップ・ピッチ6kmマップとポイント予測です = 東進 西進 圧力表示・ピッチ6km予測マップ東域です。 凡例は36kmマップと同じ。 次がポイント予測・東域 救急マークはM5. 0からM5. 5程度の注意、 救急マーク がM5. 0以上の発生予測注意ポイントです。 沖はM7. 8〜8. 1〜7. 岩手沖・東側の救急マークはアウターライズに注意。 [ ] 発生確率は2018年1月1日を基準日として30年以内の発生確率です(以下同様)。 東進 西進 圧力表示・ピッチ6km予測マップ中域です。 凡例は36kmマップと同じ。 相模トラフ上は青マーク群で覆われており赤マークはありません。 これは・の再来について注意レベルであり危険レベルではない事を示します。 次がポイント予測・中域 救急マークはM5. 0からM5. 5程度の注意、 救急マーク がM5. 0以上の発生予測注意ポイントです。 相模トラフ北側の神奈川・千葉・東京・埼玉・茨城・栃木での救急マークは 要注意、・の再来でなく、M6. 7〜7. 茨木沖・東側の救急マークはアウターライズに注意。 [ ] 東進 西進 圧力表示・ピッチ6km予測マップ西域です。 凡例は36kmマップと同じ。 は、上に赤マーク群・下に青マーク群が出ると危険です。 現在全体として注意レベルですが、危険レベルではありません。 次がポイント予測・西域 救急マークはM5. 0からM5. 5程度の注意、 救急マーク がM5. 0以上の発生予測注意ポイントです。 はまだ救急マークが少なく通常の注意レベル、はM7. 4、1946海M8. 4、1707宝永M8. 6、1944昭和東南海M8. 2、1854東海M8. 現在三重・境南東沖に出ているひとつの赤い救急マークは、日付20180829 M3. 3 N33. 45 E136. 17 深さ30km のです。 30kmがプレート境界か?というと少し深い(地殻内か?)と思います。 = まとめです = * 2017年の放出エネルギーは過去最低 、2018年は上昇、2019年は減少に転じています []。 * 2019年がどうなるか? もうしばらく見守る必要があります。 * ここで 赤い 救急マークは、M5. 0以上のヶ所をピンポイントで予測しています。 政府の調査委員会 最後まで読んで頂き、ありがとう御座いました。 ・ 東進西進の原理、東進西進の識別方法、等の説明はこちら。 ・「の予測マップ」のデータ更新タイミングの説明はこちら。 ・ さん提供のマップはこちら。 がインストールされている必要があります。 ・「数の推移を追う!」は別ブログへ。 [ ] = 以上です = 謝辞: 本予測は「・が協力してデータを処理した結果」の「一元化処理要素」データ一年分(暫定)を「」サイトよりダウンロードして解析しています。 このデータによって初めて一般にリアルタイム解析が可能となったもので、構築にご尽力頂きました各国立大学、各官庁と関連する機関、府県と関連する機関、等の関係各位殿に深く謝意を述べさせて頂きます。 免責: 本予測は個人の推論によるもので、プログラムバグやデータ解釈ミス等も含め、ここで表示された結果について何ら責任を負うものではありません。 引用: [1] プレートがゆっくりと移動し大きな破壊を伴わずにエネルギー解放する現象ですが、プレート周辺には応力歪が伝搬され、これが原因で周辺では通常のが生じます。 「の予測マップ」では起因の周辺を予測しています。 [2] [3] [4] [5] [6] [7] yoshihide-sugiura.

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