卵M・Lサイズ1個あたりのカロリー・栄養素 カロリー タンパク質 脂質 炭水化物 糖質 卵Mサイズ1個 生 可食部50g 76 kcal 6. 2 g 5. 2 g 0. 2 g 0. 2 g 卵Mサイズ1個 ゆで 可食部50g 76 kcal 6. 5 g 5. 0 g 0. 2 g 0. 2 g 卵Lサイズ1個 生 可食部60g 90 kcal 7. 4 g 6. 4 g 0. 2 g 0. 2 g 卵Lサイズ1個 ゆで 可食部60g 90 kcal 7. 8 g 6. 0 g 0. 2 g 0. 2 g 卵はMサイズ1個あたり75kcal ・ Lサイズ1個あたり90Kcalです。 生卵でもゆで卵でも カロリー・タンパク質・脂質・糖質の含有量はほとんど変わりません。 卵は糖質が少ないうえタンパク質を含んでいるため、糖質制限や筋トレに励んでいるときでも安心して食べられる食材の一つです。 卵黄と卵白のカロリーなど栄養素を比較 カロリー タンパク質 脂質 炭水化物 糖質 卵黄 生 100g 387 kcal 16. 5 g 33. 5 g 0. 1 g 0. 1 g 卵黄 ゆで 100g 386 kcal 16. 7 g 33. 3 g 0. 2 g 0. 2 g 卵白 生 100g 47 kcal 10. 5 g 微量 g 0. 4 g 0. 4 g 卵白 ゆで 100g 50 kcal 11. 3 g 0. 1 g 0. 4 g 0. 4 g ご存知の通り、卵は卵黄と卵白でできています。 ヒナが育つための栄養をたっぷりと蓄えている 卵黄 には卵の栄養が凝縮しているのです。 そのためカロリーや脂質が多く、パッと見ると健康を考えて卵黄を避けてしまう方も。 後述していますが、卵黄の脂質は身体にとって悪い物ばかりではありません。 また、卵が含むビタミン類はほぼ卵黄に含まれています。 以上より、卵はまるまる1個から栄養を補給することが望ましいと言えます。 卵の種類別のカロリーや糖質について カロリー タンパク質 脂質 炭水化物 糖質 卵Mサイズ1個 生 可食部50g 76 kcal 6. 2 g 5. 2 g 0. 2 g 0. 2 g うずら卵 生 可食部13g 23 kcal 1. 6 g 1. 7 g 微量 g 微量 g うこっけい卵 生 可食部40g 70 kcal 4. 8 g 5. 2 g 0. 2 g 0. 5 g 9. 1 g 0. 0 g 0. 8 g 271 g 253 g 一般的によく使用される卵はニワトリの卵です。 ほかにも、ウズラの卵や高級食材のひとつうこっけいの卵、あひるの卵などが食用として常用されています。 サイズが小さいうずらの卵は栄養価もその分少なくなっています。 うこっけいの卵はニワトリの卵よりも少し小さいですが、脂質が多く旨味が強いと言われています。 中華料理で人気のあひるの卵は栄養価が高く、タンパク質・脂質が多いのが特徴です。 卵料理のカロリーや糖質は? カロリー タンパク質 脂質 炭水化物 糖質 ゆで卵 2個 151 kcal 12. 9 g 10. 0 g 0. 3 g 0. 3 g 厚焼き玉子 一人前 151 kcal 10. 8 g 9. 1 g 6. 8 g 6. 8 g だし巻き卵 一人前 128 kcal 11. 2 g 9. 0 g 0. 5 g 0. 8 g 23. 2 g 2. 0 g 2. 2 g 7. 0 g 7. 0 g 6. 8 g 271 g g 料理ごとの栄養成分値を比較すると、 卵料理はどれもタンパク質・脂質を同量程度摂れることがわかります。 砂糖などを入れる厚焼き卵や茶碗蒸しは糖質がほかよりも多いですが、10. 0g未満と高くはありません。 また、バターや牛乳など乳製品をたくさん使うスクランブルエッグはカロリーが高くなりがちです。 一緒に食べるメニューとの組み合わせを考えながら卵の調理法を決めると、カロリーコントロールも取り組みやすいです。 卵の栄養やダイエットとの関係性 ダイエット中にもおすすめな食材である卵。 どのような栄養素が含まれていて、ダイエットにどんな影響を与えるのかについて紹介していこうと思います。 卵の黄身は栄養価が高い 卵黄は100g中に16. 5gのタンパク質があり、身体づくりに励んでいる方には タンパク源としてもってこいの食材。 9㎎、ビタミンB1が0. 21㎎、ビタミンB2が0. 52㎎含まれるなど、身 体の調子を整えるビタミン群を摂ることもできます。 ほかにもカルシウム150㎎、リン570㎎なども含み、 丈夫な骨づくりに対するサポート役としても期待できます。 卵の白身は低カロリー高タンパク 卵白は約12. 5%のタンパク質と、約87%の水分で構成されています。 そのため、 高 タンパク質・低カロリーです。 卵白のタンパク質のなかには人の身体では作ることのできない必須アミノ酸が含まれています。 とくに イソロイシンやロイシンなど筋肉の維持に欠かせない必須アミノ酸を含んでいるので、トレーニングを取り入れている方にとっても注目したい食品です。 卵の脂質は余分なコレステロールを運ぶ働きがある 卵黄が含む脂質の主成分は、中性脂肪とリン脂質の2種類があります。 中性脂肪は私たちのエネルギー源になる脂質であり、過剰にとることで身体のなかに「脂肪」として蓄えられます。 卵はいくつ食べていい?1日1個は本当? 「卵は1日1個以上食べてはいけない」と聞いたことはありませんか?コレステロールの過剰摂取に繋がるという理由から言われていました。 しかし、血中コレステロールの7~8割は体内で作られており、食事の影響はもともと少なかったのです。 食事でコレステロールを摂った場合、肝臓でつくるコレステロールの量を減らすなどしてバランスを取っています。 そのため、厚生労働省は2015年にコレステロールの一日摂取量の上限を撤廃しました。 卵のカロリーを活かしたおすすめのダイエット食はゆで卵 ダイエットに おすすめの調理法はシンプルに半熟ゆで卵です。 さきほど、カロリーやタンパク質などの栄養成分値において、生と茹ででは変化はほぼないとお伝えしましたが、熱に弱い・水に溶けやすいビタミン類は調理法によって変化しやすいです。 その一方で、 茹で卵はビタミン類の損失が少なく、卵の栄養をまるごと摂ることができます。 効率よく卵の栄養を補給するのであれば、ゆで卵が適しているでしょう。 【豆知識】卵のタンパク質は加熱すると効果が変わる? ダイエット中、卵のタンパク質を目的に食べる方は多いです。 タンパク質を摂るために卵を食べるときは、 難しく考えずに好きな調理法で食べられますよ。
次のピータンとは? ピータンといえば中国発祥の卵を熟成させた料理。 主にアヒルの卵を使いますが、鶏やうずらの卵を用いることもあります。 ピータンの作り方は、殻をつけたままの卵に灰・土・塩・水を混ぜた泥をまぶします。 それを冷暗所でカメや土のなかに入れて2ヶ月から1年ほど寝かせます。 寝かせている間に卵とまぶした泥が反応し、アルカリ性に変化することで卵のたんぱく質がゆっくりと固まっていきます。 黒く変色するのはアルカリ性が浸透していった証拠で、そうするとピータンが完成します。 ピータンの見た目は黒いゼリー状になった白身の中心に灰色または琥珀色の黄身。 味はなんとも表現しがたいですが、そのまま食べると塩辛くて卵が凝縮されたような独特なもの。 腐敗した臭いではなく硫黄臭なので温泉卵が好きな人は得意なのかな? と思います。 硫黄臭が苦手という人は10~15分空気にさらしておくと臭いが軽減します。 中国ではスーパーでも普通に売られている食材です。 日本でいう納豆や佃煮に近い食材のようですね。 中国では刻んだピータンやごま油、薬味などを冷ややっこに乗せたり、お粥にスライスしたピータンを乗せて食べるのがメジャーだそうです。 ピータンの栄養素と効能 ピータンは1個55~70gほどですが、100gあたり214キロカロリーです。 アヒルの卵100gで102キロカロリー、鶏卵が100gで151キロカロリーなのでピータンは結構カロリーがあがりますね。 ピータンの栄養素といえばナトリウム、カルシウム、リン、亜鉛、鉄分、たんぱく質、ビタミンA、コレステロール、葉酸です。 泥の成分を吸収して熟成させたことで通常の卵よりも鉄分とビタミンAが増えています。 鉄分はミネラル類で、ヘモグロビンの成分であり新陳代謝に関われる酵素を構成しています。 ビタミンAは目の健康維持、皮膚や爪、粘膜の免疫向上、抗酸化作用、がんの抑制といった効果があります。 女性は月経や妊娠中などに貧血になりやすいので鉄分は積極的に摂りたいですね。 ビタミンAも美肌効果があるので若々しく綺麗な肌を保つためには必要不可欠な栄養素です。 女性に嬉しい栄養素が豊富なのがピータンの特徴ですね。 この他にもピータンはルテインとレシチンという含有成分が代表的です。 ルテインは視力回復効果やがん予防があり、レシチンには脳の老化予防や神経を改善する効果があります。 ピータン以外のアヒルの卵料理 シエンタンというアヒルの卵を塩漬けした料理は中国だけではなく台湾や東南アジアでもメジャーなものなので日本人でも食べたことがある人は多いのではないでしょうか? 生卵を塩水に浸して、1ヶ月ほど寝かせたら完成だそうです。 食べるときはそれを茹でてお粥に混ぜるのが一般的だとか。 塩味が強いことから調味料としても人気だそうです。 ソウタンという酒粕を主原料としたタレにアヒルの卵を漬け込んだ料理があります。 ソウタンは中国の 浙江省平湖市のみでつくられているものです。 これも発酵食品なのでピータンのような独特な風味があるものの、とろっとした触感だそうです。 ピータンの親戚みたいなものなのですかね。 チャーダンというものもあります。 アヒルの卵をウーロン茶やプーアール茶の茶葉で煮たものです。 中国や台湾ではピータン以上に馴染みがある料理で、家庭料理やコンビニでも売っているもののようです。 茶葉と香辛料や調味料で沸騰させて火を止めてという工程を3日間繰り返してつくるそうです。
次の「ピータン」とは、 アヒルの卵を灰や木炭や塩と一緒に粘土で包み、発酵させた中国の食品です。 そして、鶏卵やウズラの卵などでつくられる場合もあるそうです。 その特徴はやはり見た目でしょうか。 黒い(厳密には茶色です)ゼリー状の部分が白身で、中心のグレー部分が黄身にあたります。 高級品になると、白身の表面にアミノ酸の結晶による松の枝のような紋様がつくことから、「松花蛋(しょうかたん)」と呼ぶこともあるのだとか。 これは、「松の紋様の卵」という意味だそうです。 ちなみに、英語ではcentury egg(センチュリーエッグ)といい、『100年たった卵』という意味のようです。 そんなピータン、中国や台湾ではスーパーなどで普通に売られています。 発酵食品なので保存も効き、使いやすい食材としてなじみ深いのでしょう。 日本でいうところの、海苔や佃煮に近い感じらしいです。 ピータンは、日本では中華食材を扱うお店や、最近ではスーパーでも見かけるようになりました。
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