超新星 爆発 ベテルギウス。 ベテルギウス(オリオン座)超新星爆発2020はいつ?影響や次の星は?

ベテルギウス

超新星 爆発 ベテルギウス

point• 昨年9月から続いていたベテルギウスの減光が、今月前半に止まり、一転して増光に変わる• 今回観察された減光現象は、観測上の誤差内にあり、実際の光度自体は変わっていない可能性も 地球から約642光年の場所にある「」は、おおいぬ座のシリウス、こいぬ座のプロキオンとともに、冬の大三角を成す有名な恒星です。 ところが、、その年の12月には観測史上最低の光度を記録。 ベテルギウスは寿命が近づいており、いつ超新星爆発を起こしてもおかしくないと言われていました。 ベテルギウスが爆発した場合、その光度は、満月と同じ明るさにまで達すると推測され、大きく話題となりました。 しかし、アメリカ・ビラノバ大学の最新研究によると、 ベテルギウスの減光が止まり、一転して増光しつつあることが判明したのです。 6等級でしたが、今月7日〜13日にかけて約1. 6等級と最低ラインに達しました。 およそ半年余りで、1等級ほど減光したことになります。 AAVSO(アメリカ変光星観測者協会)が集めた観測データをグラフ化してみると、以下のようになりました。 Credit: AAVSO 昨年9月から下がり始めたベテルギウスの光度は、今年の2月前半で最低を記録し、その後、18〜22日の観測で1. 5等級まで増光しています。 研究主任のEdward Guinan氏によると、「ベテルギウスはに属し、光度が変化する周期を持っている」とのことです。 それをもとに、前回の変光から計算してみると、今年の2月14〜28日の間に減光から増光に変わることが割り出されました。 今回の観測結果は、まさにその周期の存在を裏付けるものとなっています。 その一方で、増光が見られた時点におけるベテルギウスの赤外線波長を、50年前のものと比べたところ、その違いは、観測上の誤差内にあり、ベテルギウスの光度そのものは変わっていない可能性も浮上しています。 もしかしたら、 昨年から続いていた減光現象は、ベテルギウス自体が放出したチリやガスで光が部分的に見えなくなったことが原因かもしれません。 実際、ベテルギウスの表面は、活動エネルギーが強いことが分かっています。 突然暗くなったり明るくなったりで、地球人を振り回しているベテルギウスですが、私たちが生きているうちにイベント(誤差は約10万年)を観測するのは難しそうですね。

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aws-cid.boxhill.edu.au : オリオン座のベテルギウスに異変、超新星爆発の前兆か 天文学者

超新星 爆発 ベテルギウス

オリオン座の左上に位置し、冬の大三角の一つでもある1等星ベテルギウス。 冬の空でオレンジ色に明るく輝く星であるが、最近、天文ファンの間では「光が暗くなっている」と話題になっている。 天文学者による観測でもこの数十年で最も暗い状態になっていることがわかっており、超新星爆発が近いのではないかと注目が集まっている。 画像は「Getty Images」より引用 ベテルギウスは質量が太陽の20倍あるM型の赤色超巨星で、かねてより超新星爆発が近いとされている恒星である。 そのベテルギウスがここ最近、天文ファンならば肉眼でも暗くなっていることに気づけるレベルまで暗くなっており、にわかに話題になっている。 米ビラノバ大学の報告によれば、この減光は今年10月から始まっており、12月中旬には観測史上で最も暗い状態になったという。 本来、ベテルギウスの明るさは全天で6〜7番目であったが、現在は21番目に急落しているのだ。 ベテルギウスは変光星という周期的に明るさの変わる星であるが、ここまでの急変を見せたことに天文学者らも驚きを隠さない。 ネット上ではこの急速な減光が「超新星爆発の予兆ではないか」と噂されている。 超新星爆発の直前には星の収縮と減光が観測されると予測されており、過去の観測ではベテルギウスの収縮も確認されている。 そのため、この数年来、何度かベテルギウスの超新星爆発が話題となっているのだ。

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超新星爆発が近い? 巨大な恒星「ベテルギウス」への旅:今週の宇宙ギャラリー

超新星 爆発 ベテルギウス

オリオン座の左上に位置し、冬の大三角の一つでもある1等星ベテルギウス。 冬の空でオレンジ色に明るく輝く星であるが、最近、天文ファンの間では「光が暗くなっている」と話題になっている。 天文学者による観測でもこの数十年で最も暗い状態になっていることがわかっており、超新星爆発が近いのではないかと注目が集まっている。 画像は「Getty Images」より引用 ベテルギウスは質量が太陽の20倍あるM型の赤色超巨星で、かねてより超新星爆発が近いとされている恒星である。 そのベテルギウスがここ最近、天文ファンならば肉眼でも暗くなっていることに気づけるレベルまで暗くなっており、にわかに話題になっている。 米ビラノバ大学の報告によれば、この減光は今年10月から始まっており、12月中旬には観測史上で最も暗い状態になったという。 本来、ベテルギウスの明るさは全天で6〜7番目であったが、現在は21番目に急落しているのだ。 ベテルギウスは変光星という周期的に明るさの変わる星であるが、ここまでの急変を見せたことに天文学者らも驚きを隠さない。 ネット上ではこの急速な減光が「超新星爆発の予兆ではないか」と噂されている。 超新星爆発の直前には星の収縮と減光が観測されると予測されており、過去の観測ではベテルギウスの収縮も確認されている。 そのため、この数年来、何度かベテルギウスの超新星爆発が話題となっているのだ。

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