ドラマの結末が曖昧なまま、視聴者に委ねられたが為に苦しみました。 この記事は、2016年にNHKで放映されたドラマについてです。 マンガ原作との違いや思いはこちらに書きました。 気持ちを改めて ラストの委ね方に文句を言ってましたが、私もちょっと前向きになろうと思います。 結末の解釈を私なりにします。 佐伯龍は死んではいない、という解釈もできるかもしれませんがちょっと厳しい。 だから私はやっぱり佐伯は死んでしまった、と結論づけることにします。 最終話のキーは、佐伯龍のこの台詞かと思います。 あなたのいない人生なんか 要らない この台詞を、ラスト数十秒のところで、「佐伯が病院にいる」との電話を夏が受け、そのまま慟哭しながら膝から崩れ落ち、電話を落とす。 佐伯に関する情報は、病院という言葉だけ。 なぜとかどうした、とかそういう音声は全くありません。 そして佐伯の上の台詞のリフレインが入ってエンド。 このラストから、Twitteを見ても、だろうとの解釈がかなり出ています。 たぶん、小さい頃から寂しさを抱えて生きていたであろう佐伯。 母性そのもので生きている夏を愛してしまうのは、どうしようもない運命なんだろう。 彼女なら自分を見てくれて愛してくれて母のように包み込んでくれる、、、、 でも。 彼女には家族があって、可愛い子供がいて、自分が彼女を奪ってしまってその子供を不幸にすることは、彼にとって侵してはならないこと。 だからこそ、夏を奪いたい、全部がほしいと口に出して言ってはみるものの、やはり夏にその気がないのを即座に感じ取ると、自分からひいて嘘をつく。 夏が守りたい家族という存在。 夫ですら今や家族。 夏が自分を好きでいてくれている気持ちを、佐伯のいなくなったがらんとした部屋で過ごしていると知った時に確信する佐伯は、逆に夏のためにその家族の絆を壊さないよう守ろうとする。 夏の夫に、彼女を信じろ、と激しく詰め寄るところ、あれは本心だよね。 ほんとに家族には敵わないという諦め、家族を大事にする夏だからこそ愛している、二律背反のつらさをあの台詞が物語っている。 あの家にいる彼女が好きだ、という佐伯の台詞。 そして、あなたのいない人生なんて要らない、という台詞。 これはもう、それぞれ違う人生をこれから送ります。 ちょっと気持ちに残ってはしまうけれど、ときどき思いだすかもしれないけれど、というような綺麗でオトナなひと夏の恋でした的な、流して終わりでは済まされない、ギリギリの感情を佐伯が持っているということ。 だからこそ。 夏が佐伯とのことを綺麗に終わらせられたかな、という最後の最後になって、佐伯の死という夏の心に一生残る跡を残していったんだと思う。 佐伯が意図したわけじゃないかもしれないけれど、という選択はしなかったと信じてはいるけれど、それでも彼の放った言葉は言霊となって、「あなたのいない人生」に幕を下ろしてしまった。 だから。 彼が死ぬことによって彼と彼との思い出は夏の中に永遠に生き続けるし、彼の胸に置き去られた夏のいろんな素顔は、黒い靴のようにただ時が経っていくうちに汚されるようなことはなく、止まってしまった時間の中で彼のなかで永遠になる。 主題歌、「黒い靴」) あまりにも佐伯龍の死が不憫で可哀想で、私の気持ちも昨日から収まらないので、現実に目を向けて自分に言い聞かせる為にも、ありったけの佐伯龍の死を正当化する理由をつらつらと書いてみました。 きっとあまり共感されないかもしれないけれど、、、自分の覚え書きとして。 参考にしたの書き込みなど。 SNS初心者のyoukです。 ツイッターから飛んできました。 私はあじさんのツィートやブログのコメントがとてもしっくりくるのです。 今まで読み専だった私を導いてツィートする勇気をくれたのはあじさんです。 あじさんのコメントはモヤモヤしている私の心の中を代弁してくれていると思っています。 私は、「君の声を」が夏からのメッセージだとすると、 「黒い靴」は龍からのメッセージなのかなと思ったのです。 うーん、「君の声を」は龍にも当てはまるんだけど、、、私はそう感じています。 今となっては、夏の気持ちが恋で、龍の気持ちが愛なのかなとも。 日曜日、子供を連れて江ノ島に行きました。 きらきら輝く海に、龍を死なせないで欲しいと(何故か)願ったのにな しばらく引きずりそうです。 ふれなばおちんの短い夏は終わったけど、まだまだ終わらない本当の夏を乗り切るために、今日は早く寝ます。 (結局眠れずに、国立新美術館のルノワール展に行って、現実逃避してきました、今はまだ眠れる気がしないけど) あじさいさん、初めまして。 私もどっぷりはまってしまい、佐伯龍におちて、さらに、成田くんにも、、、。 毎回、30分の間に、可愛かったり、カッコよかったりで目が離せませんでした。 ラスト、、、平和に終わるかと思っていたので、えっーーー! 原作を読んでいたので、予測はしていたのですが、原作では、夏は真実を知らずに終わっているのに、残酷な、、、。 いろいろ考えてしまって、眠れませんでした。 嘘をついた罰なのかな、、、。 他局の似たようなドラマより、よっぽど良かったんですが。 映像もきれいでしたよね。 紫陽花とか、雨のシーンとか、、、。 夜のシーンも素敵でした。 佐伯と心が通じ合ってからは、家族が大切、家族を守りたいと思ってても、夏は佐伯を想っていたんですよね。 夫とは、子供たちの手前、仲良く見せてはいても、あくまで表面上だけ、、、。 うーん、、、それって熟年離婚に繋がりそうですね。 佐伯の部屋で、夏が告白してるシーンで、そんなに好きなら全て捨てて、付いて行けば良いのにーと内心思っていました、、、。 けど、夏はそんな事は出来ない人なんですよね。 はぁ、、、。 子供の事を考えるとねぇ、、、。 一晩経っても、もやもや感は残りますが、こんなにドラマにハマったのは初めてです。 成田くんのこれからの活躍が楽しみです。 BSなので、見ていた友達が居なくて、淋しかったので、こちらにお邪魔してしまいました。 これからも、お邪魔するかと思いますが、よろしくお願いします。 ツイートはそれほどしませんでした。 でも、このドラマに あまりにもハマッてしまい、考えや気持ちを自分の中だけにとどめておくのが 苦しくなってきちゃいました。 周りに感想を言い合う人がいないので。 それで、Twitterに出すことにしたわけです。 なので、同じような思いを持って らっしゃる方とネット上で知り合いになれるのはとても楽しいし嬉しいです。 >私は、「君の声を」が夏からのメッセージだとすると、 >「黒い靴」は龍からのメッセージなのかなと思ったのです。 >うーん、「君の声を」は龍にも当てはまるんだけど、、、私はそう感じています。 >今となっては、夏の気持ちが恋で、龍の気持ちが愛なのかなとも。 いいですね~!!ほんとに私もそう思います。 それぞれのメッセージソング。 ううう泣 夏は恋だったけど龍は愛だった。 それは確かにそうなんだ、と思います。 それが家族という愛するものを既にもつ既婚者の夏と誰もいない龍との 違いなんでしょうね、、、私は既婚者だけれど、夏よりも龍の思いに とても共感してしまっています。 だから、絶対に彼の死は自死じゃない、と信じます。 彼が夏を苦しめる 選択をするわけないから、、、ああ、まだロス続きそうです。 江ノ島に行かれたんですね!!私の実家は藤沢です。 夏になると、江ノ島に行きたくなります。 今年は行けませんが、、、 ルノワール展、いいですね。 私もそろそろここから抜け出して 次へ向かおうかな。 映画かな。 新しいドラマかな。 マンガかな。 私もです。 だから、あの終わり方 はある程度覚悟していたつもりなんですが、、、あれはちょっと驚愕だった し、絶句してしまいました、、、同じく夜中眠れず。 仰るように、映像がきれいで、それぞれのシーンが印象的で丁寧でほんとに ここまでハマるドラマは久しぶりというか初めてくらいの感動なんです。 結末直前までは。 夏は夫との関係は既に家族ですよね。 そして夫だって、夏を女としてという よりも、いなくては困るからっていう理由で渡したくないと思ってるんじゃ ないかな、と思ってしまいます。 「うちはこのひとでまわっているんですよ。 」 という台詞。 それは大きく言えば愛なのかもしれないけれど、私は一緒に人生を送っていく にはちょっと足りないように感じてしまいます。 だから、小牧さんみたいな 選択があってもいいと、、、 原作とは違って2人が結ばれるような結末もありかな、、とも思ってました が、龍が好きな夏は、あの場所にいて、ふたりのお母さんで、そんな夏を 愛してしまった彼には家族のもとに残すという選択以外なかったんだなぁと。 すみません、語り始めると止まりません。 成田凌はこれからきますよね。 とても楽しみな俳優さん。 佐伯ロスとドラマロスを吹き飛ばしてくれるような活躍を期待しつつ。 またまたいらしてくださいね!お待ちしています。 あじさいさん、はじめまして、こんにちは。 私もこのドラマにしんどいくらいにはまってしまい、最終回後は、地を這うような気分で過ごしていたのですが、こんなことではダメだ、「ちゃんとしよう!」と自分に言い聞かせて昼間はがんばっているものの、夜になるとまたツラくなってきて、ネットをさまよい、Twitter経由でこのページに辿り着きました。 私もまさに、途中からは完全に龍目線でこの物語を追っていて、だからこそ、今回のこの結末は、どうしたって受け入れがたく、なんで?なんで?なんで死ななきゃならない?とずーっと考えています。 あじさいさんの出された結論、私も似たように考えてました。 龍はギリギリだった。 自死ではあろうはずがないけれど、死を呼び寄せてしまったのかもしれない。 でも、もう一度、ツラい最終回を見てみて気付いたこと。 最終回のからっぽの社宅で夏の話しを聞いてる時の龍、途中から、いつものポケットインをやめてる。 その姿は、母親に諭されたり褒められたりしてる時の子どもみたい。 表情は穏やかで、最後には夏にすがって泣くことだって出来た。 あの時に、龍がずっと抱えてきた孤独や淋しさは、昇華したんじゃなかろうか。 龍の夏への気持ちは、半分母親への憧憬みたいなものだったのだろうから。 それで龍は、夏と出会う前の龍よりも、ずっと強くなった。 夏を最後まで精一杯守って、自分は別の方向を向いて歩き出した。 私がこう考えたところで、龍が死ななければならなかった理由は見つからないんだけど、私はそう思いたくて。 そうでないと、もうホントに、龍という人間が、不憫すぎて、私がしんどすぎて(笑)。 リアルでこんな話を出来る相手がいなくて、あじさいさんにどうしても聞いてもらいたくて、書いてしまいました。 もうね、あじさいさんが好きっていってる龍の言葉、表情、いちいち一緒で嬉しくなりました。 私も、後追いで土スタの成田くんを見たときは、衝撃!成田くん、着ぐるみ着て佐伯さん演じてたんちゃう?ってレベルで別人で。 そういう意味では、私も永遠に龍を失ってしまった、もう二度と会うことは叶わないのね…と淋しくて気が遠くなりますが、俳優としての成田くんをこっそり応援したいなと思ってます。 長くなりました、ごめんなさい。 ではでは、また。 mizzyさん、はじめまして!!コメントありがとうございます。 リアルにこのドラマの話をできる人がいたらまた違ってくるんでしょうが、全くいず、、、 Twitter経由でいらしてくださったんですね。 タグのおかげですね。 >私もまさに、途中からは完全に龍目線でこの物語を追っていて、 >だからこそ、今回のこの結末は、どうしたって受け入れがたく、 >なんで?なんで?なんで死ななきゃならない?とずーっと考えています。 そうなんです。 なぜ?????ここからどうしても離れられなくて。 >あの時に、龍がずっと抱えてきた孤独や淋しさは、昇華したんじゃな >かろうか。 龍の夏への気持ちは、半分母親への憧憬みたいなものだっ >たのだろうから。 >それで龍は、夏と出会う前の龍よりも、ずっと強くなった。 夏を最後 >まで精一杯守って、自分は別の方向を向いて歩き出した。 すごい。 私もその通りだと思います。 気持ちを整理できて、そして別の方向へ。 仰るように、夏への思いは母への憧憬、思慕みたいなものだっただろうから。 でも、あの結末。 母への憧れだけであれば、あんなラストは要らないんですよね、、、ということは、あの空っぽの部屋で、夏への思いは、母性への憧れから、ほんとの恋に変わってしまってこと、、、???なんて今思っちゃいました。 ああ、考えてるだけで苦しい、、、胸が痛い、、、ふぅ。 >リアルでこんな話を出来る相手がいなくて、あじさいさんにどうして >も聞いてもらいたくて、書いてしまいました。 >もうね、あじさいさんが好きっていってる龍の言葉、表情、いちいち >一緒で嬉しくなりました。 もうほんとに嬉しい限りです、、、私でよければいつでもお話し聞きたいです。 私たち。 そのロスがあまりに激しくて。 着ぐるみ!!確かに!別人度がすごすぎましたよね!目を疑いましたもん。 あの若くて年相応の成田凌をドラマで見てもたぶんスルーでした笑 そうか。 佐伯龍が幸せになることを望んでたんだ!そんな結末だったらここまで引きずることはなかった、、、、 こちらも長くなりました。 お返事ありがとうございます。 その上、Twitterのフォローまで。 気を遣わせてすみません(汗) 週末は、息子がやっているスポーツの応援に精を出し、それなりに元気に過ごしておりましたが、たとえばその帰り道、ひとりになったりすると、蝉の声がする広場のどこかに、龍の淋しげな細い背中があるような気がしたりして、またドヨンとなったりもしました(笑) >そうか。 佐伯龍が幸せになることを望んでたんだ! >そんな結末だったらここまで引きずることはなかった、、、、 そう!そうなんですよね! ただ、佐伯龍の幸せを願ってた。 夏と結ばれることはなくとも、どこかで、嘘を吐かなくていい場所を見付けて、幸せになってほしいと願ってた。 それなのに、その願いが最後の最後で根こそぎ奪われたから、こんなに悲しくて、やるせなくて、引きずってるんですよね。 そこに意味を見出せば、少しは楽になれるんじゃないかと、その理由を必死に考えたりして。 幸せを願うことくらい、がんばっている姿を夢想することくらい、許してほしかった。 作者は、そうすることを、夏から奪いたかったってことなのかな。 原作の終わり方なら、ツライけど、それでもなんとか受け入れられたんだけどな。 ドラマ版の結末は、やっぱり意図的に自死をにおわせているんだな、と、日を追うごとにそう感じられて、ますますしんどい。 私、龍は、最初から最後まで、一度だって本気で夏を家族から奪おうとは思ってなかったんじゃないかって思うんです。 7話で「あなたを奪う」なんて言っちゃってるけど、あれは、自分の気持ちを夏にぶつけて、オトシマエをつけようとしていただけで。 家族を捨てて自分のところに来た夏は、その時点でもう、自分が好きになった夏ではない。 このどうしようもない矛盾を、龍自身は一貫して、イヤというほど分かっていたはずだし、夏が家族を捨てるという選択肢を持たない人間だということも、十分すぎるほどわかっていた。 そして最終的に、夏の全部をまるごと受け入れる=夏を家族に返す、という結論を自分自身に課した、龍はそういう愛の人だ。 ただ、河原でのシーン、夏さんと呼びかけられて振り返る夏の冴えない表情を見たとき、夏が持ってきた答えを理解して、ほんの一瞬だけ顔を曇らせる。 その一瞬分くらいだけ、儚い期待は抱いていたのかもしれないけれど。 龍は愛の人。 夏によって愛を知った人。 そう思っているからこそ、この結末は受け入れ難い。 これが結末だとしたら、私が佐伯龍という人間を見誤っていたってことになる。 佐伯龍は、そういう人間じゃない。 私、なぜ?の答えを求めることはもうやめようと思います。 そこに答えなんてない気がして。 気持ちの落とし所としては、『あんな結末をこっちに投げてよこすなんて、製作者側が悪趣味なだけだ!奇をてらえばいいってもんじゃないぞ!コラッ!』っ てとこですかね。 佐伯龍に謝れ!って(笑) 悲しみを怒りに変えて楽になろうなんざ邪道ですが、お許しください。 もう無理ですわ(笑)ま、こんなこと言ってても、またすぐ気持ちがぶり返すんだろうけど、今のところこんな感じです。 ではでは、また。 毎度長すぎでごめんなさい。 mizzyさん、こんばんは!!お返事遅れてごめんなさい。 フォローしますよ~。 そりゃあこんなにいろいろあれこれ感想を言い合えるなんてなかなかないですものね!!! 息子さんがいらっしゃるんですね!!私は娘ふたりです。 龍の寂しげな細い背中、、、あの雨宿り。 映画を観ようと待っていた川辺のベンチ。 いつも背中が寂しいですね、、、 私もひとりで奈良を旅したとき、いつも彼の寂しい社宅での姿がちらちらしてました。 >どこかで、嘘を吐かなくていい場所を見付けて、幸せになってほしいと願ってた。 >それなのに、その願いが最後の最後で根こそぎ奪われたから、こんなに悲しくて、>やるせなくて、引きずってるんですよね。 そこに意味を見出せば、少しは楽になれる>んじゃないかと、その理由を必死に考えたりして。 そうなんです。 いつも嘘を吐いていた彼が素で幸せでいられる場所があれば。 そこに望みを見いだせたのに。 あれほどまでにピュアで孤独なひとをあんなラストで死なせていいのかって。 >ドラマ版の結末は、やっぱり意図的に自死をにおわせているんだな、と、日を 追う>ごとにそう感じられて、ますますしんどい。 そうですか。 原作にあった事故の場面を出さないのはやっぱりそういう意図があるんでしょうね。 >7話で「あなたを奪う」なんて 言っちゃってるけど、あれは、自分の気持ちを夏にぶ>つけて、オトシマエをつけようとしていただけで。 家族を捨てて自分のところに来た>夏は、その時点でも う、自分が好きになった夏ではない。 このどうしようもない矛盾>を、龍自身は一貫して、イヤというほど分かっていたはずだし、夏が家族を捨てると>いう選択肢 を持たない人間だということも、十分すぎるほどわかっていた。 そうなの、その矛盾にずっと悩んで苦しんでる。 確かに、オトシマエなのかも。 仰るように、来てほしいとほんのちょっぴり期待はしてるけれど、それができるような夏ならば初めから好きになってはいない、、、 龍が自分から夏を苦しめるようなことをするわけがない。 だから、やっぱり制作側のちょっとかっこつけた丸投げ方式のせいだと私も思います。 邪道かもしれないけれど、私も龍というひとを考えれば考えるほど、彼自身が選んだことは全て正しかったし、それが自死なんてことがあって良いわけないので、制作側のせいにしようと思ってます。 それでも、昨日の再放送で社宅の場面には絶句しましたけれど。 満たされた一瞬の後の残酷な現実、、、 なんだかぐるぐるしてますが。 それでもこうやって書いてmizzyさんとお話しできたことに感謝しています。
次の「ふれなばおちん」のあらすじ 前回のあらすじはコチラです。 第43話 義行(夏の夫)が佐伯と夏のいるホテル・スプリームに 向かったことを知った若林みどりは、 すぐさま、シゲと車でホテルへ向かう。 その頃、夏は佐伯に自分の気持ちを伝えるのだった。 夏 「あなたのことが好き・・・のその先にあることは どんなことがあってもだめなんです。 ていうか、好きだという気持ちにも 蓋をしなくちゃいけなかったんですよね。 私それはできなかった。 だからここにいます。 」 そして、感謝の気持ちを伝える。 しばらくして、落ち着くと佐伯のお腹が空く。 そこで、夏は自分が持ってきた弁当を振る舞うのだった。 佐伯が弁当を食べている時、 若林から携帯電話が鳴る。 夏の夫の義行がそこに向かっているという報せだ。 その時、部屋のベルが鳴る・・・・ 佐伯は夏をクローゼットに隠し、 一世一代の芝居を打つ覚悟を決める。 ドアを開けると義行が立っており、 部屋に入り込んでくる。 弁当箱を発見し、夏を探し始めるが 佐伯 「メシを置いて、帰っちゃいました。 」 と言う。 義行はその言葉に逆上し、 そんな訳がないと佐伯を殴り続けるが、 合流したシゲと若林に止められる。 そして、 夏は家族を一番大事にしていることを伝えられると、 義行は帰っていった。 最終話 義行が帰った後、佐伯は夏に 佐伯 「帰れ。 早く帰れ。 帰って、そこで、 なっちゃんも一世一代の嘘をつけ」 と言って夏を帰す。 シゲと若林に送ってもらった義行が家に帰ると、 そこにはいつもの夏がいた。 義行がパーティーのことを問いただすも、 辻褄の合った回答に納得する。 そこに真樹夫と優美香が帰ってきて、 いつもの日常の空気が流れる。 夏の人生で一番激しかった1日が終わったのだった。 そして、ある日小牧が夏を慰めに来る。 魂が抜けるくらい泣き続けた・・・・・・・・ それから、時が経ち、 優美香は大学の受験勉強、 真樹夫は思春期、 夫との時間が増えた。 若林みどりは安定期に入り、会社を辞め、 シゲとともに沖縄にいって出産した。 佐伯と夏は、 手紙のやり取り9通、 二人だけであった夜1回、 キスが3回 だった。 数を数えるとこんなにも儚い 二人の秘密は人知れず消えていく。 夏 「でも、もしつ次の世で出会えたとしたなら、 次に彼に触れられたら、 わたしは今度こそおちていくだろう。 女として深く深くどこまでも」 という夏の回想共に佐伯が交通事故にあう描写がされて終わります。 それは本編でご確認下さい。 家族という存在と自分気持ちの間で揺れ動く夏の気持ちが とても丁寧描かれた物語で、 ついつい読んでいると、 「不倫でも良いから、行ってしまえなんて思ってしまいます。 」 それくらい、夏の気持ちに 入り込める作品でした。 ただ、最後の 佐伯龍の交通事故には、 疑問が残ります。 まだ、決定的に死んだという描写はなかったので、 いろんな可能性を含ませているのかもしれませんが、 恐らく、交通事故で亡くなってしまったと思います。 そこが衝撃的すぎて、 読者にとって色々と評価が分かれると思います。 ですが、全体を通して、 楽しめる作品になっていることは間違いありません。 是非、本編を読んでご確認下さい。 無料試し読みはコチラになります。 そんな時にオススメしているのはです。 U-NEXT は、日本最大級のビデオオンデマンドです。 映画、ドラマ、アニメなどの動画が最新作から名作まで80,000本以上配信。 それをPC、スマートフォン、タブレット、テレビなどで今すぐに楽しめちゃう新しいエンターテイメントサービスですが、 実は電子書籍のサービスもあるのです!! 31日間の無料トライアルがあるので、それに登録すると無料でサービスを受けられます。 さらに、FODプレミアム会員限定で8のつく8日、18日、28日に400ポイントゲット出来ますので、FODプレミアム全会員にプレゼントされる100ポイントも合わせて 毎月8日には500ポイントも無料でゲット出来ちゃいます! つまり、合計で 最大1200ポイント(1200円分)ゲットできるので、 漫画2~3冊分は無料で読めます。 しかも、 FRIDAYやFLASHなど100誌以上の人気雑誌が読み放題です。 当然、大賞のドラマ・映画・バラエティも見放題です。 是非、 を試してみてください。 『dTV』の「声優がマンガを読んでくれる」新しいサービスとは? 月額500円という価格破壊なサービスで 話題となっている動画配信サービス。 スマホやタブレットでいつでもどこでも様々な動画を見られますが、 そのサービスの一つ「マンガ」が非常に画期的なんです!! 何と、話題のマンガに プロの声優によるフルボイスと 効果音がついていて、 ムービーとして楽しめるというもの。 つまり、 「プロのによる漫画の読み聞かせ」なわけです。 一度見たらクセになってしまいそうな声付きマンガ。
次のお互いへの想いを断ち切ろうと、佐伯は仕事に、夏は家のために頑張る、という生活を送りますが、心はお互いを想っており、夏は夜な夜な佐伯を想い涙を流します。 佐伯が沖縄に行く前に一度だけホテルで会うことを決意しましたが、身体の関係は拒否します。 夏の旦那さんに佐伯との関係が明るみになりそうになるのですが、佐伯も夏も「一世一代の芝居をうって」夏の家庭を守るのです。 結局夏と佐伯の関係は、手紙のやり取り9通、2人だけで会った夜1回、キス3回という、とても、とても儚い恋でした。 そして最後は佐伯が事故に会うシーンで終わります。 夏は愛する佐伯を諦め家庭を守ったのか?夏の旦那さんは自分と夏の関係性を、今回の疑惑で考えたようですが、結果どんな考えに落ち着いたのか?佐伯は夏を想い続けたまま死んだのか? すべては作品の中で明確には描かれていません。 読者が想像をしてそれぞれの答えを出すのだと思います。 私は、登場人物がみんな自分の心を込めて大切にして行動をした結果、元あるべき状態に落ち着いたのだろう、と考えています。 人を愛する想いは素晴らしいことだ、それが例えば道に外れた恋であっても、最終話はそんな気持ちになれる展開でした。 そして人を愛するということは、様々な形があり、その形は年月とともに変化をしていくけれど、男女の場合は、何十年たっても、相手へ性への尊敬を忘れてはいけないのだと、そう思いました。 夏は佐伯への自分が抱いたとても大切な恋心を捨てたわけではないと思います。 そして子ども、旦那、家庭ももちろん捨てたわけではありません。 不倫という関係になると、まるでどちらかを選ばないといけない、という結末になることが多いですが、ふれなばおちんの最終話は、みんなが周囲の人の想いを考え、尊重し、大事にして、そして自分の想いも大切に大切にした、という結末だったように思います。 最後に佐伯の男としての成長と、旦那の夏への忘れていたけど決してなくなったわけではない恋心、周りに人のことばかり考えていた夏が、自分の想いを大切にできるようになったこと、そのすべてが表現されていました。 夏は自分の想いを大切にしましたが、決して行動には表しませんでした。 身体の関係を許さず、旦那にも決して打ち明けず、家庭のために行動をする。 そんな中でも自分の想いを大切にすることが、人生においてどれだけ素晴らしいことかを、佐伯との関係で知ることができたのだと、最終話の夏の表情で感じました。 佐伯が最後に事故に巻き込まれて、おそらく死んでしまうシーン。 あれの意味は私はまだ読み取れずにいます。 夏を想い死んでいくせつなさなのか、来世で一緒になる希望なのか… ただ、佐伯は家庭を大切にしている夏だからこそ心から惹かれたのだと思うので、来世ではなく、今生きているこの世で夏のことを愛したのだと思います。 あの事故シーンは、そんな自分の人を心から愛した想いを、決してこの先誰にも打ち明けずに、あの世まで持っていく、そんな佐伯の覚悟を表現していたのかな、とも感じました。 佐伯の死を夏が知るシーンは描写されていませんが、夏が何を想うのか、そんなことまで想像できる圧倒的な存在感の感じられるラストシーンだったように思います。 大人になっても子どもができても母親になっても、一生女であり一人の人間である、きっと夏は佐伯との恋愛でそのことを感じることができたのだと思います。 そしてそれは、今後佐伯が隣にいなくても、夏は自分で自分の想いを大切にできるようになったのだと思います。 そんなことを想像できるので、佐伯の事故シーンはとても重要で、ラストには必要な描写だったのだと思います。 カテゴリー•
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