記事の内容• 登山ではダウンをではなくやのようにとして着用します。 ダウンはミドルレイヤーの中では透湿性よりも保温性が高い素材であり、汗を書きにくい時期に使用することが多いウェアです。 汗や雨が肌に長時間触れると体温を奪っていきます。 すると、簡単に暖をとることができない登山の行動中は低体温症になり、動けなくなる危険性があります。 そのため、には汗をかいてもすぐに吸収して肌をさらっと乾いた状態にしてくれる吸湿速乾性が高い化学繊維を着用することが基本です。 また、アウタージャケットには雪や雨などを確実にシャットアウトするハードシェルや、ミドルウェアとしても使えてハードシェルと比較するとストレッチ性を重視したソフトシェル、アウタージャケットが不要な夏場などは雨対策のなど、防水、防風性能が高いウェアを着用します。 について、詳細は以下の記事も参考にしてください。 ダウンジャケットはミドルウェアとして繊維の間に温かい空気を保持し、外部の冷気を遮断して断熱性を向上させる役割を持ちます。 このように、 断熱機能を持つウェアのことをインサレーションと呼びます。 トレッキングなどアウトドアにおいてはインサレーションは中綿が入った防寒用のウェアのことを指します。 と、ここまでダウンはミドルウェアだとお伝えしましたが、実は多種多様なモデルが存在していてアウターとして使えるダウンジャケットも存在します。 インナーダウンとして想定されているダウンは中綿が少なく薄手で重ね着しやすいのに対し、アウターを想定したダウンは内側がダウン・外側がシェルになっていて、防寒性と共に冬用のハードシェルのような防水性や防風性を持つモデルも存在します。 ダウンと化学繊維 ダウンとは 中綿が封入されていて断熱性が高いインサレーションを全てダウンを呼んでよいかというと、実は違います。 ダウンとは、アヒル(ダック)やガチョウ(グース)の羽毛のことを指し、羽毛にも綿毛(ダンボール)と呼ばれる首から胸付近に生えている産毛のような柔らかい毛と、羽根(フェザー)と呼ばれる少し固めの毛があります。 この二つが混合されて封入され、大量の空気を繊維の間に保持することで外と中の空気を遮断して断熱効果を発揮します。 ダウンと化学繊維の違い 上記のとおり、ダウンは天然の素材を意味し、化学繊維とは違います。 ダウンと同じよな見た目でも性能や特徴が少しことなるのでそれぞれの違いをまとめました。 乾燥も遅い。 ダウン自体に撥水加工を施したものや、外側にゴアテックスのシェル素材を使い撥水性能や防水性能を高めることでダウンの軽さを生かしながら高い耐水性を実現しているモデルも存在します。 また、化学繊維についてもプリマロフトのような撥水性がありながら、軽量コンパクトで柔らかい素材の開発が進んでいるため、ダウンと同じような超軽量も存在します。 関連記事: 登山に適しているのはダウンとフリースのどっち? は毛の長さが長く肌触りが良い点が特徴でミドルウェアとして人気が高いです。 しかし、毛の長さの分だけどうしてもかさばってしまうことが難点となりますが、最近は肌触りはそのままに毛を短くしたマイクロフリースと呼ばれる素材が使われたモデルが販売されていて、軽量コンパクトを実現しています。 とはいえ、やはりダウンのほうが一般的に軽量コンパクトで高い保温性能をもつことから、登山・トレッキングのように脱いだり着たりすることが多く、収納時の重さや体積も気にする必要があるアウトドアでは特に超薄手のインナーダウンは非常に使い勝手がよく人気です。 フリースについて詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。 ダウンの性能・品質 ダウンの性能・品質はフィルパワー(FP)というダウンの膨らみを数値化した基準が国際的に採用されています。 フィルパワーが高いほど、圧縮した時の復元率が高く、少量のダウンで多くの空気を内部に保持できるため保温力が高くなります。 登山用ダウンジャケットの選び方のポイント サイズ 登山ウェアでなくとも服を選ぶ時はサイズを選ぶのが当たり前ですが、 ダウンやインサレーション選びにおいてサイズはより重要です。 ダウンは体に過不足なくフィットしないと本来の性能を発揮しません。 大きいサイズを選ぶと袖口やすそ、首元から内部の暖かい空気が逃げてしまいます。 また、小さすぎると着た時や動いた時に中綿がつぶされてしまい、暖かい空気を外に押し出してしまいます。 ジャストサイズを選ぶことが、ダウンの選び方の重要なポイントです。 ドローコード ハードシェルやレインウェアのドローコードは風雨を防ぐために使いますが、ダウンやインサレーションのドローコードは内部の暖かい空気を逃がさない目的が大きいです。 ジャストサイズを選び、ドローコードを活用すると最大限に保温性能を活用することができます。 暖かい空気は上から逃げやすいため、袖口や裾だけでなく首元にもドローコードがあると効果的です。 フードにもドローコードがついているモデルは帽子やヘルメットをかぶったり脱いだ時に無駄な空間ができないよう調整しやすいです。 形状(動きやすさ) 保温性は必要最低限の部分にとどめ、重ね着した時の動きやすさを重視する発想から、ジャケットやダウンに加えて最近はTシャツタイプも人気です。 こちらの襟を省いたラウンドネックタイプは重ね着しても首まわりがきつくなりません。 また、胴体部分は中綿で腕はストレッチ性が高いソフトシェルを使ったハイブリッドモデルや、を背負うと蒸れやすい背中は通気性が高い薄手の生地を使用しているモデルなどもあります。 天候やその他のウェアの状態にもよりますが、長袖のダウンジャケットは休憩中など寒くなりやすい状態での着用、体温が上がりやすい行動中はダウンや半袖、ハイブリッドタイプを着用すると快適に過ごせるでしょう。 登山にはユニクロのウルトラライトダウンでも問題ないか 結論から言うとユニクロのウルトラライトダウンでも問題ないです。 重要なのは上記に記載したサイズ感やドローコードによる保温力と、利用シーンとマッチするかどうか、です。 一般的に普段使いでダウンを着る時のサイズ選びはインナーを着込んだ上で検討することになると思いますが、登山・トレッキングなどのアウトドアでは普段使いよりも薄着の状態でダウンを着用するため、普段使いと兼用にすると登山の時に無駄なスペースが空いて本来の性能が発揮できません。 ユニクロダウンを登山用に使うのであればその点に注意してサイズを選んでください。 また、ユニクロのウルトラライトダウンはドローコードが省略されているので細かい調整ができない点も頭に入れておきましょう。 ドローコード以外にも、登山メーカーのウェアは気象条件が変化しやすい山での使用を考慮して商品開発されているので、本格的に登山をする場合はユニクロより登山メーカー製がおすすめです。 登山に使える安いダウンジャケット ユニクロのウルトラライトダウンは5,990円なので劇的に安いわけではありません。 上にまとめたような注意点を踏まえて安いダウンジャケットを購入するのであれば、ユニクロよりも安いダウンがamazonで購入できます。 値段なりの商品でした。 過度な期待はしていませんでしたが裁縫の甘さや細部の雑さはあります。 1〜2シーズン使い捨てと考えれば割り切れます。 某赤いロゴのメーカーのライトダウンジャケットがセール中で買ってみたところ綿がよく抜けるのでこれを見つけ、条件も良かったので購入して着たところ、某メーカーより抜ける…抜ける… レビュー引用しますが、まあ安いしそれはそうですよねという感想です。 安いダウンに過度の期待は禁物ですが使用頻度があまり高くないのであれば安いダウンで割り切りもいいと思います。 登山初心者から上級者向けのアイテムまで品揃えが豊富な登山用品のネットショップ 登山用品専門ショップのでは、、、など、 やの種類がかなり充実しています。 登山靴をネットで買う時に心配なサイズ調整についても、サイズ変更は無料で安心です。 登山用品をいつでも2. 更に、に登録すると還元率が 0. amazonのポイントであれば登山用品以外にもかなり幅広く使えるので、よくネット通販を使う人はamazonで統一してしまうと効率的にポイントがたまります。
次のまず初めに 先日買い物に行った際にの店頭に並んでいて、パッと見これ山で使うには良いんじゃないか?って思ったものの微妙な値段だったから悩んで諦めたんだけど、これからの時期に有ると便利かなと考え直して買った。 の防風ストレッチスウェットパーカ 3990円(税抜き) ソフトシェル的な使い方をすれば重宝しそうだなと思って買ってみた。 これからの時期、ウィンドブレーカーでは保温性が無いから寒い。 これなら風を防ぎつつ多少の保温効果も期待出来る。 もっと保温性が必要ならフリースやダウンと併用すれば良いし、そこまでの保温性が必要になるのは休憩中だけで行動中には必要ないだろうから。 難点は防水じゃない点だけど、元々登山用ソフトシェルジャケットも完全防水というよりは撥水程度の物が多いから、防水性が必要な場面ではカッパと併用すれば良いかな。 買った後で気付いたんだけど、表地の素材が綿100%だった。 触った感じでは全然気付かなかった。 水濡れに弱く、山のアウターとしては不向きかもしれないけど、肌寒い時期のウインドブレーカー代わりには良いかも。 あと、定価(3990円)だとあまりが良いとも思えない。 もう少し待って値下がりした時に買えば良かったと思うものの、の良いでも1万円は下らないしな。 更に後日ワークマンでそっくりなジャケットが1900円で売られているのを見つけてしまった。 の半額!しかもワークマンのジャケットは綿が使われていない。 もう1つ、もう少し薄手のストレッチ素材のウィンドブレーカーが2900円。 今時な斜めファスナーでちょっと欲しくなったんだけど、これ以上微妙な上着が増えたら困るので我慢した。 ブランドにこだわりが無いのなら、ワークマンのはハンパ無い。 ) 今まで冬のアウターとして重宝してきたの。 今回のパーカと比較してみると、こちらは若干生地が厚くて簡易的な防水性も有る。 よく見ると結構似ているんだけど、こちらは表も裏もポリテル100%。 冬のアウターには使い勝手が良い。 これが結構良くて、未だに登山用シェルジャケットを買えずにいる。 難点は撥水程度の防水性能と、若干重くてかさばるって事かな。 でもかなりしっかりした生地だからちょっとの事では破れなさそうなのは安心感有る。
次のもくじ• 登山の基本レイヤリングとは? レイヤリングとは簡単に言うと 重ね着です。 登山をしていると、 外的環境(雨、風、雪など)や 内的環境(登っていて暑くなる、休憩して汗冷えする)など環境の変化が著しい為、 服を1枚1枚脱いだり着たりして体温調整しなければなりません。 調整の基本は主に3段階「ベースレイヤー」「ミドルレイヤー」「アウターレイヤー」に分かれます。 ベースレイヤーは一番肌に近いウェアで汗を吸収して外側に出しすぐに乾かす。 肌をドライ保つことがメインのウェアです。 ミドルレイヤーはベースレイヤーの次に着るウェアで主に 保温を保つことが目的です。 ぼくは主にミドルレイヤーを脱着して体温を調整します。 アウターレイヤーは一番外側に着るウェアでゴアテックスなどの雨具を指すのが一般的ですね。 雨風を防ぐ効果があります。 以上が簡単な基本レイヤリングの説明ですが、環境に応じてミドルレイヤーをフリースとダウン2枚着ても特に問題ありません。 失敗1!当時のベースレイヤーはヒートテック! 当時登山用のベースレイヤー(肌着)を買おうとは思っていましたが、ノースフェイスの化繊ウェア(5000円前後)やパタゴニアのメリノ2(10000円前後)を見て 肌着やのにメチャ高いやん!!肌着にこんな値段出されへんわ!! 中に着るやつやし、見えないし、こりゃ安く済ませたいな。 と安くて暖かいと評判の肌着 「ユニクロのヒートテック」を迷わず取り入れました!! がここで大きな間違い! ヒートテックが暖かいのは運動して汗をかかない普段の状態の時だけ! ヒートテックはレーヨン(汗の吸水性が高いが乾くのが遅い素材)が34%も含まれています。 運動量が多く大量の汗をかく登山において、レーヨン素材のものを着ているだけで汗で身体を冷やす 「汗冷え」の原因となり意図しない体力低下をもたらします。 僕は人から見えないウェアで安く済ませようと考えただけに全く登山に不向きなウェアを選んでしまいました。 肌に近いベースレイヤー(肌着)こそ命を左右するウェア。 しっかりお金をかけて登山用のものを選ばないとダメですね。 ベースレイヤーの正解は ベースレイヤーの正解は 化学繊維または ウールのベースレイヤーです。 化学繊維は汗を素早く吸い上げて生地全体に拡散して即座に乾く機能(吸水速乾性)があるため汗冷えしにくい素材です。 値段の安さと機能の面で断然モンベルの ジオラインのベースレイヤーをオススメします!! 寒がりの僕は春と秋の低山はライトウェイト、冬の低山はミドルウェイトを着ていますね。 暑がりの方は真冬でもライトウェイトの生地でも大丈夫ではないでしょうか。 失敗2!当時のミドルレイヤーはスウェット(トレーナー) アンダーウェアだけでは寒いのでその上に綿100%のスウェットを羽織ります。 若かりし頃アメカジブームの影響で家に綿のスウェットを大量に保有していました。 カレッジスウェットなど大学で使われるスポーツ用のユニフォームというイメージがあった為、 これは登山に使わないわけにいかないだろう!(結果登山に絶対使ってはいけなかった、、、)と思い登山ウェアとして利用していました。 綿は汗をしっかりと吸収し乾かない為、冷たい汗がいつまでも身体にこびりつき、どんどん体温が奪われて低体温症になる可能性もあります。 僕は知らなかったとはいえ 登山において完全にNGなウェアを2枚も羽織っていたのです。 ミドルレイヤーの正解は フリース、あるいは 薄手のダウンです。 僕は寒がりの為に両方着ますが、暑がりの人はどちらか一方を着ます。 フリースは保温性と伸縮性があり、乾きやすい為、着ながら動ける行動着として適しています。 薄手のダウンは着ると、とても暖かいですが行動しながら羽織ると通気性も悪くダウンが汗を吸収し、しぼんでしまって保温性が落ちてしまいます。 なので休憩中など停滞している時に羽織るとよいでしょう。 失敗3!ミドルレイヤーの上に着る第2のミドルレイヤーはパタゴニアのR2ベスト ここでやっとほんとの登山ウェアが登場です。 名作中の名作 パタゴニアフリースR2のベスト!! 当時、普段着でも使えるしかっこいいアウトドアブランドということで少々お高いですが買ってしまいました。 でも汗をたっぷり含んだ綿のスウェットの上にパタゴニアR2!! 汗冷えした身体の上に着ても保温性が高く速乾性に定評があるR2でもお手上げです。 ベースレイヤーの次にこれを羽織ると正解なのに、、、我ながら残念で仕方ありません。 今思えば• 足上げしにくいやん。 綿やから汗吸うて汗冷えするやん。 重いやん。 など突っ込みどころ満載です。 登山では速乾性に優れた化学繊維のストレッチ素材パンツを選びたいですね。 でもたまに富士山で外人さんがジーンズ履いているの見かけます。 今の僕のレイヤリングシステムは これが今の僕の正解レイヤリングです。 極度に寒がりの僕は肌から順番に• ファイントラックのドライレイヤー• ベースレイヤー• フリース• 薄手ダウン• ゴアテックスのハードシェル の順番で真冬の低山や夏のアルプスに挑んでいます。 まとめ いかがでしたでしょうか。 僕の間違え過ぎたレイヤリングシステム。 僕の当時のレイヤリングは はじめ2枚は不正解であとの2枚は正解。 失敗の原因はよく調べずイメージだけで適当に着たこととベースレイヤーをケチり過ぎたことではないでしょうか。 ちなみにこのレイヤリングで冬の低山を登ると登っている時は特に問題ないですが、 休憩の時はものの5分でガクガク震えだします。 とくに印象的だったのは1月2日の比叡山登山で大展望台で吹雪と汗冷えの最悪の二重奏に陥り、 「志村けんのじいさんばあさんコント」以上にガクガク震えながらおにぎりを食べていたことです。 これこそが 冬の低山のあるあると完全に勘違いしていましたね。 登山のレイヤリングは暑がりさん寒がりさん人それぞれ。 是非色々試してみてあなただけのレイヤリングシステムを構築してください。
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