テセウスの船 みきお ジエンド。 加藤みきお役の子役は誰?演技力(テセウスの船)が凄すぎて評判や出演作品が気になる!

テセウスの船ドラマ結末にガッカリ?澤部でジエンド!最終回ネタバレ感想!

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父が殺人犯として逮捕された事件の真相に迫るべく奮闘する主人公・田村心()の真っすぐで一生懸命な姿や、予測不能な動きをする黒幕の正体に注目が集まっている日曜劇場『』(TBS系)の最終回がついに3月22日(日)夜9:00から25分拡大で放送される。 怪しい人物が続々と浮かび上がる中、SNSでは事件の黒幕の考察などで盛り上がっているが、その中で特に視聴者の目を惹きつけているのが演じる小学生・加藤みきおだ。 かわいらしい顔に浮かぶ怪しげな笑み、澄んだ声で紡がれる田村心を追い詰める言葉。 みきおが登場するたびにその一挙手一投足に目を奪われてしまう。 今回、そんな小学生とは思えないほどの行動力と表情を見せるみきおを演じる柴崎にインタビュー。 主演を務める竹内に尊敬の目を向ける柴崎の小学生らしい素顔に迫った。 怖い時のみきおと普通の小学生のみきおの2面性を意識して大切に演じました。 ワープロを打つ時とかは怖い感じをちゃんと出せていたかなと・・・学校ではみんなにばれないように普通の小学生のみきおなんですけど、そのあとすぐに心先生とか文吾さんと居るシーンは怖い感じでやらないといけないので演じ分けというのが難しかったです。 鈴木さんは「一緒にご飯食べよう」って声をかけてくださったり、『ドラえもん』の話とかで一緒に盛り上がりました。 本当に楽しかったです。 てんてんは本当にかわいくて、てんてんがふざけると鈴ちゃんが「もうてんてんったら!」とかって言うんです。 だからすごく仲良くて姉弟みたいで、撮影合間に一緒に遊んでいて楽しいです。 僕が撮影でいない時は、みんなが「いないから静かだな・・・」って言うらしく・・・だから「え、僕いつもうるさいのかな・・・」ってちょっと思ったりします(笑)。 学校は本当に楽しいんですけど、今は新型コロナウイルス問題の影響で休校中で会えていないのでちょっと寂しいです。 新学期が楽しみです。 映画の『キングダム』や『るろうに剣心』などが好きなので、そういう殺陣がかっこいいアクションが出来る俳優さんになりたいです。 僕は出てませんけど(笑)。 ほっこりしていて幸せそうで良いなと思いました。 ああいう家族すてきだなって。 将来、アクション以外にもあったかい家族のお話もやってみたいです。 地上波放送の後には、動画配信サービス「Paravi(パラビ)」でも配信。 また、柴崎が出演するWOWOWオリジナルドラマ『アフロ田中』Paraviオリジナル版(視聴ページ:)もパラビで独占配信中。

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テセウスの船最終回10話あらすじ考察・みきおの自殺と黒幕に刺される心|みやびカフェ

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もくじ• テセウスの船の原作の漫画は完結してるネタバレ 「テセウスの船」が実写ドラマ化される事になりました。 詳細についてはまだ言えませんが、情報解禁になり次第随時お知らせしていきます。 そして来週発売の週刊モーニングで最終回を迎えます。 単行本は、9巻まで発売されていますが、連載では完結して最終回を迎えていています。 完結しているので、犯人や結末が明らかになっている! 衝撃の展開が面白くて、9巻一気に読んでしまいました! スポンサーリンク ドラマ「テセウスの船」最終回結末までの完結ネタバレ 父親が逮捕された無差別殺人事件 主人公の田村心(竹内涼真)は、警察官の父親・文吾(鈴木亮平)が殺人事件を起こして逮捕された 加害者家族として、生きてきました。 田村は母親(榮倉奈々)の旧姓で、家族は事件に触れないようにしながら、身を隠すように生きてきました。 心は、父親と母親、姉と兄の5人家族でした。 父親の佐野文吾(鈴木亮平)は、 31年前に逮捕されて死刑判決を受けましたが、拘置所で 冤罪を訴えています。 母親の田村和子(榮倉奈々)は、加害者家族として、笑ったり泣いたりすることを子供に禁止して、周りにバレるたびに借金をして引っ越す生活をしてきました。 そして、12歳上の姉の鈴(白鳥玉季)と6歳上の兄の慎吾(番家天嵩)、父親が逮捕された時には、心は母親のお腹の中にいました。 父親が逮捕された事件は、小学校のお泊り会で、青酸カリの入ったオレンジジュースを飲んで、21人が死亡した無差別殺人。 その後、 家から青酸カリが見つかったため、父親の文吾が逮捕されました。 31年経った今でも週刊誌の話題になる事件で、誰もが知っている 史上最悪の殺人事件です。 心が結婚・由紀が妊娠 心は、教師を目指して大学で教員免許を取りましたが、ふさわしくないと諦めて、就職していました。 妻の由紀(上野樹里)とは、大学で知り合って、心の立場を知りながら、親に反対されたまま結婚しました。 最愛の妻・由紀は、妊娠中で臨月を迎えて、幸せをかみしめていました。 由紀は、心に事件と向き合って欲しくて、事件のことを調べてノートにまとめていて、義父は冤罪の可能性があることを心に話します。 すると、父親の事件の前に、 周辺で不可解な事件が連続していたことがわかりました。 しかし、事件の時に心は母親のおなかの中にいたので、父親に会ったこともなく、母親を苦しめてきた 父親をただ恨んでいました。 最愛の妻・由紀が悲劇に そんな中、由紀(上野樹里)が、女の子を出産した直後に亡くなってしまいます。 由紀の両親は、孫を渡すように言いますが、 未来と名付けて、自分が育てていくことを決心します。 そして、最愛の由紀が言っていた 「お父さんを信じてみて」の言葉を胸に事件と向き合うことを決心します。 テセウスの船の原作漫画は、 一度読んだら止まらなくおもしろいです! スポンサーリンク タイムスリップするネタバレ 31年前にタイムスリップ とりあえず、31年前の事件現場の小学校に行ってみましたが、更地になっていました。 そして、突然の霧に包まれると、目の前に小学校が建っていて、事件が起こる直前の1989年(平成元年)にタイムスリップしていました。 霧の中、たどり着いた家は 佐野さんの家で、そこは 心が生まれる前の実家でした。 そこで心が目にしたのは、今と全く違う明るく笑う母親と、12歳年上の姉の鈴、6歳上の兄の慎吾、そして、明るく優しい父親でした。 そんな父親を見ているうちに、冤罪を信じ始めて、父の事件を阻止することを考えます。 事件を止めようと過去を変える 心は、由紀の残したノートを基に、小学校無差別殺人事件の前に起きた事件を前もって止めようとします。 佐野家に行くと姉の鈴が雪下ろしをしていて、屋根から転落して倒れていました。 心は、鈴を近くの三島医院に運びました。 そのことで、 鈴の命の恩人と温かく迎えられました。 本来ならば、新聞配達員の長谷川翼(竜星涼)に助けられていましたが、心が助けたことで過去が変わってしまいました。 千夏の事件 そこで、今日起きるはずの、三島医院の千夏が除草剤のパラコートを飲んで中毒死する事件を止めようとします。 心は、三島家の倉庫でパラコートを見つけると持ち去って捨てます。 これで、千夏の事件は解決すると思った時、千夏と心の父親が一緒に歩いているところを見かけて、父親を疑います。 その後、父親が千夏がパラコート中毒で倒れているところを発見して、更に疑わしくなります。 やっぱり、父親が犯人なのか? ねこまろ しかし、心がパラコートを盗んだところを見たという新聞配達の長谷川翼(竜星涼)の言葉で、心は父親(文吾)から疑われます。 パラコートを捨てて、過去を変えたつもりでしたが、千夏は亡くなりました。 その後、千夏の姉の明音が行方不明になる事件も発生してしまいます。 父親に未来から来たと話す 心を疑って免許証を盗み見た文吾(鈴木亮平)は、平成生まれに戸惑いましたが、聞かれた心は正直に話すことにしました。 父親と触れ合う度に、殺人事件を起こしたとは考えられずに信頼していきます。 未来から来て、文吾の子供だということや小学校のお泊り会で事件が起きて、文吾が逮捕されることを伝えます。 心が事件を前もって知っていたことで、半信半疑だけど信じた父親は、心と協力して事件を阻止しようとします。 由紀は?娘の未来はどうしてる? ねこまろ 由紀が生きてる 由紀の実家を訪ねると、由紀の両親は心のことを知らないと言い、 由紀は週刊誌の記者として、31年前の文吾の事件を調べていました。 小学校無差別殺人事件の記事を見ると、事件が起きたのが一日遅くなっていて、青酸カリがオレンジジュースではなく、地元の人が作るはっと汁になっていました。 また、被害者の先生や児童が変わっている! 事件で亡くなったはずの木村さつき先生(麻生祐未)や児童の佐藤や藤崎が生きていました。 姉の鈴に会う 文吾に会うことを決心して、拘置所に行くと、姉の鈴が面会に来たことを知ります。 姉の鈴(貫地谷しほり)に会うと、 村田藍という名前で、整形をしていて、別人になっていました。 鈴は妊娠5か月で、 内縁の夫の木村みきお(安藤政信)は、車いす生活でした。 そんな中、父親の事件の冤罪に協力してくれる証言者が現れます。 それは、新聞配達の長谷川(竜星涼)の妻だった佐々木紀子(芦名星)でした。 原作漫画は、一度読んだら止まらなく面白い! 衝撃的な最終回の結末! ねこまろ 佐々木紀子が殺される 父親の冤罪を証言してくれることになった佐々木紀子(芦名星)は、病気で余命1年と宣告されたので、過去の事件を証言する覚悟を決めました。 佐々木紀子は、31年前、新聞配達をしていた長谷川(竜星涼)の婚約者で、小学校の先生だった木村さつき(麻生祐未)の実家の工場で働いていました。 ある日、 長谷川に工場から青酸カリを盗むように命令されてDVを受けていました。 その後、長谷川は、三島明音を監禁する事件を起こして、青酸カリで自殺していました。 長谷川は一度家に帰ってきたときに、騙されたとか、本当に殺すとは思っていなかったと言っていました。 他にも、長谷川の事件現場を訪れたときに、 金丸 刑事(ユースケ・サンタマリア)が犯人と話している内容を聞いていて、直後に金丸が崖から突き落とされるところも見ていました。 そのことを証言しようとしましたが、家を訪れた 木村さつき(元小学校の先生・麻生祐未)に刺されて、殺されてしまいます。 犯人は加藤みきお 木村さつきは、小学校の事件で生き残った先生で、事件の後に 加藤みきお(大人になって安藤政信)を養子にしていました。 それが、鈴(貫地谷しほり)の内縁の夫の木村みきお(安藤政信)です! 小学校の事件やその周辺で起きた事件の犯人は、加藤みきおでした! 加藤みきおは、父親がおらず、母親を早くに亡くしていて、祖母と暮らしていて、元々サイコパスな思考を持っていました。 転校してきて、鈴と隣の席になって、鈴の優しさに触れて、鈴に執着するようになりました。 そんな時、みきおは、長谷川(子供が好きな特殊な趣味がある)に乱暴されたことで、逆に周りにバラすと 長谷川を脅して犯行を手伝わせます。 犯行動機が鈴のヒーローになりたい 犯行動機が子供っぽい!みきおと鈴が一緒に帰った時に、好きな人の話になりました。 鈴は、好きな人はいないけど、結婚するなら お父さんのような正義感のある人がいいと言います。 それを不満に思ったみきおは、父親の文吾を陥れるために、小学校の事件を起こして、文吾の家に青酸カリを置きました。 そんな時、木村さつき先生は、祖母が亡くなると一人になってしまうみきおを養子にしてくれました。 最初の事件ではオレンジジュースですが、過去や未来が変わると、はっと汁にかわります。 みきおは少しだけ舐めて、倒れて被害者を装いました。 車いすも偽装で、本当は歩けます。 ドラマの共犯者は、霜降り明星のせいやでした! ねこまろ お祭りで母親が間違って毒キノコを入れてしまって、亡くなる人が出た事件で、いじめられて佐野文吾に逆恨み! 村を離れていたが、父親の介護のために実家に戻ってきたときに、文吾に「家族を大切にしろ」と言われて殺意が芽生える! 文吾を陥れたいみきおと利害が一致して犯行が始まりました! 音臼小の事件は起きない・心が死ぬ 加藤みきおは、小学校の事件を起こさずに、鈴を助けて正義の味方になることを計画します。 鈴を助けて、正義の味方になれば、 鈴の父親の文吾のように鈴に好かれると思いました。 せいやに文吾が刺されて、止めに入った心ともみあいになって、心が刺されました。 そして、心は亡くなります。 中にあった宝物の中には、過去にタイムスリップしていた時に心が入れた佐野家と田村家の家系図と結婚指輪、写真が入っていました。 妊娠している鈴(貫地谷しほり)が見つけた週刊誌には、逮捕された 少年A( 加藤みきお)の記事が特集されていました。 そして、写真を見ると文吾をかばって 亡くなった心(竹内涼真)と末っ子の心がそっくりです! すると鈴は、末っ子の名前を「正義」にしようとしていたけど、お父さんが命の恩人と同じ名前にしたいからと「心」にしたと話します! その頃、心は同僚教師の岸田由紀(上野樹里)にランチに誘われて、その後、婚約者として家族に紹介しました。 心と岸田由紀が結婚することで、感激する文吾! 未来が変わってハッピーエンドになりました。 テセウスの船の最初の問いかけでしたが、ハッピーエンドなら本当の家族でOKだと思います。 長いネタバレを読んでいただいて、ありがとうございました! パラビでは、「テセウスの船完全ネタバレ!犯人の日記大公開 前編 音臼小毒殺計画のはじまり」が動画配信されました! パラビで無料で見る方法あります!.

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テセウスの船ネタバレ!最終回の結末はハッピーエンドで犯人に衝撃

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クレタ島から生還した英雄テセウスを讃えるため、彼の乗っていた船を後世に残そうとした民たち。 しかし修理するうちに古い部品がどんどん新しい物に変わり、完成した船は 見た目は同じでも全くの別物になってしまった。 これを最初の船と同じものと言えるだろうか? 物語に重ねると、まず悪の化身・加藤みきおは『テセウスの船』の修復に失敗し、バッドエンドを迎えた民。 変わらないモノが欲しかったというみきお少年は、11歳の時 『愛する佐野鈴を自分だけのモノにする計画』を企てました。 自らおこした毒物事件の罪を鈴の父・佐野文吾(鈴木亮平)に被せ、家族が崩壊したところで鈴に手を差し伸べ、鈴のヒーローになるという自作自演のシナリオです。 リハビリセンターで働いていた鈴に患者を装って近づき、めでたく交際がスタート。 内縁関係を結び、数年後には 赤ちゃんまで授かります。 事件からおよそ28年後、39歳になったみきおは妻の鈴に愛を感じていなかったのです。 『加害者家族の鈴は贖罪の意味で被害者の自分と暮らしている』。 みきおはそう思っていたのです。 (みきおは被害者を演じていただけですが) 一方の鈴も整形&偽名で加害者家族であることを夫のみきおにまで隠しており(これが原因で籍を入れられなかった)、いつバレるかという不安を抱えながら暮らしていました。 そこにはかつてみきおが好きだった『明るくて優しい鈴』の姿はありませんでした。 みきおの計画は結果的に失敗。 『欲しかった鈴』は 幻と消えたのです…。 絶望する39歳のみきおでしたが、物語の終盤で主人公の田村心(竹内涼真)とともに過去にタイムスリップしたことで、鈴との関係を修復するチャンスを得ます。 毒物事件を中止し、鈴のヒーローになるための 第2の計画を発動したのです。 その計画が またしても幼稚なもので、『鈴を誘拐して自分が助ける』という自作自演シリーズ第2弾w 『みきお、39歳になっても全然変わってねー』とちょっと可愛く思えたり(笑) この計画はみきおにとって、禁断の『テセウスの船』の修復作業そのもの。 オリジナルの歴史に第2の計画という新たな部品をブッ込み、見た目は同じでも別物の船を作ろうとしたのです。 その結果 みきおは 豪快に自滅。 彼を待っていたのは鈴との幸せハッピーライフではなく、 『少年A』としてマスコミに追われる人生でした…。 見方を変えれば 『みきおの純愛物語』とも呼べそうな本作ですが、歪んだ愛をただただ見せつけられた気分です。 で、他にも『テセウスの船』の意味と重なるものが色々ありました。 佐野文吾たちが最後に手にした幸せな人生も『最初とは違うもの』• 改悪された2017年で出会った心の妻・由紀も『見た目は由紀でも別人』• 天パなのに。 なまら訛ってるのに。 眉毛つながり気味なのに。 (ドラマ版の文吾はイケメンすぎw) 原作の佐野文吾。 例えば物語の終盤で、文吾や心がかつて庭に埋めたタイムカプセルを掘り起こすシーン。 心は亡き妻・由紀(上野樹里)との納めていました。 これは未確定な未来を封印し、 『今を生きる』ことに全力を注ぐためです。 一方の文吾がカプセルに納めたのも 『今を生きろ!過去に逃げるな』と書いたメモ…。 僕も新作を発表します。 挑戦もします。 2017年から過去にやってきた心は バッドエンドを迎えてしまいます。 しかし、これにより誕生した新たな2017年では心は幸せそうに暮らしていました。 佐野文吾事件も起きない歴史となり、つまり ハッピーエンドです。 素直に喜んでいいのか悩ましい結末でしたね…。 現代の心が過去にタイムスリップ(これが分岐点となり新たな世界が誕生。 (この時、母のお腹にいた心は無事に誕生。 (これが最終話に登場した心。 ここは別世界なので佐野文吾事件は起こらず、この心が将来、過去にタイムスリップして死亡することはない) 要は『心が死亡した歴史』と『心が死亡しない歴史』の2つの世界が同時に存在する、ということです。 時間軸の違う並行世界、いわゆる パラレルワールドってやつですね。 ただ、ここにも問題がひとつ。 うーん、僕は正直、こんな同情を誘う背景は知りたくなかった。 みきおの母はすでに死亡していますが(父は家を出ていった)、邪推するともしかしたら みきおが葬ったとも考えられるし、ド変態長谷川のイタズラ事件も『長谷川を将来 自分の言いなりにさせるための策略だった』ってことも有り得そうです。 佐野文吾は『生まれながらの悪人はいない。 』と心に語っていましたが、加藤みきおはその言葉の対局にいる 人間外な存在だったのかな~と。 物語を読み終わって、そう思いたい自分がいました。 心とみきおの共通点 極悪の限りを尽くした加藤みきおですが、彼は心と佐野文吾を抹殺した後 幼い自分に未来の幸せを託し、自ら命を絶つ予定でした。 一方の心も、歴史を変えたら自分は存在しなくなると予感しながら、それでも家族を守るために過去を変える決意をしていました。 正義と悪という真逆の立場にいた二人ですが、 命をかけて未来を変えようとしていたという点は共通してたんですね…。 このことからも心とみきおの戦いは、まさに 正義vs悪の構図だったと言えますね。 他の怖いシーン で、怖いシーンは他にも盛りだくさんでした。 原作未読の方はぜひ 夜中に一人で読んでみてください。 毎週日曜21時の トラウマタイムを堪能しております(笑) 原作マンガとの違いも色々あって楽しいです。 ストーリーや設定はもちろんですが、木村さつきを演じている麻生祐未さんが ぶっ飛びすぎてて笑いましたw これ、麻生祐未さんは大和田常務並みの新境地を開拓しているところを我々視聴者は歴史の証人として毎週垣間見ているのかもしれません・・・。 — ぼの人 bonohit 主人公の田村心を演じる竹内涼真さんはビジュアルも原作寄りで感情むき出しの演技も上手いし、 まさにハマリ役! 佐野文吾役の鈴木亮平さんは原作と比べてちょっとイケメンすぎますが、長身&イケメンの竹内涼真さんの遺伝子を反映させるとそーなっちゃいますよね。 ドラマは第5話まで終了し、これからいよいよ真犯人・加藤みきおのオンステージとなりそうです。 怪優・安藤政信さんの サイコな演技に否が応でも期待が膨らみます。 もう一つぼくが注目してるのは、みきおの幼少期を演じている 柴崎楓雅くん。 以下、感想になります。 【原作との結末の違い】• 原作の犯人は加藤みきおだけだったが、ドラマでは 田中正志が共犯だった。 原作では39歳の加藤みきおが佐野文吾に射殺され、チビみきおは少年院に送られていたが、ドラマの加藤みきおは未来で カフェのオーナーになっていた。 最後は原作で叶わなかった心と由紀の娘『未来(ミク)』も含めた佐野家の団らんシーンを見ることができて嬉しかったです ミクはお腹の中でしたが。 ただ軽~いツッコみ所もいくつか。 まず小声で言いたいのが、 加藤みきおがカフェのオーナーってどゆこと!?(いや声デカいし) 少年院(もしくは年齢的に児童自立支援施設)を出所して更生したってことなの? あのド悪魔が!??更生???うそーん!! この件はだいぶモヤりますね…。 エプロン姿のみきおが衝撃的すぎて…ww みきおも正志に操られていた被害者、って位置づけだったんですかね?教育委員会からの『少年犯罪を助長しかねない』ってクレームでも恐れたか? あとビミョーに残念だったのは、ドラマ版『テセウスの船』が単なる田中正志の復讐劇で終わってしまったこと。 これにより加藤みきおの狂気の原動力である『変わらないモノがほしかった』という心の内が描かれること無く ジエンドー!してしまいました。 未来のみきおが『妻の鈴から愛を感じられず死にたいほど絶望していた』というガラスの中年エピソードや、『自分は死んでもいいけどチビみきおだけは幸せにする』という悪なりの美学なども描かれていれば、物語がよりディープに感じられた気がします。 それに、心と同様 みきおも過去に戻って歴史を変えようとしたからこそ、『正義vs悪、テセウスの船修復バトル!愚かな民はどっち?』という物語のタイトルにちなんだ戦いの構図がより明確になったと思うし。 うーん、霜降りせいやさんの乱入は話題性や考察論議という点で大成功だったと思うけど、僕的には黒幕はシンプルに みきお一人で良かったかな…。 (あ、せいやさんに罪はありませんよ。 ) あと気になったのは(ツッコみばっかでスイマセン汗)、貫地谷しほりさん演じる佐野鈴が、歴史が変わっても 整形後の顔だったこと。 音臼事件は起きなかったのに、なんで整形後の顔で登場したのでしょう…? 【追記】この疑問は解決しました。 貫地谷しほりさんのインスタによると、最後に登場した佐野鈴は『整形前』の鈴だったそうです。 しかし未来から来た心は死亡したままとなり、佐野文吾は息子の死の悲しみを背負いながら今後を生きて行くという『ん?』な結末に…。 原作同様、 すなおに喜んでいいのか悩む結末となりましたね。 きっと視聴者の方々も思ったはず。 『心はハッピーエンドだったの?』って。 だって死亡した心は佐野家の 幸せの輪の中にいない訳ですから…。 幸せな心がいる一方で、悲しい運命をたどった心も存在する。 同じ心なのに別の人生を歩む心がいるという矛盾…。 テセウスの船の 『同一性とは何か?』というテーマは、ここに集約されているのですね。 僕的にはシンプルに『今の心が幸せならそれで良き』と思いたい。 それに、テセウスの船の神話においての一番の眼目は、矛盾がどーたらではなく、『偉大なテセウスさんの船を後世に残そうとした民たちの心』にも思えてきます。 で、話を戻すと、タイムスリップによる歴史の分岐点誕生により、いろんな時空に田村心は存在します。 亡くなった心もいれば、幸せな心もいる。 大切なのはこころ!作者様はそーいう意味を込めて、主人公に心(しん)と名付けたんじゃないかな?つまり『同一性とはなにか?』の答えはすでに 田村心の名前の中にあったというわけです。

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