2018年06月18日 17時00分 「マリオカート8で最速のキャラクターは一体誰なのか?」という問題を科学的に検証、その答えとは? by 任天堂の人気ゲーム・ マリオカートは、マリオやルイージなど、マリオシリーズに登場する人気キャラクターによるレースゲームです。 マリオカートの各キャラクターは重量やスピードなど細かいステータスに違いがあるため、「どのキャラクターが速いか?」についてはマリオカートをプレイしたことがある人は誰しも考えたことがあるはず。 データ・サイエンティストの さんが、統計科学の手法を用いて「 で最高のキャラクターは一体誰なのか」を考察しています。 The best Mario Kart character according to data science 子供の頃からマリオカートを遊んでいたというHinnefeldさんは、各キャラクターの重量・スピード・加速力・ハンドリング・駆動力を評価し、以下の表にまとめました。 キャラクターの中で最も重量の軽いベビーマリオはスピードは劣りますが加速力・ハンドリング・駆動力が最も秀でています。 一方で最も重いワリオはスピードはありますが、加速力は最も低く、ハンドリングやトラクションも低い数値となっています。 また、マリオカート8ではキャラクターの他にカートとタイヤを選択することができますが、カートとタイヤについても性能がそれぞれ異なります。 以下の図はHinnefeldさんがカートとタイヤを重量・スピード・加速力・ハンドリング・駆動力で評価し、まとめたものです。 数字が大きければ大きいほどその性能が優れているということを意味します。 そして、Hinnefeldさんはキャラクター・カート・タイヤの組み合わせで最適な組み合わせはどれかを評価するために、「 」の考え方を応用することにしました。 パレート効率性とは、20世紀初頭にイタリアの経済学者である が提唱した考え方で、ある有限の資源を分け与える時に「一方の満足度を上げると他方の満足度が犠牲になる」というギリギリの状態を「パレート最適」であると考えるというもの。 Hinnefeldさんはパレート効率性の考え方を適用して、どの組み合わせが最も優れたものなのかを調査しました。 キャラクター・カート・タイヤの組み合わせは最大14万9760通りですが、その性能で振り分けると全部で294通りが存在します。 以下のグラフで緑の点線上にある青い丸がパレート最適となる組み合わせで、294通りのうち15通りしかありません。 Hinnefeldさんによると、このパレート最適となるキャラクター・カート・タイヤの組み合わせが最も効率的で最適な組み合わせであるそうです。 その組み合わせだけを抜き出してまとめたものが以下の表です。 パレート最適となる組み合わせは15通りしかなく、そのうち をドライバーとする組み合わせは8通りと、半数を超えていました。 また、カートに注目した場合、 パタテンテン を含む組み合わせが7通り存在しました。 ゲーム内で最も効率的な組み合わせの半分以上がワリオという結果から、Hinnefeldさんは、マリオカートで最高のドライバーはワリオであり、最高のカートはパタテンテンだと論じています。 また、Hinnefeldさんは、メタルマリオとピンクゴールドピーチにはパレート最適となる組み合わせは存在しないこと、一部のファンから根強い人気のある がパレート効率的に最悪の組み合わせのほとんどに含まれていたことを明らかにしています。 by なお、今回Hinnefeldさんが使用したプログラムのソースは で公開されています。
次のもくじ• そこで、どんなマシンがオススメなのかと言うと、「 加速や曲がりやすさの高いマシン」が良いと言えますね! 軽量級のマシンは、加速が高いので、アイテムや障害物に当たった際にも復帰がしやすくなります。 どれかの性能に偏る事も無く、総合的に優れたバランスのカートと言う事です。 タイムアタックやオンラインでも、コースによっては使われている事もあります。 ステージを選ばず使えるので、こちらをテンプレにしておくと良いかも知れません。 「バランス重視」• つまり、よりタイムを縮める為に使うのが重量級ですね。 重くて使いにくいと言うデメリットを持つために、扱いにくさでは群を抜いていると言えます。 「速度重視」• 直線距離が多いステージ程にタイムも縮まるので、タイムアタックに使って見て下さいね。 重量級キャラよりも扱いにくいですが、速度を出したいなら使って見て下さいね。
次の加速とスピードとすべりにくさのバランス 加速は1メモリ差で0スタートなら7~8車体分、スピードは1メモリ差で1周無傷で走ると15車体分ぐらいの差が生まれます。 参考 加速2、スピード4. 75の上級者用カスタマイズその1と、スピード4. 25、加速3の中~上級者用カスタマイズを比較すると、スピードは0. 5差なので1周無傷だと7~8車体分ぐらいの差が生まれます。 加速差は0スタートで7~8車体分ぐらいなので、1周1回被弾するとチャラになります。 1レース3回被弾すると同じぐらいということですね。 被弾が少なくなればなるほどスピード重視の上級者用カスタマイズが有利になります。 1レース平均で自分がどれぐらい0スタートになっているのかを確認して、加速を上げるのかスピードを上げるのか考えると良いと思います。 すべりにくさも重要なポイントで、すべりやすいコースやゲッソー時の操作感が大きく変わります。 曲がりやすさよりもすべりにくさを重視した方がタイムが伸びると思います。 ここではネタバレを防ぐために隠しキャラやパーツは紹介しておりません。 隠しキャラやパーツは一部を除いて初期と性能は変わらないので、最初から選べるキャラとパーツでの組み合わせのみ紹介です。 初心者向けおすすめカスタマイズ キャラはマリオとルイージのどちらでもかまいません。 スタンダードバイクにローラータイヤ、パラフォイルの組み合わせです。 カイトは重さが増えないものであればどれでもかまいません。 重さが増えるカイトは加速が減るので注意です。 加速を4にしてコースアウトや被弾したときの復帰を重視しています。 曲がりやすさも多いので、初心者にオススメです。 加速4ではもっともスピードのある組み合わせです。 ドンキーコングやワルイージを使って加速4、重さ3で同スピードの組み合わせも可能ですが、こっちは曲がりやすさが減るので初心者にはマリオとルイージでの加速4カスタマイズがオススメです。 ボディはバイクではありますが、スタンダードバイクはドリフトバイクなので操作感はカートと変わりません。 オーソドックスなおすすめカスタマイズ キャラはマリオとルイージのどちらでもかまいません。 スタンダードバイク、ノーマルタイヤ、スーパーカイトの組み合わせです。 加速3、重さ3. 25で曲がりやすさとスピードもそこそこあるオーソドックスなオススメのカスタマイズです。 コーナリングは中~上級者用や上級者用カスタマイズよりも攻めやすくなるので、中~上級者用から上のカスタムではコーナーを攻めきれないようであればこちらの方が早くなると思います。 適性を測るにはまずこのカスタマイズからですね。 中~上級者用おすすめカスタマイズ キャラはワルイージとドンキーコングのどちらでもかまいません。 Gフォース、ローラータイヤ、スーパーカイトの組み合わせです。 加速3、重さ4で曲がり難くはなるもののスピードがそれなりにある組み合わせです。 曲がりやすさ3は慣れるまではギリギリコントロールできるぐらいの性能と思います。 ドリフト中にブレーキを使うこと(減速ドリフト)を覚えると一気にコントロールが楽になります。 ただ、上級者用カスタマイズその2の劣化版に近くなります。 緊急回避の部分では上級者用その2よりこちらの方が有利ですが、それ以外は上級者用カスタマイズその2の方が上になります。 上級者用おすすめカスタマイズ その1 キャラはワルイージとドンキーコングのどちらでもかまいません。 Gフォース、ノーマルタイヤ、スーパーカイトの組み合わせです。 中~上級者用から加速が1下がり、曲がりやすさも下がった代わりにスピードとすべりにくさが増した上級者仕様です。 曲がりやすさは2. 75あれば慣れてくればまだ曲がりやすい部類に入ってきます。 中~上級者用カスタムからはすべりにくさが増したのが大きいですね。 たったの0. 25差ですが、ホネホネ、カラカラ、スノーマウンテンなど、すべりやすいコースでのコーナリングが楽になります。 重さも4. 5あるのでそう簡単には当たり負けしません。 ただ、加速が2になるので立ち回りが最重要になります。 被弾3回までならスピード0. 5増した方が早いです。 すべりにくさもプラスされるので、1~2回被弾であれば中~上級者用カスタマイズよりもこちらの方が早くなります。 3回以上の被弾だと中~上級者用カスタマイズの方が早いですね。 とにかく被弾を避ける立ち回りを重視しましょう。 僕が好んで使用しているカスタマイズになります。 その2 キャラはクッパとワリオのどちらでもかまいません。 Gフォース、ローラータイヤ、パラフォイルの組み合わせです。 加速3、重さ4. 25は中~上級者用とほとんど変わりませんが、曲がりやすさが減る代わりにスピードが増した上級者仕様です。 コースを走る分には減速ドリフトを覚えれば中~上級者用と操作性はそれほど変わらないですが、ラインが乱れたときやバナナやボムへいなどのとっさの回避時に曲がりやすさの少なさが影響してきます。 すべりにくさも2しかないのですべるコースはコーナリングがキツくなります。 上級者用その1のように加速を2にすればすべりにくさを増やすことも可能ではあるのですが、最重量級はサイズが大きく被弾しやすくなるので、加速3の方が順位が安定すると思います。 番外編 対COM戦用おすすめカスタマイズ キャラはマリオとルイージのどちらでもかまいません。 パタテンテン、ローラータイヤ、パラフォイルの組み合わせです。 グランプリなど対COM戦用のおすすめカスタマイズになります。 COMはどうやらプレイヤーの速度に合わせて付いてくるようです。 つまり、上級者用のカスタマイズでスピードを上げても独走することは難しいということです。 そこで、スピードよりも加速を重視して加速5でもっともスピードが出る組み合わせがオススメになります。 加速が5なので被弾してからの復帰が早く、接戦でのCOMに抜かれ難いカスタマイズです。 サンダードリフト練習用おすすめカスタマイズ キャラはマリオとルイージのどちらでもかまいません。 Gフォース、リングタイヤ、スーパーカイトの組み合わせです。 加速は2になりますが、重さ4でスピードと曲がりやすさがそれなりにあります。 被弾が多いと厳しい組み合わせですが、十分戦えるカスタマイズです。 このカスタマイズの特徴はキャラがマリオとルイージという中量級のキャラになるため、サイズがワルイージやドンキーコングと比べて1サイズ小さくなることです。 キャラが小さくなり曲がりやすさも増すため、コントロールがしやすくなりサンダードリフトでのコースアウトが減るようになります。 オーソドックスではスピードが物足りないけど中~上級者用から上ではサンダードリフトがやり難いといった腕みがき中にオススメなカスタマイズです。 マリオカート8 おすすめカスタマイズまとめ 結局どれも同じ キャラやパーツは隠しが一杯あるのですが、基本的には初期キャラやパーツから性能は変わりません。 一部キャラやパーツは初期にはないステータスがありますが、一長一短で初期のものとそう変わりません。 そのため、 隠しキャラやパーツが出たからといって強くなることはありません。 最終的にはカスタマイズで優位に立つのは限界があり、腕を磨くしかないとなります。 ここではカートとドリフトバイクしか紹介していませんが、ハングオンバイクのカスタマイズも同じです。 まずはオーソドックスからスタートして中~上級者用を使えるようになったらサンダードリフトを練習してさらなるレベルアップを目指しましょう!.
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