淡路恵子 相次いで亡くなった2人の息子への辛い思いを告白｜NEWSポストセブン
のユニット「スリー・パールズ」（左から、深草笙子、右が淡路。 10月） にの養成学校であるに4期生として入学。 、入団前の学校生時に監督より抜擢され、『』で舞台より早くスクリーンデビュー。 、に入団。 、深草笙子と組んで「 スリーパールズ」と呼ばれ、歌に踊りに大活躍。 からは多くの松竹映画に出演。 主演したメロドラマ『』は続編、続々編と大ヒットしたため完結編まで全10部作となった。 には監督に見出され、『』でと共演。 に出演した『太夫さんより・女体は哀しく』と『下町』の演技での助演女優賞を受賞。 には『』や『』にレギュラー出演した。 テレビドラマでは、に『』に女社長役で主演。 には、、との四姉妹役で出演した『』が数々の流行語を生み出す話題作になった。 『』で結婚引退後から20年ぶりに女優復帰して、マスコミからの復帰インタビューにも撮影所で喫煙しながら応じていた。 7月に、波瀾万丈の芸能人生60年を振り返った『凛として、ひとり〜弱かった自分が強くなれた瞬間』（）を出版した。 17時24分、のため東京都の病院で死去した。 80歳没。 食道がんに関しては投薬により治療していた。 またの手術も成功していたが、9月以降食事を受け付けなくなり、徐々に体力が落ちていき、所属事務所の社長の話によれば、2014年に会ってから容体が急変したという。 戒名は「宝珠院淡路日恵清大姉」。 東京・で通夜告別式が営まれ、デビュー当時から親交が深い旧友の草笛や、プライベートで可愛がられていた、、、など約300人が21日の通夜に参列し、22日の告別式には淡路と60年来の大親友であった、後輩の、、、など約150人が参列し別れを惜しんだ。 エピソード [ ] 交友関係• 宝塚歌劇の娘役スターであったに憧れて、芸名を淡路にしたという。 淡島のことは「お姉ちゃま」と呼んで慕っており、『』など多くの映画や舞台「」で共演している。 また、プライベートでも大変親交が深く実妹の様に可愛がられ、淡島の親族・関係者と共に臨終にも立ち会った。 淡島に初めて会ったのは（昭和24年）で、日劇で宝塚歌劇を初めて見て淡島に感激したことがきっかけだった。 学校をサボって4日間通い続け、どうしても淡島に会いたくなり、楽屋に入りたいがために淡島の妹だと嘘をついた。 淡島との初共演作の『』（、松竹）では姉妹役が実現した。 恵子の名は『野良犬』出演の際、黒澤明監督に付けて貰っている。 淡路と三船は、淡路の女優復帰作『』で、喧嘩友達から恋仲となる中年の男女を演じ、好評を博した。 11月、映画『』などで知られる俳優のが来日した時に、彼に会っている。 とは生前、プライベートでも大変仲がよくて大親友であり、越路が亡くなった際には死化粧を行った。 も親友の1人である。 とは堺が子供の頃、父親のと共に散歩しているところに遭遇していたことを公言している [ ]。 愛煙家• 18歳の頃からを始め、一日に3箱のを吸うほどのヘビースモーカーである。 のライト100（ハンドレッド）を愛飲しており、「は私の6本目の指」と公言している。 やの受動喫煙防止条例について、「鬼の首をとったように、だけをとやかく言うのはおかしい」と批判した。 同じく喫煙者であると話した際、「になれば納得。 他のがんだったら許さない」と2人で大笑いしていたが 、皮肉にも淡路自身はと因果関係が深いを患い、死去に至った。 芸能界有数の喫煙姿が絵になる人として、バラエティ番組等で紹介されることもある。 ゲーマー 芸能界屈指ので、中でも大の好きであり、からやっている。 お気に入りは『』。 後にレギュラー出演することになる『』に初めて出演した際には 「ドラクエは裏切らない」と発言している。 『火曜サプライズSP』出演の際には後発の『』込みでに熱く語り、VTRを早送りされたほどである [ ]。 携帯電話の機種変更の際にはドラゴンクエストの序曲を着信音にするほど熱中している。 また地方の公演の際には携帯ゲーム機だけではなく大型の家庭用ゲーム機をホテルに持ち込んでプレイをしている。 同シリーズは新作が発売されるまでのスパンが長いこともあり、「一遍にやっては勿体無い」という思いから、の前で一度プレイを止め、主人公の名前を違うものに変えて最初からやり直す、ということを何十回と繰り返すという。 ゲームデザイナーのに「早く3年ごとくらいに作ってくれないと、私、死んじゃう」と懇願したこともある。 同シリーズに関して、プラットフォームがに移行したことと、が1つしか作れないため、上記のような再プレイに際してその前の古いデータを残しておけない（結局、同じソフトを買い足した）ことなどから、不満を持っているが、プレイ時間は300時間を超えサブロムも所有し 、食道ガンと直腸ガンで入院していた際にも『IX』を持ちこんでいたほどである。 『』は、インターネットで繋げて遊ぶことから「不特定多数の人と繋がるだなんて嫌」と発言し 、その画面上に「あくまでも個人の感想です」というテロップが表示されるほど批判しているが、今作品の為にインターネットを自身で接続している事を述べている。 仕事のない日には3日ほど徹夜で遊び続けるほどやり込んでいる。 また、同じでも、『』は主人公が喋ってしまうという点で好きではなく、「喋るまではやっていた」と語っている。 また『』もプレイしていたことがある [ ]。 病院嫌い 亡くなった際の所属事務所の社長の証言として、四男出産以降40年ほど病院に通っていなかったことが明らかになった。 家族・親族 [ ] 父はのだった。 母は久慈浜のの娘。 母は、者の結婚相手に愛想を尽かして子供2人を連れて東京に出てを始めた時、父と知り合い再婚した。 13と11違いの兄が2人いる。 淡路は20歳のときにフィリピン人歌手 （）と結婚。 彼のショーを見に行って人に紹介された。 ビンボー・ダナオは本国に妻と4人の娘がいて、また信者であり、その妻と離婚ができなかった。 そのために入籍はしておらずであった。 淡路によれば「私、結婚に対してなんの夢もなきゃ、婚姻届を出すとかそんなことも知らなかったの。 一緒にいるから結婚だと思っていたくらい（笑い）」という。 長男の と次男（一般人のため非公表）を出産。 二児の母となるがダナオの度重なる浮気が原因でに離婚（ダナオはにで死去）。 に中村錦之助（後に と改名）と再婚し女優業を引退、三男・四男を出産した。 しかし、錦之介の個人事務所である中村プロが13億円もの莫大な負債を抱え倒産。 で倒れた錦之介を献身的に看病するが、豪邸を売却し貯金も尽きた淡路は、錦之介を看病しながら生活費を稼ぐため、一時期はでの雇われママも経験した。 淡路の友人であったとの不倫問題などでに離婚。 に三男の がバイク事故で死亡する不幸に見舞われ、には俳優業を放り出すなど以前から素行不良に手を焼いていた四男の （本名：井田哲史）が恵子の自宅に侵入、金品を物色中に通報で駆けつけた署員に、住居侵入などの疑いで・連行され、やで話題となる。 愛想を尽かした恵子は厳罰を求めて吉之亮を告訴、懲役6ヶ月の実刑となった。 しかも彼はこの時、別ので期間中だった（懲役1年6月・執行猶予3年）ため、前犯と合算され、2年の実刑となった。 、四男の吉之亮が自宅マンションで死亡しているのが発見された。 と見られている。 出演 [ ] 映画 [ ]• （1949年）• （1953年）• （1953年）• 君の名は 第二部（1953年）• 第一部慕情の巻（1955年）• この世の花 第二部悲恋の巻（1955年）• この世の花 第三部開花の巻（1955年）• （1955年）• 大安吉日（1957年）• （1957年）• （1957年）• （1957年）• （1958年）• （1958年）• 鬼火燈籠（1958年）• （1959年）• （1959年）• （1960年）• （1960年）• （1960年）• （1961年）• （1961年）• （1961年）• （1961年）• （1961年）• （1961年）• （1961年）• （1962年）• （1962年）• （1962年）• （1962年）• （1962年）• （1962年）• （1963年）• （1963年）• （1963年）• （1963年）• （1963年）• （1963年）• （1963年）• （1963年）• （1963年）• （1964年）• （1964年）• （1964年）• （1964年）• （1964年）• （1965年）• （1965年）• （1965年）• （1965年）• （1965年）• （1965年）• 続花と龍 洞海湾の決闘（1966年）• （1966年）• （1966年）• （1966年）• （1967年）• （1987年）• （1988年）• （1989年）• （1990年）• （1990年）• （1995年）• （2001年）• （2002年）• （2003年）• （2006年）• （2011年11月）• （2012年）• （1956年 - 1957年、）• （1959年、）• （1960年、）• （1961年、NHK）• （1963年、）• （1977年、）• （1988年9月1日 - 9月22日、）• （1989年10月19日 - 12月21日、テレビ朝日） - 陽子• （1990年、日本テレビ）• 「40年」（1991年、フジテレビ） - 中根晶子• 第11話「わが子が家出! 新たなる旅立ち」（1993年、テレビ朝日）• （TBS）• （1993年）• （1995年）• （1998年）• （2000年、）• 第3シリーズ 第8話「欲望の三姉妹! 京漬物に隠された真実!! 」（2001年、テレビ朝日）• （2001年 - 2003年、NHK）• （2001年、）• （日本テレビ）• 女29・フレッシュひたち17号の偽証（2001年）• 女32・院外感染（2003年）• （2003年）• （2003年）• うさぎと亀〜桜の樹の下で〜（2003年）• 通いの天使 介護ヘルパー田野倉滋子（2004年） - 花岡らん子• 『』（2003年、NHK）• （2003年、TBS）• （TBS）• （2003年）• 8（2005年） - 川島由香里• （テレビ朝日）• （2004年）• （2004年）• （2007年）• （2004年、日本テレビ）• （2004年、NHK）• （2005年、NHK）• （2006年、日本テレビ）• （TBS）• 8（2006年） - 宮島志津枝• （2006年） - 芝山初枝• （2007年1月29日 - 4月13日、）- 立木琴江• （フジテレビ）• （2007年2月2日） - 美紗緒• 平岩弓枝作家50年記念・嫁の座（2009年5月29日）• （2007年4月14日、NHK）• 第15話「三下り半は御免蒙る・宮古」（2007年、TBS）• （2007年6月2日、テレビ朝日）• （テレビ東京）• 3（2008年） - 和泉みつ• 6（2012年） - 升川幸代• （2013年） - 安永ふみ• （2008年、TBS） - 内藤ツヤ• 「金星から来た女」（2008年10月10日、日本テレビ）• （2009年、NHK） - お種• （2010年、NHK） - 田島寿美子• （2011年、NHK） - 宮部小百合• （2011年、） - 宇那木崎子 舞台 [ ]• 「カナリヤ」（1997年2月1日 - 13日、・ホールCこけら落とし） - 西条八十の母親役• 「40カラット」（1998年2月4日 - 2月12日、、2001年、三生社公演） - モード・スタンリー役• 公演「毒薬と老嬢」（2002年5月8日 - 19日、2004年5月21日 - 30日、 他多数公演） - マーサ役（客演）• 「TWINS〜二人のライザ〜（2003年、・） - 役• 「ナイル殺人事件」（2004年11月18日 - 28日、）• シアター21「ヴァローニュの夜-ドン・ジュアンと7人の女たち」（2004年7月10日 - 18日、、） - 公爵夫人役• 音楽ドラマ「チャイコフスキー〜わが心の旅〜」（2007年8月3日 - 5日、） - ファニー（家庭教師）役• 「マウストラップ〜ねずみとり〜」（2007年11月1日 - 4日、博品館劇場）• （2009年9月9日 - 23日、） -• 特別公演「」（2010年7月2日 - 30日、）• 石川さゆり特別公演 「 世界を翔る」（2012年3月14日 - 4月10日、明治座） テレビ一般 [ ]• （テレビ東京）と共に司会• （TBS）• （日本テレビ）• （2012年1月10日 - 不定期、TBS）• （TBS）• （2012年 - 2013年、） - 金曜月1コメンテーター• （フジテレビ） CM・広告 [ ]• アーウィン女性探偵社「スペシャルアドバイザー」を兼ねる、女性専用の探偵・。 オーディオコメンタリー [ ]• DVD『』（2006年12月15日、東宝ビデオ）• 音声特典として収録されている、副音声のを担当。 同作に限らず、出演した他のや東宝作品について、『野良犬』出演のいきさつ、淡島千景との出会い、『トコリの橋』出演時にハリウッドに誘われていたものの断念したこと、『若い季節』『男嫌い』（それぞれテレビドラマ版・映画版とも）について、早世した三男との『ダウンタウン・ヒーローズ』での共演時のエピソードなど、幅広く語っている（聞き手：）。 なお、同作のDVDは、DVD-BOX『クレージーキャッツ 大作戦ボックス』中の1枚としても発売されている。 著書 [ ]• 凛として、ひとり〜弱かった自分が強くなれた瞬間（2011年・）• 死ぬ前に言っとこ（2014年・、聞き手：。 淡路の没後に出版） 演じた女優 [ ]• （2015年1月23日「」 天国からの遺言状〜亡き淡路恵子の声が聞こえる 独占！初公開！初告白！心の叫びをつづった日記 闘病195日の真実〜、フジテレビ） 脚注 [ ] [] 注釈 [ ]• 斎藤明美『家の履歴書 男優・女優篇』29頁• 米川明彦『明治・大正・昭和の新語・流行語辞典』、、303頁。 『現代ノート』、、98-100頁• 『淡島千景 女優というプリズム』（青弓社）に収録のインタビュー• （2014年3月17日時点の）• 淡路恵子・著（聞き書き・小田豊二）『死ぬ前に言っとこ』（2014年・廣済堂出版、）より。 刊『スタアの40年 平凡 週刊平凡 秘蔵写真集』より• TBS『チューボーですよ』2012年9月8日放送分より• 喫煙文化研究会. 2013年7月9日時点のよりアーカイブ。 2016年3月26日閲覧。 株式会社日刊現代. 2016年1月8日. 2019年1月12日閲覧。 2016年1月14日. 2019年1月12日閲覧。 「タバコって私は、6本めの指だと思ってんですよ。 もう、あって普通なの」（『無責任遊侠伝』DVD音声特典・オーディオコメンタリーでの発言）• 「すぎやまこういちワンダーランド」『』、ワック出版、2011年11月9日、 185頁。 スポーツニッポン. 2014年1月12日. 2014年1月15日閲覧。 3時間 SP』より。 『WiLL』2011年2月号 新春特別対談• 『嵐を呼ぶあぶない熟女 五輪選手…若手女優…アイドル…政治家に! 熟女が新年の一喝SP』2013年放送• すぎやまこういち「すぎやまこういちワンダーランド」『WiLL』、ワック出版、2011年11月9日、 186頁。 『』放送分• 外部リンク [ ] ウィキメディア・コモンズには、 に関連するメディアがあります。 （2013年5月1日時点の）• - （2014年1月12日アーカイブ分） -• 2016年10月26日閲覧。
次の
