この記事の目次• 基礎体温には周期がある。 基礎体温の測り方や知識 大まかにいうと、基礎体温は排卵日を挟んで 低温相と高温相の2層になるようになっています。 それぞれがおよそ2週間で、4週間の月経周期と密接に関係しています。 この2層に分かれているということがとても大切で、女性ホルモンが正常に分泌されている証拠になります。 正しい基礎体温の測り方を知ろう まずは正しい基礎体温の測り方をご存知でしょうか。 正確に計測しないと体調を把握することが出来ませんから、いくつかの決まりを守って毎日計測することが大切です。 基礎体温を測る時には「婦人体温計」を使います。 婦人体温計とは小数点下2桁まで測ることが出来る体温計で、より正確な体温を計測することが出来るのです。 寝る前に、枕元など手の届きやすいところ体温計をおいておきます。 朝目が覚めたら起き上がらずに、すぐに体温計を舌の下に入れて体温を測定します。 体温はなるべく同じ時間に測るようにします。 測ったら毎日基礎体温を記録してグラフ化していきます。 グラフにすることによって、低温期と高温期の周期がわかりやすくなるからです。 また、体温以外の• 睡眠時間• 前日の体調• 食事の内容 なども出来れば書き込んでいくと、体温がいつもと違う?と思った時に原因が把握しやすくなります。 基礎体温はここをチェックしよう! 基礎体温をつけ始めたら、数値をグラフ化してみて、だいたいのパターンが以下のようになっているかを見てみて下さい。 生理が始まったら一定の期間低温期になる• 生理からおよそ2週間くらいで高温期に移行する(移行期間は1~2日)• また次の生理が始まりそうな時に体温が下がり始める• 高温期は10~14日間ある• 低温期と高温期の平均の差が0. 3度以上ある 個人差もありますし、人の体は機械ではありません。 ストレスなどによっても微妙に体温が変わることはもちろんあります。 ただ、 おおまかにみて以上のような「山」ができていれば問題ないでしょう。 数字そのものよりも、グラフ波形を見ることが大事です。 波がガタガタだったり、あまりフラットで波がない、などは何らかの異常が隠れている可能性があります。 月経から排卵までの低温期の特徴 月経から排卵までは卵胞ホルモン(エストロゲン)が分泌され、排卵に向けての準備をしていく時期。 この時期はおよそ平熱に近い体温になっていることが多いです。 低温期はおよそ2週間ですが、あまりに長い場合は卵胞ホルモンの分泌が不十分で卵子を成熟させる為に時間がかかっていると考えられます。 「陥落日」と呼ばれる排卵日がくる 明確にわかるように下がらない場合もあるのですが、低温期よりさらに体温が下がる日があります。 この日かその翌日当たりに排卵が起こることが多いようです。 ただ、 それまでの低温期も毎日まったく同じ体温ではなく、少しずつ上下しているので、基礎体温だけで排卵日を特定するのは難しいかもしれません。 排卵日の前後にはオリモノが増えるなど、ちょっとした体の変化もあるので、数ヶ月基礎体温をつけていれば、だいたいこのくらいが排卵日だろうということはわかってくるでしょう。 確実に知りたい場合は排卵検査薬などを利用する方法もあります。 この時期、排卵痛が起きる方もいますが、我慢できる程度の痛みであれば特に心配はないでしょう。 排卵から月経までの高温期の特徴 排卵が起こると高温期になり、それまでも0. 5度前後体温が上がります。 風邪ではないけれども微熱があるような感じがする方もいらっしゃいます。 妊娠していなければ徐々に体温が下がり、生理開始となります。 他の人はどのくらい?基礎体温の平均値 体温は個人差のあるものなので、何度ないといけないというものではありませんが、• 低温期は36. 5度前後• 高温期は37. 0度前後 になる方が多いようです。 最近では冷え性の方が増えていて、低温期が36度を下回ることも。 これでは妊娠力にも影響しますし、血流が悪く基礎代謝の低い身体になってしまいます。 ダイエットにもよくないんですよ。 基礎体温の平均が低いと免疫力も低下するのでまったくいいことがありません。 様々なことがわかる、基礎体温を測るメリット 基礎体温の計測を始めると、自分の体の色々なことがわかってきます。 排卵日の予測• 妊娠しやすい日• 生理の予定日• ホルモン分泌の異常などの病気 生理が来た日からが逆算して2週間前が排卵日になります。 したがって、さらにそこから逆算していくと、生理が来てから何日めくらいに排卵日が来るのかがわかるようになります。 卵子の寿命はおよそ24時間、精子の寿命はおよそ3日ですから、 排卵日の3日前から1日後くらいが最も妊娠しやすい時期。 子どもが欲しい方はその時期が子づくり開始のチャンスですし、逆の方はしっかり避妊すべき日がわかるというわけです。 基礎体温の周期が乱れるパターン 個人差はあるものの、およそ2週間ずつ続く低温期と高温期。 低温期が続く=高温期が来ない、という状態は何らかの体のトラブルが隠れていることもあるので、病気の早期発見の為にも基礎体温はとても大切なものなのです。 高温期がなかったのに生理が来る 高温気にならない、ということは排卵がされていない可能性が高いでしょう。 「無排卵性月経」という状態で、• 普通の生理よりも出血が少ない• 少量の出血がダラダラ続く など、いつもと違った出血が見られることもあります。 ストレスなどでも起きることがあるので、排卵がない=病気とはすぐに断定できませんが、2~3ヶ月様子を見て低温期が続くようなら、早めに婦人科を受診しましょう。 妊娠を希望している方には排卵誘発剤などが処方されることもあります。 少量でも出血が続く場合は貧血になってしまうこともあるので、ホルモン剤がで治療をすることもあります。 本来は2週間くらいあるはずの高温期が短い 一応低温期と高温期の2層にはなっているけれど、高温期の期間が9日に満たない場合、黄体ホルモン(プロゲステロン)が正常に分泌されない 「黄体機能不全」という状態が疑われます。 高温期が続いているように見えて、途中でいったん下がるパターンもあります。 黄体とは卵胞が排卵後に変化してできるもので、そこから黄体ホルモンが分泌されます。 妊娠に備えて子宮内膜を厚くするなどの働きがあります。 この黄体ホルモンが正常に分泌されないと子宮内膜が通常の周期よりも短い日数ではがれてしまう為、不正出血が起こることもあります。 子宮内膜が十分な厚さに達していないので、受精した卵子がうまく着床しにくくなるなど不妊の原因のひとつとされています。 卵巣そのものに異常があるのか、ホルモンを司る脳下垂体に異常があるのかは基礎体温だけではわかりません。 高温期が短い場合にはやはり婦人科を受診した方が良いでしょう。 生理がきたのに高温期が続いている 生理が来ていると思われるのに高温期が続く場合は、原因が2つ考えられます。 着床出血など妊娠をしていて出血している場合• 子宮内膜症など子宮で炎症が起きている場合 ただし、着床出血は生理の時ほどの経血量はないのが普通です。 また、出血の期間も数日で終わるといわれているので、出血の様子をしっかり確認してみましょう。 いずれにしても妊娠をしていなくて生理がくれば本来は体温が下がるはず。 それが下がらないということは何か普通と違うことが体の中で起きている、と考えた方がいいですね。 早めに病院を受診しましょう。 生理が来なくて高温期が続く 生理が来ないまま、生理の予定日を1週間以上過ぎても高温期が続いている場合には、妊娠している可能性があります。 妊娠していなければプロゲステロンは減りエストロゲンが増えてくるのですが、妊娠している時はそのままプロゲステロンが分泌され続けるので、体温が高くなるのです。 まだ妊娠の超初期の段階ではつわりが起こることも少ないため、基礎体温をしっかり測っておくと妊娠に気づくのも早くなります。 思い当たることがある場合には妊娠検査薬を使ってみるとわかります。 生理開始の予定日から1週間ほどたっていて陽性反応がでればかなりの高確率で妊娠しています。 その際は早めに産婦人科を受診しましょう。 低温期が長く生理周期も長い 高温期は来るものの、基礎体温の層を見た時に、高温期よりも明らかに低温期の方が長く、従って生理の周期も必然的に長くなるパターンがあります。 これは、排卵するまでに時間がかかっているということが考えられ、• 卵巣の機能低下• 生殖機能の低下 が原因であるとされています。 つまり、卵胞ホルモンの分泌が不十分で、卵子を成熟させるのに時間がかかってしまっているんですね。 このような時はまずホルモンバランスをしっかり整えることがとても大切です。 卵子は夜中に成長するといわれているので、早めに就寝、睡眠時間もしっかり確保しましょう。 基礎体温を2層にするには?しっかり高温期を迎える対策法 日常生活の中で自分で出来る対処法から薬での対策まで、基礎体温を正常化させる為の方法をご紹介します。 ストレスを溜めないことが一番大事! 私たち女性は繊細な生き物です。 特にどこかに病気がなくても、ストレスによって女性ホルモンのバランスが乱れることは多々あるのです。 基礎体温をつけてみて正常なグラフにならない時は、まずゆっくり体を休めるとともに、ストレスを解消することがとても大切です。 ストレスは自律神経のバランスを乱しますが、自律神経と体温には密接な関係があります。 ちゃんと排卵できていないかも?と基礎体温を気にするあまり、それがストレスになって排卵日がずれてしまうこともあるからです。 ライフスタイルの見直しも大切 体にいじめてませんか?体に負担をかける生活をしていれば、病気でなくてもホルモンバランスは乱れます。 過度な飲酒• 過剰なダイエット• バランスの悪い食事• 運動不足• 睡眠不足 などは、卵巣の機能を低下させ、生理の周期が乱れることも。 ちょっと見ただけでも、体にいいはずのないことばかりですよね。 たとえ婦人科で薬を処方してもらっても、このようなライフスタイルを続けていれば健康体になるのは難しいでしょう。 まずは自分の体が喜ぶ生活習慣を心がけていきましょう。 薬でホルモンバランスを整えること 無排卵性月経の場合は婦人科でピルを処方してもらい、ホルモンバランスを整えていく方法もありますし、黄体機能不全の場合は黄体ホルモンを補充する方法などもあります。 冷たいものを摂り過ぎないこと• 寒い日に短いスカートを履かないこと• 生理中は特に体を冷やさないこと を気をつけてみて下さい。 特に、生理中はお風呂の後にしっかり髪を乾かしましょう。 頭は血管がたくさん集まっており、血中の多い部位です。 頭を冷やすと全身の血行が悪くなるので、卵巣への血流も悪くなってしまいますし、経血がきちんと排出されずに子宮内膜症の原因となることも。 全身の血行を良くする為に、頭は特に温めてあげて下さい。 布ナプキンを使ってみよう 紙ナプキンにはその製造過程で漂白剤など肌によくない化学薬品なども使われているので、肌にはよくないうえに、そういった薬剤を吸収しやすい部位にあてるというのは、実はあまりよくありません。 女性ホルモンのバランスが乱れる• 体が冷える• かゆみなどの炎症が起きる• 生理痛がひどくなる などの害が指摘されています。 生理のトラブルに悩んでいる方は、布ナプキンに換えてみるのもいいかもしれません。 体が冷えなければ卵巣への血流も良くなるので、基礎体温も正常化してきますし、生理痛も緩和されることが期待できます。 基礎体温の計測を続けるための体温計&アプリ 基礎体温は少なくとも数ヶ月つけ続けてみないと正常かどうかはわかりません。 3日坊主にならないように、続けやすい基礎体温計とアプリを使ってしっかりグラフ化してみましょう。 グラフもつけられる?いろいろある基礎体温計 基礎体温計は値段なども様々ですが、基本的には• 実測方式• 予測方式 の2種類があります。 実測方式 計測時間は5分ほどかかります。 時間がかかる代わりに正確な体温を測ることが出来るメリットがあります。 予測方式 数十秒の体温で5分後の体温を予測するもの。 一応JIS規格で誤差が0. 05度以内と決められているので、それほど大きな誤差はないと考えられます。 多少時間がかかっても正確な方がいい方は実測方式を、朝時間がない方は予測方式の方がいいかもしれませんね。 実測方式と予測方式、両方使えるタイプの体温計も売っています。 単機能タイプ とりあえず体温が測れればいい、妊活中しか使わないからシンプルなものでいい、という方は普通に測るだけのタイプで十分です。 高機能タイプ しっかり記録したいけれど続ける自信がない方は、メモリー機能やグラフの機能がついたものを選ぶと良いでしょう。 測るだけで勝手に記録してくれるので楽チンです。
次の基礎体温を測ったことがありますか? 朝起きてすぐに測った体温のことを指しますが、女性の 基礎体温は上がるときもあれば下がるときもあります。 「測っていたよ」という方は、生理前の体温がどんな変化をするかご存知でしょう。 上がり方や下がり方でわかる、妊娠の可能性や病気などには、どのようなものがあるのでしょうか? 生理前の体温が上がる2つの理由 生理前になると、一時的に 基礎体温が上がります。 どうして上がるのか、その理由は主に以下に挙げるものが、考えられているのです。 黄体期の関係• プロゲステロンの作用 どちらも、生理前の基礎体温を決定づける要因として重要なもの。 次から詳しく見ていきます。 1:黄体期の関係 通常月経期から卵胞期、排卵期にかけての体温は、 上がることもあれば 下がることもあります。 ですが生理前になると 必ず体温は上がるのです。 基礎体温が上がる時期は、「 黄体期」と呼ばれています。 上がった体温ですが、生理予定の1・2日前になると急激に下がるので、毎日基礎体温を付けている人は「そろそろ生理かな?」と予想しやすいでしょう。 この体温の変化から、体がほてったり、だるいなどの症状が出てくる訳です。 眠気や不眠などに代表される、 月経前症候群の症状として有名ですね。 黄体期に入る時、体温は必ず上がります。 ですが、熱が出た時のように38度などの 高熱がでるわけじゃなく、ただ平熱より少し高くなる程度で中には 微熱が出るという方もいるようです。 黄体期に受精卵が着床しなかった場合、生理予定日の前日頃に 基礎体温は一気に下がります。 スポンサーリンク 2:プロゲステロンの作用 体温が上がる原因は黄体期に、黄体から分泌される プロゲステロンや エストロゲンの分泌が多くなることが理由に挙げられます。 ですがほとんどは、「プロゲステロン」が関係しているようです。 通常月経が始まれば、プロゲステロンの分泌は 少なくなっていくので、下がっていきます。 ではプロゲステロンの分泌量が減らない理由は何故でしょうか? それは、プロゲステロンの働きを考えてみたらよくわかります。 プロゲステロンは妊娠している状態を、 維持する働きがあります。 分泌量を一定に保とうとするので、妊娠していればおのずと高温期の状態が長く続くというわけです。 つまり、妊娠をしていると、基礎体温は下がらずに「 微熱」がずっと続くんですね。 基礎体温が下がる2つの理由 黄体期が終わり、次の月経が始まる数日前から基礎体温は、下がる傾向が見られます。 この体温変化が起きる理由は、以下の通りです。 プロゲステロンの分泌量低下• 流産 流産とは、少し不安ですね。 詳しく見ていきましょう。 1:プロゲステロンの分泌量低下 女性の体は排卵期に妊娠を可能にするように、 体内環境が変化します。 その時に多く分泌される女性ホルモンが、「 黄体ホルモン(プロゲステロン)」です。 生理が始まる数日前までは分泌が多いのですが、妊娠の可能性が無くなれば多く分泌している意味がないので、 減少に転じます。 このときに基礎体温が下がるんですね。 2:流産 妊娠を確認してから、もし急激に体温が下がるようなら・・・。 「 流産」の可能性が高いので要注意です! 流産したら、妊娠を維持するために プロゲステロンが働く必要がないので、体温も一気に下がるんです。 流産ともなれば、大量出血を引き起こす可能性が高いですし、激しい腹痛を伴う場合もあります。 体温が急に下がり、不正出血があれば流産も考えに入れておきましょう。 反対に上がりも下がりもしなければ「 無排卵」の可能性があります。 不妊症の原因になるので、定期的に婦人科を受診しましょう。 スポンサーリンク 高温期が続くと「妊娠」の可能性がある理由 本来下がるべきところで、基礎体温が下がらなければ「 妊娠」の可能性があります。 妊娠を維持するために、 体温を保とうとしているから下がらないんです。 それを早く気付く為にも記録をつけていれば、妊娠したかどうかが分かりやすいでしょう。 月経はプロゲステロンの分泌量が激減しますから、とてもわかりやすい変化ですよね。 ですが、それだけでは妊娠したかどうかが確実にわかるわけじゃないので、高温期が続くようなら1週間後くらいに 検査薬を試してみると良いでしょう。 妊娠を望んでいる方はぜひ基礎体温表をつけてください。 基礎体温が上がらない3つの原因 生理前になれば、黄体期でプロゲステロンの分泌量が増えるため、高温期になります。 ところが排卵期から生理がくるまでに高温期が存在せず、ずっと体温が下がった状態だという人も少なくはないのです。 高温期にならず、体温が 低いままの場合は、以下の原因が考えられます。 卵胞が成長できず排卵できなかった• 卵胞が途中で消えて排卵に至らなかった• 生活習慣の乱れ 黄体期を迎えても、体温が上がらないのであれば、排卵そのものに トラブルが発生した可能性があります。 基礎体温が上がるのは、プロゲステロンの分泌が排卵を確認後に増えるため。 排卵障害で、無排卵になっていることも考えられ、これは 不妊の原因になるでしょう。 卵巣に障害がなかったとしても、日々の疲れやストレスなどによっても無排卵になる時期もあるのだとか。 そこで気を付けたいのが、「 生活習慣の乱れ」なのです。 低温期が続く場合の対処法 排卵期を超えても、基礎体温が上がらなければ生活習慣を見直してみてください。 すぐに「 異常」だと決めつけるのではなく、自身の毎日の生活に原因が隠されている可能性があるからです。 日頃からストレスを発散する習慣を身につけ、間食を避けながら軽い運動をし、睡眠時間を十分に確保するように心がけてみましょう。 基礎体温が低くても、生理が遅れずにくるようなら、 2か月ほど様子を見てください。 日々の生活を改善していき、排卵トラブルが解消されれば、基礎体温の上昇が見られますよ。 もし、基礎体温が低いままで、生理もこなければすぐに 産婦人科へ相談してくださいね。 いかがでしたか? 生理前に体温が変化する原因について、いくつか見ていきました。 体温が変わるのは、女性の体の仕組み上、 自然なことですので特に気にする必要はありません。 ただし、生理前でも体温が低ければ 卵巣にトラブルを抱えているかもしれませんから、念のため産婦人科へ相談してみましょう。 PMSサプリおすすめランキング!優秀なサプリメント3選 女性のミカタは、2種類のサプリがあります。 飲み続けていくことで効果を実感できると、 リピーター率も抜群に高いです。 4ヶ月試して効果がなかった人のために、全額返金保証もついていますので安心して試すことができますよ! 価格 容量 評価 通常価格4,400円 トクトクコース初回500円 2ヶ月目以降3,960円 30粒(1ヶ月分) めぐルナは生理前の不快な症状の中で、不眠や便秘気味の方にもっともオススメしたいサプリメントです。 チェストベリーやクワンソウ、高麗人参、生姜などこだわり抜いた原料は、体質改善にも効果があります。
次の基礎体温とは安静時の体温を指します。 女性ホルモンのバランスに応じて、生理(月経)周期とともに変化する基礎体温からは、どんなことがわかるでしょうか。 基礎体温から見えてくる体のリズムを日々の健康管理に活かすためのヒントをお伝えします。 この記事の監修ドクター 荒木記念 東京リバーサイド病院 星 真一先生 1995年昭和大学医学部卒業。 昭和大学病院、総合守谷第一病院などの勤務を経て、現在、荒木記念東京リバーサイド病院の産科部長を務める。 日本産婦人科医会幹事、昭和大学産婦人科兼任講師、首都大学東京非常勤講師。 排卵期の体温はどうなっている? 基礎体温を毎日測定し、グラフに記入してみると、生理周期に合わせて体温が変化していることがわかります。 低温期から高温期になる時、体温は約0. 排卵期は低温期から高温期に移行する数日の間とされています。 生理のサイクルで体温も変化する 生理が始まると基礎体温は下がり、排卵後には上がります。 通常、基礎体温をグラフ化してみると2相に分かれます。 基礎体温は生理周期に合わせた体のリズムを教えてくれます。 まずは生理周期について知ろう 生理が始まった日から換算して、次の生理がくるまでの期間が、25〜38日であれば正常範囲です。 生理は排卵したものの 受精が成立しなかった時に起こるものなので、妊娠中は生理が起こりません。 自分の生理周期を把握しておくことで、体調の変化などにも気づきやすくなります。 女性の一般的な基礎体温パターンと女性ホルモンの役割 妊娠していない正常な性機能をもつ女性の場合、基礎体温は低温の期間である「低温相」と高温の期間である「高温相」に分かれ、その差は0. この体温変化には2種類の女性ホルモン、「卵胞ホルモン」(エストロゲン)と「黄体ホルモン」(プロゲステロン)が関係しています。 生理が始まると、基礎体温は低温期に入ります。 このとき、卵胞から分泌される卵胞ホルモンの作用で子宮内膜は再生され始め、出血が止まり、生理が終了します。 さらに卵胞ホルモンの作用で子宮内膜は厚くなっていきます。 受精卵の着床に備えるため、ベッドをつくっていると考えるとわかりやすいでしょう。 卵胞ホルモンの分泌が一定以上に増えると黄体形成ホルモン(LH)が急激に分泌されて排卵が起こります。 排卵後には黄体ホルモンの分泌量が増加していき、黄体ホルモンが卵胞ホルモンより多く分泌されるようになってくるころ、基礎体温は高温の期間に入ります。 黄体ホルモンは 子宮内膜を受精卵が着床するのに適した状態に整えます。 ベッドに例えると受精卵にとってふかふかの布団のようなものをつくるのです。 排卵したものの受精しなかった場合、卵胞ホルモン、黄体ホルモンともに減少していきます。 受精卵のためのベッドとしてつくられた子宮内膜ははがれ、出血となって排出されます。 これが生理で、基礎体温は再び低温となります。 排卵期の体温について 基礎体温は低温期と高温期に分かれますが、排卵期はちょうど低温期から高温期に移行していく数日の間とされており、排卵期の体温は0. 3〜0. 基礎体温で排卵日は特定できる? 基礎体温が低温から高温に移行する際、体温がガクッと落ちる日があります。 この日に排卵が起こると思う人が多いのですが、実は基礎体温だけから排卵日を 特定することはできません。 体温の陥落日を境に体温が上昇していきますが、排卵日はその前後数日とある程度の幅があり、曖昧です。 ただし、基礎体温が低温期と高温期の2相にある程度 分かれているなら、排卵が行われている可能性は高い です。 このように、基礎体温は妊娠を判断するための重要な手がかりとなるのはもちろん、女性ホルモンの分泌が正常に行われているかを推測するのにも役立ちます。 病気の早期発見につながったり、ホルモンバランスの変化による気持ちの浮き沈みなどもある程度予測できるようになるかもしれません。 そもそも基礎体温とは? 基礎体温とは、4〜5時間以上の一定の時間の睡眠をとった後の起床時に、安静な状態で測定した体温を示します。 いわゆる「体温」は運動や食事、感情の起伏によっても変化しますが、そのさまざまな原因を取り除き、基礎代謝のみが反映された ものを基礎体温とします。 基礎体温でわかる6つのこと <1>生理周期がわかる 生理周期には個人差がありますが、25日〜38日であれば正常範囲とされています。 <2>排卵が正常に起こっているかわかる 基礎体温が低温と高温の期間に分かれて2相になっていれば、排卵が起こっていると考えられます。 <3>妊娠しやすい時期(排卵の時期 を推測できる 先ほど説明したように、基礎体温だけで排卵日は特定できませんが、体温が陥落した日の前後数日が排卵日と想定できます。 そのため低温期から高温期に移行するタイミングを把握することで、妊娠しやすい時期をおおよそ割り出すことができます。 高温期になってからの妊娠は難しいので、体温が上昇する直前におりもの(頸管粘液 が増加するタイミングも目安にするとよいでしょう。 <4>女性ホルモンの状態やそれによる影響が推測できる(更年期の早期発見も 女性ホルモン(卵胞ホルモン、黄体ホルモン のバランスで基礎体温は変化します。 ですから、自覚症状がなくても、例えば「基礎体温の高温期が短い」「低温期との差があまりない」などの場合は、卵巣の機能が低下し、黄体ホルモンの分泌が十分でない といったように女性ホルモン分泌の状態に何らかの異常がある可能性が考えられます。 また、月経前症候群(PMS)は、月経前3〜10日前に現れるもので、精神的にはイライラしたり、怒りっぽくなったり、抑うつ状態に陥るなど、肉体的には、乳房が痛くなったり、頭痛、顔面や手足のむくみなどの症状がありますが、これらの症状は黄体ホルモンが誘因となっているのではないかと言われており、 生理が来ると軽減されたり、なくなっていきます。 毎月こういった症状に悩まされる人では、基礎体温を記録しておくことで生理の時期をある程度予測できるので、不調に備えて適度な運動をしたり、むくみを抑えるために水分や塩分のとりすぎに注意したりといった食生活や過ごし方などの工夫をすることができるでしょう。 なお、PMSと診断された場合には、カウンセリング・生活指導や薬物療法(精神安定剤、利尿剤、鎮痛剤、漢方薬、低用量ピルなど)による治療があります。 基礎体温の変化からはさまざまなことがわかるのです。 基礎体温を測ることで、自身の体温に意識を向けるようにすれば、不調にも対処しやすくなります。 <6>体のリズムがわかる 主に卵胞ホルモンが分泌される低温期に比べ、黄体ホルモンも多く分泌される高温期は肌のトラブルなど体に不調が起こりやすかったり、気分が落ち込みやすかったりします。 また、黄体ホルモンには水分をためこむ作用があるので、太りやすい時期でもあります。 太りやすい時期に暴飲暴食すれば、いつも以上に体重が増えやすくなるので、あらかじめ控えめな食事を心がけるなど、体のリズムに合わせて生活も見直せます。 生理のおよそ1週間前の時期は皮脂の分泌も盛んになり、吹き出物もできやすくなります。 刺激の強い化粧品を避けたり、食べ物も刺激物や甘いものなどを避けて肌トラブルを防ぎましょう。 基礎体温の上手な測り方・見方 基礎体温は基礎代謝のみを反映する体温なので、安静時に計測することが大切です。 また、その際、体温だけでなく、生理や体調不良、性交日などもメモしておくと、体調や体温が変化した際の原因を探ることができます。 最近はパソコンやスマートフォンで記録を管理できるアプリなどもあり、自動的にグラフ化したり、排卵予定日や生理開始推定日を示してくれるものもあります。 基礎体温の測り方 就寝前にベッドに婦人体温計を用意しておきます。 婦人体温計は0. 朝起きたら、起き上がる前に婦人体温計を舌の裏側の根元にあて、検温できるまで安静にしましょう。 検温時間は機種によって異なります。 約5分間測る「実測式」のほか、短時間で予測値を出す「予測式」があります。 使いやすいものを選びましょう。 測る時に注意するべき点 基礎体温は基礎代謝のみの体温なので、目が覚めたら動かず、横になったまま計測するようにしましょう。 そのためには、枕元に体温計を置いておくと便利です。 また、毎日同じ条件で測る方がより正確な基礎体温がわかるので、できれば睡眠時間や起床時間が安定していることが理想です。 難しい場合は、起床時間なども記録しておくとよいでしょう。 また、測る前にトイレに行くなど動いてしまうと正確に測ることができないので気をつけましょう。 高温期、低温期のチェック方法 毎日測った基礎体温をグラフ化してみると、通常は生理周期の中で、低温の期間と高温の期間の2相に分かれます。 グラフの一番低い点と高い点の真ん中あたりの横軸に線をひき、その上と下で一定の期間があるか、確認してみましょう。 一番低い点と高い点の差は約0. 3〜0. 正常と判断できる基礎体温の特徴 妊娠していない正常な性機能をもつ女性の基礎体温表は、低温の期間である「低温相」と高温の期間である「高温相」の2相に分かれています。 正常と判断するためのポイントは次の4点です。 体の変化または問題が考えられる基礎体温の特徴 <1>妊娠の可能性が高いパターン 妊娠していない場合、黄体ホルモンの影響により高温となる期間は14日程度です。 高温期が17日以上続いて生理が来ない場合は妊娠の可能性が高いといえますので、産婦人科を受診しましょう。 <2>無排卵性月経の可能性が高いパターン 卵胞が黄体に変化せず、黄体ホルモンの増加が起こらない場合は、基礎体温に高温期がなく、2相になりません。 これは排卵が起こっていないことを示します。 この場合にも生理は起こります(これは正確には生理ではなく、破綻出血と言います)。 排卵の有無は月経があるかどうかだけでは判断できないのです。 <3>卵子の発育が未熟な可能性の高いパターン 正常に排卵が起こっていても、黄体からの黄体ホルモンの分泌が不十分で、黄体期が短い状態です。 このような黄体機能不全の場合の基礎体温は、高温の期間が10日以内と短く、月経のタイミングも早くなりがちです。 ただし、卵胞発育の障害を伴っていることも多く、必ずしも月経周期が短くなるとは限りません。 まとめ 基礎体温をつけていると、自分自身の体のリズムや女性ホルモンの変化をある程度、予測できます。 妊娠しやすい時期や肌がトラブルを起こしやすい時期などもわかるようになります。 あまり細かい部分にはとらわれず、おおまかな傾向をつかむだけでよいのです。 基礎体温と上手に付き合うことで、自分自身の健康チェックを習慣づけましょう。 9婦人科・乳腺外科 第3版, p24, メディックメディア, 2017. 9婦人科・乳腺外科 第3版, p25, メディックメディア, 2017. 必要な場合はご自身の判断により適切な医療機関を受診し、主治医に相談、確認してください。 本記事により生じたいかなる損害に関しても、当社は責任を負いかねます.
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