Excel2016での操作画面 表示された「セルの書式設定」ダイアログボックス内の「配置」タブをクリックし、「文字の制御」の「セルを結合する」をクリックします。 「OK」ボタンをクリックして、「セルの書式設定」ダイアログボックスを閉じると……はい!セルが結合されています! 複数のセル範囲を効率的に結合する便利ワザ 結合したいセル範囲がいくつもある場合、いちいちセル範囲を選択して、「セルの書式設定」ダイアログボックスを表示して、「セルを結合する」をクリックして……といった作業を繰り返すのは面倒ですね。 そこで、結合したいセル範囲をまとめて選択しておいて、セル結合の操作を1回で済ませる方法をご紹介しましょう。 通常、セル範囲を選択してから、別のセル範囲を選択しようとすると、選択されていた状態が解除されてしまいます。 このような、離れたセル範囲を連続して選択する場合は、「Ctrl」キーを押しながらセル範囲を選択します。 この方法を使えば、結合したいセル範囲をまとめて選択できますね。 そして、選択されている任意の場所で右クリックして、「セルの書式設定」ダイアログボックスを表示し、「配置」タブ内の「セルを結合する」をクリックすれば、この通り! 一気に複数のセル範囲をまとめて結合できました! もっと「簡単に」「手早く」セルを結合する セルを結合する手順はご理解頂けたと思いますが、実は、これらの操作をもっと簡単に手早く済ませる方法があります! 実は、Excelには 「セルの結合」ボタンがあります。 通常の設定では表示されていませんが、次の手順で表示させることができます。 [セルを結合して中央揃え]…セルが結合され、結合する前の左上のセルの文字のみが保持され、結合したセルの中央に表示される [横方向に結合]…行単位で結合する。 選択セルに複数のデータが入力されている場合、データのあるセルのうち最も左側のデータが保持され、表示される [セルの結合]…行単位ではなく、全てのセルが結合される。 結合する前の左上のデータのみが保持されて表示される [セル結合の解除]…セル結合が解除される。 セル結合によりデータが消えたセルは、解除してもデータは復活しない Excel2003以前では、「ツール」メニューの「ユーザー設定」を選択します。 表示された「ユーザー設定」ダイアログボックスで、「コマンド」タブをクリックし、左側の「分類」の一覧から「書式」を選択します。 そして、右側の一覧を見ていくと……「セルの結合」ボタンがありました!しかも、親切に「セルの結合の解除」ボタンまであります! これを現在表示されているツールバーへドラッグ&ドロップします。 ドロップする場所は、どのツールバー上の、どの場所でも問題ありません。 最後に「閉じる」ボタンを押して、「ユーザー設定」ダイアログボックスを閉じます。 さぁ!表示したボタンを使ってみましょう!結合したいセル範囲を選択して、「セルの結合」ボタンをクリックします。 いかがでしょうか?操作がとても簡単になりましたね! 表示したボタンを消す方法 ツールバーに表示したボタンを消す手順は次の通りです(Excel2007以降では、セルの結合ボタンは常に表示されているので、消去はできません)。 「ツール」メニューの「ユーザー設定」を選択します。 「ユーザー設定」ダイアログボックスが表示された状態で、表示したボタンをツールバーの外へドラッグ&ドロップします。 「ユーザー設定」ダイアログボックスを閉じて操作終了です。 複数のセルに入力されている文字列を結合させるには? 複数のセルの値(文字列)を結合するときはCONCATENATE関数を使います(Excel2016からは「CONCAT関数」と名称が変わっています)。 では、結合するセルの範囲を指定する効率的な入力方法、改行の含め方、空白スペースやカンマの含め方などを紹介しています。 ぜひ参考にしてみてください。
次の社会人になって最初にぶち当たる壁の一つに入るのではないか、と思うMicrosoft Excel。 今回はこのExcelの超初心者向けのテクニックと作業効率が格段にアップするショートカットを紹介したいと思います。 わけのわからない式が書いてあったり、書式をうまくあてられなかったりして、「できればExcelは任されたくない」と思うかもしれませんが、まずは苦手意識をなくしましょう。 そこで当記事では、今から役立つ超基本的なテクニックを紹介します。 難しいことは言いません。 簡単に改行する方法や、セルの結合、合計の出し方、など、本当にシンプルなことだけ、まずはこの記事で学んで自分のモノにしていってください。 中級者でも意外と知らない便利なショートカットも合わせて覚えてしまうと、楽しく作業できるようになりますよ。 1行で収まりきらない文字を綺麗に収めたいときなどには、改行したいところで「Alt + Enter」を押すことで改行できます。 2.セルの結合は、メニューボタンから セルの結合もしばしば必要となるテクニック。 画面上部のメニューに「セルを結合して中央揃え」というボタンがあるので、結合したいセルを選択してからそのボタンを押しましょう。 小技:結合セルはコピペもできる すでに結合したセルがあり、別の場所にもそれと同じ書式の結合セルを作りたいときは、すでに結合したセルをコピーし、新たに結合セルを置きたい場所へペーストしましょう。 結合操作をするよりもずっと簡単に行うことができます。 色は黒、線は通常の細さの外枠だけに描ける罫線ですが十分に役立ちます。 罫線の種類は多用しない! あくまでシンプルを目指そう 罫線は、画面上部のメニューからも施すことができ、線の太さや線の種類、色などを自由に選択可能ですが、あまりバリエーションを多用するのはやめましょう。 特に業務上利用するExcelは、他の人とも共有して使うことがあるため、設定しにくい書式を用いるのは相手にも編集のしづらさを強要してしまうことになります。 あくまでシンプルを心がけて線の種類や色をチョイスしてみてください。 筆者もこれは最近知ったのですが、右クリックで出るコマンドから「書式設定」から選ぶよりもダイレクトに開けるのは本当に楽になります。 ぜひマスターしてみてください。 行を「固定」すれば、人に優しいExcelに! さてそろそろ終盤戦にきました! 続いては、縦や横に長いExcelが出来上がってしまったときに使いたい「ウィンドウ枠の固定」を紹介しましょう。 やり方は、• 値と領域の一番左上を選択(上図では「北海道」の部分)• 「ウィンドウの固定」をクリック• その中から「ウィンドウの固定」をクリック これで何ができるかかというと、例えば縦に長い表を下へスクロールしていった際に、項目名の行が常に固定表示されるようになるのです。 これにより、どの列が何の項目の値なのかがすぐに把握できます。 もし固定をしなければ、項目名が記載されている行までスクロールを戻さなくてはならず、表を見る人に手間を与えてしまうことになります。 「固定」は印刷時にも威力発揮 また、印刷が複数ページにまたがってしまった際には、2ページ目以降にも固定した行が反映されて印刷されるため、わざわざ印刷の1ページ目に戻って各列の項目名を見に行く必要もなくなります。 6.セルの合計を出すSUM関数は「Alt + Shift + =」 各セルの合計を算出するSUM関数は、見積もりのExcelなどでは必ず登場するExcelを利用する上で欠かせない関数です。 それほどのマスト関数のため、Excel画面の上部メニューにすぐに挿入できるボタンが設置されていますが、ショートカットでも簡単に入れられます。 「Alt + Shift + =」の3つを同時に押すことで、簡単にSUM関数を入力できます。 合計したい数値のエリアに隣接してるセルに入力することで、Excelが自動で合計する範囲を指定してくれる嬉しい機能もありますよ。 式を入れずに、データの合計を瞬時に知る裏技 SUM関数のショートカットを覚えたところで、最後にとっておきの裏技をご紹介。 Excel上にあるデータにおいてすぐにでも合計を知りたい場合、SUM関数を使わずに一瞬で計算する方法があります。 合計を知りたいセルを複数選択するだけで、実はExcel画面の左下に合計が出るようになっているのです。 Excel上で計算される必要のない部分なのだけど、一時的にこの部分だけの合計が知りたい、なんてときにとても役立ちます。 また、すでにお気づきと思いますが、この選択テクでは、「合計」以外にも「平均」や「個数」も知ることができますので、いままで電卓で計算したり、手で数えていたよ!という方は、ぜひこの機能も使ってみてください。 今すぐ自分の「モノ」にしよう! 社会全体としてリモートワークで仕事をする機会が増え、疑問や相談事を気軽に人に聞けなくなってしまった今、自分の力は自分で磨くしかありません。 便利なテクニックが存在することは知っていたけど、自分で調べるほどではなかった、という方に、上述のテクニックが役立てばと思います。 使えるようになってくると苦手だったExcelも楽しく感じてくるかもしれません。 ぜひご自身のモノにしてくださいね。 関連記事 ・ ・ ・ ・.
次のセルを結合して中央揃え・・・すべてのセルを結合。 文字は中央揃え• 横方向に結合・・・横同士のセルだけ結合する• セルの結合・・・すべてのセルを結合。 文字はそのまま これら3つの結合について紹介します! セルを結合して中央揃え それではさっそく、セルを結合してみましょう! まずは「 セルを結合して中央揃え」から。 これは選択したセルがすべて結合されます。 そして結合したセルに入力された値は中央揃えとなる結合方法です。 文字が中央にきて見やすいので一番使われる結合になります。 今回はこの表を結合していきます。 結合したい複数のセルを選択します。 選択したら、「ホーム」タブにある「セルを結合して中央揃え」をおします。 これで選択したセルをすべて結合し、なおかつ文字の位置を中央揃えにすることができました。 横方向に結合 次は「横方向に結合」です。 これは選択したセルがすべて結合されるわけではなく、横同士のセルだけを結合します。 縦方向には結合されません。 今回はこの表を結合していきます。 結合したい複数のセルを選択します。 選択したら、「ホーム」タブにある「セルを結合して中央揃え」の下矢印をクリックし、「横方向に結合」をおします。 横同士のセルだけを結合することができました。 (わかりやすいように線を追加しています) セルの結合 最後に「セルの結合」です。 これは1つ目の「セルを結合して中央揃え」とほとんど同じです。 文字の配置を中央揃えにはせずそのままの配置にする点だけ違います。 中央揃えにしたくない場合に使うのが「セルの結合」です。 結合したい複数のセルを選択します。 選択したら、「ホーム」タブにある「セルを結合して中央揃え」の下矢印をクリックし、「セルの結合」をおします。 これで選択したセルをすべて結合することができました。 文字は中央揃えではなく、元の配置を維持します。 セルを結合して文字をそのまま残す セルを結合して文字はそのままにできるか? Excelのセルを結合した場合、セルの文字はどうなるのでしょうか?そのまま残すことができるのでしょうか? 例えば、このように複数のセルには別々の文字が入力されています。 このセルを結合します。 結合すると、左上のセルの文字になりました。 それ以外のセルの文字は消えてしまいました。 このように、セルを結合すると左上のセルの文字だけ残り、それ以外は消えてしまいます。 文字を自動的に結合することはできませんでした。 文字を結合する方法 セルを結合しても文字は結合されないので、別の方法で文字を結合します。 文字を結合するには、式をセルに埋め込みます。 これで文字を結合することができました。 Officeヘルプ: 以上、Excelでセルを結合する方法でした。
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