「足の裏のほくろはメラノーマという皮膚癌になる」 なんて聞いたら、不安になりますよね……。 上の写真は、5歳になるうちの次女の足です。 小さくて可愛らしいすべすべな足の裏に、ポツリと黒い点が見えるでしょうか。 このほくろ、生まれた時からハッキリとした色で存在しました。 私自身ほくろが多いので遺伝かな?と思ったのですが、だんだん大きくなってきていると気がつき、 皮膚科でチェックしてもらうことにしました。 行ってよかったと思っています。 この記事では、メラノーマの可能性があるほくろの形状や大きさの基準と、子供に足の裏のほくろがあったら病院で診察を受けるべきか、ご紹介します。 実際にうちの子が皮膚科でアドバイスをもらったことと、知人男性の足裏ほくろ写真(良性)も公開! 子供の足の裏にほくろ!メラノーマになる可能性は?病院で診てもらった方がいいの? こんなほくろは要注意!• 足の裏や爪の間のほくろ(メラノーマ発生の30%がこの部分)• 体の中心や足の付け根にあるほくろ• だんだんと大きくなってくる• 老人の顔に出来やすいシミのような大きなほくろ メラノーマには見た目にも特徴があるので、合わせて覚えておきましょう。 気をつけたいほくろ・シミの判断基準は次の通りです。 しみ・ほくろの形が左右対称性でない• しみ・ほくろのまわりがギザギザしている• しみ・ほくろの色が均一でなく、濃淡が混じっている• しみ・ほくろの直径が6mm以上ある ( より引用) 大きさ・形は参考になるけれど、自己判断は難しいですよね? 私の身体中にあるほくろの全てを、左右対称か・色が均一か調べるなんて無理です。 なにせ100個以上あるので。 とはいえ、 メラノーマの可能性が高い足の裏のほくろについては、サイズに関わらず一度は皮膚科で診察を受けた方が安心でしょう。 子供の足の裏にほくろがあったら病院で診察を受けましょう 子供の足の裏にほくろがあるけど、小さいから大丈夫だろう。 病院を嫌がるし、お金かかるし。 そんな考えもよぎるかもしれませんが、 1度でいいので診察を受けてみてください。 品川美容外科で顔のほくろ除去を受けた時、担当の石橋先生に子供の足裏ほくろのことをチョロっとお話ししました。 すると先生は、 「実は、私の娘も足裏のほくろがあり、1年に1度皮膚科で簡単な検査を受けています」 とおっしゃるのでビックリ。 悪性ほくろの治療や手術は、医療病院でなければ受けられないんです。 子供が皮膚癌にならないか心配だから、ちゃんと診察を受けているそうです。 生まれて数年経ったけど別に痛がらないから平気かなって、まさかうちの子がって、私も思っていました。 でも、石橋先生のお話を聞いて考えが変わりました。 医療保険が使えるので、診察代は1000円程度です。 病院で検査してもらってはっきりさせた方が、不安なく過ごせますよ。 ぜひ! 次女が診察を受けた時の様子 次女が足の裏のほくろの診察を受けたのは、近所にある皮膚科です。 母親の私は、 ほくろがいつからあるか・成長とともに変化はあるか・痛みはないかなど、細かく問診を受けました。 娘本人から痛いと聞いたことはなく、いじってる様子もなかったのでそのように伝えました。 ただ、生まれた時よりも大きくなってるのが気になります。 そのあと、 「ダーモスコープ」という虫眼鏡のような器具で皮膚の状態をチェック。 (ダーモスコープを保有していない皮膚科もあるそうなので、電話で確認してから行きましょう。 ) 医師はジーッとほくろを見て、 「はい、問題ないですね。 」 一瞬で終わりー!! 体が成長しているので、それと一緒にほくろの面積も大きくなっているのでしょうか。 このまま良性のほくろとして、おとなしくしていて欲しい〜。 今後大きくなったり痛みが出る可能性も0ではないので、定期的に診察を受けに来るといいとのこと。 年一回くらいのペースで診てもらう予定です。 次女は注射のトラウマがあって病院ではビクビクしていたけれど、痛い思いをせずにすんでルンルンで帰宅しました^^ 知人男性の大きな足裏ほくろ(良性) もう一つ、足の裏のほくろで悩んでいた人の話をご紹介します。 上の写真は30代男性の足ですが、 ご覧の通りかなり大きめのほくろがあります。 楕円形で存在感がありますよね! 彼も何度か皮膚科にいき、メラノーマじゃないか検査を受けたそうです。 結果、良性のほくろと診断されています(よかったです)。 これを見ると、 大きさ・形だけで良性・悪性の断定はできないし、足の裏のほくろだからといって絶対に取らないといけないとは限らないとわかります。 当ブログでもほくろに関する記事がいくつかありますが、 ネットで調べた情報だけで判断せずに、実際に病院に行って 「自分のほくろはどうなの?」と、医師に相談することをおすすめします。 足の裏のほくろ除去手術はいつ受ける? 器具で診ただけでは心配だから、 皮膚を切り取って病理検査を受けた方がいいのではと、思いましたか? 小さなお子さんの足裏ほくろについて、検査を希望する親御さんがいらっしゃいます。 「病理検査で使う量の皮膚を切り取るならほくろ全部を切り取ってしまった方が良い」と医師に判断され、ほくろ除去を行う場合があります。 大きくなるかどうか様子を見るって保守的な感じがするし、 メラノーマは早期発見・早期治療すれば簡単に取り除けるそうです。 ただ、 小さな子供に麻酔を使う手術は体の負担を考えると、できたら避けたいですよね。 麻酔をかける以前に、すごく怖がるはずですから。 ほくろ除去の手術を受けると、傷口が開かないように数週間は足をついて歩けなくなります。 子供が我慢できるか心配ですね^^; 大人になってから切除する方が、仕事や生活に支障が出て大変とも言えます。 除去するかどうかは医師と相談してじっくり決めた方が良いでしょう。 私の知人のように、大人になっても良性ほくろとして残す人が多いので、 定期チェックを受ければ心配しすぎる必要もないかなと思います。 子供の足の裏のほくろは、自己判断せずに皮膚科を受診した方が安心です! 足の裏のほくろについて、メラノーマの可能性がある部位と判断基準、病院を受診するべきかお話しました。 うちの娘のほくろは今のところ良性ですが、数年は年1回で皮膚科の診察を受ける予定です。 痛みが出たとか急に大きくなったとか、異変があればすぐ病院へいきます。 あなたのお子さんにある足裏ほくろは、細い鉛筆で書いたような小さな点ですか? どんな大きさでも、色でも、形でも、ひとまず皮膚科で診てもらいましょう。 大丈夫ですよって、医師に言ってもらえると心が軽くなります。 心配だからと触って確認し続けて、余計な刺激を与えたえないように気をつけましょう。 ほくろ除去の手術を幼少期に受けるお子さんもいますが、その必要がなく経過観察でOKなお子さんの方が多いです。 病院の帰り、ご褒美に絵本を買ってあげれば、きっと嫌な思い出にはなりませんよ^^ 良性のほくろだといいですね!.
次のもくじ• ほくろとは 「ホクロが大きくなる原因」を説明するまえに、 「そもそもほくろとは?」について簡単に説明させてください。 これを知っておくと、なぜホクロが大きくなるのかが分かりやすくなります! ほくろとは、皮膚のなかで、 母斑細胞(ぼはんさいぼう)というほくろの細胞が集まってできたものです。 ほくろって皮膚の表面にへばりついているように見えて、そうではありません。 皮膚の奥に存在しているほくろの細胞が、 皮膚の上から透けてみえている、ということを覚えておいてくださいね。 ちなみにですが、ほくろは 生まれつきあるもの(先天性色素性母斑)と、紫外線を浴びることによって 後天的にできるもの(後天性色素性母斑)があります。 ほくろの原因について、詳しくはでご紹介しています。 ほくろが大きくなる原因 ほくろが大きくなるのは、 紫外線によってほくろの細胞(母斑細胞)が増殖するからだと考えられています。 紫外線 信州大学の斎田教授は、「母斑細胞が 日光紫外線などで刺激されて、さらに増殖すると考えられる」と指摘しています。 それ以外の原因は根拠なし ほくろが大きくなるのは、「こすったりして刺激を与える」とか「ストレス」「生活習慣の乱れ」も関係があるんじゃないか?と言われています。 しかし、調べてみた結果、それが事実であるという根拠が見つかりませんでした。 ほくろはどこまで大きくなる? ほくろがどれくらい大きくなるか?は、そのほくろが 生まれつきあるものか、それとも、 後天的にできたものかによって変わります。 生まれつきあるほくろ 生まれつきあるほくろは、 1. 5mmから20cmまで大きくなる可能性があります。 (Kopfら「Congential nevocytic nevi and malignant melanoma」) 10cm~20cmくらいのほくろは、もはやほくろっぽさはほとんどなく、「あざ」のように見えます。 幼児の場合、体に6cm以上、もしくは頭に9cm以上のもの、成人の場合、20cmをこえるほくろ(あざ)があるとき、「巨大先天性色素性母斑」と呼びます。 生まれつきほくろができる原因については、をご覧ください。 後天的にできるほくろ 後天的にできたほくろのほとんどは、 約7mm以下だとされています。 (斎田教授「色素細胞母斑」) 先天性と後天性のほくろの見分け方 が、「生まれつきできたほくろの細胞は、生後何歳でほくろとして体に現れるか」についての統計を取っています。 それによると、 生後6か月までにほくろとして出てきたものが 66. つまり、5歳までに顔や体に出てきたほくろは、生まれつきできると決まっていたほくろと考えていいでしょう。 といっても自分のほくろが5歳のときにあったかどうかは分かりませんので、ご両親に聞くか、小さい頃の写真などで確認するのがよさそうです。 ほくろが大きくなるのを予防する方法 これ以上ホクロを巨大化させないためには、なにより 紫外線対策を徹底的にすることが重要です。 また、日焼け対策をしっかりしておくことは、新しくほくろ(シミも!)ができるのも防ぐことができます。 少しでもほくろを増やさないために、意識して紫外線対策をするようにしてくださいね。 ホクロを作らないための紫外線徹底マニュアルは、に書いています。 大きくなったほくろの除去について ほくろ除去を考えている方は、「サイズが大きいほくろも、ちゃんと除去できるの?」と疑問に思う方も多いはず。 結論としては、物理的には、 大きくなったほくろも除去できます。 ただ少し残念なお知らせで、 ほくろが大きくなるごとに、皮膚も広く深く削る必要があります。。 なぜなら、 ほくろの細胞はたくさん増えるほど、 ほくろの細胞は皮膚の奥深くに移動するから。 ここからは、「ホクロの細胞が時間とともにどう移動するか」についてご説明します。 境界母斑:ほくろのでき始め 1mmから2mm程度の小さなほくろの多くは、境界母斑(きょうかいぼはん)に分類されます。 ほくろの細胞が、 表皮と真皮のさかいめにある状態。 皮膚表面から近いので、皮膚を削るのも浅くて済みます。 複合母斑:できてから少したったほくろ 2mmから4mmくらいの、やや小さめのほくろの多くは、 複合母斑(ふくごうぼはん)にあたります。 ほくろの細胞が、 表紙と真皮のさかいめ~真皮の浅い部分にある状態です。 1mm~2mmくらいの小さいほくろよりも、皮膚を深く削る必要があります。 真皮内母斑:できてからかなりたったほくろ 複合母斑と同じ 2mから4㎜くらいで、かつ 膨らみがある場合、 真皮内母斑(しんぴないぼはん)のことが多いです。 ほくろの細胞が、完全に 真皮のなかだけにある状態。 境界母斑や複合母斑よりも、皮膚を深く削る必要があります。 自分のほくろの細胞はどこにある? じゃあ、私のほくろの細胞はどのへんにいるの?どのほくろが境界母斑とか複合母斑って見分ければいいの?と疑問に思いますよね。 正しく判断するには、ダーモスコピーという顕微鏡で、 ほくろの組織像(細胞や組織がどんな色・形・大きさをしているか)を見る必要があります。 大きいほくろの除去方法 美容外科や皮膚科の説明を見ていると、 7~8mmくらいまでのほくろは レーザーか電気分解法で、 約10mmを超えるほくろは 切開法で取ることが多いようです。 炭酸ガスレーザー 名前の通り、 レーザーの熱でほくろを削り取る方法です。 費用が安く、治療にかかる時間も短く、お化粧もすぐできるようになるため、もっとも人気の方法です。 炭酸ガスレーザーについての詳しい情報は、をご覧ください。 電気分解法(電気メス) 電気分解法(でんきぶんかいほう)とは、電気メスの熱で、ほくろを取る方法です。 炭酸ガスレーザーと同じく、治療にかかる時間が短く(おおよそ数分!)、ダウンタイムも短いため、人気の除去法です。 電気分解法について詳しくは、をご覧ください。 切開法 ホクロを メスで切り取る方法です。 特に、膨らみのあるホクロや、サイズの大きいホクロを除去するのに使われます。 切開をしたあとは医療用の糸で縫うのですが、縫ったあとに、 1本線のような傷跡が残ることがあります。 ・本当に切開法で除去する必要があるのか? ・どれくらい跡が残る可能性があるのか? など、お医者さんとしっかり相談してから、除去されることをおすすめします。 ほくろが大きくなるのは皮膚ガンだから? ホクロがどんどん大きくなると、「もしかして病気なのかな?」と考えてしまうことがありますよね。 ホクロが 約6mm以上の大きさで、かつ、以下の条件に当てはまっている場合、「メラノーマ」というほくろのガンの可能性があります。 A(Asymmetry):かたちが左右非対称である B(border irregularity):はじがギザギザしている。 境界がはっきり鮮明な部分と、不鮮明な部分がある C(Color variegation):黒褐色が多いが、色にムラがある。 青・赤・白色などが混ざることもある。 D(Diameter enlargement):直径が6mm以上ある。 E(Evolving lesion):大きさ、形、色、表面の状態など症状の変化がある (アメリカ皮膚科学会「ABCDEの法則」) 特に、 短期間で急速にほくろが大きくなった場合は、メラノーマの可能性が高いと言えます。 もし、ここ数週間や数ヶ月のあいだにホクロが大きくなっているのであれば、病院で検査を受けてみてもいいでしょう。 しかし、 長い期間(数年)かけて大きくなったほくろのほとんどは、特に問題のない、良性のほくろです。 過剰に心配しすぎないようにしてくださいね。 ほくろのガンについて、詳しくはをご覧ください。
次のこのページの目次• ほくろ(色素性母斑)とは 顔や体にある黒い点を一般的に「ほくろ」と言いますが、医学用語では「色素性母斑」や「母斑細胞性母斑」と言います。 このほくろというのは、皮膚の中にある「メラノサイト(色素細胞)」と言う成分が、増加し蓄積されたことにより皮膚から盛り上がり黒い点となります。 ほくろは腫瘍の一種ですが、良性腫瘍がほとんどです。 ですので、ほくろが出来たからと言ってすぐに病気を疑う心配はありません。 ちなみに一度出来てしまったほくろは、自然に無くなるようなことはありません。 気がついたらほくろが消えていたと言う経験はありませんよね。 ほくろが出来る原因 「こんなところにほくろがなかったのに気がつくと出来ていた」なんてことが多々あります。 特にそれが子どものきれいなお肌なら、なおさら気が付きますよね。 知らず知らずのうちに増えてしまうほくろですが、実は出来てしまう原因というものがあります。 ほくろが出来る原因は下記の通りです。 紫外線 ほくろが出来てしまう大きな原因は紫外線です。 紫外線を長い時間浴びていると、皮膚の中にあるメラノサイトが活性化され、メラニン色素が増えてほくろが出来てしまいます。 特に子どもは紫外線を気にすることもなく外で長時間遊ぶことが頻繁にありますよね。 学校の授業でも体育や遠足、プールなども紫外線を浴びることが多いものです。 ですので幼いころから紫外線をたくさん浴びていると、そのメラニン色素が蓄積し後々ほくろやしみ、そばかすの原因になるのです。 子どもの皮膚は大人よりも紫外線の影響を受けやすいので注意が必要です。 摩擦・刺激・圧迫 紫外線の他にも、摩擦による肌への刺激や圧迫により肌に負担がかかった場合も、ほくろの原因になります。 お肌に負担をかけるというのは、その肌の細胞にダメージを与えるということなので、メラニン色素を増加させてしまうことになるのです。 にきびができた時に潰すと跡が残りシミになる可能性がありますが、場合によってはほくろの原因にもなってしまいます。 また、慢性的な炎症も刺激が加わっていることになるのでほくろの原因となります。 いつも同じところを掻いているとほくろが出来てしまう可能性があります。 ストレスや生活習慣 子どもも大人と同様に、学校や友達関係で日頃からストレスを受けています。 さらに最近は偏食で食生活が乱れていたり、夜更かしをするなど生活習慣が乱れている子どもが多くいます。 日頃受けるストレスを受けていたり、生活習慣が乱れているとホルモンのバランスが崩れてしまい、肌にとても悪影響を及ぼします。 肌の細胞は日々生まれ変わっているのですが、ホルモンバランスの悪化が原因でその代謝を悪くしてしまうことで、ほくろが出来てしまうのです。 遺伝 ほくろが出来やすい体質は遺伝することがあります。 ただ、遺伝だからと言って必ずしも親子で同じ場所にほくろが出来るわけではありません。 単にほくろの多い両親から産まれた子どもも、ほくろが多くなる可能性があるということです。 ほくろを消す方法 子ども顔にできてしまったほくろの場合、場所によっては学校でいじめられたり、からかわれたりすることもあります。 さらには顔にたくさんほくろが出来てしまった場合、なんとかこのほくろを除去したいですね。 そんなほくろを除去する方法は、大きくわけて2種類あります。 レーザー治療 まず一つ目のほくろを消す方法として、レーザー治療による除去があります。 レーザー治療によるほくろの除去は、1ヶ所あたり約3,000円と安く済む病院もあります。 プランによっては約10,000円で、全身のほくろ取り放題というものもあります。 レーザーによるほくろの除去は痛みも少なく、周りの皮膚を傷つけることもありませんし、跡も残りにくいのが特徴です。 ですがレーザーの場合、ほくろの根っこから除去できずに表面部分の除去になってしまうことが多いのです。 そしてほくろは根っこから取ってしまわないと、再度ほくろが同じ場所から出てきてしまうことがあります。 このレーザー治療は美容整形外科で行われることがほとんどで、自由診療の為に保険がききません。 つまり費用が100%自己負担になります。 未成年の場合は親の同意書が必要になりますが、おそらくこの記事を読んでいる方は親だと思いますので、その点は特に問題ありませんね。 除去手術 そして二つ目の除去方法として、除去手術があります。 除去手術の場合は、総合病院の皮膚科での受診をおすすめします。 皮膚科を受診すれば、ほくろの細胞が良性か悪性かの検査もしてもらえますし保険が適用されますので、一般の家庭でしたら3割負担で済みます。 さらに術名が付きますので、任意の生命保険や医療保険に加入されてる場合、保険金がおりることがあります。 除去手術ですのでほくろを根っこから取ることができ、再度ほくろが出来ることが少ない除去方法です。 ですが正常な細胞からほくろをくり抜く為皮膚の再生に時間がかかり、レーザー除去よりは跡が残ってしまう可能性があります。 ほくろの予防方法 そんなほくろですが、実は出来てからの対処だけではなく、ほくろが出来る前の予防方法もあります。 遺伝の場合は予防のしようがありませんが、ほくろが出来る1番の原因は前項でもお話した、「紫外線」です。 ということは、子どもが紫外線を浴びないようにすれば、予防が出来るということなのです。 ですが、外で遊んだりプールの授業など紫外線を全く浴びないということは子どもにとって不可能なことです。 そんな時の紫外線対策として、子どもの日焼け止めを塗りましょう。 子ども用の日焼け止めでしたらお肌にも優しく低刺激になっているので、肌が荒れることは滅多にありません。 そして帽子をかぶるといった紫外線対策もしましょう。 車に乗っている時なら窓に貼る紫外線対策のフィルムが市販されていますので、貼り付けるのも良いでしょう。 他にも、子どものホルモンバランスが崩れないようにストレスを与えず、生活習慣を整えていくようにしてください。 家でガミガミ口うるさく言いすぎないように気をつけて、子どもにストレスがかかりすぎないように気をつけましょう。 そして朝昼晩と3食きっちり取り、睡眠もしっかり取れるように早寝早起きをこころがげてあげてください。 そうすることでホルモンバランスは安定し、肌の代謝も良くなるのでほくろが出来る予防に繋がります。 良性のほくろと悪性のほくろ このページの前半でも書いたのですが、ほくろは皮膚にできた腫瘍の一種です。 そしてこの腫瘍には良性と悪性が存在しています。 ほとんどのほくろは良性のものですが、まれに悪性のほくろが存在し皮膚がんの危険性もあります。 悪性のほくろの場合放置していては危険ですが、わたしたちが目視して見分けることはとても難しいですよね。 では悪性のほくろはどのようなものかと言うと、下記の特徴があげられます。 非対称な形をしている• 徐々に大きくなっている• 6mm以上の大きさがある• ほくろと皮膚の境目があいまい このようなほくろがある場合は必ずしも悪性のほくろというわけではありませんが、悪性である可能性が考えられますので、一度皮膚科を受診してみて下さい。 まとめ ほくろの原因と対処法はわかりましたか?勝手に出来ると思っていたほくろですが、意外と原因があるものです。 もし子どものほくろを除去したいのであれば、レーザー治療か除去術を行う必要があります。 それぞれの利点欠点は書いた通りです。 「既にあるほくろは仕方ない、これからはほくろを増やしたくない」というのであれば予防をしっかりしましょう。 特に紫外線対策は必須です。 また、まれに悪性のほくろがあり、皮膚がんへと繋がる可能性があります。 列挙した特徴に当てはまるようでしたら悪性を疑いましょう。 子供のムダ毛が気になったときは、脱毛を考えるのも一つです。
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