実は当初、TOTOが演奏する予定となっていたらしいのですが、権利関係で問題が発生して頓挫。 その後ブライアン・アダムスやREOスピードワゴンなども候補となっていました。 後にケニー・ロギンスはこの曲について、幸運が重なったと語っています。 「劇中音楽を担当したジョルジオ・モロダーのアシスタントから連絡があって『ジョルジオが作曲した「デンジャー・ゾーン」という楽曲のレコーディングをあと2日でしなければならないが、歌うアーティストがいない。 スタジオに来て、楽曲のチェックをしてくれないか』と言われたんだ」 自身は楽曲に多少手を加えて歌い、結果的に大ヒット曲になったということです。 「Mighty Wings」(マイティ・ウィング): チープ・トリック エンディングに流れたこの曲は、硬派なロックナンバーでチープ・トリックとは気付かない人もいたようです。 ファンの間でも異色な曲だと言われていました。 また、全米チャートを賑わすことはありませんでしたが、当時のディスコでは大人気だったそうです。 スポンサーリンク 3. 「Playing with the Boys」(真昼のゲーム): ケニー・ロギンス この曲はケニーの作曲によるもので、パイロットたちがビーチバレーをして遊ぶシーン に使われています。 キラキラした青春時代を思い出させてくれるということで、デンジャー・ゾーンより好きだというファンも多くいます。 また、 ピーター・イズラエルソン監督の映画「Side Out」(1990年)にも多くのシーンで使用されています。 「Lead Me On」(リード・ミー・オン): ティーナ・マリー 「トップガン」では、マーベリック(トム・クルーズ)たちが士官クラブを訪れるシーンで使われています。 アメリカのファンク&ソウルミュージシャンである、ティーナ・マリーが歌っており、元WBA世界ライトフライ級王者・井岡弘樹さんが現役時代の主な入場曲にも使用していました。 スポンサーリンク 5. 「Take My Breath Away」(愛は吐息のように~トップガン・愛のテーマ): ベルリン ビーチバレーを終えたマーベリック(トム・クルーズ)がバイクでチャーリー ケリー・マクギリス の家に向かうシーン、マーベリックとチャーリーの会話の途中から、バイクで走り出したマーベリックをチャーリーが追いかけて愛を告白して結ばれるシーンで使われています。 「トップガン」の音楽を担当したジョルジオ・モロダーと、トム・ウィットリックが作詞・作曲したこの曲は、ダンスミュージック界をリードし、フラッシュダンスではアカデミー歌曲賞を受賞したイタリア人プロデューサー、ジョルジオ・モロダーによって全米1位を獲得。 結果、映画は世界的大ヒット。 トム・クルーズをトップスターに持ち上げ、このシングルも各国のチャートで1位を獲得しましたが、あまりにもヒットの規模が大きすぎた為に、ベルリンは解散への道を足早にたどることになりました。 「Hot Summer Nights」(ホット・サマー・ナイト): マイアミ・サウンド・マシーン ダンスナンバー&バラードが真骨頂のマイアミ・サウンド・マシーンが演奏しており、80年代を象徴する曲だと言われています。 また、当時アイドル歌手だった網浜直子さんがカヴァーしたことでも話題となりました。 スポンサーリンク 7. 「Heaven in your eyes」(ヘヴン・イン・ユア・アイズ): ラヴァーボーイ カナダのカルガリーで結成した5人組のバンド「ラヴァー ボーイ」が、映画「トップガン」の挿入歌として提供したバラード曲。 サントラから3枚目のシングルとしてカットされ、爽やかで美しいバラードで大ヒット。 全米チャート12位を記録。 曲の特徴としてリフやサビがはっきりしていて起承転結が明確、そしてオーソドックスでいて取っ付きやすいので、今でも人気の曲となっています。 「Through The Fire」(炎をぬけて):ラリーグリーン メロディアス・ハードロックバンド「ハーラン・ケージ」のラリーグリーン(Vo)が楽曲を提供。 メロディが秀逸で今でも根強いファンから人気です。 ちなみにラリーグリーンは、テレビや映画に曲を提供する、知る人ぞ知る腕利きミュージシャンでした。 スポンサーリンク 9. 「Destination Unknown」(行き先のない旅): マリエッタ・ウォーターズ(マリータ) 「トップガン」では、卒業式の後に開かれたパーティで流れています。 この曲は今でも人気でFMラジオからもよく放送されていますが、アーティストについては詳細が不明で、究極の一発屋という声もきかれます。 「TOPGUN ANTHEM」トップガン・アンセム~賛美の世界~: スティーヴ・スティーヴンス 「トップガン」では、マーベリック(トム・クルーズ)とグースの機が教官のジェスターをロックオンして基地に戻る時)、トップガンの卒業式の後の戦いでマーベリックが4機目のミグを撃ち落とした時に流れています。 ロックギターリストのスティーヴ・スティーヴンスはビリー・アイドルのサポート・ギタリストとして有名でしたが、この曲で第29回グラミー賞最優秀ポップ・インストゥルメンタル・パフォーマンス賞を受賞。 グラミー受賞をきっかけに独り立ちし、マイケル・ジャクソン『Bad』への参加でさらなる成功を手に入れました。 以降、ヴィンス・ニールや氷室京介等、様々なミュージシャンと共演。 日本でもギター専門誌に多くの特集が組まれるなど、ギターキッズにとっては憧れの存在となっています。
次のいろいろ調べましたが、やはりこちらが主題歌ですね。 iTunesでの人気No. 歌っているのは当時38歳の ケニー・ロギンス。 トップガンに2年先立つ1984年に映画「フットルース」でやや遅咲きのヒットを飛ばし、この曲はそれに続いて最大のヒットとなりました。 作曲はケニー・ロギンスではなく と トム・ウィットロックの共作です。 ジョルジオ・モルダーはイタリア出身、ディスコミュージックのパイオニア的存在で、トップガンの映画全体の音楽を担当。 「フラッシュダンス」「ネバーエンディング・ストーリー」なども作曲した当時の超売れっ子音楽家です。 1983年 「フラッシュダンス」 音楽: ジョルジオ・モロダー• 1984年 「ビバリーヒルズ・コップ」 音楽: ハロルド・フォルターメイヤー とヒットを連発し、そのうえで1986年「トップガン」に続いたわけです。 音楽も上記2作のいいとこどりをしているので、そりゃヒットするわ、という感じですね。 新作「トップガン マーヴェリック」の音楽はどうなる? さて気になる「トップガン マーヴェリック」の音楽ですが、担当は今回から参加の ハンス・ジマーと、ハロルド・フォルターメイヤーのお二人の模様。 二人ともドイツ勢ですね。 は映画好きなら当然ご存じの大御所。 「バックドラフト」「パイレーツ・オブ・カリビアン」「ザ・ロック」などが代表作です。 「トップガン マーヴェリック」でも安定感ある音楽制作が期待できます。
次のこの記事は約 14 分で読めます。 米海軍が設立した「トップガン」と呼ばれるエリート・パイロット養成訓練所に、マーベリックをはじめとするトップレベルの男たちが集結した。 実戦さながらの厳しい訓練に明け暮れる彼らは、飛行技術を競い合う良きライバル同士になっていく。 マーベリックは美しい教官チャーリーと恋に落ちる。 何もかもが順調だった矢先、彼の操縦機がジェット後流に巻き込まれ、同乗していた親友を失ってしまう。 自信をなくしたマーベリックはトップガンを去る決心をするのだが…… 【キャスト】 マーベリック・・・トム・クルーズ チャーリー・・・ケリー・マクギリス アイスマン・・・ヴァル・キルマー グース・・・アンソニー・エドワーズ バイパー・・・トム・スケリット キャロル・・・メグ・ライアン 目次• トップガンのマーベリックが乗った戦闘機「F14」とは? 「トップガン Top Gun 」というのは、アメリカにあるサンディエゴ近郊にあるミラマーのアメリカ海軍戦闘機兵器学校の愛称のこと。 サンディエゴは、ロサンゼルスに次ぐ2番目に大きい大都市で、ミラマーが舞台となっています。 本作で出てくるのが米海軍の「F14」という戦闘機で、ア メリカの航空機メーカーである、グラマン社が開発しました。 車でも電車でも飛行機でも、人間と同じように名前が付けられています。 愛称が与えられていたり、いつしかつけられたりすることもありますよね。 「F14」にも愛称がありました。 その名は「雄猫」「トムキャット」。 彼らが見る「F14」とは、どんなものなのでしょうか? ・「F14」って機体がゴツくて、いかにも戦闘機だよね! ・「F14」にはステンレス製にはない無骨さがいい! ・最新鋭の戦闘機って、機体がステンレス製でツルツルしていて好きじゃない ・「F14」には操縦者の負担を減らすためのレーダー装置や縦列複座がいい! ・「F14」は今の戦闘機には無いような「可変翼機」で、その姿を見ることができる。 可変翼で美しい・・・。 それが「ロックオン」されると、ミサイルを目標に向けて誘導させる。 仕組みは、電波を発射して、なにか物体に当たったら跳ね返ってくるものを、レーダーで分かりやすくグラフィックにして表示させている。 本作中でも、訓練のなかに取り込まれているのだが、互いに敵機後方に回り込んで一方的に攻撃しようとする様相が見てとれよう。 それだけ航空とか戦闘機ファンにとっては、たまらないわけですね。 トップガンの戦闘機「F14」の行方・・・ — ピットココクー🎍🐭🍡🎍 pitcocoqoo2 1枚目はイラン空軍所属の、アメリカ製戦闘機F-14トムキャット。 即ちイランとアメリカの仲が良かった証 2枚目はアメリカ海軍トップガン所属の、イラン空軍のF-14を模したアドバーザリー機。 即ちイランとアメリカの仲が悪くなった証 — SATOH司令官 SATOHSATOH3 「F14」のその後ですが、今では考えられないかもしれませんが、一時期アメリカとイランとは良好な関係にありました。 そのため、アメリカからイランに「F14」を80機ほど売却したこともありました。 しかしながらその後の政治情勢によって、ぎくしゃくし、敵対関係になってしまいました。 イランも考えます。 戦闘機とはいえ、部品交換することでまた活かせることはできるということを・・・。 なので、アメリカではいかにして調達させないようにするか、その道(ルート)を断つかなどが重要視されていきました。 本来ならば、「F14」の機体を薄いプラスチックで包んで保存するモスボール処理を施すのですが、スクラップ・裁断行きになったそう・・・。 そうしているうちに、時代とともに戦闘機は進化していきました。 機種転換ということで、2006年には全機退役してしまいました。 そうしなければ、実際の空母や戦闘機など撮影ができようが無いのです。 空母の撮影にあたっては、海軍との交渉で1年半もかかって、やっと実写に漕ぎつけたのです。 映画は、空母からの発進と着陸、「F14」以外の戦闘機、ドッグファイトやレーダーロックシーン、敵機との交戦シーンなど様々観るところがあります! ふだん私たちの生活内では、戦闘機を見る事だって、まさか操縦することだってないはずです。 せいぜい、近くに基地があったり、戦闘機発・離陸の様子をでも見ていない限りは・・・分からないものですよね。 今は最新のCG技術で再現できるかもしれません。 ですが、当時はCGなんてあって無かった時代です。 実写を使って製作していることが、なおさらリアルな仕上がりになっているのです! どうでしょう、最新のCGでは迫真な映像を作れるでしょうか? この『トップガン』以降、CG技術は抜きにしても実写された映画は無いと思いますね。 Fは複座でパイロットが2名で操縦席もふたつ、というの区別になります。 「戦闘機は何でも良いわけじゃない!」「最新鋭の戦闘機って機体がステンレス製~なんて言われないように」。 そして、その後に作られたOVA『マクロス ゼロ』の冒頭の夜明け前シーンで、「F14」が発艦するシーンが・・・。 これは『トップガン』から感化されたとか。 こんなことも何も知らないで、少年時代マクロスを見ていたんだなと、つくづく思いました。 まあ、気づかない。 ふつうなことですよね(笑)。 ただ、映画とアニメとの間に、お互いに、少なからず影響を受けているところに不思議さを感じました。 まとめにかえて 実は『トップガン』をきちんと観たのは、TSUTAYAでバイトしていた頃になります。 CGがあって無いこの時代なので、「どうやって戦闘機や離・発着のシーンを撮ったんだろう?」という疑問と、「なぜ4~5年前に、皆してジャケットやらサングラスを身に着けていたのか?」を解き明かすような感じでしたね。 しかし『トップガン』は言うなれば、プロタカンダ映画だなんて、まったく持って感じてませんでしたし、知る由もありませんでした。 プロタカンダ映画?こういうことです。 米空軍の全面協力した映画の裏側にあるのは(当時、アメリカとソビエトの冷戦時代、ドイツにはベルリンの壁があった時代だから)、強いアメリカのイメージアップ、アメリカ兵やパイロットの勧誘、そして映画の興行収入(米空軍の全面協力があったこそ、映画の製作費用が抑えられた)も入ってくる・・・。 今でこそ当たりまえのように、ネットで求人を探して応募できます。 映画だってクラウドファンディングで調達できる時代です。 そう思うと「『トップガン』って、凄いよなあ」とつくづく思います。 どうでしょうか?最新作『トップガン マーヴェリック』の公開を受けて、かつてのように、アメリカ兵やパイロットの志願者は増えるのでしょうか。 またまた、日本での航空学生や航空自衛隊の志願倍率は上がるのでしょうか? 参考までに、防衛省 [JASDF] 航空自衛隊もサイトを眺めてみては?ふだん知ることができない航空自衛隊のことを知りたい方に。 動画「Protecting our Peaceful Sky ~ 航空自衛隊の6つのミッション ~」は多くの方が視聴していますね。 ほかにもtwitterやインスタもありますよ。 未だに周辺の訓練空域で訓練するなどから、雰囲気やその趣はたっぷりと残っているそうです。 次回は、戦闘機以外のジャケットやアイテム、サントラなどについて見ていきます!.
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