>> >> NEW! 自治医科大学を卒業した医師のもとに生徒を派遣し、地方で医療に携わるやりがいと尊さを学びます。 同大学が主催する「小論文・スピーチ動画コンテスト」入賞者の中から、来年3月に島根県・隠岐に若干名を派遣する予定です。 コンテスト締め切りは7月19日(日)、ふるって応募ください。 【なぜ今、地域医療なのか】 日本はいま、世界に例のない少子高齢化と人口減少に直面しています。 2040年には市区町村の半数が消滅するという推計もあるなか、地域医療は地方存続の" 生命線 "です。 その現場は現在、新型コロナウイルスという大きな試練に立ち向かっています。 危機に直面している今だからこそ、「何を守り、何を創るのか」を多様な視点から考えてください。 あらかじめご了承ください。 早期医療体験プログラムとは 医療に携わる厳しさとやりがいを現場で学び、「命とは何か」「どのような医師になりたいのか」を深く考えてもらうことを目指して2015年に始まりました。 順天堂大と大阪大の2プログラムは外科に関心のある生徒を対象に、読売新聞教育ネットワークに参加する高校から選考。 新企画の自治医科大プログラムは地域医療に関心のある生徒が対象です。 これまでに119人が参加、高校を卒業した94人のうち71人が医学部に進学しています(2020年4月時点)。
次の「病気が進行する過程で細胞の活動はどのように変容していくのか」、「病気を改善させる薬はどのように効くのか」といったことが視ることで分かるようになれば、新たな治療法、診断法、予防法の開発が効率的に進むことでしょう。 近年、細胞の活動に応答して濃度が変化する分子と結合してピカっと光る研究ツールなどが多数作製され、生命科学研究で広く利用されるようになってきました。 私たちは、細胞の活動状態を視る手法を活用しながら、病気を理解し、薬の開発に役立てる研究をしたいと思っています。 教育面では、私たちは「薬理学」という学問分野の解説を担当しています。 学生のみなさんは、関連する講義、実習、演習を通じて、薬はなぜ効くのかを学ぶことになります。 薬学科では、どういうことを学ぶと思いますか?医療人として有為な薬剤師になるため、薬の作り方(有機化学)や薬の効き方(薬理学)を学ぶのは想像し易いと思いますが、漢方薬や薬になる植物のことも勉強します。 実は今、日本で漢方薬が使えなくなるピンチが訪れています。 日本で用いている漢方薬原料は8割以上が中国産で、中国一国に依存している状態です。 薬剤師は国民に医薬品を安定供給する責務があります。 私は薬剤師として、漢方薬原料の国内自給率を向上させるため、延岡市内の生産者と協力して薬用作物の産地化を行っています。 産地化と一言で言っても簡単にできることではありません。 人手が必要な植え付け、除草管理、収穫、加工の際には学生に手伝って頂きますが、授業で話した内容と現場とのリンクができるように畑で講義が始まることもよくあります。 また、学生は作業中に生産者と会話をすることで、薬剤師に必要なコミュニケーションスキルを得ています。 薬学科が積極的に薬用作物の産地化に取り組んでいる大学は珍しく、全国的にも本学を入れて2校と言われています。 これは地域にある大学だからこそできる取り組みであり、国内最南端の薬学科としてアピールできる部分だと考えています。 薬剤師は医療人であり、脈拍・呼吸・血圧などのバイタルサインの確認法は身につけるべきです。 これらの確認をもとに、患者さんの薬が効いているか、副作用で困っていないかを評価します。 九州保健福祉大学薬学部は、日本の薬学部で初めて患者ロボットを導入しました。 患者ロボットでは、バイタルサインの確認、心音・肺音・腸音の聴取および全身観察を行いながら、薬効の確認や副作用症状の再現がシミュレーションできます。 また、救命救急処置として心肺蘇生、AEDの実施や薬剤の投与も可能です。 さらに薬剤のチップ認識も可能で、検査結果・画像所見表示、閉眼、発声、チアノーゼ、発汗、振戦などの確認もできます。 これらの患者ロボットの機能を最大限に活用できるオリジナルシナリオを作成し、薬学生が実務実習中に遭遇・体験することが困難な症例などについて、学内にいながら体験できるシミュレーション教育を世界に発信しています。
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