厳選した意味怖を30話ご紹介します。 問題部分はコピペですが、解説部分はコピペではなく筆者の言葉です。 あなたは何問解けますか? 例題 まずは意味がわかると怖い話の練習をしてみましょう。 あなたはヒントなしで解けますか? 意味怖の例題 ちなみに、この画像は筆者が作ったものです。 笑 分かりましたでしょうか? では、分からなかった方のためにヒントを。 ヒント 色が変わっている部分をよく見て考えてください。 ほら、わかりましたよね? そうです。 答えは、「静岡さん」という人物のお肉という意味です。 意味がわかった瞬間にゾッとしませんでしたか? これが「意味がわかると怖い話」です。 では、さっそく本編に参りましょう。 旅行 昨日は海へ足を運んだ 今日は山へ足を運んだ 次はどこに運ぼうか…… 頭を抱えて悩んだ 実は昨日から手を焼いている …案外骨が折れる 重い腰を持ち上げた 電話が鳴っている 友人に頼むむねを確認し明日までには終わらせようと腹をくくった 解説 バラバラになった死体を山や川に運んで捨てに行っている。 ドラえもん ドラえもんのいつもの食卓の時間 今回は違った 今回は足元にねずみが這いずり回っていた ドラえもんは恐怖のあまり、手に持ったフォークでねずみを突き刺した なんども、なんども そして、串刺しにしたねずみを発狂したドラえもんは壁に叩き付けた 壁にへばり付いたねずみ そのねずみの頭部がもげた・・・? もげたというよりねずみの頭の皮が剥がれ落ちたようだった 剥がれ落ちたねずみの頭は人面だった その顔は知り合いそっくりだった そのとき、ドラえもんは事の重大さにきづいた。 解説 ネズミに見えたものは、本当はネズミではなかった。 たぶん、のび太かジャイアンかスネ夫のドッキリだったのだ。 ネズミの着ぐるみを着て、スモールライトで小さくなっていたのだと思われる。 妹 俺には妹が三人いる。 同じ両親から生まれたのが信じられないくらい、性格も趣味も違うけど、唯一共通するのは妹たちは最高だってこと。 毎年俺の誕生日はご馳走が並ぶ。 妹たちの料理はうまい。 一昨年は長女のハンバーグだし去年は次女のシチューで今年は末の妹の番だってさ。 うらやましいだろお前ら。 解説 妹たちを食べてしまった。 カエル通り 俺の姉は車通勤なんだけど、いつも近道として通る市道がある。 それは河沿いの、両脇が草むらになってる細い道なんだけど、田舎に住む人ならわかると思うけど、そういう道って、夏の雨が降った時とか、アマガエルが大量に出てくるんだよね。 アスファルトの所々でピョコピョコ跳ねてて、踏まないように避けて走るのなんて不可能に近いわけ。 で、ある雨の夜。 案の定カエルだらけの道を、姉は家へ向かってたんだけど、前方にノロノロ走る軽自動車があったんだって。 運転者は姉ぐらいの若い女の人らしいんだけど、10キロぐらいのスピードでフラフラ走ってて、追い越したくても追い越せないんだって。 「ここ通るの初めてなのかな?カエル避けて走るなんて無理なのに」 と思いつつ、しばらく後を走ったんだけど、右へ左へフラフラ、時々ブレーキ踏んだりして全然先に進まない。 姉も我慢の限界で、クラクションを鳴らしたそうな。 前の車の女は、後続車が来てるのに気づいてなかったらしく、驚いたようにビクッとして、猛スピードで走って行ったんだって。 「なんだ真っ直ぐ走れるんじゃん」と言った姉貴は、その直後顔が真っ青になった。 解説 その車はわざとカエルを轢いていた。 田中花子殿 ヤバいなあ。 後ろからナイフで刺されてしまった。 まさか、犯人が俺の妻だったなんてな。 出血量から見ても俺確実に死ぬじゃん。 ヤバいなあ。 そうだ、自分の血でダイイングメッセージを書こう!! いや待てよ。 あの女の名前書くより重要なことって幾らでもあるじゃん。 例えば俺が死んだ後の財産とかどうなるの? 俺の妻だから、全部あいつに行くの!? 超ヤバいじゃん。 金目当てに夫を殺すような女に一円もあげたくないなあ。 どうしよう。 そうだ。 俺の愛人の田中花子に遺産全額譲れるようにしてやろう。 遺言状を書き換えなきゃ。 ってか、そんな体力残ってねーよ。 マジ後数秒で死んじゃうんですけど。 仕方ない。 この、俺が倒れてるフローリングに血文字で書き記しておこう。 「田中花子」っと。 ……あれ、もう書けない。 ヤバ、もう指が痙攣してこれ以上書けないんですけど。 あ~、天使が見えてきた。 そろそろ限界だわ。 さよ……な……ら……。 解説 ダイイングメッセージみたいに見えるため、警察に真っ先に疑われるのは山田花子さんである。 はじめての車庫入れ 今日は、免許を取って初めての車庫入れ。 私の家のガレージはとても狭くて、奥行きなんてちょうど車1台分しかない。 だから、母が心配しながら、後ろで誘導してくれている。 「オーライ!オーライ!あとちょっと!」 よし!ぴったりガレージに収まった! 初めてにしては、私、上出来じゃない? 解説 お母さんを轢いてしまった。 家族の血液型 話変わるけどさ、俺ん家は名前に問題はないんだが、血液型が 父A 母A 俺AB 弟O 妹A と、バラバラでワロタw弟だけA入ってねぇw誰だオマエwww からお選びいただけます。 解説 両親がA型の場合、子供がO型になることはあるが、ABはほぼあり得ない。 追いかけてくる男 深夜にコンビニに行く途中で男に追いかけられた。 男は「傷…傷…」っていいながら追いかけてきた。 必死に逃げる俺に男は「痛…痛…」っていいながら追いかけてきた。 さらに必死に逃げる俺に男は「ラシ…ラシ…」っていいながら追いかけてきた。 大きな交差点まで来たところでやっと追いかけるのを諦めたらしく 男は恨めしそうに「ぬ…ぬ…」っていってた。 あの男はなんだったんだろう…。 そうか、わかったぞ! 俺は車に跳ねられた。 解説 傷、痛、ラシ、ぬ 気づいたら死ぬ つまり、男のメッセージに「気づいたら死ぬ」ということ。
次の誰にでも「あの野郎、死ねばいいのに」と思うことはあると思う。 だけど、それが現実になってしまったら・・・。 幼稚園の時、喧嘩した男の子が翌日死んでしまったことはあったけど、ただの偶然だと思っていた。 小学校の時、理不尽は体罰をする先生がいて、僕も酷く殴られた。 「あんな先生死ねばいいのに」と思った翌日、先生は死んだ。 確信したのは、中学の時、僕をイジめていたグループのやつらが全員死んだ時だ。 僕には、死ねと思った相手を殺す能力がある。 自分が怖かった。 誰にも言えなかった。 心安らかに、誰にも腹を立てないように生きていかなければいけないと思った。 それでも、高校に入ってしばらくして、僕の周りで何人かの人が死んだ。 不良グループの奴や、感じの悪い女子。 強く願わなくても死んでしまうと知って、僕はショックを受けた。 悩んだあげく、泣きながら母に打ち明けた。 母は驚いて、最初は信じなかった。 けれど、偶然にしては僕の周りで人が死に過ぎるとは感じていたようだ。 父が会社から帰宅し、父も交えて話をした。 両親とも「どんなに辛かっただろう。 子の罪は親の罪だ。 お前は何も悪くない」と。 言ってくれた。 思い切って打ち明けてよかった。 父と母に感謝した。 その夜、僕は心から安堵して眠ることができた。 あと10分ほどで真夜中になるという時間帯に、私は特急電車に乗っていた。 やがて、途中の駅で一人の男が乗り込んできた。 その男は、電車のドアが閉まると、突然我に返ったように乗客の顔を見回し始めた。 「すみません。 あなたの年齢は28歳ですか?」 男が私に話しかけてきた。 「そうですが、どうしてわかったんですか」 私が聞き返しても、男は無視して、また別の人に話しかけた。 「あなたの年齢は45歳ですか?」 「そうですけど……」 「あなたは62歳ですね?」 「どうしてわかったんだ?」 そんなやり取りを繰り返していく。 どうやら、その男には、顔を見ただけで年齢を当てる特殊能力があるらしい。 次の停車駅までは、まだ15分以上ある。 私を含め、乗客たちは全員その男に注目し始めた。 「あなたは50歳ですね?」 「そうですが、あと5分で日付が変わったら、51歳になるんですよ」 最後に質問された女性は、笑顔でそう答えた。 年齢を当てていた男の顔が、その途端に青くなった。 「凄いですね。 百発百中じゃないですか」 私は男に話しかけた。 すると、男は青い顔を私に向け、こう言った。 「・・・私が見えているのは貴方がたの寿命です」 浮気をしたのが彼女にばれて2週間。 ずっと連絡がなかった彼女がやっと部屋にあげてくれた。 でもお互い気まずくて一言も口をきけないまま時間だけが過ぎていく。 僕はその空気に耐えられなくなってトイレに逃げ込んだ。 ふと脇みるとトイレットペーパーの端にペンで「真美より」と書いてあった。 なんだろう。 どきどきしながら紙を引き出すと、 そこの彼女からのメッセージが書き込まれていた。 メッセージは何行にもわたっていた。 僕は紙を1行ずつ引っ張り出しながらかみしめるように読んでいった。 真美より あなたは私を裏切った それは事実 でももうすべてリセットしていいと思うの あなたと過ごした宝物のような日々 それが私にとって大切だと気づいたから なにもかもぶち壊してしまうこと 許されないことだもんね あなたが浮気していたことは 全部忘れてしまえるわ あの娘と あなたとの関係もこれで帳消しってこと にしてあげるお互いつらかったよね 私と あなたは 十分に苦しんだからこれから楽 しんじゃおうよ 一緒にね 隆史へ 涙があふれてきた。 扉の外に真美が待っている気配がする。 早く出て行って彼女を抱きしめてあげよう。 会社までの徒歩通勤時に取り壊し予定の無人マンションの近くを通るのだが、 そこは飛び降り自殺が多く、自殺者の霊の目撃情報も多い曰くつきマンション。 周りに街灯も少ないし夜はかなり不気味で怖い。 この間残業で帰りが23時頃になったときガクブルしながらそこを通ったんだが、 一瞬マンションの屋上に人影が見えた気がした。 「!?」 ビビって心臓止まるかと思った。 よく見てみたがやはり屋上に誰かが立っている。 まさか幽霊・・・と思った瞬間その人が飛び降りた。 コンクリートに打ち付けられる嫌な音がして、女の人が倒れてるのが見えた。 慌てて携帯で救急車を呼んでその人に駆け寄った。 血まみれで足は変な方向向いてるし、幽霊ではなかったが、かなり恐怖だった。 落ちた音を聞いてかマンションのベランダから何人かこっちを見てる人もいた。 すぐに救急車が搬送していったけど、家に帰っても現場を思い出してしまいまったく眠れなかった。 次の日聞いたら、重要だったけど命の別状はなかったらしい。 ホント未遂に終わってよかた・・・もし亡くなってたらマジでトラウマになるところだった。
次の私が本当に体験した話です。 7年前のこと。 初夏のよく晴れた日でした。 その日は、降水確立が0%。 とても清々しい陽気です。 私は、当時付き合っていた彼女と、シティホテルに泊まりました。 チェックインした時間はわりと遅めで、夜の10時過ぎ。 案内された部屋は3階の一番奥の部屋でした。 隣の部屋までは離れていて、とても良い部屋に思えました。 中に入り二人で少し談笑し、その後一緒に風呂に入りました。 彼女が湯船につかり、私が髪の毛を洗っていると、突然男性の泣き声が聞こえてきました。 泣き声と呼んでいいのか分からないくらいの大きな声です。 叫び声と表現した方が良いかもしれません。 そして、いつになっても泣き止む様子がありません。 ずっと叫ぶように泣いています。 彼女は完全に怯えてしまっています。 彼女の手前強がってはみましたが、私も内心は不気味に感じていました。 10分か15分か、長い時間泣き叫び続けていたと思ったら、今度はぴたりと声がしなくなりました。 物音や、話し声も聞こえません。 まあ、なんにせよ不気味な泣き声がしなくなってよかったと思い、私たちは風呂からあがりました。 お互い髪を乾かし、バスローブに着替えました。 風呂から出て40~50分は経過したでしょうか。 私は一服しようと、タバコに手を伸ばしました。 タバコは、それが最後の1本でした。 なんてマヌケなのでしょう。 ホテルに着く前にコンビニに寄ったのに、タバコを買い忘れてしまったようです。 もう一度に着替えるのは面倒でしたが、コンビニに行くことにしました。 半日タバコが吸えないのは、耐えられないですから。 バスローブを脱ぎ洋服を着て部屋のを出ます。 扉を出てみると、部屋の真ん前に水滴が大量に落ちていました。 ボタボタボタボタと、大量の水滴でした。 来たときは、絶対にこんなものはありませんでした。 これだけ大量の水滴が落ちていれば、気が付くはずです。 なぜ濡れていたのか、その時は気が付かずにコンビニへと向かいました。 解説:男性の泣き声が10分以上していたのは、その部屋の真ん前で誰かが泣いていたということ。 おそらく、扉の真ん前に水滴が大量に落ちていたのは、知らない男の涙なのだ。 降水確率が0なので、雨の水滴ではない 入った部屋は一番奥の部屋だから、間違いなくその部屋に入りたかったわけだ。 また、隣の部屋まで距離があることから、部屋を間違えることも考えにくい。 人の使っている部屋の前で、しかも夜中に大声で泣き叫び続けるなんて、不気味な話だ。 そして、この意味が分かると怖い話は創作ではなく実話である。
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