声帯 ポリープ 症状。 声帯ポリープの症状・原因・治療法|のどの症状からわかる病気一覧

声帯結節の症状は?声枯れが続く場合は注意!ポリープとはどう違う?

声帯 ポリープ 症状

スポンサーリンク 喉にできたポリープが悪性か良性かの違いや見分け方はどのようになっているのか、気になるところです。 探ってみましょう。 【良性の喉のポリープとは】 喉にできたポリープは声帯ポリープとも言われ、良性のものです。 多くは声をよく使う人(芸能人、アナウンサー、歌手、教師、保育士等)がなりやすいもので、声を酷使するため声帯の粘膜に炎症が起こり、それを放置したまま、声を出し続けていると粘膜の下に血腫ができてしまいます。 この段階で声をだすことを控えると治るのですが、声を出し続けているとポリープ(声帯の振動部分に出来るふくらみ)になってしまうのです。 ポリープは悪性化はしません。 つまり、がんとは違います。 【悪性の喉のポリープとは】 喉のポリープは悪性化することはありません。 喉の症状で悪性化というと、多くの場合、声のかすれという初期症状が似ている咽頭がんの可能性があります。 咽頭がんは男性に多く、過度の喫煙、飲酒が影響しているのではないかと言われています。 咽頭がんはどんどん大きくなり、呼吸困難を起こす可能性がありますし、痰に血が混じるなどの症状もでてくるようです。 スポンサーリンク 【良性と悪性の違いと見分け方】 ポリープは良性でそれ自体は転移しませんし、初期段階では自然治癒もあり得るものです。 声の出し過ぎが原因ですから、それを押さえるだけでもずいぶん違うものです。 それに比べ、悪性となるとそれは咽頭がんですが、どちらも声のかすれという症状があるので分かりにくいですが、咽頭がんの原因は喫煙、飲酒で男性の発生率が高いようですから、違いはそこでしょう。 その見分け方は間接咽頭鏡やファイバースコープを用いて患部を見ればわかるようです。 ただ、まれに良性のものに似た形の悪性のものであるがんもあるようですが、その場合の見分け方は病理組織検査に頼るようです。 こういった見分け方はベテランの医師が見ればすぐにわかりますから、医師の判断に委ねましょう。 【声のかすれに要注意】 ご説明致しました通り、声がかすれで治らないと言う状況が2週間くらい続きましたら、病院に行きましょう。 お近くの耳鼻咽喉科でも良いでしょう。 良性のものかもしれませんし、それとは違い悪性であるとしたら、咽頭がんの可能性もあります。 しかし、早期発見早期治療でがんは治る時代ですから、大きな医療機関を紹介してもらうとがんとの見分け方が徹底していますから、早急にその違いがわかるでしょう。 早めに良質な治療を受けることをお勧めいたします。 喉に違和感を感じましたら、良性のものか、良くないものかわからない腫瘍に似たものが身体の中にできている可能性があります。 でも、今の医学は発展していますから、その違いや見分け方も病院の方で徹底して取り組んでくれるでしょう。 早めに医療機関に掛かって悪いところを治しましょう。 スポンサーリンク.

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ポリープ様声帯

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せいたいのびょうき 声帯とその障害 声帯は"のどぼとけ"を形成する甲状軟骨の中にある1~1. 5cm程度の器官です。 声は、左右二本の帯状の声帯が振動して生じます。 男性の会話では毎秒100回、女性では毎秒250回も声帯が振動します。 この、楽器の弦のような声帯の振動に異常があると、嗄声(させい、声がれ)を生じます。 診断 などにより比較的簡単に、安全に各病気を診断できます。 声帯がん(喉頭がん)を疑う声帯の所見があるときには、組織を取って調べる病理組織診断が必要になります。 生活上の注意 どの病気においても、普段から声の衛生観念をもって過度の喫煙、飲酒や乾燥した空気を避け、声帯を大事にすることが大切です。 声帯の病気になりやすい声を使う環境を考慮しないと、症状が悪化したり、治療後に病変が再発する可能性があります。 喫煙者の方はがんの可能性も念頭に入れて、嗄声が続く場合には耳鼻咽喉科での診察を受けることをおすすめします。 声帯の代表的な病気について 声帯ポリープ 声帯にこぶのような腫瘤(ポリープ)が生じた状態で、血管の破たんによるものとされています。 原因 無理な発声が一番の原因となり、歌手や学校の先生などの声を多く使う人に多くみられます。 喫煙や局所の急性炎症も誘因となるため、風邪でのどに炎症があるのに無理に発声した後などにも生じます。 症状 嗄声が主症状ですが、のどの違和感を感じることもあります。 また、いつもは歌えていた歌が歌いにくくなり、話すと疲れを感じることがあります。 治療 できて間もないポリープであれば、声を使わずに声帯を休めたり、消炎剤の吸入や内服で消えることもあります。 保存的治療で改善しない場合や高度の病変の場合には、外科的切除が望まれます。 手術は、喉頭顕微鏡下手術(ラリンゴマイクロサージェリー)といって、顕微鏡による拡大視のもとに行われます。 声帯結節 声帯に生じる結節状の隆起(ペンだこのようなもの)です。 声を出すときに、もっとも強くこすれあう声帯の中央部分に生じます。 そのため両側にできることが多く、若い女性や学童期の男児に好発します。 原因 声の乱暴な使いすぎが原因となります。 しかも、その環境が長期間にわたって続いている場合に、多くみられます。 症状 嗄声、声域の幅の減少とのどの違和感などが主な症状です。 治療 保存的治療として声の衛生についての指導と音声治療で治る場合もあります。 保存的治療を行っても効果がないときや病変が高度な場合は、注意深く結節を切除する喉頭顕微鏡下手術が有効です。 また、手術をした後も手術前と同様に声を酷使した場合、再発してしまう可能性があるので、日頃から声の衛生概念を持って生活することが重要です。 ポリープ様声帯 ポリープ様声帯は声帯が全長にわたり浮腫状に腫大した(むくんだようにはれた)状態をいいます。 声帯ポリープや声帯結節は声帯の一部に限られた病変ですが、ポリープ様声帯では声帯全体が病変になります。 多くの場合、両側に生じます。 原因 患者さんにヘビースモーカーが多いことから、喫煙が原因といわれています。 症状 嗄声(低音のだみ声となることが多い)を生じます。 それ以外に、のどの違和感や乾燥感などの症状を生じることもあります。 治療 まず、禁煙が大切です。 これが達成されるだけでも、声帯の腫れが軽度のものであれば治ることがあります。 また、消炎薬の投与やステロイドホルモンの吸入治療が効果を示すこともあります。 しかし、とくに声帯の腫れが中程度から高度なものでは、保存的治療は無効なことが多く、声帯粘膜下の浮腫状組織を取り除く喉頭顕微鏡下手術が行われます。 声帯萎縮 声帯萎縮は、声帯の容積が減少することにより、声を出そうとしても隙間ができてしまう状態をいいます。 原因 声帯萎縮をきたす代表的な疾患としては、声帯麻痺、声帯溝症、加齢に伴う変化などがあります。 声帯溝症は、声帯粘膜の縁に前後に走る溝状の凹みができたもので、生まれつきのこともありますが、後から炎症などが原因となって生じることもあります。 加齢に伴う変化は、高齢者(特に男性に多い)の声帯全体が弓状に萎縮して生じます。 急な体重減少によることもありますが、特に誘因がない場合もあります。 症状 嗄声、声の出しにくい感じ、よわよわしい感じを生じます。 治療 保存的治療としては、音声治療があります。 声帯に強い力が働くようにするといった訓練を行います。 その他、手術的治療には、アテロコラーゲン、自家脂肪などを用いる声帯内注入術があります。 術後は、音声療法により発声練習などが重要となります。 喉頭乳頭腫 喉頭乳頭腫は声帯や仮声帯に好発する良性の腫瘍です。 乳頭腫自体は本来良性ですが、多発性、再発性の症例においては治療に難渋することが多くみられます。 原因 ヒト乳頭腫ウイルス6型および11型が喉頭の乳頭腫形成に関与しているとされ、若年発症の症例は、出生時の母親からの産道感染であると推定されています。 通常の生活で周囲のヒトへ感染することはありません。 症状 ほとんどが腫瘍により嗄声を生じますが、生後1年未満に発症した症例では高度の呼吸困難で発見されることもあります。 治療 外手術的治療として、現状では顕微鏡下のCO2レーザーによる治療が主流ですが、日帰りでの経喉頭ファイバー下のレーザー手術も有効な治療として行っています。 乳頭腫は粘膜上皮の疾患であることから、必要最低限の処置に留めることが大切であると考えられています。 保存的治療(補助療法)として、抗腫瘍効果、抗ウイルス効果、免疫力亢進を期待して、漢方や、キャベツなどの十字花科植物の主成分であるI3Cを補助療法として用いることがあります。 慶應義塾大学病院での取り組み 手術について 声帯の手術は、喉頭顕微鏡下手術(ラリンゴマイクロサージェリー)として行われ、全身麻酔で行うため入院が必要です。 手術の前日に入院して頂き、入院期間は約3日間です。 また、病理組織検査で悪性の有無をチェックするので、喉頭がんとの区別も同時に可能になります。 この手術のあとには声帯の傷の安静のために、1週間前後の沈黙期間を要します。 年間の手術件数は約230と全国でも有数の件数です。 さらに詳しく知りたい方へ• 文責: 最終更新日:2017年3月22日.

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ポリープ様声帯

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, Inc. , Kenilworth, N. , U. Aは、米国とカナダ以外の国と地域ではMSDとして知られる、すこやかな世界の実現を目指して努力を続ける、グローバルヘルスケアリーダーです。 病気の新たな治療法や予防法の開発から、助けの必要な人々の支援まで、世界中の人々の健康や福祉の向上に取り組んでいます。 このマニュアルは社会へのサービスとして1899年に創刊されました。 古くからのこの重要な資産は米国、カナダではMerck Manual、その他の国と地域ではMSD Manualとして引き継がれています。 私たちのコミットメントの詳細は、をご覧ください。 必ずお読みください:本マニュアルの執筆者、レビュアー、編集者は、記載されている治療法、薬剤、診療に関する考察が正確であること、また公開時に一般的とされる基準に準拠していることを入念に確認する作業を実施しています。 しかしながら、その後の研究や臨床経験の蓄積による日々の情報変化、専門家の間の一定の見解の相違、個々の臨床における状況の違い、または膨大な文章の作成時における人為的ミスの可能性等により、他の情報源による医学情報と本マニュアルの情報が異なることがあります。 本マニュアルの情報は専門家としての助言を意図したものではなく、医師、薬剤師、その他の医療従事者への相談に代わるものではありません。 ご利用の皆様は、本マニュアルの情報を理由に専門家の医学的な助言を軽視したり、助言の入手を遅らせたりすることがないようご注意ください。 本マニュアルの内容は米国の医療行為や情報を反映しています。 米国以外の国では、臨床ガイドライン、診療基準、専門家の意見が異なる場合もありますので、ご利用の際にはご自身の国の医療情報源も併せて参照されるようお願い致します。 また、英語で提供されているすべての情報が、すべての言語で提供されているとは限りませんので、ご注意ください。

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