札幌 コロナ ニュース。 NHK札幌放送局

新型コロナ:道内の発生状況 | 保健福祉部健康安全局地域保健課

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札幌市は25日、市内で新型コロナウイルスに感染した人が新たに26人確認されたと発表した。 1日あたりの新規感染者数としては過去最多を更新した。 感染経路不明も相次いでおり、市の山口亮・感染症担当部長は「第2波の大きな波が来ており、感染爆発の状態に近づきつつある。 医療崩壊の恐れも出てくる」と危機感をあらわにした。 北海道内全体では39人の感染者が判明し、感染者数は延べ601人になった。 このうち札幌市は半数以上の312人を占めている。 院内感染が拡大している。 札幌市によると、札幌呼吸器科病院(白石区)では看護師と患者計4人が新たに感染し、同院にかかわる感染者は計51人になった。 北海道がんセンター(同区)でも2人の感染が判明し、計59人となった。 どこで感染したのか分からない患者も増えている。 札幌市内の院内感染以外の新規感染者20人のうち、感染経路が特定できたのは3人のみ。 介護施設の職員2人や高校生ら17人は感染に心当たりがないという。 新規感染者数の高止まりも深刻だ。 約2週間前の12日、鈴木直道知事と秋元克広市長は「緊急共同宣言」を出し、札幌市と他地域との往来自粛や接客を伴う飲食店の利用自粛を求めた。 ウイルスは感染後の潜伏期間を経て発症するが、2週間後になっても「宣言」の効果は出ていない。 医療現場の限界も近づいている….

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札幌でコロナ第2波か 感染者急増、「宣言」効果見えず [新型コロナウイルス]:朝日新聞デジタル

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高齢者らが日中にカラオケを楽しむ「昼カラ」を巡り、札幌市は9日、市内1店舗で新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が発生したと公表し、他の利用者にも強く注意喚起した。 介護予防や仲間づくりでカラオケを楽しむ高齢者や、感染防止に腐心する店舗関係者らは「悪者扱いされた」と困惑。 介護や感染症の専門家は「適切な予防策を取った上で楽しんで」と助言している。 「カラオケは健康に良くストレス解消になるので、感染に気を付けて楽しんでほしい。 カラオケが悪いというわけではない」。 札幌市保健所の三觜雄所長は9日の会見冒頭で強調した。 一方でクラスター関連を除く5月以降の60代以上の感染者109人のうち24人が、陽性確認の日からさかのぼって2週間以内に昼カラを利用したことがあると公表。 新たに認定されたクラスター以外は「感染源かは分からない」としたものの、利用に注意を促した。 高齢者「楽しみを奪わないで」 「これじゃ、昼カラがコロナの温床と言われているみたい」。 札幌市厚別区のカラオケ喫茶「深海魚」で9日、マスク姿で昼カラを楽しんだ同市厚別区の主婦(72)は不満を漏らす。 道の休業要請の全面解除を受け、同店は2日から営業を再開。 カウンター付近に飛沫(ひまつ)を防ぐビニールシートを下げ、客に検温や手指の消毒を求めるほか、来店を常連客に限るなど対策も強化した。 特にマイクは1曲歌い終わるたびアルコール消毒し、毎日閉店後に分解して洗う。 感染拡大前は主に60~90代が毎日20人ほど来ていたが、今の客足は多くて1日5人。 同店のママ律子さんは「みんな元気にしているのか心配。 なかなか来てほしいとも言えないし」と寂しそうに語る。 函館市でカラオケ喫茶を営む男性(76)も、席数を半分に減らすなど感染対策を徹底。 2日の営業再開後の客足はいつもの半分だが、60~70代を中心に1日10人弱の常連が訪れる。 男性は「カラオケが生きがいの高齢者も多く、休業を続ければ孤立化してしまう」。 札幌市中央区のスナックでも9日、昼カラを楽しむ高齢者がいた。 3カ月ぶりに訪れた同市白石区の主婦(70)は「店はちゃんと感染対策をしていた。 高齢者の楽しみを奪わないで」。 6月に入り3度目の来店をした中央区の無職男性(71)は「1人暮らしで、自粛期間中は人に会わず1日中テレビを見て寝る生活だった。 言葉もうまく出てこなくなった」と打ち明ける。

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新型コロナウイルス感染症の市内発生状況等/札幌市

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道と札幌市は30日、新たに新型コロナウイルスの感染者4人を確認したと発表した。 このうちクラスター(感染者集団)が発生している岩見沢市内の美容室の関係では、既に感染が確認されている客の家族1人の感染が分かったが、道はクラスターの人数に含めていない。 札幌市は3人で、感染経路が不明なのは1人だった。 道内の感染者数は計1070人(実人数)となった。 従業員と客の計7人のクラスターとなっている美容室の関係では、空知管内の年代非公表の女性1人の感染が判明。 この女性は、感染した50代女性客の家族で、道は「店以外での感染」としている。 店以外での感染者は計6人となった。 札幌市では、クラスターが発生している勤医協中央病院で、年代非公表の女性看護師が感染し、計15人となった。 このほか、既に同居家族の感染が確認されている50代女性と、経路不明の60代男性が感染した。 外出自粛や休業要請などを緩和・解除する道独自の3基準は11日連続で達成された。 道内の直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は30日時点で0・86人となり、国が緊急事態宣言解除の目安としている「0・5人程度以下」を上回った。 (中橋邦仁、久保吉史).

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