FANTASTICSは、正式名称「FANTASTICS from EXILE TRIBE」で、 LDH JAPAN所属の9人組ダンス&ボーカルグループです。 EXILEや三代目J SOUL BROTHERSなどに続くLDHの新グループで、EXILE一族の次世代を担う、2019年時点で全員が20代という フレッシュな若手グループとして注目を浴びています。 メンバーはパフォーマーの世界、佐藤大樹、澤本夏輝、瀬口黎弥、堀夏喜、木村慧人、中尾翔太の7人、ボーカルは八木勇征、中島颯太の2人で構成されています。 FANTASTICS結成〜デビューまで 2016年12月29日、既にEXILEのパフォーマーとして活躍していた世界、佐藤に加え、LDHのダンススクール「EXPG」から選ばれた澤本、瀬口、中尾、堀、木村の 計7人でダンスグループとして結成されたFANTASTICS。 2017年1月31日、TBS系「週刊EXILE」でグループ結成発表後、2月13日から2ヶ月に渡る全国を回るフリーライブを行い、パフォーマーとしてのスキル向上を目的にした伝統の「武者修行」を実施しました。 このように、結成当初はパフォーマーだけの、ダンスに特化したグループでした。 5月15日に「週刊EXILE」でボーカルを募集することが発表され、「VOCAL BATTLE AUDITION5」が開催されました。 結成から1年後の12月20日、日本テレビ系「スッキリ」でボーカルオーディション合格者の 八木、中島がお披露目され、新たに9人組ダンス&ボーカルグループとして活動を開始しました。 メジャーデビューを目指して活動していた2018年3月3日、メンバーの中尾翔太が胃がんの治療のためにグループの活動を休止することが発表されました。 4月14日から2ヶ月に渡る「夢者修行 FANTASTIC 9」は8人で行い、中尾の快復を願いながら奮闘していましたが、 2018年7月6日に中尾が胃がんのため死去したことが報道されました。 亡くなった中尾翔太については、プロフィール紹介のページで詳しく紹介します。 そして2018年9月15日、サポートメンバーとして出演していたEXILEのライブツアーの初日公演において、 FANTASTICSのメジャーデビュー決定が発表されました。 2018年12月5日、シングル「OVER DRIVE」でメジャーデビューを果たしたFANTASTICS。 デビュー曲「OVER DRIVE」は、ボーカルオーディション時の審査課題曲で、思い入れが詰まった曲でデビューした彼らは瞬く間に人気を獲得。 デビュー曲にして、オリコン週間チャート3位を獲得する好成績を収めました。 また、「第33回 日本ゴールドディスク大賞」で邦楽部門のベスト5ニューアーティスト賞に選ばれるなど、EXILE一族の次世代を担う若手グループとして注目されているFANTASTICS。 以下では、メンバー9人の人気順ランキングと詳しいプロフィールやメンバーカラー、必聴の名曲集など、気になる情報をまとめてお届けします! FANTASTICSの名曲集 「OVER DRIVE」 2018年12月5日発売の デビューシングル「OVER DRIVE」。 オリコン週間チャートで3位を獲得し、日本テレビ系 「スッキリ」の2018年12月テーマソングに起用されるなど、デビュー曲にして注目度が高い楽曲です。 ボーカルの八木、中島がFANTASTICSに加入するきっかけとなったオーディションの三次審査課題曲で、「夢者修行 FANTASTIC 9」でも披露されていた思い入れが強い曲でもあります。 これから芸能界を駆け抜けていく彼らのデビュー曲に相応しい、 躍動感と疾走感溢れるサウンドが特徴的なダンスチューンです。 「Believe in Love」 2019年4月3日に発売の2ndシングル「Flying Fish」に収録された「Believe in Love」。 グループ最高位のオリコン週間チャート2位となったシングルの収録曲であり、メンバーの 佐藤大樹が主演を務めた映画「4月の君、スピカ。 」の主題歌にも起用されました。 甘くてとろけるようなバラードナンバーで、恋に落ちたばかりの時期のドキドキを表現する歌詞は、恋をした経験がある人なら感情移入必至の胸キュンソングです。 「Dear Destiny」 2019年8月21日発売の3rdシングル「Dear Destiny」は、 運命をテーマに綴られた歌詞と切なさ溢れるピアノの旋律が印象的なラブバラードです。 振付はメンバーの澤本が担当し、MVにもこだわったという本作は、メンバーの表情や仕草といった 細やかなパフォーマンスも見応えがある注目の1曲に仕上がっています。 「Every moment」 2019年 「第101回 夏の全国高校野球大会」の都道府県別大会のテーマソングに起用された「Every moment」。 夏の高校野球大会のために書き下ろされたというこの楽曲は、夢を追い目標を成し遂げようとする若者の背中を押してくれるような、 夏にぴったりの青春応援ソングとなっています。 毎年大きな注目を集める夏の高校野球のテーマソングだけあって、テレビ朝日系列の全国のテレビ局で放送されています。 世間からの認知度も高く、オリコン週間チャート首位を狙っていける注目の1曲です。 FANTASTICSのメンバー人気順ランキングTOP9-5 【プロフィールも紹介】 第9位・澤本夏輝(さわもと なつき) 生年月日:1994年1月19日 出身地:長野県 血液型:O型 メンバーカラー:ブルー FANTASTICSのパフォーマー、澤本夏輝。 スッキリとした顔立ちと優しげな笑顔が魅力的で、 黒髪が似合う小顔の8頭身スタイルの持ち主です。 4歳からダンスを始めて、週6回ダンススクールに通っていた筋金入りのダンサーで、その頃から習っていたジャズの成果でFANTASTICSの中でも 所作が美しいダンスを踊ります。 2014年に三代目JSBのツアー「BLUE IMPACT」にサポートダンサーとして参加したことで、自身もアーティストを目指すようになりました。 ダンスでみんなをハッピーにしたい、という気持ちでステージに立っています。 FANTASTICSは寮生活をしているメンバーがおり、澤本夏輝もその1人で、それまでは1人暮らしをしていました。 そのため、部屋の掃除から料理まで 家事が得意で、時間がある時にはメンバーにも料理を振舞っているそうです。 FANTASTICSの「 料理番長」として、メンバーの胃袋を掴む澤本夏輝は、包容力があってしっかり者で、グループの中でもお兄ちゃん的存在。 メンバーからも信頼を寄せられています。 性格は、基本的には落ち着いた大人な面がありますが、その一方で自他共に認める マイペース。 自分が興味のあるもの以外にはあまり関心を持たないため、メンバーも彼が興味の無いことがすぐわかると発言したこともあるようです。 さらに、メンバーに対してイタズラをするお茶目な面もあり、しっかり者のお兄さんキャラと子供っぽいイタズラっ子なギャップで人気を獲得しています。 第8位・八木勇征(やぎ ゆうせい) FANTASTICSのボーカルで 、日本人離れしたルックスとバキバキに鍛え上げられた肉体美が魅力の八木勇征。 幼少期からサッカーをやっていましたが、大学入学後に怪我をしてサッカーを休んでいた時期にボーカルオーディションに参加しました。 歌の経験がほとんどないにも関わらず、見事合格を勝ち取ったシンデレラボーイです。 メンバーの中でも 努力家でストイックな性格をしており、熱い情熱の持ち主でグループの士気を上げる、太陽のような存在です。 また、フロントに立つボーカリストということで、グループの顔としての自覚をしっかりと持ち、MCの向上のために努力を重ねるなど、まさにストイックで情熱家な顔を見せています。 しかし、 たまに抜けているところもあり、そのかわいらしいギャップが母性本能をくすぐるようで女性人気が高いメンバーです。 「週刊EXILE」で付けられたキャッチフレーズが「 才能を秘めた筋肉王子」ということもあり、バキバキに割れた腹筋はアーティストというよりも、アスリートのような肉体美です。 腹筋フェチにはたまらない身体をしており、この辺りも女性人気が高い理由かもしれません。 第7位・木村慧人(きむら けいと) 生年月日:1999年8月16日 出身地:東京都 血液型:A型 メンバーカラー:緑 FANTASTICSのパフォーマーで、 アクロバットが得意な木村慧人。 人懐っこい性格で最年少とあってメンバーからも愛されるキャラクターで、 アイドル系のかわいらしいビジュアルの持ち主です。 しかし、ステージでは ダイナミックなダンスを踊り、大迫力のパフォーマンスで観客の心を掴むというギャップが魅力的なメンバーです。 小学4年生の時に「EXPG」東京校に入校し、2010年にEXILEのスタジアムツアーにキッズダンサーとして出演しました。 憧れのEXILEのように人々を笑顔にさせるアーティストを目指し、メインで活躍する時を夢見てキッズダンサーとして下積みを重ねました。 元々は人見知りな性格だったようですが、FANTASTICSとして活動する内に人見知りを克服し、今ではメンバーみんなに愛される 人懐っこい性格で常にかわいい笑顔を振りまいています。 その笑顔のかわいさと アイドル級の抜群のルックスで若い女性を中心に人気を博し、最年少という将来性の高さも相まってFANTASTICSの有望株として注目されています。 第6位・世界(せかい) 生年月日:1991年2月21日 出身地:神奈川県 血液型:B型 メンバーカラー:オレンジ 「せっちゃん」の愛称で親しまれる、FANTASTICSの リーダーで、 EXILEのメンバーでもあるパフォーマーの世界(本名:山本世界)。 「オールマイティーオタク」と言われるオタクな人物で、 動画編集やパソコン操作が得意で、最新の音楽もよく聞き、「歩くウィキペディア」と言われるほど知識量が豊富です。 母親が元タカラジェンヌでダンス教室を経営していたため、2歳の頃からダンスと触れ合ってきました。 さらに、小学4年生から4年間、劇団四季の「ライオン・キング」でヤングシンバを演じるなど、幼少期から演劇やダンスを経験し、三浦大和のバックダンサーを務めたこともあります。 2012年には、ニューヨークでのダンスバトル大会「STEP YA GAME UP 2012」のHIPHOP部門で優勝を飾るなど、卓越したパフォーマンス能力が認められています。 そして、2014年4月にオーディションに合格して、EXILEに加入しました。 人生のほとんどをダンサーとして生きてきたため、実力に裏打ちされた自信も高く、パフォーマンス時に表れる 自信に満ちた表情が彼の魅力の1つです。 生年月日:1996年4月23日 没年月日:2018年7月6日 出身地:愛知県 血液型:B型 メンバーカラー:ピンク FANTASTICSのパフォーマーとしてメジャーデビューを目指していた中尾翔太。 メジャーデビュー前に胃がんにより亡くなってしまったメンバーです。 3歳の時にダンスを始めた中尾翔太は「EXPG」名古屋校からFANTASTICSに選ばれたメンバーで、ダンス以外にも洋服のリメイクが好きで、 派手なファッションが特徴です。 洋服や靴に自ら絵を描くことも得意で、その特技を活かして FANTASTICSの公式マスコットキャラクター「ファン太郎」を生み出しました。 ファン太郎は9の形を描く9枚の花びらがメンバーを表しており、口元は「FANTA」の形になっています。 そんな中尾翔太ですが、2017年の年末頃から体調不良が続いていたそうで、精密検査を受けたところ胃がんが発覚。 2018年3月3日に、治療に専念するためFANTASTICSの活動を休止することが発表されました。 闘病中は自身のSNSで、病気に勝つために頑張る、という旨の投稿や、メンバーからの励ましなどをファンへ伝えています。 しかし、2018年7月6日午前7時23分、病院にて逝去し、7月8日にLDHが訃報を公表しました。 訃報公表後の初ステージで、メンバーが「FANTASTICSは9人グループだ」と宣言し、 今後も変わらずFANTASTICSは中尾翔太を含む9人組グループであることをファンに伝えました。 FANTASTICSのメンバー人気順ランキングTOP4-1 【プロフィールも紹介】 第4位・堀夏喜(ほり なつき) 生年月日:1997年8月6日 出身地:愛知県 血液型:A型 メンバーカラー:白 FANTASTICSのパフォーマーで、「なっちゃん」「堀夏」「なつキング」の愛称で親しまれる堀夏喜。 小学生の時にEXILEに憧れてダンスを始めた堀夏喜は、今では 衣装デザインにも携わるほどファッションが好きで、「オシャレ番長」と言われるグループ随一のファッショニスタです。 私服は古着やストリート系を好み、スニーカーや帽子など小物1つにもこだわるオシャレさで、その趣味を活かして、世界と共にFANTASTICSの衣装デザインを担当するようになりました。 一見するとクールな印象で、メンバーからもドSと言われることが多い堀夏喜ですが、長い時間を共に過ごしたメンバーは、 責任感の強さを認め、男らしい人物だと明かしています。 亡くなってしまった 中尾翔太とは小学生からの幼馴染で、同じ「EXPG」名古屋校の特待生でした。 そんな堀夏喜は、ずっと中尾のダンスを目標にしていたといいます。 中尾が亡くなってからは彼の信念を背負い、2人分の努力を重ねているメンバーです。 第3位・瀬口黎弥(せぐち れいや) 生年月日:1996年3月11日 出身地:福岡県 血液型:A型 メンバーカラー:パープル FANTASTICSのパフォーマーで、メンバーカラーの紫に則ったパープルヘアや金髪など、明るい髪色が似合う瀬口黎弥。 バラエティ番組「めちゃイケ」のオカザイルを見てEXILEに憧れを持ち、高校2年生の時に「EXPG」福岡校に入校しました。 お調子者なところが愛らしく、学校でも人気者だったそうで、卒業時には制服のボタンが全て無くなるほど、当時から人を惹きつける魅力に溢れた人です。 高校2年生からとダンス歴は浅い瀬口黎弥は、貪欲に練習して 努力を重ね、負けず嫌い精神で技術を磨き、今では観客の視線を奪うスーパーパフォーマーに成長しました。 母親が芸能事務所の仕事をしていたため、幼少期からカメラの前に立つことが多かったという瀬口黎弥は、ダンスだけでなく 役者としても活躍しています。 FANTASTICSの看板を背負える存在になるため、努力を続けるストイックなメンバーです。 第2位・中島颯太(なかじま そうた) 生年月日:1999年8月18日 出身地:大阪府 血液型:B型 メンバーカラー:黒 FANTASTICSの最年少で、ボーカルを務めている中島颯太。 中学生の時にバンドを組んだことで歌が好きになり、2017年に「EXPG」大阪校に入校しました。 ボーカルオーディション審査時に「週刊EXILE」で、キャッチフレーズを「 全力ポジティブ少年」と命名されました。 そのキャッチフレーズ通り、〝いつも笑顔を絶やさずに良い行いを続ければ絶対に誰かが見ててくれる〟をモットーに、明るくポジティブに振る舞う姿が印象的です。 端正な顔立ちでスタイルも良いため、2018年10月にはスノーウェアブランド「ARBN」の広告モデルに起用されました。 ビジュアルの良さに加えて、見ているだけで幸せになれるキャラクターで、グループの中でも指折りの人気を獲得しています。 第1位・佐藤大樹(さとう たいき) 生年月日:1995年1月25日 出身地:埼玉県 血液型:A型 メンバーカラー:赤 世界と共にFANTASTICSの リーダーを務め、EXILEも兼任するパフォーマーの佐藤大樹。 中学3年生の時にEXILEのライブツアーを見てMAKIDAIに憧れ、周りに公言するほど本気だった「EXILEになりたい」という夢を叶えた有言実行の男です。 〝高偏差値の高校に合格したらダンスを習っていい〟という親からの条件をクリアするため、必死に勉強し、見事合格を果たしました。 そして、高校入学と同時にダンスを始めた努力家です。 「EXPG」東京校の特待生から2014年にEXILEに加入し、2017年からはFANTASTICSのパフォーマーとしても活動を始めました。 お笑い好きで関口メンディーと共にお笑いコンビ「 筋肉弾道団」を結成し、「週刊EXILE」などでコントを披露するなど、パフォーマー以外の活動にも積極的です。 現在は 俳優活動も盛んで、舞台「錆色のアーマ」で俳優・増田俊樹と共にW主演を飾るなど、あらゆるエンターテイメントで活躍する幅の広さを見せています。 笑顔が愛くるしく、努力家でエンターテイナー。 そんな魅力満載の佐藤大樹が、FANTASTICSナンバーワンの人気メンバーです。 まとめ FANTASTICSのメンバー人気順ランキング、詳しいプロフィールと経歴や、名曲集についても紹介しました。 現在も9人組グループとして快進撃を続けており、これからのEXILE一族を背負う存在になっていく次世代グループ・FANTASTICSから目が離せません!.
次の5月28日深夜放送 関西地区は25日 の『おかべろ』 フジテレビ系 にTKOが出演した。 TKOといえば、若手芸人の重鎮といった印象が強いが、芸歴的としては、よゐこの半年後輩にあたり、ナインティナインとほぼ変わらない。 東京進出に4回失敗している隠れた苦労人コンビである。 番組では、TKOとナイナイが『新しい波』 同 で共演していたエピソードも語られた。 この番組は当時旬の若手芸人を集めたネタとトーク番組である。 』へつながる。 なぜかTKOは選抜メンバーに選ばれなかった。 その理由として、2人は「とにかくスカしていた」と理由に挙げ、木本武宏は「ネタやってのトークコーナーがアーティストのインタビューみたい」と語り、当時のイケメン宣材写真が公開されると、木下隆行は「足組んでGジャンのボタン一番上まで締める人おる?」と自らツッコミ、笑いを誘っていた。 岡村は「そこからはTKO地獄というか」と話した通り、チャンスを逃し続け、13年間にわたって潜伏期間を送る。 これを受け、ネット上では「事務所違うけど、この共演は岡村さんとしても嬉しそう」「芸人ってどのタイミングで売れるかわからないもんだな」といった声が聞かれた。 さらに、TKOは近年では俳優としても活躍している。 木本が、2013年のNHK朝ドラ『ごちそうさん』に出演した理由は、自らNHKに電話をかけてオーディションを受けたため。 木本は「プライドなんて一銭にもならへん」と語ると、岡村も爆笑し、「関係あらへんからな」と同調していた。 そこで共演しのちに結婚する杏と東出昌大夫妻とも交流があるようだ。 そして、コンビそろって2017年の大河ドラマ『おんな城主直虎』にも出演、そこで木下は演出に口を出す木本の姿に絶句したよう。 これには、岡村も「畑が違うから現場から逃げるように帰る」と話すと、木下は「僕も一緒。 でもこいつはずっと残りたいタイプ」と話し、笑いを誘っていた。 これには、ネット上で「木本まだスカしてんのか」「これで仕事なくなったらネタになりそう」といった声が聞かれた。 暗黒時代を乗り越えた、ほぼ同期芸人の活躍を岡村は喜んでいるようだった。 関連記事.
次の「受かっちゃったけどどうしようかな」 平成22年(2010年)10月、めちゃイケはプロアマ不問の新メンバーオーディションを開催した。 当時、レギュラーの岡村隆史さんが体調不良で長期休養中だった。 同番組ならびに岡村さんの大ファンだった三中さんはオーディションに応募し、見事メンバー入りを勝ち取った。 でもそれはほんの一瞬のイメージですね。 (番組の)放送が終わるまでは夢みたいでした。 家に帰ってからは部屋の灯かりもつけず、「受かっちゃったけどどうしようかな」とそわそわしていました。 でも、その(ビンタされたときの)顔が(スタッフには)すごく面白かったらしくて。 自分では何がいいのかわからないまま収録が進んでいきました。 なので、毎回手ごたえのようなものはなかったです。 「ファンです」と言いました(笑)。 前室では、メンバーのみなさんが雑談しているんですけど、自分からは話しかけにいきづらかったです。 端っこの方で座っていたら、福徳(秀介)さんがずっと話しかけてくれました。 福徳さんが収録の支えになっていましたね。 今でもよくしてもらっています。 そこで「今日誕生日なんですよ」と話しかけたら、「そうなんや、おめでとう」と言ってくれて。 仕事終わりに、スタッフさんから大量のめちゃイケグッズのプレゼントを貰いました。 岡村さんが裏で言ってくれたみたいで、うれしかったですね。 ドッキリで頭が真っ白に... 「ずっと番組に貢献できていなんじゃないかと不安だった」と話す三中さん。 めちゃイケの収録は企画ごとによって参加メンバーが変わるため、必ずしも毎週呼ばれるわけではなかった。 毎日フジテレビの食堂で朝から晩までアルバイトをしていたという。 そんな中で、平成26年(2014年)に三中さんにとっての大きな転機があった。 めちゃイケの企画で、岩手・盛岡のプロレス団体「みちのくプロレス」に入団し、プロレスラーを目指すことになった。 あるとき、打ち合わせがあるので家にいてほしいとスタッフさんに言われて待っていたら、突然岡村さんが現れて。 そこで盛岡行きの(新幹線)チケットを渡されるんですけど、何も言わないんですよ。 盛岡に着いて岡村さんとタクシーに乗るんですけど、どんどん山に入っていくので怖くて。 タクシーを降りたら小屋みたいなのがあって、体格のいい男性が立っていました。 みちのくプロレスの社長でした。 三中:そこで岡村さんが「社長、三ちゃんをお願いします」と頭を下げて、社長が「明日から三中くんを立派なプロレスラーにします」と返して、そこで初めてわかりました。 プロレスは観るのもやるのも苦手なんで、頭真っ白になりました。 これがめちゃイケのドッキリのすごさなんですけど、こればっかりは事前に言ってほしかったですね(笑)。 三中:いきなり「スクワット500やってください」って言われて。 冗談かなと思って(笑)。 でもガチなんですよ。 最初は40回が限界でした。 途中から、(500回)できるようになるんですけど、300をこえるときつかったです。 10か月くらい、トレーニングだけをしていました。 でも(腹筋などの体力)テストに受からない。 体がついてこないんです。 早く帰りたい、でも今やっているトレーニングをクリアすると、明日からにはもっとつらいことが待っている。 プロレスの現場も観にいったんですが、血だらけのレスラーの方をみて、足がガクガクして。 テストに合格したらこれをしないといけないんだと思って、また怖かったです。 三中:今考えたら、迷惑をかけたなと思います。 みちのくプロレスさんも早く僕をデビューさせないといけないプレッシャーがあったと思うんです。 番組の企画なので、画的にもずっと変わらないのはと。 でも怖くて先に進めない。 これ以上続けていても(デビュー)できないんじゃないかと思って、スタッフさんに相談しました。 最終回のために「全部スケジュール空けて」いたけど... 平成28年(2016年)2月、三中さんは現在のよしもとクリエイティブ・エージェンシーの所属芸人となる。 プロレス企画の断念、芸能事務所所属などを受け、三中さんのレギュラーメンバー継続を、国民投票で決めることとなった。 その結果、支持票が44%と過半数を割ったため、降板が決まった。 しばらくは番組が見られなかったが、次第にファンとして楽しめるようになったという。 「出たかったな~!」って思いもあります(笑)。 3月ごろの(いつも番組収録があった)火曜・水曜は全部スケジュール空けていました。 終わったときはいろんな寂しさがありました。 また特番とかで復活したら、そこで呼ばれたいという思いはあります。 それを励みに頑張りたいと思います。 三中:家族... ですね。 いろんなことがありましたけど、芸人・三中をつくってくれたのがめちゃイケなので。 たくさんのことを学ばせてもらいました。 今の自分がいるのはめちゃイケに育てていただいたおかげなので、感謝しています。 三中:最近、趣味を活かせる仕事ができています。 昔から仮面ライダーとかスーパー戦隊とか特撮がすごく好きで。 営業とかで変身ポーズをやると、子どもが喜んでくれて。 よしもとのイベントで定期的に「ウルトラマンライブ」というのをやっているんですよ。 元ライダーの方をゲストに呼んだり、特撮好き芸人が集まってトークをしたりしています。 最近やっと自分の道が見えてきたのかなと思います。 三中:今、ウルトラマンライブが好評なので、これを続けてもっと盛り上げたいですね。 それで、特撮関係の仕事がもっと増えたらうれしいです。 「アメトーーク!」出たいですね。 特撮芸人、仮面ライダー芸人とか。
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