取組みで、基本技が決まり手となるケースが多くなります。 小手投げなどが決まり手として多い技になっています。 他の投げ技については殆ど出ませんが、首投げは現役力士の大関・豪栄道の得意技なのでしばしば見られるようになっています。 他の投げ技は数年単位で出るか出ないかの決まり手。 特に、掴み投げについては、平成に入ってから幕内の取り組みでは出ていない非常に珍しい決まり手です。 平成以降で三所攻めを決めたのは技のデパート・舞の海関のみで、しかも2回も決めています。 大股に関しては、昭和33年以降に決まり手として出ていない技。 三所攻めとは、片足で内掛けまたは外掛けをする。 掛けていない足を、手ですくう。 自分の頭で相手の胸あたりを押す。 これで三所攻めの完成です。 居反りは平成以降、一度も幕内の取り組みで出ていない決まり手の一つ。 十両以上では1度だけ記録されている。 撞木反りは、決まり手が制定された1960年1月から本場所・巡業のどちらでも一度も出されたことのない大変珍しい決まり手。 この技は相撲というよりも、柔道やレスリング、プロレス技に近いため出ることが無い。 掛け反りと外襷反りも撞木反り同様に出されたことが無い技。 襷反りは、現役力士の宇良が十両で2017年1月場所で出したのが十両以上では初の出来事となった。 伝え反りは、2000年に新たに制定された決まり手の一つで幕内で一度、十両で2度記録されている。 合掌捻りは2000年に新たに制定された決まり手で、幕内では1965年、十両では1987年を最後に決まっていない珍しい決まり手。 呼び戻しは全力士がやってみたいと思わせる大技の一つ!強引に相手を手前に呼び込んだあとて、その勢を使って豪快に差し投げるという大技。 元横綱・貴乃花や横綱・白鵬も決めたことのある技で、力を見せつけるには最高の決まり手と言えるでしょう。 以上の82手の他に、非技と言われる5手があります。 <非技(勝負結果):5手> 勇み足 腰砕け つき手 つきひざ 踏み出し 技では無い非技として5手がありますが、これらは自ら勝手にしてしまったものや、意図せず起きてしまったものなど。 比較的珍しくはあるが、全く出ないということもない勝負結果です。 以上が決まり手とされる82手、そして非技5手になります。 正直言って、相撲観戦していても決まり手についてはあまり分からないというのが本音でしょう。 決まり手は、結果の名前の一つと捉えて技をかけるまでの攻防や、技が決まったときの状態などを観ておくと楽しく観戦できるのではないでしょうか。
次の【五輪砕き】 リバースフルネルソンと同型。 相撲では五輪砕きの形になった時点で「勝負あり」とされます。 私はこれで決まった取り組みを見たことありませんが、漫画「グラップラー刃牙」の最大トーナメント編で描かれた猪狩完至vs金竜山での事実上のフィニッシュが五輪砕きでした。 プロレスでもリバースフルネルソン「だけ」で試合が決まることはまずありませんが、ダブルアームスープレックスやタイガードライバーなど、リバースフルネルソンの体勢 いわゆるダブルアームの体勢 から派生する技がフィニッシュに使われてますね。 【居反り】 自身の頭を相手の脇下に突っ込んだ体勢から両まわしをつかんで後方に投げる決まり手。 非常に珍しい相撲の決まり手です。 プロレスではリバーススープレックス的な投げ技になります。 教師から大相撲入りした異色の力士、元小結の智ノ花が決めた居反りは、捻りが効いていてリバーススープレックスというよりはフロントスープレックスと呼んでも差し支えのない見事なものでしたw 【襷反り(たすきぞり)】 相手を肩に担ぐようにして持ち上げ、そのまま後方に倒れこむように投げる。 これも相撲では珍しい決まり手。 技の形はプロレスにおけるバックフリップです。 【送り吊り落とし】 相手の背後を取って両まわしを掴んでから、相手を持ち上げてから土俵に叩きつける決まり手。 日本人で使う人はほとんど見られませんが、アメリカのレスリング出身のレスラーが試合の序盤に相手をグラウンドに持ち込むためのテイクダウンさせるムーブとして使われます。 たしか、日馬富士が改名前の安馬というシコ名だった頃に使って決まり手になってたはずです。 【外小股】 相手の背後に回りこんで、抱え式バックドロップ(もしくはアトミックドロップ)の体勢に抱え、抱えた足を払って倒したり、片足立ちになった相手を土俵の外へ寄り切る決まり手。 たしか元関脇の寺尾が、外小股から土俵の外まで寄り切った一番があったような…。 この時の決まり手が「外小股」とされていたかと記憶してます。 蛇足ですが、江戸時代末期の1861年ごろ、当時十両だった両国梶之助(最高位関脇)が、日本にやってきたインド人のレスラーと他流試合で対戦し、抱え式バックドロップの形で投げ落とす「どっこい芝つかみ」で勝ったという文献があります。 現在は相撲の決まり手に「どっこい芝つかみ」は存在しませんが、「どっこい芝つかみ」と「外小股」との関連性は いかんせん資料が手元に無いので 不明です。 【鯖折り】 プロレスでいうところのベアハッグです。 プロレスではギブアップを狙う技ですが ブルーノ・サンマルチノや豊登が名手 、相撲では鯖折りで身体を反らせ、相手を腰砕けにさせて崩す決まり手です。 【河津掛け】 河津掛け自体は、相撲では滅多に見られない決まり手です。 が、ルー・テーズのバックドロップ封じで力道山がプロレスに持ち込み、ジャイアント馬場が「技」として完成させた河津掛け落としは、やはりこういった質問では外せない回答の1つになりますね。 日本のプロレスは相撲のドロップアウト組が作ったので色々影響されています。 かわず掛け、河津掛けとか言いますね、柔道だと河津掛。 レスリングには日本人が持ち込んだらしいですね、サンボには元々有ったようですしバリエーションは豊富です。 しかし、プロレスの場合、フィニッシュになるのは「河津落とし」です。 アメリカなど英語圏では「ラシアン・レッグスウィープ」とか「ラシアン・サイドスープレックス」などと呼ばれています。 相撲のそれは相手を倒す、手をつかせるためにバランスを崩す技です。 柔道だと大内、内股の返し技でしたが、禁じ手。 捨て身で投げると相手が頭を打つから。 プロレスの「河津落とし」はどちらかと言うと柔道、レスリング、サンボと同じ技ですね。 因みにプロレスにも「河津掛け」は有りました。 力道山がルー・テーズのバックドロップを封じる、返すために利用しました。 その際に「相撲のかわず掛け」だとされました。 で、ここまで話したんですが、相撲の決まり手と同じ技の名前のフィニッシュって、後は「サバ折り」=「ベアハッグ」位ですが、これは相撲、プロレス共に廃れた技ですね。 一応「フィッシャーマンズ・スープレックス」の「フィッシャーマン」ま相撲の「網打ち」から来ているという説も有りますが、全然似てません。 無理やり言えば「喉輪落とし」くらいですかね。
次の【五輪砕き】 リバースフルネルソンと同型。 相撲では五輪砕きの形になった時点で「勝負あり」とされます。 私はこれで決まった取り組みを見たことありませんが、漫画「グラップラー刃牙」の最大トーナメント編で描かれた猪狩完至vs金竜山での事実上のフィニッシュが五輪砕きでした。 プロレスでもリバースフルネルソン「だけ」で試合が決まることはまずありませんが、ダブルアームスープレックスやタイガードライバーなど、リバースフルネルソンの体勢 いわゆるダブルアームの体勢 から派生する技がフィニッシュに使われてますね。 【居反り】 自身の頭を相手の脇下に突っ込んだ体勢から両まわしをつかんで後方に投げる決まり手。 非常に珍しい相撲の決まり手です。 プロレスではリバーススープレックス的な投げ技になります。 教師から大相撲入りした異色の力士、元小結の智ノ花が決めた居反りは、捻りが効いていてリバーススープレックスというよりはフロントスープレックスと呼んでも差し支えのない見事なものでしたw 【襷反り(たすきぞり)】 相手を肩に担ぐようにして持ち上げ、そのまま後方に倒れこむように投げる。 これも相撲では珍しい決まり手。 技の形はプロレスにおけるバックフリップです。 【送り吊り落とし】 相手の背後を取って両まわしを掴んでから、相手を持ち上げてから土俵に叩きつける決まり手。 日本人で使う人はほとんど見られませんが、アメリカのレスリング出身のレスラーが試合の序盤に相手をグラウンドに持ち込むためのテイクダウンさせるムーブとして使われます。 たしか、日馬富士が改名前の安馬というシコ名だった頃に使って決まり手になってたはずです。 【外小股】 相手の背後に回りこんで、抱え式バックドロップ(もしくはアトミックドロップ)の体勢に抱え、抱えた足を払って倒したり、片足立ちになった相手を土俵の外へ寄り切る決まり手。 たしか元関脇の寺尾が、外小股から土俵の外まで寄り切った一番があったような…。 この時の決まり手が「外小股」とされていたかと記憶してます。 蛇足ですが、江戸時代末期の1861年ごろ、当時十両だった両国梶之助(最高位関脇)が、日本にやってきたインド人のレスラーと他流試合で対戦し、抱え式バックドロップの形で投げ落とす「どっこい芝つかみ」で勝ったという文献があります。 現在は相撲の決まり手に「どっこい芝つかみ」は存在しませんが、「どっこい芝つかみ」と「外小股」との関連性は いかんせん資料が手元に無いので 不明です。 【鯖折り】 プロレスでいうところのベアハッグです。 プロレスではギブアップを狙う技ですが ブルーノ・サンマルチノや豊登が名手 、相撲では鯖折りで身体を反らせ、相手を腰砕けにさせて崩す決まり手です。 【河津掛け】 河津掛け自体は、相撲では滅多に見られない決まり手です。 が、ルー・テーズのバックドロップ封じで力道山がプロレスに持ち込み、ジャイアント馬場が「技」として完成させた河津掛け落としは、やはりこういった質問では外せない回答の1つになりますね。 日本のプロレスは相撲のドロップアウト組が作ったので色々影響されています。 かわず掛け、河津掛けとか言いますね、柔道だと河津掛。 レスリングには日本人が持ち込んだらしいですね、サンボには元々有ったようですしバリエーションは豊富です。 しかし、プロレスの場合、フィニッシュになるのは「河津落とし」です。 アメリカなど英語圏では「ラシアン・レッグスウィープ」とか「ラシアン・サイドスープレックス」などと呼ばれています。 相撲のそれは相手を倒す、手をつかせるためにバランスを崩す技です。 柔道だと大内、内股の返し技でしたが、禁じ手。 捨て身で投げると相手が頭を打つから。 プロレスの「河津落とし」はどちらかと言うと柔道、レスリング、サンボと同じ技ですね。 因みにプロレスにも「河津掛け」は有りました。 力道山がルー・テーズのバックドロップを封じる、返すために利用しました。 その際に「相撲のかわず掛け」だとされました。 で、ここまで話したんですが、相撲の決まり手と同じ技の名前のフィニッシュって、後は「サバ折り」=「ベアハッグ」位ですが、これは相撲、プロレス共に廃れた技ですね。 一応「フィッシャーマンズ・スープレックス」の「フィッシャーマン」ま相撲の「網打ち」から来ているという説も有りますが、全然似てません。 無理やり言えば「喉輪落とし」くらいですかね。
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