『明日、ママがいない』公式サイト(「日本テレビ HP」より) 今クール(1~3月期)の連続テレビドラマで、児童養護施設で親と離れて暮らす子供たちを描く『 明日、ママがいない』(日本テレビ系)をめぐり、赤ちゃんポスト「こうのとりのゆりかご」を設置している慈恵病院(熊本市)が「児童養護施設の子供たちへの差別を助長する」との理由で、同局に放送中止を求め、さらに全国児童養護施設協議会や全国里親会も相次いで同様の抗議文を同局に送付。 これらを受け同局は、「子供たちの視点から『愛情とは何か』ということを描く趣旨のもと、子供たちを愛する思いも真摯(しんし)に描いていきたいと思っております」との声明とともに番組の継続を発表し、波紋を呼んでいる。 一連の騒動は同ドラマの提供スポンサーにも影響を及ぼし、第1話(1月15日)放送時には8社のスポンサー名が放送内で表示されていたが、騒動を受け第2話(22日 では全社の表示を取りやめ。 第3話(29日)では全社がCM放送を見合わせるという異例の事態に発展しているが、27日、日本テレビの大久保好男社長は定例会見で「最後まで見ていただければ、制作の意図はわかる」と説明し、予定通り全9話まで放送する意向を改めて表明した。 そんな中、1月28日0:50~放送のテレビ番組『ワイドナショー』(フジテレビ系)に出演したお笑いタレント・ 松本人志(ダウンタウン)は、同ドラマ批判に対し苦言を呈した。 まず、司会のお笑いタレント・東野幸治は、強い批判を受けている同ドラマの制作サイドが今後の演出や表現を「うまいことごまかしていく」(東野)可能性を危惧。 松本も「だんだん軌道修正していくのはイヤだね」と同調し、「(視聴者が)クレームをしてくるじゃないですか。 この人たちが本当にどのくらいマジで、どのくらいの熱を持ってて、『本当にやめてほしい』と思っているか、数値化できたら一番良いんですけどね。 なんとなくイタズラ半分、面白半分でクレームつけてくるものまで(テレビ局側が)対応しちゃうと、(番組が)どんどん面白くなくなっていきますよね」と危機感を示した。 そして、最初に放送中止を日本テレビへ要求した慈恵病院については、「この人たちが『マジでやめてほしい』と思っている人たちなんですよね」と前置きしつつ、「そうじゃない、乗っかって面白半分の人、いるじゃないですか。 そこは僕、すごく悪だなと思うんですよね」と軽い気持ちで同ドラマを批判している人たちに違和感を示した。 さらに、「もし『はい、やめます』ってなっちゃったら、『クレームしたら番組終わらせられるんだ』っていうのができちゃうと、どんどんつくり手はやりにくくなってくる」と危惧を口にした。 また、映画監督・木村大作も、「規制をかけるんだけど、それは大きな規制につながるからイヤ。 (制作サイドは)自由にやったらいいと思う。 (視聴者側は)それが駄目だったら観なきゃいい」と、表現に対する過度の規制にエスカレートする危険性を指摘した。 番組内ではこのほかにも、最近、制作サイドの自主規制によりテレビドラマや映画で煙草を吸うシーンがなくなってきているという話題になると、木村は「なんにもやれなくなる。 松本さんもなんにも撮れなくなるよ」と語り、映画監督でもある松本は「映画まで(クレームを)言われたら厳しい」と困惑した様子を見せた。
次の明日、ママがいない(あした、がいない)とは、にて:00から「」で放送開始された。 は「明日ママ」。 、本放送に先立ってにおいて1万人限定で試写会が行われ番宣等もあったのに、児童福施設や業界の関係者を巻き込んだ大騒動が番組内容より有名になってしまってからそのも消されたという、そんな、とも浅からぬ縁である当についてのがいのは寂しいので以下にまとめる。 ただし、この記事においてはの内容には深くしない。 そういうが欲しい人は なり、なりを参照してください。 この記事は、をめぐる騒動について、やっと騒動が落ち着いて沈静化した今、第三者的なをすることを眼とする。 ドラマをめぐる騒動 騒動のあらまし 騒動の発端はいわゆる「」から始まったものではない。 こと、のが存在する慈恵の明、 や、各が報じた内容を元に的に振り返る。 放送開始前に遡る。 、から新しいとして「明日ママ」が放送開始されると発表される。 しかし、全で一がある慈恵をはじめとして関係者や児童等へのの取材が少ないことを不安に思った 関係者が全児童養護施設協議会とともに放送以前から内容を問題視し脚本の提示をめ、に内容変更の申し入れをした、これが騒動の発端である。 全児童養護施設協議会のに対し、側はの脚本を見せ説明したものの、脚本を書き換えて収録をやり直すなどの対応については拒否し、予定通りの内容を予定通りに放送すると応じた。 異議にもかからわず放送を押し切った事情については「は」ながら味のあるが上がっている。 もともと、このには「」による演の別のが予定されていた。 しかし、都合が折り合わず、急遽、時間のないまま「明日ママ」を放送することになった。 のというのは長年視聴率では他局の後を拝す時代が続いていたものを、:による「()」から巻き返し、ついには視聴率を奪取したというがあるがために、が監修をしたに脚本を書き換えてくれとは言えなかったというのである(しかも、彼はもともと脚本の書き換えを好まないと言われる)。 こうした押しをしているまま年が変わり、第一回の放送日を迎えることになる。 放送直前には全児童養護施設協議会を通じての懸念も表明された。 第一回放送 第一回の脚本は衝撃的なものであった。 を簡単にまとめると以下のようになる。 9歳の希は、が人を(皿)で殴り傷でされたため「コガモの」という不穏な雰囲気のに預けられる事になる。 その施設を取り仕切るのは足を引きずって歩き常にステッキを手にし高圧的で舌打ちばかりする施設長の「」こと友則(博史)で、施設には『里親はたちが補から選び、数日間の「お試し」を経て養子縁組を決める』という変わりながあった。 その施設では、に預けられの顔を知らずに育った「()」を中心として、皆があだ名で呼びあっていた。 良い里親に引き取ってもらい、新しいでになりたいと願うたちに対し、希はを感じ反発するが、後に自分もに捨てられた存在になったことを知る。 は「自分が親を捨てたんだ」と諭し、希も名前を捨て「()」という名で施設で暮らすことを決める。 しかしその施設は、こと施設長が「ものから食べていい」とに泣くことを強要し、「おまえたちはのと同じだ」と暴言を吐く恐怖の施設であった・・・ 第一回の放送の翌16日、慈恵はを行い、明日ママの養護施設の描き方は「 職員がに暴言を吐き、泣くことを強要するなどと懸け離れたが多すぎ、誤解や、を与える」と摘し、放送中止を申し入れるとにした。 初回を見たの一部は「このの内容はもっともである」として、でしたり、で会見内容を「ね」したりした。 これがそもそもの騒動のきっかけである。 振り返った通り、ここまでの段階でも「」は居ない。 という全で一の施設を持つが勝手に設定を使われて、悪どく描写されたことに対して反対意見を申し述べたという、・学で言うところのステークホルダー(keher: 直接・間接的に利関係を有する者)の当事者同士の話と、その動きを注視する人がいただけの段階である。 スポンサーへの電凸 …クレーマー的行動者の出現 加的な騒ぎとなったきっかけは、「」などの系が報じ、それをに持ちがでを立て、さらにそのの書き込みをがするというお決まりのが機して、手に付けられない状況になったことにある。 ここから、ステークホルダーではない者による的な行動が出現する。 、のが上での番組編成がに傾斜していることをする書き込みを行いその後所属を退職に追い込まれたことをきっかけとして始まった「」あたりから、民は「効率的な方」を学習していた。 それは、やにするよりもにを行ったほうが直接的かつ効率的、というものである。 にしたところで応対するのは雇われたオーターで意見はまともに上に届かないし、()に陳情しても、放送委員会で取り上げるのには時間がかかり答申がまとまるのは放送期間終了後なんてこともあるし、そもそもが陳情しても。 だったらにをかけて「の会社はあんな劣悪な番組に資して支えているのか」とやったほうが手っ取りい、というのは「なのに返信」ですら問題になっているような高速をめる今のにとっては当然の帰結である。 しかし、全の多数のが一斉にの代表番号にをかけることは「版」というか、に営業妨となりかねない。 このに関しては「これだからは・・・」と言っている人の意見は正しいし、ステークホルダーである慈恵が「とお話させていただきたい」といって直接動いていた以上、民が義を持って助することは、逆に慈恵側に対する反発につながりかねない。 ・・・というか、実際にそうなった。 各スポンサーが広告見合わせ 第1回の放送ではとして8社が表示されていたが、第2回放送では全社が表示をして3社が放送を中止、第3回放送からは全社がを取りやめ、すべてのに差し替えられた。 「圧倒的じゃないか・・・の効果は・・・」という感じではあるが、実はにしてがすべてに差し替えられても、からに対しては通常通りの料が支払われ、がする気になればそのまま放送を続けられるのである(ただし次以降もそのをするかは別問題だが)。 この一連の仕組みを知らないの院長が番組してやるぞと突如言い出したが、や関係者にとってはいい迷惑であった。 そして実際、はこのの放送をしたわけだが、この「全社見合わせにも関わらず放送を打ち切らず中」という動きが再び発信で逆方向にが発動し、今度は著から「達はやり過ぎだ」という意見が続出し、問題はを置き去りにあらぬ方向へ進んでいく。 クレーマーはやり過ぎ論 はやり過ぎ論の代表的な意見を紹介する。 の番組「」において、氏は以下のように発言した。 「もしこれで放送中止になってしまったら、のはもうないです」「でおをするとして、これ以上の発展は見込めなくなりました」 つづく放送の番組「」において明日ママ問題が扱われた際に、の氏は以下のように発言した。 「本当にどのぐらいでどのぐらいの熱を持って、本当に立ってて本当に止めてほしいと思ってやってるか、数値化できたら一番いいんですけどね。 なんとなく半分、面半分でしてくるものまで対応しちゃうと、どんどん面くなくなっていきますよね」 その後、問題とくれば最近なんでも噛み付く氏などを始め、「はやりすぎだ」、「が脅かされる」とのが相次いた。 これらはあるから見ればなのだけれども、正しい理解かというとがつく。 ここまで記した通り、最初に問題提起したのは関係ななどではなく、とかけ離れたことをで好き勝手に描かれたする団体である。 そしてその団体はステークホルダー(利関係者)として当然の権利であるを行った。 そのを一部の・が支持し、した。 従って、これらの前提を押さえないままをしても的外れである。 というか、彼らが言うところのは自分たちのことをなどとは思っていない。 義を持って助し、問題提起の音量を大きくするべく手助けした、いわば拡器のような存在と思っているだけである。 だから、「存在しない」に対してこんなことを言っていても彼らには届かない。 製作者は「痛み」をどこまで想像できているか? 少し話を変えるが、には「痛み」を表現するが諸外とくらべ桁違いに多い。 から来た刺痛(刺すような痛み)、重痛(重く感じる痛み)などのに加えて、がズキズキ痛む、がシクシク痛む、の跡がヒリヒリ痛むなどの(必ず音を伴うわけではないが)など…。 じゃあなんでそんなに痛みを表現する言葉の種類が必要なのかと言うと、痛みは、どこが、どんなに、どれぐらい痛いのか伝えづらいからである。 他者の痛みを想像するには「自分がその状況だったら」と置き換えてその人の痛みを想像するしかない (たとえばの痛みについて経験者から「鼻からを出す痛み」と言われたら、男はそれを想像してみるしかない)。 だから、こんなぐらい問題ないだろって人がいるとしたら、それらの人のために「 病になって偽名で長期入院していたのオカさん」とか「 にもなって未だにが抜けずを追い掛け回しているのさん」とかが本人の許諾もなしに勝手に登場して勝手に描かれるをまともな取材もせずに作って放送してみればどうだろうか。 それでも、彼らは一流の表現者であるから「そんなの構わない」と強弁するかもしれない。 「実名を使った作品が作れなくなったらやができなくなる」と言うはずだからである。 ならばこんな例示をしてみよう。 表現の自由はどこまで保証されるべきものなのか 南で毎年末にム際祭というものが開催されている。 ムは人口4万人ちょっとのであるが、そのに3~4日間の開催期間中にのべ20万人以上を動員するでにおけるヌとも言われているである。 より行われた第回ム際祭では、周年として「、への見方」というの向けの展が行われることになった。 このポはさすがににあたると問題視されいを貼って隠す処置がとられたが、ブース自体はこれに反論する的で作られたブースのように催者からを命じられることはなかった。 他の面な展の中にブースがあったことから、来場者の中にはと信じこんでしまう人もいたという。 になっているから詳しくはしないが、これも「する(した)人物や団体を勝手に借用して、当事者の同意を得ずにろくに調べずに作られた作品」である。 明日ママに問題がないと言う人らは、この展示についても問題はいと言うのだろうか。 は重要である。 しかしそれは同時に、その濫用によって他者のを侵してはならないとされているのである。 他者の名前や設定だけ借用してきてとは異なることを好き勝手に表現してもよいということではない。 最後に、的な用を使ってまとめてみたい。 総括 … 二次創作が許される境界線 する(した)人物や団体や地名、あるいはそれらの先人が生み出したやや設定(いわゆる)を借用して作品を作ること自体はごく一般的に行われている。 にはもののが多く作られを博しているし、なかには熱心ながそれを元に・四次を作っているもある。 を否定したらは成り立たないと言っても過言ではない。 では、それを踏まえた上で、ここではわかりやすいように児童福施設を(、業界で言うところの「生モノ」)、「明日ママ」をとして考えてみよう。 立ち止まって考えて欲しいのは「 そこに()へのはあるのか?」、そして、「 をする前に()について調べる努をどこまでしたか?」という問いかけである。 の民放としてはもうひとつ、で「がいた時間」というも放送が開始されている。 このは難病の(、都知事への0万円問題でになった医療徳会の虎雄氏が患っているあの)というこれまたを取り扱っていて、や設定の過さは明日ママと大差ない。 ・・・というか、明日ママの「 」というより「 死」というがこれでもかと出てくる。 の患者はを背けたくなるような内容である。 にも関わらず「がいた時間」は問題にならず「明日、ママがいない」のみが問題になるかといえば、前者はという難病について正面に向かって詳しく調べようとし、協会の協を取り付け、立に撮協をしてもらい、知識のある医療監修者をつけて時間をかけてされたからである。 だからこそ、過な脚本やであっても、患者やその関係者はに対してしたりはしない。 このあたりを本「」がうまくまとめた記事があるのでぜひ先に飛んで読んでみてもらいたい。 それでも「()へのはしたくない、自分が作りたいものを作るだけ」という人もいるだろうし「面おかしく化したり、よりックなにするためにはを調べるのは」という人もいるだろう。 ・・・あまり褒められる行為じゃないが、それでも結構。 でも、ただ一点だけ心がけて欲しい。 もしについて(者)側から「申し訳ないがそのは」と言われたら、その時は摯に対応するべきである。 あくまでが赦されてるのは者が「まぁ、この程度なら」とおこぼししてくれてるからということは忘れてはいけない。 この点についてだけは、側が第一回放送開始前から修正の申し入れを行っているのに脚本変更せずに放送を強行した明日ママ者側の行為が許されるとは思えない。 も、調べるのも、者の意に従うのもイヤだ、何事にも束縛されずにに・表現をしたいという人は、どっかから設定やを安易にパクってくるとかじゃなくて、頑って自分がから全部を創造して、どうぞ。 関連動画 関連項目• …… 脚本監修者。 ただし問題になって以降、のからは名前が消えている。 U -演- …… 実の親からの情をに受けなかったをにした。 本作の脚本監修を務めるがを担当している。 沙也 …… 脚本• …… 演• の()• 児童福施設• しかし自分個人は慈恵への否定的的を植え付けそのこそ最重要な内容になれば良いともいましたが、そう捉えている人は以内に同然です。 内容に異議をした団体の中でも中心である慈恵は系のです。 大前提となるの是非を視して、の内容がわれわれのによる活動を曲し否定するもので謝れでした。 さて、は、産んだはいいものの育てられない親の性を守ることで受け入れ、が産み捨てられすることを避けることができている効果があります。 しかしらばそもそもしないように避妊せよが一部のヤリチン・ヤリマンを除くのです。 そして避妊しなかったしたがした場合(例外として少数ではあるものの、性のによる)で育てられない場合、する方法もあります。 31 ななしのよっしん.
次の明日、ママがいない ジャンル 脚本 (脚本監修) 松田沙也 演出 猪股隆一 長沼誠 鈴木勇馬 出演者 エンディング 「誰か私を」 製作 製作総指揮 (チーフプロデューサー) 伊藤響 プロデューサー 福井雄太 難波利昭 制作 放送 音声形式 放送国・地域 放送期間 - 放送時間 水曜日22:00 - 23:00 放送枠 水曜ドラマ 日本テレビ 放送分 60分 回数 9 特記事項: 初回は20分拡大(22:00 - 23:20)。 第5話は『ソチオリンピック・スピードスケート男子1000m』中継(22:55 - 翌0:55)のため、5分短縮(22:00 - 22:55)。 『 明日、ママがいない』(あした、ママがいない)は、でからまで毎週水曜日22:00 - 23:00 ()に、「」枠で放送されていた日本の。 主演は。 略称は「 明日ママ」。 を舞台に、様々な事情で親と離れた子どもたちの目線から「愛すること」・「愛されること」をテーマにしたドラマである。 は、本作が連続テレビドラマ単独初主演。 主演のと共演のはこのドラマが初共演となる。 2014年、にて1万人限定でネット試写会が行われた。 放送終了後から(配信時は「GyaO! 」)やの日テレチャンネルなどで一週間限定で最新話が無料配信されていた。 あらすじ [ ] 母親の涼香が事件を起こして警察に逮捕されてしまったため、一軒の児童養護施設に預けられることになった少女・真希。 佐々木が施設長を務めるコガモの家は、不穏な雰囲気を漂わせる場所。 そこで真希は、3人の少女と出会う。 みんな、それぞれの事情で実の親と暮らせなくなった子供たちだった。 子供たちは本当の名前を名乗らず、あだ名で呼び合っていた。 ピアノが上手なピア美、家が貧しいボンビ。 そして、ポストと呼ばれる少女。 圧倒的な存在感を放つポストは、子供たちのリーダー的存在でもあった。 ポストは、真希がコガモの家に来た事情を知っていながら、気遣いのない言葉を投げかける。 そんなポストに、真希は反発するのだった。 複数話・単話登場の場合は演者名の横の括弧()内に表記。 役名は公式HP及び劇中クレジットより引用。 施設の子供たちのリーダー的存在でオツボネの相談相手。 男勝りで普段はクールに歯に衣着せぬ態度だが、「お試し」で預けられた先の里親には外面良く対応し、また施設の子どもたちには面倒見よく接している。 射手座。 赤ちゃんポストに預けられたときに名前が書かれた紙が一緒に入れてあり、その名というのは自他ともに認めるのため、本人は気に入っていない。 ヘアゴムをパチパチと弾く癖がある。 また異常に鼻が効き、浴室にいながら家の外にいる人物の臭いを感じ取るほどである。 赤ん坊の頃から友則によって育てられた。 そのため、友則を面と向かって「魔王」と呼び、タメ口で食って掛かれる人物は彼女だけである。 友則によると「あいつは誰よりも俺に逆らう」。 激昂したり、義憤に駆られたりすると手が出てしまう性格で、ドンキに「ポストのくせに」となじられ取っ組み合いの喧嘩に発展し 、また、蓮の誕生日にピア美がアミにいじめられているのを見たことで激昂した。 腕力も強く、ハンとリュウの胸ぐらを両手でつかみ、二人同時にぶん回したことがある。 娘の死を受け入れられず精神を病んでいた朝倉瞳から自分の娘であると思い込まれる。 瞳を助けるために娘のふりをして朝倉宅に通ううちに、本当に瞳を母親として慕うようになってしまい、朝倉の里子となることを希望する。 しかし、契約直前で友則から「無理がある」と判断され縁組を破談にされた。 なぜ自分の幸せを奪うのかと友則に食って掛かったところ、友則から育ての親としての愛情を持っていることを打ち明けられ、最終的に友則を父親として受け入れ、嫌っていた本名でさえも受け入れた。 9月1日生まれ。 乙女座。 素直で良識的な性格をしており、ポストやピア美に振り回されることがしばしばある。 入所当初はポストの言葉に反発し、涼香が迎えにきてくれることを信じて待っていたが、捨てられたことを自覚しポストらとともに現実を生きていくことを決意する。 川島夫妻の家にお試しに行くうちに本当に両親のように愛するようになるが、見捨てられた経験から来る不安から自尊感情が欠落し、他人を不幸に陥れて相対的に自分の価値を上げ、安心感を得るようになる。 ロッカーやボンビ、友則などを謀略によって陥れるうちにポストによってその精神的な異変を指摘され、真意を打ち明けた。 涼香が彼氏と別れたことでもう一度迎えに来た。 どうせ自分はまた捨てられると思い込んでおり(しかし、涼香の捨て台詞から察するに、彼女の予想は正しかったといえる)、大好きな川島夫妻にまた捨てられるくらいなら1度捨てられた涼香にもう1度捨てられるほうがまだ精神的に耐えられるという後ろ向きな理由から、涼香に付いていこうとする。 しかし友則とポストの説得によって土壇場で涼香に見切りをつけて里親候補の川島夫婦を選び、真の幸せを得ることが出来た。 元々はお嬢様育ちだったが、父親の会社が倒産した後に母親が蒸発したことでコガモの家へ入所した。 10月29日生まれ。 ロッカー曰く、自信家で天狗になりやすく、おしゃれ好きでおしゃべり、さばさばしていて、頑張り屋であり乙女心がいっぱいの少女。 口癖は「顔だけなら誰にも負けないのに」。 高飛車な口調で、意味を知らずに大人びた言葉を使う耳年増の傾向がある。 ピアノの才能は五十嵐をして「どこまで伸びるか想像もつかない天才」と称されるほどである。 同級生の蓮に対して思いを寄せており、「蓮きゅん」という愛称で呼んでいる。 この蓮をめぐり度々ポストのことを恋敵として敵視することがある。 彼女の父親は発表会をこっそり見に行きながらも、金銭的な理由から娘との生活を諦めていた。 ピアノの発表会で演奏を中断し、舞台の上で人目を憚らず号泣してまで「パパと一緒がいい!」という強い思いを表し、それを受け入れた父と6畳一間で共に暮らすことになる。 五十嵐へのレッスン料も払えなくなるため、ピアノを続けることを諦めかけたが、ポストの機転によって五十嵐が無償でレッスンをしてくれることになり、ピアノを続けることができた。 ピア美と同様にポストを尊敬している。 水瓶座。 実はホラー映画が大好き。 両親の死を受け入れられない経緯から癖があり、部屋にとの写真を飾り 、2人を「ジョリピ」と呼んで理想の里親としていた。 後に佐々木の機転によって両親の死を受け入れることができた。 東條夫妻をジョリピに似ているという理由から理想の里親として憧れるようになる。 しかし、東條が希望するのは男の子であり、少しでも東條と一緒にいたいという思いから、髪の毛をポストに切ってもらい男装をして東條家にお試しに行く。 だが、ドンキにそそのかされたハンとリュウにより女の子であることを暴かれてしまい、お試しは頓挫してしまう。 一度は東條の里子になることを諦めたものの、その熱意から東條夫妻に気に入られ、念願の養子として受け入れられた。 オツボネ〈17〉 演 - 17歳になってもなお施設で暮らす「」。 眼帯をしており、これは母親が割ったビール瓶の破片による怪我でを患ったもの。 常に白いウサギのを持ち歩いているため、「 オツボネ」という名に変わる前は「 ウサタン」という渾名で呼ばれていた。 陰気で鈍くさく、ポストやピア美からも馬鹿にされている。 年下のポストに頼っており、自分のもらい手が現れない焦りから、無意識に施設の食料を漁る癖がある。 射手座。 通っている高校でも万引きを強要されるなどいじめられていたが、香織に助けられた。 ポストから「あんたはお姉ちゃんだ」と言われたり 、香織に料理を習うなど交流していくうちに精神的に成長していく。 当初はポストの喧嘩を「やっておしまい」と煽っていたが 、成長が見られるようになってからは「先に手を出したら負けよ」などと制止するようになった。 コガモの家を卒業後は、看護学校へ進学し、同学校の寮で生活していくことを予定していたが、内心はコガモの家にずっといたいという気持ちを持っていた。 それでも、自分の気持ちを抑えこんで出て行こうとするが、佐々木からの言づてで「ここから通えば良い」と水沢に伝言され、コガモの家への残留が決定した。 パチ 演 - (第1話 - 第5話) ()の母親に真夏の締め切った室内に放置されで死にかけ、発見されて入所。 きよみ幼稚園に通う幼稚園児。 母親の匂いが残るボトルを常に手にしている。 ポストとは母子のように仲がよい。 牡牛座。 佐々木が施設から送り出した106人目の子供である。 ニッパチ 演 - (第6話 - 第8話) パチと同様にギャンブル依存の母親に放置されたところを発見されて入所。 ニッパチというあだ名は自分から催促して決めた。 周囲の女性に対してしきりにチューを求める癖があり、そのせいかパチほど施設のメンバーにはかわいがられていなかった。 ギャンブルをやめると決意した実母が迎えに来て、親元に帰っていった。 ハン 演 - (第1話 - 第8話) 4月12日生まれ。 牡羊座。 リュウとは一卵性の双子の兄弟でリュウが大好き。 やんちゃでいたずら好きだが人の気持ちがわかる リュウと共に双子を希望する牧場を営む里親の養子となった。 リュウ 演 - (第1話 - 第8話) 4月12日生まれ。 牡羊座。 ハンとは一卵性の双子の兄弟でハンが大好き。 甘えん坊で寂しがり屋だが友達を大切にする 里親は双子を希望し、ハンと別れずに済んだ。 ロッカー〈21〉 演 - (少年期: ) 父親によってに置き去りにされた過去を持つ。 現在はコガモの家の職員兼調理員として働く。 コガモの家に預けられた最初の子供で、父親殺傷事件後に佐々木によって保護された。 自分が父を殺したと思っており、母と交わした約束を勘違いして一切言葉を発することをやめた。 そのため常に無口で無表情だが、施設の皆が心を許しており、彼自身も子供達を愛し一人ひとりの情報をノートに書き留めて日頃から接している。 母親から死の直前にロッカーが父親を殺したのではなく自分が殺したと真相を告げられ、強いショックを受け絶望しかけるが、ポストの配慮によって立ち直った。 その後はときどきであるが、言葉を発するようになった。 友則と同じく子どものことを第一に考えており、パチのシャンプーボトルを捨てとけと友則に命令されたにもかかわらず捨てずにパチに返したり 、涼香がドンキを迎えに来た際に独断で川島夫妻を呼びに行ったり 、朝倉とポストとの縁組を進める友則に思いとどまるよう説得するなど 、友則の命令に必ずしも忠実というわけではなく、独断で行動することもある。 佐々木 友則(ささき とものり)〈48〉 演 - 常にを手にしている施設長。 粗暴かつ威圧的な性格で舌打ちが癖。 子供たちを「里親のペット」と断言、恫喝や体罰を以って非情に接し、親を忘れられない子供には容赦無く、子供たちからは「魔王」と呼ばれ恐れられているが、時折情にほだされて優しい一面を見せることもあり 、根は悪人ではない。 ポストによると「めちゃくちゃ子どものことを考えてる」とのことであり、内心では子供たちに強い愛情を持っていたことが分かる。 刑事の経験と100人以上の子どもと接してきた経験からか、ドンキの自尊感情が欠落していることにいち早く気づいたり 、ポストの表情を少し見ただけで朝倉の里子に適していないことを見抜くなど 、子どもに対する洞察力は鋭い。 妻・香織とは別居中だが、車内から遠目で彼女が弁当屋で働く姿を毎日見に来ている。 香織のこととなると冷静さを失い、誤解から常連客の親子に喧嘩を吹っ掛け、その子供に対しても大人げない態度を見せてしまう一幕があった。 児童養護施設を開設する前はで、夫を殺したロッカーの母親を逮捕した。 過去、香織の出産の際に、母体か子どもかどちらか一方の命しか助けられないとの選択を迫られ、香織の命を選ぶ。 そのことが子どもの命を助けることを希望していた香織との確執を生むことになった。 足を引きずって歩くようになったのは、子供を亡くしたときの無念さからサッカーのゴール・ポストを何度も蹴り、自らの足を破壊したことによる後遺症である。 愛車は。 自らの子供を殺した贖罪のため、108人の子供を里子に出そうとしている。 調理担当のロッカーが不在時には炊事も担当するが、料理の腕は最悪でロッカーのレシピを見ても施設の児童全員が顔をしかめるほどまずい味である。 「108人の子供を里子に出す」という目標を達成した後は、自身が赤ん坊から育て上げたポストへの愛情から彼女を娘として暮らす決意をした。 横浜東児童相談所 [ ] 水沢 叶(みずさわ かない)〈25〉 演 - 職員。 常に無表情で生気が見られず、子供・里親問わず淡々と接する。 子供たちの幸せを第一に願っており「子どもにも親を選ぶ権利がある」との信念の下、本来なら規則違反とされる里親候補の資料を佐々木に見せている。 子供たちが付けたあだ名は「アイスドール」(本人はこのあだ名をあまり気に入っていなかった)。 自らも施設出身者である。 子どものころ、親に「早くしなさい」と強く手を引っ張られていたことがトラウマとなり、誰とも手が繋げなくなる。 過去、愛情を求めるうちに、何が愛情なのかがわからなくなり、金に執着するようになったことがある。 ロッカーに特別な信頼を置いているようであり、たびたび自分の苦悩を打ち明けている。 ロッカーの実母が他界した際、ポストとロッカーが手を繋いでいるのを見て自分もロッカーと手を繋ぐことを試み、トラウマを克服できた。 岩本と結婚の予定があり、結婚した後は仕事を辞め家庭に入ることが条件となっていた。 しかし、友則に「残された子供はどうなるのか」と叱咤され、子どもたちのために自分は何が出来るかと考えた結果、市議会議員に立候補することを決意し、婚約を破棄した。 その他 [ ] 東條 祐樹(とうじょう ゆうき)〈28〉 演 - 高級住宅街に住む。 ボンビに密かに「ジョリピ」の愛称で「理想の親」として憧れられている。 子供に恵まれず、ボンビを介して知った「コガモの家」に養子縁組の斡旋を依頼する。 当初は男の子を希望していたが、ボンビの真意に触れ最終話で引き取ることを決意した。 マリア 演 - Mailys Robin 東條の妻。 彼女はしかしゃべれないため、東條が通訳する。 レイカ 演 - 東條の姪。 子供がいない東條に頼まれて週に1回、東條家に遊びに来ている。 ボンビは彼女を東條の娘だと思っていたが、間違いが発覚した後はボンビを東條に紹介した。 笹塚 蓮(ささづか れん) 演 - ポスト達のクラスメート。 容姿端麗、家が裕福、親が政治家と三拍子揃ったイケメンで、女の子からとても人気があり、誕生会を開いた際には出席者のほとんどが女の子であった。 ピア美から好意を持たれているが、自身はポストに好意を持っている。 ポストには想いを伝えたが、特段の反応は無かった。 それでもピアノコンクールにおいて「金賞を取ったら少しは見直してくれるかな」 「僕のことも少しは応援してほしいな」 とたびたびアプローチしているが、ポストの反応は今ひとつである。 音楽大学で教授を務めている五十嵐は彼の伯母にあたる。 「男子がピアノなんて恥ずかしくて」という理由でピアノが得意であることを隠していた。 一度はコンクールにおいてピア美に打ち勝つが 、実は五十嵐がピア美を天狗にしたくないとの理由からピア美の点数を低く付けたためであった。 蓮自身もピア美のほうが上であることを認めている。 佐々木 香織 ささき かおり 〈40〉 演 - 友則の妻。 当初はドンキから「謎の女性」だと思われていたが、友則の言動や行動から彼の別居中の妻だと気付く。 夫の友則とは接触せず、アパートで独り暮らしをしながら弁当屋で働いている。 過去に男の子をしており、友則がそれを自分のせいとして現在の活動をするきっかけとなった。 友則が子どものために努力している間、別の男性と関係を持っており、その負い目から友則の「今でも愛している」という言葉を受け入れられず、自分のやることに向けて遠くに引っ越していった。 渡辺 涼香 わたなべ りょうか 演 - (第1話・第8話) ドンキの実母で。 一見善人のように振る舞っているが、その実非常に自分勝手で娘に対する愛情も薄く、ある意味では佐々木とは対照的な人物であるといえる。 恋人を灰皿で殴り傷害事件を起こして逮捕される。 後に、その恋人と結婚するため、邪魔になったドンキを用済みとばかりに「コガモの家」に捨てる。 その後、恋人と別れドンキを迎えにくる。 しかし、佐々木らの機転で土壇場になって川島夫妻を選んだドンキによって完全に見限られ、皮肉にも今度は自分が捨てられることになった。 直後、怒り任せに「産んでやった恩も忘れた子」「どうせ私の足手まといになる」などと捨て台詞を吐いて去っていった。 川島 剛志 かわしま たけし 演 - (第2話・第5話 - 第8話) 川島 美鈴 かわしま みすず 演 - (第2話・第5話 - 第8話) 上記2名はドンキの里親候補者の夫婦。 過去に病気が元で自分の子供が望めなくなった。 ドンキは一度、「幸せすぎて辛い」という理由からこの夫婦との縁組を断った。 代替としてポストがこの夫婦の元にお試しに行く予定だったが、ポストの配慮によって再びドンキがお試しに行くことになる。 二人とも暖かい愛情でドンキを包み込むが、特に美鈴はドンキのことを実の娘のように溺愛しており、ポストがドンキの代わりにお試しに行くことになったときも「どうしてもあの子(ドンキ)がいい」と剛志に懇願したり 、ドンキの精神的不調から水沢の判断でお試しを中止する旨を伝えたところ「あの子と一緒にいたい。 自分たちがケアする」とお試しの中止を拒否したり 、涼香がドンキを迎えに来た際には「せめてお別れぐらいはきちんと言いたい」と涙を流した。 ポストや友則の尽力もあり最終的にドンキを里子として正式に引き取ることになった。 アミ 演 - (第2話・第4話・第7話) レミ 演 - (第2話・第4話・第7話) ユミ 演 - (第2話・第4話) 上記3名はポストたちの同級生。 意地の悪い性格でポストたちを施設の子だと馬鹿にし、たびたびいやがらせをする。 鳥羽 演 - (特別出演)(第5話・第8話) ピア美の父親。 2代目を継いだ会社を倒産させ、妻には逃げられ、多額の借金を背負い自己破産した。 そのため、経済的に困窮しておりピア美をコガモの家に預けた。 ピア美の才能を幼いころから見出しており、彼女がピアニストとして大成することだけを生きる支えとしていた。 そのため、ピア美の邪魔をしたくないという気持ちから彼女への接触を避けてきたが 、友則の説得によって、ピア美の「ピアノなんか要らない。 パパと一緒がいい」という思いを汲み最終的に共に暮らすことを決めた。 五十嵐 みどり いがらし みどり 演 - (第5話 - 第6話・第8話 - 最終話) 蓮の伯母。 音楽大学教授でピア美の才能を見出す。 ポストに「天才ピアニストの恩師と言われたくないのか」と諭され、ピア美に無償でレッスンを施すことに決めた。 岩本 演 - [ ](第5話・第8話) 叶の彼氏。 エリート志向が強い。 朝倉 亮 あさくら りょう 演 - (第7話 - 最終話) ポストたちの新たな担任。 ポストを里子にもらうことが瞳のためになるのでないかと思い、縁組を進める。 朝倉 瞳 あさくら ひとみ 演 - (第7話 - 最終話) 亮の妻。 娘・愛の事故死を受け入れられず、精神を病む。 ポストを愛だと思い込み、毎日通うポストと楽しい日々を送っていたが、ときどき現実に戻り本当の愛のことを思い出すことがあり、そのことを友則に指摘され、ポストが愛ではないという現実を受け入れた。 渾名は親がを手土産に預けてきたことに由来。 気弱な性格。 ラーメン店主夫婦のもとに「お試し」を経て里子となった。 加藤 一郎 演 - [ ] 加藤 久子 演 - [ ] 上記2名は中華食堂「末広軒」を夫婦で営む。 「お試し」を経てダイフクの里親となる。 細貝 晴美 演 - 細貝 演 - 上記2名はポストの里親候補者。 第2話 [ ] 安田 美智子 演 - 安田 裕 演 - 上記2名はパチの里親候補者。 夫がのため子供が出来なかった。 第3話 [ ] 吉田 アズサ 演 - 正一郎・弓枝の実子。 の選手だったが、練習中に着地に失敗し両脚が動かなくなり、リハビリするも両親の関心を引きたくなり、で脚が動かなくなる。 実際は既に治りかかっており、ポストと共にリハビリに励む。 しかし、両親の離婚を知り、ショックで自分の足を傷つけた。 その後の動向は不明。 オツボネとの関係はうまくいかなかった。 吉田 弓枝 演 - 吉田 正一郎 演 - 上記2名はポスト、オツボネの里親候補者。 正一郎はロサンゼルスを拠点に活動する、弓枝は占星術師。 娘・アズサや吉田夫妻は普段はそれぞれの場所で離れて生活しており、娘がいる家に帰ってくることが滅多に無く、3人はで会話をしていた。 弓枝の意向で射手座の子供を望む。 離婚が決まっていた。 三田村 演 - 吉田家の家政婦。 無表情で必要以上のことはしゃべらない。 オツボネの母親 [ ] 演 - [ ] オツボネの実母で「スナック篤子」のママ。 施設から抜け出し実家に帰ってきた娘をで働かせた辺り、オツボネへの愛情は薄い 子供は所有物感もある 様子。 第4話 [ ] ボンビの伯母 [ ] 演 - [ ] ボンビの母親の一卵性の双子の姉。 妹とは「の位置」などの細部を除けば全く同じ顔である。 酒井 祥子 演 - 酒井 大輔 演 - 杉田吉平 上記2名はボンビ、ポストの里親候補者の夫婦で「サカイ自転車」を営む。 ボンビが初めて挑戦したお試し先でもある。 第5話 [ ] 山口 演 - 山口 潤子 演 - 上記2名はパチの里親候補者。 夫婦で山口を営む。 第6話 [ ] 文香 演 - [ ] ロッカーの母親で、息子を守るために夫を刺殺した。 その後、先のでロッカーと再会を果たすが、全身に冒されており、ほどなくして亡くなる。 ロッカーの父親 [ ] 演 - [ ] ロッカーの父親。 夜泣きを嫌って、コインロッカーに息子を置き去りにした。 その後、恐喝や詐欺など数々の罪に手を染め刑務所に収容されていた。 刑期を終えて帰宅した後に再び妻に暴力を振るい、母を守ろうとしたロッカーに突き飛ばされ、ロッカーは自分が殺したと思い込んでいたが実はしていただけでその後妻によって刺殺される。 美幸 演 - [ ] 自宅前で夫に暴力を振るわれた女性。 その現場を目撃したロッカーは女性を助けようとするが、過去の記憶から相手男性に対して度をこした暴力を働いてしまう。 男性 演 - 井澤崇行 自宅前で美幸に暴力を振った男性。 第8話 [ ] ニッパチの母 [ ] 演 - [ ] スタッフ [ ]• 脚本監修 -• 脚本 - 松田沙也• 音楽 -• 主題歌 - 「誰か私を」()• 演出補 - 田部井稔、後藤克樹• タイトルバック - 西村了• 美術 - 、渡辺俊太• スタントコーディネーター - 出口正義• カースタント - 佐藤秀美• 児童養護施設監修 - 岡本忠之• ダンス指導 - あさづきかなみ• ピアノ指導 - 東ゆかり• ピアノ吹替・演奏 - 松崎加奈• 劇中料理 - 赤堀博美• 医療指導 - 菅野秀宣• 看護監修 - 柿本志保• 特殊メイク -• チーフプロデューサー - 伊藤響• プロデューサー - 福井雄太、難波利昭(日テレアックスオン)• ラインプロデューサー -• プロデュース補 - 渡邉美郁、大護彰子、加藤晶子、侭恵子• 制作協力 -• 製作著作 - 放送日程 [ ] 各話 放送日 サブタイトル 演出 視聴率 第1話 2014年1月15日 愛を失った少女。 捨てられたんじゃない 私が親を捨てたんだ 猪股隆一 14. いたいけな少年を救え 13. 親のいる子も寂しい? 長沼誠 15. 愛と魂の大演説を聞け 長沼誠 11. 子供たちの流す涙の訳 長沼誠 11. また、赤ちゃんポストに預けられていた子供が「ポスト」と呼ばれることについて「精神的な虐待、人権侵害にあたる」と批判し、養護施設の描き方についても「現実と懸け離れたシーンが多すぎ、誤解や偏見、差別を与える」として、子どもたちや職員への謝罪を求めた。 慈恵病院は、の放送人権委員会に審議を求める申立書を送付した。 なお、慈恵病院の番組に対する批判と見解は、番組終了後も病院公式サイトに掲載されている。 これに対し、日本テレビ総合広報部は「慈恵病院が会見を行われたことは承知しております」とした上で、「ドラマは子どもたちの心根の純粋さや強さ、たくましさを全面に表し、子どもたちの視点から『愛情とは何か』を描くという趣旨のもと、子どもたちを愛する方々の思いも真摯に描いていきたい」として第2回以降も予定通り放送を続けるとし、「ぜひ最後までご覧いただきたいと思います」とコメントした。 関係者は「全話を見ていただくとわかってもらえると思う。 そういう受け止め方をされたのは残念」と話した。 全国児童養護施設協議会 [ ] 2014年には全国児童養護施設協議会(全養協)と全国会が会見を開き、「視聴者の誤解と偏見を呼び、施設で生活している子どもたちの人権を侵害しかねない」と批判した上で、子どもへの差別や偏見を助長するような表現を改めるよう求めた。 これに対し、日本テレビ総合広報部は「制作にあたっては、児童養護施設の子どもたちの尊厳を冒さぬよう配慮するとともに、偏見を助長することのないよう留意しています。 しかしながら、このたび『子どもたちへの配慮が足りない』などのご指摘をいただいたことも真摯に受け止め、今後とも内容には細心の注意をはらってまいります」とコメントした。 2014年に開かれた日本テレビの定例会見では、当初の予定通り全9話を放送し、脚本や演出の大幅な変更は予定していないことが発表された。 社長は「抗議やご意見を重く受け止めるが、そのこととストーリーを変えることは必ずしもイコールではない。 重々承知の上でドラマ作りが続けられていくと思う。 最後まで見ていただければ、理解をいただけると思う」と語った。 制作局長も出席し、「ストーリーは完成している。 各団体から指摘いただいていることは真摯に受け止めているものの、ストーリーなどを変更することはなく、最後までいけると確信しております」「子供たちの視点で愛情とは何かを描きたい。 3、4、5話を見ていけば、制作の意図が分かっていただける、支持者が増えていくのではないかと思う」とコメントした。 スポンサーがCM放送を見合わせていることについて大久保社長は「スポンサーが社名提供表示をやめるという事実はあります。 我々の意図を理解してもらいたいということで、(スポンサーに)理解を求めている最中です」と話した。 視聴者センターへ寄せられる声については「数は控えたいが、かなりの声があることは事実。 非難の声もある一方で、推奨の声もある。 2話目の放送以後は初回放送後より推奨の声が多い。 施設で育った方からも『続けてくれ』との声が多い。 賛否両論という状態」とコメントした。 2014年には全養協が「この作品のために子供たちが辛い思いをした事例が15例ある」とする報告を発表した。 これを受けて、日本テレビは「30日に番組責任者が直接お目にかかり、誠意を持ってお話をさせていただく」とコメントを発表した。 に番組制作関係者が全養協を訪れ、同協議会に対し「申し入れを真摯に受け止め、改善を検討したい」と説明し、「までに具体的な変更点を提示する」と伝えた。 2014年2月4日には佐野譲顕制作局長ら2人が全養協を訪れ、要望書に対する回答書を手渡した。 2014年に全養協は記者会見し、日本テレビから「施設の子供が傷ついたりすることはドラマの意図するところではなく、重く受け止め、衷心より子供たちにおわび申し上げます」とする回答書を受け取ったことを明らかにした。 また回答書によると「事前に協議会に施設の実情を詳細に伺い、表現上留意すべき点を慎重に確認する必要があった」とした上で、「これまで以上に子どもたちに配慮していく」として、ストーリーは当初の構想に沿って展開するが、誤解がないように細部で注意を払うという。 これを受けて協議会の藤野興一会長は「当方の主張をご理解いただき、今後のドラマ展開に一定の改善が図られると受け取った。 今後も放送を見守りたい」とコメントした。 日本の国会 [ ] 2014年の・で()がこの問題を取り上げて質問し 、これに対してが「児童養護施設の子どもに与えている影響について調査したい」と答弁した。 スポンサーの対応 [ ] 第1回の放送では提供として8社がされていた(第1回は1社が個別の事情でクレジット表示を見合わせていたため、実際の提供スポンサー数は9社 )。 第2回の放送では、全社がスポンサー表示を自粛し、実質的に状態(に準じる)となった。 このうち3社はCMの放送も自粛した。 各社とも「視聴者や関係者の意見を総合的に判断しました」として、の公共広告に差し替えられた。 第3回以降の放送では、全社がCM提供を取りやめ、ACジャパンの公共広告に差し替えられた。 いずれもスポンサー契約自体は継続された。 当初、第3回放送を前にした毎日新聞の取材 では1社のみは予定通りCMを放送し、既にCM提供を見合わせていた企業 を除いた他の協賛各社についてはCMの提供をするか否かを検討中としていた。 番組提供スポンサーに加え、パーティシペーション扱いでCMを提供するの契約社の中からも、同枠でのCM放送を避けたい旨の要望が日本テレビに寄せられていると報じられた。 第4回の放送では番組内ではスポットCMを放送せず、本編終了後に放送する形で対応した [ — ]。 評論家による評価 [ ] ライターのは放送途中の2月4日に発表されたインターネットコラムでドラマとしての質を分析し、制作側が大人と子供の目線の兼ね合いに失敗したことが騒動の原因となったのではないかと評した。 作中で子供がつけるあだ名についても、子供の無邪気さゆえの残酷さを表現したかったのだろうが、子役たちのこまっしゃくれた演技や、養護施設や施設長のキャラクターがおどろおどろしく表現されたことが「大人の目線」であり、これが差別的でふざけたものと受け取られたこと、ファンタジーに逃げて題材を見えづらくしたことが問題を生んだのではないかと指摘している。 また、エンターテインメント性を優先するあまり、養子縁組を希望する夫婦についても子供を望みながら長年の不妊治療に心身ともに疲れ果てた現実の希望者の気持ちを「木端微塵に粉砕」したと批判しつつも、スポンサーが撤退するなど当事者以外の過剰反応による制作側の委縮には懸念を示した。 脚注 [ ] 注釈 [ ]• 初回は20分拡大(22:00 - 23:20)。 第5話は『ソチオリンピック・スピードスケート男子1000m』中継(22:55 - 翌0:55予定)のため、5分短縮(22:00 - 22:55)。 「真希」は第1話・第8話のエンディングクレジットのみ。 「家庭が貧乏(ボンビー)ということ」はボンビがコガモの家に来てから初めて話した妄想から端を発している(第4話エピソードより)。 佐々木により剥がされ丸められ叩きつけられた(第4エピソードより)。 「里親候補に捨てられてしまったパチの大切なシャンプーの新品を買ってきてあげる (第2話)」、「騒動を終え、腹を空かせて帰ってきたオツボネに自らが作ったカレーを食べさせ、優しい言葉をかける(第3話)」など。 108という数字にしたのは、は108あるとされることから。 計算上ではパチを里子に出した第5話時点で残り2人(その後、第8話でドンキが川島夫妻に、最終話でボンビが東條夫妻にもらわれたため、最終話で目標自体は達成された)。 「過去に子供を殺したことがある」「108人の子供を里子に出そうとしている」などの友則の発言から(第3・4話エピソードより)• 第1話より、ドンキは妻のいる男性との子であったことが語られている。 第1・8話エピソードより。 もっとも、本当に信用できる相手か試す理由も含まれる。 1月25日の段階では上記3社に加え、新たにもう2社を含めた計5社が提供辞退を決定していた。 出典 [ ]• スポーツ報知• オリコン2013年11月29日• テレビドカッチ 2014年1月10日. 2014年1月29日閲覧。 毎日新聞デジタル 2014年1月17日. 2014年1月29日閲覧。 ジョビィキッズプロダクション. 2015年7月24日閲覧。 日本テレビ. 2014年2月6日閲覧。 2015年1月26日閲覧。 2015年7月24日閲覧。 2014年2月6日閲覧。 日本テレビ. 2014年2月22日閲覧。 テレビドカッチ 2014年2月26日. 2014年2月27日閲覧。 2014年2月6日閲覧。 日本テレビ. 2014年2月6日閲覧。 2014年2月9日閲覧。 日本テレビ. 2014年2月6日閲覧。 の2014年1月29日時点の (2014年2月14日閲覧)より。 [ ]• (2014年2月7日閲覧)より。 Aol News. 2014年2月7日. 2014年2月9日閲覧。 ギフト. 2014年2月6日閲覧。 LUCKY RIVER. 2014年2月26日閲覧。 、スポニチアネックス、2014年3月13日閲覧。 NHKニュース 日本放送協会. 2014年1月16日. の2014年1月18日時点におけるアーカイブ。 2014年4月1日閲覧。 TBS News i 2014年1月16日 [ ]• サンケイスポーツ 2014年1月22日• 医療法人聖粒会 慈恵病院公式サイト• 朝日新聞 2014年1月16日• デイリースポーツ 2014年1月17日• 日テレNEWS24 2014年1月21日 [ ]• まんたんウェブ 2014年1月27日• (朝日新聞2014年1月29日、1月30日閲覧)• (サンケイスポーツ2014年1月30日 同1月31日閲覧)• スポーツ報知 報知新聞社. 2014年2月5日. の2014年2月22日時点におけるアーカイブ。 2014年2月5日閲覧。 2014年2月5日. の2014年2月14日時点におけるアーカイブ。 2014年2月5日閲覧。 産経新聞 2014年2月5日閲覧• 中田宏Twitter 2014年2月3日付• 産経新聞 2014年2月3日閲覧• (デイリースポーツ2014年1月30日、1月30日閲覧)• (スポーツニッポン2014年1月22日、同1月25日閲覧)• (産経新聞2014年1月23日、同1月25日閲覧)• サンケイスポーツ2014年1月27日• 共同通信2014年1月17日• 毎日新聞 毎日新聞社. 2014年1月25日. の2014年1月25日時点におけるアーカイブ。 2014年1月25日閲覧。 (デイリースポーツ2014年1月30日、同1月31日閲覧)• ビジネスジャーナル、2014年2月10日閲覧。 関連項目 [ ]• - 実の親からの愛情を満足に受けなかった子供を主人公にした漫画。 本作の脚本監修を務める野島が原作を担当している。 - に実在する唯一の「こうのとりのゆりかご」をめぐる実話を基にしたドラマ。 外部リンク [ ]• 公式コンテンツ• - (2014年1月15日アーカイブ分)• 慈恵病院による本作への見解• 前番組 番組名 次番組.
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