2016. 13 コバステッチについて こんにちは、ナカムラです。 最近きなこ牛乳にハマっています。 お正月あまりのお餅を食べる為に買ったきなこ。 もう、お餅が飽きてしまった私。 え〜い牛乳にいれちゃえー!と思い、入れてみたら おいしかったので毎日のように飲んでいます。 はちみつを入れるともっとおいしい。 是非試してみて下さいね〜 さて、今日のコラムは「コバステッチ」についてです。 DIYをしているときに参考にしいた本やブログの作り方の ところに『コバステッチを掛ける』と書いてあるのを たびたび目にしていました。 でも裁縫初心者の私には「コバステッチ」とはなんぞや。 さっぱり分からずただのステッチを掛けていました!!笑 でも、このコラムを書く機会ができて裁縫について色々勉強していると 「コバステッチ」についても学ぶことが出来ました。 さて、前置きが長くなってしまいましたが、「コバステッチ」について ご紹介していきます。 コバステッチ ミシン縫いには大きくわけて2つの用途があります。 ひとつは 別々の生地を縫い合わせるため。 ふたつ目は 縫い代を落ち着かせて、すっきり丈夫に仕上げるため。 コバステッチはふたつ目の用途でよく使います。 コバステッチとは布の端から1mm~3mmぐらい入ったところに かけるステッチのことを指します。 簡単に言うと「端っこギリギリにいくステッチのこと」です。 布地が薄地の場合は布端から1mm程度のところを「コバステッチ」、 そして厚地の場合は基本は3mm程度のところ。 でも厚地といっても厚みは色々あるので布地の厚みによって縫い位置を変えましょう。 薄手の場合は細かく、 厚手の場合は大きめに針を進めるとキレイに仕上がります。
次のコバステッチって知ってる? アパレル業界の〇〇な話 20191021 コバステッチって知ってる? お世話になります。 京都エモーション 吉川 です。 ワールドカップラグビー 日本 ベスト8 すごかったですね。 盛り上がり方は、2002年のサッカーワールドカップに似ているように思います。 企業スポーツが悪いのではなく、一般市民と企業が一体となって継続してしければいいですね。 日本代表ユニフォームはカンタベリーブランドですが、ニュージーランド南島の地方の名前なんですね、知りませんでした。 あと、3名ほど枠があります。 プロのトレーナーに話を聞ける機会ですので、 ・おすすめのダイエット法は? ・大胸筋の効果的な鍛え方は? ・体脂肪率の減らし方は? など、質問ありましたら、お寄せください。 当日の様子は、別途 配信したいと思います。 テーマ、決まりました。 詳細は、追って連絡します。 では、今週の〇〇な話です。 コバステッチって知ってる? みなさん、コバステッチで知ってますか? 縫製製品を扱っている皆さんは、聞いたことあると思います。 もちろん、私も聞いたことはあります。 先日、ある方(Aさん)とこういう会話がありました。 A:「コバステッチって、どういうステッチのことを言うか知ってるか?」 私:「際(キワ)に入れるステッチでしょ」 A:「コバステッチの幅って、一番狭いのいつくか知ってる?」 私:「1mmか2mmですか?」 A:「生地の厚さによって決まるんやで」 私:「????」 コバステッチという言葉は知っていましたが、コバステッチの役割を知らない私は、とんちんかんな答えをしてしまったのでした。 コバステッチは折り返したところを止めるためのステッチなので、折り返しの生地の厚み以上でなければ意味が無い、というのが答えです。 ひとつ知識が増えたので良かったのですが、商社の人は、原料・生地については社内で学ぶ機会がありますが、縫製・パターンのことについては、社内で学ぶ機会はほとんどないと思います。 商社でも生地部隊の人は生地のことよく知ってるんですが、製品を扱うと守備範囲が一気に広がり、周りに縫製・パターンが分かる人がいるため、製品部隊の人は、縫製・パターンについては知らないこと多いです。 製品を扱う人は、小売もアパレルも商社もテーブルメーカーも海外の工場も、「知っておくべき基礎知識」というのがあるのでは無いでしょうか? そして、製品で発生するトラブルは、「知っておくべき基礎知識」が各パートの人に欠けていて発生するのではないでしょうか? 実は、サプライチェーンのマネージメントの最初の一歩は、言語の共通化も含めた知識の共通化のような気がします。 どなたか「知っておくべき基礎知識」一緒に作りませんか? 「やりましょう!」という方いらっしゃいましたら、 吉川まで。
次の見返し奥にアイロンをかける 縫い合わせる前に、見返し奥の縫い代をアイロンで折りましょう。 アイロン定規を使うと手早く綺麗に出来ます。 パーツを縫い合わせてからのアイロン作業は、大きな生地を振り回す事になるので少し手間がかかります。 先にアイロンをかけても大丈夫なところは パーツの小さなうちに作業してしまうと効率よく進められます。 見返しと袖口を縫い合わせる 見返しと袖口を中表にして縫い合わせます。 見返しというのは、多くの場合が筒状になっている箇所に取り付けられます。 そのため、 見返しも筒状にしてから縫い合わせるのが一般的ですが、今回のようなシンプルな形状の袖口の場合は袖のパーツを筒状に縫い合わせる前に見返しを付けてしまった方が作業が楽になります。 縫い代を片返しにする ミシンをかけたら、見返しを開いて 縫い代を見返し側に片返しします。 動画ではここでアイロンを使わずに爪を使って折り癖を付けていますが、これを爪アイロンとか手アイロンなどと言います。 折り癖の付きやすい綿や麻生地でしたらこれだけでも十分ですが、生地が少し厚手の場合はアイロンをかけましょう。 裏コバをかける 倒した縫い代を固定するために見返しにコバステッチをかけます。 これは出来上がると表からは見えないので 裏コバステッチと呼びます。 このステッチは入れなくても見返しの構造上問題はありませんが、入れておく事でこのあとのアイロン作業が楽になります。 裏コバステッチを入れるときは キセがかからないように注意しましょう。 又、袖口にウラコバステッチではなく表まで通してステッチを入れる場合は、ここではステッチを入れずに、袖が完成してからミシンをかけましょう。 袖口にアイロンをかける 当て布の上からアイロンをかけます。 袖口にアイロンをかけて一旦、出来上がりの状態に整えます。 この時、裏コバステッチがかかっていることで、見返しが自然と0. 5mmくらい控えられて簡単に綺麗にアイロンがかけられます。 袖を筒状にする 袖下を中表にあわせて縫い合わせます。 この時、見返し奥の折り代は いったん開いた状態でミシンをかけて袖下の縫い代をアイロンで割った後で折り代を再度戻しておきます。 見返しを袖のパーツに固定する 最後に見返し奥をコバステッチで袖のパーツに固定します。 動画のように 見返し幅の広いものはたるみやすいのでしつけをかけた方が扱いやすくなります。 もちろん、両面接着テープでもかまいません。
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