ども、ガンプラ初心者のがく( )です。 今回のようなパーツの端っこの場合、瞬着パテで埋めようとしても、瞬着パテが流れていってしまうんです・・・。 準備するもの 今回の作業で使う材料と道具は以下のとおり。 結構な数を使いますが、まぁこんだけあればむしろ作業は簡単になりますよ。 きっとそうだ、うん、そうに決まってる(笑) わたくしもPPシートなんてものは全く知らずに過ごしておりましたが、先日書いた「」で使って初めて知りましたよ。 ことのキッカケはGBWC2017年日本大会優勝者、下田重工業さまのツイート。 ka 胴体部の一次ディテールを牛歩で(小声)進めています。 小さい長方形モールドですが、彫り系の工作が苦手な私はスタンピングという方法で作っています。 手間はかかりますが、これなら彫り作業なしでできます。 なお、ポリプロピレン製のシートは100均のファイルから切り出して調達してます。 ダイソーで買ってきたPPシートにも「 POLYPROPYLENE(ポリプロピレン)」と表記されています。 ポリプロピレンをwikipedia先生で調べてみますと以下のように載っておりました。 プロピレンを重合させた熱可塑性樹脂である。 工業的に入手可能であり、包装材料、繊維、文具、プラスチック部品、種々の再利用可能な容器、実験器具、スピーカーコーン、自動車部品、紙幣など幅広い用途をもっている。 汎用樹脂の中で比重が最も小さく、水に浮かぶ。 強度が高く、吸湿性がなく、耐薬品 酸、アルカリを含む 性に優れている。 繊維形態として使用されるケースは、使い捨てオムツ、カーペットやロープ、下着や靴下、アンダーシャツなどにも使われている。 とのことです。 かなり幅広く使われているんですね。 また、接着剤が無く接着が困難な素材でもある。 そう、 接着が困難なワケです。 PPシートの表面をアップで見ると、なんだか接着が難しそう(主観ですけどw)。 この特性を活かして、PPシートを長方形凹みモールドを製作するときに使ったワケです。 なので、今回もその特性をいかすとうことです。 どういかすか? 瞬着パテが流れていかないようにPPシートを型の代わりとしてパーツに貼り付けたのち、 サクッと剥がしやすい。 というだけのことですわ(笑) 瞬着パテとして使うシアノンDWは 瞬間接着剤なワケです。 接着が困難な素材「PPシート」を型にすれば、最後はサクッと剥がせる、ってことですね。 1)瞬着パテをつくる(シアノンDWとベビーパウダーを混ぜておく) まずは彫りすぎてしまった長方形凹みモールドを埋めるための「 瞬着パテ」を用意します。 わたくしはシアノンDW(これも瞬間接着剤なのよ)とベビーパウダーを混ぜたもの「 瞬着パテ」として使います。 気泡について しかしこれ、どうしても気泡ができやすい・・・。 瞬間接着剤という特性上、これはどうしようもないようなんです・・・。 だったら瞬間接着剤を使わず(埋めるためのモノは瞬着パテではなく)、他の方法もあるとは思うのですが、すでにシアノンDWを買ってしまったので、どうにかしばらくはこれを活用したい(笑) 恐らくは、シアノンDWとベビーパウダーの配合に気をつけて、しっかりと混ぜたりすれば、かなり気泡は防げるような感じではあります。 まぁそのあたりは、わたくしも模索中ということでご了承くださいませ(笑) あと、大したことではないので手順には書いてないのですが、ここでPPシートもパーツに合うような適当な大きさにカットしておいてくださいませ。 2)パーツ側に瞬間接着剤を塗る さてお次はパーツ側に瞬間接着剤を塗る作業。 まずはパーツ側を、ヤスリなんぞでキレイな平な状態にしておいて、PPシートを貼りやすい状態にしておきます。 そんで、パーツに塗りつけるための瞬間接着剤ですが、わたくしはタミヤのイージーサンディングを使いました。 この「 硬化促進剤(瞬間接着剤用)」の詳細は過去記事の「」を読んでいただくとして、ここでの作業、実は特筆すべき点はなく、PPシートのパーツを貼りつける箇所にサラっと塗るだけ。 注意事項としては、「 硬化促進剤(瞬間接着剤用)」をPPシートに塗ったらすぐにパーツに貼り付けることです。 ボヤボヤしてると「 硬化促進剤(瞬間接着剤用)」が乾いてしまいますのでね(笑) 4)パーツにPPシートを貼り付ける さぁPPシートに「 硬化促進剤(瞬間接着剤用)」を塗りつけたらさっさとパーツに貼ります。 貼り付けたら10秒くらいはグッと押さえつけておくんやで!(笑) うまくいけば、こうなります。 うまく貼り付けられたならば、しばし待つ(5分くらいかな)・・・。 しばし待ったら、キチンと貼り付いているか確認してみておくんなまし(あんまり強く触ると剥がれますw)。 5)瞬着パテを盛り付け お次は瞬着パテ代わりとして、シアノンDWをベビーパウダーを混ぜたものを盛り付けます。 「 手順の最初で混ぜたんで固まってしまったんじゃね?」 と思った方もいらっしゃるとは思いますが、そんなにすぐに固まりはしませんので大丈夫。 混ぜる&盛り付け作業はやはり 「 Mr. グルー・アプリケーター」 なんぞでやるのが簡単です(特にガンプラ初心者は)。 まぁ爪楊枝なんかで混ぜる&盛り付け作業をやってもよいのですが、うまく掬えなかったりとか、うまくパーツに塗りつけできないとか、後片付けとか、を考えると、素直に「 Mr. グルー・アプリケーター」を使った方が作業効率はイイとわたくしは感じてます。 わたくし、最初に「 Mr. グルー・アプリケーター」を買う時は 「 たかがこの作業のためにわざわざ買うかぁ・・・。 」 なんて思ってましたが、今ではめっちゃ重宝してます(笑) 「 Mr. グルー・アプリケーター」の詳細は 「」 をご覧くださいませ。 シアノンDWとベビーパウダーの配合について そんで、シアノンDWとベビーパウダーを混ぜる際の配合ですが、正直自分でもまだよくわかっていません。 あと大事なのは、よく混ぜるってことですね。 しっかりと混ぜれば気泡もかなり防げる感じはしてます。 まぁでもシアノンDWの特性上、完全に気泡を防ぐのは難しいかもですね・・・。 6)瞬着硬化スプレーを吹き付け シアノンDWとベビーパウダーを混ぜた瞬着パテを盛り付けたらば、waveの「 瞬着硬化スプレー 徳用 低臭」を吹き付けます。 これを吹き付ければ、あっという間に固まってくれます。 まぁ5分も待てば十分かと。 7)ニッパーでカット 手順も7まできました。 あともう少し(笑) ってなことで、いよいよPPシートを剥がします。 ほい! なんだか気持ちイイ(笑) カッチカチに硬化しております。 そんでこのエッジの部分は、パーツ的にはあと2辺あるので、そこも同じような作業をしてあげます。 こんな具合に。 PPシートがサクッと剥がれて気持ちイイ。 これであとは削るだけ! ということで、まずはニッパーでカットしちゃいます。 しかし、ひとつ注意事項! ここで使うニッパーはゴッドハンドの「 アルティメットニッパー5. 0 SPN-120」のような薄刃ニッパーを使ってはいけません! っていうのは、 盛り付けた箇所はかなり硬くなっておりますので、薄刃ニッパーのようなものでカットするとなると、薄刃ニッパーの方が欠けてしまう可能性大!! なので、ケロロニッパーのようなワリと頑丈でありつつも、切れ味のよいニッパーを使うということです。 この「 ハンディ鉄ヤスリ 二代目 鬼斬(細目)」は細目といいながらもかなりの切削力! なので、慎重に削りますよ! それと、「 ハンディ鉄ヤスリ 二代目 鬼斬(細目)」のような金属ヤスリは押すときに削ります。 往復させたらアカンです(笑) っていうか、ヤスリで削る作業をするときは、基本的には押す時に削るのが基本(だそうです)。 wikipedia先生にも、そう記載されておりました(笑) やすりには刃の方向があるため、基本的に押す方向で削る。 引用: ここでも削る作業としては大体で大丈夫です(大雑把な性格で44年過ごしておりますw)。 240番は切削力が強いので、慎重に瞬着パテだけを削るようにします。 400番は、まぁパーツ全体にならす感じで。 最後600番でキレイに整える、と。 厚さを5mm厚にしたのは、パーツのエッジを崩さないためです。 「 神ヤス スポンジ布ヤスリ」の使い方なんぞについては「」で確認してくださいませ。 「 神ヤス スポンジ布ヤスリ」で整えまして、「」でやった要領で、再度凹みモールドを彫り、白サフを吹いたのがこちらです。 スジボリ堂のBMCダンモ0. 2mmと0.
次のども、ガンプラ初心者のがく( )です。 今回のようなパーツの端っこの場合、瞬着パテで埋めようとしても、瞬着パテが流れていってしまうんです・・・。 準備するもの 今回の作業で使う材料と道具は以下のとおり。 結構な数を使いますが、まぁこんだけあればむしろ作業は簡単になりますよ。 きっとそうだ、うん、そうに決まってる(笑) わたくしもPPシートなんてものは全く知らずに過ごしておりましたが、先日書いた「」で使って初めて知りましたよ。 ことのキッカケはGBWC2017年日本大会優勝者、下田重工業さまのツイート。 ka 胴体部の一次ディテールを牛歩で(小声)進めています。 小さい長方形モールドですが、彫り系の工作が苦手な私はスタンピングという方法で作っています。 手間はかかりますが、これなら彫り作業なしでできます。 なお、ポリプロピレン製のシートは100均のファイルから切り出して調達してます。 ダイソーで買ってきたPPシートにも「 POLYPROPYLENE(ポリプロピレン)」と表記されています。 ポリプロピレンをwikipedia先生で調べてみますと以下のように載っておりました。 プロピレンを重合させた熱可塑性樹脂である。 工業的に入手可能であり、包装材料、繊維、文具、プラスチック部品、種々の再利用可能な容器、実験器具、スピーカーコーン、自動車部品、紙幣など幅広い用途をもっている。 汎用樹脂の中で比重が最も小さく、水に浮かぶ。 強度が高く、吸湿性がなく、耐薬品 酸、アルカリを含む 性に優れている。 繊維形態として使用されるケースは、使い捨てオムツ、カーペットやロープ、下着や靴下、アンダーシャツなどにも使われている。 とのことです。 かなり幅広く使われているんですね。 また、接着剤が無く接着が困難な素材でもある。 そう、 接着が困難なワケです。 PPシートの表面をアップで見ると、なんだか接着が難しそう(主観ですけどw)。 この特性を活かして、PPシートを長方形凹みモールドを製作するときに使ったワケです。 なので、今回もその特性をいかすとうことです。 どういかすか? 瞬着パテが流れていかないようにPPシートを型の代わりとしてパーツに貼り付けたのち、 サクッと剥がしやすい。 というだけのことですわ(笑) 瞬着パテとして使うシアノンDWは 瞬間接着剤なワケです。 接着が困難な素材「PPシート」を型にすれば、最後はサクッと剥がせる、ってことですね。 1)瞬着パテをつくる(シアノンDWとベビーパウダーを混ぜておく) まずは彫りすぎてしまった長方形凹みモールドを埋めるための「 瞬着パテ」を用意します。 わたくしはシアノンDW(これも瞬間接着剤なのよ)とベビーパウダーを混ぜたもの「 瞬着パテ」として使います。 気泡について しかしこれ、どうしても気泡ができやすい・・・。 瞬間接着剤という特性上、これはどうしようもないようなんです・・・。 だったら瞬間接着剤を使わず(埋めるためのモノは瞬着パテではなく)、他の方法もあるとは思うのですが、すでにシアノンDWを買ってしまったので、どうにかしばらくはこれを活用したい(笑) 恐らくは、シアノンDWとベビーパウダーの配合に気をつけて、しっかりと混ぜたりすれば、かなり気泡は防げるような感じではあります。 まぁそのあたりは、わたくしも模索中ということでご了承くださいませ(笑) あと、大したことではないので手順には書いてないのですが、ここでPPシートもパーツに合うような適当な大きさにカットしておいてくださいませ。 2)パーツ側に瞬間接着剤を塗る さてお次はパーツ側に瞬間接着剤を塗る作業。 まずはパーツ側を、ヤスリなんぞでキレイな平な状態にしておいて、PPシートを貼りやすい状態にしておきます。 そんで、パーツに塗りつけるための瞬間接着剤ですが、わたくしはタミヤのイージーサンディングを使いました。 この「 硬化促進剤(瞬間接着剤用)」の詳細は過去記事の「」を読んでいただくとして、ここでの作業、実は特筆すべき点はなく、PPシートのパーツを貼りつける箇所にサラっと塗るだけ。 注意事項としては、「 硬化促進剤(瞬間接着剤用)」をPPシートに塗ったらすぐにパーツに貼り付けることです。 ボヤボヤしてると「 硬化促進剤(瞬間接着剤用)」が乾いてしまいますのでね(笑) 4)パーツにPPシートを貼り付ける さぁPPシートに「 硬化促進剤(瞬間接着剤用)」を塗りつけたらさっさとパーツに貼ります。 貼り付けたら10秒くらいはグッと押さえつけておくんやで!(笑) うまくいけば、こうなります。 うまく貼り付けられたならば、しばし待つ(5分くらいかな)・・・。 しばし待ったら、キチンと貼り付いているか確認してみておくんなまし(あんまり強く触ると剥がれますw)。 5)瞬着パテを盛り付け お次は瞬着パテ代わりとして、シアノンDWをベビーパウダーを混ぜたものを盛り付けます。 「 手順の最初で混ぜたんで固まってしまったんじゃね?」 と思った方もいらっしゃるとは思いますが、そんなにすぐに固まりはしませんので大丈夫。 混ぜる&盛り付け作業はやはり 「 Mr. グルー・アプリケーター」 なんぞでやるのが簡単です(特にガンプラ初心者は)。 まぁ爪楊枝なんかで混ぜる&盛り付け作業をやってもよいのですが、うまく掬えなかったりとか、うまくパーツに塗りつけできないとか、後片付けとか、を考えると、素直に「 Mr. グルー・アプリケーター」を使った方が作業効率はイイとわたくしは感じてます。 わたくし、最初に「 Mr. グルー・アプリケーター」を買う時は 「 たかがこの作業のためにわざわざ買うかぁ・・・。 」 なんて思ってましたが、今ではめっちゃ重宝してます(笑) 「 Mr. グルー・アプリケーター」の詳細は 「」 をご覧くださいませ。 シアノンDWとベビーパウダーの配合について そんで、シアノンDWとベビーパウダーを混ぜる際の配合ですが、正直自分でもまだよくわかっていません。 あと大事なのは、よく混ぜるってことですね。 しっかりと混ぜれば気泡もかなり防げる感じはしてます。 まぁでもシアノンDWの特性上、完全に気泡を防ぐのは難しいかもですね・・・。 6)瞬着硬化スプレーを吹き付け シアノンDWとベビーパウダーを混ぜた瞬着パテを盛り付けたらば、waveの「 瞬着硬化スプレー 徳用 低臭」を吹き付けます。 これを吹き付ければ、あっという間に固まってくれます。 まぁ5分も待てば十分かと。 7)ニッパーでカット 手順も7まできました。 あともう少し(笑) ってなことで、いよいよPPシートを剥がします。 ほい! なんだか気持ちイイ(笑) カッチカチに硬化しております。 そんでこのエッジの部分は、パーツ的にはあと2辺あるので、そこも同じような作業をしてあげます。 こんな具合に。 PPシートがサクッと剥がれて気持ちイイ。 これであとは削るだけ! ということで、まずはニッパーでカットしちゃいます。 しかし、ひとつ注意事項! ここで使うニッパーはゴッドハンドの「 アルティメットニッパー5. 0 SPN-120」のような薄刃ニッパーを使ってはいけません! っていうのは、 盛り付けた箇所はかなり硬くなっておりますので、薄刃ニッパーのようなものでカットするとなると、薄刃ニッパーの方が欠けてしまう可能性大!! なので、ケロロニッパーのようなワリと頑丈でありつつも、切れ味のよいニッパーを使うということです。 この「 ハンディ鉄ヤスリ 二代目 鬼斬(細目)」は細目といいながらもかなりの切削力! なので、慎重に削りますよ! それと、「 ハンディ鉄ヤスリ 二代目 鬼斬(細目)」のような金属ヤスリは押すときに削ります。 往復させたらアカンです(笑) っていうか、ヤスリで削る作業をするときは、基本的には押す時に削るのが基本(だそうです)。 wikipedia先生にも、そう記載されておりました(笑) やすりには刃の方向があるため、基本的に押す方向で削る。 引用: ここでも削る作業としては大体で大丈夫です(大雑把な性格で44年過ごしておりますw)。 240番は切削力が強いので、慎重に瞬着パテだけを削るようにします。 400番は、まぁパーツ全体にならす感じで。 最後600番でキレイに整える、と。 厚さを5mm厚にしたのは、パーツのエッジを崩さないためです。 「 神ヤス スポンジ布ヤスリ」の使い方なんぞについては「」で確認してくださいませ。 「 神ヤス スポンジ布ヤスリ」で整えまして、「」でやった要領で、再度凹みモールドを彫り、白サフを吹いたのがこちらです。 スジボリ堂のBMCダンモ0. 2mmと0.
次のこんばんは、あかねこです。 ガンプラ改修の基本テクニック・スジ彫りについて解説したいと思います。 スジ彫りとは・・・パネルラインを追加し、装甲パーツが分割されているかのように見える線を追加することです。 情報量が増え、綿密に見えます。 ネット上では色々な道具を使いこなしている人もいますが、ここではたった3つの道具でスジ彫りを行うことをオススメします。 何個も道具を買い揃える必要はありません。 節約した予算で次のキットを買いましょう笑 この記事では、 ・スジ彫りのやり方がわからない! ・スジ彫りをやってみたいけどどんな道具を買ったらいいかわからない! そんなあなたに向けて書いています。 必要な3つの道具 ズバリ!この3つです。 左から、 ガイドテープ スジ彫りカーバイト シャープペン です。 シャープペンは正直、なんでもいいですが、私は製図用のシャープペン0. 5mmを持っていたので、それを使っています。 製図用のシャープペンは先が細くなっていますので、通常のシャープペンより細かい作業をする時にペン先が見えやすいというメリットがありますが、必須ではないので持ち合わせがない方は通常のシャープペンで十分です。 このカーバイトのいいところはホルダーが太くて持ちやすいところです。 しかも安い!また、カーバイトの先だけを買い足すことができるので経済的です。 付け替えが面倒な場合は数本買ってもいいでしょうが、最初は1本あれば十分です。 シャープペンで下書きをする 上記で道具が揃いましたので、作業に入ります。 まずはどのような線を入れるか考えます。 これが結構難しいです。 最初は他の人の作品を真似てみましょう。 ネットで検索すればいくらでもでてきます。 私も未だに他人の作品を真似します笑 ラインを決めたらシャープペンで下書きをします。 フリーハンドで大体で大丈夫です。 次にガイドテープを貼ります。 この時、折れ曲がる点で、出隅を作ってはいけません。 (イメージ図右) 必ず入隅(イメージ図左)を作るようにテープを貼ります。 要はテープの 内側にラインを彫れるようにテープを貼ります。 出隅にしてしまうと、角でラインを掘るのを止めたり始めたりするのが、非常に難しいです。 入隅にしておけばテープのぶつかった点で始め(または終わり)ることができるので、折れ点が明確に定まります。 このテープ貼りの作業が最も重要です。 テープの角度が曲がっていたりすると、そのままのラインができてしまいますので、上下左右のバランスを何度も確かめ、違うと思ったらテープを捨ててでも貼り直してください。 いよいよ彫ります。 とにかくゆっくり丁寧に! テープを貼ったらいよいよカーバイトでラインを掘っていきます。 コツは とにかくゆっくり丁寧に!です。 ガイドテープに少し力がかかり、もたれかかるようになぞっていきます。 パーツのはじっこがある場合(サンプルのパーツでは下の方)は、はじっこ側に向かってなぞります。 スタートは入隅の角です。 掘る回数は数えながらやってください。 20回なら20回と決め、違う部分を掘る時にも同じ力で同じ回数なぞれば、同じ深さで彫れるはずです。 彫り終わったらテープをはがします。 綺麗に掘れました。 掘った跡は、少しバリが残りますので、この後、仕上げにヤスリをかけます。 表面処理で使ってるペーパーでOKです。 800番以上でささっとかけましょう。 私は最後にスポンジヤスリ1500番をかけます。 まとめ 以上でスジ彫りの基本的な彫り方の解説を終わります。 最初は失敗しないように慎重になると思いますが、慣れてきたらどんどん作業が進むと思いますので是非チャレンジしてみてください。 それでは。
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