オートボーイ2 キヤノン オートボーイ2 大ヒットしたオートボーイの後継機として1983年4月に登場したオートフォーカスコンパクトカメラです。 初代のオートボーイは1979年11月の発売ですから約4年の歳月を経て登場したことになります。 その間オートボーイスーパーという機種が1981年7月に発売されています。 この、オートボーイスーパーは上級者向けと言うことでなんと40mmf1.9と言う大口径単焦点レンズが付いています。 オートボーイスーパーは果たして売れたのでしょうか?中古でもほとんど見たことがないんですが。 確かに1970年代中頃までは、大口径単焦点レンズは高級コンパクトカメラの象徴でした。 オリンパス35DCやキャノネットGIII17はf1.7クラスのレンズを搭載しています。 しかし、ピッカリコニカやジャスピンコニカがでてからは、コンパクトカメラはf2.8クラスのレンズで十分というような風潮になっていました。 一眼レフも本格的に普及してきた時期ですので、明るいレンズが使いたければ安い一眼レフを買えばいい、と考えられていたのかもしれません。 そんななかで定価¥47,800のオートボーイスーパーはかなりきつかったのではないかと思います。 ただ、オートボーイも2も定価ベースでは¥42,800ですから、それを考えるとスーパーも悪くないかもしれません。 初代オートボーイは非常によく売れたカメラです。 今でも(ジャンクかごの中で¥500くらいで)よく見かけます。 これはコニカが世界初のオートフォーカスカメラを出してから2年間かけて開発して市場に出したカメラです。 先行他社とはオートフォーカスの方法が違い、近赤外発光ダイオードを使った二重像合致式の距離計です。 暗くてもピントが合うというのが売りでした。 さらに電動式のワインダー(巻き戻しも電動)を搭載しており「片手でとれる」がキャッチフレーズだったのを覚えています。 結果的にキヤノンは後発になりましたがオートボーイが圧倒的に売れたため、あっという間に先行他社との立場が逆転したという話です。 このあたりの経緯はEOSの登場とだぶりますね。 さて、オートボーイ2ですが、基本的にはオートボーイの思想を引き継いでいます。 デザインも含め、若干の機能向上が見られます。 レンズはどちらも38mmf2.8。 しかしレンズの構成はオートボーイが3群4枚、2が4群4枚でちょっと違います。 また、どちらのプログラムEEですが、オートボーイ2はなんと受光素子がSPCです。 オートボーイ2の10年前にキヤノンEFが鳴り物入りでSPCを搭載したのが嘘のようですね。 私が愛用しているオートボーイはもう10年以上使っています。 もちろん新品で買ったのではなく、壊れて友達が捨てたのを拾ってきて、直して使ったのです(情けない)。 その当時メインで使っていたのがEOS630だったのですが、このカメラがちょっと操作が複雑で今ひとつ使えこなせなくて、その分オートボーイ2が大活躍しました。 なんせタダで手に入れたカメラですので温泉だろうがスキーだろうが容赦なくつれて行きました。 それでいて大きな故障は全くなしですから大したものです。 電池蓋が壊れてジャンクのパーツと交換したりはしましたがそれ以外は健康そのものです。 写りに関しては特に印象はないですね。 無難な写りだと思います。 操作する部分もほとんどありませんし、ともかく失敗がないのが一番の魅力です。 実はもっと小さなコンパクトカメラが欲しくてずいぶん浮気もしたのですが結局オートボーイ2に戻ってきてしまうのです。 大枚をはたいて新品を買えば状況も変わると思うのですが、こういう生活(中古カメラ買いまくり生活)をしていると、コンパクトカメラに万単位のお金をかける気がなくなってしまうのです。 電気カメラを直す技術のある方がうらやましいです。 数年前、APSを使ってみたい病にかかったことがあります。 このときはジャンクではなく普通の中古でニコンのNuvis75iと言うカメラを買ったのですが結果はイマイチでした。 たまたまはずれだったのか、それともAPSの限界なのかはわかりませんが、この私をしても不満の残る写りでした。 ところで、実は私、オートボーイ2用のものすごくレアなアクセサリーを持っているのです。 もちろん純正ではありません。 四谷三丁目のがらくた屋で4年ほど前に手に入れました。 オートボーイ2用のフロントコンバージョンレンズです。 これをつけるとオートボーイがちょっとだけ望遠系なるというアクセサリーです。 本当に気持ち望遠と言う感じですね。 60mmくらいかな?ただ、私のようにいまだにオートボーイ2を、コンパクトカメラのメインに据えて使っている人にはふさわしいアクセサリーです。 今となっては少し大きいのですが、おそらく致命的に壊れるまで、私のコンパクトカメラの主力の座はキヤノンオートボーイ2でしょう。 (検索エンジン等でご来場のかた用です。 左にメニューがでている方はそちらをご利用ください).
次のオートボーイ2 キヤノン オートボーイ2 大ヒットしたオートボーイの後継機として1983年4月に登場したオートフォーカスコンパクトカメラです。 初代のオートボーイは1979年11月の発売ですから約4年の歳月を経て登場したことになります。 その間オートボーイスーパーという機種が1981年7月に発売されています。 この、オートボーイスーパーは上級者向けと言うことでなんと40mmf1.9と言う大口径単焦点レンズが付いています。 オートボーイスーパーは果たして売れたのでしょうか?中古でもほとんど見たことがないんですが。 確かに1970年代中頃までは、大口径単焦点レンズは高級コンパクトカメラの象徴でした。 オリンパス35DCやキャノネットGIII17はf1.7クラスのレンズを搭載しています。 しかし、ピッカリコニカやジャスピンコニカがでてからは、コンパクトカメラはf2.8クラスのレンズで十分というような風潮になっていました。 一眼レフも本格的に普及してきた時期ですので、明るいレンズが使いたければ安い一眼レフを買えばいい、と考えられていたのかもしれません。 そんななかで定価¥47,800のオートボーイスーパーはかなりきつかったのではないかと思います。 ただ、オートボーイも2も定価ベースでは¥42,800ですから、それを考えるとスーパーも悪くないかもしれません。 初代オートボーイは非常によく売れたカメラです。 今でも(ジャンクかごの中で¥500くらいで)よく見かけます。 これはコニカが世界初のオートフォーカスカメラを出してから2年間かけて開発して市場に出したカメラです。 先行他社とはオートフォーカスの方法が違い、近赤外発光ダイオードを使った二重像合致式の距離計です。 暗くてもピントが合うというのが売りでした。 さらに電動式のワインダー(巻き戻しも電動)を搭載しており「片手でとれる」がキャッチフレーズだったのを覚えています。 結果的にキヤノンは後発になりましたがオートボーイが圧倒的に売れたため、あっという間に先行他社との立場が逆転したという話です。 このあたりの経緯はEOSの登場とだぶりますね。 さて、オートボーイ2ですが、基本的にはオートボーイの思想を引き継いでいます。 デザインも含め、若干の機能向上が見られます。 レンズはどちらも38mmf2.8。 しかしレンズの構成はオートボーイが3群4枚、2が4群4枚でちょっと違います。 また、どちらのプログラムEEですが、オートボーイ2はなんと受光素子がSPCです。 オートボーイ2の10年前にキヤノンEFが鳴り物入りでSPCを搭載したのが嘘のようですね。 私が愛用しているオートボーイはもう10年以上使っています。 もちろん新品で買ったのではなく、壊れて友達が捨てたのを拾ってきて、直して使ったのです(情けない)。 その当時メインで使っていたのがEOS630だったのですが、このカメラがちょっと操作が複雑で今ひとつ使えこなせなくて、その分オートボーイ2が大活躍しました。 なんせタダで手に入れたカメラですので温泉だろうがスキーだろうが容赦なくつれて行きました。 それでいて大きな故障は全くなしですから大したものです。 電池蓋が壊れてジャンクのパーツと交換したりはしましたがそれ以外は健康そのものです。 写りに関しては特に印象はないですね。 無難な写りだと思います。 操作する部分もほとんどありませんし、ともかく失敗がないのが一番の魅力です。 実はもっと小さなコンパクトカメラが欲しくてずいぶん浮気もしたのですが結局オートボーイ2に戻ってきてしまうのです。 大枚をはたいて新品を買えば状況も変わると思うのですが、こういう生活(中古カメラ買いまくり生活)をしていると、コンパクトカメラに万単位のお金をかける気がなくなってしまうのです。 電気カメラを直す技術のある方がうらやましいです。 数年前、APSを使ってみたい病にかかったことがあります。 このときはジャンクではなく普通の中古でニコンのNuvis75iと言うカメラを買ったのですが結果はイマイチでした。 たまたまはずれだったのか、それともAPSの限界なのかはわかりませんが、この私をしても不満の残る写りでした。 ところで、実は私、オートボーイ2用のものすごくレアなアクセサリーを持っているのです。 もちろん純正ではありません。 四谷三丁目のがらくた屋で4年ほど前に手に入れました。 オートボーイ2用のフロントコンバージョンレンズです。 これをつけるとオートボーイがちょっとだけ望遠系なるというアクセサリーです。 本当に気持ち望遠と言う感じですね。 60mmくらいかな?ただ、私のようにいまだにオートボーイ2を、コンパクトカメラのメインに据えて使っている人にはふさわしいアクセサリーです。 今となっては少し大きいのですが、おそらく致命的に壊れるまで、私のコンパクトカメラの主力の座はキヤノンオートボーイ2でしょう。 (検索エンジン等でご来場のかた用です。 左にメニューがでている方はそちらをご利用ください).
次のContents• コンパクトフィルムカメラとは フィルムカメラには 一眼レフやレジンファインダーなど種類がありますがオートボーイ2は コンパクトフィルムカメラと呼ばれる種類のフィルムカメラです。 一般的に レンズが固定されているカメラのことをコンパクトフィルムカメラというそうです。 レンズの構造上ズームになると画質が大幅に下がるため綺麗に残したいということであれば単焦点レンズのほうがお勧めです。 オートボーイシリーズ 1979年から販売が開始されたオートボーイシリーズ。 Cannonから販売されたコンパクトフィルムカメラはすべてオートボーイシリーズとなっています。 このカメラの特徴は押せば写るという当時は画期的なものでした。 巻き上げ・巻き戻しを電動化しオートフォーカスでピントが合う自動化を実現させ片手で撮れるカメラとして人気を博しました。 初代のオートボーイはかなり売れたようで今でも中古品が沢山出回っています。 当時4万円以上した機種ですが中古価格は安いもので500円前後から状態が良いものでも6000円前後で買うことができますよ! オートボーイ2クオーツデート オートボーイシリーズは色々なカメラがありますが私が持っているのは【 オートボーイ2クオーツデート】というタイプのカメラです。 初代オートボーイのモデルチェンジバージョンでその名の通り日付が印字されるようになりセルフタイマーなども付きました。 他社のカメラとはオートフォーカスの構造が違うため暗くてもピントが合いやすいと人気になったそうです。 38mm F2. そして全面にあるレンズ右上の電源を入れるとレンズが開きます(写真は開いている状態) これで電源が入ったことが確認できます。 古いカメラのため電池を入れて直ぐには起動しないこともありますのでゆっくりやってみてください。 これでもう撮影が開始できるんです! これは上部の写真です。 見えずらいのですがレンズの上部のところに光の加減・アーサー(ISO)の小窓が付いています。 フィルムによって変えていくのですが返るつまみはレンズの下の部分についています。 フラッシュの炊き方 背面の左上にボタンがあるので横にスライドするとぴょこっとフラッシュが出てきます。 ファインダー横のランプがオレンジ色に光っていればフラッシュが使える合図です。 しばらく時間が掛かるため連射はできません。 日付設定 背面に設定箇所がありますのでボタンを押しながら設定してください。 私の持っているものは液晶が黒くなっていますが日付機能は問題なく使えています! シャッターを押す あとはファインダーを覗いてシャッターを切るだけです。 カメラが被写体との距離を自動で測ってピントを合わせてくれます。 また暗い場合にはファインダー内でランプが点滅して教えてくれます! 問題がない場合は特に何も表示は出ずシャッターを押すことができます。 フィルムの取り出し方(巻き戻し方) 上部についているアンロックのボタンを押しながら横のボタンをスライドさせると自動で巻き戻しが始まります。 すべてフィルムが巻き戻ったら背面カバーを開けてフィルムを取り出します。 簡単に片手で撮れるフィルムカメラ 上記で説明した通り簡単な使い方で使用できるのでフィルム初心者には持って来いのカメラです!写るんですを何台も使うよりもフィルムを購入すればまた使うことができて経済的ですし何よりずっと使うと愛着がわきます。 ただ自動化している分いろんな音がうるさいです笑 外で使うと近くの人に何の音?! と思われることもあるかもしれません。
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