台座:ベビーアンドミーは大きく使いづらい 次に、子どもを座らせる台座部分を比較していきます。 何より違うのは台座の大きさ。 比べてみるとその差は歴然です。 ポルバン ベビーアンドミー 息子を座らせて上から見ると、ベビーアンドミーはおしりの後ろが大きく余ってしまいます。 座面にも違いがあります。 ポルバンはメッシュ生地で通気性を重視。 ベビーアンドミーは大きな滑り止めが特徴です。 ポルバン ベビーアンドミー ベルト:太さとマジックテープの形状に違いあり 続いて、ベルト部分を比べていきます。 ポルバンのベルト幅は14cm。 使う時はマジックテープとバックルのダブル固定です。 マジックテープはベルトの真ん中にライン状に付いています。 ベビーアンドミーのベルト幅は12. 5cm。 マジックテープとバックルのダブル固定はポルバンと同じですが、こちらは ベルトの全面がマジックテープになっています。 この「ベルト全面がマジックテープ」というのがなかなかクセモノ。 剥がす時に「バリバリッ」と音がしてうるさいです。 息子が起きてしまうこともあったので、はずす時は一旦その場から離れるようにしています。 収納:どちらもポケットあり、ポルバンはさらに座面下収納OK 次に、収納スペースについて。 ポルバンにはメッシュで中身が透けるポケットが付いています。 大きさは9. 5cmと小さめ。 左右両サイドに付いていますが、小さすぎてリップクリームくらいしか入りません。 そのかわり座面下を大きく開けることができ、タオルやスマホはそちらに入れることができます。 リップクリームとミニタオルくらいならなんとかなるかな? 座面下はすべて土台(子どもを支えるための発泡スチロール状のもの)で埋まっているので、収納スペースはありません。 重さ:ほぼ同じ 続いて重さ。 ヒップシート単体がこちらです。 ポルバン456g ベビーアンドミー453g ショルダーパーツを付けても、大きな差はありません。 使い分けがオススメ!どちらもそれぞれメリット・デメリットがあります ヒップシートは抱っこ紐の一種ですが、役立つ場面が大きく違います! 我が家はとを併用。 それぞれのメリット・デメリットを比べてみました(ポルバンはヒップシート単品の場合) メリット デメリット エルゴ• しっかり抱っこができ、両手が完全にフリーになる• 抱っこしたり降ろしたりするのが大変• 使う人の体型に合わせて、サイズ調節が必要 ポルバン• 抱っこしたり降ろしたりするのがラク• サイズ調節をしなくて良い• 抱っこしているときは手で支える必要がある ちょうど、メリットとデメリットが入れ替わった形になるんです。 これを踏まえて我が家では、• エルゴアダプト:長時間の外出など、抱っこしている時間が長いとき• ポルバン:グズグズモードの息子を抱っこであやすとき・近所のさんぽ というように使い分けて活用しています。 ちなみにポルバンのデメリット「手で支える必要がある」に関しては、ショルダーパーツとの併用で解決できます! 安いヒップシートってどうなの?.
次のヒップシートってどんな種類があるの? 大きく3つの種類があります。 ウエストポーチ型 腰にまくベルトに台座がついており、赤ちゃんをその上にのせて使う。 赤ちゃんを常に抱きかかえておく必要がある。 肩が凝らない。 抱っこ紐型 抱っこ紐と同じ形でも、抱っこ紐部分を取り外してヒップシートとして使える商品もある。 ショルダーバッグ型 ウエストポーチ型のヒップシートの腰ベルトに肩ベルトがついている。 それぞれママにおすすめの特徴があります。 さらに、各タイプの商品がたくさん売られています。 自分の子供や自分の子育てスタイルの中からどれが必要なのかを見極めてみましょう。 肩が凝らない!ウエストポーチ型ヒップシート3選 ウエストポーチ型ヒップシートは、赤ちゃんの椅子をウエストに付けるようなスタイル。 POLBAN ポルバン ヒップシートウエストポーチタイプ 赤ちゃんが座る台座は発砲スチロール製で、 重さが分散される仕組みになっています。 素材には、通気性のいいメッシュが使われていますよ。 ベルトの内側もメッシュ素材なのでママも快適に使うことが出来ます。 ベルトの装着はマジックテープとバックルだけなので、装着も時短!ポーチのファスナーポケットは子供の靴も入る大きさです。 またメインのファスナーポケットの横には、メッシュポケットも。 対応ウエスト 62~105cm• 台座面 約21x13. 5cm• 重量 450g• POGNAE(ポグネー)ナンバーファイブネオヒップシート 通常、ヒップシートの装着にはマジックテープを使っていますが、マジックテープだと外す時にベリベリッと大きな音がして、寝ている赤ちゃんを起こしてしまうことも。 このナンバーファイブネオは、 サイレントファスナー1つで簡単に装着が可能! 腰ベルトは4つのコルセットボーンが入っているので、 姿勢をキープしながらフィットします。 赤ちゃんがずれてしまってもお尻を優しくサポートしてくれますよ。 サイドにファスナー付きのポケットがあります。 台座面 約21x13cm• カラー 3色 3. TeLasbaby(テラスベビー)DaG1 たためるヒップシートキャリーなので、通勤時やベビーカー使用時などにはとっても便利。 ヒップシート部の外周にあるファスナーを開閉するだけでコンパクトになります。 閉じた形は貝殻のようでかわいらしいですよ。 ウエストベルトは、ファスナーとバックルで固定。 サイドにファスナーポケットが付いているので、スマホや財布などを入れることができます。 対応ウエスト 60~105cm• 重量 430g• 2役なので、シーンに合わせて使い分けて。 SOUTH FLOWERベビーキャリア 中国製でシンプルなデザインですが、必要なものは全て整っています。 弾力性のある生地で窮屈感がありません。 腰ベルトの幅は広く、マジックテープとバックルで留めます。 ダブルショルダーで首元の後ろでショルダー同士をバックルで留めることも可能です。 フロント部分はポケットを開閉でき、暑い日にはオープンにするとメッシュ素材に。 赤ちゃん用のヘッドカバーが付いているので、雨の日やUVカットに役立ちますよ。 対応ウエスト 58~115cm• カラー 3色 2. SINBII(シンビアイ)S-ポケットヒップシート 韓国製のヒップシートキャリアですが、韓国だけでなく、海外・特にアメリカやドイツにおいて高い人気があり、様々な賞を獲得しています。 人気の秘密はポケット!ポーチ部分の横にあるファスナーを開けるとポーチが拡張します。 また、ポーチ内部のファスナーを開けると中から袋が出てきて、そこにポーチを収納し、片付けることができますよ。 ヒップシートだけでも使用できるので、様々なシーンで長く愛用できますよ。 サイズ 21x60x20cm• カラー 1色(シルバーグレー) 3. kerata (ケラッタ)ヒップシート シンプルなデザインで女性向け。 ウエストが52cmの細い方でも問題なく使用できます。 ヒップシートキャリアのフロント部分がメッシュ生地になっているので、通気性がよくムレを防ぎます。 また、 反射板がついているので、夜道でも存在をアピールすることができますよ。 バックルとファスナーを外せば、ヒップシートのみで使用可能。 サイドには小物を入れられるメッシュポケットが付いています。 ウエスト最大90cmまで• カラー 2色• 柔らかなコットン使用で通気性があります。 ヘッドシートは 4つのボタンで着脱や調整が可能です。 ヒップシートのみでの使用もできますよ。 腰回り 114cm まで• カラー 1色(ピンク)• 台座面 約22x12cm 2. Ruckeli(ルッケリー)オーガニックヒップシート 素材がオーガニックコットン100なので、肌荒れやかゆみから救ってくれます。 またヘッドカバーはUVカットになっているので、赤ちゃんに日焼け止めを大量に塗る必要がありません。 幅や高さを調節できるので、赤ちゃんの成長に合わせて変えることができます。 キャリアを使用しない時はクルクルと丸めて収納すれば、ヒップシートとして使用可能! ヨーロッパで生産されていますが、日本人サイズなので問題なく使用できますよ。 腰回り 120㎝まで• 重量 756g• カラー 4色 3. POGNAE(ポグネー)オルガ フロントカバーが リバーシブルになっているので、気分によって無地にしたり、柄ものにしたりと変えられます。 柄はヘッドシートとお揃いです。 フロントカバーを外すとメッシュ生地になっており、通気性が良くなります。 ヘッドレストが付いているので、赤ちゃんが眠ってしまった時にも首が後ろに垂れてしまうことを防いでくれますよ。 サイドには大きなファスナーポケットがあり、その前面にもポケットがあるので、収納にも困りません。 カラー 3色 肩ストラップ付き!ショルダーバッグ型ヒップシート3選 「ウエストだけで赤ちゃんを支えるのはちょっと不安」、というママには、ショルダーバッグ型のヒップシートがおすすめ! ベルトが取り外しが可能なので、気分や服装に合わせて変えて使ってもいいですね。 肩パットと腰回りは3層構造のメッシュになっているので、ムレにくくサラサラ!2種類の装着方法ができ、首回りにかけるホルダー式と、斜めがけのワンショルダー式があります。 好みや子供の成長に合わせて使い分けましょう。 かばんのフロント部分には2本の 夜間反射ストライプがあるので、夜道では気づいてもらいやすいのが安心ポイント。 腰ベルト幅 約14cm• 台座面 約23x16cm• 重量 500g• カラー 4色 2. POLBAN ポルバン シングルショルダー シングルショルダーパーツはオプションで、 POLBANの本体が必要です!前述したウエストポーチ型のPOLBANと使いましょう。 ポーチ本体に付けて、フロントポケットに収納することができますよ。 最初はウエストポーチ型として使用し、赤ちゃんが寝てしまったら、ポケットからシングルショルダーを出して、肩に通すなんて使い方ができます。 ポーチへの取り付けは、ファスナーとバックルの2重ロックなので安心。 メッシュ仕様になっているので、夏でも快適に使えますよ。 重量 150g• カラー 9色 3. POLBAN HIPSEAT ポルバンヒップシート 2019年1月に進化したポルバンシリーズの新作もとてもおすすめです。 ポルバンヒップシートとしてポーチ本体だけではなくダブルショルダーセットがついています。 乗せるだけで使えるポーチはウエストポーチとしても使うことができ、お母さんが手を使いたいときには抱っこ紐にできるダブルショルダーもついています。 腰が据わってから(7カ月)から36カ月(体重15kg)まで使うことができます。 重量 本体 475g・ダブルショルダー 363g カラー 3色 赤ちゃんの月齢と体重目安を確認して、安全にヒップシートを使用しましょう ほとんどのヒップシートキャリアの適正年齢は3ヶ月~36ヶ月で、体重は15~20kgと記されています。 あくまでも目安なので、赤ちゃんの成長、大きさに合わせて使用しましょう。
次の我が家の次女、歩きたい盛りの1歳児。 最近では言葉も増えてきて、あっこ(だっこ)と両手を広げて寄ってきます。 かわいらしいんだけどね…、重たい。 そして、抱っこしたと思ったらすぐに降りたがるんです。 卒業したものの、連日の抱っこ要求でただでさえガチガチだった肩が悲惨な状態。 その上、腕がすぐにパンパンになるんですよね。 すっかり大きくなっちゃって。 赤ちゃんから幼児にレベルアップしているんだな。 そこで思いっ切って購入したのが ヒップシート。 私が購入したのはDaG3という商品です。 ご覧の通りDaG3には大きなポケットが2つ付いています。 家の鍵、スマホ、財布、ハンカチを入れてもまだ片方のポケットは空いています。 小さくたためばおむつだって! これ一つあれば、ちょっとしたお出かけなら、バッグはいりませんよ。 そして、肝心のDaG3のつけ方。 巻いてバックルをつけるだけ!装着が簡単なのです。 しかし、きつく巻きすぎたり、逆に緩すぎると痛いです。 巻くときはぴったりフィットするくらい。 何度も装着を繰り返すとコツをつかんでくるのか、下腹の皮が厚くなるのか、まったく痛くありませんよ! 向きを正面ではなくやや横向きにすること。 片手が使えて、何かと便利です。 そして、痛くない最大のポイントが手で子どものおしりを支えてあげること。 こんな感じ。 シートに子どもの体重をそのままのせてしまうと、下腹に食い込んで結構痛いです。 こんな時に使ってます!役立つシーンあれこれ ちょっとそこまでお散歩 私が一番買ってよかったと思うのが、幼稚園の送り迎え。 途中、長女が手をつなぎたがるけど、普通の抱っこでは両手が塞がってしまうんです。 何より、次女が重たい。 かといって、エルゴだと帰り道に何度も次女が歩きたがって面倒。 なんたって、なかなか肩のバックルに手が届きませんからね。 その上、困ったことにベビーカーだと抜け出そうと暴れるんです。 イヤイヤ期に片足を突っ込んだ次女は、気に食わないことがあるとすぐにキーキー金切り声をあげるから始末が悪い。 一人っ子予定だった我が家にある自転車は、二人乗りの子乗せ自転車のみ…、もうね八方ふさがりとはこのことですよ。 ここでDaG3の登場です。 DaG3を使って抱っこしていけば、片手で次女を抱っこして、もう片方の手は長女と手をつなげる。 だから、みんな幸せという構図。 ホントに便利!登園の帰り道も次女が何度抱っこをせがんでこようが大丈夫。 腕も肩も腰も楽々です。 寛大な気持ちで抱っこしてあげられるし、歩かせられる。 我が家に平和が訪れました。 動物園や大きな公園 家族でお出かけするときは、ベビーカーを荷物置きにしてDaG3で抱っこ。 次女が歩きたくなったら自由に歩かせています。 抱っこの役目は、もちろん夫と交代で。 次女が眠くなったら、ベビーカーに寝かせています。 平和すぎて、幸せです。 今までは次女の抱っこの押し付け合い。 基本的には夫が抱っこしてくれてたんですが、次女が大きくなってきて夫の二の腕も限界でしたからね。 リンク どうしても、ヒップシートはダサくてイヤ!というおしゃれママにはDaG7(ダッグ7)なんていかかでしょうか? これならもう完全に普通のバッグ。 大容量だから子どもの荷物もたくさん入ります。 子どもが寝てしまった時がつらい 外出時に手持ちの装備がヒップシートしかないとき、子どもが寝てしまうとかなりつらいです。 ヒップシートで子どもが眠ってしまうと、片手がふさがる上に長時間の抱っこではさすがに腰が痛くなってしまいます。 私は子どもが寝てしまいそうな時間帯にかかるときは、ベビーカーかエルゴを使っています。 あくまで、ヒップシートは一時的な抱っこに使用するのがよさそうです。 常に片手が塞がる ヒップシートは片手で子どもを支えてあげないといけません。 つまり両手が開かないのです。 まとめ なくても何とかなるヒップシート。 しかしヒップシート思い切って購入すると、かなり便利です。 なんといっても、装着が簡単なヒップシート。 正しく巻いて使用すれば痛くない!抱っこ歩くを無限に繰り替えす、イヤイヤ期の厄介な子どもたちにぴったりです。
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