賭 ケグルイ 蛇喰 夢子。 賭ケグルイの蛇喰夢子の正体と目的を考察!指輪の意味とは!?

賭ケグルイの夢子の姉はあの人?過去を考察してみました!

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賭ケグルイの主人公蛇喰夢子の正体とは 蛇喰夢子の正体はいったいなんなのか気になりますよね。 なぜああも、賭けに狂っているのでしょうか? まずは、名字に注目していきたいと思います。 蛇喰家は、なんと百喰一族の分家にあたり、 実は本家はこの学園の生徒会長である桃喰きらりや副会長であるリリカにあたります。 蛇喰夢子の正体は、百喰一族ということでした。 では、夢子の目的に関しても気になりますよね。 夢子の目的に関しては、まだ語られていませんが、おそらくこの百喰一族と何らかの関係があるのではないかと管理人は踏んでいます。 過去に何かがあって、学園に編入してきているのでしょう。 おそらくは、桃喰家への因縁でしょうね。 他にもキーマンがいますよね。 夢子の姉で、今は入院中のようです。 その姉も、2年前までは学園にいたようですし、もしかして姉は、現生徒会長に賭けで負けたことにより入院したの?などと勝手に推測している管理人です。 その復讐が目的で夢子が動いているのであれば、夢子がこの賭けに狂った学園に編入する理由にもなり辻褄があうような気がします。 蛇喰夢子は左手の親指に指輪をはめています。 ちなみに左手に指輪にはめることの意味は2つあります。 自分の信念をつらぬいて全身するパワーを呼び込む• 目標を実現させる力 となっています。 おそらく、夢子は学園で賭けに狂っているようにみえて、いや本当に狂っているのですが、 実は大きな目的、目標があって学園に編入していることは間違いありません。 ここは管理人の推測ですよ。 (笑) 指輪を親指にはめていることからも伏線であることに間違いありません。 入院中の姉の存在もやはり桃喰家と関係あるような気がしてきませんか? では、結論に入りたいと思います。 まとめ 蛇喰夢子の正体は、百喰一族の分家であるということです。 そして夢子がいつも左手の親指に指輪をはめていることから、 なんらかの目的があってそれを実現させる力を 指をはめる位置から推測できるという記事でした。 最期までこの記事を読んでいただきありがとうございました。 今後も、賭ケグルイの情報を更新していきたいと思いますので、 よかったらブックマークやお気に入りに入れてくれてたら管理人もうれしいです。

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賭ケグルイ|蛇喰夢子は嫉妬深い?恋愛対象として鈴井が好きか性格を考察!

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ジャンル 、 漫画:賭ケグルイ 原作・原案など 作画 出版社 掲載誌 レーベル 発表期間 2014年4月号 - 巻数 既刊13巻(2020年6月現在) 漫画:賭ケグルイ双 原作・原案など 河本ほむら 作画 斎木桂 出版社 スクウェア・エニックス 掲載誌 月刊ガンガンJOKER レーベル ガンガンコミックスJOKER 発表期間 2015年9月19日 - 巻数 既刊10巻(2020年6月現在) 漫画:賭ケグルイ(仮) 原作・原案など 河本ほむら 作画 川村拓 出版社 スクウェア・エニックス 掲載誌 月刊ガンガンJOKER、マンガUP! レーベル ガンガンコミックスJOKER 発表期間 2017年1月号 - 巻数 既刊7巻(2020年6月現在) 漫画:賭ケグルイ妄 原作・原案など 河本ほむら 作画 出版社 スクウェア・エニックス 掲載サイト マンガUP! 『』()にて2014年4月号から連載中。 独自の階級制度が採用された富裕層の生徒が通う名門学園で繰り広げられる学園ギャンブルストーリーであり、原作担当の河本が新都社に投稿していた『 ドミニウム〜極色少女賭博伝〜』が原型となっている。 2018年12月時点で、シリーズ単行本の累計発行部数は470万部を突破している。 第2回コミックス部門では、第3位を記録している。 ストーリー プロローグ VS 早乙女芽亜里 創立122年を迎える名門校、 私立百花王学園は、上流階級・政財界の子女が数多く通う名門校。 そこは、圧倒的なギャンブルの腕を持つという生徒会長・ 桃喰綺羅莉のもと、生徒同士のギャンブルによる階級制度によって支配されていた。 そこに、 蛇喰夢子という少女が転校してくる。 蛇喰夢子はおっとりした才媛に見えるが、実は生粋のギャンブル狂・ 賭ケグルイであった。 転校早々、2年華組を仕切っている級友・ 早乙女芽亜里に挑まれた夢子は、「投票ジャンケン」で120万円の借金を背負わせられるものの、芽亜里のイカサマを見抜いて勝利し、彼女に880万円の借金を背負わせる。 「ポチ」の呼称で「家畜」扱いされている級友・ 鈴井涼太から芽亜里のイカサマに加担していたことを謝罪された夢子は、涼太に500万円を渡して「家畜」から脱却させる。 VS 皇伊月 翌日、実家が大手トイメーカーの1年生・ 皇伊月に挑まれた夢子は、「ダブル神経衰弱」で2,000万円の負けを喫してしまう。 再戦を申し込む夢子に伊月は生爪を賭けるように告げ、2戦目が始まる。 しかし、すでに夢子は伊月のイカサマを見抜いており、圧勝する。 カードに仕込まれたイカサマは実家の信用を失墜しかねない旨を挙げ、生爪を賭けての3戦目を強要する夢子に、伊月は泣きながら敗北を認める。 VS 西洞院百合子 1週間後、夢子は伝統文化研究会の見学に出向く。 丁度その時、「家畜」となった芽亜里が生徒会役員兼伝統文化研究会会長である 西洞院百合子と「公式戦」を行っていた。 しかし芽亜里は最終的に4,960万円の大敗を喫する。 その後百合子は夢子にオリジナルギャンブル「生か死か」での勝負を申し込み、夢子は快く承諾する。 夢子は百合子のイカサマに気づいた上で、百合子を追い詰める。 しかしその時、生徒会長である綺羅莉たちが試合に介入する。 夢子は綺羅莉が事前に仕込んでいたイカサマに嵌り、敗北。 3億1,000万円という巨額の借金を背負い、「家畜」となる。 債務整理大集会(2巻) 夢子と芽亜里は借金返済のため、生徒会主催の債務整理大集会に満を持して参加。 生徒会による組合せの結果、2人は2年椿組の 木渡潤・ 蕾奈々美と共に、ギャンブル「2枚インディアンポーカー」で対決することとなる。 芽亜里は生徒会が指定したルールの穴を上手く利用し、夢子と協力して木渡を罠に嵌め大勝。 現金2億6,000万円を入手し、「借金つけかえ」のルールによって1,000万円に減った借金を全額返済する(なお、残りの2億5,000万円は「夢子に借りを作りたくない」という理由で夢子に全額譲渡した)。 生徒会役員編 VS 生志摩妄(3巻) 債務整理大集会を終えなお「家畜」となっている夢子は、かねてから熱望していた綺羅莉とのギャンブルを行うため、綺羅莉に「公式戦」を申し込みに向かう。 しかしその道中、生徒会役員で美化委員長の 生志摩妄に鈴井と共に監禁され、ギャンブル「ESPゲーム」を申し込まれる。 夢子は「ゲームは最大3セットまで」「鈴井をディーラーとする」「敗者は勝者に10億円支払う」という条件を課した上で、勝負を承諾する。 しかし妄は「わざと負けて夢子に殺される」ことを自らの勝利条件として勝負していた。 だが夢子はこの妄の思惑を見破り、「撃たず撃たれず」の引き分けに勝負を持ち込んだ。 妄の事は「ただの死にたがり」と称し、軽蔑の眼差しを向けた。 VS 夢見弖ユメミ(4巻) 夢子の存在によって生徒会の権威が揺らぐことを危惧した生徒会は、役員の1人でアイドルとしても活動している 夢見弖ユメミが生徒会を代表して夢子と勝負することになり、「一流アイドル決定戦 バトっていいとも!」という企画で共演を依頼する。 夢子は承諾するが、夢子が敗れた場合「人生計画表」の内容を「ユメミとユニットを組んでアイドルデビューする」というものに変更、という人生を賭けた勝負であった。 ユメミは勝利への確信を持っていたが、手違いと悪運が重なったことで敗北する。 VS 豆生田楓(5巻) 企画終了後、夢子は観客に「何者かがユメミが破ったファンレターを自分に送り付けユメミを陥れようとした」という事実を告白。 ユメミはその犯人が生徒会会計の 豆生田楓だと断言。 夢子は「ギャンブルで勝った者が正義」という学園の流儀のもと豆生田にギャンブルを要求。 豆生田は断るが、夢子が「公式戦」の権利を行使したため、必然的にギャンブル「選択ポーカー」による勝負が成立する。 資金力では豆生田が圧倒的に上回っていたため、夢子のチップはすぐに尽きる。 だが皇伊月の協力を仰ぎゲームを続行。 最終的に豆生田は皇を侮っていたことが仇となり敗北。 夢子は現金 30億円と豆生田の人生の決定権を手にする。 VS 五十嵐清華(6巻) 生徒会役員の2連敗を目の当たりにした生徒会書記の 五十嵐清華は、対決が終了し観客が撤収した直後、生徒会の権威を揺るがす夢子を「 疫病神」と謗り出す。 また、自分が忠誠を誓う綺羅莉が夢子と楽しそうに会話する様子を見て耐え難い屈辱を抱く。 覚悟を決めた清華は夢子にギャンブルを申し込む。 2人のやり取りを楽しげに見ていた綺羅莉は、2人にギャンブル「扉の塔」を提案する。 清華は自らの勇気と才能を信じ優勢でゲームを進めたが、塔の仕組みを理解した夢子がショートカットを発見したことで敗北。 しかし綺羅莉は清華の「合理的さ」を買い、清華に自分の秘書になるよう推薦した。 アニメ版においては、2期の生徒会選挙の公共財ゲームの後の中間発表生放送中に、綺羅莉と夢子のやり取りを見て「疫病神」と認識したことでギャンブルが始まる。 また、1期で豆生田との対決が終わった後には、綺羅莉と夢子のタロットゲームが行われている。 生徒会長選挙編 VS 蟲喰恵利美(7巻) 夢子が生徒会役員に3連勝した翌日。 綺羅莉は生徒会を解散し、新たな生徒会長を選ぶ選挙の実施を宣言する。 この選挙は投票制ではなくギャンブルによって票をやり取りし、30日間の選挙期間中の間で最も多くの票を獲得した者が生徒会長となるというもの。 そして同時にこの選挙の場において、綺羅莉が籍を置く桃喰家を本家とする 百喰一族の新たな本家の座を争う跡目争いが繰り広げられる事となる。 借金を全額返済した夢子は「家畜」を返上し、生徒会長選挙では綺羅莉とのギャンブルに票を賭けることを望む。 そんな中、百喰一族の1人 蟲喰恵利美が夢子にギャンブル「指切りギロチン」での勝負を要求。 偶然その場に居合わせた妄も加えた3人での勝負が成立、最終的にただ1人勝者となった夢子が2票を獲得した。 一方の芽亜里は、生徒会現副会長・ 桃喰リリカの呼び出しを受ける。 芽亜里・涼太 VS 陰喰三欲・陽喰三理(8巻) 続いて夢子は百喰一族の 陰喰三欲と 陽喰三理とを相手に、ギャンブル「ニム零式」での対戦を行う。 本人の希望により鈴井も参加。 しかし中盤で、三欲が仕込んでいた毒により夢子が体調を崩す。 事情を聞いた芽亜里が駆けつけ、夢子に代わって参戦。 芽亜里はギャンブルの裏の性質に即座に気づき勝利。 三欲が敗北を三理に押し付け多額の借金を負わせたため、三理は選挙戦に事実上敗退。 公共財ゲーム(9巻) 桃喰綺羅莉の集票ペースが早いことから、対等に戦うための票の集約を目的に夢子と 等々喰定楽乃がギャンブルを企画した。 定楽乃は胴元としてギャンブルには直接参加せず、百喰からは 骨喰ミラスラーヴァと 尾喰茨が参加。 夢子が伊月と豆生田に声をかけ、5人によるギャンブル「公共財ゲーム」が行われた。 全員敗北(胴元である定楽乃の一人勝ち)という可能性もあるルールの中、裏切り者を特定する過程で豆生田が再覚醒し、追放されたミラスラーヴァが敗退。 ギャンブルは伊月が1位となった。 しかし、ある条件を対象に伊月は定楽乃と「外ウマ」を賭けており、こちらでは敗北した伊月は選挙戦リタイアを余儀なくされる。 夢子・ユメミ VS 名足カワル(10巻) 夢子とユメミの前に、日本人ハリウッド女優 名足カワルがギャンブルのために現れる。 その正体は百喰一族の 和楽喰淑光だった。 名足の大ファンである 夢見弖ユメミは彼女から空気のように扱われ、プライドをかけて演技力対決を持ち掛ける。 勝負は夢子・ユメミvs名足の2対1で行われることになった。 公開ギャンブルイベント「Aステ(ACTIVE STATION)」での演技力三本勝負。 二本目までの勝負の過程で、名足の能力と演技力にユメミは感動を覚えてしまい、勝ちたいという気持ちを失ってしまう。 そのため三本目の勝負では夢子とユメミが共闘できなくなり、「一人で戦う」夢子と「勝ちたくない」ユメミを相手に名足は必勝の形をとっていたが、最後の最後に「勝ちたくないが勝たなければならない」というユメミの行動を読み切れず敗北する。 桃喰リリカ VS 尾喰凛・尾喰茨(11巻) 芽亜里と仲間になりたいと懇願し続けるリリカに対して、芽亜里は条件として百喰一族の者をギャンブルで倒す事を提案する。 リリカはまず 狛喰希を圧倒し、裏で暗躍している詐欺師・ 尾喰凛に勝負を持ち掛ける。 リリカ、凛、凛の付き人で嘘のつけない体質である 尾喰茨、それに芽亜里のクラスメートである杏子・有架・美鳥を加えた6人によるギャンブル「戦争」を行うことになり、芽亜里と希は観戦に回る。 最初は5人による共謀で不利になったように見えたリリカだったが、凛の騙しの暴露、それに他人を信用できない凛の習性の隙をついて、圧倒的に勝利する。 凛によって仕掛けられていた罠をもさらに裏を掻いて打破し、リリカは晴れて芽亜里に仲間と認められる。 私立百花王学園生徒、2年華組。 素性不明の転校生、蛇喰家代表。 身長:166センチメートル、黒髪ロングのとが特徴的な美少女。 左手のにをはめている。 普段はお淑やかな振る舞い をしているが、その実態は「リスクを負う極限のギャンブル」を異常なまでに好む、破滅的思考の狂ったギャンブル中毒者。 による身辺調査によると、両親はすでに他界している。 に入院している姉がおり、その入院費は全額夢子が負担しているらしいが、資金の出所は不明。 ただし、学園に持ち込んだ資金は、早乙女芽亜里との初戦で見せた1千万円だけの模様。 普段は、物腰柔らかで丁寧語を用いるが、時折含みのあるな言い方をするため、相手の顰蹙を買うこともしばしば。 ただし、その多くは相手の思考を混乱させるための策であり、本人も自覚している。 常人離れした博才を持ち、相手のや策略を瞬時に見抜く洞察力、ほんの些細なことも覚えておく記憶力、言葉巧みに相手を意のままに誘導する交渉術など、卓越した能力を遺憾なく発揮する天性のギャンブラー。 手先も器用でサイコロの出目を操作する技術を有するが、運動神経が鈍く体力もないという弱点がある。 『賭ケグルイ(仮)』では、が大量に入ったを顔色一つ変えずに完食する様子も描かれた。 勝負事には冷徹な面を覗かせるが、ギャンブルの「敗者は失うが、勝者は得るルール上の公平さ」を神聖視しており、自他に対する敗者ペナルティもこだわるという徹底主義者。 一方で、「弱った相手にわずかの希望を与え、さらなる絶望を叩き込む」といったやり口をする人間には嫌悪を抱き、また目先の快楽でルール無視やゲームをぶち壊す妄は特に嫌悪している。 転校早々、その容姿からクラスで人気を勝ち取り、芽亜里から「投票ジャンケン」勝負を挑まれ返り討ちにした。 その後西洞院に勝負を挑むが、生徒会によるイカサマで敗れ3億1千万円という莫大な借金を負ってしまう。 しかし、その状況さえも「トップクラスのギャンブラーである生徒会役員に挑む権利」と考え、芽亜里から受け取った大金を返済に使わないでいる(返却可能なレベルになると、「人生計画表」〈後述〉ではなく取り立てになってしまうため)。 その後、生徒会長の桃喰綺羅莉に使うと思われていたその権利を、ギャンブルの舞台に上がろうとしない豆生田楓に対して使い、勝利。 30億円以上もの大金を入手する(ついでに「豆生田楓の人生」も得ているが、彼の進退は皇 伊月に委ねた)。 生徒会選挙戦で陰喰・陽喰姉妹と対戦した際には毒を仕掛けられてゲーム序盤で倒れてしまったものの、鈴井に代打ちとして芽亜里を呼ばせ、勝利を呼び込んだ。 友人関係にある鈴井涼太や芽亜里に対し、密着気味なスキンシップを取ることが多々ある。 特に芽亜里の場合は、キスをしようとして全力で拒まれている。 また、鈴井に対しても無関心ではなく、妄に関係が「信頼」ではなく「依存」と指摘された帰りに彼の真意を伺う行為に及んだり、夢見弖ユメミに手を握られデレデレしている様子を見た際、笑顔ながら嫉妬の入り混じった黒い雰囲気を放っていた。 生徒会長選挙において、涼太に桃喰綺羅莉と同じ百喰一族に籍を置く者と話した。 私立百花王学園生徒、2年華組。 身長:162センチメートル、誕生日は3月8日。 が特徴的な美少女。 可憐な容姿とは裏腹に頭の回転が速く、ゲームの本質を把握する能力に長けるなど、総合的なスペックは高い。 高飛車な性格で強い反骨心を持ち、時に利に逆らってでも自分の未来を掴み取る姿勢を見せるなど、内に秘めた向上心は熱い。 普段は年頃の女子高生らしい口調を用いているが、勝負時や激昂した際などは荒らげた口調に変わる。 冒頭で鈴井涼太に500万円のを負わせ、「家畜」に落とした張本人(ただし、涼太は「家畜」としては最上位となる下位100位)。 蛇喰夢子が転校してくるまでクラスのトップに君臨していたが、「投票ジャンケン」で彼女に敗北したことにより、「家畜・ミケ」に陥落して自分もいじめにあうようになる。 その後、自らの地位とプライドを取り戻すため西洞院百合子に「公式戦」を挑むが、イカサマを見抜けず再度敗北する。 満を持して臨んだ債務整理大集会では、夢子とタッグを組んで大勝。 積み重なった借金と「家畜」の地位を返上し、その手腕を桃喰綺羅莉に買われて生徒会に勧誘される。 しかし、かつて自分もそうであった「家畜」に対する考えを聞き、丁重に断る。 スピンオフ「賭ケグルイ(仮)」では、無効となった「人生計画表」に「3億円拾う」「巨乳になる」などと好き放題を書いた後に黄泉月るなに返却する様子が面白おかしく描かれた。 生徒会選挙戦では、副会長にギャンブルを持ちかけられている最中に鈴井から呼び出され急遽、夢子の代理で陰喰・陽喰姉妹と対戦することになる。 毒で倒れた夢子が事実上人質である状態で圧倒的に不利な状態であったものの、ディーラーである黄泉月るなが行っていたギルブレスシャッフルを一発で見抜き、さらに鈴井のカードを公開させるなどの策を凝らして油断していた姉妹を圧倒、毒に対する血清を勝ち取り夢子を救った。 その際、就寝中の夢子に生徒会長を目指す野望をささやいている。 当初は自分を苦境に追い込んだ夢子に対し、拒否気味の反応を示していたが、債務整理大集会で協力してからは押し切られる形で友達になる。 また、鈴井涼太に対しても散々な扱いをしていたが、夢子の案内役を申しつけられて喜んでいる姿に不機嫌になったり、時折彼の様子を伺って顔を赤くしたりするなど、以前から好意を抱いていた模様。 鈴井涼太をめぐって夢子と対立する機会も時々みられる。 番外編『賭ケグルイ双』では、一般家庭の出身であることが明かされている。 高校からの編入生として入学早々に、クラスメイトから読み取りコードつきのトランプで「時短大富豪」勝負を挑まれ、敗北。 窮地に陥るがトリックを使って逆転する。 そこからさらにを得て日に30万円稼ぐことに成功するも、油断していた所に挑んできた生徒会会計の壬生臣 葵に負けたことで運営資金さえも失ってしまう。 それをきっかけに、葵による生徒会長潰しの計画を明かされ、資金不足もあってなし崩しに協力者となった。 しかし善咲会入会試験後に葵の本性を見たことで翻意。 一方的に離別を宣言するが、その矢先に聚楽とのギャンブルに敗れ、その過程で善咲会の久留米から500万もの借金をしてしまう。 その結果、善咲会に入るか聚楽専用の家畜になるか二者択一を迫られやむなく後者を選ぼうとしたが、それを良しとしないみくらに止められ、彼女の提案で嫗ヶ頭姉妹の賭場で彼女たちと対戦、これに勝利して最悪の事態は免れた。 尚、『賭ケグルイ双』本編では『賭ケグルイ』における悪辣な面は鳴りを潜め、他人思いの優しい面が強く描かれている。 時系列は夢子の編入してくる1年前の話。 私立百花王学園生徒、2年華組。 、身長:173センチメートル。 常軌を逸したギャンブラーが横行する本作において、数少ない一般的な思考の持ち主。 他人思いの心優しい性格だが、小心で博才は皆無。 作中における「良心的存在」であり、「家畜」に陥落した早乙女芽亜里に報復行為をせず、自分の手元に届いた2億6千万円ものを躊躇なく返却している。 また、「第三者」という地味なポジションのため、他者にモブキャラ扱いされることも少なくないが、そのことに不満を抱いている様子はない。 逆に彼の善良さは蛇喰夢子や芽亜里にとっては好ましい人間的魅力である。 そして、非常に稀有な特性は、ほとんどの登場人物が「自分のため」に動くのに対し、「誰かのため」に行動出来ることである。 当初は芽亜里に「ポーカー」で敗北し、ボーダーラインのワースト100位に転落したことで「家畜・ポチ」となる。 その後は散々な学園生活を送ることになるが、夢子が転校してきたことで状況が一変する。 学級委員を務めていたため、夢子に学園を案内する役割を仰せつかる。 その際、学園内の階級制度とギャンブルについての説明を行い、夢子の身を案じる。 しかし、「投票ジャンケン」の際は芽亜里側の片棒を担がされていた。 決着後に夢子がそのことを知っていたことを知り、謝罪して学園を去ろうとするが、「おかげで刺激的なギャンブルができた」と夢子からお礼として資金を貰う。 夢子の圧倒的な博才を目の当たりにして以降、彼女に絶大な信頼を寄せることになる。 また、物語が進むにつれ夢子に好意を抱き始めているが、芽亜里ともいい雰囲気になりつつあり、結局どちらとも関係は進展していない。 生徒会長選挙では、夢子が1人で陰喰三欲・陽喰三理との選挙戦に挑むことを危惧し、自らも選挙戦に参加すると申し出た。 三欲に盛られた毒により夢子が危機に陥った際も、夢子の「芽亜里の言うことを聞けば、面白いことになる」という指示を忠実に守り、勝利に貢献した。 蛇喰夢子と並ぶ最強のギャンブラー、桃喰家代表。 身長:166センチメートル、のツインテールを輪型に巻き結わえた、非常に特徴的な髪型をしている。 「(己の肉眼で)見たことがないもの」に対し、異様なレベルで好奇心旺盛。 冷徹な性格で、狂気じみた言動を絶えず繰り返す、夢子顔負けの狂った思考の持ち主。 物語が始まる約2年前、百喰一族の本家桃喰家の当主の座を受け継ぎ、全国にいる有力者たちの子息が通う私立百花王学園に目をつけ、前生徒会長をギャンブルで打ち負かし、生徒会長の座を奪取する。 それ以降、階級制度や「家畜」と「上納金」制度を築き上げる「改革」を断行した。 現制度を確立させたことにより、将来的にやなどを掌握し、日本全土を手中に収めようと画策しているが、綺羅莉からしてみればを管理しているようなものに過ぎず、そこで夢子が現れたことで考えを一変する。 全校生徒はおろか百喰家分家も召集し、生徒会長の座と百喰家当主の座を賭けての生徒会長選挙を開催した。 桃喰 リリカ(ももばみ リリカ) 声 - 沢城みゆき 私立百花王学園生徒会副会長、3年華組。 身長:166センチメートル、をかぶり、一言も喋らず常に桃喰綺羅莉の近くにいる女性。 しかし、喋る時は男の様な口調。 綺羅莉と顔が瓜二つで、芽亜里からはではないかと糾弾された(その後、尾喰凛が二人は双子だと発言している )。 夢見弖ユメミのギャンブルの際にはひそかに綺羅莉と入れ替わって桃喰家の当主としての会合に参加していた。 夢子以外には誰も入れ替わりに気づかなかった。 綺羅莉とは正反対の控えめな性格。 生徒会長選挙の際には、「何者かに命令されて」蛇喰夢子と陰喰三欲・陽喰三理の対戦の場を設けた。 「賭ケグルイ 仮 」では、綺羅莉の悪ふざけに付き合ったりに夢中になったりと、お茶目な様子が描かれた。 生徒会役員、選挙管理委員長。 身長:130センチメートル、のようなパーカー(着ぐるみの表情とるなの表情が対応する)を着て、ゲームをしながらおを食べている。 生徒会へ返済不能だと判断されるレベルの借金をした者に対し、その後の人生を管理することで返済の代わりとする「人生計画表」について早乙女芽亜里に説明した。 振る舞いは幼い子供だが、時に冷酷なトリックスターらしい行動を見せるため何を考えているか分からない人物の1人で、豆生田楓や蛇喰夢子の策謀を見切っている様子が見られるなど、軽い性格に見えて深遠な思考の持ち主。 生徒会長選挙では、選挙管理委員長を務める。 また、夢子と陰喰三欲・陽喰三理の対戦ではディーラーを務め、ギャンブル「ニム零式」を提案。 姉妹が毒によって場を支配したのに対し、「気づいたものが有利になる」ようシャッフルに細工を仕掛けたことでギャンブルを「絶対中立」化させた。 生徒会、桃喰綺羅莉の、身長:160センチメートル。 債務整理大集会におけると、蛇喰夢子たちの卓のゲームのディーラーを務めた。 常に冷静沈着な性格で、長い黒髪のサイドポニーとハイライトがない黒眼といった容姿をしている。 夢子のことは損得勘定で制御できない存在として警戒心を抱いている。 綺羅莉に心酔しており、「役員は全て会長に平伏すべし」と考えている。 綺羅莉の思考を理解できているわけではないが、理解できないからこそ彼女に強く惹かれており、また、綺羅莉からも、清華の「理」を重んずる性質が「自分の理解の及ばないもの」として愛おしく思われている。 夢子を学園の和を乱すものと長らく危険視しており、彼女が豆生田を下した直後、『互いを構成する全て(清華の場合、「綺羅莉と赤の他人になる」=「綺羅莉のそばにいられない」)(夢子の場合、「ギャンブルが出来なくなる」=「学園からの追放」)』を賭けて「扉の塔」でのギャンブルに挑むも敗れ、尊敬する綺羅莉との縁が切れると同時に、塔の5階から飛び降りるというペナルティを負う。 しかしその際に選んだ扉が「正解の扉」であったために命拾いし、その後「赤の他人」として改めて秘書に勧誘され、それを受け入れた。 高校からの途中入学者で、全国トップの学力の成績を叩き出している。 いわゆる勉強「しか」していない一面を西洞院百合子はただの学力馬鹿と評したが、妄はそれ「しか」やらない狂気だと語られている。 コミックスオマケ漫画では、綺羅莉に面白みのために髪形の変更を提案された際はモヒカンなどを予想して生徒会長の想像を覆したことがある。 『賭ケグルイ(仮)』での登場回数はかなり多く、主にツッコミを担当している。 私立百花王学園生徒、2年山茶花組、生徒会役員、美化委員長。 身長:170センチメートル、左目のと無数のが特徴。 四白眼。 変人・奇人揃いの同シリーズ内においても、際立った怪人物。 一方、五十嵐清華の人間性を見抜くなど観察力が高く、蛇喰夢子と鈴井涼太の関係に楔を打ち込んだこともある。 「家畜」となった夢子に絡んでいた木渡潤に、ロシアンルーレットのギャンブルを持ちかけ、結果的に追い返した。 そのことを夢子に感謝されたことがきっかけで、彼女に興味を持つ。 に使うは本物で、その生死のリスクを負うことが何よりの快感。 メリットを放棄した挙句、下手をすれば自分が死にかねないようなルールを設けるため、桃喰綺羅莉に勝手な自滅行為は止められている模様。 眼帯をしているのは、生徒会長である綺羅莉とのギャンブルに負けた際、左目を賭け金の代わりとして支払ったから。 この出来事がそれまでギャンブルに興奮を覚えることのできなかった妄を興奮させ、綺羅莉を「最高の女」と慕うようになる。 夢子に対して本物の回転式拳銃を使ったどちらかが死にかねないギャンブルを仕掛ける。 当然イカサマは仕込んであったが、実はわざと見破りやすいように仕込んでおり、自分の勝利条件が「死ぬこと」という破滅的なものだった。 これら全てを見破った夢子からは「ただの死にたがり」と称され、その希望を全て蹴散らすような勝ち方をされた結果、彼女を女神と称するようになる。 が、夢子からしてみれば「自己満足のためだけにギャンブルのルールすら成立させようとしない、博徒としての価値が全くない女」としか見られず、やや嫌われ気味に敬遠されている。 単行本のオマケ漫画などの番外編では相変わらずどちらかが死ぬようなギャンブルを提案しては拒絶されて落ち込んだり、少しマゾに目覚めてみたり(単純な痛みや拷問はもう卒業しており、最高の相手=夢子を求めている)とコミカルな様子が描かれている。 後の生徒会長選挙にて、蟲喰恵利美の仕掛けた「指切りギロチン」に夢子と共に参加。 再び夢子とギャンブルできたことに感激し嬉々として進めていたが、最後は自己満足のためにルール違反を起こしたために反則負けとなり、ギロチンの刃が落ちないことに激怒したが、逆にルールを無視した彼女の動に憤慨した夢子に咎められ、三行半を突きつけられた。 コミックスのおまけ漫画では、涼太を懐柔することで夢子との関係を持続させようと企んだが早乙女芽亜里に止められ、さらには通りかかった夢子に侮蔑の眼差しを向けられた上無視されるという仕打ちを受け、泣き出した。 その後「大集約」に参加(美化委員から票を託されたと思われる)。 参加の目的は夢子を負かして、票を賭けた命がけのギャンブルをするため。 一回戦で百合子に勝利するが、二回戦で夢子に敗北。 自分の仕掛けたイカサマを見抜かれた上で、「ギャンブルを過程としか見ていない」と夢子に指摘される。 生徒会、伝統文化研究会会長。 身長:163センチメートル、糸目とが特徴的な女子生徒。 古くは平安京に流れを組むとされる歴史ある名家の令嬢。 研究会の部室にて、「公式戦」と呼ばれるポチ・ミケの復活戦を執り行っており、「ミケ」となった早乙女芽亜里の掛金1,000万円の「公式戦」の相手になった。 そのやり口は「ヤミ金融などと同じです」と蛇喰夢子に一蹴され、人間的な評価も「最低」「下の下」「糞のようなもの」と称される。 普段は毅然とした態度で振る舞っているが、小心で人情味ある面も覗かせており、自身の研究会に所属する会員の「家畜」化を防ぐため、多額の「上納金」を生徒会に納め、役員となった経緯が作中で語られている。 彼女のイカサマの特徴は「勝率は確かに上がるが確実に勝てるわけではない」ということ。 大金を持って多くの戦いを挑む彼女にとって、相手よりも高い確率で勝てさえすれば地位を維持するだけの金額を稼げるため、このような不完全なイカサマでも充分であった。 加えて、不完全であるがゆえに「西洞院百合子が確実に勝利するわけではない」という状況がイカサマの確信や警戒心を鈍らせるという、煙幕の役割も持つ。 夢子との勝負時はイカサマを、ひいてはどう賭ければ勝利できるか見破られたことで研究会破滅の危機に追い込まれる。 しかし、本人も与り知らぬところで生徒会による、校舎建築時点ですでに仕込まれていたという常軌を逸するレベルのイカサマによって辛くも敗北は免れることになった。 しかし、それはあくまでも生徒会の手助けにより脱したもので、結局、夢子に勝利することは出来なかった、つまり、実質的には敗北だとも言える。 後の生徒会長選挙で召集された百喰一族に対して危惧し、桃喰綺羅莉に考え直すよう直訴するも他の役員も含め受け入れてもらえず、現状を維持しようと孤軍奮闘するが、陰喰三欲と陽喰三理に敗北した(実際は、三欲に毒を盛られたことで体調を崩したことが敗北の原因となった)。 その後伝統文化研究会の部員の票を託された上で「大集約」に参加。 しかし、一回戦で妄に敗北する。 生徒会。 インディーズでアイドル活動をしており、の再生回数300万回以上を記録している。 生徒会やライブなどではアイドルらしく笑顔で振るまっており、プロ意識や実利などから本心ではないもののファンを大切にする姿勢を崩さない。 その一方で自分の応援に力を入れすぎて歌を聞かないファンに対しては不満をため込んでおり、楽屋では一転盛大に切れて全力で罵倒している。 夢はを受賞することで、アイドル活動はその足掛かりに過ぎないと考えている。 目的に対する思いは真摯であり本物だが、その夢のためには「現状でアイドル」という立場では完全に出遅れていると感じており、学園の力でトップアイドルを経て女優になろうと考えている。 アイドルとしての実力は学園の力を借りるまでもなく本物であり、無関心だった早乙女芽亜里が1回ライブに参加しただけでしっかりハマっている。 沙織という女生徒をマネージャーとして側に置いている。 沙織にとって夢見弖ユメミの夢は自分の夢であり、その夢が頓挫しそうになった時は涙を流しているなどその思いは本物である。 何者かの入れ知恵でギャンブルを仕掛けた自分を逆にしてきた蛇喰夢子に憤慨し、賭け金の5,000万円に加えて枕営業などをやらせるつもりでお互いの人生を賭ける(脅迫されるまでは腕が良ければ普通に組む予定だった)。 「バトっていいとも」という九番勝負で勝敗を重ねるが、「何者か」の細工によって仕込まれた僅かなスキを突かれて敗北する(なお、夢見弖ユメミが全力でやれば九つの勝負全てでほぼ確実に勝利できるはずだったが、ドラマ性のためにわざと5回中3回敗北していた)。 その後、「運の悪さでこのギャンブルに負ける様ではどうせ叶わない夢だった」と潔くギャンブルの条件に従って前述のファンへの暴言を公開するが、そのユメミの本音も受け入れた上でファンを続けてくれたことで事なきを得る。 敗北後はそのまま終了する流れだったが、夢子の追求と沙織の説得で真相を明らかにすることを決意。 この状況を演出したであろう人物を明らかにする。 選挙戦では夢子と組んで憧れの女優である和楽喰と勝負。 勝つ気で挑んだものの女優としての才能の違いを見せつけられ、敵わないと素直に認め清々しく敗北しようとする。 しかしその態度を夢子に全否定されチームが決別。 葛藤の末に望み通りの敗北ではなく望まない勝利を選んだ為、最終的には夢子の協力を再び得て勝利する。 その後「大集約」に参加し、一回戦で芽亜里と交戦する。 得意の演技と脅しで追い詰めるが、芽亜里の誘導によって敗北し、自身の票をすべて失った。 生徒会。 身長:180センチメートル、現生徒会で唯一の男子生徒。 先輩に対しても厳しい言葉を吐く冷徹な性格。 五十嵐清華によると、権力にこだわっているらしい。 前述の夢見弖ユメミにまつわる諸々を仕組んだ張本人。 夢見弖ユメミが敗北すれば権力争いのライバルが減り、蛇喰夢子が敗北すれば勝負の手配をした自分の手柄とするつもりだった。 しかし、自身が容疑者として暴露されたことで表舞台に立たざるを得なくなる。 それでも彼の想定範囲内であり、確たるがないために毅然とした態度で疑ったことを糾弾するも、予想を超えたギャンブル狂であった夢子に「公式戦」を挑まれてしまう。 「夢子は生徒会長と公式戦をするはず」と高をくくっていたため一時はあまりの想定外に唖然とするも、即座に彼女の性格を計算に入れるように持ち直し、生徒会副会長の提示する「選択ポーカー」に挑む。 途中で皇伊月が夢子のパトロンとして呼ばれるも、会計という立場を利用しての30億円もの資金と夢子のギャンブル狂をも計算にいれた「王道」で勝負の流れを掌握しかける。 しかし、そこで生徒会副会長に扮していたのが桃喰綺羅莉であったという予想外が発生、人生を担保にした100億円の借り入れを許可されてしまい、自身も人生を賭けての勝負に挑まざるを得なくなる。 結果、伊月が「金を出しているだけのパトロン」ではなく「勝負に臨むギャンブラー」だったことを計算にいれなかったために欺かれて敗北(さらに言えば、会場のヒートアップに乗せられ、「王道」脱線していたことも夢子に指摘された)。 その後は医務室へと運ばれ、伊月の看病の下で病床生活を送る。 以前の強気な態度は一切見られず、すっかり消沈。 「数合わせ」のため選挙戦「公共財ゲーム」で賭博に復帰するが、やる気は皆無であった。 だが、同じ参加者である夢子の助言もあり頭脳明晰な一面を取り戻し、伊月の巧妙な策を完璧に推理する。 伊月のことはその野心を買っており、彼女の人生を奪ってしまっても悪いようにしないつもりだった。 元生徒会役員、風紀委員長。 日本有数の玩具メーカーの令嬢。 身長:158センチメートル、パーマのかかったのショートに、とネイルが特徴。 生爪コレクターで、ギャンブルで敗北した人間の生爪を剥いでネイルとしてコレクションするのが趣味。 実家で製造しているを用いたギャンブルを得意とする。 その資金力で多額の「上納金」を払って生徒会入りした。 蛇喰夢子に「ダブル神経衰弱」を挑む。 家業を利用してトランプにイカサマを仕込んでいるが、夢子にそれを見破られたことで逆に「実家の評判を落とされたくなかったら、お互いの生爪をかけて勝負を続行しろ」と暗に脅される羽目になる(その結果、無様に泣いて謝る姿を見て夢子が興味をなくし、お開きとなった)。 その後生徒会をクビになり、政財界にコネを作るために役員になるという入学の目的を潰されてしまう。 そのため夢子に現生徒会を潰し、新たに生徒会長になってもらったうえで自分を役員にするという条件で夢子への協力を約束する。 彼女を生徒会に引き入れたのは豆生田楓であり、お互いそれなりに好意があったようであるが、結局は「実力不足」と見下されていた。 夢子に要請される形で楓とのギャンブルに参加、お互い人生を賭けるという壮絶なレイズ合戦を繰り広げた結果、迫真の演技と覚悟で以て楓の計算を狂わせて勝利した。 その後、文字通り真っ白になって果てた彼を好き放題罵倒していたが、夢子に諭されて頭を下げて搬送される彼を見送る。 その後は彼の看病にも努めた。 選挙戦では、夢子らと「公共財ゲーム」に参加。 ルールの隙を付いた罠で骨喰ミラスラーヴァを嵌め、1位でゲームを終える。 しかし豆生田を救うために等々喰定楽乃と密かに行っていたギャンブルに敗北したため大量票を失い(だがそれも彼女にとっては「勝利」であった)、選挙戦からの離脱を宣言する。 身長:183センチメートル、の息子であり、自身が支配する側であるという意識が強い。 一方で精神的にいたぶることはあっても直接肉体に手を出したがらない様子を見せる、「家畜」の生徒に対して容赦のないやたかりを行っている。 債務整理大集会にて登場。 特に借金はしていなかったが、友人に1,000万円を借金したと嘘の申告をし、友人に生徒会から1,000万が渡るようにした上で、ゲームで1位になることで借金免除という労せずして金を生徒会より引きだす金儲けを企む。 しかし、早乙女芽亜里と蛇喰夢子の策にはまって惨敗。 夢子の3億1000万円という莫大な借金を負う羽目になった上に、芽亜里にバカにされたことに、激昂して殴りかかろうとした所を、五十嵐清華にで抑え込まれた(清華は暴力行為には、再三に渡って注意していた)。 「家畜」である蕾菜々美を利用してイカサマを行うも、その内容が稚拙だったため夢子達には即座に見破られる。 芽亜里のブラフにも後れを取り、イカサマ黙認勝負になった後も自分から手の内を露呈させるなど勝負においては最後まで翻弄されていた。 なお、この組み合わせは清華によって意図的に決められたものであり、将来政治家になるであろう彼か正体がよく分からない夢子のどちらかを掌握下に置くためだった。 当初は精悍な顔立ちとして描かれたが、矮小な本性を剥き出しにしてからは崩れていった。 選挙戦では、夢子とギャンブルして稼いだ35票を清華に2億8000万円で売り、借金を完済した(不足分は現金で補填)。 その時は初登場時の見る影もなくやせ細り、「もう二度とギャンブルはしない」と語っている。 ヴィレッジの一員になってからは言葉遣いが丁寧になる。 身長:149センチメートル、実家が裕福ではないため、「上納金」が払えず入学後すぐに「家畜」となってしまう。 さらにから伸ばしていた長い髪を木渡潤から「長い髪を切ってみたかった」という理由だけで切られたことで現状に抵抗する意思を失う。 以後も潤から搾取され、債務整理大集会においても潤に協力させられていた。 最終戦で潤に一方的に復讐できるチャンスが訪れ、蛇喰夢子によって唆されたのもあり彼を最下位に陥れることに成功。 結局は自身も夢子に騙された形で借金は変わらずだったが、「家畜」から脱却し前に進むことを決意し夢子にも感謝していた。 研究会の部室での芽亜里との「公式戦」や夢子との勝負では壺の振り子を務めた。 会員はイカサマのためだけに手にピアス(偽ホクロで隠している)を通している。 公式戦で剣の中に一本だけ磁石を仕込んで、振り子の手に磁気を持たせて、イカサマを行っていたが夢子に見破られた。 大物プロデューサーの娘であり、そのコネを利用しようと目論んだユメミにマネージャーに抜擢される。 女優という夢に拘るユメミに、「見た事ない景色を見たい」という気持ちでアイドルを勧めた。 熱狂的大ファンで、ユメミの本性を知っても率先して応援した。 城丸 穂露(じょうまる ほろ) 声 - 私立百花王学園生徒。 彫りの深い顔で「学園屈指の美形」と名高い。 選挙戦では中間成績で9位に名を上げるほどの実力者だが、綺羅莉にで惜敗し、全ての票を失った。 大和 イナホ(やまと イナホ) 声 - 私立百花王学園生徒。 生徒会長選挙において、選挙管理委員を務めた生徒。 選挙管理委員長の黄泉月るなと同じような、着ぐるみのパーカーを纏っている(他の選挙管理委員も全員同様の服装をしている模様)。 蛇喰夢子・生志摩妄・蟲喰恵利美の「指切りギロチン」による選挙戦でディーラーを務めた。 さらに、早乙女芽亜里とリリカのギャンブルにもディーラーとして同席している。 宇留 瑠美亜(うる るみあ) 声 - 私立百花王学園生徒。 生徒会長選挙において、選挙管理委員を務めた生徒。 のような着ぐるみのパーカーを纏っている。 語尾を妙に長く伸ばす癖がある(よく「イラつく喋り方」と言われるらしい)。 蛇喰夢子や尾喰茨らによる選挙戦のディーラーを務めた。 黒鞍 蔵良(くろくら くらら) 私立百花王学園生徒。 生徒会選挙において、選挙管理委員を務めた生徒。 蛇のような着ぐるみのパーカーを纏っている。 尾喰凛の仕掛けたギャンブルにおいて、彼女の名を騙った偽物がディーラーを務めていた。 なお、コミックスのおまけ漫画でるなと共に偽物の蔵良を追い詰める様子が描かれている。 その後、「大集約」におけるディーラーを務めた際には、「私は本物。 」と書かれたタスキを付けている。 薫る崎 可織(かおるざき かおり) 私立百花王学園生徒。 ユメミ、夢子、和楽喰による選挙戦「ACTIVE STATION」の司会を務めた。 私立百花王学園生徒、2年、報道倶楽部。 私立百花王学園生徒、2年。 村雨天音率いる反生徒会・反ギャンブル集団であるヴィレッジの幹部。 生徒会や生徒会長を壊そうと企む。 私立百花王学園生徒、3年。 反生徒会・反ギャンブル集団であるヴィレッジのリーダー。 学園からギャンブルを排除しようと企む。 私立百花王学園生徒、2年。 百喰一族 等々喰 定楽乃(ととばみ てらの) 声 - 等々喰家代表、代々「」を稼業としている。 足が不自由でに乗っている。 冷静沈着な性格で、分家の纏め役を買って出ている。 桃喰綺羅莉・桃喰リリカとは付き合いが長く、百喰一族の均衡を揺るがそうとする綺羅莉を快く思っていないが、リリカとは親しい間柄となっている。 票の買収を的確に行い、最後の中間発表において綺羅莉を上回る票を獲得している。 さらに「公共財ゲーム」や「大集約」において誰が勝利するかを予想する外馬ギャンブルを主催し、票や金を獲得している様子が見られる。 等々喰 ユミ(ととばみ ユミ) 声 - 等々喰定楽乃に付き添っている褐色肌の少女。 「元気だけが取り柄」らしい。 蟲喰 恵利美(むしばみ えりみ) 声 - 蟲喰家代表、代々「」を稼業としている。 ファッションで身を包み、「イモムッシーくん」という名前のぬいぐるみを抱えているオッドアイの少女。 鈴井涼太など興味のない者をモブと呼び、他の代表たちにはお子様扱いされている。 蛇喰夢子を最初に潰そうと勝負を挑み、賭場で偶然いた生志摩妄と3人で常に持ち歩いている拷問器具を用いた「指切り」で勝負する。 ギロチンに安全用の鉄板を仕込んでいるため、当初は悠々と進めていたが、喜々として進める2人と夢子のふとした言葉から鉄板が外されていると思い込んで恐怖に圧倒され、妄の激昂と夢子の挑発の中で泣きつつも奮い立ち、最終的には敗北したものの意地を貫いた姿勢を夢子から称賛され、彼女を相応に認めた。 単行本第7巻のギャンブル紹介でも、絶対に指を抜くはずがない「最狂コンビ」たる2人を対戦相手に選んだことが不運だったと語られている。 「大集約」では淑光から譲り受けた票を持ち参加。 一回戦で夢子に敗北するが、予め組んでいた三欲のためにカードにイカサマを仕掛けた。 コミックスおまけ漫画で、妄に苦手意識を抱いて克服のために拷問道具で懐柔しようとするも失敗。 また、埒外の相手に対してはさほど悪辣ではないのか、夢子に見限られて落ち込んでいる妄を慰めたりもしている。 TV版2期では100票オークションに参加している。 陰喰 三欲(いんばみ みよ) 声 - 陰喰家代表、代々「」を稼業としている。 腰まで伸びた長い髪に一本垂らした前髪が特徴。 表向きは礼儀正しい一面を持つが、本性は冷酷非情な性格。 生徒会長選挙では陽喰三理とタッグを組み、対戦相手に毒を盛ることで勝負を支配するという身も蓋もない戦法で票を獲得していった。 蛇喰夢子との対戦の際も、夢子に毒を盛って降板させる。 しかし、夢子の代わりに登板した早乙女芽亜里の頭脳プレーに翻弄され、逆に追い詰められる。 そこで「自分の方が優秀だから」という理由で三理に敗北を押し付けた。 しかしその後、三理に危険が及ばないようにする為にわざと脱落させたと明かしている。 「大集約」では恵利美と組み、カードに印をつけるイカサマを駆使。 そのイカサマによって一回戦で茨に勝利。 しかし二回戦で芽亜里にイカサマを見抜かれた上、そのまま進めると自分の敗北が確定であることを明かされる。 その為自ら毒を服用し、芽亜里が勝利を放棄しない限り解毒薬を服用しないという条件を突き付ける。 一度芽亜里は条件を呑もうとするが、乱入してきた三理によって解毒薬を服用させられたため、ギャンブル中に他者からの介入を受けたことで敗北となった。 TV版2期では100票オークションに参加している。 陽喰 三理(ようばみ みり) 声 - 陽喰家代表、代々「製薬」を稼業としている。 が特徴。 無愛想な性格。 陰喰三欲とは実の姉妹で、で意思疎通が出来るほどの深い絆を持つが、それを脅威だと判断した百喰一族により当時子供の居なかった陽喰家の養女となる。 姉には絶対とも言える信頼を寄せ、二人の時には姉の判断に一任している。 生徒会長選挙では三欲と協力し対戦を進めたが、早乙女芽亜里と勝負した際に頭脳負けし、全校生徒よりも多い1万票の借金を負い、選挙から事実上敗退した。 さらに自らが追加したルールによって毒を2度浴び、体調を崩す。 この際に姉のために自ら敗北をしようと決心していたが、その直前に姉の強要を受け精神的ショックを受けた。 「大集約」において、三欲が自身の命と引き換えに勝利しようとするのを止めるためにギャンブル会場に乱入。 姉の命を助ける一心で解毒薬を服用させた。 TV版2期では100票オークションに参加している。 和楽喰 淑光(わらくばみ すみか) 声 - 代々「」を稼業としている和楽喰家の代表。 顔を前髪とで隠している。 実はその正体は 名足カワル なたりカワル という名で活躍しているアメリカ女優である。 選挙の為に学園に来る。 蛇喰夢子の提案で夢見弖ユメミとギャンブル「ACTIVE STATION」で勝負する。 序盤はユメミの作戦を簡単に翻しユメミを「女優を舐め過ぎている」と酷評するが、後に演技の為に自ら指の骨を折ったユメミの覚悟を認め賞賛。 最終的には覚悟を決めたユメミに敗北を喫し、ユメミに「ハリウッドで待っている」と声を掛け奮起を促した。 選挙戦の途中でアメリカに帰らなくてはならなくなり、普段から可愛がっている恵利美に自身の獲得した票を譲り渡した上で学園を後にした。 骨喰 ミラスラーヴァ(ほねばみ ミラスラーヴァ) 声 - 骨喰家代表。 代々「」を稼業としている。 父親が、母親が、。 巨乳が特徴的な。 で流暢なとで話す。 蛇喰夢子の「蛇喰家」については調査していた模様。 選挙戦では、夢子らとギャンブル「公共財ゲーム」に参加。 だが、共謀を装った皇伊月の罠に嵌ってしまい脱落、ペナルティとして等々喰定楽乃に100票を支払った。 しかし稼業の性質上謀をしないはずの自分を騙すことに成功した伊月を賞賛し、その「仲」を確かめた。 その後は定楽乃が一族の頂点に達する事を望んだ。 TV版2期では100票オークションに参加している。 尾喰 凛(おばみ りん) 声 - 尾喰家代表。 代々「」を稼業としている。 百喰一族の中で唯一の男性代表。 票と金に交換できる疑似通貨「スカムコイン」を発行。 幼少期ので自分のイカサマを見抜きつつも暴かなかった綺羅莉に対してコンプレックスを抱いており、自分の納得する形で勝利することに拘っている。 TV版2期では100票オークションに参加している。 尾喰 茨(おばみ いばら) 声 - 尾喰凛に付き従っている男。 尾喰家の分家筋。 長身で茨状のヘアバンドに首輪と、一見ガラが悪そうに見えるが一般常識は相応にあり、人当たりが良い。 凛に忠誠を誓っている。 生理的に嘘をつくことができず、「詐欺」を生業とする尾喰家で異端として扱われていた。 しかし凛によって自身が嘘をつかなくても良い状況を整えてくれていることに感謝している。 その反面、自分の与り知らぬところで凛が自分に嘘をついているのではないかという不安に苛まれている。 「大集約」に参加した際は、多額のベットをすることで「正直者ゆえ強い手が来ているはず」と思わせてフォールドさせる戦法を取る。 一回戦で三欲を相手に善戦するが、最終的に敗北した。 TV版2期では100票オークションに参加し、入札できるタブレットを所有している。 狛喰 希(こまばみ のぞみ) 声 - 代々「」を稼業としている狛喰家代表。 ツインテールが特徴で、と一緒に行動している。 何事にも一生懸命な努力家だが、馬鹿正直で騙されやすい性格。 自身の持つ票をスカムコインと交換したため、実質選挙から脱落している。 しかし、リリカに「対等」と言われたことに感激し、リリカと凛とのギャンブルの仲介を買って出る。 TV版2期エピローグでは桃喰リリカに生徒会選挙ギャンブルを挑んでいる。 をした女生徒。 百喰一族の者だが、世話係として転入しており、代表ではない。 しかし、綺羅莉に対する保険として等々喰定楽乃によって連れてこられた。 そんな彼女に手を差し伸べたのは夢子の姉であったのだが、夢子の姉が一族との勝負に敗れ自分と同じ境遇に立たされたことを見ると、自らの髪を切り落として一族の頂点に立つことを決意。 ただ、元々の一族の名前は明かされていない。 百喰一族の選挙戦を手配するなどのサポートをする一方で、私立百花王学園内でギャンブルにより不当な扱いを受けている多くの生徒を助け、憧れの的となっていく。 また、それらの生徒や鈴井から感謝の言葉やお礼の品といったものを受け取り優しさに触れることで、自身に何らかの戸惑いを感じている描写がみられる。 終盤で生徒会や百喰一族、夢子、鈴井らを黒い招待状で招き、自身がオークショニアである100票オークションを開始。 出品した大量の票は、かつて自分が助けてきた不当な扱いを受けている多くの生徒の投票により集まったものである。 オークショニアでありながらも自らオークションに参加し、入札の票数を吊り上げるイカサマを行っていた。 商品である100票を30億で買い取ると交渉してきた夢子の行動を見ると、自らのレゾンテートルを体現するように髪型と目つきを変えた。 夢子の意思でオークションを続行し票の更なる獲得を図るも、夢子の策略により会場の全員が1票で入札を止めるという事態に陥ったことで持ち票を全て失いオークションが終了した。 オークションの終了後に夢子の賭け狂いの精神と夢子の姉の言葉の意味を理解したことから、自身の一族の名を賭けた一度きりのコイントス勝負を夢子に挑むが、表裏を当てられずに敗北。 しかし、彼女が前向きな生き方に目覚めたことで綺羅莉は彼女に再び一族の名を与えることを許し、以降は女性用の制服を身に付け女性らしく化粧をして学校生活を過ごしている。 賭ケグルイ双 先述に登場した人物は、各項目で参照。 主要人物(双) 花手毬 つづら(はなてまり つづら) 本編の解説役。 私立百花王学園生徒、1年華組。 早乙女芽亜里の。 緩くウェーブのかかった長い黒髪とタレ目が特徴的な美少女。 趣味は、とを弾く。 私立百花王学園には中等部から在籍している。 裕福な実家の生まれであるが、他生徒に立ち向かう度胸や博才がなく、「家畜」になることを甘んじて受け入れていた。 しかし、芽亜里の助力を得て「家畜」を返上し、彼女と行動を共にすることになる。 それ以降、芽亜里のことを密かに「王子様」と慕っているなど、属性を思わせる描写がある。 また、世間知らずで異性に疎い面があり、後述するカップリングパーティーの「お泊り」の意味が理解できず、言われて初めて気づくという一幕もあった。 戸隠 雪見(とがくし ゆきみ) 本編のもう1人の解説役、私立百花王学園生徒、3年生。 文芸部長。 黒縁眼鏡と後ろ髪の跳ねたボブカットが特徴的な美少女。 1人称は「」。 明朗快活な性格。 第2図書準備室を部室としており、賭場としての活動もしていたが、「学園で最も人気のない賭場」だった。 それゆえ賭場の使用料を払えず、生徒会から提案された早乙女芽亜里とのギャンブルに敗北し、賭場の使用権を取られる。 しかし、部室としては使わせて欲しいと芽亜里に懇願し承諾を受ける。 賭場の衣装として服を提案した。 私立百花王学園生徒会(双) 聚楽 幸子(じゅらく さちこ) 私立百花王学園生徒、3年生。 生徒会役員、風紀委員長。 優雅に振る舞っている銀髪の。 冷酷非情な。 自分の気に入った生徒を支配することを目的としており、現在は「佐渡みくら」という名前の女生徒に首輪をつけ、自分専属の「家畜」として使役している(首輪は公的な場では見えない場所につける)。 また、最近では芽亜里のことを気に入り、「家畜」にしようと目論んでいる。 表情や仕草などから相手の嘘を見抜く能力に非常に長けている。 その能力を発揮し、イカサマ無しで芽亜里とのギャンブルを制した。 壬生臣 葵(みぶおみ あおい) 私立百花王学園生徒、3年生。 生徒会役員、会計。 より1,000年以上も続く、日本有数の出身。 長身で爽やかな顔立ちをした。 掴みどころのない飄々とした性格。 軽薄そうな雰囲気を醸しているが、芽亜里が仕掛けた巧妙なイカサマを容易く看破するなど、作中屈指の切れ者ぶりを見せている。 その手腕を買われ、1年生のころから生徒会会計を務めている。 綺羅莉の生徒会長就任に大きく貢献したらしいが、その裏で生徒会長を潰すことを企んでおり、生徒会制度を潰すための秘密組織「善咲会(ぜんしょうかい)」の会長を務めている。 明るく人当たりのよい柔和な性格。 「家畜」に対しても分け隔てなく交流を持ち、周囲からの人望は厚いが、その実態は敗者を容赦なく切り捨てる冷徹な。 許嫁である咲良との関係についても「利害による政略結婚」と割り切っており、彼女に対する愛情はない。 三春滝 咲良(みはるたき さくら) 私立百花王学園生徒、3年生。 生徒会役員、美化委員長、「善咲会」元役員。 葵と同じく、日本有数の名家出身。 長い黒髪をに結んだ古風な。 実直な性格であり、葵の右腕として「善咲会」の評議員を担ってきた。 卓越した分析力を持ち、相手のイカサマを逆用するという手段を取り、芽亜里も1人では敵わなかった。 葵と初めて顔を合わせたのは中等部時代。 それ以降、「葵にふさわしい存在」になるため研鑽を積んできたが、芽亜里たちに敗れて評議員をクビにされた。 咲良本人は家同士の都合抜きで葵に惚れ込んでおり、彼の本意を知っても想いは失っていない。 初登場時はだったが、再登場時はに描かれた。 その他の生徒(双) 愛浦 心(あいうら こころ) 私立百花王学園生徒、1年華組。 カールのかかったツインテールが特徴。 傲慢な性格で、の早乙女芽亜里をハメるためギャンブルを持ちかけるが、結果は敗北。 その後クラスメイト全員を抱き込んで、芽亜里の立場を陥れるギャンブルを仕掛けるが再び敗れる。 挙句、クラス中から侮蔑されるようになり、周囲から孤立してしまう。 佐渡 みくら(さど みくら) 私立百花王学園生徒、1年生。 聚楽幸子専用の「家畜」として使役されている。 をつけ常にそばにおり、聚楽の命令に従うことを何よりの快感としている。 また、聚楽の校務の補佐としてカップリングパーティーのディーラーを務めたこともある。 聚楽が早乙女芽亜里に興味を持っていることに嫉妬しており、早く芽亜里を「家畜」とした後飽きて捨てられるということに期待している。 その実、自らが飽きられているかもしれないということは一切考えにない。 乾 千歳(いぬい ちとせ) 私立百花王学園生徒、3年牡丹組。 カップリングパーティーにおける早乙女芽亜里のチームメイト。 過去に何度かカップリングパーティーに参加しているが、恋愛関係には至らなかった模様。 カップリングパーティーで芽亜里のチームメンバーになるも、相手チームからの報酬目当てに裏切り、一度は彼女を負かす。 しかし、手口を読んだ芽亜里によって非常に巧妙かつ不完全な対策を打たれたことで、読み切ることができず敗北した。 久留米 くるみ(くるめ くるみ) 私立百花王学園生徒、2年楼組。 「善咲会」役員。 カップリングパーティーにおける早乙女芽亜里のチームメイト。 ギャルのような格好をしており、胸元に蝶のようなを入れている。 カップリングパーティーには特に目的を持って参加したわけではなく、彼氏狙いでもお金狙いでもいいと発言している。 芽亜里たちのチームメンバーになり、2回戦に参加するための金を芽亜里たちに貸した。 2回戦開始前に芽亜里がチームメンバー全員を疑っていることを察し、事前に立てた作戦を裏切るが、それも芽亜里は折り込み済みだった。 聚楽幸子とのギャンブルの際、資金の無くなった芽亜里に500万円を貸した。 本人曰く、それは善咲会に入会してもらうためではなく、個人的感情だったという。 また、返済を伸ばしてもらうことと引き換えに、文芸部への入部を要求する。 結 奏(むすび かなで) 私立百花王学園生徒 、2年生。 大企業のだが、残念な容姿と高望みが災いし全くモテない。 ゲームの「特典」を目当てに4人のイケメンな腰巾着と共にカップリングパーティーに参加した。 乾千歳に報酬を渡すことを条件にカップル成立させるための策に協力した。 花手毬つづらのことを気に入ってたが、1回戦でその策のために戸隠雪見とカップル成立する。 2回戦で「お泊り」をかけて雪見が自分に告白すると千歳からリークされるが、早乙女芽亜里の策によりカップル不成立となった。 1回戦の「特典」の食事は果たせたものの、その場で芽亜里から「移り気な性格がムカつく」と指摘される。 その後、芽亜里に好意を持ったようで、度々アプローチを試みている。 下月売 奥理(しもつきうり おうり) 私立百花王学園生徒、1年華組。 図書委員をしている。 中等部に特待生として入学して以来、成績優秀。 見たものをそのまま記憶する「直観像記憶」を持っていることから、一度読んだ本やの一言一句を正確に記憶している。 おまけ漫画ではの全段を暗唱してみせた。 壬生臣葵に誘われ、「善咲会」の役員となる。 「善咲会」や壬生臣の理念に心から賛同しており、その入会の誘いを断る早乙女芽亜里を敵視している。 嫗ヶ頭 直子(おうがとう なおこ)、嫗ヶ頭 傍子(おうがとう ほうこ) 私立百花王学園生徒、2年生。 双子の姉妹で、直子が姉で、傍子が妹。 姉妹共に「善咲会」役員。 自身の所属する部の部室を賭場として活動している。 姉妹同士で通じ合う「通し」のサインと、部活動で培われたサイン盗みの技術を持つ。 賭場の賭け代は金ではなく、「姉妹の友達になること」としているが、これは姉妹を最も優先する人材を確保するため。 ひいてはそれを利用し壬生臣から「善咲会」会長の座を奪うことを目的としている。 六条 恵音留(ろくじょう えねる) 私立百花王学園生徒、3年生。 「善咲会」役員で写真部の部長を務めている。 シミズという生徒を助手として側に置いている。 生徒会執行役員である壬生臣の命令で、「生徒会執行官」として文芸部の差し押さえを敢行しようとする。 しかし、花手毬のことを被写体として気に入ったため、自身の目的のために「盗撮野球拳」のギャンブルを提案する。 瑠璃鳥 撫子(るりちょう なでしこ) 私立百花王学園生徒、3年生。 クラシック研究会会長。 高飛車な性格で、友達と呼べる人間はくるみしかいない。 そのくるみからも「宣伝下手・浅慮・傲慢」という評価をされている。 ピアノのコンクールでつづらに負けたことがあり、腕に磨きをかけるため自宅練習用ののピアノを購入することを目指している。 上下 凪(かみしも なぎ) 私立百花王学園生徒、2年楼組。 「善咲会」役員。 奇策やイカサマを多用する傍ら、人の心理を読むことに長けている。 やや自分本位であり、壬生臣の指示に背いて「繚乱祭」で営業妨害を目的に文芸部を訪れ、主催するギャンブルで大勝する。 伊吹 壮太郎(いぶき そうたろう) 私立百花王学園生徒、2年楼組。 「善咲会」役員。 剣道部の部長を務めている。 実家は大手ゼネコンだが、一時期家畜に落ちた際には己を高めるためという理由で実家を頼らなかった。 先輩に絡まれていたところを上下に助けられ、「善咲会」に勧誘される。 ギャンブルへの姿勢は、堅実。 賭ケグルイ妄 主要人物(妄) 濡羽 綾女(ぬれば あやめ) 私立百花王学園生徒。 学園におけるギャンブルで多額の借金を負ってしまい、絶望して屋上から飛び降りようとしたところに、生志摩妄に遭遇する(その場での自殺は結果的にやめた)。 その後、妄の提案した勝てば借金が帳消しとなるギャンブルにおいて、覚悟が足りないクズと恫喝されたことから嗜虐性に目覚める。 そのことを妄に気に入られ、美化委員会へ勝手に入会させられてしまう。 その他の生徒(妄) 鳳 那々(おおとり なな) 私立百花王学園生徒。 濡羽綾女にイカサマを使ったを仕掛けることで、1,000万円の借金を背負わせ、その返済のためにを強要しようとしていた。 しかし、生志摩妄の介入により彼女の提案したギャンブルを呑まざるを得なくなり、それに負けてしまったため、綾女の借金を帳消しにされてしまう。 羽々斬 直愛(はばきり なおえ) 私立百花王学園生徒、美化副委員長。 生志摩妄の奔放かつ放漫な態度に業を煮やし、話の流れから美化委員長の地位剥奪のために綾女をプレイヤーとしたギャンブルを仕掛ける。 イカサマを仕掛けたうえでゲームを有利に進めていたが、最後に綾女の破滅的と思える行動により敗北。 本質的には妄の度量の深さを認めており、妄に対して恋心を抱いていることがモノローグで明かされている。 寺須美 栗霧(てらすみ くりむ) 私立百花王学園生徒、1年山茶花組。 構内の不良グループのリーダーをしている。 グループメンバーの暴力によりギャンブルの負け分1,700万円を踏み倒してきた。 その負け分を支払うことを賭けて濡羽にギャンブルを提案する。 実銃を用いたロシアンルーレットにより相手の棄権を狙っていたが、妄と綾女が挑戦したことによりご破算。 さらにイカサマにより誰にも危険が及ばないギャンブルだったことによる妄の激高に圧倒され、戦意を喪失する。 登場ギャンブル 『賭ケグルイ』のギャンブル 投票ジャンケン 早乙女芽亜里が蛇喰夢子に挑んだギャンブル、2人対戦用のカードゲーム。 考案者は早乙女芽亜里。 クラスメイト30人に「グー・チョキ・パー」のいずれかを白紙のカードに書いてもらい、ゲームプレイヤーに見られないように投票箱へ投函する。 そして、プレイヤーは投票箱から3枚のカードを取り出し、対峙し合うという形式。 それ以外は通常ルールと変わらず、出したカードがあいこなら再度ジャンケン、そして3枚目もあいこなら引き分けで再試合という仕組み。 また、プレイヤーが引いた3枚のカードに「グー・チョキ・パー」の3種が出揃うとは限らない。 こうした運否天賦による「不平等」も、このゲームの特色の1つ。 作中では、チップレートは1枚につき、1万円であった。 ダブル神経衰弱 皇伊月が蛇喰夢子に挑んだギャンブル、2人対戦用のカードゲーム。 同じデッキのトランプを2つ同時に使用する、変則型の神経衰弱。 考案者は皇伊月。 通常ルールと異なり、「マーク」「数字」の双方が合致しなければ、1ペアと認められない。 1ペア揃えた場合、もう一度引ける。 カードの総計は104枚のため、過半数である54枚(27ペア)のカードを先に取ったプレイヤーが勝利する。 このゲームの通常の必勝法は、103分の1の確率で運によって当たりを導き出すか、カードの配置を記憶することにある。 作中では、チップレートは1枚につき、100万円であった。 生か死か 早乙女芽亜里と蛇喰夢子が西洞院百合子に挑んだギャンブル、伝統文化研究会が実施している、ルーレットゲームと丁半博打を組み合わせたゲーム。 考案者は西洞院百合子。 壺振りが剣を模したコマ10本を壺に入れ、ルーレット盤に振り下ろす。 そして、盤上にある番号の割り当てられた30箇所の穴、そのいずれかに刺さったかどうかを予想するという構図。 当ゲームにおける最大の特徴としては、剣が上向きに刺さった場合は「生」として倍率が30倍になり、下向きに刺さった場合は「死」として倍率がマイナス30倍となる点にある。 掛金チップは、ゲーム前に両プレイヤーの合意で決定される。 掛金チップは、「生」になれば自分のものになるが、「死」や「外れ」の場合は、相手に渡る。 なお、両プレイヤーとも外れの場合、差し引きゼロで掛金の移動は起こらない。 いずれかのプレイヤーのチップが無くなった時点で決着となり、敗者は勝者に差額分の金額を支払う。 2枚インディアンポーカー 生徒会が実施する債務整理大集会で行われた。 木渡潤、蕾菜々美、蛇喰夢子と早乙女芽亜里、4人対戦用のトランプゲーム。 考案者は五十嵐清華。 プレイヤーはゲーム前にチップを10枚受け取る。 チップ1枚分の価値は、そのプレイヤーが生徒会へ申告した借金額を10で割ったものである(申告額が100万円なら、チップ1枚の価値は10万円)。 対戦によって他のプレイヤーにチップが移動してもチップの価値は変わらず、1枚当たり元々持っていたプレイヤーの借金申告額の10分の1で固定である。 生徒会が任意で選んだ4人で対戦を行う。 ジョーカーと絵札を除いた40枚のトランプを使用。 ディーラーから2枚のトランプが配布され、1枚目は自分のみが見る。 2枚目は自分では見ずに、ほかのプレイヤーの方へ開示する。 この2枚のカードで出来る役が強いかで勝敗を決する。 役は「ペア(同じ数字が揃う)」「マーク(同じマークが揃う)」「ブタ(数字もマークも揃わない)」の順で強く、同じ役ができた場合は数字の合計が多い方が勝ちとなる。 カードのチェンジは不可。 ポーカーと同様にベット・コール・フォールド・レイズを行うことができる。 1ゲームで賭けられるチップは最大5枚まで。 さらに、参加者全員が1ゲームごとに参加料として自分のチップを1枚支払わなければならない(自分のチップが手元にない場合は、ほかのプレイヤーのチップで支払う)。 全10ゲームを行い、最終的なチップの獲得額により順位を競う(枚数は関係なし)。 1位となったプレイヤーは、申告した借金額が最も少ないプレイヤーの借金額と同額となるよう、自身の借金を生徒会から代理返済される。 以下、2位が2番目に低い借金額、3位が3番目に低い借金額となり、4位のプレイヤーは最も高い借金額を背負わされることとなる。 借金額が増えた場合は、差額を生徒会への借金として背負う。 なお、申告した借金額が一番少ないプレイヤーがゲームで1位となった場合、その借金は免除され、全額が生徒会から返済される。 説明段階で早々にイカサマは不問且つ生徒会は不介入が宣言されており、これはすなわち自己申告の段階で嘘をついていようが、生徒会からは何も言ってこないということである。 本来の借金より申告額が多かった場合、順位が上位なら本来の借金との差額が任意の人物へと小切手として渡される。 たとえ、その額が億単位だろうと例外はない。 これは、生徒間で発生した借金を全て生徒会に集め、学内に多くいる子息・令嬢たちの手綱を握る目的が主であるため。 ESPゲーム 生志摩妄が蛇喰夢子に挑んだギャンブル、カードゲームとロシアンルーレットの複合ゲーム。 考案者は生志摩妄。 プレイヤーとディーラーとで違う密室に分かれる。 2つの部屋の様子はカメラとモニターを介して中継される。 プレイヤー側からはディーラーの手元しか見えないが、ディーラー側からはプレイヤーの部屋全体を見ることができる。 まず、それぞれのプレイヤーは6弾入るリボルバー銃を各自貰い、好きなだけ銃弾を装填する(全く弾を込めなくてもかまわない)。 その後、互いの銃を同じ箱に入れる。 それぞれの銃は同じもので、外見上区別できない。 ディーラーとプレイヤーには5枚のが配布されている(マークは丸・四角・星・十字・波)。 ディーラーは5枚のカードを任意の順序で裏向きに並べる。 プレイヤーはその様子をモニターで確認した後、それぞれ同様に裏向きで5枚のカードを並べる。 ディーラーがカードを開示した後、プレイヤーのカードを開示する。 並べた位置が一致したカードの枚数が多い方が勝ちとなり、一致した枚数の差が勝ち点となる。 勝ったプレイヤーは箱から銃を一つ取り出し、勝ち点の数だけ相手に向けて引き金を引く。 一致したカードが同数だったとき、銃弾が出なかったとき、銃弾が出ても相手に当たらなかったときは銃弾を込めるところからゲームをやり直す。 1発でも銃弾を受けた方がゲームの敗者となる。 本来は勝敗が決まるまでゲームを繰り返すルールだが、本編では蛇喰夢子と生志摩妄の間で交わされた提案・交渉により、「最大3セットまで」「銃弾が出ても当たらなかった場合は、外した分だけ相手が引き金を引く」というルールが追加された。 一流アイドル決定戦 「バトっていいとも! 」 夢見弖ユメミが蛇喰夢子に挑んだギャンブル。 考案者は夢見弖ユメミ。 ユメミの学内ライブの後に開催。 もともとテレビ用の企画だった物をユメミが流用した。 プレイヤーは予め用意された9つのゲームに挑戦する。 のように、先に縦・横・斜めのいずれか1列に自分のマークを揃えたプレイヤーが最終勝者となる。 ゲームの種類は、ダイスを交互に振って決める。 劇中で登場したゲームは以下。 なお、夢見弖ユメミは(ごく一部の例外を除けば)この全てにおいて満点で勝利することが可能とのこと。 心肺機能チェック の多さを競う。 アイドルソングイントロクイズ 観客が選んだ曲のイントロを流し、何の曲か当てた方が勝者となる。 ガチンコ歌唱力対決! ダイスで選んだ観客のスマートフォンに歌唱採点アプリをダウンロードする。 予め指定した曲を歌い、採点結果の良い方が勝者となる。 ユメミは自身の曲「純愛ポーカー」、蛇喰夢子は「」を歌った。 利きファン! ダイスで指定した観客の誕生月を当てる。 双方外れた場合は、誕生月がより近かった方が勝者となる。 当初の計画では、会場全員を夢見弖のファンで埋め尽くし、事前に収集してあった個人情報を完全に記憶することで必勝とする予定だったが、鈴井涼太たち3人が紛れ込んでいたために9つの勝負で唯一必勝ではなくなってしまった。 ポーカーフェイスを保て! 入りのものが含まれたを食べ、それを悟られた方が敗北となる。 極限ババ抜き 1枚のジョーカーと2枚のエースを用いたババ抜き。 先にAのペアをそろえた方が勝者となる。 選択(チョイス)ポーカー 蛇喰夢子が豆生田楓に挑んだギャンブル、ポーカーとハイ&ローを組み合わせた、2人対戦用のカードゲーム。 考案者は桃喰綺羅莉。 チップは1枚につき1,000万円という超高レートギャンブルで、「公式戦」のため青天井。 使用するカードはジョーカーを1枚含めた53枚。 役の内容や強弱は通常のポーカーと同じで、ジョーカーは必ず最も強い役が成立するようにワイルドカードとして扱う。 1回のカードチェンジ後、初回の枚数を決める「ベット」とそこからさらにチップを積む「レイズ」のみ行える。 そこで、より多くの枚数を積んだプレイヤーに「強い順」か「弱い順」かを決める権利が与えられる。 その後、お互いのカードを開いて「強い順」が選ばれていた場合は通常のポーカーと同様に強い役を持っているプレイヤーの勝利、「弱い順」が選ばれていた場合は逆に弱い役を持っているプレイヤーの勝利となる。 「弱い順」であれば、よりブタに近い手札の方が強いことになるため、カードが貧弱であってもチップの多寡によって有利・不利をコントロールできる。 なお、手持ちのチップが切れても支払える範囲でのチップを後から追加することは可能。 その場で現金を用意できなくても、本人の財力で融通できることが認められれば許容される。 扉の塔 五十嵐清華が蛇喰夢子に挑んだギャンブル。 このギャンブルのためだけに桃喰綺羅莉が学内に建設した塔で行われた。 考案者は桃喰綺羅莉。 塔は状の5階建てとなっており、5階をスタート地点としてゲームを始める。 1階まで降りたうえで再び5階に戻ってくるまでの速さを競う。 階層移動の方法は、各階に設置された2本の梯子と、1階と5階を直接つなぐ中階段の2つがある。 梯子や階段の入り口、さらに各階の側面6か所にはモニター付きの扉が設置されている。 ただし、側面のドアを開いた先はただ外に繋がっているだけで、そこから1階を目指すのは困難を極める。 モニターには数字で答えられる問題が表示され、正しく解答できれば扉は自動的に開く。 各プレイヤーは、交互に扉を選択・問題の解答・階層移動までを行う。 制限時間は5分間であり、それを過ぎてしまうと扉は自動的に閉まる。 1階まで降りた証拠として、1階の中階段脇に飾られたの花を5階まで先に持ってきたプレイヤーの勝利。 故意に花を隠すなどの妨害行為は禁止。 指切りギロチン 蟲喰恵利美が蛇喰夢子に挑んだギャンブル、いつも持ち歩いている拷問器具を用いたゲーム。 偶然賭場にいた生志摩妄と3人で行うこととなる。 考案者は蟲喰恵利美。 ギロチン台にプレイヤー全員の指を1本ずつ入れた後、20本ある紐をハサミで各プレイヤー順番に1本ずつ切っていく。 1本だけはギロチンの刃に繋がっており、切ると刃が落ちてくる。 ギロチンの落下は勝敗には関係なく、早く指を抜いたものが負けというもので、ギロチンで指が落ちる覚悟があるのかという度胸が試される。 しかし、実際はギロチンと指の間に安全用の鉄板が仕組まれており、恵利美がそれを知らずに恐怖におびえる相手の様子を楽しむためのものであった。 ニム零式 蛇喰夢子、鈴井涼太、陰喰三欲と陽喰三理が選挙戦で使用したギャンブル。 「0」「1」「2」「3」が書かれたカード各10枚ずつ、計40枚を使って行うギャンブル。 考案者は黄泉月るな。 最初にプレイヤーに4枚ずつ手札を配る。 手札の確認後、何票賭けるかをベッティングし、全員が同意した時点でそのラウンドでベットされる票数が決定する。 フォールドすることも可能。 さらに票の借金を申し出ることで自分の持っている票以上のベットをすることも認められている。 フォールドしなかったプレイヤーで手札を順に1枚ずつ場に出していく。 場のカードの数字の和が10以上になった時点で終了、最後にカードを出した者が負けとなる。 敗者は最初にベッティングした数の票を場に支払い、他のプレイヤーに分配する。 端数は切り捨てとなる模様。 これを3回繰り返す。 劇中では三欲・三理により、「敗者は毒を塗布したに指を刺す」というルールが追加された。 また、ディーラーのるなは「ギルブレス・シャッフル」という特殊なシャッフルを行うことで、数字の偏りを解消した。 選択左か右か 桃喰リリカが早乙女芽亜里に持ちかけたギャンブル。 どちらの手にチップ(票)が在るかを当てるというシンプルなもの。 考案者は桃喰リリカ。 芽亜里が外れた場合にはリリカが芽亜里から1票貰い、当てた場合にはリリカが芽亜里に100票与えるという条件での提案だった。 一旦は芽亜里に勝負を断られるが、鈴井から呼び出され急遽陰喰・陽喰姉妹と対戦することになった芽亜里は、その軍資金 チップ 獲得のため勝負を受けた。 ファンクラブ限定緊急じゃんけん大会 夢見弖ユメミが選挙戦でを相手に行ったゲーム。 考案者は夢見弖ユメミ。 賭けるのは1人1票、勝てば1票プラス。 負けた者は残念賞で、ユメミと一緒にを撮ることが出来る。 公共財ゲーム 蛇喰夢子、皇伊月、尾喰茨、骨喰ミラスラーヴァと豆生田楓が選挙戦で使用したギャンブル。 におけるへのに対するアプローチをアイデアとして用いた、5人対戦用の賭博ゲーム。 考案者は宇留瑠美亜。 まず参加者はを5枚ずつ受け取る。 次に1人ずつ別室へ移動し、全員が銀貨を入れられる「税金BOX」か本人のみ銀貨を入れられる「私財BOX」に5枚の銀貨を自由に配分して入れることができる。 それぞれのBOXは中が見えないため、どちらにどれだけ入れたかを他の参加者が知ることはできない。 銀貨は一度部屋に入ったら持ち出せないため、必ず消費して部屋を出なければならない。 全員が入れ終わったらディーラーが銀貨を次のように分配する。 ・「私財BOX」に入れられた銀貨は、入れた者のとなる。 ・「税金BOX」に入れられた銀貨は、枚数を2倍にした上で全員に私財として等分する(「税金BOX」に銀貨を入れていない者にも配分される)。 ここまでの流れを1ターンとし、これを5ターン行う。 5ターン目終了時に私財を40枚以上持っている者には、その枚数に応じて1位から順に選挙票100票、30票、3票が定楽乃から与えられる(4位以下は0票)。 ただし、私財が40枚に満たなかった者は定楽乃に100票与える。 また、プレイヤーはターン開始前に「合議」を開き、3名以上の賛成があった場合1度だけ、1人のプレイヤーをギャンブルから追放することが出来る。 追放されたプレイヤーはギャンブルから除外され、私財も全てとなる。 ACTIVE STATION(Aステ) ユメミ、夢子、和楽喰による選挙戦として行われた、イベント式ギャンブル。 モチーフは。 演技力を必要とする3つのギャンブルを行う。 生歌唱対決 夢子とユメミが提案したギャンブル。 それぞれが歌唱を披露し、審査員である観客の得票数が多い方が勝ちというシンプルなもの。 勝利チームは30票獲得できる。 夢子とユメミはユメミが作詞作曲した「ツーペアの乙女」、和楽喰は「」を歌った。 やせがまんデスマカロン 和楽喰が提案したギャンブル。 勝利チームは30票獲得できる。 双方が3つのを順に食べる。 その中には1つずつ激辛マカロン(デスマカロン)が含まれており、相手が食べたどのマカロンがデスマカロンかを当てる。 より少ない回数で当てたチームが勝ち。 スワサント・トロワ 黄泉月が提案したギャンブル。 勝利チームは100票獲得できる。 ジョーカーを除いたトランプ52枚を山札とし、プレイヤーはまず山札から1枚カードを引き、自分だけが確認する。 数字はそのまま扱い、絵札は10として扱う。 確認したらカードを読み上げ場に置く(この時、嘘を吐くのも可)。 これを順番に繰り返し、場の合計値が「63」を超えないようにする。 自分の番で63にギリギリ近づいたと判断したら「パス」を宣言し、ゲーム終了。 以降はカードを置けない。 こうして1人ずつ抜けていき、最後の一人になった時点で場の札を開示。 真の合計値が63以下なら最後に残った一人が勝ち、63を超えていたら最後に残った一人のみが負け。 戦争 桃喰リリカ、尾喰凛、尾喰茨と、芽亜里のクラスメイトである杏子、有架、美鳥の6人で行われたギャンブル。 考案者は尾喰凛。 各プレイヤーはそれぞれ、「攻撃」か「守備」かを選択する。 「攻撃」の場合は自分以外のプレイヤーを何人選んでも問題ない。 「守備」を選んだらコストとしてマイナス5点となり、他のプレイヤーに1点ずつ加算される。 全てのプレイヤーの選択が終わったら結果を開示する。 また、選択とは別に、他プレイヤーに「要請」を送ることができる。 受け取ったプレイヤーは「要請」を受けるかを返信することができるが、「要請」に従わなかったとしてもペナルティは無い。 「攻撃」を選択しているプレイヤーに「攻撃」していた場合、「攻撃」したプレイヤーに10点を加算、「攻撃」されたプレイヤーは10点減点となる。 「守備」を選択しているプレイヤーに「攻撃」していた場合、「守備」したプレイヤーに10点を加算、「攻撃」したプレイヤーは10点減点となる。 誰かがギブアップするか、10ターンの経過でゲーム終了となる。 マイナス分の支払いは、1点=1票・1スカムコイン・1000万円のいずれかで計算する。 じゃんけんポーカー 五十嵐清華が主催した「大集約」で行われたギャンブル。 蛇喰夢子・早乙女芽亜里・生志摩妄・西洞院百合子・夢見弖ユメミ・蟲喰恵利美・陰喰三欲・尾喰茨によるトーナメント戦。 等々喰定楽乃の提案により、ギャンブルの様子は全校に生中継されている。 使用するのは「グー」「チョキ」「パー」の絵が描かれたカード(各種21枚ずつ)。 パッケージに「世界に一つだけ」と書かれており、「大集約」においては全ての対戦で同じカードセットを使用する。 まず2人のプレイヤーに5枚ずつカードを配る。 1回のチェンジの後、「頭(ヘッド)」と呼ばれるカードを1枚場に伏せる。 その後各プレイヤーが「強制参加費(ブラインド)」を支払った後、ベッティングを通常のポーカーと同様に行う。 ベット額が決まったらまず「頭」を開き、通常のじゃんけんのルールで勝った方が勝利。 あいこだった場合は残りの手札を開き、「頭」と同じカードをより多く所持していた方が勝利となる。 これを5回繰り返し、終了時により多くの票を所持していたプレイヤーが最終勝者となる。 途中でどちらかの所持する票が尽きた場合はその時点で終了となる。 「強制参加費」は1回目は10票、2回目は20票、3回目は40票、4回目は80票、5回目は160票。 なお、チェンジでカードを捨てる際、カードの向きは表向きでも裏向きでもかまわない。 運命のタロットカード テレビアニメ版オリジナルのギャンブル。 第12話(最終話)にて、蛇喰夢子が桃喰綺羅莉に提案した。 を使用する。 考案者は桃喰綺羅莉。 まずタロットカードの22枚を円形に並べる、3人がそれぞれ一枚ずつカードを引く 蛇喰夢子の選択を「現在」、桃喰綺羅莉の選択を「過去」、鈴井涼太の選択を「未来」とした。 カードの番号を点数とし、3枚のカードの点数を合計する。 その際、カードが正位置ならプラス、逆位置ならマイナスとして数える。 3枚の合計値の正負によって勝敗を決める(作中では正なら夢子、負なら綺羅莉の勝ち、0なら引き分けという設定だった)。 なお、のカードが出た場合、他のカードの点数に関係なく、愚者の位置方向で勝敗を決める。 100票オークション テレビアニメ版2期オリジナルのギャンブル。 生徒会選挙の票を使用する。 オークショニアを含めて同じ会場内で互いの姿が確認できることがオークション続行の条件であり、オークショニアも票の入札が可能。 票の出品者は原則匿名。 また、ルールの変更は参加者全員が合意すれば認められる。 他の入札者との談合行為は禁止となっている。 オークショニアの司会の下で1票から入札がスタートし、入札者は手元のタブレットに入札票数を入力して入札していき、誰も他の入札者が現れなくなった時点で落札となる。 ただし、一度に出品される票数は100票であり、入札に使用された票は全てオークショニアに支払われる。 オークショニアの出品票が全てなくなった時点でオークションは終了となる。 コイントス テレビアニメ版2期オリジナルのギャンブル。 考案者は桃喰リリカ。 一族の名を得るか捨てるかを賭け、トスされたコインの表裏を当てるもの。 『賭ケグルイ双』のギャンブル 時短大富豪 愛浦心が早乙女芽亜里に挑んだギャンブル、2人対戦用のカードゲーム。 考案者は愛浦心。 基本的なルールは通常のと同じ(3が最弱、A・2・ジョーカーの順に強い)。 ただしローカルルールとして、3は唯一ジョーカーに勝つ札として出すことができる。 配る手札は5枚。 カードは1枚ずつ出さなければならない(ペア・階段など2枚以上出すのは禁止)。 先に手札が無くなった方が富豪・負けた方が貧民となる。 2ゲーム目以降は、手札配布後富豪の最弱カードと貧民の最強カードを入れ変えた後、貧民の先攻でゲームを始める。 賭け金は本編では1ゲームずつ双方の合意の下で決定。 貧民で勝利した場合は、賭け金の2倍の金額を受け取ることができる。 スリーヒットダイス 第2図書準備室の賭場使用権を賭けて、聚楽幸子が早乙女芽亜里と戸隠雪見に提案したギャンブル。 考案者は聚楽幸子。 プレイヤーは6面サイコロの連続する3つの出目を予想する。 1・2・3の出目を「D DOWN 」、4・5・6の出目を「U UP 」として扱う。 各プレイヤーは三つのアルファベットをカードに書き、ディーラーに渡す。 ディーラーがカードを確認して後、どちらかの連続した出目が出るまでダイスを振る。 先に予想した3つの出目が出た方が勝者となる。 例えば、Aの予想が「UDD」、Bの予想が「DUD」、サイコロの出目が「2、4、5、3、1」であった時、3投目から5投目までで「UDD」が成立するため、Aの勝利となる。 魔法のダイスゲーム 第2図書準備室の新賭場開催用のギャンブル。 考案者は早乙女芽亜里。 黒・白・赤の3種類のダイスを用意し、客が好きなダイスを選ぶ。 その後ディーラーが残ったダイスの片方を選択する。 それぞれ振り、出目の大きかった方が勝者となる。 客が勝った場合は賭け金が2倍となり帰ってくるが、ディーラーが勝った場合はディーラーが賭け金を受け取る。 ダイスの出目は、黒が「3・4・8」が2面ずつ、白が「1・5・9」が2面ずつ、赤が「2・6・7」が2面ずつとなっている。 キャンペーン期間のため、1人1日3回まで。 カップリングパーティー 50回もの開催数を誇るギャンブルパーティー。 参加者数は延べ5,000人以上となっている人気イベント、賭け金は100万円。 早乙女芽亜里、花手毬つづら、戸隠雪見、乾千歳と久留米くるみ、男女それぞれ5人で1テーブルを囲み、お互いに一度だけ「意中の相手」を選択する(あくまでゲームとして)。 まず、男性側にその人物からの告白を受け入れるか受けないかをカードに記入する(複数の人物の告白を受け入れるのは不可)。 ディーラーが男性のカードを回収後、女性が誰に告白するかカードに記入したうえで告白を行う。 女性の告白先の男性が告白を受け入れていた場合、カップル成立となる。 これを5人分繰り返し、最後にディーラーから成立したカップルが発表される。 なお、告白先の選択は事前に記入したオーダーシートの番号で管理される。 カップルが成立した場合は、男性側の勝利となり、その男性を選択した女性全員が男性に賭け金を支払う。 カップルが成立しなかった男性は敗北となり、女性に賭け金を支払う。 男性が支払う場合、男性が選択した相手に支払うのか女性が選択した相手から支払われるのかは不明。 なお、これは敗北時のペナルティであるので勝利すれば履行する必要はなく、男性側から権利を放棄することも可能な様子。 告白もカップル成立もあくまでゲームの内容というだけで強制力はない。 なので、カップル成立しようがしまいが納得しなければ直後に開催される延長戦に挑むことも可能(ただし、賭け金は倍となる)。 同好会棟の宝探し 早乙女芽亜里が「善咲会」入会資格を賭けて三春滝咲良と行ったギャンブル。 ディーラーは聚楽幸子。 芽亜里、花手毬つづらと戸隠雪見が三春滝咲良に挑んだ捜索ゲーム、幸子が同好会棟内部のどこかに隠した「宝」を最初に見つけた方が勝利。 各プレイヤーには「宝の地図」と称した紙が配布される。 また、同好会棟の各部屋にも本来の「宝」とは別に、を読み解くためのヒントが入った宝箱が設置されている。 テストバトルゲーム 愛浦心が後に行ったギャンブル、参加者は1年華組のクラス全員。 考案者は愛浦心。 ディーラーの立ち合いの元、1対1のトーナメント方式で行う。 プレイヤーは最初に「出席番号カード」を引いた後、好きな科目を一つ選ぶ。 その出席番号の生徒のテスト結果がそのまま得点となり、より高い得点だった方が勝利。 これを繰り返していき、最後まで勝ち残った1人が最終勝者となる。 参加費は1万円で、最終勝者が合計30万円の賞金を獲得できる。 さらに副賞として、1年華組の学級委員に就任することが義務付けられる。 ダウトポーカー 早乙女芽亜里が賭場再開の際に考案した、との複合ゲーム。 ベット・コール・フォールド・レイズは通常のクローズド・ポーカーと同様。 カードチェンジは1回。 フォールドしなかったプレイヤーは、自らの手札の役を宣言する。 この際、実際の手役とは違う役を宣言してもかまわない。 全員の宣言が終了したら、親から時計回りに「ダウト」をするかどうかの選択に移る。 賭け金と同じ金額を場に支払うことにより、特定のプレイヤーの手札を開示することができる。 全員の「ダウト」の選択が終了したら、勝敗の決定に移る。 「ダウト」されなかったプレイヤーは最初の宣言通りの役となり、手札の開示もする必要はない。 「ダウト」されたプレイヤーは開示した手札の役となる。 ただし、開示した手札の役が宣言と違っていた場合は「役無し」となり、手札にかかわらず敗北となる。 これを比較し、最も良い役だったプレイヤーの勝利となり、場の賭け金をすべて受け取ることができる。 隠された掟ゲーム 嫗ヶ頭姉妹が、早乙女芽亜里・佐渡みくら・下月売奥理に提案したギャンブル。 考案者は嫗ヶ頭姉妹。 各プレイヤーにトランプの1デッキ分を配布する。 親となったプレイヤーは、トランプの出し方のルールが書かれた「掟カード」全50枚から3枚を引き、その中から1枚を選ぶ。 そのカードがこのラウンドでの「掟」となる。 その後、親から順にそれぞれデッキから1枚トランプを選び、場に出す。 親は出されたカードに対して、「掟」と合致していれば「合致(クリア)」、そうでなければ「合致せず(ノンクリア)」を宣言する。 子は「合致」のカードを出したら1点を獲得、「合致せず」の場合は得点は得られず、「掟」の判定からも除外される。 親は「合致」「合致せず」に関わらず、トランプが1枚場に出されるたびに1点を獲得する。 子は手番に関わらず、各プレイヤー1ラウンド中1回だけ「暴露」を宣言できる。 このラウンドの「掟」の内容を宣言し、当たっていれば10点を獲得。 間違ってもペナルティはない。 「暴露」が当たった段階でラウンドは終了、親を交代し次ラウンドに移行する。 ただし、手番が2周した段階で誰も「掟」を当てられなかった場合、親はそのラウンドの得点を没収されたうえで、-10点のペナルティを受ける。 これを10ラウンド行ったうえでの得失点差が最終順位となる。 盗撮 六条恵音留が花手毬と戸隠に提案したギャンブル。 2人1組となり、「撮影者(カメラマン)」と「被写体(モデル)」をそれぞれ担当する。 最初に各チームそれぞれ被写体が移動する「家」に部屋の配置を行う。 各部屋には名前が振られているが、ゲーム上関係があるのはスタート地点となる「玄関」のみである。 ドアの描かれていない壁は通行することができない。 ドアの開閉状況は写真部のブースに設営された実際の「家」にも反映される。 各チームの被写体は自チームの設定した「玄関」からスタート。 被写体は着衣から1回脱衣をする(靴・靴下は両足で1回・装飾品は不可)。 脱衣が出来なかった場合は敗北となる。 その後、被写体はタブレット上でダイスを振り、出た目の数だけ部屋を移動する。 出目は参加者全員に公開される。 もともといた部屋に戻ってくることは不可。 撮影者はその後、相手チームの「家」の中の部屋を1つ指定し、その部屋に置かれたカメラを起動させる。 この部屋の指定は「1〜9」の番号で指定する。 このとき、被写体がいる部屋を指定してしまった場合、盗撮が被写体に気付かれたということで撮影者のいるチームは敗北となる。 その後、「盗撮タイム」としてこれまでに起動したカメラが一斉に撮影を行う。 このとき被写体がすでにカメラ起動済みの部屋にいた場合、盗撮成功で被写体のいるチームは敗北となる。 ここまでを1ターンとし、敗北チームが確定するまで繰り返す。 聴重千金 瑠璃鳥撫子が芽亜里に提案したギャンブル。 自分の手番になったら、1円玉300枚・50円玉300枚の入った箱の中から、好きな枚数の硬貨を取り自分の貯金箱に入れる。 入れるのは相手が「どうぞ」と言ってから10秒以内。 硬貨を入れる音を消すために物音を立てることは禁止。 その後、貯金箱をに乗せる。 貯金箱が天秤に乗せられたタイミングで、両者は「2つの貯金箱に入っている硬貨の合計枚数」を解答することができる(先攻の初回は両者とも解答権はない)。 解答成立後、お互いの貯金箱の中身を確認する。 解答が正解なら賭け金の5倍を相手から受け取り、不正解なら賭け金の1倍を相手に支払う。 5回の往復の後で解答がなかった場合は流れとなる。 リトル・マックス 繚乱祭で文芸部が開いたギャンブル。 考案者はつづらと雪見。 自分の手番になったら、カップの中で6面ダイスを2個振り、自分だけが出目を確認する。 その後カップを次のプレイヤーに回し、出目を宣言する。 このとき、実際に出た出目と違う出目を宣言してもかまわない。 カップが回ってきたプレイヤーは「ダウト」を宣言することができる。 その場合出目を確認し、宣言した出目と違っていたら前のプレイヤーはゲームから脱落する。 ただし、宣言した出目と一致していたら、ダウトしたプレイヤーがゲームから脱落する。 「ダウト」しない場合はダイスを振り直し、カップを次のプレイヤーに回して出目を宣言する。 ただしこのとき宣言するのは前の人が宣言した出目よりも強くなければならない(出目の強さについては後述)。 出目は「リトル・マックス(「2・1」の組み合わせ)」「ペア(ダイスの数字が揃う)」「ブタ(リトル・マックス以外でダイスの数字が揃わない)」の順で強い。 ブタ同士の強弱は高い方の出目で比較する(例えば「4・3」と「5・1」であれば「5・1」の方が強い)。 最後まで脱落しなかったプレイヤーが最終勝者となる。 フルカウント・ブラックジャック 早乙女芽亜里と上下凪が対決したギャンブル。 賭け代は「決起への不参加」と「早乙女芽亜里の身柄」。 考案者は聚楽幸子。 各プレイヤーに「A〜K」のトランプ13枚と、チップを5枚受け取る。 準備段階で、3分間の間に2枚もしくは3枚の役を5組作る(枚数が相手にわからないよう、2枚の役には白紙のカードを1枚つける)。 カードの扱いや役の強さはに準じ、「A」は1か11、「J・Q・K」は10として扱う。 役の強さは「ナチュラルBJ(Aと10〜K)」が最も強く、それ以外はカードの合計が21に近い方が強い。 5つの役を各プレイヤーの任意の順で出し、各ゲームに対してベッティングを行う。 最低ベットは1枚。 どちらかがフォールドした場合、役を開示する必要はない。 5回の勝負を終えたときに多くチップを所持していた方が勝者となる。 限界ダイス 三春滝咲良と伊吹壮太郎が対決したギャンブル。 賭け代は「文芸部から手を引くこと」と「美化委員長の地位」。 考案者は聚楽幸子。 各プレイヤーは、同時にダイスを振る(相手の出目は確認できない)。 出目が「1〜5」の場合は1点を加点する。 「6」が出た場合は、それまでの点数に関係なく得点は0点で確定し、以後得点は増えない。 ただし、相手にプレッシャーを与えるためにダイスを振り続けることは可能。 プレイヤーは好きなタイミングで「ストップ」を宣言することができ、両者が「ストップ」した時点で得点の高い方が勝者となる。 このギャンブルに関しては、ディーラーの幸子とみくらがイカサマを発見した時点でイカサマをしたプレイヤーは敗北というルールが急遽追加された。 『賭ケグルイ妄』のギャンブル ハンド・ナイフ・トリック 生志摩妄が濡羽綾女と鳳那々に提案したギャンブル。 1分間のうちにより多くの回数を突いた方が勝利。 なお、ルール説明時に「コンパスが妄の手に刺さってはならない」という言及はないため、純粋に速さのみがゲームの勝敗を左右することになる。 カード当て 羽々斬直愛が生志摩妄と濡羽綾女に提案したギャンブル。 賭け金は1回最低1億円。 勝利すれば3倍になって帰ってくるが、敗北すればそのまま直愛が受け取る。 受動ロシアンルーレット 寺須美栗霧が生志摩妄と濡羽綾女に提案したギャンブル。 先攻は5弾装填のリボルバー銃の好きな場所に弾丸を1発だけ込める。 後攻は「1〜9」の中から好きな数字を指定し、先攻は指定された数字の数だけリボルバーを回転させる。 その後、自分に向けて拳銃を撃つ。 弾丸が出なかった場合、指定の数だけリボルバーを回転させて再度撃つ。 4回撃って無事だった場合、先攻と後攻を交代する。 弾丸が出た時点で、撃ったプレイヤーは敗北となる。 即席チンチロ 生志摩妄が西洞院百合子に提案したギャンブル。 先攻と後攻に分かれ、それぞれ3個ずつ、計6個のダイスを交互に椀に投げ入れる。 6個投げ終わった時点での出目の合計が大きい方が勝利となる。 ダイスは最低3回転以上させなければならない(それ未満の場合は反則負け)。 また、椀から外れたダイスは無効で、出目は0として扱う。 チキンサークル 生志摩妄が濡羽・羽々斬・および妄の取り巻き3人に提案したギャンブル。 「1〜30」の数字の振られた円形の盤が描かれたシートを用いる。 各プレーヤーは数字を1つ選び、数字の上に自身の指を置く。 目印となるコマを1に配置してゲーム開始。 順番にトランプを1枚ずつ引き、出た数字だけコマを移動させる。 カードを引いたプレイヤーはコマの数字をナイフで刺さなければならない。 その後、コマが止まった数字を除外する。 先に指を放してしまったプレイヤーのいるチームの負け。 自分の数字にコマが止まることが確定してから指を放すのは禁止。 『賭ケグルイ(仮)』のギャンブル お寿司ロシアンルーレット 早乙女芽亜里が蛇喰夢子に提案したギャンブル。 用意された10貫のお寿司を交互に食べていき、先にワサビが大量に入った「ハズレ」を引いた方が負け。 鈴井涼太曰く「テレビでよく見るやつ」。 実際は10貫全てにワサビが入っており、さらにその内の1つはシャリの半分の量のワサビが入っている。 芽亜里曰く「本質はハズレを食べても顔に出さないこと」。 アツアツおでんゲーム 豆生田楓が皇伊月に提案したギャンブル。 交互にアツアツのおでんを食べて先に「熱い」と言った方が負け。 伊月曰く「テレビでやってたのを真似しただけ」。 ウヌーン 夢子が「10人に聞けば10人知っていると答える」と断言するほど有名だというギャンブル(芽亜里と五十嵐清華は知らなかった)。 桃喰綺羅莉によれば昔は「ウニャラヌペッタ」と呼んだらしい。 腕がついた壺のようなものを使う。 それ以外の詳細は不明。 決めポーズだるまさん 夢子が考案したギャンブル。 通常の「だるまさんがころんだ」に、「静止した瞬間のポーズの魅力を競う」という要素を追加したもの。 用語 私立百花王学園(しりつひゃっかおうがくえん) 本作の主要舞台。 創立122年を迎え、上流階級・政財界の子女が数多く通う名門校。 本編開始の約2年前、現生徒会長・桃喰綺羅莉が打ち出した改革により、ギャンブルによる階級制度で校内が支配されている。 全生徒3,000人。 ギャンブル 本編の枢軸。 生徒会によって一元的に管理されている階級制度。 強者は羨望を集め、弱者は「家畜」扱いされるなど、差別的扱いを付ける。 『賭ケグルイ妄』にて、この学園でギャンブルの実力が求められる理由は「多くが政財界の有力者の子女なのだから、勉強・スポーツなど金や権力で誰かにやらせればいい。 や駆け引き、ここぞというときの勝負強さこそが評価される。 」とされている。 ギャンブルによって負った借金は、生徒間のものであるか生徒会に対するものであるかに分けられる。 とりわけ生徒会に対する借金の場合は取り立てが激しいとされ、返済不可能な額と判断されると後述する「人生計画表」というものが送られる。 家畜 「上納金」が下位100位になった場合、生徒会から「非協力傾向生徒」と見なされた時の通称名。 首から下位からの順位が記載されたタグを下げることが義務付けられる。 名前は、男子は「ポチ」、女子は「ミケ」と言われ、学園内で差別的扱いを受ける。 は一切なく、逆らえば生徒会から報復を受ける。 一律100万円の「特別上納金」を生徒会に納めることで「家畜」を解除することができる。

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賭ケグルイ

賭 ケグルイ 蛇喰 夢子

ジャンル 、 漫画:賭ケグルイ 原作・原案など 作画 出版社 掲載誌 レーベル 発表期間 2014年4月号 - 巻数 既刊13巻(2020年6月現在) 漫画:賭ケグルイ双 原作・原案など 河本ほむら 作画 斎木桂 出版社 スクウェア・エニックス 掲載誌 月刊ガンガンJOKER レーベル ガンガンコミックスJOKER 発表期間 2015年9月19日 - 巻数 既刊10巻(2020年6月現在) 漫画:賭ケグルイ(仮) 原作・原案など 河本ほむら 作画 川村拓 出版社 スクウェア・エニックス 掲載誌 月刊ガンガンJOKER、マンガUP! レーベル ガンガンコミックスJOKER 発表期間 2017年1月号 - 巻数 既刊7巻(2020年6月現在) 漫画:賭ケグルイ妄 原作・原案など 河本ほむら 作画 出版社 スクウェア・エニックス 掲載サイト マンガUP! 『』()にて2014年4月号から連載中。 独自の階級制度が採用された富裕層の生徒が通う名門学園で繰り広げられる学園ギャンブルストーリーであり、原作担当の河本が新都社に投稿していた『 ドミニウム〜極色少女賭博伝〜』が原型となっている。 2018年12月時点で、シリーズ単行本の累計発行部数は470万部を突破している。 第2回コミックス部門では、第3位を記録している。 ストーリー プロローグ VS 早乙女芽亜里 創立122年を迎える名門校、 私立百花王学園は、上流階級・政財界の子女が数多く通う名門校。 そこは、圧倒的なギャンブルの腕を持つという生徒会長・ 桃喰綺羅莉のもと、生徒同士のギャンブルによる階級制度によって支配されていた。 そこに、 蛇喰夢子という少女が転校してくる。 蛇喰夢子はおっとりした才媛に見えるが、実は生粋のギャンブル狂・ 賭ケグルイであった。 転校早々、2年華組を仕切っている級友・ 早乙女芽亜里に挑まれた夢子は、「投票ジャンケン」で120万円の借金を背負わせられるものの、芽亜里のイカサマを見抜いて勝利し、彼女に880万円の借金を背負わせる。 「ポチ」の呼称で「家畜」扱いされている級友・ 鈴井涼太から芽亜里のイカサマに加担していたことを謝罪された夢子は、涼太に500万円を渡して「家畜」から脱却させる。 VS 皇伊月 翌日、実家が大手トイメーカーの1年生・ 皇伊月に挑まれた夢子は、「ダブル神経衰弱」で2,000万円の負けを喫してしまう。 再戦を申し込む夢子に伊月は生爪を賭けるように告げ、2戦目が始まる。 しかし、すでに夢子は伊月のイカサマを見抜いており、圧勝する。 カードに仕込まれたイカサマは実家の信用を失墜しかねない旨を挙げ、生爪を賭けての3戦目を強要する夢子に、伊月は泣きながら敗北を認める。 VS 西洞院百合子 1週間後、夢子は伝統文化研究会の見学に出向く。 丁度その時、「家畜」となった芽亜里が生徒会役員兼伝統文化研究会会長である 西洞院百合子と「公式戦」を行っていた。 しかし芽亜里は最終的に4,960万円の大敗を喫する。 その後百合子は夢子にオリジナルギャンブル「生か死か」での勝負を申し込み、夢子は快く承諾する。 夢子は百合子のイカサマに気づいた上で、百合子を追い詰める。 しかしその時、生徒会長である綺羅莉たちが試合に介入する。 夢子は綺羅莉が事前に仕込んでいたイカサマに嵌り、敗北。 3億1,000万円という巨額の借金を背負い、「家畜」となる。 債務整理大集会(2巻) 夢子と芽亜里は借金返済のため、生徒会主催の債務整理大集会に満を持して参加。 生徒会による組合せの結果、2人は2年椿組の 木渡潤・ 蕾奈々美と共に、ギャンブル「2枚インディアンポーカー」で対決することとなる。 芽亜里は生徒会が指定したルールの穴を上手く利用し、夢子と協力して木渡を罠に嵌め大勝。 現金2億6,000万円を入手し、「借金つけかえ」のルールによって1,000万円に減った借金を全額返済する(なお、残りの2億5,000万円は「夢子に借りを作りたくない」という理由で夢子に全額譲渡した)。 生徒会役員編 VS 生志摩妄(3巻) 債務整理大集会を終えなお「家畜」となっている夢子は、かねてから熱望していた綺羅莉とのギャンブルを行うため、綺羅莉に「公式戦」を申し込みに向かう。 しかしその道中、生徒会役員で美化委員長の 生志摩妄に鈴井と共に監禁され、ギャンブル「ESPゲーム」を申し込まれる。 夢子は「ゲームは最大3セットまで」「鈴井をディーラーとする」「敗者は勝者に10億円支払う」という条件を課した上で、勝負を承諾する。 しかし妄は「わざと負けて夢子に殺される」ことを自らの勝利条件として勝負していた。 だが夢子はこの妄の思惑を見破り、「撃たず撃たれず」の引き分けに勝負を持ち込んだ。 妄の事は「ただの死にたがり」と称し、軽蔑の眼差しを向けた。 VS 夢見弖ユメミ(4巻) 夢子の存在によって生徒会の権威が揺らぐことを危惧した生徒会は、役員の1人でアイドルとしても活動している 夢見弖ユメミが生徒会を代表して夢子と勝負することになり、「一流アイドル決定戦 バトっていいとも!」という企画で共演を依頼する。 夢子は承諾するが、夢子が敗れた場合「人生計画表」の内容を「ユメミとユニットを組んでアイドルデビューする」というものに変更、という人生を賭けた勝負であった。 ユメミは勝利への確信を持っていたが、手違いと悪運が重なったことで敗北する。 VS 豆生田楓(5巻) 企画終了後、夢子は観客に「何者かがユメミが破ったファンレターを自分に送り付けユメミを陥れようとした」という事実を告白。 ユメミはその犯人が生徒会会計の 豆生田楓だと断言。 夢子は「ギャンブルで勝った者が正義」という学園の流儀のもと豆生田にギャンブルを要求。 豆生田は断るが、夢子が「公式戦」の権利を行使したため、必然的にギャンブル「選択ポーカー」による勝負が成立する。 資金力では豆生田が圧倒的に上回っていたため、夢子のチップはすぐに尽きる。 だが皇伊月の協力を仰ぎゲームを続行。 最終的に豆生田は皇を侮っていたことが仇となり敗北。 夢子は現金 30億円と豆生田の人生の決定権を手にする。 VS 五十嵐清華(6巻) 生徒会役員の2連敗を目の当たりにした生徒会書記の 五十嵐清華は、対決が終了し観客が撤収した直後、生徒会の権威を揺るがす夢子を「 疫病神」と謗り出す。 また、自分が忠誠を誓う綺羅莉が夢子と楽しそうに会話する様子を見て耐え難い屈辱を抱く。 覚悟を決めた清華は夢子にギャンブルを申し込む。 2人のやり取りを楽しげに見ていた綺羅莉は、2人にギャンブル「扉の塔」を提案する。 清華は自らの勇気と才能を信じ優勢でゲームを進めたが、塔の仕組みを理解した夢子がショートカットを発見したことで敗北。 しかし綺羅莉は清華の「合理的さ」を買い、清華に自分の秘書になるよう推薦した。 アニメ版においては、2期の生徒会選挙の公共財ゲームの後の中間発表生放送中に、綺羅莉と夢子のやり取りを見て「疫病神」と認識したことでギャンブルが始まる。 また、1期で豆生田との対決が終わった後には、綺羅莉と夢子のタロットゲームが行われている。 生徒会長選挙編 VS 蟲喰恵利美(7巻) 夢子が生徒会役員に3連勝した翌日。 綺羅莉は生徒会を解散し、新たな生徒会長を選ぶ選挙の実施を宣言する。 この選挙は投票制ではなくギャンブルによって票をやり取りし、30日間の選挙期間中の間で最も多くの票を獲得した者が生徒会長となるというもの。 そして同時にこの選挙の場において、綺羅莉が籍を置く桃喰家を本家とする 百喰一族の新たな本家の座を争う跡目争いが繰り広げられる事となる。 借金を全額返済した夢子は「家畜」を返上し、生徒会長選挙では綺羅莉とのギャンブルに票を賭けることを望む。 そんな中、百喰一族の1人 蟲喰恵利美が夢子にギャンブル「指切りギロチン」での勝負を要求。 偶然その場に居合わせた妄も加えた3人での勝負が成立、最終的にただ1人勝者となった夢子が2票を獲得した。 一方の芽亜里は、生徒会現副会長・ 桃喰リリカの呼び出しを受ける。 芽亜里・涼太 VS 陰喰三欲・陽喰三理(8巻) 続いて夢子は百喰一族の 陰喰三欲と 陽喰三理とを相手に、ギャンブル「ニム零式」での対戦を行う。 本人の希望により鈴井も参加。 しかし中盤で、三欲が仕込んでいた毒により夢子が体調を崩す。 事情を聞いた芽亜里が駆けつけ、夢子に代わって参戦。 芽亜里はギャンブルの裏の性質に即座に気づき勝利。 三欲が敗北を三理に押し付け多額の借金を負わせたため、三理は選挙戦に事実上敗退。 公共財ゲーム(9巻) 桃喰綺羅莉の集票ペースが早いことから、対等に戦うための票の集約を目的に夢子と 等々喰定楽乃がギャンブルを企画した。 定楽乃は胴元としてギャンブルには直接参加せず、百喰からは 骨喰ミラスラーヴァと 尾喰茨が参加。 夢子が伊月と豆生田に声をかけ、5人によるギャンブル「公共財ゲーム」が行われた。 全員敗北(胴元である定楽乃の一人勝ち)という可能性もあるルールの中、裏切り者を特定する過程で豆生田が再覚醒し、追放されたミラスラーヴァが敗退。 ギャンブルは伊月が1位となった。 しかし、ある条件を対象に伊月は定楽乃と「外ウマ」を賭けており、こちらでは敗北した伊月は選挙戦リタイアを余儀なくされる。 夢子・ユメミ VS 名足カワル(10巻) 夢子とユメミの前に、日本人ハリウッド女優 名足カワルがギャンブルのために現れる。 その正体は百喰一族の 和楽喰淑光だった。 名足の大ファンである 夢見弖ユメミは彼女から空気のように扱われ、プライドをかけて演技力対決を持ち掛ける。 勝負は夢子・ユメミvs名足の2対1で行われることになった。 公開ギャンブルイベント「Aステ(ACTIVE STATION)」での演技力三本勝負。 二本目までの勝負の過程で、名足の能力と演技力にユメミは感動を覚えてしまい、勝ちたいという気持ちを失ってしまう。 そのため三本目の勝負では夢子とユメミが共闘できなくなり、「一人で戦う」夢子と「勝ちたくない」ユメミを相手に名足は必勝の形をとっていたが、最後の最後に「勝ちたくないが勝たなければならない」というユメミの行動を読み切れず敗北する。 桃喰リリカ VS 尾喰凛・尾喰茨(11巻) 芽亜里と仲間になりたいと懇願し続けるリリカに対して、芽亜里は条件として百喰一族の者をギャンブルで倒す事を提案する。 リリカはまず 狛喰希を圧倒し、裏で暗躍している詐欺師・ 尾喰凛に勝負を持ち掛ける。 リリカ、凛、凛の付き人で嘘のつけない体質である 尾喰茨、それに芽亜里のクラスメートである杏子・有架・美鳥を加えた6人によるギャンブル「戦争」を行うことになり、芽亜里と希は観戦に回る。 最初は5人による共謀で不利になったように見えたリリカだったが、凛の騙しの暴露、それに他人を信用できない凛の習性の隙をついて、圧倒的に勝利する。 凛によって仕掛けられていた罠をもさらに裏を掻いて打破し、リリカは晴れて芽亜里に仲間と認められる。 私立百花王学園生徒、2年華組。 素性不明の転校生、蛇喰家代表。 身長:166センチメートル、黒髪ロングのとが特徴的な美少女。 左手のにをはめている。 普段はお淑やかな振る舞い をしているが、その実態は「リスクを負う極限のギャンブル」を異常なまでに好む、破滅的思考の狂ったギャンブル中毒者。 による身辺調査によると、両親はすでに他界している。 に入院している姉がおり、その入院費は全額夢子が負担しているらしいが、資金の出所は不明。 ただし、学園に持ち込んだ資金は、早乙女芽亜里との初戦で見せた1千万円だけの模様。 普段は、物腰柔らかで丁寧語を用いるが、時折含みのあるな言い方をするため、相手の顰蹙を買うこともしばしば。 ただし、その多くは相手の思考を混乱させるための策であり、本人も自覚している。 常人離れした博才を持ち、相手のや策略を瞬時に見抜く洞察力、ほんの些細なことも覚えておく記憶力、言葉巧みに相手を意のままに誘導する交渉術など、卓越した能力を遺憾なく発揮する天性のギャンブラー。 手先も器用でサイコロの出目を操作する技術を有するが、運動神経が鈍く体力もないという弱点がある。 『賭ケグルイ(仮)』では、が大量に入ったを顔色一つ変えずに完食する様子も描かれた。 勝負事には冷徹な面を覗かせるが、ギャンブルの「敗者は失うが、勝者は得るルール上の公平さ」を神聖視しており、自他に対する敗者ペナルティもこだわるという徹底主義者。 一方で、「弱った相手にわずかの希望を与え、さらなる絶望を叩き込む」といったやり口をする人間には嫌悪を抱き、また目先の快楽でルール無視やゲームをぶち壊す妄は特に嫌悪している。 転校早々、その容姿からクラスで人気を勝ち取り、芽亜里から「投票ジャンケン」勝負を挑まれ返り討ちにした。 その後西洞院に勝負を挑むが、生徒会によるイカサマで敗れ3億1千万円という莫大な借金を負ってしまう。 しかし、その状況さえも「トップクラスのギャンブラーである生徒会役員に挑む権利」と考え、芽亜里から受け取った大金を返済に使わないでいる(返却可能なレベルになると、「人生計画表」〈後述〉ではなく取り立てになってしまうため)。 その後、生徒会長の桃喰綺羅莉に使うと思われていたその権利を、ギャンブルの舞台に上がろうとしない豆生田楓に対して使い、勝利。 30億円以上もの大金を入手する(ついでに「豆生田楓の人生」も得ているが、彼の進退は皇 伊月に委ねた)。 生徒会選挙戦で陰喰・陽喰姉妹と対戦した際には毒を仕掛けられてゲーム序盤で倒れてしまったものの、鈴井に代打ちとして芽亜里を呼ばせ、勝利を呼び込んだ。 友人関係にある鈴井涼太や芽亜里に対し、密着気味なスキンシップを取ることが多々ある。 特に芽亜里の場合は、キスをしようとして全力で拒まれている。 また、鈴井に対しても無関心ではなく、妄に関係が「信頼」ではなく「依存」と指摘された帰りに彼の真意を伺う行為に及んだり、夢見弖ユメミに手を握られデレデレしている様子を見た際、笑顔ながら嫉妬の入り混じった黒い雰囲気を放っていた。 生徒会長選挙において、涼太に桃喰綺羅莉と同じ百喰一族に籍を置く者と話した。 私立百花王学園生徒、2年華組。 身長:162センチメートル、誕生日は3月8日。 が特徴的な美少女。 可憐な容姿とは裏腹に頭の回転が速く、ゲームの本質を把握する能力に長けるなど、総合的なスペックは高い。 高飛車な性格で強い反骨心を持ち、時に利に逆らってでも自分の未来を掴み取る姿勢を見せるなど、内に秘めた向上心は熱い。 普段は年頃の女子高生らしい口調を用いているが、勝負時や激昂した際などは荒らげた口調に変わる。 冒頭で鈴井涼太に500万円のを負わせ、「家畜」に落とした張本人(ただし、涼太は「家畜」としては最上位となる下位100位)。 蛇喰夢子が転校してくるまでクラスのトップに君臨していたが、「投票ジャンケン」で彼女に敗北したことにより、「家畜・ミケ」に陥落して自分もいじめにあうようになる。 その後、自らの地位とプライドを取り戻すため西洞院百合子に「公式戦」を挑むが、イカサマを見抜けず再度敗北する。 満を持して臨んだ債務整理大集会では、夢子とタッグを組んで大勝。 積み重なった借金と「家畜」の地位を返上し、その手腕を桃喰綺羅莉に買われて生徒会に勧誘される。 しかし、かつて自分もそうであった「家畜」に対する考えを聞き、丁重に断る。 スピンオフ「賭ケグルイ(仮)」では、無効となった「人生計画表」に「3億円拾う」「巨乳になる」などと好き放題を書いた後に黄泉月るなに返却する様子が面白おかしく描かれた。 生徒会選挙戦では、副会長にギャンブルを持ちかけられている最中に鈴井から呼び出され急遽、夢子の代理で陰喰・陽喰姉妹と対戦することになる。 毒で倒れた夢子が事実上人質である状態で圧倒的に不利な状態であったものの、ディーラーである黄泉月るなが行っていたギルブレスシャッフルを一発で見抜き、さらに鈴井のカードを公開させるなどの策を凝らして油断していた姉妹を圧倒、毒に対する血清を勝ち取り夢子を救った。 その際、就寝中の夢子に生徒会長を目指す野望をささやいている。 当初は自分を苦境に追い込んだ夢子に対し、拒否気味の反応を示していたが、債務整理大集会で協力してからは押し切られる形で友達になる。 また、鈴井涼太に対しても散々な扱いをしていたが、夢子の案内役を申しつけられて喜んでいる姿に不機嫌になったり、時折彼の様子を伺って顔を赤くしたりするなど、以前から好意を抱いていた模様。 鈴井涼太をめぐって夢子と対立する機会も時々みられる。 番外編『賭ケグルイ双』では、一般家庭の出身であることが明かされている。 高校からの編入生として入学早々に、クラスメイトから読み取りコードつきのトランプで「時短大富豪」勝負を挑まれ、敗北。 窮地に陥るがトリックを使って逆転する。 そこからさらにを得て日に30万円稼ぐことに成功するも、油断していた所に挑んできた生徒会会計の壬生臣 葵に負けたことで運営資金さえも失ってしまう。 それをきっかけに、葵による生徒会長潰しの計画を明かされ、資金不足もあってなし崩しに協力者となった。 しかし善咲会入会試験後に葵の本性を見たことで翻意。 一方的に離別を宣言するが、その矢先に聚楽とのギャンブルに敗れ、その過程で善咲会の久留米から500万もの借金をしてしまう。 その結果、善咲会に入るか聚楽専用の家畜になるか二者択一を迫られやむなく後者を選ぼうとしたが、それを良しとしないみくらに止められ、彼女の提案で嫗ヶ頭姉妹の賭場で彼女たちと対戦、これに勝利して最悪の事態は免れた。 尚、『賭ケグルイ双』本編では『賭ケグルイ』における悪辣な面は鳴りを潜め、他人思いの優しい面が強く描かれている。 時系列は夢子の編入してくる1年前の話。 私立百花王学園生徒、2年華組。 、身長:173センチメートル。 常軌を逸したギャンブラーが横行する本作において、数少ない一般的な思考の持ち主。 他人思いの心優しい性格だが、小心で博才は皆無。 作中における「良心的存在」であり、「家畜」に陥落した早乙女芽亜里に報復行為をせず、自分の手元に届いた2億6千万円ものを躊躇なく返却している。 また、「第三者」という地味なポジションのため、他者にモブキャラ扱いされることも少なくないが、そのことに不満を抱いている様子はない。 逆に彼の善良さは蛇喰夢子や芽亜里にとっては好ましい人間的魅力である。 そして、非常に稀有な特性は、ほとんどの登場人物が「自分のため」に動くのに対し、「誰かのため」に行動出来ることである。 当初は芽亜里に「ポーカー」で敗北し、ボーダーラインのワースト100位に転落したことで「家畜・ポチ」となる。 その後は散々な学園生活を送ることになるが、夢子が転校してきたことで状況が一変する。 学級委員を務めていたため、夢子に学園を案内する役割を仰せつかる。 その際、学園内の階級制度とギャンブルについての説明を行い、夢子の身を案じる。 しかし、「投票ジャンケン」の際は芽亜里側の片棒を担がされていた。 決着後に夢子がそのことを知っていたことを知り、謝罪して学園を去ろうとするが、「おかげで刺激的なギャンブルができた」と夢子からお礼として資金を貰う。 夢子の圧倒的な博才を目の当たりにして以降、彼女に絶大な信頼を寄せることになる。 また、物語が進むにつれ夢子に好意を抱き始めているが、芽亜里ともいい雰囲気になりつつあり、結局どちらとも関係は進展していない。 生徒会長選挙では、夢子が1人で陰喰三欲・陽喰三理との選挙戦に挑むことを危惧し、自らも選挙戦に参加すると申し出た。 三欲に盛られた毒により夢子が危機に陥った際も、夢子の「芽亜里の言うことを聞けば、面白いことになる」という指示を忠実に守り、勝利に貢献した。 蛇喰夢子と並ぶ最強のギャンブラー、桃喰家代表。 身長:166センチメートル、のツインテールを輪型に巻き結わえた、非常に特徴的な髪型をしている。 「(己の肉眼で)見たことがないもの」に対し、異様なレベルで好奇心旺盛。 冷徹な性格で、狂気じみた言動を絶えず繰り返す、夢子顔負けの狂った思考の持ち主。 物語が始まる約2年前、百喰一族の本家桃喰家の当主の座を受け継ぎ、全国にいる有力者たちの子息が通う私立百花王学園に目をつけ、前生徒会長をギャンブルで打ち負かし、生徒会長の座を奪取する。 それ以降、階級制度や「家畜」と「上納金」制度を築き上げる「改革」を断行した。 現制度を確立させたことにより、将来的にやなどを掌握し、日本全土を手中に収めようと画策しているが、綺羅莉からしてみればを管理しているようなものに過ぎず、そこで夢子が現れたことで考えを一変する。 全校生徒はおろか百喰家分家も召集し、生徒会長の座と百喰家当主の座を賭けての生徒会長選挙を開催した。 桃喰 リリカ(ももばみ リリカ) 声 - 沢城みゆき 私立百花王学園生徒会副会長、3年華組。 身長:166センチメートル、をかぶり、一言も喋らず常に桃喰綺羅莉の近くにいる女性。 しかし、喋る時は男の様な口調。 綺羅莉と顔が瓜二つで、芽亜里からはではないかと糾弾された(その後、尾喰凛が二人は双子だと発言している )。 夢見弖ユメミのギャンブルの際にはひそかに綺羅莉と入れ替わって桃喰家の当主としての会合に参加していた。 夢子以外には誰も入れ替わりに気づかなかった。 綺羅莉とは正反対の控えめな性格。 生徒会長選挙の際には、「何者かに命令されて」蛇喰夢子と陰喰三欲・陽喰三理の対戦の場を設けた。 「賭ケグルイ 仮 」では、綺羅莉の悪ふざけに付き合ったりに夢中になったりと、お茶目な様子が描かれた。 生徒会役員、選挙管理委員長。 身長:130センチメートル、のようなパーカー(着ぐるみの表情とるなの表情が対応する)を着て、ゲームをしながらおを食べている。 生徒会へ返済不能だと判断されるレベルの借金をした者に対し、その後の人生を管理することで返済の代わりとする「人生計画表」について早乙女芽亜里に説明した。 振る舞いは幼い子供だが、時に冷酷なトリックスターらしい行動を見せるため何を考えているか分からない人物の1人で、豆生田楓や蛇喰夢子の策謀を見切っている様子が見られるなど、軽い性格に見えて深遠な思考の持ち主。 生徒会長選挙では、選挙管理委員長を務める。 また、夢子と陰喰三欲・陽喰三理の対戦ではディーラーを務め、ギャンブル「ニム零式」を提案。 姉妹が毒によって場を支配したのに対し、「気づいたものが有利になる」ようシャッフルに細工を仕掛けたことでギャンブルを「絶対中立」化させた。 生徒会、桃喰綺羅莉の、身長:160センチメートル。 債務整理大集会におけると、蛇喰夢子たちの卓のゲームのディーラーを務めた。 常に冷静沈着な性格で、長い黒髪のサイドポニーとハイライトがない黒眼といった容姿をしている。 夢子のことは損得勘定で制御できない存在として警戒心を抱いている。 綺羅莉に心酔しており、「役員は全て会長に平伏すべし」と考えている。 綺羅莉の思考を理解できているわけではないが、理解できないからこそ彼女に強く惹かれており、また、綺羅莉からも、清華の「理」を重んずる性質が「自分の理解の及ばないもの」として愛おしく思われている。 夢子を学園の和を乱すものと長らく危険視しており、彼女が豆生田を下した直後、『互いを構成する全て(清華の場合、「綺羅莉と赤の他人になる」=「綺羅莉のそばにいられない」)(夢子の場合、「ギャンブルが出来なくなる」=「学園からの追放」)』を賭けて「扉の塔」でのギャンブルに挑むも敗れ、尊敬する綺羅莉との縁が切れると同時に、塔の5階から飛び降りるというペナルティを負う。 しかしその際に選んだ扉が「正解の扉」であったために命拾いし、その後「赤の他人」として改めて秘書に勧誘され、それを受け入れた。 高校からの途中入学者で、全国トップの学力の成績を叩き出している。 いわゆる勉強「しか」していない一面を西洞院百合子はただの学力馬鹿と評したが、妄はそれ「しか」やらない狂気だと語られている。 コミックスオマケ漫画では、綺羅莉に面白みのために髪形の変更を提案された際はモヒカンなどを予想して生徒会長の想像を覆したことがある。 『賭ケグルイ(仮)』での登場回数はかなり多く、主にツッコミを担当している。 私立百花王学園生徒、2年山茶花組、生徒会役員、美化委員長。 身長:170センチメートル、左目のと無数のが特徴。 四白眼。 変人・奇人揃いの同シリーズ内においても、際立った怪人物。 一方、五十嵐清華の人間性を見抜くなど観察力が高く、蛇喰夢子と鈴井涼太の関係に楔を打ち込んだこともある。 「家畜」となった夢子に絡んでいた木渡潤に、ロシアンルーレットのギャンブルを持ちかけ、結果的に追い返した。 そのことを夢子に感謝されたことがきっかけで、彼女に興味を持つ。 に使うは本物で、その生死のリスクを負うことが何よりの快感。 メリットを放棄した挙句、下手をすれば自分が死にかねないようなルールを設けるため、桃喰綺羅莉に勝手な自滅行為は止められている模様。 眼帯をしているのは、生徒会長である綺羅莉とのギャンブルに負けた際、左目を賭け金の代わりとして支払ったから。 この出来事がそれまでギャンブルに興奮を覚えることのできなかった妄を興奮させ、綺羅莉を「最高の女」と慕うようになる。 夢子に対して本物の回転式拳銃を使ったどちらかが死にかねないギャンブルを仕掛ける。 当然イカサマは仕込んであったが、実はわざと見破りやすいように仕込んでおり、自分の勝利条件が「死ぬこと」という破滅的なものだった。 これら全てを見破った夢子からは「ただの死にたがり」と称され、その希望を全て蹴散らすような勝ち方をされた結果、彼女を女神と称するようになる。 が、夢子からしてみれば「自己満足のためだけにギャンブルのルールすら成立させようとしない、博徒としての価値が全くない女」としか見られず、やや嫌われ気味に敬遠されている。 単行本のオマケ漫画などの番外編では相変わらずどちらかが死ぬようなギャンブルを提案しては拒絶されて落ち込んだり、少しマゾに目覚めてみたり(単純な痛みや拷問はもう卒業しており、最高の相手=夢子を求めている)とコミカルな様子が描かれている。 後の生徒会長選挙にて、蟲喰恵利美の仕掛けた「指切りギロチン」に夢子と共に参加。 再び夢子とギャンブルできたことに感激し嬉々として進めていたが、最後は自己満足のためにルール違反を起こしたために反則負けとなり、ギロチンの刃が落ちないことに激怒したが、逆にルールを無視した彼女の動に憤慨した夢子に咎められ、三行半を突きつけられた。 コミックスのおまけ漫画では、涼太を懐柔することで夢子との関係を持続させようと企んだが早乙女芽亜里に止められ、さらには通りかかった夢子に侮蔑の眼差しを向けられた上無視されるという仕打ちを受け、泣き出した。 その後「大集約」に参加(美化委員から票を託されたと思われる)。 参加の目的は夢子を負かして、票を賭けた命がけのギャンブルをするため。 一回戦で百合子に勝利するが、二回戦で夢子に敗北。 自分の仕掛けたイカサマを見抜かれた上で、「ギャンブルを過程としか見ていない」と夢子に指摘される。 生徒会、伝統文化研究会会長。 身長:163センチメートル、糸目とが特徴的な女子生徒。 古くは平安京に流れを組むとされる歴史ある名家の令嬢。 研究会の部室にて、「公式戦」と呼ばれるポチ・ミケの復活戦を執り行っており、「ミケ」となった早乙女芽亜里の掛金1,000万円の「公式戦」の相手になった。 そのやり口は「ヤミ金融などと同じです」と蛇喰夢子に一蹴され、人間的な評価も「最低」「下の下」「糞のようなもの」と称される。 普段は毅然とした態度で振る舞っているが、小心で人情味ある面も覗かせており、自身の研究会に所属する会員の「家畜」化を防ぐため、多額の「上納金」を生徒会に納め、役員となった経緯が作中で語られている。 彼女のイカサマの特徴は「勝率は確かに上がるが確実に勝てるわけではない」ということ。 大金を持って多くの戦いを挑む彼女にとって、相手よりも高い確率で勝てさえすれば地位を維持するだけの金額を稼げるため、このような不完全なイカサマでも充分であった。 加えて、不完全であるがゆえに「西洞院百合子が確実に勝利するわけではない」という状況がイカサマの確信や警戒心を鈍らせるという、煙幕の役割も持つ。 夢子との勝負時はイカサマを、ひいてはどう賭ければ勝利できるか見破られたことで研究会破滅の危機に追い込まれる。 しかし、本人も与り知らぬところで生徒会による、校舎建築時点ですでに仕込まれていたという常軌を逸するレベルのイカサマによって辛くも敗北は免れることになった。 しかし、それはあくまでも生徒会の手助けにより脱したもので、結局、夢子に勝利することは出来なかった、つまり、実質的には敗北だとも言える。 後の生徒会長選挙で召集された百喰一族に対して危惧し、桃喰綺羅莉に考え直すよう直訴するも他の役員も含め受け入れてもらえず、現状を維持しようと孤軍奮闘するが、陰喰三欲と陽喰三理に敗北した(実際は、三欲に毒を盛られたことで体調を崩したことが敗北の原因となった)。 その後伝統文化研究会の部員の票を託された上で「大集約」に参加。 しかし、一回戦で妄に敗北する。 生徒会。 インディーズでアイドル活動をしており、の再生回数300万回以上を記録している。 生徒会やライブなどではアイドルらしく笑顔で振るまっており、プロ意識や実利などから本心ではないもののファンを大切にする姿勢を崩さない。 その一方で自分の応援に力を入れすぎて歌を聞かないファンに対しては不満をため込んでおり、楽屋では一転盛大に切れて全力で罵倒している。 夢はを受賞することで、アイドル活動はその足掛かりに過ぎないと考えている。 目的に対する思いは真摯であり本物だが、その夢のためには「現状でアイドル」という立場では完全に出遅れていると感じており、学園の力でトップアイドルを経て女優になろうと考えている。 アイドルとしての実力は学園の力を借りるまでもなく本物であり、無関心だった早乙女芽亜里が1回ライブに参加しただけでしっかりハマっている。 沙織という女生徒をマネージャーとして側に置いている。 沙織にとって夢見弖ユメミの夢は自分の夢であり、その夢が頓挫しそうになった時は涙を流しているなどその思いは本物である。 何者かの入れ知恵でギャンブルを仕掛けた自分を逆にしてきた蛇喰夢子に憤慨し、賭け金の5,000万円に加えて枕営業などをやらせるつもりでお互いの人生を賭ける(脅迫されるまでは腕が良ければ普通に組む予定だった)。 「バトっていいとも」という九番勝負で勝敗を重ねるが、「何者か」の細工によって仕込まれた僅かなスキを突かれて敗北する(なお、夢見弖ユメミが全力でやれば九つの勝負全てでほぼ確実に勝利できるはずだったが、ドラマ性のためにわざと5回中3回敗北していた)。 その後、「運の悪さでこのギャンブルに負ける様ではどうせ叶わない夢だった」と潔くギャンブルの条件に従って前述のファンへの暴言を公開するが、そのユメミの本音も受け入れた上でファンを続けてくれたことで事なきを得る。 敗北後はそのまま終了する流れだったが、夢子の追求と沙織の説得で真相を明らかにすることを決意。 この状況を演出したであろう人物を明らかにする。 選挙戦では夢子と組んで憧れの女優である和楽喰と勝負。 勝つ気で挑んだものの女優としての才能の違いを見せつけられ、敵わないと素直に認め清々しく敗北しようとする。 しかしその態度を夢子に全否定されチームが決別。 葛藤の末に望み通りの敗北ではなく望まない勝利を選んだ為、最終的には夢子の協力を再び得て勝利する。 その後「大集約」に参加し、一回戦で芽亜里と交戦する。 得意の演技と脅しで追い詰めるが、芽亜里の誘導によって敗北し、自身の票をすべて失った。 生徒会。 身長:180センチメートル、現生徒会で唯一の男子生徒。 先輩に対しても厳しい言葉を吐く冷徹な性格。 五十嵐清華によると、権力にこだわっているらしい。 前述の夢見弖ユメミにまつわる諸々を仕組んだ張本人。 夢見弖ユメミが敗北すれば権力争いのライバルが減り、蛇喰夢子が敗北すれば勝負の手配をした自分の手柄とするつもりだった。 しかし、自身が容疑者として暴露されたことで表舞台に立たざるを得なくなる。 それでも彼の想定範囲内であり、確たるがないために毅然とした態度で疑ったことを糾弾するも、予想を超えたギャンブル狂であった夢子に「公式戦」を挑まれてしまう。 「夢子は生徒会長と公式戦をするはず」と高をくくっていたため一時はあまりの想定外に唖然とするも、即座に彼女の性格を計算に入れるように持ち直し、生徒会副会長の提示する「選択ポーカー」に挑む。 途中で皇伊月が夢子のパトロンとして呼ばれるも、会計という立場を利用しての30億円もの資金と夢子のギャンブル狂をも計算にいれた「王道」で勝負の流れを掌握しかける。 しかし、そこで生徒会副会長に扮していたのが桃喰綺羅莉であったという予想外が発生、人生を担保にした100億円の借り入れを許可されてしまい、自身も人生を賭けての勝負に挑まざるを得なくなる。 結果、伊月が「金を出しているだけのパトロン」ではなく「勝負に臨むギャンブラー」だったことを計算にいれなかったために欺かれて敗北(さらに言えば、会場のヒートアップに乗せられ、「王道」脱線していたことも夢子に指摘された)。 その後は医務室へと運ばれ、伊月の看病の下で病床生活を送る。 以前の強気な態度は一切見られず、すっかり消沈。 「数合わせ」のため選挙戦「公共財ゲーム」で賭博に復帰するが、やる気は皆無であった。 だが、同じ参加者である夢子の助言もあり頭脳明晰な一面を取り戻し、伊月の巧妙な策を完璧に推理する。 伊月のことはその野心を買っており、彼女の人生を奪ってしまっても悪いようにしないつもりだった。 元生徒会役員、風紀委員長。 日本有数の玩具メーカーの令嬢。 身長:158センチメートル、パーマのかかったのショートに、とネイルが特徴。 生爪コレクターで、ギャンブルで敗北した人間の生爪を剥いでネイルとしてコレクションするのが趣味。 実家で製造しているを用いたギャンブルを得意とする。 その資金力で多額の「上納金」を払って生徒会入りした。 蛇喰夢子に「ダブル神経衰弱」を挑む。 家業を利用してトランプにイカサマを仕込んでいるが、夢子にそれを見破られたことで逆に「実家の評判を落とされたくなかったら、お互いの生爪をかけて勝負を続行しろ」と暗に脅される羽目になる(その結果、無様に泣いて謝る姿を見て夢子が興味をなくし、お開きとなった)。 その後生徒会をクビになり、政財界にコネを作るために役員になるという入学の目的を潰されてしまう。 そのため夢子に現生徒会を潰し、新たに生徒会長になってもらったうえで自分を役員にするという条件で夢子への協力を約束する。 彼女を生徒会に引き入れたのは豆生田楓であり、お互いそれなりに好意があったようであるが、結局は「実力不足」と見下されていた。 夢子に要請される形で楓とのギャンブルに参加、お互い人生を賭けるという壮絶なレイズ合戦を繰り広げた結果、迫真の演技と覚悟で以て楓の計算を狂わせて勝利した。 その後、文字通り真っ白になって果てた彼を好き放題罵倒していたが、夢子に諭されて頭を下げて搬送される彼を見送る。 その後は彼の看病にも努めた。 選挙戦では、夢子らと「公共財ゲーム」に参加。 ルールの隙を付いた罠で骨喰ミラスラーヴァを嵌め、1位でゲームを終える。 しかし豆生田を救うために等々喰定楽乃と密かに行っていたギャンブルに敗北したため大量票を失い(だがそれも彼女にとっては「勝利」であった)、選挙戦からの離脱を宣言する。 身長:183センチメートル、の息子であり、自身が支配する側であるという意識が強い。 一方で精神的にいたぶることはあっても直接肉体に手を出したがらない様子を見せる、「家畜」の生徒に対して容赦のないやたかりを行っている。 債務整理大集会にて登場。 特に借金はしていなかったが、友人に1,000万円を借金したと嘘の申告をし、友人に生徒会から1,000万が渡るようにした上で、ゲームで1位になることで借金免除という労せずして金を生徒会より引きだす金儲けを企む。 しかし、早乙女芽亜里と蛇喰夢子の策にはまって惨敗。 夢子の3億1000万円という莫大な借金を負う羽目になった上に、芽亜里にバカにされたことに、激昂して殴りかかろうとした所を、五十嵐清華にで抑え込まれた(清華は暴力行為には、再三に渡って注意していた)。 「家畜」である蕾菜々美を利用してイカサマを行うも、その内容が稚拙だったため夢子達には即座に見破られる。 芽亜里のブラフにも後れを取り、イカサマ黙認勝負になった後も自分から手の内を露呈させるなど勝負においては最後まで翻弄されていた。 なお、この組み合わせは清華によって意図的に決められたものであり、将来政治家になるであろう彼か正体がよく分からない夢子のどちらかを掌握下に置くためだった。 当初は精悍な顔立ちとして描かれたが、矮小な本性を剥き出しにしてからは崩れていった。 選挙戦では、夢子とギャンブルして稼いだ35票を清華に2億8000万円で売り、借金を完済した(不足分は現金で補填)。 その時は初登場時の見る影もなくやせ細り、「もう二度とギャンブルはしない」と語っている。 ヴィレッジの一員になってからは言葉遣いが丁寧になる。 身長:149センチメートル、実家が裕福ではないため、「上納金」が払えず入学後すぐに「家畜」となってしまう。 さらにから伸ばしていた長い髪を木渡潤から「長い髪を切ってみたかった」という理由だけで切られたことで現状に抵抗する意思を失う。 以後も潤から搾取され、債務整理大集会においても潤に協力させられていた。 最終戦で潤に一方的に復讐できるチャンスが訪れ、蛇喰夢子によって唆されたのもあり彼を最下位に陥れることに成功。 結局は自身も夢子に騙された形で借金は変わらずだったが、「家畜」から脱却し前に進むことを決意し夢子にも感謝していた。 研究会の部室での芽亜里との「公式戦」や夢子との勝負では壺の振り子を務めた。 会員はイカサマのためだけに手にピアス(偽ホクロで隠している)を通している。 公式戦で剣の中に一本だけ磁石を仕込んで、振り子の手に磁気を持たせて、イカサマを行っていたが夢子に見破られた。 大物プロデューサーの娘であり、そのコネを利用しようと目論んだユメミにマネージャーに抜擢される。 女優という夢に拘るユメミに、「見た事ない景色を見たい」という気持ちでアイドルを勧めた。 熱狂的大ファンで、ユメミの本性を知っても率先して応援した。 城丸 穂露(じょうまる ほろ) 声 - 私立百花王学園生徒。 彫りの深い顔で「学園屈指の美形」と名高い。 選挙戦では中間成績で9位に名を上げるほどの実力者だが、綺羅莉にで惜敗し、全ての票を失った。 大和 イナホ(やまと イナホ) 声 - 私立百花王学園生徒。 生徒会長選挙において、選挙管理委員を務めた生徒。 選挙管理委員長の黄泉月るなと同じような、着ぐるみのパーカーを纏っている(他の選挙管理委員も全員同様の服装をしている模様)。 蛇喰夢子・生志摩妄・蟲喰恵利美の「指切りギロチン」による選挙戦でディーラーを務めた。 さらに、早乙女芽亜里とリリカのギャンブルにもディーラーとして同席している。 宇留 瑠美亜(うる るみあ) 声 - 私立百花王学園生徒。 生徒会長選挙において、選挙管理委員を務めた生徒。 のような着ぐるみのパーカーを纏っている。 語尾を妙に長く伸ばす癖がある(よく「イラつく喋り方」と言われるらしい)。 蛇喰夢子や尾喰茨らによる選挙戦のディーラーを務めた。 黒鞍 蔵良(くろくら くらら) 私立百花王学園生徒。 生徒会選挙において、選挙管理委員を務めた生徒。 蛇のような着ぐるみのパーカーを纏っている。 尾喰凛の仕掛けたギャンブルにおいて、彼女の名を騙った偽物がディーラーを務めていた。 なお、コミックスのおまけ漫画でるなと共に偽物の蔵良を追い詰める様子が描かれている。 その後、「大集約」におけるディーラーを務めた際には、「私は本物。 」と書かれたタスキを付けている。 薫る崎 可織(かおるざき かおり) 私立百花王学園生徒。 ユメミ、夢子、和楽喰による選挙戦「ACTIVE STATION」の司会を務めた。 私立百花王学園生徒、2年、報道倶楽部。 私立百花王学園生徒、2年。 村雨天音率いる反生徒会・反ギャンブル集団であるヴィレッジの幹部。 生徒会や生徒会長を壊そうと企む。 私立百花王学園生徒、3年。 反生徒会・反ギャンブル集団であるヴィレッジのリーダー。 学園からギャンブルを排除しようと企む。 私立百花王学園生徒、2年。 百喰一族 等々喰 定楽乃(ととばみ てらの) 声 - 等々喰家代表、代々「」を稼業としている。 足が不自由でに乗っている。 冷静沈着な性格で、分家の纏め役を買って出ている。 桃喰綺羅莉・桃喰リリカとは付き合いが長く、百喰一族の均衡を揺るがそうとする綺羅莉を快く思っていないが、リリカとは親しい間柄となっている。 票の買収を的確に行い、最後の中間発表において綺羅莉を上回る票を獲得している。 さらに「公共財ゲーム」や「大集約」において誰が勝利するかを予想する外馬ギャンブルを主催し、票や金を獲得している様子が見られる。 等々喰 ユミ(ととばみ ユミ) 声 - 等々喰定楽乃に付き添っている褐色肌の少女。 「元気だけが取り柄」らしい。 蟲喰 恵利美(むしばみ えりみ) 声 - 蟲喰家代表、代々「」を稼業としている。 ファッションで身を包み、「イモムッシーくん」という名前のぬいぐるみを抱えているオッドアイの少女。 鈴井涼太など興味のない者をモブと呼び、他の代表たちにはお子様扱いされている。 蛇喰夢子を最初に潰そうと勝負を挑み、賭場で偶然いた生志摩妄と3人で常に持ち歩いている拷問器具を用いた「指切り」で勝負する。 ギロチンに安全用の鉄板を仕込んでいるため、当初は悠々と進めていたが、喜々として進める2人と夢子のふとした言葉から鉄板が外されていると思い込んで恐怖に圧倒され、妄の激昂と夢子の挑発の中で泣きつつも奮い立ち、最終的には敗北したものの意地を貫いた姿勢を夢子から称賛され、彼女を相応に認めた。 単行本第7巻のギャンブル紹介でも、絶対に指を抜くはずがない「最狂コンビ」たる2人を対戦相手に選んだことが不運だったと語られている。 「大集約」では淑光から譲り受けた票を持ち参加。 一回戦で夢子に敗北するが、予め組んでいた三欲のためにカードにイカサマを仕掛けた。 コミックスおまけ漫画で、妄に苦手意識を抱いて克服のために拷問道具で懐柔しようとするも失敗。 また、埒外の相手に対してはさほど悪辣ではないのか、夢子に見限られて落ち込んでいる妄を慰めたりもしている。 TV版2期では100票オークションに参加している。 陰喰 三欲(いんばみ みよ) 声 - 陰喰家代表、代々「」を稼業としている。 腰まで伸びた長い髪に一本垂らした前髪が特徴。 表向きは礼儀正しい一面を持つが、本性は冷酷非情な性格。 生徒会長選挙では陽喰三理とタッグを組み、対戦相手に毒を盛ることで勝負を支配するという身も蓋もない戦法で票を獲得していった。 蛇喰夢子との対戦の際も、夢子に毒を盛って降板させる。 しかし、夢子の代わりに登板した早乙女芽亜里の頭脳プレーに翻弄され、逆に追い詰められる。 そこで「自分の方が優秀だから」という理由で三理に敗北を押し付けた。 しかしその後、三理に危険が及ばないようにする為にわざと脱落させたと明かしている。 「大集約」では恵利美と組み、カードに印をつけるイカサマを駆使。 そのイカサマによって一回戦で茨に勝利。 しかし二回戦で芽亜里にイカサマを見抜かれた上、そのまま進めると自分の敗北が確定であることを明かされる。 その為自ら毒を服用し、芽亜里が勝利を放棄しない限り解毒薬を服用しないという条件を突き付ける。 一度芽亜里は条件を呑もうとするが、乱入してきた三理によって解毒薬を服用させられたため、ギャンブル中に他者からの介入を受けたことで敗北となった。 TV版2期では100票オークションに参加している。 陽喰 三理(ようばみ みり) 声 - 陽喰家代表、代々「製薬」を稼業としている。 が特徴。 無愛想な性格。 陰喰三欲とは実の姉妹で、で意思疎通が出来るほどの深い絆を持つが、それを脅威だと判断した百喰一族により当時子供の居なかった陽喰家の養女となる。 姉には絶対とも言える信頼を寄せ、二人の時には姉の判断に一任している。 生徒会長選挙では三欲と協力し対戦を進めたが、早乙女芽亜里と勝負した際に頭脳負けし、全校生徒よりも多い1万票の借金を負い、選挙から事実上敗退した。 さらに自らが追加したルールによって毒を2度浴び、体調を崩す。 この際に姉のために自ら敗北をしようと決心していたが、その直前に姉の強要を受け精神的ショックを受けた。 「大集約」において、三欲が自身の命と引き換えに勝利しようとするのを止めるためにギャンブル会場に乱入。 姉の命を助ける一心で解毒薬を服用させた。 TV版2期では100票オークションに参加している。 和楽喰 淑光(わらくばみ すみか) 声 - 代々「」を稼業としている和楽喰家の代表。 顔を前髪とで隠している。 実はその正体は 名足カワル なたりカワル という名で活躍しているアメリカ女優である。 選挙の為に学園に来る。 蛇喰夢子の提案で夢見弖ユメミとギャンブル「ACTIVE STATION」で勝負する。 序盤はユメミの作戦を簡単に翻しユメミを「女優を舐め過ぎている」と酷評するが、後に演技の為に自ら指の骨を折ったユメミの覚悟を認め賞賛。 最終的には覚悟を決めたユメミに敗北を喫し、ユメミに「ハリウッドで待っている」と声を掛け奮起を促した。 選挙戦の途中でアメリカに帰らなくてはならなくなり、普段から可愛がっている恵利美に自身の獲得した票を譲り渡した上で学園を後にした。 骨喰 ミラスラーヴァ(ほねばみ ミラスラーヴァ) 声 - 骨喰家代表。 代々「」を稼業としている。 父親が、母親が、。 巨乳が特徴的な。 で流暢なとで話す。 蛇喰夢子の「蛇喰家」については調査していた模様。 選挙戦では、夢子らとギャンブル「公共財ゲーム」に参加。 だが、共謀を装った皇伊月の罠に嵌ってしまい脱落、ペナルティとして等々喰定楽乃に100票を支払った。 しかし稼業の性質上謀をしないはずの自分を騙すことに成功した伊月を賞賛し、その「仲」を確かめた。 その後は定楽乃が一族の頂点に達する事を望んだ。 TV版2期では100票オークションに参加している。 尾喰 凛(おばみ りん) 声 - 尾喰家代表。 代々「」を稼業としている。 百喰一族の中で唯一の男性代表。 票と金に交換できる疑似通貨「スカムコイン」を発行。 幼少期ので自分のイカサマを見抜きつつも暴かなかった綺羅莉に対してコンプレックスを抱いており、自分の納得する形で勝利することに拘っている。 TV版2期では100票オークションに参加している。 尾喰 茨(おばみ いばら) 声 - 尾喰凛に付き従っている男。 尾喰家の分家筋。 長身で茨状のヘアバンドに首輪と、一見ガラが悪そうに見えるが一般常識は相応にあり、人当たりが良い。 凛に忠誠を誓っている。 生理的に嘘をつくことができず、「詐欺」を生業とする尾喰家で異端として扱われていた。 しかし凛によって自身が嘘をつかなくても良い状況を整えてくれていることに感謝している。 その反面、自分の与り知らぬところで凛が自分に嘘をついているのではないかという不安に苛まれている。 「大集約」に参加した際は、多額のベットをすることで「正直者ゆえ強い手が来ているはず」と思わせてフォールドさせる戦法を取る。 一回戦で三欲を相手に善戦するが、最終的に敗北した。 TV版2期では100票オークションに参加し、入札できるタブレットを所有している。 狛喰 希(こまばみ のぞみ) 声 - 代々「」を稼業としている狛喰家代表。 ツインテールが特徴で、と一緒に行動している。 何事にも一生懸命な努力家だが、馬鹿正直で騙されやすい性格。 自身の持つ票をスカムコインと交換したため、実質選挙から脱落している。 しかし、リリカに「対等」と言われたことに感激し、リリカと凛とのギャンブルの仲介を買って出る。 TV版2期エピローグでは桃喰リリカに生徒会選挙ギャンブルを挑んでいる。 をした女生徒。 百喰一族の者だが、世話係として転入しており、代表ではない。 しかし、綺羅莉に対する保険として等々喰定楽乃によって連れてこられた。 そんな彼女に手を差し伸べたのは夢子の姉であったのだが、夢子の姉が一族との勝負に敗れ自分と同じ境遇に立たされたことを見ると、自らの髪を切り落として一族の頂点に立つことを決意。 ただ、元々の一族の名前は明かされていない。 百喰一族の選挙戦を手配するなどのサポートをする一方で、私立百花王学園内でギャンブルにより不当な扱いを受けている多くの生徒を助け、憧れの的となっていく。 また、それらの生徒や鈴井から感謝の言葉やお礼の品といったものを受け取り優しさに触れることで、自身に何らかの戸惑いを感じている描写がみられる。 終盤で生徒会や百喰一族、夢子、鈴井らを黒い招待状で招き、自身がオークショニアである100票オークションを開始。 出品した大量の票は、かつて自分が助けてきた不当な扱いを受けている多くの生徒の投票により集まったものである。 オークショニアでありながらも自らオークションに参加し、入札の票数を吊り上げるイカサマを行っていた。 商品である100票を30億で買い取ると交渉してきた夢子の行動を見ると、自らのレゾンテートルを体現するように髪型と目つきを変えた。 夢子の意思でオークションを続行し票の更なる獲得を図るも、夢子の策略により会場の全員が1票で入札を止めるという事態に陥ったことで持ち票を全て失いオークションが終了した。 オークションの終了後に夢子の賭け狂いの精神と夢子の姉の言葉の意味を理解したことから、自身の一族の名を賭けた一度きりのコイントス勝負を夢子に挑むが、表裏を当てられずに敗北。 しかし、彼女が前向きな生き方に目覚めたことで綺羅莉は彼女に再び一族の名を与えることを許し、以降は女性用の制服を身に付け女性らしく化粧をして学校生活を過ごしている。 賭ケグルイ双 先述に登場した人物は、各項目で参照。 主要人物(双) 花手毬 つづら(はなてまり つづら) 本編の解説役。 私立百花王学園生徒、1年華組。 早乙女芽亜里の。 緩くウェーブのかかった長い黒髪とタレ目が特徴的な美少女。 趣味は、とを弾く。 私立百花王学園には中等部から在籍している。 裕福な実家の生まれであるが、他生徒に立ち向かう度胸や博才がなく、「家畜」になることを甘んじて受け入れていた。 しかし、芽亜里の助力を得て「家畜」を返上し、彼女と行動を共にすることになる。 それ以降、芽亜里のことを密かに「王子様」と慕っているなど、属性を思わせる描写がある。 また、世間知らずで異性に疎い面があり、後述するカップリングパーティーの「お泊り」の意味が理解できず、言われて初めて気づくという一幕もあった。 戸隠 雪見(とがくし ゆきみ) 本編のもう1人の解説役、私立百花王学園生徒、3年生。 文芸部長。 黒縁眼鏡と後ろ髪の跳ねたボブカットが特徴的な美少女。 1人称は「」。 明朗快活な性格。 第2図書準備室を部室としており、賭場としての活動もしていたが、「学園で最も人気のない賭場」だった。 それゆえ賭場の使用料を払えず、生徒会から提案された早乙女芽亜里とのギャンブルに敗北し、賭場の使用権を取られる。 しかし、部室としては使わせて欲しいと芽亜里に懇願し承諾を受ける。 賭場の衣装として服を提案した。 私立百花王学園生徒会(双) 聚楽 幸子(じゅらく さちこ) 私立百花王学園生徒、3年生。 生徒会役員、風紀委員長。 優雅に振る舞っている銀髪の。 冷酷非情な。 自分の気に入った生徒を支配することを目的としており、現在は「佐渡みくら」という名前の女生徒に首輪をつけ、自分専属の「家畜」として使役している(首輪は公的な場では見えない場所につける)。 また、最近では芽亜里のことを気に入り、「家畜」にしようと目論んでいる。 表情や仕草などから相手の嘘を見抜く能力に非常に長けている。 その能力を発揮し、イカサマ無しで芽亜里とのギャンブルを制した。 壬生臣 葵(みぶおみ あおい) 私立百花王学園生徒、3年生。 生徒会役員、会計。 より1,000年以上も続く、日本有数の出身。 長身で爽やかな顔立ちをした。 掴みどころのない飄々とした性格。 軽薄そうな雰囲気を醸しているが、芽亜里が仕掛けた巧妙なイカサマを容易く看破するなど、作中屈指の切れ者ぶりを見せている。 その手腕を買われ、1年生のころから生徒会会計を務めている。 綺羅莉の生徒会長就任に大きく貢献したらしいが、その裏で生徒会長を潰すことを企んでおり、生徒会制度を潰すための秘密組織「善咲会(ぜんしょうかい)」の会長を務めている。 明るく人当たりのよい柔和な性格。 「家畜」に対しても分け隔てなく交流を持ち、周囲からの人望は厚いが、その実態は敗者を容赦なく切り捨てる冷徹な。 許嫁である咲良との関係についても「利害による政略結婚」と割り切っており、彼女に対する愛情はない。 三春滝 咲良(みはるたき さくら) 私立百花王学園生徒、3年生。 生徒会役員、美化委員長、「善咲会」元役員。 葵と同じく、日本有数の名家出身。 長い黒髪をに結んだ古風な。 実直な性格であり、葵の右腕として「善咲会」の評議員を担ってきた。 卓越した分析力を持ち、相手のイカサマを逆用するという手段を取り、芽亜里も1人では敵わなかった。 葵と初めて顔を合わせたのは中等部時代。 それ以降、「葵にふさわしい存在」になるため研鑽を積んできたが、芽亜里たちに敗れて評議員をクビにされた。 咲良本人は家同士の都合抜きで葵に惚れ込んでおり、彼の本意を知っても想いは失っていない。 初登場時はだったが、再登場時はに描かれた。 その他の生徒(双) 愛浦 心(あいうら こころ) 私立百花王学園生徒、1年華組。 カールのかかったツインテールが特徴。 傲慢な性格で、の早乙女芽亜里をハメるためギャンブルを持ちかけるが、結果は敗北。 その後クラスメイト全員を抱き込んで、芽亜里の立場を陥れるギャンブルを仕掛けるが再び敗れる。 挙句、クラス中から侮蔑されるようになり、周囲から孤立してしまう。 佐渡 みくら(さど みくら) 私立百花王学園生徒、1年生。 聚楽幸子専用の「家畜」として使役されている。 をつけ常にそばにおり、聚楽の命令に従うことを何よりの快感としている。 また、聚楽の校務の補佐としてカップリングパーティーのディーラーを務めたこともある。 聚楽が早乙女芽亜里に興味を持っていることに嫉妬しており、早く芽亜里を「家畜」とした後飽きて捨てられるということに期待している。 その実、自らが飽きられているかもしれないということは一切考えにない。 乾 千歳(いぬい ちとせ) 私立百花王学園生徒、3年牡丹組。 カップリングパーティーにおける早乙女芽亜里のチームメイト。 過去に何度かカップリングパーティーに参加しているが、恋愛関係には至らなかった模様。 カップリングパーティーで芽亜里のチームメンバーになるも、相手チームからの報酬目当てに裏切り、一度は彼女を負かす。 しかし、手口を読んだ芽亜里によって非常に巧妙かつ不完全な対策を打たれたことで、読み切ることができず敗北した。 久留米 くるみ(くるめ くるみ) 私立百花王学園生徒、2年楼組。 「善咲会」役員。 カップリングパーティーにおける早乙女芽亜里のチームメイト。 ギャルのような格好をしており、胸元に蝶のようなを入れている。 カップリングパーティーには特に目的を持って参加したわけではなく、彼氏狙いでもお金狙いでもいいと発言している。 芽亜里たちのチームメンバーになり、2回戦に参加するための金を芽亜里たちに貸した。 2回戦開始前に芽亜里がチームメンバー全員を疑っていることを察し、事前に立てた作戦を裏切るが、それも芽亜里は折り込み済みだった。 聚楽幸子とのギャンブルの際、資金の無くなった芽亜里に500万円を貸した。 本人曰く、それは善咲会に入会してもらうためではなく、個人的感情だったという。 また、返済を伸ばしてもらうことと引き換えに、文芸部への入部を要求する。 結 奏(むすび かなで) 私立百花王学園生徒 、2年生。 大企業のだが、残念な容姿と高望みが災いし全くモテない。 ゲームの「特典」を目当てに4人のイケメンな腰巾着と共にカップリングパーティーに参加した。 乾千歳に報酬を渡すことを条件にカップル成立させるための策に協力した。 花手毬つづらのことを気に入ってたが、1回戦でその策のために戸隠雪見とカップル成立する。 2回戦で「お泊り」をかけて雪見が自分に告白すると千歳からリークされるが、早乙女芽亜里の策によりカップル不成立となった。 1回戦の「特典」の食事は果たせたものの、その場で芽亜里から「移り気な性格がムカつく」と指摘される。 その後、芽亜里に好意を持ったようで、度々アプローチを試みている。 下月売 奥理(しもつきうり おうり) 私立百花王学園生徒、1年華組。 図書委員をしている。 中等部に特待生として入学して以来、成績優秀。 見たものをそのまま記憶する「直観像記憶」を持っていることから、一度読んだ本やの一言一句を正確に記憶している。 おまけ漫画ではの全段を暗唱してみせた。 壬生臣葵に誘われ、「善咲会」の役員となる。 「善咲会」や壬生臣の理念に心から賛同しており、その入会の誘いを断る早乙女芽亜里を敵視している。 嫗ヶ頭 直子(おうがとう なおこ)、嫗ヶ頭 傍子(おうがとう ほうこ) 私立百花王学園生徒、2年生。 双子の姉妹で、直子が姉で、傍子が妹。 姉妹共に「善咲会」役員。 自身の所属する部の部室を賭場として活動している。 姉妹同士で通じ合う「通し」のサインと、部活動で培われたサイン盗みの技術を持つ。 賭場の賭け代は金ではなく、「姉妹の友達になること」としているが、これは姉妹を最も優先する人材を確保するため。 ひいてはそれを利用し壬生臣から「善咲会」会長の座を奪うことを目的としている。 六条 恵音留(ろくじょう えねる) 私立百花王学園生徒、3年生。 「善咲会」役員で写真部の部長を務めている。 シミズという生徒を助手として側に置いている。 生徒会執行役員である壬生臣の命令で、「生徒会執行官」として文芸部の差し押さえを敢行しようとする。 しかし、花手毬のことを被写体として気に入ったため、自身の目的のために「盗撮野球拳」のギャンブルを提案する。 瑠璃鳥 撫子(るりちょう なでしこ) 私立百花王学園生徒、3年生。 クラシック研究会会長。 高飛車な性格で、友達と呼べる人間はくるみしかいない。 そのくるみからも「宣伝下手・浅慮・傲慢」という評価をされている。 ピアノのコンクールでつづらに負けたことがあり、腕に磨きをかけるため自宅練習用ののピアノを購入することを目指している。 上下 凪(かみしも なぎ) 私立百花王学園生徒、2年楼組。 「善咲会」役員。 奇策やイカサマを多用する傍ら、人の心理を読むことに長けている。 やや自分本位であり、壬生臣の指示に背いて「繚乱祭」で営業妨害を目的に文芸部を訪れ、主催するギャンブルで大勝する。 伊吹 壮太郎(いぶき そうたろう) 私立百花王学園生徒、2年楼組。 「善咲会」役員。 剣道部の部長を務めている。 実家は大手ゼネコンだが、一時期家畜に落ちた際には己を高めるためという理由で実家を頼らなかった。 先輩に絡まれていたところを上下に助けられ、「善咲会」に勧誘される。 ギャンブルへの姿勢は、堅実。 賭ケグルイ妄 主要人物(妄) 濡羽 綾女(ぬれば あやめ) 私立百花王学園生徒。 学園におけるギャンブルで多額の借金を負ってしまい、絶望して屋上から飛び降りようとしたところに、生志摩妄に遭遇する(その場での自殺は結果的にやめた)。 その後、妄の提案した勝てば借金が帳消しとなるギャンブルにおいて、覚悟が足りないクズと恫喝されたことから嗜虐性に目覚める。 そのことを妄に気に入られ、美化委員会へ勝手に入会させられてしまう。 その他の生徒(妄) 鳳 那々(おおとり なな) 私立百花王学園生徒。 濡羽綾女にイカサマを使ったを仕掛けることで、1,000万円の借金を背負わせ、その返済のためにを強要しようとしていた。 しかし、生志摩妄の介入により彼女の提案したギャンブルを呑まざるを得なくなり、それに負けてしまったため、綾女の借金を帳消しにされてしまう。 羽々斬 直愛(はばきり なおえ) 私立百花王学園生徒、美化副委員長。 生志摩妄の奔放かつ放漫な態度に業を煮やし、話の流れから美化委員長の地位剥奪のために綾女をプレイヤーとしたギャンブルを仕掛ける。 イカサマを仕掛けたうえでゲームを有利に進めていたが、最後に綾女の破滅的と思える行動により敗北。 本質的には妄の度量の深さを認めており、妄に対して恋心を抱いていることがモノローグで明かされている。 寺須美 栗霧(てらすみ くりむ) 私立百花王学園生徒、1年山茶花組。 構内の不良グループのリーダーをしている。 グループメンバーの暴力によりギャンブルの負け分1,700万円を踏み倒してきた。 その負け分を支払うことを賭けて濡羽にギャンブルを提案する。 実銃を用いたロシアンルーレットにより相手の棄権を狙っていたが、妄と綾女が挑戦したことによりご破算。 さらにイカサマにより誰にも危険が及ばないギャンブルだったことによる妄の激高に圧倒され、戦意を喪失する。 登場ギャンブル 『賭ケグルイ』のギャンブル 投票ジャンケン 早乙女芽亜里が蛇喰夢子に挑んだギャンブル、2人対戦用のカードゲーム。 考案者は早乙女芽亜里。 クラスメイト30人に「グー・チョキ・パー」のいずれかを白紙のカードに書いてもらい、ゲームプレイヤーに見られないように投票箱へ投函する。 そして、プレイヤーは投票箱から3枚のカードを取り出し、対峙し合うという形式。 それ以外は通常ルールと変わらず、出したカードがあいこなら再度ジャンケン、そして3枚目もあいこなら引き分けで再試合という仕組み。 また、プレイヤーが引いた3枚のカードに「グー・チョキ・パー」の3種が出揃うとは限らない。 こうした運否天賦による「不平等」も、このゲームの特色の1つ。 作中では、チップレートは1枚につき、1万円であった。 ダブル神経衰弱 皇伊月が蛇喰夢子に挑んだギャンブル、2人対戦用のカードゲーム。 同じデッキのトランプを2つ同時に使用する、変則型の神経衰弱。 考案者は皇伊月。 通常ルールと異なり、「マーク」「数字」の双方が合致しなければ、1ペアと認められない。 1ペア揃えた場合、もう一度引ける。 カードの総計は104枚のため、過半数である54枚(27ペア)のカードを先に取ったプレイヤーが勝利する。 このゲームの通常の必勝法は、103分の1の確率で運によって当たりを導き出すか、カードの配置を記憶することにある。 作中では、チップレートは1枚につき、100万円であった。 生か死か 早乙女芽亜里と蛇喰夢子が西洞院百合子に挑んだギャンブル、伝統文化研究会が実施している、ルーレットゲームと丁半博打を組み合わせたゲーム。 考案者は西洞院百合子。 壺振りが剣を模したコマ10本を壺に入れ、ルーレット盤に振り下ろす。 そして、盤上にある番号の割り当てられた30箇所の穴、そのいずれかに刺さったかどうかを予想するという構図。 当ゲームにおける最大の特徴としては、剣が上向きに刺さった場合は「生」として倍率が30倍になり、下向きに刺さった場合は「死」として倍率がマイナス30倍となる点にある。 掛金チップは、ゲーム前に両プレイヤーの合意で決定される。 掛金チップは、「生」になれば自分のものになるが、「死」や「外れ」の場合は、相手に渡る。 なお、両プレイヤーとも外れの場合、差し引きゼロで掛金の移動は起こらない。 いずれかのプレイヤーのチップが無くなった時点で決着となり、敗者は勝者に差額分の金額を支払う。 2枚インディアンポーカー 生徒会が実施する債務整理大集会で行われた。 木渡潤、蕾菜々美、蛇喰夢子と早乙女芽亜里、4人対戦用のトランプゲーム。 考案者は五十嵐清華。 プレイヤーはゲーム前にチップを10枚受け取る。 チップ1枚分の価値は、そのプレイヤーが生徒会へ申告した借金額を10で割ったものである(申告額が100万円なら、チップ1枚の価値は10万円)。 対戦によって他のプレイヤーにチップが移動してもチップの価値は変わらず、1枚当たり元々持っていたプレイヤーの借金申告額の10分の1で固定である。 生徒会が任意で選んだ4人で対戦を行う。 ジョーカーと絵札を除いた40枚のトランプを使用。 ディーラーから2枚のトランプが配布され、1枚目は自分のみが見る。 2枚目は自分では見ずに、ほかのプレイヤーの方へ開示する。 この2枚のカードで出来る役が強いかで勝敗を決する。 役は「ペア(同じ数字が揃う)」「マーク(同じマークが揃う)」「ブタ(数字もマークも揃わない)」の順で強く、同じ役ができた場合は数字の合計が多い方が勝ちとなる。 カードのチェンジは不可。 ポーカーと同様にベット・コール・フォールド・レイズを行うことができる。 1ゲームで賭けられるチップは最大5枚まで。 さらに、参加者全員が1ゲームごとに参加料として自分のチップを1枚支払わなければならない(自分のチップが手元にない場合は、ほかのプレイヤーのチップで支払う)。 全10ゲームを行い、最終的なチップの獲得額により順位を競う(枚数は関係なし)。 1位となったプレイヤーは、申告した借金額が最も少ないプレイヤーの借金額と同額となるよう、自身の借金を生徒会から代理返済される。 以下、2位が2番目に低い借金額、3位が3番目に低い借金額となり、4位のプレイヤーは最も高い借金額を背負わされることとなる。 借金額が増えた場合は、差額を生徒会への借金として背負う。 なお、申告した借金額が一番少ないプレイヤーがゲームで1位となった場合、その借金は免除され、全額が生徒会から返済される。 説明段階で早々にイカサマは不問且つ生徒会は不介入が宣言されており、これはすなわち自己申告の段階で嘘をついていようが、生徒会からは何も言ってこないということである。 本来の借金より申告額が多かった場合、順位が上位なら本来の借金との差額が任意の人物へと小切手として渡される。 たとえ、その額が億単位だろうと例外はない。 これは、生徒間で発生した借金を全て生徒会に集め、学内に多くいる子息・令嬢たちの手綱を握る目的が主であるため。 ESPゲーム 生志摩妄が蛇喰夢子に挑んだギャンブル、カードゲームとロシアンルーレットの複合ゲーム。 考案者は生志摩妄。 プレイヤーとディーラーとで違う密室に分かれる。 2つの部屋の様子はカメラとモニターを介して中継される。 プレイヤー側からはディーラーの手元しか見えないが、ディーラー側からはプレイヤーの部屋全体を見ることができる。 まず、それぞれのプレイヤーは6弾入るリボルバー銃を各自貰い、好きなだけ銃弾を装填する(全く弾を込めなくてもかまわない)。 その後、互いの銃を同じ箱に入れる。 それぞれの銃は同じもので、外見上区別できない。 ディーラーとプレイヤーには5枚のが配布されている(マークは丸・四角・星・十字・波)。 ディーラーは5枚のカードを任意の順序で裏向きに並べる。 プレイヤーはその様子をモニターで確認した後、それぞれ同様に裏向きで5枚のカードを並べる。 ディーラーがカードを開示した後、プレイヤーのカードを開示する。 並べた位置が一致したカードの枚数が多い方が勝ちとなり、一致した枚数の差が勝ち点となる。 勝ったプレイヤーは箱から銃を一つ取り出し、勝ち点の数だけ相手に向けて引き金を引く。 一致したカードが同数だったとき、銃弾が出なかったとき、銃弾が出ても相手に当たらなかったときは銃弾を込めるところからゲームをやり直す。 1発でも銃弾を受けた方がゲームの敗者となる。 本来は勝敗が決まるまでゲームを繰り返すルールだが、本編では蛇喰夢子と生志摩妄の間で交わされた提案・交渉により、「最大3セットまで」「銃弾が出ても当たらなかった場合は、外した分だけ相手が引き金を引く」というルールが追加された。 一流アイドル決定戦 「バトっていいとも! 」 夢見弖ユメミが蛇喰夢子に挑んだギャンブル。 考案者は夢見弖ユメミ。 ユメミの学内ライブの後に開催。 もともとテレビ用の企画だった物をユメミが流用した。 プレイヤーは予め用意された9つのゲームに挑戦する。 のように、先に縦・横・斜めのいずれか1列に自分のマークを揃えたプレイヤーが最終勝者となる。 ゲームの種類は、ダイスを交互に振って決める。 劇中で登場したゲームは以下。 なお、夢見弖ユメミは(ごく一部の例外を除けば)この全てにおいて満点で勝利することが可能とのこと。 心肺機能チェック の多さを競う。 アイドルソングイントロクイズ 観客が選んだ曲のイントロを流し、何の曲か当てた方が勝者となる。 ガチンコ歌唱力対決! ダイスで選んだ観客のスマートフォンに歌唱採点アプリをダウンロードする。 予め指定した曲を歌い、採点結果の良い方が勝者となる。 ユメミは自身の曲「純愛ポーカー」、蛇喰夢子は「」を歌った。 利きファン! ダイスで指定した観客の誕生月を当てる。 双方外れた場合は、誕生月がより近かった方が勝者となる。 当初の計画では、会場全員を夢見弖のファンで埋め尽くし、事前に収集してあった個人情報を完全に記憶することで必勝とする予定だったが、鈴井涼太たち3人が紛れ込んでいたために9つの勝負で唯一必勝ではなくなってしまった。 ポーカーフェイスを保て! 入りのものが含まれたを食べ、それを悟られた方が敗北となる。 極限ババ抜き 1枚のジョーカーと2枚のエースを用いたババ抜き。 先にAのペアをそろえた方が勝者となる。 選択(チョイス)ポーカー 蛇喰夢子が豆生田楓に挑んだギャンブル、ポーカーとハイ&ローを組み合わせた、2人対戦用のカードゲーム。 考案者は桃喰綺羅莉。 チップは1枚につき1,000万円という超高レートギャンブルで、「公式戦」のため青天井。 使用するカードはジョーカーを1枚含めた53枚。 役の内容や強弱は通常のポーカーと同じで、ジョーカーは必ず最も強い役が成立するようにワイルドカードとして扱う。 1回のカードチェンジ後、初回の枚数を決める「ベット」とそこからさらにチップを積む「レイズ」のみ行える。 そこで、より多くの枚数を積んだプレイヤーに「強い順」か「弱い順」かを決める権利が与えられる。 その後、お互いのカードを開いて「強い順」が選ばれていた場合は通常のポーカーと同様に強い役を持っているプレイヤーの勝利、「弱い順」が選ばれていた場合は逆に弱い役を持っているプレイヤーの勝利となる。 「弱い順」であれば、よりブタに近い手札の方が強いことになるため、カードが貧弱であってもチップの多寡によって有利・不利をコントロールできる。 なお、手持ちのチップが切れても支払える範囲でのチップを後から追加することは可能。 その場で現金を用意できなくても、本人の財力で融通できることが認められれば許容される。 扉の塔 五十嵐清華が蛇喰夢子に挑んだギャンブル。 このギャンブルのためだけに桃喰綺羅莉が学内に建設した塔で行われた。 考案者は桃喰綺羅莉。 塔は状の5階建てとなっており、5階をスタート地点としてゲームを始める。 1階まで降りたうえで再び5階に戻ってくるまでの速さを競う。 階層移動の方法は、各階に設置された2本の梯子と、1階と5階を直接つなぐ中階段の2つがある。 梯子や階段の入り口、さらに各階の側面6か所にはモニター付きの扉が設置されている。 ただし、側面のドアを開いた先はただ外に繋がっているだけで、そこから1階を目指すのは困難を極める。 モニターには数字で答えられる問題が表示され、正しく解答できれば扉は自動的に開く。 各プレイヤーは、交互に扉を選択・問題の解答・階層移動までを行う。 制限時間は5分間であり、それを過ぎてしまうと扉は自動的に閉まる。 1階まで降りた証拠として、1階の中階段脇に飾られたの花を5階まで先に持ってきたプレイヤーの勝利。 故意に花を隠すなどの妨害行為は禁止。 指切りギロチン 蟲喰恵利美が蛇喰夢子に挑んだギャンブル、いつも持ち歩いている拷問器具を用いたゲーム。 偶然賭場にいた生志摩妄と3人で行うこととなる。 考案者は蟲喰恵利美。 ギロチン台にプレイヤー全員の指を1本ずつ入れた後、20本ある紐をハサミで各プレイヤー順番に1本ずつ切っていく。 1本だけはギロチンの刃に繋がっており、切ると刃が落ちてくる。 ギロチンの落下は勝敗には関係なく、早く指を抜いたものが負けというもので、ギロチンで指が落ちる覚悟があるのかという度胸が試される。 しかし、実際はギロチンと指の間に安全用の鉄板が仕組まれており、恵利美がそれを知らずに恐怖におびえる相手の様子を楽しむためのものであった。 ニム零式 蛇喰夢子、鈴井涼太、陰喰三欲と陽喰三理が選挙戦で使用したギャンブル。 「0」「1」「2」「3」が書かれたカード各10枚ずつ、計40枚を使って行うギャンブル。 考案者は黄泉月るな。 最初にプレイヤーに4枚ずつ手札を配る。 手札の確認後、何票賭けるかをベッティングし、全員が同意した時点でそのラウンドでベットされる票数が決定する。 フォールドすることも可能。 さらに票の借金を申し出ることで自分の持っている票以上のベットをすることも認められている。 フォールドしなかったプレイヤーで手札を順に1枚ずつ場に出していく。 場のカードの数字の和が10以上になった時点で終了、最後にカードを出した者が負けとなる。 敗者は最初にベッティングした数の票を場に支払い、他のプレイヤーに分配する。 端数は切り捨てとなる模様。 これを3回繰り返す。 劇中では三欲・三理により、「敗者は毒を塗布したに指を刺す」というルールが追加された。 また、ディーラーのるなは「ギルブレス・シャッフル」という特殊なシャッフルを行うことで、数字の偏りを解消した。 選択左か右か 桃喰リリカが早乙女芽亜里に持ちかけたギャンブル。 どちらの手にチップ(票)が在るかを当てるというシンプルなもの。 考案者は桃喰リリカ。 芽亜里が外れた場合にはリリカが芽亜里から1票貰い、当てた場合にはリリカが芽亜里に100票与えるという条件での提案だった。 一旦は芽亜里に勝負を断られるが、鈴井から呼び出され急遽陰喰・陽喰姉妹と対戦することになった芽亜里は、その軍資金 チップ 獲得のため勝負を受けた。 ファンクラブ限定緊急じゃんけん大会 夢見弖ユメミが選挙戦でを相手に行ったゲーム。 考案者は夢見弖ユメミ。 賭けるのは1人1票、勝てば1票プラス。 負けた者は残念賞で、ユメミと一緒にを撮ることが出来る。 公共財ゲーム 蛇喰夢子、皇伊月、尾喰茨、骨喰ミラスラーヴァと豆生田楓が選挙戦で使用したギャンブル。 におけるへのに対するアプローチをアイデアとして用いた、5人対戦用の賭博ゲーム。 考案者は宇留瑠美亜。 まず参加者はを5枚ずつ受け取る。 次に1人ずつ別室へ移動し、全員が銀貨を入れられる「税金BOX」か本人のみ銀貨を入れられる「私財BOX」に5枚の銀貨を自由に配分して入れることができる。 それぞれのBOXは中が見えないため、どちらにどれだけ入れたかを他の参加者が知ることはできない。 銀貨は一度部屋に入ったら持ち出せないため、必ず消費して部屋を出なければならない。 全員が入れ終わったらディーラーが銀貨を次のように分配する。 ・「私財BOX」に入れられた銀貨は、入れた者のとなる。 ・「税金BOX」に入れられた銀貨は、枚数を2倍にした上で全員に私財として等分する(「税金BOX」に銀貨を入れていない者にも配分される)。 ここまでの流れを1ターンとし、これを5ターン行う。 5ターン目終了時に私財を40枚以上持っている者には、その枚数に応じて1位から順に選挙票100票、30票、3票が定楽乃から与えられる(4位以下は0票)。 ただし、私財が40枚に満たなかった者は定楽乃に100票与える。 また、プレイヤーはターン開始前に「合議」を開き、3名以上の賛成があった場合1度だけ、1人のプレイヤーをギャンブルから追放することが出来る。 追放されたプレイヤーはギャンブルから除外され、私財も全てとなる。 ACTIVE STATION(Aステ) ユメミ、夢子、和楽喰による選挙戦として行われた、イベント式ギャンブル。 モチーフは。 演技力を必要とする3つのギャンブルを行う。 生歌唱対決 夢子とユメミが提案したギャンブル。 それぞれが歌唱を披露し、審査員である観客の得票数が多い方が勝ちというシンプルなもの。 勝利チームは30票獲得できる。 夢子とユメミはユメミが作詞作曲した「ツーペアの乙女」、和楽喰は「」を歌った。 やせがまんデスマカロン 和楽喰が提案したギャンブル。 勝利チームは30票獲得できる。 双方が3つのを順に食べる。 その中には1つずつ激辛マカロン(デスマカロン)が含まれており、相手が食べたどのマカロンがデスマカロンかを当てる。 より少ない回数で当てたチームが勝ち。 スワサント・トロワ 黄泉月が提案したギャンブル。 勝利チームは100票獲得できる。 ジョーカーを除いたトランプ52枚を山札とし、プレイヤーはまず山札から1枚カードを引き、自分だけが確認する。 数字はそのまま扱い、絵札は10として扱う。 確認したらカードを読み上げ場に置く(この時、嘘を吐くのも可)。 これを順番に繰り返し、場の合計値が「63」を超えないようにする。 自分の番で63にギリギリ近づいたと判断したら「パス」を宣言し、ゲーム終了。 以降はカードを置けない。 こうして1人ずつ抜けていき、最後の一人になった時点で場の札を開示。 真の合計値が63以下なら最後に残った一人が勝ち、63を超えていたら最後に残った一人のみが負け。 戦争 桃喰リリカ、尾喰凛、尾喰茨と、芽亜里のクラスメイトである杏子、有架、美鳥の6人で行われたギャンブル。 考案者は尾喰凛。 各プレイヤーはそれぞれ、「攻撃」か「守備」かを選択する。 「攻撃」の場合は自分以外のプレイヤーを何人選んでも問題ない。 「守備」を選んだらコストとしてマイナス5点となり、他のプレイヤーに1点ずつ加算される。 全てのプレイヤーの選択が終わったら結果を開示する。 また、選択とは別に、他プレイヤーに「要請」を送ることができる。 受け取ったプレイヤーは「要請」を受けるかを返信することができるが、「要請」に従わなかったとしてもペナルティは無い。 「攻撃」を選択しているプレイヤーに「攻撃」していた場合、「攻撃」したプレイヤーに10点を加算、「攻撃」されたプレイヤーは10点減点となる。 「守備」を選択しているプレイヤーに「攻撃」していた場合、「守備」したプレイヤーに10点を加算、「攻撃」したプレイヤーは10点減点となる。 誰かがギブアップするか、10ターンの経過でゲーム終了となる。 マイナス分の支払いは、1点=1票・1スカムコイン・1000万円のいずれかで計算する。 じゃんけんポーカー 五十嵐清華が主催した「大集約」で行われたギャンブル。 蛇喰夢子・早乙女芽亜里・生志摩妄・西洞院百合子・夢見弖ユメミ・蟲喰恵利美・陰喰三欲・尾喰茨によるトーナメント戦。 等々喰定楽乃の提案により、ギャンブルの様子は全校に生中継されている。 使用するのは「グー」「チョキ」「パー」の絵が描かれたカード(各種21枚ずつ)。 パッケージに「世界に一つだけ」と書かれており、「大集約」においては全ての対戦で同じカードセットを使用する。 まず2人のプレイヤーに5枚ずつカードを配る。 1回のチェンジの後、「頭(ヘッド)」と呼ばれるカードを1枚場に伏せる。 その後各プレイヤーが「強制参加費(ブラインド)」を支払った後、ベッティングを通常のポーカーと同様に行う。 ベット額が決まったらまず「頭」を開き、通常のじゃんけんのルールで勝った方が勝利。 あいこだった場合は残りの手札を開き、「頭」と同じカードをより多く所持していた方が勝利となる。 これを5回繰り返し、終了時により多くの票を所持していたプレイヤーが最終勝者となる。 途中でどちらかの所持する票が尽きた場合はその時点で終了となる。 「強制参加費」は1回目は10票、2回目は20票、3回目は40票、4回目は80票、5回目は160票。 なお、チェンジでカードを捨てる際、カードの向きは表向きでも裏向きでもかまわない。 運命のタロットカード テレビアニメ版オリジナルのギャンブル。 第12話(最終話)にて、蛇喰夢子が桃喰綺羅莉に提案した。 を使用する。 考案者は桃喰綺羅莉。 まずタロットカードの22枚を円形に並べる、3人がそれぞれ一枚ずつカードを引く 蛇喰夢子の選択を「現在」、桃喰綺羅莉の選択を「過去」、鈴井涼太の選択を「未来」とした。 カードの番号を点数とし、3枚のカードの点数を合計する。 その際、カードが正位置ならプラス、逆位置ならマイナスとして数える。 3枚の合計値の正負によって勝敗を決める(作中では正なら夢子、負なら綺羅莉の勝ち、0なら引き分けという設定だった)。 なお、のカードが出た場合、他のカードの点数に関係なく、愚者の位置方向で勝敗を決める。 100票オークション テレビアニメ版2期オリジナルのギャンブル。 生徒会選挙の票を使用する。 オークショニアを含めて同じ会場内で互いの姿が確認できることがオークション続行の条件であり、オークショニアも票の入札が可能。 票の出品者は原則匿名。 また、ルールの変更は参加者全員が合意すれば認められる。 他の入札者との談合行為は禁止となっている。 オークショニアの司会の下で1票から入札がスタートし、入札者は手元のタブレットに入札票数を入力して入札していき、誰も他の入札者が現れなくなった時点で落札となる。 ただし、一度に出品される票数は100票であり、入札に使用された票は全てオークショニアに支払われる。 オークショニアの出品票が全てなくなった時点でオークションは終了となる。 コイントス テレビアニメ版2期オリジナルのギャンブル。 考案者は桃喰リリカ。 一族の名を得るか捨てるかを賭け、トスされたコインの表裏を当てるもの。 『賭ケグルイ双』のギャンブル 時短大富豪 愛浦心が早乙女芽亜里に挑んだギャンブル、2人対戦用のカードゲーム。 考案者は愛浦心。 基本的なルールは通常のと同じ(3が最弱、A・2・ジョーカーの順に強い)。 ただしローカルルールとして、3は唯一ジョーカーに勝つ札として出すことができる。 配る手札は5枚。 カードは1枚ずつ出さなければならない(ペア・階段など2枚以上出すのは禁止)。 先に手札が無くなった方が富豪・負けた方が貧民となる。 2ゲーム目以降は、手札配布後富豪の最弱カードと貧民の最強カードを入れ変えた後、貧民の先攻でゲームを始める。 賭け金は本編では1ゲームずつ双方の合意の下で決定。 貧民で勝利した場合は、賭け金の2倍の金額を受け取ることができる。 スリーヒットダイス 第2図書準備室の賭場使用権を賭けて、聚楽幸子が早乙女芽亜里と戸隠雪見に提案したギャンブル。 考案者は聚楽幸子。 プレイヤーは6面サイコロの連続する3つの出目を予想する。 1・2・3の出目を「D DOWN 」、4・5・6の出目を「U UP 」として扱う。 各プレイヤーは三つのアルファベットをカードに書き、ディーラーに渡す。 ディーラーがカードを確認して後、どちらかの連続した出目が出るまでダイスを振る。 先に予想した3つの出目が出た方が勝者となる。 例えば、Aの予想が「UDD」、Bの予想が「DUD」、サイコロの出目が「2、4、5、3、1」であった時、3投目から5投目までで「UDD」が成立するため、Aの勝利となる。 魔法のダイスゲーム 第2図書準備室の新賭場開催用のギャンブル。 考案者は早乙女芽亜里。 黒・白・赤の3種類のダイスを用意し、客が好きなダイスを選ぶ。 その後ディーラーが残ったダイスの片方を選択する。 それぞれ振り、出目の大きかった方が勝者となる。 客が勝った場合は賭け金が2倍となり帰ってくるが、ディーラーが勝った場合はディーラーが賭け金を受け取る。 ダイスの出目は、黒が「3・4・8」が2面ずつ、白が「1・5・9」が2面ずつ、赤が「2・6・7」が2面ずつとなっている。 キャンペーン期間のため、1人1日3回まで。 カップリングパーティー 50回もの開催数を誇るギャンブルパーティー。 参加者数は延べ5,000人以上となっている人気イベント、賭け金は100万円。 早乙女芽亜里、花手毬つづら、戸隠雪見、乾千歳と久留米くるみ、男女それぞれ5人で1テーブルを囲み、お互いに一度だけ「意中の相手」を選択する(あくまでゲームとして)。 まず、男性側にその人物からの告白を受け入れるか受けないかをカードに記入する(複数の人物の告白を受け入れるのは不可)。 ディーラーが男性のカードを回収後、女性が誰に告白するかカードに記入したうえで告白を行う。 女性の告白先の男性が告白を受け入れていた場合、カップル成立となる。 これを5人分繰り返し、最後にディーラーから成立したカップルが発表される。 なお、告白先の選択は事前に記入したオーダーシートの番号で管理される。 カップルが成立した場合は、男性側の勝利となり、その男性を選択した女性全員が男性に賭け金を支払う。 カップルが成立しなかった男性は敗北となり、女性に賭け金を支払う。 男性が支払う場合、男性が選択した相手に支払うのか女性が選択した相手から支払われるのかは不明。 なお、これは敗北時のペナルティであるので勝利すれば履行する必要はなく、男性側から権利を放棄することも可能な様子。 告白もカップル成立もあくまでゲームの内容というだけで強制力はない。 なので、カップル成立しようがしまいが納得しなければ直後に開催される延長戦に挑むことも可能(ただし、賭け金は倍となる)。 同好会棟の宝探し 早乙女芽亜里が「善咲会」入会資格を賭けて三春滝咲良と行ったギャンブル。 ディーラーは聚楽幸子。 芽亜里、花手毬つづらと戸隠雪見が三春滝咲良に挑んだ捜索ゲーム、幸子が同好会棟内部のどこかに隠した「宝」を最初に見つけた方が勝利。 各プレイヤーには「宝の地図」と称した紙が配布される。 また、同好会棟の各部屋にも本来の「宝」とは別に、を読み解くためのヒントが入った宝箱が設置されている。 テストバトルゲーム 愛浦心が後に行ったギャンブル、参加者は1年華組のクラス全員。 考案者は愛浦心。 ディーラーの立ち合いの元、1対1のトーナメント方式で行う。 プレイヤーは最初に「出席番号カード」を引いた後、好きな科目を一つ選ぶ。 その出席番号の生徒のテスト結果がそのまま得点となり、より高い得点だった方が勝利。 これを繰り返していき、最後まで勝ち残った1人が最終勝者となる。 参加費は1万円で、最終勝者が合計30万円の賞金を獲得できる。 さらに副賞として、1年華組の学級委員に就任することが義務付けられる。 ダウトポーカー 早乙女芽亜里が賭場再開の際に考案した、との複合ゲーム。 ベット・コール・フォールド・レイズは通常のクローズド・ポーカーと同様。 カードチェンジは1回。 フォールドしなかったプレイヤーは、自らの手札の役を宣言する。 この際、実際の手役とは違う役を宣言してもかまわない。 全員の宣言が終了したら、親から時計回りに「ダウト」をするかどうかの選択に移る。 賭け金と同じ金額を場に支払うことにより、特定のプレイヤーの手札を開示することができる。 全員の「ダウト」の選択が終了したら、勝敗の決定に移る。 「ダウト」されなかったプレイヤーは最初の宣言通りの役となり、手札の開示もする必要はない。 「ダウト」されたプレイヤーは開示した手札の役となる。 ただし、開示した手札の役が宣言と違っていた場合は「役無し」となり、手札にかかわらず敗北となる。 これを比較し、最も良い役だったプレイヤーの勝利となり、場の賭け金をすべて受け取ることができる。 隠された掟ゲーム 嫗ヶ頭姉妹が、早乙女芽亜里・佐渡みくら・下月売奥理に提案したギャンブル。 考案者は嫗ヶ頭姉妹。 各プレイヤーにトランプの1デッキ分を配布する。 親となったプレイヤーは、トランプの出し方のルールが書かれた「掟カード」全50枚から3枚を引き、その中から1枚を選ぶ。 そのカードがこのラウンドでの「掟」となる。 その後、親から順にそれぞれデッキから1枚トランプを選び、場に出す。 親は出されたカードに対して、「掟」と合致していれば「合致(クリア)」、そうでなければ「合致せず(ノンクリア)」を宣言する。 子は「合致」のカードを出したら1点を獲得、「合致せず」の場合は得点は得られず、「掟」の判定からも除外される。 親は「合致」「合致せず」に関わらず、トランプが1枚場に出されるたびに1点を獲得する。 子は手番に関わらず、各プレイヤー1ラウンド中1回だけ「暴露」を宣言できる。 このラウンドの「掟」の内容を宣言し、当たっていれば10点を獲得。 間違ってもペナルティはない。 「暴露」が当たった段階でラウンドは終了、親を交代し次ラウンドに移行する。 ただし、手番が2周した段階で誰も「掟」を当てられなかった場合、親はそのラウンドの得点を没収されたうえで、-10点のペナルティを受ける。 これを10ラウンド行ったうえでの得失点差が最終順位となる。 盗撮 六条恵音留が花手毬と戸隠に提案したギャンブル。 2人1組となり、「撮影者(カメラマン)」と「被写体(モデル)」をそれぞれ担当する。 最初に各チームそれぞれ被写体が移動する「家」に部屋の配置を行う。 各部屋には名前が振られているが、ゲーム上関係があるのはスタート地点となる「玄関」のみである。 ドアの描かれていない壁は通行することができない。 ドアの開閉状況は写真部のブースに設営された実際の「家」にも反映される。 各チームの被写体は自チームの設定した「玄関」からスタート。 被写体は着衣から1回脱衣をする(靴・靴下は両足で1回・装飾品は不可)。 脱衣が出来なかった場合は敗北となる。 その後、被写体はタブレット上でダイスを振り、出た目の数だけ部屋を移動する。 出目は参加者全員に公開される。 もともといた部屋に戻ってくることは不可。 撮影者はその後、相手チームの「家」の中の部屋を1つ指定し、その部屋に置かれたカメラを起動させる。 この部屋の指定は「1〜9」の番号で指定する。 このとき、被写体がいる部屋を指定してしまった場合、盗撮が被写体に気付かれたということで撮影者のいるチームは敗北となる。 その後、「盗撮タイム」としてこれまでに起動したカメラが一斉に撮影を行う。 このとき被写体がすでにカメラ起動済みの部屋にいた場合、盗撮成功で被写体のいるチームは敗北となる。 ここまでを1ターンとし、敗北チームが確定するまで繰り返す。 聴重千金 瑠璃鳥撫子が芽亜里に提案したギャンブル。 自分の手番になったら、1円玉300枚・50円玉300枚の入った箱の中から、好きな枚数の硬貨を取り自分の貯金箱に入れる。 入れるのは相手が「どうぞ」と言ってから10秒以内。 硬貨を入れる音を消すために物音を立てることは禁止。 その後、貯金箱をに乗せる。 貯金箱が天秤に乗せられたタイミングで、両者は「2つの貯金箱に入っている硬貨の合計枚数」を解答することができる(先攻の初回は両者とも解答権はない)。 解答成立後、お互いの貯金箱の中身を確認する。 解答が正解なら賭け金の5倍を相手から受け取り、不正解なら賭け金の1倍を相手に支払う。 5回の往復の後で解答がなかった場合は流れとなる。 リトル・マックス 繚乱祭で文芸部が開いたギャンブル。 考案者はつづらと雪見。 自分の手番になったら、カップの中で6面ダイスを2個振り、自分だけが出目を確認する。 その後カップを次のプレイヤーに回し、出目を宣言する。 このとき、実際に出た出目と違う出目を宣言してもかまわない。 カップが回ってきたプレイヤーは「ダウト」を宣言することができる。 その場合出目を確認し、宣言した出目と違っていたら前のプレイヤーはゲームから脱落する。 ただし、宣言した出目と一致していたら、ダウトしたプレイヤーがゲームから脱落する。 「ダウト」しない場合はダイスを振り直し、カップを次のプレイヤーに回して出目を宣言する。 ただしこのとき宣言するのは前の人が宣言した出目よりも強くなければならない(出目の強さについては後述)。 出目は「リトル・マックス(「2・1」の組み合わせ)」「ペア(ダイスの数字が揃う)」「ブタ(リトル・マックス以外でダイスの数字が揃わない)」の順で強い。 ブタ同士の強弱は高い方の出目で比較する(例えば「4・3」と「5・1」であれば「5・1」の方が強い)。 最後まで脱落しなかったプレイヤーが最終勝者となる。 フルカウント・ブラックジャック 早乙女芽亜里と上下凪が対決したギャンブル。 賭け代は「決起への不参加」と「早乙女芽亜里の身柄」。 考案者は聚楽幸子。 各プレイヤーに「A〜K」のトランプ13枚と、チップを5枚受け取る。 準備段階で、3分間の間に2枚もしくは3枚の役を5組作る(枚数が相手にわからないよう、2枚の役には白紙のカードを1枚つける)。 カードの扱いや役の強さはに準じ、「A」は1か11、「J・Q・K」は10として扱う。 役の強さは「ナチュラルBJ(Aと10〜K)」が最も強く、それ以外はカードの合計が21に近い方が強い。 5つの役を各プレイヤーの任意の順で出し、各ゲームに対してベッティングを行う。 最低ベットは1枚。 どちらかがフォールドした場合、役を開示する必要はない。 5回の勝負を終えたときに多くチップを所持していた方が勝者となる。 限界ダイス 三春滝咲良と伊吹壮太郎が対決したギャンブル。 賭け代は「文芸部から手を引くこと」と「美化委員長の地位」。 考案者は聚楽幸子。 各プレイヤーは、同時にダイスを振る(相手の出目は確認できない)。 出目が「1〜5」の場合は1点を加点する。 「6」が出た場合は、それまでの点数に関係なく得点は0点で確定し、以後得点は増えない。 ただし、相手にプレッシャーを与えるためにダイスを振り続けることは可能。 プレイヤーは好きなタイミングで「ストップ」を宣言することができ、両者が「ストップ」した時点で得点の高い方が勝者となる。 このギャンブルに関しては、ディーラーの幸子とみくらがイカサマを発見した時点でイカサマをしたプレイヤーは敗北というルールが急遽追加された。 『賭ケグルイ妄』のギャンブル ハンド・ナイフ・トリック 生志摩妄が濡羽綾女と鳳那々に提案したギャンブル。 1分間のうちにより多くの回数を突いた方が勝利。 なお、ルール説明時に「コンパスが妄の手に刺さってはならない」という言及はないため、純粋に速さのみがゲームの勝敗を左右することになる。 カード当て 羽々斬直愛が生志摩妄と濡羽綾女に提案したギャンブル。 賭け金は1回最低1億円。 勝利すれば3倍になって帰ってくるが、敗北すればそのまま直愛が受け取る。 受動ロシアンルーレット 寺須美栗霧が生志摩妄と濡羽綾女に提案したギャンブル。 先攻は5弾装填のリボルバー銃の好きな場所に弾丸を1発だけ込める。 後攻は「1〜9」の中から好きな数字を指定し、先攻は指定された数字の数だけリボルバーを回転させる。 その後、自分に向けて拳銃を撃つ。 弾丸が出なかった場合、指定の数だけリボルバーを回転させて再度撃つ。 4回撃って無事だった場合、先攻と後攻を交代する。 弾丸が出た時点で、撃ったプレイヤーは敗北となる。 即席チンチロ 生志摩妄が西洞院百合子に提案したギャンブル。 先攻と後攻に分かれ、それぞれ3個ずつ、計6個のダイスを交互に椀に投げ入れる。 6個投げ終わった時点での出目の合計が大きい方が勝利となる。 ダイスは最低3回転以上させなければならない(それ未満の場合は反則負け)。 また、椀から外れたダイスは無効で、出目は0として扱う。 チキンサークル 生志摩妄が濡羽・羽々斬・および妄の取り巻き3人に提案したギャンブル。 「1〜30」の数字の振られた円形の盤が描かれたシートを用いる。 各プレーヤーは数字を1つ選び、数字の上に自身の指を置く。 目印となるコマを1に配置してゲーム開始。 順番にトランプを1枚ずつ引き、出た数字だけコマを移動させる。 カードを引いたプレイヤーはコマの数字をナイフで刺さなければならない。 その後、コマが止まった数字を除外する。 先に指を放してしまったプレイヤーのいるチームの負け。 自分の数字にコマが止まることが確定してから指を放すのは禁止。 『賭ケグルイ(仮)』のギャンブル お寿司ロシアンルーレット 早乙女芽亜里が蛇喰夢子に提案したギャンブル。 用意された10貫のお寿司を交互に食べていき、先にワサビが大量に入った「ハズレ」を引いた方が負け。 鈴井涼太曰く「テレビでよく見るやつ」。 実際は10貫全てにワサビが入っており、さらにその内の1つはシャリの半分の量のワサビが入っている。 芽亜里曰く「本質はハズレを食べても顔に出さないこと」。 アツアツおでんゲーム 豆生田楓が皇伊月に提案したギャンブル。 交互にアツアツのおでんを食べて先に「熱い」と言った方が負け。 伊月曰く「テレビでやってたのを真似しただけ」。 ウヌーン 夢子が「10人に聞けば10人知っていると答える」と断言するほど有名だというギャンブル(芽亜里と五十嵐清華は知らなかった)。 桃喰綺羅莉によれば昔は「ウニャラヌペッタ」と呼んだらしい。 腕がついた壺のようなものを使う。 それ以外の詳細は不明。 決めポーズだるまさん 夢子が考案したギャンブル。 通常の「だるまさんがころんだ」に、「静止した瞬間のポーズの魅力を競う」という要素を追加したもの。 用語 私立百花王学園(しりつひゃっかおうがくえん) 本作の主要舞台。 創立122年を迎え、上流階級・政財界の子女が数多く通う名門校。 本編開始の約2年前、現生徒会長・桃喰綺羅莉が打ち出した改革により、ギャンブルによる階級制度で校内が支配されている。 全生徒3,000人。 ギャンブル 本編の枢軸。 生徒会によって一元的に管理されている階級制度。 強者は羨望を集め、弱者は「家畜」扱いされるなど、差別的扱いを付ける。 『賭ケグルイ妄』にて、この学園でギャンブルの実力が求められる理由は「多くが政財界の有力者の子女なのだから、勉強・スポーツなど金や権力で誰かにやらせればいい。 や駆け引き、ここぞというときの勝負強さこそが評価される。 」とされている。 ギャンブルによって負った借金は、生徒間のものであるか生徒会に対するものであるかに分けられる。 とりわけ生徒会に対する借金の場合は取り立てが激しいとされ、返済不可能な額と判断されると後述する「人生計画表」というものが送られる。 家畜 「上納金」が下位100位になった場合、生徒会から「非協力傾向生徒」と見なされた時の通称名。 首から下位からの順位が記載されたタグを下げることが義務付けられる。 名前は、男子は「ポチ」、女子は「ミケ」と言われ、学園内で差別的扱いを受ける。 は一切なく、逆らえば生徒会から報復を受ける。 一律100万円の「特別上納金」を生徒会に納めることで「家畜」を解除することができる。

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