そして、気付けば6月。 今年の梅雨はどのくらいの雨量で、また、どれくらいの期間続くのだろうか? 株式会社ウェザーニューズではこのほど、2020年の「梅雨入り・梅雨明け見解」を発表。 それによると、西・東日本の梅雨入りは平年より遅く、今年の梅雨は短めの予想であることなどがわかった。 2020年「梅雨入り・梅雨明け見解」~梅雨入りは平年より遅い地方が多く、平年より短い梅雨に~ 今年は5月10日に奄美で、11日に沖縄で梅雨入りが発表された。 奄美では昨年より4日早いものの平年並、沖縄では昨年より5日早く、平年より2日遅い梅雨入りとなった。 九州から東北の梅雨入りは平年より遅くなる地方が多い予想。 そのため、九州と四国の梅雨入りは平年よりも一週間程度遅くなる可能性がある。 一方、梅雨明けは全国的に昨年より早く、平年並になりそうだ。 昨年、最も遅い梅雨明けとなった沖縄でも、今年は平年並の 6月下旬に梅雨明けする見込み。 梅雨期間は東北北部と沖縄、奄美を除いた多くの地方で平年より4日以上短くなる予想。 東北北部と沖縄、奄美では平年並の期間となる見込みだ。 梅雨期間の傾向 日本の天候に関係する熱帯の対流活動に注目すると、6月はインド洋の赤道付近で対流活動が活発になるのに対して、フィリピン付近では不活発となる傾向。 この影響で、日本付近では太平洋高気圧の強まる位置が平年より南に偏り、梅雨前線の北上がやや遅くなる(図2)。 6月の天気図イメージ 7月にかけてフィリピンの東海上で対流活動が活発になり、太平洋高気圧が本州付近への張り出しを強めるため、太平洋高気圧に押し上げられて梅雨前線が北上する(図3)。 7月の天気図イメージ 沖縄では6月下旬に梅雨明けし本格的な夏が到来する一方で、前線が停滞しやすくなる九州から東北では、7月中旬にかけて大雨に警戒が必要だ。 西日本や東日本は6月下旬から、7月中旬に雨のピーク、太平洋側を中心に大雨災害に警戒 今年の梅雨期間の雨量は、東北、北陸で平年並となるものの、その他の地方では平年並か多い予想(図4)。 梅雨の雨量傾向 6月は梅雨前線を押し上げる太平洋高気圧の北への張り出しが平年より弱く、前線は南西諸島付近に停滞する。 このため、沖縄や奄美では6月前半を中心に暖かく湿った空気が流れ込みやすく、前線の活動が活発化する日があり、5月末から6月中旬にかけて大雨や豪雨に警戒が必要だ。 また、九州南部でも梅雨入り早々大雨となる恐れがある。 今のうちに、河川の増水や家屋への浸水、土砂災害などに対する備えをしっかり行ってほしい。 7月は太平洋高気圧が北への張り出しを強め、梅雨前線が本州付近に停滞。 九州、四国、近畿、東海、関東甲信は梅雨明けする7月中旬にかけて強雨や大雨の危険性が高まる。 北陸や東北でも中旬にかけて曇りや雨の日が多く、梅雨末期の大雨に注意が必要だ。 予測が大きく変わる可能性もあるので、最新見解は、スマホアプリ「ウェザーニュース」または、ウェザーニュースウェブサイト「梅雨情報」()にてご確認いただきたい。 出典元:株式会社ウェザーニューズ 構成/こじへい.
次の住吉自然公園 アクセス:JR三角線住吉駅から車で約15分。 熊本県宇土市にある 住吉自然公園も紫陽花の名所として有名で、紫陽花は市の花にも制定されているということで広く知られています。 毎年6月中旬頃には 「紫陽花マンドリンコンサート」が開催され、多くの方が楽しみにしていらっしゃる日となっています。 公園の外周に2,000株ほどの紫陽花が並び、 見頃となる6月中旬頃は紫陽花マンドリンコンサートの開催もあり、たくさんの観光客が訪れる場所となっています。 外周にあるのでどこからでも見やすいことも、自然と人が集まるポイントだと思います! とはいえもし紫陽花マンドリンコンサートに合わせようと思っている場合は、 少し混雑にも気をつけたほうが良さそうですね。 住吉自然公園の紫陽花も種類が多く、見ているだけでも色とりどりの紫陽花が楽しめますよ! 熊本県観光物産課サイト: 日本観光振興協会サイト: 紫陽花と梅雨の関係は?九州の梅雨入り・梅雨明け予想2020! 紫陽花はバラ目アジサイ科アジサイ属の花で、ご存知の通り梅雨の季節……6月頃に見頃を迎える 「梅雨時の花」として有名です。 同じ種類の紫陽花でも色が変わることもあり、これは 咲く季節や土壌によって変わるのです。 仕組みは解明されているので、販売用の紫陽花は土壌を調整してきれいに仕上げ、販売されていたりもしますね。 紫陽花は「雨に咲く花」と言われるくらい雨、6月、そして梅雨どきに咲く花です。 また梅雨時と言えば「カタツムリ」ですが、 実はカタツムリは雨が降ると外に出てくるだけで、普段は葉の裏や土壌などに隠れているんです。 基本的に寿命は一年ですが、もし冬を過ごす場合は枯れ葉やブロックの裏で冬眠する習性もあり、一年中いる生き物です。 梅雨といえば紫陽花、そしてカタツムリとセットになっているイメージがありますが、実はこのようになっていたのですね! ちなみに 2020年の九州地方の梅雨入り・梅雨明けの時期ですが…… 平年では、 九州北部の梅雨入りは、6月5日頃、梅雨明けは7月19日頃 九州南部の梅雨入りは、5月31日頃、梅雨明けは7月14日頃 となっています。 まとめ 梅雨は雨対策も必要なので本当に気分が滅入るときもありますが、 紫陽花のようなきれいで華やかな花が見れる季節と思うと元気をもらえる気分にもなります。 紫陽花は雨の中見ると本当にきれいですので、雨が降ったら逆に名所へ行ってゆっくり見るのも良いですね! 紫陽花の季節が終われば、いよいよ本格的な夏もやってきます。 その前に、ちょっとゆっくり紫陽花の名所でゆっくり過ごしてみませんか!.
次の気がつけばも過ぎ、盛夏がもう目前に迫ってきています。 以前、梅雨入り予想をしましたが、せっかくなので梅雨明け予想もやってみましょう。 の1ヶ月予報などを元に検討していきます。 平年の梅雨明け日はいつ? まず最初に、平年の梅雨明け日を確認しておきましょう。 出典:「 」 7月3日の現時点では、沖縄のみ梅雨明けが発表されています。 九州北部〜関東では、おおよそ7月前後が平年の梅雨明け日となります。 ちょうど海の日前後ということですね。 カの数値予報(GFS)による計算をチェックしておきましょう。 出展: この期間は、 梅雨前線が引き続き西〜東日本付近をうろうろしそう。 太平洋高気圧は日本の南に張り出し、日本付近は高気圧の縁辺を回る暖かく湿った空気の影響を受けやすい状態が続きます。 ECMWFによる7月2〜10日までの合計降水量の予測は以下の通り。 出展: 西〜東日本(特に九州)の南西斜面を中心に、梅雨末期の災害級の大雨に警戒が必要です。 この期間、平年よりも降水量が多くなる見込み。 引き続き日照時間も全国的に少なくなりそう。 の季節予報で気温の傾向を確認しておきましょう。 出展:(季節予報) 大雨の影響をもろに受ける地域では顕著な高温傾向はありませんが、高気圧の縁辺を回って南から流れ込んでくる暖かく湿った空気の影響を受け、 を中心に平年よりも気温が高くなる見込みです。 カの数値予報()による計算をチェックしておきましょう。 出展: 1週目と打って変わって、 2週目は梅雨前線が北上し、西日本を中心に太平洋高気圧に覆われる ようになります。 もしそうなると、 平年よりも早い梅雨明け です。 (東北南部まで梅雨明けにするかが微妙なラインですが、東北南部もこのタイミングで梅雨明けさせる気がします。 ) 一方、 梅雨前線が停滞するでは、平年よりも多い降水量となる 見込みで、大雨にも注意が必要です。 一気に真夏がやってくる感じになるでしょうね。 出展:(季節予報) の2週間予報をみるとこんな感じ。 西日本も10日頃を境に、2週目は高温が予想されています。 出展:(2週間気温予報) 急に蒸し暑くなるので、畑作業などでのには要警戒です。 35度を超えるのエリアも一気に増えてくるでしょう。 カの数値予報()による計算をチェックしておきましょう。 出展: 太平洋高気圧が日本付近に張り出します。 東北北部の梅雨明けも3週目の初め頃には発表されるのではないでしょうか。 東北北部の梅雨明けの平年値は7月31日ですので、もしそうなるとこれまた平年よりもかなり早い梅雨明けです。 また、この頃から、フィリピンの東で台風が発生しやすくなりそう。 太平洋高気圧が日本にしっかり張り出している状態では、なかなか本州付近には上陸しにくくなりますが、 そろそろ台風の動向にも気をつける必要が出てきそう ですね。 の1ヶ月予報の気温予報をみても、 引き続き全国的に高温傾向で あることがわかります。 出展:(季節予報) なお、この先1ヶ月を通した降水量と日照時間の予測はこちら。 出展:(季節予報) 西日本が平年よりも降水量が多い予測となっているのは、主に1週目の雨量が多いことが反映されているのでしょう。 西日本は2週目以降は晴れる日が多くなるとみられています。 2週目は中心に前線が停滞するため、は平年よりも降水量が多く、日照時間も平年より少なくなるとみられています。 いわゆる 梅雨末期の災害級の大雨に要警戒(特に九州)。 大雨が続くエリアは気温の上昇も鈍いですが、少しでも晴れ間が出ると気温がぐんぐん上がり平年以上の暑さとなるので注意です。 梅雨明け後は、35度以上ののエリアも増えるでしょう。 に要警戒です。 なお、この頃になると、 台風の動向にも注意が必要になってきそうです。
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