起きていること時系列 とりあえず、を見れば、大枠では掴めます。 時系列で並べて見ると、次のようになります。 」と言う事です。 (GCが付いたら倒産する、ということは必ずしも無いのですが、倒産した上場企業はほぼ100%GCが付いています。 ) これ、どういう状況か?というと、ようは 標準的な企業再生のプロセスです。 リストラも開始されるようですしね。 (下でもうちょっと詳しく書きます。 ㈱ペッパーフードサービスは、 売却後も継続して㈱JPに関与して、売上目標の達成を目指すのでしょう。 (売上目標達成により、売却額が増加する契約のようです。 ) ようは、売上規模が小さく、わかりやすく利益がでている ㈱JP(ペッパーランチ事業)を分社化して売却、 その売却収入で、最大の事業規模を持つ いきなり!ステーキ事業を再生させよう、という計画なわけです。 (なお、売却代金85億円の使途は公開されていません。 村上氏への返済に充てるのか、どうかが不明です。 ) (㈱JPの分離は、いわゆる「第二会社法式」ですね。 ただ、 本体としては「いきなり!ステーキ事業」を再生させる気満々のようです。 ) ついでに、上述の通り、ペッパーランチ事業にも継続関与し、アーンアウト条項の達成にも動いていくのでしょう。 (ハードワークですねぇ。 ) (ただ、アーンアウト条項が売上高達成目標となっており、一方、店舗クローズも実行するとのことで、どういう契約にになっているのかは不明です。 おそらく、シンプルに撤退計画まで含めた事業計画を出し、それベースに進行しているのでしょう。 撤退のリリースが同時にされているのもその証左。 ) なお、ペッパーランチ事業ではなく、いきなり!ステーキ事業を売却すれば良いのでは?という意見・考えもあると思います。 これは仮に実行しても厳しいと考えられます。 というのも状況が悪化した3月頃で時価総額が100億円程で、今回のペッパーランチ事業の売却額が85億円(Max102億円)ですので、㈱ペッパーフードサービスのバリュエーションは、ペッパーランチ事業でほぼ構成されていた、という状況だからです。 いきなり!ステーキ事業を売却しても、二束三文にしかならないはずで、精々が止血対応程度の効果しかありません。 既存の借入や村上氏からの借入への返済に充当できるだけの資金は確保できないので、詰んでしまいます。 支援をしている村上氏のメリット 村上氏ですが、PE(プライベートエクイティ)としての動き方をしています。 貸付の担保は株式、と噂されていましたが、おそらくそんな話ではなく、営業債権(売掛金や未収入金)が担保になっていると思われます。 (2019年12月31日時点の売掛金と未収入金の残高合計が約38億円で、コロナ影響を含めて絞んでいるであろうことを含めると、おそらく貸付額20億円とちょうどヒットするはずです。 ) ここまでの情報が開示されれば明らかで、村上氏、もっと言うとエスフーズ㈱にとっては、メリットが強い状況です。 営業債権(担保)による回収目途がある• ㈱JPの売却収入による回収目途がある• よしんば「いきなり!ステーキ事業」が再生したのならば、自社製品の販売先の安定化が図れる• デッドエクイティスワップによる支配力強化のオプションも残されている 立場の弱い㈱ペッパーフードサービスに対して、どう転がっても損が出にくい支援をしている、と考えれば色々と話がつながります。 (PEですからね。 ) ちな、デッドエクイティスワップとは、借入金を資本金に振り替える手法です。 返済義務(村上氏にとっては権利)が無くなる代わりに、株式による支配の強化につながります。 別にエスフーズ㈱にとっては、欲しい事業では無いでしょうから、ここは望まないと思いますけどね。 いきなり!ステーキ事業に再生の可能性はあるのか? じゃあ、いきなり!ステーキ事業に再生の可能性はあるのでしょうか? ネットの反応は散々です。 ただ、冷静に見てみると、「いきなり!ステーキ事業」のセグメント利益は、一応19億円出ているんですよ。 (利益率は約3%) ㈱ペッパーフードサービス 2019年12月31日決算説明会資料より 諸々の騒動、コロナ影響によるダメージは大きいでしょうが、 不採算店の一斉クローズによる収益力強化、本部組織の縮小対応によって、利益を出せる状況に戻せる可能性があります。 (FY20の1Q決算が出ていないので、何ともなのですが。 最新の決算資料である有価証券報告書を見たい方はに、決算説明会はに飛んでください。 ) 飲食店の再生の基本は、不採算店の撤退です。 (この撤退にもお金がかかるのが難しくしているポイント。 スケルトン対応や定借の場合の家賃負担とか。 ) これらをペッパーランチ事業を売却した資金で実行した上で、QSCや、顧客が望む価格帯(バリュー感)への回帰といったCS面を対応すれば、まあまあ見えてくるものがあるように思えます。 ㈱ペッパーフードサービスは、過去のいわゆる「心斎橋事件」から這い上がってきた実績がある点も指摘できます。 「やっぱりステーキ」のような、競合が出ているのは話題になっていますが、「既に出店している」という強みもあります。 スピーディーに縮小化と再生を行えば、骨太な経営体質を一定程度取り戻せるはずで、まだまだ戦えるだけの余地が残っていると考えられます。 (そうじゃなきゃ、 PEとしての村上氏もお金を出さないはずなので。 ) まあ、何を語ろうが、ルビコン川は既に渡ってしまっているので(賽は投げられた!)、その奮闘ぶりを一ビジネスパーソンとして見守りましょう。
次のContents• 現在のポディション 確か(いきなりステーキ)は2度の売買で250万程は抜いた記憶があります。 一度良い思いをした会社って、勝手に相性がいいのかなって再投資したくなっちゃうんですね。 150万(1000株)まで大幅に下げられていたので、 「そろそろ一気にダウンサイジングなり経営方針をガラッと変えてくれるかな?」「出店数の強みを生かして客にとってコスパのいい商品を提供してくれるかな?」 っと淡い期待を込めて150万(1000株)を再投資。 ところがこの会社、この辺りからおかしな事になってきます😰 みなさんご存知の・・・ ここまでダメな社長だったの!? 元々、自社のCMに社長自ら出演して 「おいしい!」何て自画自賛してる時点でヤバイ社長だって気づけばよかったんですが後の祭りです。 いきなりステーキ店舗前には、恥ずかしげもなく社長自らの写真をデカデカと貼り付け・・ 出たがり社長は、その後次々とメディアへの露出が増え、自らドツボにハマっていく事になります。 お客様のご来店が減少しております。 このままではお近くの店を閉める事になってしまいます もう近年稀に見るダメ社長っぷりです。 店が危機的な状況の責任は、自社にある訳ではなく、消費者(客)にあると言ってる様なものです。 客商売で、どうしたらここまで横柄な物言いができるのか?また、こういったワンマン社長の発言を、幹部連中が誰も止める事が出来ない会社は非常に危険な状態にあると言えます。 少し話がそれるんですけどね、ちょっと前だとの社長も、出たがり屋さんで結局余計な事言って、消費者に喧嘩売って最後は破産。 のさんだって目立ちたがり屋で、メディアにバンバン出演して余計な事を口にしだすと一気にzozoの客離れが起こり、投資家だって資金を引き上げちゃうでしょ。 (まぁ前澤さんの場合は高値で会社売り抜けたから結果オーライだろうけど) やっぱり一部の客は、偉そうな社長が想像できちゃうと・・・ ・・・ どうなんでしょうか? パッと見ただけでかなり悪質な計画倒産の香りがしてきます。 つまりこうゆう事なんでしょ? まず2年連続大赤字のペッパーフードサービスは、コロナ禍と、くにお禍でニッチもさっちもいかなくなって倒産寸前。 借金を貸してる銀行やエスフーズは、なんとしても資金を回収したいが、このままでは確実に貸し倒れは避けられない。 そんな折、銀行家か誰かの入れ知恵によって黒字事業の「ペッパーランチ」に目をつけた。 まず90億近い価値があるというペッパーランチを売却という形で切り離して、新会社JPを設立移管。 新会社の株を担保にすれば、銀行やエスフーズに借金は返せる。 MSワンラント行使権でペッパーにもお金が入ってくる。 もちろん日興は空売りでウハウハ。 最後に現在のペッパーの幹部を新会社にスライドさせて、大株主をエスフーズ社長と、くにおに据える。 世間が忘れた頃に、くにおが社長に返り咲いて無事、計画倒産から復帰までの絵を描くと・・・ じゃあ一体誰が損する事になるかと言えば、現在のペッパーの一般社員と債権者と株主という事だろう。 未だに四半期決算の予定すら出さないのは上場企業でペッパーだけじゃないですかね。 エスフーズの返済日が7月末日だったから、そこで倒産かな・・.
次のContents• いきなりステーキが大量閉店へ!倒産の危機? ステーキ専門店「いきなり!ステーキ」が、年末年始にかけて多くの店を畳むと発表し、客らからは驚きの声が出ている。 いきなり!ステーキを運営するペッパーフードサービス(東京都墨田区)は、2019年12 月期第3四半期で16億8500万円の特別損失を計上している。 急すぎた店舗拡大によりカニバリゼーション(自社競合)が起き、約500店あるいきなり!ステーキのうち44店を閉店する。 19年度に新規で210店を展開する予定だったが、115店への縮小も余儀なくされた。 看板を下ろす店舗は明かされていなかったが、12月下旬に入って、対象店の公式サイトで続々と伝えられた。 12月23日現在までに、全国26店舗が年末年始に店じまいすると発表されている。 19年4月にオープンしたばかりの「浜松三島店」や、満を持して投入した牡蠣を売りにする「虎ノ門店」「銀座六丁目店」も対象だ。 SNS上では「行くなら今のうち」との声が目立ち、一時期は100店あったものの現在は7店にまで落ち込んだ牛丼チェーン「東京チカラめし」を思い出す人も。 また、独自の電子マネー「肉マネーチャージ」の残高消化に向けた動きも加速しているようだ。 出典:ヤフーニュース.
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