コンブチャクレンズを飲むと、下痢になったりする人がいるそうです。 「え、下痢なるならばコンブチャクレンズ飲むの止めようかな」と思う人もいらっしゃるかもしれません。 確かに下痢になったら辛そうですが、 じつはこの下痢、 意外と悪いものではない可能性が大半でもあったりします。 コンブチャクレンズを飲んで下痢が起きた場合、、きちんと体が良い反応をしている場合があるのです。 ここでは、コンブチャクレンズを飲んで下痢になってしまうのが、なぜ悪いことではないかをご紹介します。 fa-external-link スポンサーリンク コンブチャクレンズを飲むと本来は下痢になることは少ない コンブチャクレンズを飲んで 全ての人が下痢になるというわけではなかったりします。 でもコンブチャクレンズを飲むと、下痢とかあったら嫌だなと思いますよね。 コンブチャクレンズはもともと、含まれている栄養分から強力な排出が期待とされているというドリンクです。 コンブチャクレンズには豊富な酵素と、腸内の善玉菌を増やすのに良いとされている乳酸菌などの菌類が豊富に含まれています。 ただ書くことではないかもしれませんが、 『恐ろしいほどの量の飲みすぎ』は明らかに下痢になる可能性は高くなります。 いくらダイエットをしたいとしても、使用上の量を取ると流れてしまいます。 そのためいくら多く飲んでも栄養素が流れてしまうため、下痢になってしまうことがまれにあります。 そもそもダイエットドリンクなどを多く飲むことは、ダイエットに繋がるというわけではありません。 量を守ることは正しいダイエットにもつながります。 では飲みすぎ以外に下痢は何が関連していくのか、飲みすぎ以外にもいくつかあります。 詳しくご説明していきます。 コンブチャクレンズで下痢は酵素などが関連している場合 コンブチャクレンズには野菜などの酵素や、発酵菌など体に良いものが含まれています。 酵素など腸内に良い菌が豊富に含まれると、消化や代謝が活発になるとされています。 消化や代謝が良くなることで、栄養素や脂肪が燃焼しやすくなります。 すると腸内が刺激されることで、 体にある老廃物や毒素の排出が活発になってきます。 そのため腸内が刺激されることで便が緩くなったりして、外に老廃物や毒素が排出されるため下痢のような症状が起きてしまう場合があります。 ですがこれは毒や老廃物を外に排出する『デトックス』的なものになっているので、 体にいらないものはどんどん排出した方が良いものとなっています。 そのため下痢っぽくなる可能性があるというわけです。 逆に便秘ぎみの人は、便が緩くなるなど排出が期待できます。 コンブチャクレンズの下痢は身体に良い反応の場合 コンブチャクレンズを飲んで下痢っぽくなる人は、体に毒素や老廃物がたくさん溜まっている場合、比較的なりやすくなります。 例えば、お通じがいまいちだったり、太っていたりする方は当てはまりやすいです。 これは上記のことも関連するのですが、それとは別に一時的に下痢のような、副作用的症状が起きてしまう場合があります。 このことを「 好転反応」といいます。 好転反応は言葉の通りで、「 好ましい方向に転ずる」という反応です。 体に悪いものが溜まっていたため、一時的に悪い反応が起きてしまうことです。 好転反応では下痢の他に、 ・ニキビ ・吹き出物 ・眠気 ・だるい ・発汗 ・便秘 など人によってそれぞれです。 わりと弱い部分に出やすい感じです。 好転反応がいまいちわからないという場合は、例えば運動を久々にしたとき筋肉痛が起きますよね。 でも筋肉痛が治ると普通になりますよね。 あんな感じで、体に良いことをしたり良いものを入れると、一時的に何かしらの好転的な反応がでる場合があるというわけです。 下痢とは逆で便秘にもなったりする人もいますが、しばらくするとスッキリしたりします。 これはコンブチャクレンズに限ったことではなく、酵素ドリンクやサプリメント、スムージー、青汁などでもまれにでます。 早い人であれば1日、長い人だと1週間以上下痢などの好転反応が出てしまう場合があります。 好転反応は一見割るそうですが、目に見えやすい、良い反応でもあったりします。 fa-external-link モデルや芸能人も飲んでいるコンブチャクレンズはこちら>>> 好転反応は誰でも起きる? 断食で起きやすいかも? コンブチャクレンズを飲んで好転反応が出ない人は、わりと 健康体の人です。 体系とか体質とかあまり関係なくです。 そいういう人は、コンブチャクレンズを飲んでも好転反応はでにくいかと思います。 けれど 普通にコンブチャクレンズを飲む分には、おそらく好転反応はないのに近いと思います。 飲んだだけでは下痢などが起こる可能性は少ないのが多いです。 通常にコンブチャなどを飲んでも特に下痢症状はないかもしれません。 ただ例外があって、『 1日断食』などをして、胃袋をほぼ空っぽにした状態でなる場合だとあるかもしれません。 コンブチャなどを飲んでいると断食でも下痢のケースは少ないですが、断食というものは、胃や体から毒や排出物など不要なものを外に出します。 そのために、毒を排出するうえで好転反応として下痢が起こる場合があります。 好転反応は上記でも書きましたが、下痢意外にも、腹痛、頭痛などが起きやすいです。 この状態は断食しているから起きるもので、 『私の身体はこんなに毒や老廃物が溜まっていたのか」を思えば、少し経てば楽になるので我慢も必要な場合もあります。 ただ出ない人もいるので、ことあたりは体質によって個人差があるということになります。 この場合は身体に毒素が少なかったのかもしれません。 ちなみに私事ですが、コンブチャクレンズでダイエットしたときは頭痛っぽいのが好転反応としてでました。 でも山があり、そのあと過ぎたら大丈夫でした。 もし下痢などが出た場合も一時的なものなので、コンブチャクレンズは飲み続けて大丈夫とされてます。 下痢の好転反応が出た人は、しばらくしたらすっきりしたという人が多いようです。 また、なんらかしらの良い反応が出る人も多いみたいですし、胃の中などがすっきりするので、食べ過ぎなければダイエットにも良い繋がりになるでしょう。 コンブチャクレンズで下痢だったり好転反応が出たよという口コミは今のところ見ていないので、 過度な断食をしなければ、そこまで下痢になることはほぼないに近いかもしれません。 コンブチャクレンズで1日断食する方は少ないと思います。 逆に1食分置き換えをダイエットとしてする方も多いと思いますが、なかなか起きないとは思います。 もしコンブチャクレンズで断食して好転反応が怖い場合は、食べ過ぎず小食であれば好転反応はそこまででないかと思います。 個人差もあります。 ちなみにコンブチャクレンズを飲む場合は、公式サイトの物が一番安心ができます。 楽天やアマゾンなどの物は、 公式サイトを通していない物が多いので賞味期限など鮮度がイマイチわかっていません。 賞味期限や製造日など古い場合も多く、楽天やアマゾンで売られている物は中古で買い取っている場合も含まれています。 こういうわけわからないところから買うコンブチャクレンズは、もしかしたら古くなっている場合も考えられます。 安心して飲むならば、安全面や鮮度の良いものを飲むようにしてみましょう! 好転反応がイマイチな場合 コンブチャクレンズを飲んで下痢になって、 1週間以上続くのであれば、コンブチャクレンズ以前に体に何かの反応がある可能性があります。 ただ好転反応は毒が溜まっていると強い場合が多く、 特に冷え性などは強い可能性があります。 また断食をしていないのに下痢になったりする場合は、コンブチャクレンズ以外の原因ではない可能性があるからです。 この場合はすぐに飲むのを止めて、病院に行って医師の診断に従ってみましょう。 断食や置き換えダイエットだと好転反応が出やすい 好転反応は断食・置き換えダイエットに出やすいとされています。 上記でも書きましたが、断食は胃などをからっぽにさせ、臓器を休ませるので消化器官もお休みして、その分毒などが排出されるのでスッキリします。 また、空腹な身体になることで、 酵素や体に良い菌が空腹なので食べ物が消化されず残るので、食べ過ぎ防止などに繋がります。 小食になり、脂肪燃焼するものも少なく成れば必然とシュッとしたスマートな体にも期待できます。 食事制限をしていて小食であれば、酵素などは使われるのでそこまで好転反応が強くは出ない場合があります。 そのため好転反応が出ても辛くない限りはコンブチャクレンズをいつも通りに飲んでみてみましょう。 辛い場合は、いったんコンブチャクレンズをお休みするか、断食の回数を少なくするかにしてみて下さい。 ただし気を付けてほしいのが、 あくまでも小食でもバランスの良い食事をすることです。 断食でなくサラダだけ、ところてんだけなど偏った断食やダイエットでは体のバランスも崩れ、太る原因になりますので、断食が無理なのであれば、コンブチャクレンズ+いつもの食事量腹6分目ぐらいが良いです。 断食の場合に出やすいのが、 下痢よりも便秘になりやすい人もいます。 下痢と違って便が排出しないのは辛いケースが多いようです。 断食中の便秘の好転反応は、1週間するとスルッと出るようになることが多いようです。 もし辛いのであれば、水を飲んだりして便を緩くしてみましょう。 fa-external-link コンブチャクレンズを飲むと下痢になる? まとめ コンブチャクレンズやコンブチャ系のを飲んでも、口コミを見る限りでは下痢になる人はそこまで多くはないです。 ただ飲みすぎは明らかに下痢の原因にもなるので、使用容量は守りましょう。 一見「下痢』と聞くと驚いてしまいますが、断食による毒や老廃物を排出となっているので、痛くない限りは続けてみると良いとされています。 経験上好転反応は1回出て1度慣れてしまえば、あとは大概は出にくいです。 ぜひ、コンブチャクレンズを飲んで綺麗な体作りを目指してくださいね。 fa-external-link 関連記事 ・ ・ ・.
次のContents• 下痢が起きるメカニズム 下痢体質で太らない原因とは、どういったメカニズムなのでしょうか。 便通の簡単な仕組みについてお話ししましょう。 まず、小腸で吸収されずに残った飲食物が大腸へ運ばれたときに、飲食物の水分吸収が行われ、徐々に飲食物が硬くなって便がつくられます。 このとき、大腸は、1. 5mと非常に長いため、飲食物を大腸の最終部分(肛門ちかく)の直腸にスムーズに運んでやるために、大腸の粘膜から水分分泌が行われているのです。 また、便を運ぶためには、腸でのぜん動運動も欠かせません。 下痢は、腸でのぜん動運動に支障が生じたりすることで、大腸での水分吸収と水分分泌のバランスが崩れることが原因。 具体的には、次のような状態に陥ってしまうのです。 icon-checkもうガリガリなんて 嫌だ…!健康的な体づくりをしたい人のための 太る最強サプリとは? どうしても太りたい人は、超人気の太る専用サプリ『 プルエル』を絶対に活用すべきです。 さらに、胃腸の働きの土台となる「アミノ酸」や、胃腸の調子を整える「和漢成分」が、太りやすいカラダにしてくれます。 他にも、国産かつ無添加なので、安全性が高いことが魅力。 錠剤タイプで、 1日3錠飲むだけで太れるので、手軽で続けやすいのもメリットですね。 『プルエル』に含まれる7種の消化酵素は、カラダの消化吸収力をアップし、太りやすい体質づくりに効果大。 こちらも、 定期購入後もいつでもすぐに休止・解約できますよ。 なお、『プルエル』の 公式サイトからだと毎回20〜25%OFFで購入できるので、下記で確認してみてください。 というのも、太れない根本原因である 「消化吸収力の弱さ」を、サプリが簡単に補ってくれるから。 下痢で太れない3大原因 下痢体質で太らない体質の人は、下記の3つの原因で太れない場合が多いです。 ・消化不良(食べ過ぎ、脂質過多、乳糖不耐症) ・過敏性腸症候群 ・お腹の冷え 消化不良(食べ過ぎ、脂質過多、乳糖不耐性) 下痢体質で太れない原因の1つ目は、消化不良。 食べ過ぎ 消化不良による下痢で太れない状態が、食べ過ぎが原因であることがあります。 消化不良になった飲食物や、そこから発生するガスが腸の粘膜を刺激すると、腸が異常収縮し、それによって下痢が発生します。 腸の機能も低下しがちなので、少しでも食べ過ぎると腸が敏感に働いて下痢となり、太れないのです。 関連記事: 脂質過多 消化不良による下痢で太れない状態が、脂質過多により引き起こされていることも。 脂っこい食事は、腹持ちがいいとは言いますが、これは 脂質がそもそも消化・吸収に時間がかかる栄養素だから。 脂質の消化は、実は口や胃で行わず、胃を通って十二指腸に通ってからやっとはじまります。 しかも、十二指腸から小腸に届くて吸収のプロセスに入ってからも、 他の糖質やタンパク質などに比べても吸収に時間がかかるのです。 特に太れない人は、胃腸が弱く、消化・吸収力が弱い場合が多いため、脂質を多く含む食べ物は負担となるんですね。 脂質が過多になると、消化・吸収しきれなかった脂肪分が、腸を刺激してしまい、腸のぜん動運動が活発化して、下痢を引き起こしてしまうのです。 乳糖不耐症 消化不良による下痢で太れない状態が、乳糖不耐症が原因のこともあります。 乳糖不耐症の方は、乳糖を摂取すると、下痢になってしまう場合があります。 乳糖とは、牛乳などの乳製品に主に含まれている糖質で、 牛乳に含まれる糖質の99. 8%が乳糖。 「乳糖不耐症」の人は、主に牛乳に含まれる乳糖が分解・消化されないことで、乳糖が小腸に蓄積されて、お腹がゴロゴロして、下痢が引き起こされます。 他にも、冷たいものや辛いものを飲み食いし過ぎても、腸を刺激して、下痢となる可能性があるので、下痢持ちの方は注意してください。 参考: 過敏性腸症候群 下痢体質で太れない原因の2つ目は、過敏性腸症候群。 過敏性腸症候群では、小腸を含めて腸全体の腸のぜん動運動に機能異常が起こることで、慢性的に下痢のほか、腹痛・便秘などを引き起こすことになる疾患。 過敏性腸症候群では、長期間にわたって、下痢が続いて一時的に治まり、さらにその後再発することも。 過敏性腸症候群では、下痢型、便秘型、下痢を便秘を交互に繰り返す型の3種類があり、下痢や便秘を繰り返すため、精神的にも肉体的にも辛い日々が続くことになりかねません。 過敏性腸症候群となって下痢になる原因の一つとしては、緊張や不安などのストレスによって自律神経(交感神経と副交感神経)のバランスが崩れるため。 (下の記事参照) 参考: 過敏性腸症候群では、腸のぜん動運動の異常によるものなので、小腸の吸収力に支障は生じないと言えます。 しかし、過敏性腸症候群だと下痢になりやすいため、食事を制限せざるを得ず、太れないのです。 関連記事: お腹の冷え 下痢体質で太れない原因の3つ目は、お腹の冷え。 お腹を冷やると、腸をコントロールしている自律神経のバランスが乱れ、腸が異常収縮してしまい、下痢になるのです。 何度も繰り返しになりますが、下痢体質で太らない人は、腸が刺激でバランスを崩しやすくなっており、お腹を冷やすと腸が敏感に反応し、腸の運動に支障が生じて、下痢を招くのです。 ですから、 冷たいものを食べ過ぎたり、体を冷やす食べ物を食べたりすると、腸を刺激して、下痢になりやすいでしょう。 体を冷やすものと温めるものについては、「 」で詳しくご紹介しているので、参考にしてみてください。 温かいものも同時に食べるのも一つの方法ですし、寝る時はお腹を冷やさないように工夫したり、夏場に冷房の設定温度を低くしすぎにないようにするなどの対策を心がけましょう。 というのも、太れない根本原因である 「消化吸収力の弱さ」を、サプリが簡単に補ってくれるから。 まとめ 下痢体質で太らない方が、下痢で太れない原因(消化不良等)を解説。 下痢が生じるのは、腸での便の水分吸収と水分分泌のバランスが崩れていることで、便の水分が多くなってしまうから。 下痢で太れない人は、腸が弱いことが多く、食べたものに対して腸が敏感に働き、腸の運動に異常をきたすしてしまう。 下痢が慢性的に続くと、腸での吸収力が低下するため太れない。 下痢で太れない3大原因は、次の通り。 消化不良(食べ過ぎ、脂質過多、乳糖不耐症)• 過敏性超症候群• お腹の冷え こうした下痢の3大原因の対策は、「 」で詳しく解説しているので、じっくり読んで役立ててみてください。
次の腹痛のタイプ別、下痢に効く乳酸菌!下痢しやすい人必見です 下痢は不快なものです。 特に腹痛を伴う下痢は大変嫌なものですね。 乳酸菌にはこの下痢を抑える力があるのでしょうか。 結論から言うと乳酸菌は下痢を抑える力を持っています。 しかし、摂り方を誤ると効き目が期待できないだけでなく、かえって症状を悪化させてしまうことがあります。 ですので、適切なタイミングで適切な乳酸菌発酵食品を摂るようにしましょう。 注意!突然起こる急性の下痢ではヨーグルトを食べない方がいいかも 下痢と言った時に一番に思い浮かぶのが、悪いものを食べてしまって食中毒を起こし、激しい腹痛とともに水のような下痢をすると言う最も激しい症状を見せるものです。 一方、何となくいつも便がゆるいけれど、体重が減るでもなし、お腹が痛くなるわけでもない…と言う下痢もあります。 この場合、汗をかきにくくなったとか残尿感があるとか、さらに男性のEDが見られるとかの場合、糖尿病が疑われます。 このどちらにも乳酸菌は有効なケースがありますが、 少なくとも食中毒でお腹を下している真っ最中には、水分補給だけにとどめて、ヨーグルトなどは食べないほうが良いですね。 熱がある急性の下痢では食べ物を口にしないほうが良いことも多い 例えば、熱が出て水のような下痢が起こった場合、スタフィロコッカス属の細菌 ブドウ球菌 や、ビブリオ属パラヘモリティカス種 腸炎ビブリオ菌 による食中毒が考えられます。 また、最近話題になっている「一晩寝かせたカレーで食中毒」の原因になるクロストリジウム属ペルフリンゲンス種 ウェルシュ菌 によるものでも、同じような症状が見られます。 こうした「発熱と激しい下痢」がある時は、まず出るだけ出してしまいましょう。 もちろんすぐに受診されることをお勧めします。 そして、適切な治療を受けた後、お医者さんから食事をとっても良いと言う許可が出たら、ヨーグルトなどを少しずつ取るのが良いですね。 受診する前に下痢止めなどは飲まないほうが良いです。 エスケリキア属コリ種 通称:大腸菌 血清型O111やO157などのうち高病原性株による食中毒では、かえって症状を重くしていまいます。 まずは白湯や湯冷ましを飲んで脱水症状を起こさないようにしながら、すぐに受診して下さい。 ちょっと注意が必要なのは、他の病気や怪我で抗生物質や抗菌剤の内服薬を処方されている時です。 こうした場合には腸内細菌のバランスが狂ってしまうことが割合よく起こります。 その結果、大腸でクロストリジウム属ディフィシル種の細菌が繁殖して、偽膜性大腸炎という病気が起こることがあります。 偽膜性大腸炎の症状は水のような下痢と発熱が特徴です。 実は内視鏡で見ると、アフタ性口内炎のようなものがいくつも大腸の中にできているんですよ。 口の中に1個だけでもあれだけ痛いんですから、腸の中にいくつもできたら大変ですね。 ですので、抗生物質などを服用している時に、このような下痢が起こった場合は、自分で食中毒だと判断せず、抗生物質を処方してくれているお医者さんに、電話でもいいので直ちに報告して相談して下さい。 大抵の場合、抗生物質を処方された時にはビオフェルミンRやエンテロノンRなどの耐性乳酸菌製剤や、ミヤBMと言う酪酸菌製剤が同時に処方されると思います。 あるいはラクトミンと言う、増殖速度がとても早い乳酸菌製剤が使われることもあります。 ビオフェルミンという有名な名前のお薬なので、大したことがないお薬だと思って飲まない人もいるようですが、必ず飲んで下さい。 抗生物質や抗菌剤を飲む時の生菌製剤は、副作用を抑える最も有効な手段なのです。 なお、ラクトバチルス属カゼイ種YIT 9029株 通称:乳酸菌シロタ株・ヤクルト菌 が、この偽膜性大腸炎の再発を予防するという研究もありますので、ヤクルトを飲んでおくことが発病予防に繋がる可能性はありますね。 やはり食中毒の可能性がありますが、赤痢 細菌性赤痢・アメーバ赤痢 や腸管出血性大腸菌の血清型O111やO157の高病原性株による感染症であることも考えられます。 さらにカンピロバクター属やサルモネラ属の細菌によって引き起こされる食中毒でも、同じような症状が出ます。 最近ではやはり、カンピロバクター属による食中毒がよく話題になりますね。 なお、腸チフスやパラチフスを引き起こす最近もサルモネラ属ですが、これは別扱いです。 そして、偽膜性大腸炎と同じように、出血性大腸炎が抗生物質の副作用によって発生することも知られています。 これは最初のうち水のような下痢で始まるのですが、2~3日後から便に血が混じるようになります。 そして、治療を行うことで1週間から10日程度で治癒します。 生命に関わるようなことはほとんどありません。 注意事項については偽膜性大腸炎の場合と同じです。 このタイプの下痢についても、まずは重い症状が収まるまでは水分補給が中心になるでしょう。 受診してお医者さんの指示を守って下さい。 その後からヨーグルトなどを摂ることは問題ないだけでなく、むしろ推奨されます。 熱が出なくても米のとぎ汁のような下痢は要注意 熱は全く出ない下痢で、米のとぎ汁のような色の水のような下痢が、1日に20回以上も起こる場合、日本では年に数例しか見られないビブリオ属コレレ種の細菌感染症、つまりコレラの可能性があります。 コレラは、輸入感染症としてだけでなく、国内でもレアケースではありますが感染例があるのです。 いずれにせよ、それほど多く見られる病気ではありません。 一方子供によく見られる、レオウイルス科ロタウイルス属の感染による下痢も、米のとぎ汁のような水様便が見られることがあります。 このためロタウイルス感染症は小児仮性コレラなどという名前で呼ばれたこともあります。 コレラはもちろん、きちんとした病院に入院して治療する必要がありますし、素人判断で下痢止めなどを飲んではいけません。 一方、ロタウイルス感染症については、動物実験でビフィドバクテリウム属ラクティス種HN019株 通称:ビフィズス菌HN019 が有効であったということが示されています。 ですので、受診した上で、こうしたプロバイオティクスを利用したいとお医者さんに相談してみましょう。 ビフィズス菌HN019はニュージーランドで単離され、デュポンの健康・食品ブランドであるダニスコからリリースされています。 日本では日本ルナの「ビフィズス菌・のむヨーグルト」に使用されています。 京都の中堅企業なので、関西では店頭で見るかも知れませんが、他の地方では通販になるでしょう。 amazonでも楽天でも取り扱っています。 個人的な経験ですが、韓国で感染してしまってひどい目にあったことがあります。 出張で韓国に出向き10日間ほど過ごした後、中国に移動したんですが、中国に到着したその日の夜、真っ白な水様便のひどい下痢に見舞われました。 ロタだと見当はついたので、とりあえず出るものは出して、ホテルで朝を待ちました。 幸い腹痛はそれほどでもなかったので、朝になってからスーパーへ出かけて、いつものヨーグルトを買って多めに食べたところ、丸1日寝込んだだけで仕事に復帰できました。 蒙牛プレーンヨーグルトと言う商品に、このHN019が使われているのかどうかは判りませんが、中国ではヨーグルト原料をヨーロッパから仕入れることが多いそうなので、もしかすると可能性はあるかもしれませんね。 中国ではまともな病院はかなり費用がかかる上に、日本の病院ほど信頼できないことが多いので、こうした対応を取らざるを得ないことも多いんですよ。 熱の出ない下痢で吐き気・嘔吐・腹痛を伴う場合 この場合は、急いで受診して下さい。 難病の好酸球性胃腸炎や、原因が他にあって大腸の血流が阻害されて起こる虚血性大腸炎の可能性があります。 もちろん他の下痢の可能性もあるのですが、そうした重い病気の可能性は、まず受診して否定しておかないと、乳酸菌を摂るにしてもどのように食べたら良いのかの判断ができません。 特に糖尿病や脂質異常症など、動脈硬化・血流低下を伴う合併症が起こる基礎疾患を持っている人は、かかりつけの医院・病院へ出向いて、すぐに診断を仰ぎましょう。 乳酸菌で腸の調子を整えるのは、診断がついてからにして下さい。 さらに、熱が出ず、吐き気・嘔吐や強い腹痛を伴わないものの水のような下痢、あるいは粘液の混じった下痢がある場合は、過敏性腸症候群の始まりの可能性があります。 すぐに受診して感染症や食中毒あるいは器質的な異常がないかどうかを確認してもらいましょう。 急性の下痢は、特に症状が重いうちは、水分補給に徹した方が良いでしょう。 ヨーグルトなどを、いつから食べても良いのかは、お医者さんと相談ですね。 ヨーグルトを食べていい?慢性の下痢は体重減少があるかどうかで区別する 慢性の下痢には腸の病気だけでなく、膵臓など消化器系ではあるものの消化管ではない部位の病気や、甲状腺のような内分泌系の病気が原因で起こることもあります。 いずれにせよ乳酸菌を利用することは役立つケースもありますが、 かならず事前に病気の原因を突き止めると同時に、お医者さんと相談した上でプロバイオティクスを利用するようにして下さい。 体重が減って腹痛や熱があり血便や粘液便・膿便が出る場合 この場合、潰瘍性大腸炎の疑いがあります。 この病気は難病に指定されている慢性病で、17万人以上の患者さんがいます。 原因不明の病気としては患者数が多いのが特徴ですね。 一部のビフィズス菌に、症状を緩和させる働きがあるのではないかと考えられていますので、お医者さんから出されるお薬と併用するのも悪くありません。 どのビフィズス菌が良いのかはあまり情報がありませんが、鹿児島大学などの研究グループは、ビフィズス菌をシームレスカプセルに閉じ込めて腸に直接送り込む方法を取ったようです。 雪印メグミルクの「恵 ビフィズス菌SP株カプセルヨーグルト」と同じ腸で溶けるタイプのカプセルを使った方法ですね。 その他にも有用なものがあるかもしれませんので、お医者さんに相談してみて下さい。 体重が減って腹痛や熱があり水のような下痢便が出る場合 この場合、やはり難病で「炎症性腸疾患」として潰瘍性大腸炎とともにIBDの略号で呼ばれることもある「クローン病」の可能性があります。 一方、結核菌が腸に感染して起こる腸結核も同じような症状が現れますので、必ず受診して原因を突き止めなくてはいけません。 動物実験ですが、ラクトバチルス属カゼイ種の乳酸菌のDNAを細かく切ったものが、IBD治療薬の開発につながるのではないかという報告があります。 この菌はヤクルトやピルクルに、大量に含まれている乳酸菌ですが、果たしてそうした乳酸菌飲料に効果があるかどうかは判りません。 しかし難病で特別な治療法がないこうした病気には、お医者さんと相談しながら利用するのも良いでしょう。 一方、腸結核であった場合、半年から9ヶ月の抗結核薬の服用で完治可能ですし、治療費の一部が公費負担されます。 ですので、まずは病院で気長に治療を受け、ヨーグルトなどはお医者さんに相談してから食べて下さい。 抗結核薬も抗生物質の一種ですから、もしかすると乳酸菌製品を一緒に摂るのは悪くないかもしれませんね。 体重が減って腹痛があり便に脂肪が混じったり吐き気がある場合 この場合は慢性膵炎の可能性があります。 慢性ではなく急性の膵炎で、ラクトバチルス属プランタルム種299株の投与が、膵臓の壊死や腫瘍の発生を抑制したというデータがあります。 ただ、慢性膵炎についてはそうしたデータも見当たらず、また、慢性膵炎では脂質の摂取を抑えるべきですので、乳酸菌を摂るにしてもサプリや脂肪ゼロタイプのヨーグルトで摂る必要があります。 あまり乳酸菌を利用するのに適した病気ではないのかも知れませんので、どうしてもヨーグルトを食べたい場合はお医者さんとよく相談してからにして下さい。 体重が減るが腹痛はなく下痢がある場合 この場合、脂肪便や吐き気・嘔吐が見られたら吸収不良症候群の疑いがあります。 しかし、この症候群は下位分類が広いため、まとめてお話できるようなものではありません。 場合によっては乳酸菌が有効である場合もあるでしょうが、全てがそうだとは限りません。 一方、水のような下痢で頻脈や動悸がある場合は、バセドウ病などの甲状腺機能亢進症である可能性があります。 ですので、こうした症状がある場合には受診して治療方法を指示してもらうことが先決になります。 乳酸菌についてはその後の話になるでしょう。 体重は減らないけれど腹痛があり自律神経症状がある場合 この場合は、先に急性の項目でお話した、過敏性腸症候群が慢性化したものの可能性があります。 便に粘液が混じることもあります。 先にもお話したとおり、乳酸菌などのプロバイオティクスが役立ちやすい状態です。 ですので、まずは受診して感染症や食中毒、器質的な異常がないことを確認して下さい。 その上で、ヨーグルトなどを上手に取り入れて腸の調子を改善して行って下さい。 体重も減らないし腹痛もないけれど下痢をする場合 この場合、最初に紹介した通り、糖尿病が疑われます。 異常な喉の渇き、全身の倦怠感、多飲多尿、汗の少なさ、男性のEDなどが一つでも伴っていたら、それを前提に受診して下さい。 一部の乳酸菌には、2型糖尿病の原因の一つである、インスリン抵抗性を生み出す内臓脂肪を抑制する働きがありますから、多少は役に立つかもしれません。 無糖ヨーグルトなどを、上手に生活に組み入れることがおすすめと言えるでしょう。 もちろん、病院へは毎月通って治療を行ってくださいね。 機能性の高い乳酸菌を使ったヨーグルトは、下痢の時に食べてもどこまで効果があるかは未知数です。 まずは下痢の原因を完全に治してから、そうした機能性のあるヨーグルトを選んだほうがお得です。 下痢をした後は腸内環境はボロボロ 下痢をするということは、お腹の中に残っているべきものまで出してしまっている可能性が高いですね。 善玉菌も悪玉菌も日和見菌も、みんな流されてしまっているかも知れません。 もちろん、腸に定着している腸内細菌は腸の粘液に接着していますから、いなくなってしまうことはありません。 でも、本来のバランスは崩れきっているでしょう。 一方で、それはチャンスでもあって、もともと腸内で支配的な細菌であるビフィズス菌を繁殖させれば、下痢の前より環境が良くなるかもしれないわけですね。 ですから、生きて腸まで届かなくてもいいので、とにかく乳酸菌を送り込みましょう。 そうすれば生きている菌は乳酸を分泌して悪玉菌の繁殖を抑えて、善玉菌が増えやすくなります。 死んだ菌は菌体成分が免疫細胞に働きかけて免疫力を活性化すると同時に、善玉菌であるビフィズス菌が増える際に役立ってくれるのです。 漬物などは治ってからにしよう ぬか漬けは乳酸菌が摂れますし、わずかながら酪酸菌が摂れるかもしれません。 納豆菌はもちろんお腹の環境を整えてくれる善玉菌です。 でも、下痢が治ってすぐに食べるにはちょっときついかもしれませんね。 まずはヨーグルトや乳酸菌飲料で善玉菌を増やしましょう。 完全にお腹が復調したら、さまざまな発酵食品を積極的に摂ることで、下痢だけでなく様々な病気を予防するようにして下さい。
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