法務省 戸籍 統一 文字 情報。 [B! 法務省] 法務省 戸籍統一文字情報

「やおい」にしか見えない?謎の文字が話題に どういう字なのか、法務省に詳細を聞くと...(2020年6月7日)|BIGLOBEニュース

法務省 戸籍 統一 文字 情報

画像は法務省 統一文字情報サイトより 「やおい」としか読めない字があるとツイッターで話題となっている。 その字が発見されたのは、法務省が公開している「戸籍統一文字情報」。 今では常用、人名として使われていない珍しい漢字などを収録したウェブサイトだ。 しかし、やおいにしか見えない字とは...... ? それがこちらだ。 文字の上の部分が「や」下の部分が「お」、そして斜めに「い」の字が見える。 確かに「やおい」のように見えるが、読み方は「キ」。 情報処理推進機構 (IPA)の文字情報基盤データベースによれば、「幾」の変体仮名だという。 ツイッターでは、 「どう見てもやおいです本当にありがとうございました」 「やおいにしか見えないw」 「こんなの来年の書き初めで1番人気になっちゃうじゃん」 といった声が寄せられた。 「やおい」に見えると話題になったこの字について、Jタウンネットは2020年6月4日、戸籍に関する業務をしている法務省民事局民事第一課の担当者を取材した。 字の正体は「変体仮名」 さっそく、担当者にこの字について聞くと、 「この字が何に使われているのかは残念ながら分かりません」 と回答が。 そもそも戸籍統一文字とは何か。 一言で言うと、オンラインで戸籍の届け出をするときに使用される文字のこと。 「戸籍には、パソコンでは出ないような古い字や特殊な字が使われている場合があります。 そういうときは今まで、紙でやりとりするなどしていましたが、オンライン手続きではそういうわけにもいきません。 そのため、異なるシステム同士でも共有、統一できるようにコードをつけたものが戸籍統一文字になります」(担当者) とはいえ、すでに法律上はオンラインで戸籍の届け出をすることは可能だが、まだ実際に運用している市区町村はないとのこと。 まだ、この戸籍統一文字が戸籍のオンライン手続きで使用されたこともないようだ。 戸籍統一文字に登録される基準は何なのか。 今回話題となった変体仮名については、 「戸籍実務六法(日本加除出版)という戸籍に関する実務についての六法がありまして、その中の変体仮名一覧表に掲載されている文字を登録しています。 そこにはキだけでも8種類ほどの変体仮名が登録されています」 とのことだった。 なお、変体仮名は、現在人名に使用できないが、1948年1月以前は使用されていたとのことで、担当者は 「戸籍統一文字の中には地名に使われる字も含まれますが、地名に変体仮名が使用されることはあまりないです。 そのため、今回話題になっていた字も、48年より前に人名として使われていたのではないか、とは考えられます」 と答えた。

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戸籍統一文字

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戸籍統一文字 漢字には同じ字でも異なる書き方のである異体字や略字、通用するが正しい字体ではない俗字などがあります。 戸籍の電子データ化のために字の形が微妙に異なるものを独自に登録して番号をつけています。 これを戸籍統一文字番号と呼んでいます。 戸籍に使用する文字だけなので文字コードと呼ぶのは相応しくないかもしれませんが、JISの1万字より圧倒的に多い6万文字近くが登録されています。 例えば姓の「葛西」や地名の「葛飾区」などで使われる「葛」という字は次のように5つ登録されています。 JISとUnicodeに登録されている文字はこのうち1つだけです。 これは同じ字であると判断したからです。 Unicode:Unicodeのコード番号で、JISX0208やJISX0213:2000に対応付けられたもの• Unicode JIS2004 :Unicodeのコード番号で、JISX0213:2004に対応付けられたもの• 名:新生児の名前に使える漢字• テキスト:OSに用意されたフォントでの表示 左が 'IPA P明朝' 右が 'さざなみ明朝'。 OSにより見え方が異なる JIS2004 がついている欄で登録の位置が異なるのは、2004年に「例示字形」が変更になっているからです。 349920 の字形 ヒ から 352760 の字形 人 になりました。 文字コードは一つだけですので変更後の規格にあわせたOSやフォントの環境で表示すると JIS2004 の文字に変わってしまうということです。 別の字として登録するのか同じ字としてまとめるのかの判断は難しいものがあります。 同じコードを割り当てると字形の違いを区別して表現できなくなりますが、別のコードを割り当てることで検索に支障が出る場合も考えられます。 JISで規定される文字コード表に使われている字は「例示字形」ということになっていて字の形を決めているものではないという建前ですが、事実上規範として受け取られています。 もともと当用漢字や常用漢字にそって決められましたが、間違いや解釈の違いがありました。 そこで2004年の改訂で国語審議会の字体表にあわせて168文字の「例示字形」が変更されました。 中でも葛が有名です。 JISにない文字 JISではこれは同じ文字であるとして片方しか登録していません。 登録されていない方は「つちよし」と呼ばれています。 戸籍統一文字では登録されていて区別されています。 戸籍統一文字の検索ではUnicodeにもない文字となっていますが、台湾起源の文字として登録されています。 ただしUnicodeのUTF-16というエンコーディングでは2バイトで表現できず、サロゲートペアという手法を使います。 これに対応していないソフトでは利用できません。 登録されていない方は「はしごだか」と呼ばれています。。 戸籍統一文字では登録されていて区別されています。 戸籍統一文字の検索ではUnicodeにもない文字となっていますが、中国、台湾、北朝鮮の文字コードにある字として「高」の隣に登録されています。 Windows-31Jでは独自拡張の部分に登録されていて使われている例があります。 追加された方は「たちさき」と呼ばれています。 もちろん戸籍統一文字でも登録されていて区別されています。 0213で追加される前にWindows-31Jでは独自拡張の部分に登録されていて使われていました。 フォントでは違いを強調していますが、手書きではわからない違いです。 戸籍統一文字の検索ではUnicodeにない文字となっていますが、登録されています。 ただしUnicodeのUTF-16というエンコーディングでは2バイトで表現できず、サロゲートペアという手法を使います。 これに対応していないソフトでは利用できません。 2011.

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私の名前には「邦」の字が入りますが、本来 へん が「手(てへん...

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概要 [ ] 戸籍統一文字とは、が戸籍の手続に使用することを目的として異なる間での正確な文字伝達・交換を実現するために、戸籍に使うことができるとされている文字、すなわち戸籍事務で取り扱う必要のある文字すべてに戸籍統一文字番号、字形情報、読み、画数、部首などの属性情報が付与したものである。 戸籍統一文字番号(または戸籍統一番号)とは、すべての戸籍統一文字を別順に整列し、それぞれに数字6桁で「000010」から10ずつの繰り上がりで番号を付番した6桁の番号のことである。 どのような文字が戸籍統一文字に含まれており、どのような戸籍統一文字番号を持っているかは法務省の公式サイトで調べることが出来る ほか、戸籍統一文字番号を記載した書物もいくつか出版されている。 で使用される文字についてもこの「戸籍統一文字」と同様にが選定した及びそれに付された統一文字コードという番号が存在するが、戸籍統一文字が5万6040字(漢字5万5267字のほか、、、類、、、、など非漢字773字 )あるのに対して住民基本台帳ネットワーク統一文字は約2万字(住基ネット統一文字コードの文字数については2万1千字とするもの や19,435字 とするものなどがある。 )と全体数が大きく異なっており、戸籍統一文字との互換性はなく、例えば戸籍統一文字で別番号が振られている字体が住民基本台帳ネットワーク統一文字では一つしか無かったり、逆に住民基本台帳ネットワーク統一文字では別番号が振られている文字が戸籍統一文字では無いなど統一されていない。 制定の背景 [ ] 戸籍事務の電算化はから順次実施されていったものの、をはじめとする・やなどにより戸籍に使うことができるとされている文字、すなわち戸籍事務で取り扱う必要のある文字は約5万文字あり、この文字数はなどの一般的な日本語を使用できる情報システムにおいて扱うことの出来る文字であるの第一水準、第二水準よりもはるかに多く、またJIS X 0208で定められている包摂基準では同一の漢字として取り扱われる一点と二点しんにょうを明確に区別する必要がある など、(第三水準、第四水準)や(補助漢字)を使用可能な文字に加えても、また()を使用したとしても必要な条件を満たすことは出来ない ものであるために、多くのではそれぞれ独自に多数のを登録して処理していた。 そのために基本となると登録してある外字が同じである同一の(またはシステムを共有している自治体グループ)内でのデータのやりとりを行う際には問題は発生しないものの、異なる文字コードや外字を使用する他の自治体(または自治体グループ)とデータ交換を伴う戸籍事務処理を行う場合、文字の正確なデータ交換を行うことは出来なかったため、その都度外字を作成したり紙の文書をやりとりするなどの方法で対応してきた。 (平成14年法律第151号)が制定され、電子情報処理組織を使用して行なった申請・処分通知等を、書面等により行われたものとみなすことになったところ、平成15年9月12日の構造改革特区推進本部決定「構造改革特区の第3次提案に対する政府の対応方針」における「別表2 全国で実施することが時期、内容ともに明確な規制改革事項(第3次提案追加分)」において戸籍手続きのオンライン化が取り上げられ 、これに基づいて2004年4月に施行された平成16年4月1日付け法務省令第28号「戸籍法施行規則の一部を改正する省令」によりを使って戸籍の謄抄本や電子戸籍証明書の請求・交付、婚姻届など各種届出が可能になったことから、それまでのように「その都度外字を作成する」とか「紙の文書をやりとりする」などの方法では対応出来ないことになった。 そこで戸籍事務で取り扱う必要のある文字をすべて拾い上げ、それに統一した番号を振ることによって、個々のシステム内部では異なる文字コードを使用しているシステム同士でも文字の正確なデータ交換が出来るようなシステムが生み出された。 標準仕様書 [ ] 戸籍手続オンラインシステムによる戸籍事務の取扱い範囲、戸籍の記録事項証明書の交付請求や交付方法、戸籍の届出などの扱いなどを定めた()から市区町村へ発出されたである平成16年4月1日付法務省民一第928号民事局長通達「電子情報処理組織による戸籍の記録事項証明書等の交付請求及び戸籍の届出等の取扱いについて」において「オンラインシステムは、別冊1「戸籍手続オンラインシステム構築のための標準仕様書」に定める標準仕様に準拠したものでなければならない」と定められており、戸籍統一文字及び戸籍統一文字番号についても同通達別冊2「戸籍統一文字」及び同通達別冊3「戸籍統一文字データベース利用手順書」において定められている。 文字の選定基準 [ ] 上記「戸籍手続オンラインシステム構築のための標準仕様書」の第2章に戸籍統一文字の選定基準が記述されている。 その内容は以下の通りである。 この基準によって56,044字 が戸籍統一文字として採用されている。 1 次の基準に該当する文字を戸籍統一文字に採用する。 ア に掲載された等およびなどの文字• イ および• ウ 規則又は通達等による俗字などの文字• エ 規則、通達またはなどにおいて、戸籍に記載可能な文字と判断された文字。 2 ただし次の例外を除いて、誤字(譌字 ・略字 を含む)および記号などは採用しない。 ア JIS第1水準漢字・第2水準漢字および補助漢字の文字のうち、上記(1)に含まれない文字であって誤字とされているものおよび記号。 イ 外字 戸籍統一文字の追加 [ ] 戸籍に使用する必要があるにもかかわらず戸籍統一文字に含まれていない文字があることが明らかになったときは市区町村長は法務局に報告することとなっており、これにより戸籍統一文字を追加することになっている。 脚注 [ ]• 日本加除出版編集部編「最新 子の名に使える漢字字典」(日本加除出版、2004年11月)• 長村玄「戸籍統一文字」『外字管理と文字同定 合理的な外字作成のために』日本加除出版、2009年12月。 187-188。 「コラム6 住基ネットと文字コード」「インターフェース」28巻12号(通号306号)、CQ出版社、2002年12月、p. 長村玄「住基統一文字」『外字管理と文字同定 合理的な外字作成のために』日本加除出版、2009年12月。 187。 例えば「辻」はUnicodeだと一点しんにょうでも二点しんにょうでも8FBB、シフトJISだと一点しんにょうでも二点しんにょうでも92D2の同一コードを振られているが、戸籍統一文字番号だと一点しんにょうでは437660、二点しんにょうでは437750と異なるコードを振られている。 但しを使用すれば区別は可能である。 安岡孝一「」大修館書店• 誤字のことで、文字の骨組みに誤りがあり、公的な字形とは認められない文字。 では「譌字」 かじ/訛字 とされている。 正字の字画を省いた文字。 通常は誤字扱いされるが通俗的な文字として定着すると俗字となる。 平成16年4月1日付法務省民一第928号民事局長通達「電子情報処理組織による戸籍の記録事項証明書等の交付請求及び戸籍の届出等の取扱いについて」第4 オンラインシステムにおける文字の扱い 3 戸籍統一文字への文字の追加手続 参考文献 [ ]• 日本加除出版法令編纂室『戸籍実務六法 平成22年版』、2009年11月。 関連項目 [ ]• 外部リンク [ ]• この項目は、に関連した です。 この項目は、 やに関連した です。 などしてくださる()。 この項目は、(地方の・などを含む)に関連した です。

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