プロ 野球 ob クラブ。 THANKS FESTIVAL 2019~日本プロ野球OBクラブ25周年記念『ファンとの集い』~

プロ野球OBクラブ キャラクター(図案)募集

プロ 野球 ob クラブ

理念 [ ]• 高齢化社会へ温かな励ましのメッセージを送る• 野球界の底辺拡大と活性化に貢献する• 地域社会の活性化と振興に貢献する• 野球教室の実施により子供たちとの交流をはかるとともに、若い父母との親睦を広める• 野球を文化としてとらえ、日本人社会にとって野球がもつ意義と思想を理解し、広めることに貢献する 歴史・概要 [ ] 発端 [ ] 株式会社エンジェル(代表:一木文詞)がに企画・立案し、(理事長:)に提案。 同会より全面的な支持、協力を取り付け、翌に日本プロ野球OBクラブへ「プロ野球マスターズリーグ設立」企画を提案、プロ野球OBの人材活用と球界の活性化を模索していた同団体にとってタイムリーな申し出となり、人材の提供を約束することとなる。 リーグ開始 [ ] 同年4月、に「新リーグ設立」企画を提案。 リーグ設立に深い賛同を得て同社が冠スポンサー・特別協賛としてスタート。 スカパーの各チャンネルにて全試合が中継されることとなった。 、での東京ドリームス対札幌アンビシャス戦で開幕。 に、初年度より特別協賛を務めていたスカイパーフェクト・コミュニケーションズが撤退。 翌はが新たに特別協賛となり、「 ソフトバンクプロ野球マスターズリーグ」(大会ロゴには「Presented by SoftBank」のクレジットが入った)の名で行われた。 2008-2009年シーズン [ ] しかし翌はソフトバンクモバイルが特別協賛から撤退。 冠スポンサーが無くなり、、、での開催が無くなったほか、地方開催の大部分を削る形で試合数が半減した。 当該シーズンは、までに残り10試合のうち、札幌戦を中心とした5試合を地方球場で行ったが、残り5試合は行われないままシーズンを終了した。 なお、この年は名古屋-大阪戦は1試合も行われなかった。 全チームの消化試合数が異なる(札幌8試合、東京7試合、福岡6試合、名古屋5試合、大阪4試合)ため、公式な成績を確定することは見送られた。 当該シーズンの5チーム新監督と日程を発表。 「不況の影響により当初発表の試合スケジュールが組めなくなり、日程を大幅に変更する」と発表。 15試合で休止すると発表。 2009-2010年シーズン [ ] 2009-2010年シーズンは、にで、「マスターズリーグ東西対抗」が行われることのみが発表された。 肝心のリーグ戦については、11月末ぎりぎりまで開催を模索したものの、スポンサーを得ることが出来ず、「断念せざるを得ない」と発表。 しかし「来季については、必ずリーグ戦を復活させ、マスターズリーグを継続していきたい」と合わせて発表した。 なお、別途発表されている類似イベント「プロ野球OBオールスターアスリートカップ」があるが、これはマスターズリーグの主催ではない。 「オールイースタン vs オールウエスタン」(2009年 茨城県ひたちなか市民球場)開催を正式発表。 当該シーズンのリーグ戦開催断念を発表。 翌シーズン(2010-2011年シーズン)は、必ずリーグ戦を復活させ、マスターズリーグを継続したい、としている。 その後 [ ] 以降、マスターズリーグとしての試合の開催は行われていない。 試合以外では、マスターズリーグが企画・運営する「」を2010年9月以降定期的に行い、試験官はマスターズリーグ選手を中心としたプロ野球OBが務めている。 また2011年4月にはマスターズリーグ事務局主催による、被災者支援の募金イベントを実施している。 「野球知識検定」を毎年12月に開催する以外は、マスターズリーグとしての活動はないが、公式ウェブサイトには、プロ野球OBによるブログ記事が定期更新されている。 所属チーム [ ] 札幌アンビシャス [ ]• 主に、、出身者、・出身者で構成。 チーム名は、の初代教頭を務めたの、同校を離任するに当たっての挨拶の一節、「Boys, be ambitious(少年よ、大志を抱け)」に因む。 本拠地は。 準本拠地は。 ユニフォームのズボンには「大志」と書かれている。 主な選手・首脳陣 [ ]• 監督:7(2008-、巨人)• 2006-2007:6(巨人)• 2004-2005:72• 2001-2003:8• 11(広島)• 11(阪急・日本ハム 北海道出身)• 13(ヤクルト 北海道出身)• 15(西武)• 18(日本ハム U40)• 21(大洋・大阪近鉄 北海道出身 U40)• 22(巨人・阪急・ロッテ)• 28(巨人・大洋・ダイエー・ヤクルト)• 29(中日・ロッテ・日本ハム・阪神)• 30(日本ハム・広島・中日・千葉ロッテ)• 30(巨人・ダイエー U40)• 34(広島・巨人)• 37(南海・・阪神・日本ハム コーチ兼任)• 43(西武・千葉ロッテ・阪神)• 8(阪神・大洋 コーチ兼任)• 15(巨人)• 29(産経(ヤクルト)・東映(日拓・日本ハム)・大洋 出身)• 41(日本ハム・西武)• 66(ロッテ)• 内野手• 1(日本ハム)• 6(大洋(横浜)・千葉ロッテ)• 6(日本ハム)• 7(西武・ダイエー)• 8( コーチ兼任)• 37(巨人・西武・中日)• 外野手• 1(ヤクルト コーチ兼任 北海道出身)• 2(巨人)• 23(西武)• 29(西武・大洋)• 32(巨人・広島・ヤクルト)• 51(巨人・阪神) 東京ドリームス [ ]• 主に、、出身者、出身者で構成。 チーム名は、マスターズリーグの主役である中高年にも「夢」を与えようという趣旨で命名。 本拠地は。 準本拠地は。 ユニフォームのズボンには「夢」と書かれている。 主な選手・首脳陣 [ ]• 監督:28(2008-、阪神・南海・広島・日本ハム・西武)• 2001-2007:21(発足当時より 東映 出身)• コーチ:1(大洋)• コーチ:3(国鉄(産経)・中日)• コーチ:71(南海・大洋)• 12(大洋)• 14(近鉄・巨人・横浜)• 17(横浜(大洋))• 18(日本ハム・巨人・千葉ロッテ)• 19(東映(日拓) コーチ兼任)• 19(阪神・大阪近鉄・ U40 東京都出身)• 21(日本ハム・西武)• 22(巨人・ダイエー)• 24(大洋)• 24(ヤクルト・日本ハム)• 27(毎日・阪神・広島)• 29(ロッテ)• 31(西武・横浜)• 37(阪神・太平洋(クラウン・西武)・大洋)• 48(巨人・近鉄(大阪近鉄)・阪神 U40)• 27(日本ハム・中日・西武)• 27(西武)• 33(大洋(横浜))• 内野手• 0(阪急(オリックス)・阪神・日本ハム・千葉ロッテ)• 2(巨人 U40)• 6(ロッテ(千葉ロッテ))• 9(西武・ヤクルト(東京ヤクルト) U40)• 36(横浜)• 40(巨人)• 41(大洋・西武)• 50(巨人・横浜)• 外野手• 0(阪神 出身)• 00(大洋(横浜)・巨人)• 25(西武・近鉄)• 43(西武・中日)• 55(西武・千葉ロッテ U40) 名古屋80D'sers [ ]• 主に出身者、出身者で構成。 「エイティー・デイザーズ」と読む。 本拠地は。 ユニフォームのズボンには「甦」と書かれている。 主な選手・首脳陣 [ ]• 監督:5(2008-、中日・日本ハム)• 2006-2007:20• 2003-2005:3• 2001-2002:80• コーチ• 1(中日)• 2(中日・東京(ロッテ))• 3中利夫(中日)• 28(中日・産経(ヤクルト))• 72(中日)• 13(西武・中日・千葉ロッテ)• 18(中日)• 19(中日)• 20(中日)• 21(中日・千葉ロッテ)• 24(ヤクルト・千葉ロッテ・中日 U40)• 26(巨人・中日・オリックス)• 29(中日)• 38(阪急(オリックス)・中日・ヤクルト)• 22(巨人 出身 U40)• 22(巨人・オリックス・中日 U40)• 50(中日)• 58(巨人・南海・阪神 出身)• 内野手• 4(中日・千葉ロッテ・楽天 U40)• 8(中日・ロッテ)• 23(中日)• 25(西武・巨人・大洋(横浜) 出身)• 30(中日・広島)• 56(中日・西武)• 外野手• 0(広島・中日・千葉ロッテ・阪神)• 8(中日)• 26(ヤクルト・日本ハム・千葉ロッテ・中日コーチ)• 31(日本ハム)• 40(中日)• 44(阪急(オリックス)・ヤクルト)• 47(広島・中日・日本ハム)• 57(中日・西武・ロッテ) 大阪ロマンズ [ ]• 主に、、、出身者、出身者で構成。 チーム名は、男の夢と希望を持ち続けようという「ロマン(浪漫)」から。 本拠地は。 ユニフォームのズボンには「浪漫」と書かれている。 主な選手・首脳陣 [ ]• 監督:17(2008-、阪急)• 2001途中:(南海)• 2001-2007:30(阪神)• コーチ• 7(広島)• 12(阪急)• 14(近鉄・中日・オリックス U40)• 15(近鉄・ダイエー・広島・オリックス)• 16(近鉄・日本ハム・阪神・ダイエー)• 21(阪神・オリックス)• 22(オリックス・楽天 U40)• 25(阪神)• 28(阪神)• 33(西武 和歌山県出身)• 34(近鉄・大洋)• 12(阪神・南海)• 24(近鉄・巨人・ダイエー)• 35(巨人 兵庫県出身)• 内野手• 00(阪急(オリックス))• 3(阪神)• 6(阪急(オリックス)・中日・阪神)• 6(ロッテ・中日・オリックス)• 7(近鉄)• 8(日本ハム・阪神 U40)• 10(阪急・広島・近鉄・巨人・南海)• 10(南海・近鉄)• 32(阪神・中日 U40)• 外野手• 00(阪神)• 1(ダイエー・西武・阪神)• 2(近鉄)• 2(中日・西武・阪神)• 3(阪急)• 4(阪神)• 5(近鉄・西武)• 7(阪急)• 7(太平洋(クラウンライター)・阪神)• 12(ロッテ・阪神)• 31(オリックス(阪急)) 福岡ドンタクズ [ ]• 主に、、出身者、・・出身者で構成。 チーム名は、本拠地を代表し、全国にも名を知られる「」に因む(正式にはドンタク(ゾン・ターク)とはでを意味する)。 本拠地は。 準本拠地は、。 ユニフォームのズボンには「祭」と書かれている。 主な選手・首脳陣 [ ]• 監督:20(2008-、西鉄)• 2001-2007:81(西鉄、2007年シーズン中に逝去) 発足当初から監督を務めていたがに逝去したため、2007年11月17日にで行われた対東京戦はヘッドコーチが代行で指揮を執った。 コーチ• 12(西鉄)• 14(ダイエー・横浜 U40)• 16(広島・阪神 コーチ兼任)• 16(日拓(日本ハム)・ヤクルト・南海・大洋 出身)• 16(広島・日本ハム・ダイエー)• 17(南海(ダイエー)・広島・オリックス・近鉄)• 18(南海(ダイエー)・中日)• 18(阪神・ダイエー・ヤクルト)• 18(広島)• 20(広島)• 21(阪急(オリックス)・ダイエー)• 21(西鉄(太平洋・クラウンライター・西武))• 24(広島)• 33(広島・太平洋(クラウンライター・西武)・大洋・ダイエー)• 2(南海(ダイエー))• 23(南海(ダイエー)・巨人 U40)• 40(広島 コーチ兼任)• 46(ダイエー U40)• 内野手• 4(巨人・ダイエー U40)• 5(南海(ダイエー)・オリックス)• 7(ロッテ U40)• 9(広島・大洋(横浜))• 25(広島)• 38(巨人・オリックス・近鉄・ダイエーコーチ)• 39(西鉄(太平洋・クラウン)・阪神・大洋・日本ハム)• 44(広島・中日・大洋)• 90(漫画家)• 外野手• 4(ヤクルト・広島)• 8(日本ハム・ダイエー)• 28(日本ハム・大洋 福岡県出身)• 28(広島)• 29(南海(ダイエー)・近鉄(大阪近鉄))• 43(広島・ダイエー)• 45(ロッテ・中日・西武) 試合方式 [ ]• 延長戦は10回のみ行う。 5チームの2回総当り(方式で各1試合ずつ 1チーム8試合)の成績で順位を決定する。 1チームの登録メンバーは1チーム35人(監督・コーチ含む)とし、また1試合ごとのベンチメンバーは25人。 ベンチメンバーは全員出場できるものとする。 選手に対する特別代走選手の出場が認められる。 原則として40歳以上の選手が出場できるが、それ以下の選手についても「サポートプレーヤー」として出場できる。 ただし1チームでの登録は5人とし、また試合出場に関しても4回以降で1試合当たりの出場者も3人まで制限されている。 またサポートプレーヤーの投手は1試合最大3イニングスまでしか出場できない。 ・並びにそれに対する特別代走選手としての出場は出来ない。 シーズン中の登録メンバーの変更・他チームへの移籍は認めない。 但し契約条項により大会主催者が特に認めた場合は契約解除とそれに伴うメンバーの補充登録が認められる。 打者の規定打席数は20打席、投手の規定投球回数は10イニングスとする。 また一般のとは異なり、は、の勝利投手方式で、またについては公式記録員の裁定によって決定する。 年度別順位 [ ] プロ野球マスターズリーグ年度別順位 年度 優勝 2位 3位 4位 5位 2001-2002 大阪 福岡 東京 名古屋 札幌 2002-2003 東京 福岡 名古屋 大阪 札幌 2003-2004 東京 札幌 名古屋 福岡 大阪 2004-2005 札幌 大阪 福岡 東京 名古屋 2005-2006 札幌 大阪 福岡 東京 名古屋 2006-2007 名古屋 札幌 大阪 福岡 東京 2007-2008 札幌 名古屋 東京 福岡 大阪• 2008-2009シーズンは消化試合数が各チームで異なるため、公式成績を確定しない。 試合会場での演出 [ ]• 各試合ごとに、の実況アナウンスで活躍したベテランスポーツアナウンサー( (元)、 (元)ら)が場内解説を担当する。 単なる試合の状況説明だけに留めず、その選手の過去の実績等の情報もアナウンスされる。 初期には (元TBS)らが務めた。 選手もしくは監督が国歌斉唱をする場合もある。 リーグスポンサー [ ]• 協賛:、、• オフィシャルドリンク• ・アミノバリュー( - 2005-2006シーズン)• アスリートジャパン・ウィンウィン(2006-2007シーズン - ) 放送について [ ] スカイパーフェクト・コミュニケーションズ(現・)がメインスポンサーだった当時は、(現・)にて全試合中継を行っていたが、同社の撤退後は、、、、他地上波ローカルいずれかで一部のカードを中継。 脚注 [ ] []• 全試合中継していたスカパーは協賛スポンサーから撤退したが、中継に関しては各局及び、スカパーでも放送された。 - 公式サイト、2011. 30 関連項目 [ ]• (マスターズリーグが運営面の支援を実施)• (発足当時協力関係にあった)• (マスターズリーグを応援しており、試合会場では選手名鑑を兼ねた機関紙「自由民主」の特別号が配布される)• (系のテレビ番組。 委員会議長であった大沢啓二が出演していたため、番組内でマスターズリーグをよく取り上げられた)• (マスターズリーグでは審判員もセ・パのOBが務める)• (最優秀投手に送られる「杉浦賞」に名を残す)• (同リーグの公式チアリーディングチーム。 主にマスターズリーグのテーマソング(曲名は不明)がかかるときに踊っている)• (ランサーズ代表 日本初のプロチアリーダーで選手と同世代の現役最年長チアリーダー。 公立高校英語教師)• 外部リンク [ ]•

次の

プロ野球OBクラブ

プロ 野球 ob クラブ

これが最高の名誉・・・野村の誇りであった。 有頂天になっていいはずだが、野村の喜びはファンの目とは別のところにあった。 この連載の第1回目は、「さん」付けだったが、今回から新聞記事と同じく「野村」として表現します。 好投手、強打者や俊足たちの「有形の力」ではなく、努力と工夫を積み重ねた思考による「無形の力」で勝ちとった優勝なのだよ、と野村は言いたかった。 それを口にすると長い説明が必要なため、多くは語らなかった。 野村は、90年にヤクルトの監督に就任すると、選手の特徴を観察することから始めた。 人間性を見たのである。 「本来なら、その人間が社会人としてどういう意識と礼儀をもっているか、それをまず見たいのだが、試合があり勝負をしなければいけないので、勝ちにつながることも考えてやらなければいけない。 人間性重視だけではなく、選手の隠れた才能を引き出して野球上達へ結びつける「神の目」、つまり救いの手だ。 それが現実への対応だった。 当時、捕手に飯田哲也がいた。 飯田は、体が小柄で俊足、強肩の持ち主だった。 どっしり構えて投手を引っ張っていく捕手のタイプに見えなかった。 そこで、監督は野手転向を勧めた。 本人が納得しないのを見て、野村は「君のミットを俺が買う。 このカネで野手用のクラブを買え」と現金4万円を渡した。 飯田はクラブを買い、内野手として試された。 が、身のこなし方がうまくなく、結局外野手になった。 俊足を生かしたプレーはうまく、ホームラン性の大飛球を何度もキャッチした。 93年の西武とのシリーズ決戦では、中堅からノーバウンドで本塁返球をして失点を防ぎ、ファンから大喝采を浴びた。 「飯田の勘は野性動物のような見事なもの。 外野転向は、彼の資質にぴったり合った。 これぞ適材適所だ」と野村はのちに述懐した。 飯田は、捕手を続けていたら、試合の出番さえ危ぶまれたことだろう。 野村が監督就任した年は、不調で出番が減り悩んでいた。 ある日、試合前のフリーバッティングで野村から声をかけられた。 「お前さんは、バットを目一杯もっている。 王はバットを一握り余らせて、868本打った。 俺は二握り余らせて657本だ。 お前さんは、それで何本打つつもりだ」。 橋上は、体に衝撃が走りハッと気付いた。 それまでは、バットを長く持ってホームランを狙うことに生きがいを感じていた。 しかし野村の言葉を受けて、ミート中心の確実な打法にすぐ変えた。 グリップを二握り余らせて振ると、ヒット性の当たりがぐんと増えた。 その打撃改造で、橋上は野村監督の信頼を得た。 91年に59試合しか出場がなかったが、翌年は107試合に出て活躍、野村の期待に応えた。 投手では、荒木大輔が目をかけられた。 野村は、監督して最初の優勝を争った92年9月、優勝をかけた天王山に挑んだ。 その時、長い故障が癒えて、荒木が一軍に上がってきた。 野村は、高校時代の甲子園ヒーローで大舞台に強いキャリアを持ち、見かけとは逆に内に秘めた闘志を感じ、「荒木で勝負だ」と決意する。 4年間もブランクのある投手を、阪神との大一番に先発で起用した。 荒木は懸命に投げ、チーム連敗中に延長引き分けに持ち込んだ。 これで、チームの士気が上がった。 荒木は10月、優勝が決まる時に2勝して大きく貢献した。 自分は漠然と野球をやってきたが、一番力を出せるのはどのポジションで、どうやって投げて打つか、それを監督からよく見つめろとただされた。 野村の助言を受け、それぞれが自己判断し工夫し、血のにじむような練習を重ねて試合でヒーローにもなれた。 人間性を重視して技量を見ないから監督失格だ、と私に語りながら、監督に就いた野村である。 ヤクルトで、選手の人間としての努力、工夫をよく観察し、なおかつ勝つために選手を改造して戦力アップに努めた。 選手の「配置転換」を成功させたのは、監督の指導方針である人間性重視から出た大きな収穫である。 実際に選手を変えさせたのは一部であっても、大振りのような無駄な作法を捨て、自分の素質にあった野球を身に着けることこそ、上達する方法であり考える野球なのだ、と全選手に意識させる効果を生んだ。 逆説的いえば、監督失格者としての考え方が、日陰にいては花を咲かせることができない者を転向によって花を咲かせたのである。 野村の理想とする方法ではないが、思想的には当てはまるのである。 この野村流の考え方は、これから補足的に説明していきたい。 (続).

次の

プロ野球OBクラブ

プロ 野球 ob クラブ

理念 [ ]• 高齢化社会へ温かな励ましのメッセージを送る• 野球界の底辺拡大と活性化に貢献する• 地域社会の活性化と振興に貢献する• 野球教室の実施により子供たちとの交流をはかるとともに、若い父母との親睦を広める• 野球を文化としてとらえ、日本人社会にとって野球がもつ意義と思想を理解し、広めることに貢献する 歴史・概要 [ ] 発端 [ ] 株式会社エンジェル(代表:一木文詞)がに企画・立案し、(理事長:)に提案。 同会より全面的な支持、協力を取り付け、翌に日本プロ野球OBクラブへ「プロ野球マスターズリーグ設立」企画を提案、プロ野球OBの人材活用と球界の活性化を模索していた同団体にとってタイムリーな申し出となり、人材の提供を約束することとなる。 リーグ開始 [ ] 同年4月、に「新リーグ設立」企画を提案。 リーグ設立に深い賛同を得て同社が冠スポンサー・特別協賛としてスタート。 スカパーの各チャンネルにて全試合が中継されることとなった。 、での東京ドリームス対札幌アンビシャス戦で開幕。 に、初年度より特別協賛を務めていたスカイパーフェクト・コミュニケーションズが撤退。 翌はが新たに特別協賛となり、「 ソフトバンクプロ野球マスターズリーグ」(大会ロゴには「Presented by SoftBank」のクレジットが入った)の名で行われた。 2008-2009年シーズン [ ] しかし翌はソフトバンクモバイルが特別協賛から撤退。 冠スポンサーが無くなり、、、での開催が無くなったほか、地方開催の大部分を削る形で試合数が半減した。 当該シーズンは、までに残り10試合のうち、札幌戦を中心とした5試合を地方球場で行ったが、残り5試合は行われないままシーズンを終了した。 なお、この年は名古屋-大阪戦は1試合も行われなかった。 全チームの消化試合数が異なる(札幌8試合、東京7試合、福岡6試合、名古屋5試合、大阪4試合)ため、公式な成績を確定することは見送られた。 当該シーズンの5チーム新監督と日程を発表。 「不況の影響により当初発表の試合スケジュールが組めなくなり、日程を大幅に変更する」と発表。 15試合で休止すると発表。 2009-2010年シーズン [ ] 2009-2010年シーズンは、にで、「マスターズリーグ東西対抗」が行われることのみが発表された。 肝心のリーグ戦については、11月末ぎりぎりまで開催を模索したものの、スポンサーを得ることが出来ず、「断念せざるを得ない」と発表。 しかし「来季については、必ずリーグ戦を復活させ、マスターズリーグを継続していきたい」と合わせて発表した。 なお、別途発表されている類似イベント「プロ野球OBオールスターアスリートカップ」があるが、これはマスターズリーグの主催ではない。 「オールイースタン vs オールウエスタン」(2009年 茨城県ひたちなか市民球場)開催を正式発表。 当該シーズンのリーグ戦開催断念を発表。 翌シーズン(2010-2011年シーズン)は、必ずリーグ戦を復活させ、マスターズリーグを継続したい、としている。 その後 [ ] 以降、マスターズリーグとしての試合の開催は行われていない。 試合以外では、マスターズリーグが企画・運営する「」を2010年9月以降定期的に行い、試験官はマスターズリーグ選手を中心としたプロ野球OBが務めている。 また2011年4月にはマスターズリーグ事務局主催による、被災者支援の募金イベントを実施している。 「野球知識検定」を毎年12月に開催する以外は、マスターズリーグとしての活動はないが、公式ウェブサイトには、プロ野球OBによるブログ記事が定期更新されている。 所属チーム [ ] 札幌アンビシャス [ ]• 主に、、出身者、・出身者で構成。 チーム名は、の初代教頭を務めたの、同校を離任するに当たっての挨拶の一節、「Boys, be ambitious(少年よ、大志を抱け)」に因む。 本拠地は。 準本拠地は。 ユニフォームのズボンには「大志」と書かれている。 主な選手・首脳陣 [ ]• 監督:7(2008-、巨人)• 2006-2007:6(巨人)• 2004-2005:72• 2001-2003:8• 11(広島)• 11(阪急・日本ハム 北海道出身)• 13(ヤクルト 北海道出身)• 15(西武)• 18(日本ハム U40)• 21(大洋・大阪近鉄 北海道出身 U40)• 22(巨人・阪急・ロッテ)• 28(巨人・大洋・ダイエー・ヤクルト)• 29(中日・ロッテ・日本ハム・阪神)• 30(日本ハム・広島・中日・千葉ロッテ)• 30(巨人・ダイエー U40)• 34(広島・巨人)• 37(南海・・阪神・日本ハム コーチ兼任)• 43(西武・千葉ロッテ・阪神)• 8(阪神・大洋 コーチ兼任)• 15(巨人)• 29(産経(ヤクルト)・東映(日拓・日本ハム)・大洋 出身)• 41(日本ハム・西武)• 66(ロッテ)• 内野手• 1(日本ハム)• 6(大洋(横浜)・千葉ロッテ)• 6(日本ハム)• 7(西武・ダイエー)• 8( コーチ兼任)• 37(巨人・西武・中日)• 外野手• 1(ヤクルト コーチ兼任 北海道出身)• 2(巨人)• 23(西武)• 29(西武・大洋)• 32(巨人・広島・ヤクルト)• 51(巨人・阪神) 東京ドリームス [ ]• 主に、、出身者、出身者で構成。 チーム名は、マスターズリーグの主役である中高年にも「夢」を与えようという趣旨で命名。 本拠地は。 準本拠地は。 ユニフォームのズボンには「夢」と書かれている。 主な選手・首脳陣 [ ]• 監督:28(2008-、阪神・南海・広島・日本ハム・西武)• 2001-2007:21(発足当時より 東映 出身)• コーチ:1(大洋)• コーチ:3(国鉄(産経)・中日)• コーチ:71(南海・大洋)• 12(大洋)• 14(近鉄・巨人・横浜)• 17(横浜(大洋))• 18(日本ハム・巨人・千葉ロッテ)• 19(東映(日拓) コーチ兼任)• 19(阪神・大阪近鉄・ U40 東京都出身)• 21(日本ハム・西武)• 22(巨人・ダイエー)• 24(大洋)• 24(ヤクルト・日本ハム)• 27(毎日・阪神・広島)• 29(ロッテ)• 31(西武・横浜)• 37(阪神・太平洋(クラウン・西武)・大洋)• 48(巨人・近鉄(大阪近鉄)・阪神 U40)• 27(日本ハム・中日・西武)• 27(西武)• 33(大洋(横浜))• 内野手• 0(阪急(オリックス)・阪神・日本ハム・千葉ロッテ)• 2(巨人 U40)• 6(ロッテ(千葉ロッテ))• 9(西武・ヤクルト(東京ヤクルト) U40)• 36(横浜)• 40(巨人)• 41(大洋・西武)• 50(巨人・横浜)• 外野手• 0(阪神 出身)• 00(大洋(横浜)・巨人)• 25(西武・近鉄)• 43(西武・中日)• 55(西武・千葉ロッテ U40) 名古屋80D'sers [ ]• 主に出身者、出身者で構成。 「エイティー・デイザーズ」と読む。 本拠地は。 ユニフォームのズボンには「甦」と書かれている。 主な選手・首脳陣 [ ]• 監督:5(2008-、中日・日本ハム)• 2006-2007:20• 2003-2005:3• 2001-2002:80• コーチ• 1(中日)• 2(中日・東京(ロッテ))• 3中利夫(中日)• 28(中日・産経(ヤクルト))• 72(中日)• 13(西武・中日・千葉ロッテ)• 18(中日)• 19(中日)• 20(中日)• 21(中日・千葉ロッテ)• 24(ヤクルト・千葉ロッテ・中日 U40)• 26(巨人・中日・オリックス)• 29(中日)• 38(阪急(オリックス)・中日・ヤクルト)• 22(巨人 出身 U40)• 22(巨人・オリックス・中日 U40)• 50(中日)• 58(巨人・南海・阪神 出身)• 内野手• 4(中日・千葉ロッテ・楽天 U40)• 8(中日・ロッテ)• 23(中日)• 25(西武・巨人・大洋(横浜) 出身)• 30(中日・広島)• 56(中日・西武)• 外野手• 0(広島・中日・千葉ロッテ・阪神)• 8(中日)• 26(ヤクルト・日本ハム・千葉ロッテ・中日コーチ)• 31(日本ハム)• 40(中日)• 44(阪急(オリックス)・ヤクルト)• 47(広島・中日・日本ハム)• 57(中日・西武・ロッテ) 大阪ロマンズ [ ]• 主に、、、出身者、出身者で構成。 チーム名は、男の夢と希望を持ち続けようという「ロマン(浪漫)」から。 本拠地は。 ユニフォームのズボンには「浪漫」と書かれている。 主な選手・首脳陣 [ ]• 監督:17(2008-、阪急)• 2001途中:(南海)• 2001-2007:30(阪神)• コーチ• 7(広島)• 12(阪急)• 14(近鉄・中日・オリックス U40)• 15(近鉄・ダイエー・広島・オリックス)• 16(近鉄・日本ハム・阪神・ダイエー)• 21(阪神・オリックス)• 22(オリックス・楽天 U40)• 25(阪神)• 28(阪神)• 33(西武 和歌山県出身)• 34(近鉄・大洋)• 12(阪神・南海)• 24(近鉄・巨人・ダイエー)• 35(巨人 兵庫県出身)• 内野手• 00(阪急(オリックス))• 3(阪神)• 6(阪急(オリックス)・中日・阪神)• 6(ロッテ・中日・オリックス)• 7(近鉄)• 8(日本ハム・阪神 U40)• 10(阪急・広島・近鉄・巨人・南海)• 10(南海・近鉄)• 32(阪神・中日 U40)• 外野手• 00(阪神)• 1(ダイエー・西武・阪神)• 2(近鉄)• 2(中日・西武・阪神)• 3(阪急)• 4(阪神)• 5(近鉄・西武)• 7(阪急)• 7(太平洋(クラウンライター)・阪神)• 12(ロッテ・阪神)• 31(オリックス(阪急)) 福岡ドンタクズ [ ]• 主に、、出身者、・・出身者で構成。 チーム名は、本拠地を代表し、全国にも名を知られる「」に因む(正式にはドンタク(ゾン・ターク)とはでを意味する)。 本拠地は。 準本拠地は、。 ユニフォームのズボンには「祭」と書かれている。 主な選手・首脳陣 [ ]• 監督:20(2008-、西鉄)• 2001-2007:81(西鉄、2007年シーズン中に逝去) 発足当初から監督を務めていたがに逝去したため、2007年11月17日にで行われた対東京戦はヘッドコーチが代行で指揮を執った。 コーチ• 12(西鉄)• 14(ダイエー・横浜 U40)• 16(広島・阪神 コーチ兼任)• 16(日拓(日本ハム)・ヤクルト・南海・大洋 出身)• 16(広島・日本ハム・ダイエー)• 17(南海(ダイエー)・広島・オリックス・近鉄)• 18(南海(ダイエー)・中日)• 18(阪神・ダイエー・ヤクルト)• 18(広島)• 20(広島)• 21(阪急(オリックス)・ダイエー)• 21(西鉄(太平洋・クラウンライター・西武))• 24(広島)• 33(広島・太平洋(クラウンライター・西武)・大洋・ダイエー)• 2(南海(ダイエー))• 23(南海(ダイエー)・巨人 U40)• 40(広島 コーチ兼任)• 46(ダイエー U40)• 内野手• 4(巨人・ダイエー U40)• 5(南海(ダイエー)・オリックス)• 7(ロッテ U40)• 9(広島・大洋(横浜))• 25(広島)• 38(巨人・オリックス・近鉄・ダイエーコーチ)• 39(西鉄(太平洋・クラウン)・阪神・大洋・日本ハム)• 44(広島・中日・大洋)• 90(漫画家)• 外野手• 4(ヤクルト・広島)• 8(日本ハム・ダイエー)• 28(日本ハム・大洋 福岡県出身)• 28(広島)• 29(南海(ダイエー)・近鉄(大阪近鉄))• 43(広島・ダイエー)• 45(ロッテ・中日・西武) 試合方式 [ ]• 延長戦は10回のみ行う。 5チームの2回総当り(方式で各1試合ずつ 1チーム8試合)の成績で順位を決定する。 1チームの登録メンバーは1チーム35人(監督・コーチ含む)とし、また1試合ごとのベンチメンバーは25人。 ベンチメンバーは全員出場できるものとする。 選手に対する特別代走選手の出場が認められる。 原則として40歳以上の選手が出場できるが、それ以下の選手についても「サポートプレーヤー」として出場できる。 ただし1チームでの登録は5人とし、また試合出場に関しても4回以降で1試合当たりの出場者も3人まで制限されている。 またサポートプレーヤーの投手は1試合最大3イニングスまでしか出場できない。 ・並びにそれに対する特別代走選手としての出場は出来ない。 シーズン中の登録メンバーの変更・他チームへの移籍は認めない。 但し契約条項により大会主催者が特に認めた場合は契約解除とそれに伴うメンバーの補充登録が認められる。 打者の規定打席数は20打席、投手の規定投球回数は10イニングスとする。 また一般のとは異なり、は、の勝利投手方式で、またについては公式記録員の裁定によって決定する。 年度別順位 [ ] プロ野球マスターズリーグ年度別順位 年度 優勝 2位 3位 4位 5位 2001-2002 大阪 福岡 東京 名古屋 札幌 2002-2003 東京 福岡 名古屋 大阪 札幌 2003-2004 東京 札幌 名古屋 福岡 大阪 2004-2005 札幌 大阪 福岡 東京 名古屋 2005-2006 札幌 大阪 福岡 東京 名古屋 2006-2007 名古屋 札幌 大阪 福岡 東京 2007-2008 札幌 名古屋 東京 福岡 大阪• 2008-2009シーズンは消化試合数が各チームで異なるため、公式成績を確定しない。 試合会場での演出 [ ]• 各試合ごとに、の実況アナウンスで活躍したベテランスポーツアナウンサー( (元)、 (元)ら)が場内解説を担当する。 単なる試合の状況説明だけに留めず、その選手の過去の実績等の情報もアナウンスされる。 初期には (元TBS)らが務めた。 選手もしくは監督が国歌斉唱をする場合もある。 リーグスポンサー [ ]• 協賛:、、• オフィシャルドリンク• ・アミノバリュー( - 2005-2006シーズン)• アスリートジャパン・ウィンウィン(2006-2007シーズン - ) 放送について [ ] スカイパーフェクト・コミュニケーションズ(現・)がメインスポンサーだった当時は、(現・)にて全試合中継を行っていたが、同社の撤退後は、、、、他地上波ローカルいずれかで一部のカードを中継。 脚注 [ ] []• 全試合中継していたスカパーは協賛スポンサーから撤退したが、中継に関しては各局及び、スカパーでも放送された。 - 公式サイト、2011. 30 関連項目 [ ]• (マスターズリーグが運営面の支援を実施)• (発足当時協力関係にあった)• (マスターズリーグを応援しており、試合会場では選手名鑑を兼ねた機関紙「自由民主」の特別号が配布される)• (系のテレビ番組。 委員会議長であった大沢啓二が出演していたため、番組内でマスターズリーグをよく取り上げられた)• (マスターズリーグでは審判員もセ・パのOBが務める)• (最優秀投手に送られる「杉浦賞」に名を残す)• (同リーグの公式チアリーディングチーム。 主にマスターズリーグのテーマソング(曲名は不明)がかかるときに踊っている)• (ランサーズ代表 日本初のプロチアリーダーで選手と同世代の現役最年長チアリーダー。 公立高校英語教師)• 外部リンク [ ]•

次の