この項目では、セックス・ピストルズのアルバムについて説明しています。 その他の用法については「」をご覧ください。 『 勝手にしやがれ!! 』 の リリース 録音 - Wessex Sound Studios, London, England 時間 3850 専門評論家によるレビュー• チャート最高順位• 1位( )• 11位(ノルウェー )• 12位(スウェーデン )• 16位(オランダ )• 27位(ニュージーランド )• 29位( )• 106位( )• ゴールド(1977年、)• プラチナ(1988年、イギリス)• ゴールド(1987年、)• プラチナ(1992年、アメリカ)• ゴールド(1990年、) アルバム 年表 勝手にしやがれ!! () () 『勝手にしやがれ!! 』収録の 目次• 解説 [ ] 全英チャートで1位を獲得。 ではトップ100にも入らなかったが、発売から10年後のにはに輝くロングセラーとなった。 本作のレコーディングは春から夏にのウェセックス・スタジオにて断続的に行われた。 プロデューサーのは、、、等を手がけたベテランであり、のを何重にもオーヴァー・ダビングすることで、音に厚みを出した。 また、実際の演奏よりやや速目に再生されるよう録音した。 エンジニアはが務めた。 のは、「」「」「」(2番の2行分をロットンが作詞した以外は作詞も担当)など、半数以上の曲を1人で作曲したが、本作のレコーディング直前に脱退している。 に行われたインタビューで本作を「ラジオで1曲だけ聴くと凄くいいと思う。 でもアルバムを通して聴くと、ちょっと平板というか。 僕がいたら、もっとカラフルにできていたかも」と語っている。 マトロックに代わって加入したの演奏技術が拙かったため、はギタリストのが担当した。 また、すでにシングルとして発売されていた「アナーキー・イン・ザ・U. 」のベースはマトロックによるものである。 本作制作中のピストルズのレコード契約は不安定なものであり、テレビでの舌禍事件を理由にから契約を打ち切られた後、と契約するもすぐに破棄された。 一時は契約がない状態になったが、最終的にと契約。 タイトルの中の「Bollock」(で「」の意)が猥褻だという理由で、警察は本作の販売店に圧力をかけたが、裁判では猥褻に当たらないとされた。 発表から3ヶ月後、ピストルズは初のアメリカ・ツアーに向かったが、現地でが脱退。 バンドは空中分解し、結果的に本作がデビュー作にして最後のアルバムとなった。 収録曲 [ ]• 作曲クレジットはスティーヴ・ジョーンズ、ジョニー・ロットン、グレン・マトロック、ポール・クックによる。 ただし、「さらばベルリンの陽」と「ボディーズ」のみマトロックではなくシド・ヴィシャスがクレジットされている。 UKオリジナル盤 Virgin V2086 は全11曲入りで、特典としてシングル「サブミッション」が付加されていた。 1977年11月以降にリリースされたUK盤には「サブミッション」がアルバム内に組み込まれ、曲順が若干変更されている。 US盤およびカナダ版はアートワークがピンクの下地に緑のバンドロゴとなっている。 UKオリジナル盤 [ ]• Side A• さらばベルリンの陽 - Holidays in the Sun(3分20秒)• ライアー - Liar(2分41秒)• 分かってたまるか - No Feeling(2分49秒)• - God Save the Queen(3分19秒)• 怒りの日 - Problems(4分10秒)• Side B• セブンティーン - Seventeen(2分02秒)• - Anarchy in the U. (3分32秒)• ボディーズ - Bodies(3分03秒)• - Pretty Vacant(3分17秒)• ニューヨーク - New York(3分05秒)• 拝啓EMI殿 - E. (2分57秒) USオリジナル盤 [ ]• Side A• さらばベルリンの陽 - Holidays in the Sun(3分20秒)• ボディーズ - Bodies(3分03秒)• 分かってたまるか - No Feeling(2分49秒)• ライアー - Liar(2分41秒)• 怒りの日 - Problems(4分10秒)• ゴッド・セイヴ・ザ・クイーン - God Save the Queen(3分19秒)• Side B• セブンティーン - Seventeen(2分02秒)• アナーキー・イン・ザ・U. - Anarchy in the U. サブミッション - Submission(4分10秒)• 作曲:グレン・マトロック• プリティ・ヴェイカント - Pretty Vacant(3分17秒)• ニューヨーク - New York(3分05秒)• 拝啓EMI殿 - E. (2分57秒) CD版 [ ]• さらばベルリンの陽 - Holidays in the Sun(3分20秒)• ボディーズ - Bodies(3分03秒)• 分かってたまるか - No Feeling(2分49秒)• ライアー - Liar(2分41秒)• ゴッド・セイヴ・ザ・クイーン - God Save the Queen(3分19秒)• 怒りの日 - Problems(4分10秒)• セブンティーン - Seventeen(2分02秒)• アナーキー・イン・ザ・U. - Anarchy in the U. (3分32秒)• サブミッション - Submission(4分10秒)• プリティ・ヴェイカント - Pretty Vacant(3分17秒)• ニューヨーク - New York(3分05秒)• 拝啓EMI殿 - E. (2分57秒) 参加ミュージシャン [ ]• ジョニー・ロットン -• - 、、バッキング・ボーカル• - ベース("アナーキー・イン・ザ・U. "のみ)• - 、バッキング・ボーカル• - ベース("ボディーズ"のみ) 脚注 [ ].
次のまた、『クイーン詩集』では、タイトルさえ目次にも書かれていないこの曲。 英語の部分が少ないってだけで、まるでインストみたいな扱いを受けているこの曲。 allah それと、「ムハンマッド」についても、そのコーランの中に出てきます。 また曲のタイトルである「ムスタファ」に関しては、人名辞典に掲載されています。 著名人としては、オスマン=トルコの国王ムスターファ1世〜4世や、トルコの軍人でスルタン制を廃止し、トルコ共和国初代大統領となったムスタファ=ケマル(ケマル=パシャ)など。 さて、その他の言語については、ペルシャ語ではないかと言われていますが、「ペルシャ語」には 「古代ペルシャ語」、「中世ペルシャ語」、そして「近世ペルシャ語」に分かれていて、中世ペルシャ語の文字は パフラヴィーと呼ばれる文字が使われているそうです。 しかも「右から左」に向かって読み書きするそうで、 おまけに女性名詞、男性名詞まであります。 なので、その原語 象形文字 を見比べない事にはどれも確実とは言えません。 どうも失礼致しました。 以上、勝手に詞やがれ!でした。
次のそこでたどり着いたのが、女に押されっぱなしの時代に向けた、男の「やせ我慢」の美学である。 たとえば、レコード大賞受賞曲『勝手にしやがれ』である。 阿久悠自身の解説によると、その「やせ我慢」は次の三段階に分かれていた。 (1)最初は、ベッドで背中を向けて寝ながら、女が出て行く気配を感じている。 (2)それから窓際に立って、ボトルを抱いて出て行く女の後ろ姿を見ている。 (3)そして、夜もふけてから派手なレコードをかけて、ガンガンガンガン歌いまくっている。 だがこれだけでは、うら悲しい振られ男のやせ我慢にすぎない。 重要なのは、この歌を美形のスーパースターに歌わせたことであった。 沢田研二ではなく、たとえばこの曲を西田敏行が歌ったとしたらどうだろう。 それでは、ただの"お笑い"になってしまう。 退廃美を漂わせたジュリーが、せつなげにシャウトしてはじめて、色っぽい男のやせ我慢のダンディズムは完成するのだ。 優れて70年代的な! 阿久悠の離れ業は、ここで去って行く女の「怨念」や「情念」を見事に消し去ると同時に、その女の後ろ姿よりも、見送る男の前向きのやせ我慢を、より格好良く見せることに成功したことにある。 ジャン=ポール・ベルモンドとアンナ・カリーナという、当時の美男美女を主人公に、甘やかな退廃への誘いを含んだ青春群像を、痛快な活劇に仕立てた傑作である。 沢田研二という類い希なキャラクターにめぐり会うことで、8年も温めていたそのタイトルが、ようやく歌になったのだ。 阿久悠という作詞家の才能は、曲のタイトルやテーマに複数のパロディを仕込む、このジャンル横断的な複眼にあった。 沢田のけだるさを秘めた退廃美は、こうして時代に屹立(きつりつ)する強力な個性となる。
次の