解説 楽章の名前を見ると、• 第1楽章 ファンファーレ• 第2楽章 田園風景• 第3楽章 都市 となっていることから、王様か誰かがファンファーレと共に出発して田園風景を抜け、隣国の都市に旅にでも行く様子を表したのでしょうか? 厳かな雰囲気から始まるこの曲の風景を、自分たちなりに解釈して想像を膨らませてみてくださいね。 感想 全体を通してちょっとお偉いさんの行進曲という雰囲気がする曲ですね。 ホルンは柔らかい音の出る優しい雰囲気の楽器のイメージを持っていましたが、こんな雰囲気の曲にも合うんだなと、またホルンの良さを知ることができました。 テンポのいい演奏しやすい曲なのではないでしょうか。 ホルン四重奏 「ホルン四重奏曲Op. 38」 ホミリウス 解説 誰もが1度は聞いたことがある!と思うアフリカっぽいリズムとメロディー。 以下、編曲者の山里佐和子さんの解説を引用します。 アフリカの大地を思わせるリズムとシンフォニックなメロディー。 吹奏楽の分野でも人気のあるこの曲を、ホルン四重奏でアレンジしました。 ビート感を失わないように注意しつつ、ホルンの魅力の一つでもある力強い音色を前面に出して演奏してください。 感想 アフリカのサバンナを思い出させるような曲ですね。 ライオンとかキリンが走っている様子が目に浮かびます。 ジャングル大帝レオとかライオンキングとか。 ホルンは優しいイメージがあるけどやっぱり金管なんだなーと思わせてくれる、そんな1曲だと思います。 定期演奏会などで演奏するとすごく盛り上がりそうですね。 ホルン五重奏「エルカミーノレアル」リードA、小林健太郎編曲 演奏時間 10分30妙 グレード 5 解説 リードA作曲の「エル・カミーノ・レアル」をホルンアンサンブルに編曲したものです。 エル・カミーノ・レアルとは、スペイン語で王の道という意味。 アメリカのカリフォルニア州にはエルカミーノレアルという道があって、その昔、修道士たちが布教活動のために通った道とされています。 その道を見て、リードが何かインスピレーションを受け作曲された曲と言われています。 感想 この曲をホルンだけで演奏するのはとてもとても難しそうです。 でもホルンだけでもとてもかっこいいので、挑戦してできたときの達成感がすごそうだなと思いました。 ホルンは変幻自在に演奏できる楽器なんですね。 ぜひ挑戦してみてほしいです。 ホルン八重奏 「魔弾の射手より序奏 狩人と村人の合唱」ウェーバー ヴァレンドルフ編 演奏時間 約5分 グレード 3 解説 魔弾の射手は、カール・マリア・フォン・ウェーバーの作曲したオペラの一つで、1650年頃のボヘミアを舞台としたドイツの民話が題材となっています。 オペラの内容は、2人の恋人同士がいて、結婚の許しを得るためには男性が射的でいい成績を残さないといけないことになっていました。 でもスランプだった男性が、悪い友人に「百発百中の魔弾を使えばいい」とそそのかされて、使ってしまうんです。 魔弾の呪いによって魔弾が悪い友人に当たってしまい、魔弾を使ったことがバレます。 でもある人の助けによって2人は結婚出来る運びとなって、ハッピーエンドとなります。 感想 「魔弾の射手より序奏 狩人と村人の合唱」は誰もが1度は耳にしたことのある曲なのではないでしょうか。 こんな素敵な曲がホルンだけでここまで幅広い演奏ができることに驚きが隠せません。 ホルン吹きの間ではとても有名な曲なのだとか。 最後のホルンならではのグリッサンドもかっこいいですね。
次のフォスターミュージックがオススメするアンサンブル楽譜。 活躍中の日本人作曲家による注目曲や定番人気のクラシックアレンジなど、試聴音源+ワンポイント解説を添えて楽器・編成別にピックアップしました。 この記事は、打楽器・混合編成編です。 秋にスタートする大きな大会といえばアンサンブルコンテスト(アンコン)。 部活動時間の短縮などの影響もあってか、例年よりもアンコンにむけての練習を早めにスタートする学校が多いようです。 夏のコンクール用楽曲は主に顧問や指導者が選曲しますが、アンサンブルコンテストは少人数編成なので演奏者自身が曲を選びやすいのも特徴。 仲間たちといろんな曲を聴いて、今年の勝負曲を選びましょう! 目次• 早乙女道彦 今もなお多くの人々に愛されている、ラヴェル作の組曲「鏡」の中の1曲「道化師の朝の歌」を、早乙女道彦氏が打楽器8重奏にアレンジした楽曲です。 個性豊かなパーカッションのいろいろな音色が響き合う魅力的なハーモニーに、新しい発見があることでしょう。 詳細ページでは原曲が聴ける海外サイトへのリンクや、楽器ごとのより詳しい演奏アドバイスを載せていますので是非チェックを。
次のフォスターミュージックがオススメするアンサンブル楽譜。 活躍中の日本人作曲家による注目曲や定番人気のクラシックアレンジなど、試聴音源+ワンポイント解説を添えて楽器・編成別にピックアップしました。 この記事は、木管楽器[フルート、クラリネット、サクソフォン、木管楽器アンサンブル(オーボエ・バスーン(ファゴット)]編です。 秋にスタートする大きな大会といえばアンサンブルコンテスト(アンコン)。 部活動時間の短縮などの影響もあってか、例年よりもアンコンにむけての練習を早めにスタートする学校が多いようです。 夏のコンクール用楽曲は主に顧問や指導者が選曲しますが、アンサンブルコンテストは少人数編成なので演奏者自身が曲を選びやすいのも特徴。 仲間たちといろんな曲を聴いて、今年の勝負曲を選びましょう! 目次• 松元啓祐 タンゴを発展させたと言われているアストル・ピアソラ作曲のリベルタンゴを、アルトフルートを含むフルート4重奏にアレンジ。 リズミカルなメロディーの中に重厚感あふれる落ち着きも感じる、そんな大人の魅力たっぷり。 フルートの優美で繊細な音色でハーモニーを奏でましょう。 作曲:• 編成: クラリネット8重奏 Eb Cl. グレード: 3+• 演奏時間: 5分00秒• 金山徹 日本では「家路」として知られている、ドヴォルザークの交響曲第9番「新世界より」の第2楽章に出てくる曲です。 バスクラリネットのソロで幕を開け、4つのハーモニーが重なっていきます。 静かで温かく、懐かしい雰囲気に引き込まれるでしょう。
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