調査兵団の内部対立 ガビとファルコは牧場へ ガビは牢屋の見張りを殴って逃げた先で、女の子に見つかりましたがその子に連れられて牧場に行きます。 ガビはまだ闘争を諦めておらず、ファルコに諌められます。 ここでガビが牧場の男が喋る言葉に南方マーレの訛りがある事に気づきます。 マーレと何か関連がある可能性があります。 ここはブラウス厩舎という名前のようです。 女性がガビに食事を出して、頭をなでるとエルディアの悪魔と教育されているため、無意識なのか女性の手をはらいのけてしまいます。 さすがにガビも青ざめますが、ファルコが気をそらして何とか誤魔化します。 二人の会話の内容からキヨミ・アズマビトがマーレ遠征作戦成功を讃えながら、出迎えの無線の相手がマーレの義勇兵で無かった事から、パラディ島で何かあった事を察知しているようです。 しかし、今回の目的は「地鳴らし」の力を見定める事のようです。 その為の観測機も持ってきているようです。 情報を流したのはフロックと新兵たちです。 彼らはエレンの解放を要求します。 しかしハンジはエレンの行動で世界中の軍がちっぽけな島に総攻撃の機会を与えてしまったと言い、また「地鳴らし」もジークから聞いた話だけで何も保証が無いと言い、話は平行線です。 が、全員壁中人類の勝利のためなら本望といい決意は変わらず、昔のハネスの言葉を思い出し苦悩します。 自分達も権力を持って、ハネス達のように自分達に逆らう者を罰している事を。 そしてミカサに自分が救われたように、ミカサもエレンに救われたのですよね?と問いかけます。 しかしルイーゼは諦めずミカサに調査兵団の敬礼します。 表面上は協力的だったイェレナですが、実際はフロックの情報漏洩に関わっていたようです。 この後、ピクシスは長い時間をかけても会話すると言い、尋問を長期間続ける事をちらせかせます。 ここで大人しく助けを待てば、じきに世界中の軍隊がパラディ島に攻めてくると言い、その時ライナー達に助けてもらえばいいと言います。 その時、少女がお昼だと言ってきます。 するとガビは「罪を受け入れていないようですね…」と、マーレから教わってエルディア人の歴史を交えながら少女に詰問します。 そして「マーレではそう教えられているの?」と言い、2人がマーレから来た事を知っていると伝えます。 そんな二人を見てびっくりする少女をお構いなしに、ガビとファルコは言い争います。 その二人に何を暴れているかと他の人間が声をかけますが、少女は適当な言い訳をして声をかけてきた二人をやり過ごします。 ここで少女の名前はカヤと判明します。 カヤは 9巻、36話「ただいま」で母親を巨人に食べられていた少女でした。 巨人に食べられる母親に、どうする事もできないカヤ。 そうすれば二人がマーレに帰る方法が分かるかもしれないと。 ガビがどうしてそんなことをするのかというと、カヤはお姉ちゃんみたいな人になりたいからと返事します。 そしてカヤはガビとファルコを助けようとしますが、理由はサシャのようになりたいためです。 そして何の因果か、そのサシャを殺したのがガビです。 これはすんなりいかず、ひと波乱ありそうです。 さらにこれにエレンやジーク、ライナーはどう絡んでくるのでしょうか。 次回、調査兵団で内乱がそしてさらにマーレの戦士がパラディ島に潜入してきます。
次のこの記事の目次• エルディア人• マーレ人• マーレ人に支配されているエルディア人 エルディアとマーレに分けてもいいんだけど、 もう少し理解を深めるため 3つにしました。 基本的に、ユミルの民であるので 巨人になることが可能な人種。 現在、大陸を支配している(途中)のはマーレ政府。 巨人になることが出来ない。 マーレ政府はエルディアの王が持っているとされる 「始祖の巨人」を狙っている。 マーレ人に支配されるエルディア人 大陸マーレ領土に取り残されているエルディア人のことであり、壁の中のエルディア人は独立国にいるような立場。 『進撃の巨人』第21巻より しかし、大陸のエルディア人は常に マーレ政府の支配下にあり、迫害されている。 スポンサーリンク 『進撃の巨人』の歴史をわかりやすく解説 エルディアとマーレには古くから大きな因縁がありました。 そして、巨人の力を使い戦うことで主導権をとろうとしていました。 これが物語の大筋であると言ってもいいかもしれません。 エルディアの隆盛 『進撃の巨人』第21巻より 現在の物語からおよそ1850年ほど前、 エルディア人の先祖 ユミル・フリッツは 巨人の力を手にする。 ユミル・フリッツは後世に 9つの巨人の力を残していった。 その力を使いエルディア人は、 エルディア帝国をつくり大国マーレを亡ぼし 大陸に君臨する。 エルディア人は他民族を支配し、ユミルの民と称し子供を産ませていった。 これが1700年に渡る 民族浄化と言われている。 マーレの逆襲とフリッツ王の逃亡 いつまでもエルディアの支配が続いたわけではなく、 マーレは内部工作を含む内戦により、エルディアの弱体化に成功する。 これには裏で タイバー家が関わっていたと言われている。 エルディアはマーレに9つある 巨人の力を7つ奪われ、 巨人大戦となったこの戦いに 敗北してしまう。 エルディアの王である145代フリッツ王は戦いを拒否し、国民とともに パラディ島に逃亡。 その後、 3重の壁を築く。 これが 本編が始まるおよそ100年前。 そして、本編のフィールドは 世界の 島の中の話であることが 21巻で発覚しました。 これは 「始祖の巨人」の力による記憶の改ざんにほかならない。 スポンサーリンク エルディア復権派 逃亡したフリッツ王に見捨てられ大陸に残されたエルディア人子孫の1人が、まさにエレンの父 グリシャであった。 大陸に残されたエルディア人達はマーレ政府の支配下にあり、街ではマーレ人の迫害にあう存在。 大陸に残されたエルディア人の一部には打倒マーレを目指す組織があり、それが エルディア復権派である。 大人になったグリシャはここに入り、中心人物となって活動をすることになる。 エルディア復権派は活動を進めていくうちに マーレの今後の大きな計画について知ることになる。 『進撃の巨人』第21巻より その計画とはパラディ島に眠る莫大な 化石燃料を手にすること。 つまりは資源獲得が目的。 そのためにはフリッツ王が持つとされる 「始祖の巨人」を手にすることが目的の近道であるとマーレは考える。 が、145代フリッツ王の 「不戦の契り」という思想のもとそれ以後の代は力の発動さえ不可となっている。 それでも12巻(アニメ2期ラスト)でエレンは発動させた。 大戦が終わり、 80年以上パラディ島にいるフリッツ王に干渉してこなかったが、上記を理由にマーレは侵攻開始の準備を始めることになる。 壁内の技術で優れているの立体起動装置とハンジが作った雷槍。 「始祖の巨人」を奪われ、 資源もマーレに渡ってしまえば、 エルディアの復権はなくなってしまう。 『進撃の巨人』第21巻より 焦ったグリシャは息子ジークをマーレの戦士へと策するが、逆に 失敗 してしまう。 すると復権派のの人間は捕まり拷問の末にパラディ島の 楽園と言われる境界線に連れてこられます。 巨人の大量生産 『進撃の巨人』第22巻より エルディア人反逆者はここでマーレ当局員に 特殊な注射を打たれ、 知性のないあの巨人に変えられたうえパラディ島に放たれる。 巨人になった彼らは延々と人を追跡し、食らうだけのモンスターに成り下がる。 こうやって反逆者と称して エルディア人を大量の巨人を作り上げたのがマーレの所業だったとわかる。 本編で調査兵団が多くの犠牲を払い、謎が解けなく国民共々悩んでいた巨人の正体は 同族の大陸エルディア人だった。 マーレが作りし巨人兵器にパラディ島の人々は 怯え、苦しみ、戦い、散っていったのだ。 スポンサーリンク 『進撃の巨人』の世界がなぜこうなったかをわかりやすくまとめ 『進撃の巨人』第1巻より 細かいことを考えるとキリがないのでまとめます。 こう理解しておけば本編の細かい部分がより楽しく理解できる? のかもしれません。 物語も多くの 謎が明らかになってきましたし、 原作もそろそろ 終盤に差し掛かってきていると思います。 その場合はどうぞご了承ください。
次のアニはレベリオがこれからどうなるかについて話していたみたいですが、レベリオはもう救えそうにないことを伝えられます。 絶望的な面持ちです。 ライナーはガビとピークの方を振り返りますが、二人とも疲れ切ったような顔をしています。 もちろん故郷レベリオが助からないことを聞いています。 アニは父親を救えないことを察すると、 これ以上戦う理由はないと言い出します。 アニ: 「私は降りる」 しかしハンジは言います。 今地鳴らしが止まったとしてもレベリオもマーレも壊滅状態は避けられない、しかしマガトは命を懸けてエレンを止めようとした。 マーレやレベリオのためではなく、人の命を救うために戦った、と。 そのマガトの犠牲に意味を与えるのは生者であるハンジやアニである、と。 ここでアニが言います。 アニ: 「だとしたら最初の疑問に戻るけど…あんたにエレンを殺せるの?」 ミカサに尋ねています。 ミカサたちともエレンとももう戦いたくはないと言うアニ。 ここでハンジたちが乗っている船が映ります。 船と同じ方向に飛んでいる一匹の白い鳥。 どこからが始まりだろう あそこか? いや… どこでもいい 船内の会話が描かれていましたが急に変わります。 エレン?の心の中へ、、、 エレンがヒストリアの手にキスをしたあの時、、、エレンが何かを見ます。 時は遡り、鉄道開通式の夜。 イェレナがエレンのもとに行き会話をしたときの様子が。 イェレナ: 「エレン…世界とエルディア双方を救う術は『安楽死計画』」 「これを完遂する他にありません」 エレンとイェレナが話している後ろでフロックが話を盗み聞きしています。 イェレナとの会話が終わるとエレンはフロックに伝えました。 エレン: 「オレはジークの計画に従う…」「フリをする」「お前もそうしろ」 「…従うフリをして 何をするんだ?」とエレンに問うフロック。 ここでさらに場面は変わりエレンとヒストリアとの会話が挟まります。 憲兵団がヒストリアにジークを食わせようとしていることを伝えるエレン。 それに対しヒストリアは、パラディ島が助かる方法があれば自分は従うと言います。 ヒストリア: 「他に方法は無かった……」 「でも…あの時エレンが私を庇ってくれて…みんなが動いてくれたから…」「私はそれで十分だよ」 しかし、ヒストリアはいいかもしれないが、自分にとってはよくないとエレンは言います。 ヒストリアとの会話 ヒストリア: 「そんなの間違ってる!!」 「島の外の人すべてが敵じゃないのに…!!」 ヒストリアは反対しますが、エレンは 「憎しみの歴史を文明ごと この世から葬り去る」ためにやるのだと言います。 エレンを止めなければ今後胸を張って生きることができなくなる、とヒストリア。 しかしエレンは 始祖の力で記憶を消すことができる、と言います。 自責の念に堪えられないのなら、その記憶ごと消すということ。 ここで、エレンがレベリオの病院にいた際にジークと話した場面が挟まります。 ジーク: 「頭痛?」 「アッカーマン一族に特有の疾患があるなんて…巨人学会やクサヴァーさんからも聞いたことないな」 ただし、生存本能を刺激されたアッカーマンは力に目覚めることがあると言います。 ジーク: 「宿主?を守る習性?…そんなもの無いと思うぞ?」 エレンに好意を抱くアッカーマンの女の子は、アッカーマンが理由ではなく、ただエレンのことが好きなだけなのでは、とジークは言います。 「お前はどう応える?」と言うジークに 寿命は長くても4年しかないんだ、と答えるエレン。 自分が死んだ後も他の皆の人生は続く、続いてほしい、とエレン。 ・ ・ ・ ・ ・ ・ 「世界連合艦隊」 「この地球上に存在しうる最も巨大な大砲のほぼすべてが…今ここに集結した」 海上に並ぶ大量の艦隊。 向こう側に見えるのは、蒸気。 男が手を振り下げると、一斉に艦砲射撃が始まりました。 海中には黒い巨大な影が。 超大型巨人たちは海中を進んでいるようです。 軍艦の攻撃は巨人たちにはほとんど効いていない模様。 逃げ出す兵士たち。 一人が上空を指さしています。 ヒストリアはエレンを止めなければ今後胸を張って生きることはできなくなる、と言いますが、エレンは記憶を操作するから大丈夫だと言いました。 たしかに 記憶を消してしまえば何もなかったことになるのでエレンが言ってることは正しいですが、読者はモヤモヤしますね(苦笑)。。。 そしてヒストリアは自ら妊娠を提案し、結果107話で見たように妊娠することになります。 幸せに生きてほしい.
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