新型コロナウイルスの影響で青森ねぶた祭が中止となり、主たる収入がなくなったねぶた師を支援しようと、県内の大学教授ら有志が26日、クラウドファンディング(CF)のプロジェクトを開始した。 半日足らずで第1目標額(150万円)を大きく上回り、期限の6月末日までの次の目標額を2500万円に設定。 大型ねぶたを制作する14人のねぶた師への支援を呼びかけている。 ねぶた関連グッズを開発し、ねぶた師に売り上げの一部を還元してきた青森市在住の内藤亘さんが、プロジェクトの事務局を務める。 ねぶた師たちの「やることも収入もなくなってしまった」「すべてゼロ」といった深刻な言葉を耳にして、「(支援に)動かなきゃ」と思ったという。 プロジェクトの代表には社会学の視点からねぶたを研究する青森公立大の佐々木てる教授が就いた。 支援は1口3千円から。 3万円以上の支援をした人には、ねぶた師によるオリジナルの色紙やねぶたの面などの返礼品が額に応じて贈られる。 内藤さんは「ねぶたの文化を未来につなげていくため、支援をお願いしたい」と話している。 CFのホームページのアドレスは()。 (武沢昌英).
次の青森県といえば、「ねぶた祭り」。 大きなねぶたがまちを練り歩く映像はみなさんもどこかで見たことがあるのではないでしょうか。 日本を代表するお祭りのひとつであり、国の重要無形民俗文化財にも指定されています。 そんな「青森ねぶた祭り」ですが、今年の開催は、新型コロナウイルスの影響を鑑み中止が発表されました。 中止は「青森ねぶた祭」が現在の形態になった1958年以降はじめてのことだそうです。 これにより特に大きな影響を受けているのは、ねぶた祭りの主役である人形灯篭の「ねぶた」を制作している「ねぶた師」のみなさん。 写真提供:STUDIO 2GRAM 「ねぶた」を毎年制作することで収入を得ている「ねぶた師」にとって、この状況は失業と同じ意味を持ちます。 そしてこの状況が続けば将来的に「ねぶた」の作り手がいなくなり、日本の伝統文化である「青森ねぶた祭」自体の存続も危うい状況になってしまいます。 なんとかして、「ねぶた師の方々の力になりたい!」。 そんな強い思いで立ち上がったのが、今回のねぶた師支援プロジェクトです。 今回のプロジェクトには、大型ねぶたの制作者全員が参画。 支援金をもとに、ねぶたの技法をつかったグッズ、色紙やねぶたの面など、プロジェクトオリジナル作品をリターン(返礼品)の一部制作してもらいます。 また、このプロジェクトの後、リターン(返礼品)を商品化し、ねぶた師の不安定な経済基盤を継続的に支える環境を整えていくプロジェクトの立ち上げも構想されています。 写真提供:STUDIO 2GRAM 多くの人の努力によってつくりあげられ、毎年300万人近い人々を熱狂させる「青森ねぶた祭」。 その中核を担うのが「ねぶた師」のみなさんです。 青森に連綿と受け継がれてきた「ねぶた文化」を守るため、ぜひ一度プロジェクトページをご覧ください! *写真および文章はクラウドファンディングのページから転写、引用しています プロジェクト名 コロナ禍で祭中止!青森のねぶた文化を守れ!ねぶた師緊急支援! 支援受付期間 2020年6月30日(火)23:00まで プロジェクトページ (READYFOR) 関連するキーワード.
次のこれまでも中止が検討されていた「青森ねぶた祭」の中止が決定したそうです。 オリンピックも中止となりさすがに難しいだろうとは思っていましたが、青森市に住む人間にとってこれほど大きな脱力感を味わうこともそうそうないと思います。 コロナウイルスの影響という怒りをぶつける先も見つからない悔しさを噛み締めている方が市内だけではなく楽しみにしていた世界全域の人が肩を落としていると思います。 ---[Sponsor]--------------- ---------------[Sponsor]--- 生まれた時から夏はねぶたがあるのが当たり前でしたし、小学生は夏休みの宿題の図画を書くためにねぶた小屋の近くに通う光景も当たり前にありました。 それが今年はないわけです。 経済的な打撃も相当なもので売り上げの大半をねぶた期間に得る企業もあるでしょうし、宿泊業や飲食業のダメージは計り知れません。 ねぶたに限らずコロナウイルスで人生がめちゃくちゃになっている方もいると思います。 やはり一人ひとりの行動が大事になってきますので身を引き締めなければならないと改めて感じました。 「青森ねぶた祭中止」は残念ですが現状だとやむを得ないことと思います。 写真:アプティネット( ) brachiodesign.
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