概要 [ ] 結成。 当初は女性のとのの2人のという色彩が強く、も を名乗っていた。 その後、元(一時並行して在籍)の、とのが加わり、にバンド名を PERSONZに改名。 を中心としたライブ活動を展開する。 ドラマ『』()の「」や、No. 1アルバム『』がした。 に本田が脱退。 その後しばらく正式メンバーとしてのギタリストは不在であったが、1996年に元のが加入。 2001年に田中が脱退した後、から本田が復帰。 以降、オリジナルメンバーで活動を続けている。 2005年には、すべて新曲のライブでもレコーディングでもない世界初のDVDアルバム『』を発表。 この作品は編集無しの一発録りという、珍しい構成になっている。 メンバー [ ] 正式メンバー [ ]• (ジル): 出身• (わたなべ みつぐ): 出身• (ふじた つとむ): 新潟県出身• (ほんだ たけし): 東京都出身 1992年5月25日のライブを最後に正式メンバーから脱退。 その後、作品は14th Album『HOME COMING』より、ライブは2002年11月22日より、サポートとして復帰(但し、アルバムやDVDのジャケットに姿が写っていたり、PERSONZのホームページで『現在はオリジナルメンバーで活動』と記載されているなど、実際には正式メンバー扱い)。 復帰のきっかけとなったのは、のツアーサポートで大阪に滞在していた渡邉が、のツアーサポートで同じく同じ日に大阪に滞在していた本田に連絡をとった事から。 以前に所属していたメンバー [ ]• (たなか えいじ):ギタリスト(1996年3月 - 2001年4月21日)、ex-、現在はSWEET NUMBER NINEに所属。 ディスコグラフィ [ ] シングル [ ]• (1988年2月24日)• (1988年7月21日)• (1988年9月21日)• (1989年2月21日) - TBS系ドラマ『』主題歌• (1989年5月25日) - ヘッドフォンステレオCMソング• (1989年12月6日)• (1991年10月23日)• (1993年5月12日) - テレビ朝日系『』エンディング・テーマ• (1993年11月17日) - ミナミ'94スキーCMソング• (1994年3月2日) - 『』主題歌• (1994年6月1日) - テレビ東京系『』エンディング・テーマ• (1994年11月16日) - フジテレビ系『』エンディング・テーマ• (1995年3月1日) - ABC・TV朝日系ドラマ『』主題歌• (1996年5月9日)• (1996年9月11日)• (1996年11月13日) - テレビ東京系アニメ『』4代目エンディング・テーマ• (1998年2月25日)• (2001年2月9日)• (2002年9月26日)• (2006年5月19日) - 携帯限定販売(販売終了)• (2008年5月28日)- デジタルシングル• (2008年7月30日)- デジタルシングル• C(2011年1月31日)- LIMITED SINGLES12 - 12ヶ月連続リリースのシングル• C (2011年2月25日)- LIMITED SINGLES12 -• D(2011年3月31日)- LIMITED SINGLES12 -• E(2011年5月23日)- LIMITED SINGLES12 -• F(2011年7月10日)- LIMITED SINGLES12 -• F (2011年7月10日)- LIMITED SINGLES12 -• G(2011年8月30日)- LIMITED SINGLES12 -• G (2011年10月17日)- LIMITED SINGLES12 -• A(2011年10月17日)- LIMITED SINGLES12 -• B(2011年12月22日)- LIMITED SINGLES12 - アルバム [ ]• (1986年7月10日)- ミニアルバム(インディーズ)• (1987年3月11日)- ミニアルバム(インディーズ)• (1987年9月21日)- 1stアルバム• (1988年2月21日)- ミニアルバム• (1988年7月21日)- 2ndアルバム• (1989年3月14日)- 3rdアルバム• (1989年12月6日)- 4thアルバム• (1990年12月8日)- 5thアルバム• (1991年12月4日)- 6thアルバム• (1992年12月9日)- ベストアルバム• (1992年12月16日)- インディーズ時代に発売されたLP2作品とソノシートを1枚にまとめたもの• (1993年6月9日)- 7thアルバム• (1994年3月23日)- ベストアルバム• (1994年4月20日)- 8thアルバム• (1994年12月1日)- ベストアルバム• (1995年4月8日)- 9thアルバム• (1995年9月27日)- ミニアルバム• (1996年4月17日)- ライブアルバム• (1996年10月10日)- 10thアルバム• (1998年3月25日)- 11thアルバム• (1998年11月26日) - ベストアルバム• (1999年10月20日)- 12thアルバム• (2001年3月16日)- 13thアルバム• (2002年10月23日)- 14thアルバム• (2002年12月18日) - ベストアルバム• (2004年2月25日)- 15thアルバム• (2004年2月25日)- 16thアルバム• (2006年11月29日)- 17thアルバム• (2008年3月20日)- ライブアルバム• (2008年10月22日)- 18thアルバム• (2009年10月21日)- ベストアルバム• (2009年10月28日)- カバーアルバム• (2009年10月28日)- カバーアルバム• (2010年6月23日)- 19thアルバム• 2014年9月17日 - ベストアルバム• 夢の凱旋-TRIUMPH OF DREAM-(2015年6月3日) - 20thアルバム ビデオ・DVD [ ]• CAN'T STOP THE LOVE〜We're PERSONZ〜(1988年9月21日)• 111,111 DEAR FRIENDS(1990年1月21日)• 7COLORS[Over The Rainbow](1990年11月30日)• PERSONZ IN 武道館(1991年1月21日)• MOMENTS DOCUMENTARY FILM '90-'91(1991年5月10日)• singin' BEST VIDEO CLIPS(1992年12月16日)• Live Video OURS(1995年7月5日)• ライブ帝国 PERSONZ(2003年8月6日)• singin'III 1993-2002 BEST VIDEO CLIPS(2004年2月25日)• ライブ帝国 PERSONZ II(2004年3月3日)• 20040228comealive(2004年7月8日)• ONE NIGHT SPECIAL SHOW AT THE BALLROOM(2005年1月26日)• RODEO DRIVE -BOOTLEG-(2005年4月18日)• (2005年6月24日)• (2006年3月24日)• 2005-2007comealive-live! live! live! collection(2007年10月27日)• PERSONZ 25th ANNIVERSARY PERSONS to PERSONZ TOUR 2009. 29(2010年2月25日)- ライブビデオ DVD• PERSONZ ROCK'A'THERAPY TOUR 2010. PERSONZ MANIA 20101121(2011年10月16日)- ライブビデオ DVD• PERSONZ MANIA 20111016(2012年1月13日)- ライブビデオ DVD• ROCK'A'THERAPY(2013年)- ライブビデオ DVD• PERSONZ DREAMERS ONLY SPECIAL 2014-2015 ROAD TO BUDOKAN COME TOGETHER! DREAMERS(1990年9月30日//)• LUCKY STAR は曇らない(1991年12月4日//)• JILL'S SALON LUCKY STAR は曇らないII(2006年12月24日/ZOE CORPORATION) バンドスコア• PERSONZ(1988年3月20日/スコアーハウス/)• PERSONZ MODERN BOOGIE(1989年11月15日/スコアーハウス/)• PERSONZ NO MORE TEARS(1989年10月20日/スコアーハウス/)• PERSONZ DREAMERS ONLY(1990年4月30日/スコアーハウス/)• PERSONZ DEAR FRIENDS YOKOHAMA ARENA VOL. I (1990年10月10日/スコアーハウス/)• PERSONZ DEAR FRIENDS YOKOHAMA ARENA VOL. II (1990年11月25日/スコアーハウス/)• PERSONZ PRECIOUS? (1991年4月10日/スコアーハウス/)• PERSONZ MOVE(1992年4月30日/スコアーハウス/)• PERSONZ singin'(1993年6月15日/スコアーハウス/)• PERSONZ The Show Must Go On(1994年2月25日/スコアーハウス/)• PERSONZ 砂の薔薇(1995年2月10日/スコアーハウス/)• PERSONZ OURS(1995年10月31日/スコアーハウス/) 外部リンク [ ]• パーソンズ公式サイト• personz0626 -.
次のこんにちは、まりもんです! 今回の 【カラオケバトル】に出場した 歌手のJILLE(ジル)さんを、 みなさんご存知でしたか? めちゃくちゃ歌が上手いけど、この人 いった何者?と思った方のために 歌手のジルさんについて、いろいろと 調べてみました! ジルさんはとっても魅力的でステキな 女性だということが分かりましたので 是非最後までお付き合いください! スポンサードリンク <目次>• ジル(歌手)JILLEさんの経歴は?• ジル(歌手)JILLEさんがカバーしたAKB48のフラゲ動画!• ジル(歌手)JILLEさんの病気とは?• ジル(歌手)JILLEさんの実家は牧場!• ジル(歌手)JILLEさんの結婚や夫と子供は?• ジル(歌手)JILLEさんの歌声がカーペンターズ? <目次>• 1.ジル(歌手)JILLEさんの経歴は? 出典:• 名前:JILLE(ジル)• 本名:有田利子(ありたとしこ)• 生年月日:1987年1月4日• 年齢:31歳• 出身:宮崎県西都市• 2011年: 旧名TASHAgee(ターシャジー) でCDデビュー• 2012年: 旧名GILLEに改名• 2016年: JILLEに改名 ジル(JILLE)さんは、幼い頃から 英語が得意でした。 というのもジルさん の母親が英語に教育熱心だったからだ そうで、小学生の時から洋楽を聴いて 育ったそうですよ。 マライアキャリーやホイットニー ヒューストンを聴いていたそうですが どちらもすごい声量の歌手ですよね! その影響で英語の勉強を始めたジル さんは、とにかく発音がとても上手。 中高校生の時は、数々の英語の弁論大会 で入賞を果たしています。 ジル(JILLE)さんはおそらく とても耳がいいのではないかと思い ます。 英語の発音も耳が良くないと うまく話せませんし、歌の音程が ぴったり合っているのも耳がいいか 絶対音感があるからだと思いますね。 ジル(JILLE)さんは大学へ進学 し、英語の教師になるために勉強して いたのですが、歌手になるという夢が 捨てきれず、なんと大学を中退! そしてそのままロサンゼルスへ行き 人気アーティストが集まる音楽 スクールへ通い オーディションを受けましたが 落ちて、1ヶ月で日本へ帰国された そうです。 実力の差を身をもって 感じたジル(JILLE)さんは その悔しさもあってか、帰国後 日本で本格的に歌手活動を開始 しました! 2010年に、ジル(JILLE)さんの 実家の牧場の牛が口蹄疫の被害に遭い 多くの牛が殺処分されました。 その時に 家族への応援歌として作った曲 「WILL」が高く評価され 地元の芸能事務所からスカウトされて 2011年に歌手デビューを果たし ました! その曲「WILL」の動画を是非! と思ったのですが、「WILL」が どこかへ消えてしまったようです。 ですのでこちらの「HIKARI」を お聴きください。 英語の楽曲が多い中、日本語の曲も とてもステキですよね! とにかく力強い歌声と声量がすごい です!この歌声は「ダイアモンド ヴォイス」と言われ、ジル(JILLE) さんは世界中から注目されています! スポンサードリンク 2.ジル(歌手)JILLEさんがカバーしたAKB48のフラゲ動画! 出典: 歌手のジル(JILLE)さんは、 多くの日本の楽曲をカバーされています。 2011年にはAKB48の フライングケットをカバーし ユーチューブへ動画をアップしました。 しかも全て自分で英語の歌詞にして 歌い上げているんです! その歌声が素晴らしいのと、顔や国籍を 伏せて動画を作成していたことで 誰が歌っているの?と話題になり たちまちSNS上で拡散し、1ヶ月で 再生回数200万回を突破! それがきっかけでジル(JILLE)さんは 世界から注目されるようになったんですね。 それではその注目の、AKB48の フラゲの英語カバーを是非お聴きください! ジル(JILLE)さんの英語はとっても 綺麗で正しい発音で聞き取りやすいですね~。 この曲で一気に有名になったジル(JI LLE)さんはさらにアルバムを作成。 2012年のオリコン年間アルバム売上 枚数ランキング新人部門で1位を獲得! その後も数々の賞を受賞しています。 スポンサードリンク 3.ジル(歌手)JILLEさんの病気とは? 人気急上昇中だったジル(JILLE) さんは、いろいろなイベントや コンサートに引っ張りだこで、とても 忙しくしていました。 そんな時、喉の調子が悪くなり 違和感を覚えるようになったジルさん。 高音の声を出すと締め付けられるよう な感覚が続き、全国ツアー中だった ジル(JILLE)さんは点滴をしながら 歌を歌い続けていました。 そして朝までお酒を飲み、そのまま ステージに立つという日々が続き 喉のケアを怠っていたことが原因で ついにツアー後にジル(JILLE) さんは声が出なくなってしまったのです。 病気の名前は「声帯ポリープ」でした。 声帯ポリープは片側の声帯にできる ことが多いのですが、ひどくなると 両側に広がり、手術をする患者さんも いるそうです。 喉にメスを入れたくなかったジルさんは 全ての音楽活動をキャンセルし 2016年3月から半年間の間 休養を取られました。 その間、ボイストレーナーの指導で 喉を回復するためのトレーニングを 地道に続けたジル(JILLE)さん。 このまま声が出なくなるかもという 気持ちになったりしたそうですが 家族の周りの人やファンに支えられ 2016年9月に復帰! その時から「JILLE」に改名し 新たにスタートを切られました。 それではここで、ジルさんの癒しの曲 「もう一度君に会えたら」をお聴きください。 スポンサードリンク 4.ジル(歌手)JILLEさんの実家は牧場! 歌手のジル(JILLE)さんは、 先ほどもチラッとご紹介しましたが 実家が牧場なんですね! ジル(JILLE)さんは 宮崎県有数の牧場の長女 として生まれました。 毎日朝から牛の世話をするのが日課 だったそうで5000頭もの牛を 飼っていたというからすごいですよね! 牛舎で歌を歌うと音が反響するので 牛舎で牛のいる所で毎日歌を歌って いたそうです。 ジルさんの実家の牧場「有田牧場」では EMO牛(エモー牛)というブランド牛を 育てています。 エモー牛は、餌、水に こだわり、薬を使わないという意味が 込められています。 繁殖、飼育、加工、販売までの全てを 自社で一貫して管理し、安心安全な 牛肉作りをしているそうです。 有田牧場では、エモー牛が店頭販売されて いるので、新鮮なお肉が購入できるん ですね! そしてその牛肉を使った加工食品や ハンバーガーなども売られているんです。 中でも人気なのが、EMO牛ハンバーガー! 出典: 1個のハンバーガーに200g以上もの EMO牛が入っているそうで、ボリューム がすごいですね~。 1個600円だそうですがそれ以上の価値 がある!と人気で、すぐ売り切れてしまう そうですよ。 それでは有田牧場の場所をご紹介したい と思います。 出典:• 事業所名:有限会社有田畜産産業• 住所:〒881ー0037 宮崎県西都市大字茶臼原1003番地• 電話番号:0983ー42ー5831• 食肉加工センター・直売所• 〒881-0001 西都市大字岡富字土ノ口829-1• 販売所電話番号:0983ー42ー5872 スポンサードリンク 5. ジル(歌手)JILLEさんの結婚や夫と子供は? ところで、ジル(JILLE)さんは ご結婚されているのでしょうか? ジルさんのSNSの情報などを いろいろ調べてみました。 左手の薬指に結婚指輪をしていないかな? と画像も探してみたのですが 指輪は左手の中指にはしていましたね。 それ以外にも、男性の画像などがないかな? 調べてみましたが、断定できる男性も 見つけることができませんでした。 ですのでおそらくジル(JILLE)さん はご結婚はまだしていないのではないか と勝手に想像しています。 SNSには、子供の画像もちらほら 見られたのですが、それもジル (JILLE)さんの子供とは断定 できないので、分からなかったです。 ジル(JILLE)さんは宮崎出身で 宮崎弁を普段から使って話される ということでファンからも好感を得られ ています。 ジルさんには、宮崎弁を話せるような 九州男児がお似合いかもしれませんね。 スポンサードリンク 6.ジル(歌手)JILLEさんの歌声がカーペンターズ? それでは最後に 私が個人的に気に入った動画をご紹介 したいと思います。 ジルさんは学生時代に、カーペンターズ もよく聴いておられたそうです。 その影響を強く受けているのがわかる 曲を見つけました。 荒井由美(松任谷由美)さんの 「ひこうき雲」のカバー曲です! ジル(JILLE)さんの歌声が まるでカーペンターズのように 聞こえませんか? ぜひ聴いてみてください! スポンサードリンク まとめ ジル(JILLE)さんの歌声が 聴けば聴くほど、味のある声で 何度でも聴きたくなってしまいます。 今回のカラオケバトルをきっかけに ジル(JILLE)さんのファンが 増えること間違いなしですね! 31歳とまだまだお若いので これからの活躍に是非期待して 応援したいと思います! 最後まで読んでいただいて ありがとうございました。
次の機能主義と構造主義 機能主義 functionalism は 社会を機能的にとらえる認識上の立場です。 この立場では、 部分が他の部分や全体にどう貢献しているかについてその関係を説明しようとします。 その貢献的な作用を正機能(順機能)とい、逆貢献的な作用を逆機能と呼びます。 機能主義は、社会を相互関係的に有機的な関係としているという点において、ルーツはジンメルの関係主義的方法論やスエンサーなどの社会有機体説にたどり着きます。 構造主義 structuralism は 社会を構造的にとらえる認識上の立場です。 この立場では、 全体的な構造や規則性から諸現象を説明しようとします。 社会現象ばかりではなく、文化、言語、人の精神などの諸現象を構成する要素を明らかにして、それらの要素間における普遍的な関係性をモデル化して一般化しようとします。 特に数学や言語の規則性との類似性から人間が無自覚に従っている規則性のあるモデルやパターンを見つけ、その構造から人々の行動や思想を説明しようとして、目の前にある現象の裏にある「見えない構造」を明らかにしようとする傾向があります。 ところで機能と構造は部分と全体との関係性をどうとらえるかによって結びついています。 機能とついになって登場するのが全体を示す構造という概念で、機能主義はパーソンズによって構造・機能主義 structural-functionalism として定義されることになります。 機能主義のルーツ この機能主義のルーツはダーウィンが生物の諸器官の持つ環境適応機能を強調したことにさかのぼるといいます。 この進化論的発想は、プラグマティックな機能主義的心理学として受け入れられました。 デューイは機能という概念を固定的な刺激ー反応という閉ざされた関係ではなく、生体の目的達成(という全体目標)との関係でとらえました。 この発想は様々な分野に影響を及ぼしました。 とりわけ、マリノフスキーやラドクリフ=ブラウンの機能主義的文化人類学の発展に貢献しました。 彼らは社会の各部分の行為が全体社会の維持に貢献している機能に着目しました。 マリノフスキーはトロブリアンド諸島におけるクラという交換の儀式によって、離島の人々が結び付けられ、返礼の義務のような社会関係が作りだされ、歌や芸術などの文化が生み出されたと考えました。 これはクラという儀式が社会を安定させる機能を果たしているといえます。 またラドクリフ=ブラウンはアンダマン諸島における特定の儀礼が社会全体の維持に貢献していると説明しました 未会社化には法律のような目に見える制度はないですが、儀式や習俗が紛争を回避し秩序を維持する法律と等価の機能を果たしていることを発見したのです。 レヴィ=ストロースの構造主義 これに対して、レヴィ=ストロースの提示する構造概念は自然と文化(社会)の間にある分節点としての仮説モデルであり、マリノフスキーらの機能主義とは区別されます。 レヴィ=ストロースは近親相姦の禁止(インセストタブー)という現象が、ほとんどの社会において普遍的に見られることについての大きな仮説モデルを立てました。 「未開社会では交換が重要だ」というマルセル・モースの贈与論などに立脚し、結婚できない女性と結婚できる女性の区別は、交換に差し出す女性(姉妹などの近親者)と交換によって獲得する女性(妻)だと考えました。 ここで結婚できないということは、性交渉をタブーとすることであり、相姦禁忌(インセストタブー)と呼ばれます。 レヴィ=ストロースはそのことで姉妹と妻を区別する意味上の違いが生じ、親族という概念が生じたと考えました。 そして、この親族の誕生が、人間社会に特有な最初ん現象だとして、自然と文化の境目になっているとも考えました。 レヴィ=ストロースは言語やインセストタブーのような共通の枠組みに社会性を求めています。 パーソンズの構造・機能主義は個人の行為や社会関係の延長上に構造を見るのに対して、レヴィ=ストロースの構造主義は個人の行為や社会関係の前提として大きな社会構造を見ます。 パーソンズの社会学 タルコット・パーソンズは社会学の行為論にとどまらず、心理学や文化人類学、システム理論などを統合して社会を行為システムとする一般理論を構築しようとしました。 パーソンズの生きた時代はファシズム的社会主義の台頭や石油スキャンダルなどの政治的混乱があって、政治権力に秩序問題を任せられないと判断されました。 このような時代背景もあり、パーソンズはシステムという概念を使って社会の秩序を説明しようとしました。 主意主義的行為理論 パーソンズはウェーバーの行為論とデュルケムの集合意識を統合しようと試みました。 ウェーバーは人間は主体的な意図に基づいて行動するという方法論的個人主義の立場に立ち、デュルケムは人間は社会的な規範などに寄生されて行動するという方法論的集団主義の立場に立ちましたが、パーソンズは両者を一つにしようと試みました。 ウェーバーは目的合理的行為の類型化によって、人間が主体的な意図をもって行動するという近代社会に典型的な個人の存在に焦点を当てました。 また官僚制の分析でも、このような個人の主体的で合理的なあり方が近代社会を形成したという認識を示しました。 これに対してデュルケムは、近代社会を別の面から見ました。 デュルケムの社会的事実と集合表象という概念は、社会が外在して個人を内面から拘束しているという認識に基づいていて、個人は社会によって規制されていると考えました。 パーソンズのアイデアは単純化すれば、人間は何らかの目的に最もふさわしい手段を選んで努力する合理的な存在ですが、その手段の選択基準は規範だといいます。 これは個人の主体的な行為を出発点にしているので主意主義的行為理論と呼ばれます。 その行為とは、規範(社会的価値)が内面化された上で個人がとる主体的な行為であるところに特徴があります。 つまり、パーソンズの理論は規範に影響されているという点でデュルケム的で、個人の主体的行為を基礎とする点でウェーバー的なのです。 この 主意主義的行為理論における行為理論の基本(単位行為)は「目的」と「状況」と「規則」の関係として理解することができます。 第一に「目的」とは、行為者にとって「望ましい未来の事態」です。 第二に「状況」とは、行為者にとって「コントロールできる状況」と「コントロールできない状況」に分けられて、前者が手段、後者が条件と言われます。 第三に「規範」とは、目的が実現できる最も適切な手段を選ぶ基準のことです。 つまり 行為理論の基本(単位行為)は、行為者が未来の望ましい事態を想定しながら、特定の条件のもと、その実現に必要な最も適切な手段を、何らかの規範に基づいて選択することです。 その際、目的はより大きな上位の目的の手段となります。 そしてその目的の上にさらに上位の目的が考えられます。 この目的と手段の連鎖はサブシステムが上位システムにつながるというサイバネティックス的な発想とも共通します。 この上位目標に向かって階段を登っていく発想に基づいて、パーソンズは最終的な究極的目的である秩序問題と対峙します。 パーソンズは秩序のルールは効率(合理性)の準則とは異なる道徳的規範でなければならないと考えました。 それが後述するパターン変数に結びつきます。 パターン変数とは道徳的規範、または価値の基準です。 構造・機能分析 パーソンズはラドクリフ=ブラウンらの文化人類学的機能主義を一般化しようと試みました。 文化人類学では特定の儀式や習俗がその社会を成立するために機能しているとみていますが、それはすべての社会に適用されるものではありませんでした。 これをパーソンズは発展させて、どの社会にもある相互作用のパターンに応用して、一般化できるモデルを作ろうとしました。 このため、 パーソンズは社会の中で比較的変化しにくいもの(関数で定数化できるもの)を「構造」として、変化しやすく構造の維持存続に対して果たしている作用(関数でいう変数)を「機能」と考えました。 そこでさまざまな社会現象を「変化しやすいもの」と「変化しづらいもの」に分けて、前者の後者への貢献度によって説明しようと考えました。 このような立場に立つことを 構造・機能主義と呼び、このような分析の枠組みを 構造・機能分析と言います。 その際パーソンズは、行為者を社会的な構造に結びつけるものとして「役割」概念を導入しました。 これにより制度的構造(役割の体系)を描き出し、ついで行為者の動機付けに関わる変数を構造(役割体系)との関係で分析しようとしました。 パーソンズは役割を構造化する分析手法として、次に述べるパターン変数を用意しました。 パターン変数 パーソンズは人々が多くの意思決定を即座にできるのは、何らかの選択基準に照らして、適切な選択しを選んでいるからであると考えました。 そして、人々が行動を選択する際に準拠する選択基準を5組の変数に集約しました。 このように行為選択にあたって二者択一的に選択する価値基準の類型のことをパーソンズは パターン変数と呼びました。 第一のパターン変数は、感情を表に出すのか、あるいは冷静さを保つかという「感情性ー感情中立性」です。 これは本能や欲求のおもむくままん行動するか、それをコントロールするかという対立と考えてもよいのでず。 欲求を抑える場合は、感情中立性に近くなります。 第二は私的な利益を優先するか、公的な利害を選択するかという「自己志向ー集合体志向」です。 これは自己中心なのか、周囲や社会のことを先にするかということと考えても良いのです。 第三は、一般化された法律のようなものを優先するのか、個別の事情や関係性を重視するかという「普遍主義ー個別主義」です。 これは原則を重視するかケースバイケースを重視するかの違いと考えても良いのです。 第四は、他者を評価する場合において、その他者の業績や成果を重視するのか、(地位や学歴や階級のような)所属で見るのかという「業績本位ー所属本位」です。 第五は、他者の特定の一面に着目するのか、多くの側面を考慮するのかという「限定性ー無限定性」である。 科学的アプローチとはこういうものでもあります。 パーソンズは行為の選択基準として人々が最終的に悩むであろうジレンマを、5つのパターンに集約してみせたのです。 これらのパターン変数は、行為の選択基準ですから、規範(社会的価値)の分類でもあります。 その関連を整理したのが次の4つのシステム論です。 4つのシステム パーソンズは先にあげたのようなパターン変数を用いて行為の分析に向かうが、その際に人間の行為を大きな一つの体系ととらえました。 そして、パーソンズは行為体系の諸要素は当初三つのシステムに組織化されていると考えました。 第一は個人の動機付けを組織化しているパーソナリティ・システムであり、第二は複数の行為者の相互行為のパターンからなる社会システムであり、第三は規範、価値、シンボルによって構成され、個人の行為に方向づけをする文化システムであります。 このうち 社会システムはすべての相互関係にかかわる変数を取り出して連立方程式を解くことは不可能であるから、定数として過程できるものとして構造と、変数としての機能から成ります。 また、この社会システムは相互行為の体系として後述する「 ダブルコンティンジェンシー」に媒介された秩序問題の対象となる。 さらに、これはパーソンズの着想の先取りですが、文化システムは社会システムの中へ制度化され、パーソナリティ・システムの中に内面化(社会化)されていく。 文化システムは規範、価値、シンボルなどによって個人の中にも、社会の中にも根付いていき、最終的には社会を安定(構造化)させるというアイデアです。 その際、パターン変数は相互行為の過程における一定の規則性を関数化するための分析ツールであり、斉一性(繰り返し)をもたらす規範的要素を体系的に分類するための概念図式です。 そして、その規範的要素とは、文化システムにおいては規範の型(パターン)、パーソナリティ・システムにおいては欲求性向の型として想定されるのであります。 なお、パーソンズは後期になって、行為の体系に行動有機体システムを加えました。 これは生物としての人間の行動をシステムとして見るもので、当初は、生物学の手間として除外していたものです。 しかし、後期になると、次の項目で説明するAGIL図式に対応するために、四つ目の体系として付け加えました。 AGIL図式 パーソンズはAGIL図式という四段階図式を掲示しました。 AGILとは、適応、目標達成、統合、潜在性の頭文字でシステムの存続に必要な機能的要件を示しています。 簡略化していえば、社会が恒常的に相互行為を売り返す構造は、AGILの四つの条件が成り立つ時であって、この4条件が成り立たない場合には、社会の構造は変化するか、社会そのものが成立しなくなると説明されています。 秩序問題 秩序問題とは「いかにして秩序は生まれるか」という問いのことです。 すでにコントが社会静学として提起した頃から社会学にとって重要なテーマでした。 パーソンズはシステムという概念を使って社会を説明しようとしましたが、システムは何らかの統合的なまとまりであり、そこに秩序が存在していることを含意しています。 パーソンズはこの秩序問題をホッブズにさかのぼって論じます。 秩序とは良好な関係ばかりいうのではありません。 戦争で言えば、政府軍が反政府軍を抑え込んでいる限り秩序は保たれているといえるのです。 家族においても、円満な状態ではなくても家族としての形を整えている限り、秩序が保たれているといえます。 その意味で、秩序の反対は、ホッブズのいった「万人の万人に対する戦い」の状態です。 したがって秩序問題は、キリスト教の権威を借りずに秩序ある社会を形成するにはどうしたらいいかという問題に挑戦したホッブズの問いを継承しています。 その意味で、パーソンズは秩序問題をホッブズ問題と呼びました。 ホッブズ問題 ホッブズ問題とは正式には「ホッブズの秩序問題」といって、人々が個人の利益を優先して自分勝手に功利主義的に行動した場合に、どのようにして秩序が保たれるのかという問題です。 ホッブズの生きた時代は王権神授説が唱えられた時代です。 しかし議会が絶対王政に反対し、ピューリタン革命が起きると社会の秩序を正当化する思想的な根拠が必要となりました。 当時の王権神授説は国王の権威は神から授かったものということで、最終的に教会の権威を借りて説明していましたが、ホッブズはキリスト教の権威から独立して秩序問題を解こうとしました。 ホッブズは個人を合理的な存在と感が増したが、その際にその合理性をこう理性に置き換えました。 人間は本来利己的なものだという前提に立ち、個人が功利主義的に行動すると「万人の万人に対する戦い」が起きるはずです。 ところが、そのような闘争状態が常にあるわけではありません。 ではなぜ社会秩序が維持できるのでしょうか。 この問題についてパーソンズによれば、ホッブズ自身はその理由を自然権を主権者に譲渡して社会契約を結ぶからとしています。 そしてパーソンズはこれは功利概念の誇大な拡張であり、現実を見ていなと批判しました。 ダブルコンティンジェンシー パーソンズはこのホッブズ問題をダブルコンティンジェンシーという概念を使って説明しようとしました。 これは「二重の条件依存性」と訳されるもので、自分の行為は相手の行為に依存しますが、相手のこういももちろんその相手の行為に依存するという状況をさします。 パーソンズは相手が何を受容し、何を拒否するかということについて、自分と相手が共通の基準を共有していなければ、両者の間に安定的な関係(秩序)は成り立たないと考えました。 そこで文化システムの優位性を強調します。 二重依存性による不確定性を減じているのは、文化システムが社会システムを構成している共通価値が自己と他者で共有されるからと考えたのです。 文化システムが生み出す規範などの共通価値が個人や社会に浸透して秩序を形成するというロジックがここで誕生しました。 そしてパーソンズの社会学は保守的だと批判を受けるようになりました。 まとめ 機能主義的な考え方を社会学で大成したのはパーソンズです。 彼は様々な視点から社会システムについて論じているのでとても面白いですね。 ダブルコンティジェンシーと文化システムの関係は一筋縄ではいきませんが、それでもぼくはすごい説明だと思います。 パーソンズの本の紹介 『文化システム論』 この書物は現在手に入るパーソンズの書籍では、最もお手頃な値段で手に入ります。 『社会構造とパーソナリティ』 お値段は張りますが、パーソンズの主著。 社会学の一時代を築いたパーソンズをどっぷり研究したい方にお勧め。 以上書籍の紹介でした。 最後まで読んでいただき、ありがとうございました。 最近の投稿• 人気記事10選• 6,175件のビュー February 9, 2018 に投稿された• 3,404件のビュー January 24, 2018 に投稿された• 2,962件のビュー July 18, 2018 に投稿された• 2,801件のビュー July 22, 2018 に投稿された• 1,863件のビュー February 19, 2018 に投稿された• 1,416件のビュー February 23, 2018 に投稿された• 1,223件のビュー February 21, 2018 に投稿された• 1,154件のビュー March 1, 2018 に投稿された• 1,018件のビュー June 27, 2017 に投稿された• 890件のビュー August 19, 2017 に投稿された 最近のコメント• に st0927 より• に 足立厚美 より アーカイブ• カテゴリー• メタ情報• 高橋 聡のメディア•
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