山田 裕貴 戦隊 モノ。 レッドだけじゃない! 横浜流星、山田裕貴ら“スーパー戦隊”出身の俳優たちが活躍|Real Sound|リアルサウンド 映画部

山田裕貴インタビュー「生きてると実感したいから芝居をする」

山田 裕貴 戦隊 モノ

O』では鬼邪高の番長・村山良樹、NHK連続テレビ小説『なつぞら』では主人公の幼馴染、小畑雪次郎を演じる山田裕貴。 不良、高校生、刑事など、どんな役柄も演じ分ける、若手演技派俳優の筆頭だ。 プライベートでは大のSF好きという彼が、前川知大が演出するに出演。 そこで俳優という仕事、SFへの想いをたっぷり語ってもらった。 「そうなんですよ。 24、5歳くらいに見られがちなんですけど。 「そもそも、自分だと気付かれないことが多いんですよ。 『特捜9 』を見てると声をかけてくださったおばさまに、『ありがとうございます! 朝ドラもぜひ』と言うと、『どれ? どの役?』。 菓子屋の息子ですと言ったら『え? もしかして雪太郎?』『雪次郎です』って。 「それが僕の目指していたところなので、すごく嬉しい反面、カメレオン俳優を目指しても、カメレオンのまんまじゃダメなのかなと思うところもありまして。 物語の鍵となる役だから、これまで山田さんを知らなかった方にも印象付けられたのでは? 「どうですかね。 ぜひ雪次郎のことを忘れないでいただけたら。 「戦隊ヒーローで注目されるのは、やっぱりレッドですよね。 それに、『ゴーカイジャー』の出演が決まったときにも、嬉しいけどこれが終わったらどうなるんだという、不安の方が強くて。 「時間や予算の制限もあって、プロデューサーや制作の方々がみんな自由に納得して作れる現場ってなかなかないですよね。 「そうなんです。 前川さんの舞台はこれまで何度か観に行かせていただきました。 あのSF的な世界観と、人間の本質を絡み合わせた作品がとても好きで。 僕はもともと、なぜ地球はあるのか、どうして恐竜が存在したとわかるのか、目に見えない世界について考えるのが好きでした。 イキウメの舞台『散歩する侵略者』を観たとき、僕も概念を奪うことについて考えたことがある!と思って。 「普段、舞台を観に行っても、演出家さんに『いつかご一緒したいです』とアピールするのが苦手なんですけど、そのときは想いを伝えたくて。 これまで、友達にUFOだとか宇宙人とか、概念がなくなったらどう思う?と聞いても、『何言ってんだ』と流されてきたから、同じことを考えている方がいた!と感激しました。 「古代ギリシャの叙事詩『オデュッセイア』を原典にした、前川さんの新作です。 まだ前川さんから構想を聞いた段階ですが、地球人が宇宙で生活するようになる未来で、宇宙で生まれ育ち、地球を知らない若者が、なぜかその地球に帰還したいと思う。 それは遺伝子に眠る記憶のせいなのか、行ったことがないのに懐かしいと感じる、デジャヴュのような感覚。 それからギリシャ神話は、災害をポセイドンの怒りなどに例えていたと言われていますが、当時の人は実際に神々が見えたのかもしれない。 僕らは退化して見えなくなっただけで・・・。 山田さんはSFのベースがあるから、その物語にも入りやすかったのでは? 「そうですね。 このお話をいただいたときやってたゲームが、『オデュッセイア』の古代ギリシャが舞台で、ちょうどアポロンや神々のことに詳しくなっていたときだったんですよ。 「目に見えない世界といっても、宇宙や幽霊だけじゃなくて、感情や人の気持ち、魂も見えない。 そういった目に見えない全てのものを表現できたらと思っています。 現実にはあり得ないモノや人を、どうにか現実に繋げていきたい。 未知との遭遇も、日常的にあることだと思うんです。 初めての食べる物だって未知との遭遇と言えるわけで、目に見えない感情やありえないことも、何かに例えれば納得できるかもしれない。 視点を変えればいろんなものが繋がっていく。 その手応えは感じますか? 「主役でも脇役でも、僕がどの位置にいようが、重要なのはいい作品にできるかどうか。 『ゴーカイジャー』が決まる前は、エキストラから始めたので、セリフがあるだけで嬉しいし、舞台に立てているだけでも素敵なことだから、とにかくいい作品にしたいです。 「この仕事は、人の気持ちを考える職業じゃないですか。 だから、なぜそう思ったのか、なぜその仕事をしているのかとか、人の話を聞いていると、自然と鍛えられるところがあります。 友達の恋愛話を聞いていても、どうしてその人と一緒にいようと思ったのか、とか。 そういう要素が、芝居の設定になるわけですよね。 それに、どんな場面で怒ったのか、泣いたときはどうだったのか、泣いたときはどんな顔をしていたのか、自分のことも覚えておくようにしています。 眉ひとつ動かさずに、涙が溢れるときもあるんだな、とか。 いろんな職業の方がいるから、すごく参考になるんですよ。 僕より年下のサラリーマンに話を聞いたときは、『正直やりたいことはやれていません。 毎日、同じ時間に会社に行って、この仕事が何の役に立ってるかわからない』と言っていて。 僕からしたら、社会に必要とされている仕事だと思うんですが、ご本人はそう感じるんだなと。 携帯もオフにます。 マネージャーさんには申し訳ないんですけど(笑)。 でも、今こうやって自分の話をしているときも、オフの気分なんですよ。 仕事ですけど、こんなに自分の話を聞いてもらえることってなかなかないじゃないですか。 でも、オフを楽しみに仕事するというよりも、役を演じているほうが生きている実感があります。 「そうですね。 この仕事で、得をしていると思うのは、いろんな人生を(役で)生きられること。 自分の人生だけじゃ、つまらないと思ってしまうから、これは天職だったと思います。 現場が楽しい、いろんな人に会えて楽しい、頑張った作品が良かったと言ってもらえると、僕、生きてるんだなって思える。 雪次郎から村山まで、役柄もかなり幅広いですが、俳優としてもご本人のパーソナリティとしても、独自の視点をもっていますよね。 「そう言ってもらえると嬉しいです! 他にないことをやろうとして、ここにいますから。 学生時代、小中高ずっといじられキャラだったんです。 みんなと同じことをするのが好きじゃなくて、よくふざけて先生に怒られたりしました。 それでも、みんなが笑ってくれれば嬉しいし、自分も笑うことができる。

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綱啓永:リュウソウジャーの“メルト” 連ドラ「ホームルーム」で山田裕貴と“戦隊ブルー”共演

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『はじこい』では、ヒロインの深田恭子に恋心をぶつける年下男子を熱演した横浜流星(19年) ドラマ『初めて恋をした日に読む話』(TBS系)での演技が話題になり、写真集『流麗』が発行部数6万部とバカ売れしている横浜流星。 NHK朝ドラ『なつぞら』や、ドラマ『特捜9』(テレビ朝日系)で注目を浴びる山田裕貴……。 75年から放送された『秘密戦隊ゴレンジャー』を皮切りに、現在は43作目の『騎士竜戦隊リュウソウジャー』が放送中だ。 「戦隊モノで言えば、松坂桃李や千葉雄大、玉山鉄二。 また、ライダー出身では、オダギリジョーや佐藤健、菅田将暉、福士蒼汰、竹内涼真、吉沢亮など、まさに今の映画界を支える主役級の役者たちが、キラ星のごとく出ているんです。 特に2000年代に入ってからは、子どもたちだけでなく、母親まで取り込もうとしたため、イケメン化が顕著になりましたね」(テレビ誌記者) 当然、どの芸能プロダクションも、所属タレントを当選させようと、オーディションは熾烈を極める。 だが、仮に受かったとしても、事務所としては金銭的にマイナスだという。 「撮影は1年間に及びますし、その間に関連の映画が1本から3本くらい入ってきます。 それに、後楽園をはじめとするイベントにも出演しないといけない。 ですので、東映撮影所の近辺にマンションを借りて、住まわせる。 当然、家賃や光熱費などは事務所持ち。 「知名度が上がることが大きいですよね。 子どもたちだけでなく、お母さん世代にも顔を覚えてもらえるのは大きい。 それに、芸能界でも『戦隊モノをやっていた〇〇です』といえば、売り込みやすいんです。 でも、それ以上に期待しているのは、東映さんに役者としての心構えをみっちり鍛えてもらえることですよ。 東映といえば、映画会社の中でも特に厳しいことで有名。 挨拶からスタッフさんへの心配りなど、イチから叩き込まれます。 そこで1年間に耐えられたということは、どこの現場に行っても大丈夫というお墨付きを得たようなもの。 文:荒木田 範文(FRIDAYデジタル芸能デスク) 埼玉県さいたま市出身。 夕刊紙、女性週刊誌を経て現職。 テレビやラジオなどにも出演中• PHOTO:山田宏次郎.

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山田裕貴&綱啓永、スーパー戦隊“ブルー”コンビがドラマで共演

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山田裕貴主演の2020年1月スタートのMBSドラマ特区『ホームルーム』に、綱啓永が出演することが決定した。 本作は、講談社のウェブコミック配信サイト『コミックDAYS』連載され話題の学園サイコ・ラブコメ「ホームルーム」の実写ドラマ化。 主人公は、爽やかイケメン教師・愛田凛太郎。 学園でも女子生徒からダントツの人気で、「ラブリン」の愛称で親しまれている。 そんな愛田先生が担任するクラスでは、生徒の桜井幸子(秋田汐梨)に対して、毎日不快なイタズラが続いていた。 正義感が強い愛田先生は、幸子がイジめられるたびに助けに向かい、優しく手を差し伸べる。 そんな先生に対し、幸子は好意を抱いていた。 しかし、いつだって皆の人気者の愛田先生には、あるとんでもない秘密が…。 実は、幸子をイジめていた犯人は、愛田先生本人だったのだ。 幸子が好きすぎるあまり、自分でイジめて自分で救う、自作自演の救出劇を繰り返し、幸子のヒーローを装う愛田先生。 歯止めがきかないこの恋は、果たして純愛なのか…。 <綱啓永 コメント> この度、ドラマ『ホームルーム』で矢作健役を演じさせていただく事になりました、綱啓永です。 僕が演じる「矢作健」はヒロイン桜井幸子のことを純粋に想い、空回りしながらも頑張っている役で、キャラクターを作ったりお芝居する上でも常に桜井さんへの真っ直ぐな想いを軸にして臨みました。 そんな矢作に少しでも共感していただけたらうれしく思います。 そして、今回はスーパー戦隊シリーズでも先輩。 役者として尊敬をし目標としていた、山田裕貴さんと共演をする事ができ、自分の中での、一つ夢がかないました。 撮影現場では、せりふを交わす事で大変勉強になりお芝居に挑む事ができました。 ぜひ、ドラマ『ホームルーム』よろしくお願いいたします。 <山田裕貴 コメント> 綱君を見てるとデビュー当時、自分もヒーローのブルーだったことを思い出します。 戦隊モノ、ライダーは登竜門と言われていますが、簡単なモノではないです。 決して甘んじたこともないです。 綱君には同じ事務所だからなのかあーだこーだ言ってしまいます(笑)。 逃げるな、負けるな、挫けるな、向き合え、人を大切にしろって(笑)。 あー自分もうるさい先輩になったんだなと(笑)。 ラブリンと矢作の関係性もありますが、あえて今回の現場では何も言わずに、先輩後輩の距離感ではなく戦っています。 すてきな綱が矢作が見れるんだろうなと楽しみにしています。 犯人は不明。 しかし、幸子はそんな日々もあまり苦ではない。 なぜならいつだって憧れの愛田先生が助けてくれるから…。 皆の人気者で、正義感の強い先生は、イジメられっ子の幸子にとって特別なヒーロー。 でも実は、そんな愛田先生がイタズラを仕掛けた張本人で…。

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